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2009.09.12

補正予算停止は慎重に－民主党の多数横暴への懸念

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テーマ：気になったニュース(30422)

カテゴリ： Politics

口コミテーマ「政治については」には一方的な政党支援ブログが多く、辟易してしまいますので、「気になったニュース」テーマでアップすることにしました！

多くの疑問もあった自公政権の補正予算の執行見直しはあって良いとは思うのですが、原則全面執行停止には賛成出来ません。
政権交代を望んだ国民有権者ですが、これは自公政権と同様、勝って頭に乗る民主党多数意見の横暴とも言えないことはありません。
総論反対でも各論賛成はあり得ますので、世論調査、国会ヒアリング・論戦を通じて、不安を招かない様に、国民に説明して理解を得ながら進めるのが筋だと思っています。
今回の連立政権で、国民新党・社民党が埋没しない様にマイノリティ意見を吸収し、反映させることを願わざるを得ません。

鳩山新政権が2009年度補正予算の執行を停止する方針であることに対し、地方自治体への影響を考慮した慎重論が民主党内からも出始めた。
民主党最高顧問の羽田元首相は、「民主党は地方分権を大切にしている。地方補助金も出す必要がある」と、地方自治体にかかわる予算は慎重に対応するよう求めた。

民主党は補正予算の執行を停止し、不要と判断した事業は廃止する方針だが、執行停止対象となっている基金を通じて予算を織り込んでいた地方自治体に戸惑いが広がっている。地方6団体の代表は「補正予算は議会の議決も済んで実行、大きな混乱になる」と執行停止方針の見直しを要請、「凍結されれば法的措置も視野に入ってくる」としている。

自民党側からも、与謝野財務・金融相が、「地方には国会で予算が承認されたことを前提に正当な期待権が発生する」と指摘、改めて疑問が示された。

民主党の岡田幹事長は「執行していないものは問題なく執行停止できるが、不安を招かない様に説明して理解を得ながら進める」と、柔軟に対応する考えを示唆した。

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