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2023.09.20

東京八重洲口での鉄塔落下死亡事故－安全対策不足

テーマ：気になったニュース(31066)

カテゴリ：カテゴリ未分類

東京駅八重洲口地区は再開発ですが、その一角で鉄塔落下死亡事故が起きてしまいました。

八重洲口から歩いて直ぐの東B地区にて、地下4階、地上51階の事務所、店舗、バスターミナル、大型劇場も備える延床面積22万ｍ2の複合ビルが建設中でしたが、鉄骨梁が落下して作業員2人の死亡事故が起きてしまいました。
施工主は大手の大成建設と大林組の共同企業体（JV）で、安全対策にも抜かりは無いと思われていたのですが、鉄骨梁を作業員が乗ったまま所定位置迄クレーンでワイヤ移動中、ワイヤが外れてしまった様です。作業員は安全帯をカラミナで梁に固定していましたので、道連れ落下となりました。

私も重量物を移動運搬することが頻繁な重工業に在籍していましたので、安全対策には注意深く検討することが常でした。

朝礼や従業員集会がありますと、全員で安全5原則を唱和確認するのです。

ア　安全は全てに優先する
キ　危険な作業はしない、させない
サ　災害要因の先取り
ル　ルールを守る
ミ　自ら努力する

頭文字のアキサルミを覚えて、暗唱唱和出来る様になっていました。

今回の事故は、クレーンワイヤが外れたのが原因ですが、2重ワイヤにするとかシャックルをを使って外れない様にするとか工夫が必要だったのではないかと思われてなりません！

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