全45件 (45件中 1-45件目)
1
以前、中途での就職活動をしていた際、自分が同人でゲームを作っていることを履歴書に書いたところ、2次面接で「同人活動というのは、たとえ利益が出ていないとしても副業に当たる可能性がある。もし、わが社に入るとしたらやめてもらう」 と、言われたことがありました。 で、私は「わかりました。では、今回はご縁がなかった、ということで・・・」と面接を早々に切り上げました。 これ・・・馬鹿な話だと思う人がいるかもしれません。趣味の同人のために2次面接まで行った就職先を断るのかよ、と・・・ しかし、これ、私にしてみると「個人の休日の趣味にまで介入してくる会社」という、恐ろしいマイナス点でしかないんです。 これを他の趣味に置き換えるとわかると思います。旅行が趣味な人であれば「いざというときにすぐに会社に来られない可能性があるので休日であっても旅行はやめてください」アイドルが好きな人であれば「対外的に見栄えが悪いのでそういうイベントにはいかないでください」草野球が好きな人は「怪我をした場合、会社に迷惑が掛かりますのでやめていただきたい」 ・・・と、いくらでも会社の都合で個人の休日まで制限できてしまう。 特に私にとって同人ゲーム作りというのは学生時代からやっている、下手をすると同人ゲームを作るために本業のゲーム開発で稼いだお金を使っている といっていいほど。これを止めるのは自分が働く意義を止められるようなもので。 と、いうか、恐らくなんですがこの2次面接の面接官にとって自分の同人ゲーム作りは「何かあったら面倒なことになる」レベルの趣味と見ていたのでしょうね。でも、少なくとも私の価値観とは違う。 むしろ、「へえ!いまだに趣味で同人ゲーム作ってるの!すごいね!」と逆に高く評価してくれる会社さんの方がこれまで多かった。同人で培った技術を本業のゲーム作りにフィードバックしているし、その逆もある。ゲーム作りというのはそういうものです。 何より「他人の趣味にごちゃごちゃ言う連中が遊びを作るゲーム会社とはちゃんちゃらおかしい」と。 そう思ってます。 *それと、強気に出れた理由はほかにも何社か内定をもらっていたので。そういう場合、自分の趣味を会社を選ぶ最優先に挙げるのは不思議じゃないですからね。
2019.11.30
コメント(0)
桜を見る会の話題ばかりで恐縮ですが。 今回、招待されたメンバーの中に高齢者をターゲットにしたマルチ商法を行った「ジャパンライフ」の会長が招待されていたことについて、どうしてこんなに大事になっているかをいまいち私はピンと来ていなかったのですが、先日の国会で日本共産党の大門議員が質問した動画があります。 ジャパンライフに関しては冒頭15分ですが、これを見ていただけると「とんでもない人間を内閣総理大臣枠で招待してしまった」ことがわかります。被害規模で言いますと豊田商事事件に匹敵する金額という。 と、同時にすでに行政に入り込んで、彼らに取り入っていた構図が内部資料から明らかに。消費者庁の内部で捜査に政治的な介入があった事実がわかりました。 そして、すでに危ない会社であるとわかっていた、業務改善要求などが何度も行われていたにもかかわらず桜を見る会に招待された、その招待状を自分の会社のパンフレットに載せて顧客の信用を得た、それによって騙された被害者が大勢いる。 その招待状はがきのコード番号が「総理推薦枠」であるという・・・ なんだか、今回の一件は共産党の調査であらゆるもの(権力の私物化とそれに群がる利権業者)がつながって見えてくる構図で。 「桜を見る会」というのは歴代の総理大臣が主宰するイベントであり、だからこそ、この「総理推薦枠」というものに関わる人物の選定の責任は当然、総理大臣にある。推薦とはそういうことだし「私は選考に関与していない」としたら、勝手に総理の名前を使って招待した人間が誰なのか、自分の名前を使われた以上、はっきり説明しなくてはいけない。 しかし、張本人である総理はこの問題に火がついて以降、国会質疑に一切出てこなくなった。
2019.11.30
コメント(0)
漫画の世界では様々な記号が読者の共通言語として使われます。 そんな中でものすごく不思議なのは「ピラミッド形の段差のあるウンコ」です。これ、鳥山明先生のDr,スランプ が広めた記号だと思いますが、皆さん、これまでにこういうピラミッド形のウンコって見たことありますか? 私は一度もない。というか、逆にこの漫画を見て「ウンコってこういう形で出している人もいるんだ!」と、子供心にびっくりしたものです。実際には見たことがありませんが。 たとえば、他の漫画記号の怒っているマークは、血管を青筋立てて怒っている意味だろう、とか、顔色が悪くなる表現の顔の上半分に縦方向の線がサーっと入る、くらくらしているときの頭の周りに星が飛んでいる、なんてのはなんとなく想像できるのですが、この「ピラミッド形のウンコ」表現だけは本当にいつの間に記号化されたんでしょうねえ・・・ ちなみにこの形のウンコ表現をいまだにコロコロ系の児童向けギャグマンガでは使われているんですよね。
2019.11.29
コメント(0)
公文書がない、ということはどういうことか?日本共産党の田村議員のツイッターです------------内閣府が民間業者に示した桜を見る会招待状の封入作業仕様書。「総理・長官等の推薦者(60,61,62,63)」とある。 Q 招待区分60は総理、少なくとも総理・長官等の推薦者ですよね。 A(内閣府)そう書いてあるが、意味するところがわからない。 こんなことがまかり通ったら行政崩壊ではないか。---------------- あーあ・・・出てきてしまいました。招待状に書かれていたID番号の区分け。というか、当たり前です。18000人もの人間に送る場合、外部の印刷業者や記念品の準備など個人情報をそういう人々にも伝えてあるのは普通。内閣府が消したと言っても、そっちにリストが必ず残っている。 これと照らし合わせると、今回問題のある会社の人物や安倍首相演説の際、抗議プラカードを持っていた人を脅していた人物の紹介状を出した人間、政治の与党寄りで野党のデマを流したと訴えられているまとめサイト管理人がどこから招待されたかわかりました。 で、これに対して内閣府側は反論できない。理由は簡単で「リストなどはすべて破棄してしまった(ことになっているから)」です。 この田村議員のロジックのえげつなさは、相手が証拠を持っていない、ということはこちらが提出する文章がすべて「真実になる(否定できなくなる)」というところを突いたこと。仮に、この文章がニセモノであったとしても、一度「破棄してしまった、もう存在しない」と向こうが言ってしまった以上、それを立証できないんです。 公文書をきちんと管理する、というのは本来こういう意味がある。後にあらぬ疑いをかけられても「いえ、その時のリストと管理表、出資リストがきちんと残っています」と言えなくなった。まるでアホのような「そう書いてあるが、意味するところがわからない」という回答しかできない。 この回答ってカバンの中に店の商品を入れ、お金を払わずレジを抜けようとした万引き犯人が、防犯カメラできっちり現場を押さえられているのに「私は盗んでいない。で、ある以上、このかばんの中身は見せられない。見せない以上、私が盗んだという証拠はない」と言えば窃盗が許される、と思っている思考で。 認めさえしなければすべて犯罪をやったことにならない、信じられないような話に聞こえますが、森友、加計学園で今までずっとこの内閣はそれを行ってきた。 上の官僚の苦しい答弁は、以前も書きましたが「馬鹿な上役の一時しのぎの逃げ答弁の嘘の尻拭いをさせられている」だけ。いい大学を出て、省内でも優秀な人間がこんなバカなことをさせられる。 つくづく「リソースの無駄はだれが引き起こしているか、そしてだれの責任か」がわかる事案であり、だからこそ、国民は自分たちが選んだ議員であるという民主主義の責任を有権者として今、取らされている。ここでまた森友、加計問題のように逃がしては幾度でも同じことをされると思うべきで。 これが民主主義のコストです。
2019.11.29
コメント(0)
自動車の免許更新をつい先日行いまして。ちなみに私は都内では車に乗らない、実家に帰省した際に母親に車を借りて乗る程度のほぼペーパードライバー。そのため、30分の優良講習でした。 で、以前の免許更新と変わったと思ったのが、それまでなかったスマホを見ながらの運転の厳罰化。5年前の更新の際はスマホなんて言葉が講習で出てきていなかったのですが(当時は飲酒運転の厳罰化を強調していた)、今回は減点数が大幅に上がり、さらに、事故を起こした場合、一発で免許取り消し、行政処分という厳しいものに。また、昨今話題になっていた煽り運転の厳罰化、高齢ドライバーの免許返納推奨など、ここ最近大きく報道された交通事故のニュースが反映される形に。 また、普通免許にそれまで中型にのみ認められていた5トン以下の車両運転許可が付随された。これによって中型免許を取らずとも規定以下の運搬に使える車両は普通免許を持っていればよくなって。これは運送業界のドライバー不足に対する露骨な変更というか。この国は本当に一般市民には厳しく(事故の厳罰化)、企業や業界には甘い(有利な法改正)する国だなと。 とりあえず、次の更新まで何回ハンドルを握るかわからないけど、考えたら昔のように「免許証は身分証明書」というのも、昨今はマイナンバーカードがあるから必要ない時代になったのね。 時代は変わる。私が老人になることにはすべて自動運転で、免許証というのがいらない時代になっているかもしれません。
2019.11.28
コメント(1)
菅氏、反社会勢力「定義定まっていない」 責任明言せず 詭弁のために定義を変えるという、愚かな言い訳の典型のような形で。 考えると以前の森友、加計学園の時の内閣総理大臣夫人が事件の学校設立に便宜を図った、という疑惑でも「総理夫人は公人ではなく私人の行動」ということで行政側の責任を回避しようとした。ところが、今回の桜を見る会では総理府人の推薦枠の存在が確認され、「行政の行うイベントになぜ私人であるはずの総理夫人の交友関係の推薦枠があるのか?」という追及に応えられていない。それは彼らが以前の言い逃れのために私人にしたから、つまり、定義を勝手に動かしたからで。 で、今回はもっと深刻で、菅官房長官は反社会勢力の定義は定まっていない、と言ってしまった。これはつまり、これまで国が推し進めていた暴力団対策法が根本から壊れてしまう発言。あそこで写真を撮っている反社組織の構成員は違う、とお墨付きを与えたようなもの。 しかも、言うに事欠いて「私は把握していないが、結果としてこういう人物が(会場に)入ってしまった」と・・・おいおい、つい数日前「招待者を選んだ最終的責任は内閣府であり、私にある」と言い切ったのに、把握していない、で責任回避できると思ってるのかと。 そして、この桜を見る会に関しては真面目に疑惑の芽が尽きない。こういう報道も安倍首相が代表の選挙区支部 「桜を見る会」に旅費支出の疑い こうやって領収書が出てきてしまった。ちなみにここに書かれている領収金額は政治資金収支報告書に記載されていない。 で、あらゆる問題が一斉に噴出しているのに、当の与党はこれです与党、今国会の会期は延長せず 老後資金2000万円問題で選挙後120日以上、野党の要求を聞かず開かず、つい最近にようやく開いたと思ったら、桜を見る会の疑惑が何も解決していないのに来月頭には閉会で逃げようとする。ちなみに今回の桜を見る会で厳しい追及をしているのは日本共産党であり、野党議員だ。それに対して与党側のあれだけ大勢いる自民党側は何も答えられていない。「野党が仕事していない」って言っている与党支持者の方、いったい何を見ているのか?
2019.11.28
コメント(2)
すごいなと思ったのは、「桜を見る会」って、これまではどんな政権、内閣であろうとあそこに呼ばれるというのは栄誉なこと、誉れだったはずです。だから、各界の功労者やその年人気の芸能人、受勲した人など功績のあった人々の晴れ舞台であったはず。だからこそ、招待された人は自分のBlogやツイッターなどに総理と一緒に写真を撮る、芸能人との写真をUPするなど「楽しい思い出」として公開していた。 が、ここにきて一転。参加していたことを隠すような動きになっている。報道では反社会勢力や詐欺集団の会社の社長まで参加していたことで、あの場にいた人があらぬ疑いをかけられる、疑惑の目にさらされる、一般市民から「税金泥棒のコバンザメ」扱いさえ受けるようになってしまった。 半世紀以上あったイベントを、わずか一人の総理のおかげでここまで貶められることにしたというのはすごくないでしょうか? しかも、この総理、言うことが次から次へと嘘が露呈する。この人って、焦ってその場を取り繕う嘘を言うから、それとの辻褄を合わせることを部下が強いられる。これは森友学園問題で「私や妻がかかわっていたら、政治家を辞める!」と言ってしまったことで、その後どうなったかは記憶も新しいところ。 わかるだろうか?こんな人が憲法を変えようとしているのだ。つい数日前に自分の言ったことさえまともに責任が取れず、言をごまかすためにまた新たな嘘をつく、それによって国政が振り回される。 桜を見る会では、総理のおひざ元から呼び寄せられ、税金で飲み食いしていい思い出になったのであろう。しかし、その枠は他の野党議員には与えられていない時点で、完全な特定政党の公費横領であり公職選挙法の利益供与。というか、これが利益供与でない理由が総理や菅官房長官は説明できるのか。
2019.11.27
コメント(0)
立川のシネマシティーで押井守監督の30年前のアニメ「機動警察パトレイバー」一作目がリバイバル上映(しかも音響にこだわった)ということで、この作品の大ファンだった私は当日、仕事を早上がりして駆けつけました。ちなみにこの映画館は音響にとてつもなく金をかけた映画館で、ガルパン映画の聖地、と言われている場所。私もここのシネマ会員で、平日だと1000円、休日でも1300円で見られるというお得な場所なのでよく利用しています。 で、本編の映画ですが・・・いやあ。30年前の映画とは思えない。元々、パトレイバーという作品自体が近未来にレイバーと呼ばれる2足歩行ロボットが土木工事車両として街を闊歩している時代を想定しているのですが、その年代が1999年という、もうすでに過去になった未来という作品です。が、私の知っている限り「コンピューターでOSという概念をきちんと描いた初めてのアニメ」だと思っています。それまでアニメのコンピューターというと、何だかわからないけど強大な力を持つマザーコンピューターによって人類が支配されている、みたいな概念だったのが、あくまで道具の延長、機械を扱う手助けをするシステムとして描く。当時からパソコン少年だった私としてはこちらの方がリアルに感じたものです。 映画はまだ、今と違ってセルアニメが当然の時代。が、これがよく動く、なんてだけではない。手書きによる精密、かつ枚数使った緩急ある動き、レイバーのデザインのカッコよさ、「夏」を舞台にした光と影のコントラストの美しさ、劇場アニメならではの迫力の背景動画、シナリオも昨今の押井監督のようなものではなく、エンタメとしてわかりやすいカタルシスがあって。満員の客席からエンディングで拍手があふれる作品でした。 いやあ・・・名作は色あせないといいますが、未来物を扱う作品って現実がそれを追い越すと急にチープになるのですが、この作品は全く違う。この映画公開されたころは、私は長野の実家にいたころで、市内の映画館で上映はされておらず、家庭用ビデオでしか見たことがなかったのです。今回、大スクリーンで、しかも音響をきっちりチューニングされた劇場で見ることができて本当に面白かった! それと、驚いたのが客は私のようなオールド男オタクだけかと思ったら女性が7:3レベルでいたこと。改めてパトレイバーの人気の広さを思いました。 とにかく最高だった!で・・・ぜひ今度は劇場版パート2をやりますよ・・・ね?あっちはあっちで息詰まる閉塞感、サスペンスが大好きなんですが。
2019.11.26
コメント(0)
#桜を見る会 田村智子 首相らの招待枠は3,000人超だった!逃げた菅の虚偽答弁を追及 マルチ商法ジャパンライフの招待も首相枠だった! 2019年11月25日参議院行政監視委員会 すげえ!まるでドラマの犯人を証拠で追い詰める刑事のような、詰め将棋のようなロジックです。15分の動画ですが、共産党にあった内部告発文章から分かった情報をさらに解析、最近の情報と照らし合わせ、矛盾をついていく。内閣府側は「個人の情報なので・・・」「すでに資料が破棄されているので・・・」でしか反論できない。書類を持つ手が細かく震えながら必死に逃げの答弁しているのが生々しい。 これ、本当は面白がっちゃいけないんです。が、これこそ「馬鹿なボスのその場しのぎの嘘の尻拭いをさせられている現場で矢面になる部下」の構図で。彼ら官僚が哀れだと・・・ とりあえず、他の野党はどうであっても、共産党は過去に野党が政権を取った際も入閣しなかった。だから、彼らには「お前たちだって与党時代に同じことやってただろう!」という追及は効かない。万年野党で、かつ、内部告発の駆け込み寺になっている共産党はこういった資料を解析する力がある。 ・・・つくづく思う。いい加減、今の内閣、特に安倍政権はもう完全に真っ黒だろ。森友、加計、そして今回の桜を見る会以外でもさんざん疑惑、失策を繰り返している。これでもほかに人材がいない、なんて、どれだけ他の与党議員すら馬鹿にしている言葉なのかと。 上の動画、本当に面白いので見てください。そして今、渦中の総理は国会に出てこない・・・
2019.11.25
コメント(0)
マイナンバーカード未取得「理由提出を」 各省庁職員に ああ・・・こういった事実上の強制が行われているんだ。 昔から日本では学校教育の場でも「自由参加という名の強制」が行われています。たとえば、私の中学生時代、新入生は全員何かしらの部活に入らなければいけない、というものでした。が、あとで調べたら、学校教育でのカリキュラムに部活は入っていない。当たり前ですけど、部活動の出席日数が足りないから卒業できない、なんてことはないですよね?にもかかわらず学校側から全員参加を強制されていたわけで。 私は、自由意思の尊重という場合、教室など大勢がいる中で「やらない人は手を挙げて」はNGだと思っているんです。それはやりたくない、参加を希望しない人を例外という考えの同調圧力で。逆に言えば「参加希望者は個別に申し出て」が、本当の自由意思なんです。 また、自由意志である以上「なんで参加しないの?」という質問は許されない。それはやることを押し付ける行為ですから。 そして何より怖いのは、この手の自由参加を強要された場合、何か問題があったら「いえ、もともと本人の自由意思なので」と、責任を逃げられてしまう。強要したくせに都合が悪いと自己責任論にすりかえられるのはよくあることで。これを言い出すと戦争中の神風特攻隊員も「彼らの意志で死んでいった」ことになる。そんな馬鹿なと。 上のマイナンバー未取得の理由を聞く、なんてプライバシー保護の意味からも最悪のことです。
2019.11.25
コメント(0)
日曜日、暇だったのでちょうど先日、新しい天皇の即位の礼が行われた皇居で、その儀式のためだけに作られた神殿の一般公開を見てきました。というか、実は皇居敷地に入るのが初めてで。 私が行くとかなりの人が行列で並んでいる、入る前に手荷物検査があり、そこでバックの中身をチェックと、ペットボトルを持っている人は一口飲んで見せてください。というやつをやっていて。その後、ぞろぞろと皇居の敷地内へ。 もともとが江戸城の跡地だけに石垣と堀が幾重にも張り巡らされている敷地内に今回の儀式のために作られた建物があり、これが・・・その・・・まあ・・・中途半端というかw当たり前ですが即席で作った木製の建物のため、色合いがおろしたての木の木目。歴史の重みは感じす、かといって荘厳華麗な装飾が施されているわけでもないので面白みもない。「こんなもんか」ぐらいの建物でした。 というか、これをずっと恒久的に置いておくのではなく、年内に取り壊しになるイベント用のプレハブ小屋だと思えばそんなものだと思うのですが、だったら既存にある皇居施設内の豪華な建物や、いっそ京都で行うなどした方が伝統とか、格式を重んじる皇室にとっては正しいはずですが。 ちなみにこの建物、その儀式の数日しか使わないだけで6億円以上の費用って・・・たしかこれも陛下の意志では「なるべく質素に」という意向だったのが、なぜか今の内閣の主導でこういう形になったという話。それに、もともと即位でこういった大きな催しを行うのは近代、明治以降で歴史はまだ3代しかない。 それ以外でも、いわゆる日本会議系のいう保守の主張って、明治前にはなかった概念とか、それこそ戦後のわずかな期間(復興から高度経済成長期)に生まれた家族観といったものを日本古来の~なんて美化する。 なんだか保守とか伝統といいつつ、自分たちの権力をやりたいようにするしかないのかねえ?
2019.11.25
コメント(1)
今の桜を見る会の問題、おそらくなあなあになった後に「桜を見る会を税金の無駄使いだとして中止を決断した安倍首相の功績」という歴史改ざんが起こると思う。 公文書を保存する、というのは、実は政府のアリバイ証明でもある。野党からいわれもない疑惑をかけられたときに「いえ、そういうことはありません。これが証拠です」と言えることができる証拠。しかし、それができないというのはやましいところがある、ではない。グレーではなく、自部たちが黒である証明の一つ。 これが民間人で脱税疑惑をかけられた人の家に捜査が入って、目の前で証拠の書類をシュレッダーで処分したら、この人はどうなるか?「いえいえ、たまたま処分しようとした紙ごみがあっただけですよ」なんて言い訳にならない。証拠隠滅でより重い罪になる。 しかし、今回、共産党の議員が桜を見る会参加者名簿の公開を申請した同日にたまたま破棄した、といっている。こんないい訳が通るわけがない、どころか、何か都合が悪くて処分した意外に考えられない。同じことは加計学園の時にもあって、向こうの市の職員が総理秘書と会談に来た入管記録がない(消去された)という。セキュリティー上考えられないことを平気で言う。先方は出張記録があるというのに。 前にも書いたと思うが「部屋の机の上にあったお団子がなくなっている。その部屋にいた子供を問い詰めたら「僕は食べてない」と。母親「あなたしかこの部屋にいなかったでしょ?」子供「しらないおじさんがさっき来て食べた」母親「知らないおじさんって・・・ママ、ずっと玄関にいたのよ」子供「・・・そこの窓から入ってきた」母親「ここ、マンションの5階なんだけど?」子供「・・・そこのベランダにロープを使って・・・」と、最初の嘘をごまかすために次々とありえない嘘をつき続ける。 しかし、子供の口元にはべったり団子の餡が付いている。そんな状況。 今、野党は申請のあった同日に名簿を破棄した理由を問い詰めたところ「普段はゴールデンウイーク前に処分するのだが、シュレッダーが込み合っていて予約がとれず、たまたま申請のあった同日に作業を行ったという記録がある」とした。それに対して「ではそのシュレッダー予約があったというシュレッダー予定表を見せてください」とw もう、コントとしか言いようがない。 いい加減、この茶番を許す支持者の意味が分からない。
2019.11.24
コメント(2)
日本という国は、民衆のデモというもの、あるいは政治に対する抗議活動を「かっこ悪いもの、みっともないもの、愚かな行為」とする教育がいきわたっているのだなあという情けない思いをしたケース。 香港の民主化運動で、現地在住の学生で、日本のサブカルにも詳しく、そして、日本語ペラペラでTBSラジオの「荻上チキ セッション22」にも登場し、現地の報告をしてくれるアグネス・チョウさんのツイッターで、日本人の旅行者が現地の暴動を見に行ったところ警察に捕まり、取り調べを受けたということに関して「私は正直、日本の皆さんが香港警察の暴行より何もしていない(捕まった)日本人を非難しているのかわかりません。何もしていなかった彼が逮捕されるという理由はありません」と、これが異常なことだと思わず、ネット世論で「そんな危険な場所に行く方が悪い」という被害者バッシングになっている。 これと同じ光景はつい数年前、ISが台頭する中東に取材に行って拘束された日本のジャーナリストに対して「そんな危険な場所に行く方が悪い」と。しかし、ジャーナリストの神保哲夫さんが「危険な場所になぜ行くんだという意見は、ではあなたはその場所が危険であるということをどうやって知ったか?それを知らせる、現地の惨状を知ることができたのはそういうジャーナリストがいたからだろう」と反論されていました。 以前の私なら「そんな危険な場所に行った方が悪い」という、自己責任論で片付けていたと思います。が、冷静に考えればいい。今、香港では人権を大きく奪われる法案が、民意を無視して成立しそうになっていた、それに対して抗議することを、警察が武力をもって制圧、また、いわれのない逮捕、拘束をすることが許されている。これは天安門事件と全く同じ。 それに対して、なぜ上のネット世論のように「危険な場所に行く方が悪い」扱いなのか?誰もが、いわれのない理由で逮捕されることを許したら、それこそあなたも明日、突然あいまいな理由で警察に捕まることを「仕方ない」と許せるのかということになる。 これって日本は対岸の火事じゃなくて、たとえば生まれながらに父親に中東の血の入っている日系人の男性が、職務質問を受けて「パスポートを所持していない」という理由で警察に拘束された(その人は日本生まれで両親も帰化しているから顔が濃いというだけの完全な日本人。パスポートを持つ必要がない)ほかにも、仕事道具としてペンケースにカッターナイフを入れていたリュックを背負っていたら警察に職務質問、そのまま刃物を持っていたとして拘束された漫画家のアシスタントさん、首相の選挙演説にヤジを飛ばしたらなぜか警察官に囲まれ拘束、しかし、いまだ拘束された理由をはっきりせず(他の政党の選挙演説でのヤジは放置しているのに)開放など、警察権力による一方的な拘束のケースなどいくらでもあります。 というか、本来、香港という場所が内乱状態になるきっかけを作って、それでも推し進める香港政府、中国政府の方をなぜ擁護するのか? ここには日本のデモや学生運動は怪しい、むしろ危険分子だ、と思う60.70年安保闘争での結末から生まれた冷笑主義がずっと尾を引いているのではないかと。結果「不平不満があってもお上がやることに文句を言ってはいけない」という同調圧力が強くなった、それは今の内閣のバカなことを許しているのに通じています。 最初の話に戻りますが、アグネス・チョウさんの言葉は本当に一度日本人として考え直さないといけない。捕まった方が悪いのではない。理由なく捕まえるほうが悪いのだと。
2019.11.23
コメント(0)
たとえば、芸能界では大物タレントや歌手、お笑い芸人などが一年に数人、麻薬の所持や仕様で逮捕者が出る。と、必ず「芸能界には麻薬が広がっている」とつい、視聴者はその報道で思ってしまう。 が、年間に我が国では1万人以上の逮捕者が出ている。にもかかわらず、そちらの方はほとんど報道されない。それこそニュースにもならないレベルで消えていく。 つまり、芸能界に麻薬利用者が多いのではなく、有名人が麻薬で逮捕、というニュースはメディアがものすごく大きく取り上げるから、芸能界に蔓延している錯覚になる。 気を付けなければいけないのは、同じ事件であっても報道の時間に騙されてはいけないということ。池袋の交通死亡事故はあんなに大きく取り上げられたが、地方であった同様の死亡事故はほとんど取り上げられない、しかし、この2つには「運転の操作を誤って起こした死亡事故」という点において何も変わらない。 単にメディアが「面白い素材かと思ったかどうか」だけの違いだ。そこに罪の重さの差はないし、それを決めるのはメディアややじ馬でなく司法の判断だ。
2019.11.22
コメント(0)
「桜を見る会問題でどんなに粗が出ても政権を守る!」。安倍応援団の、決死のエクストリーム擁護を見よ! この漫画を見ると本当に「あんたら、何のために擁護してるの?そんな理屈が通る国家でいいの?」と疑問に思う・・・ というか、国会を無為にこんな花見を見る会で時間を浪費させている最大の現況がだれか?そして、これは森友、加計学園問題、すべて首相の最初の虚偽答弁(と断言していい)で国会を機能停止している&つじつま合わせの嘘でさらに嘘が拡大、あげくは追及から逃れるため、証拠を残さないため重要な公文書が即日廃棄されることになっている国家とはいったい。 もう一度考えよう。一番のガンはだれか? 首相は不祥事があるたびに「責任は私にある」とする、が、その責任を「引き続き粛々と遂行することが責任の取り方だ」と詭弁を弄して居座り続け、与党も彼を祭り上げたまま。 逆に言えば安倍首相&現体制の内閣が歴代最長の在職期間とやらで、ここまでひどい状況にした。 桜を見る会の金額など、国会を一日開催するのに4億かかる、こんな論議をしている方が無駄だ、という馬鹿がいる。そのたった数千万のことをまともな説明できないから、国会で莫大な費用が無駄になっているのに。
2019.11.22
コメント(0)
ここまで追い込まれると、どっちもどっち論にしたいメディアも苦しくなるわけで。 立憲・安住氏の朝食会「原価」1人1739円 首相の会費5000円より安く 産経新聞は昔から右寄り、というより首相&与党の擁護でやっている新聞で、今回の桜を見る会に関しても社説で取り上げたのが「首相、来年の桜を見る会の中止を決定」という、まるで総理の功績であるかのような形でしか取り上げていない。 そんな中での上の記事ですが、これをもって「野党も同じように5000円以下でやっているではないか」と錯覚させ、どっちもどっちで疑惑追及の世論の目をごまかそうとしたのでしょうけど、前提が違う。 まず、これは今回歌手を呼び、安部さんの地元の有力者を呼んでの話ではない。しかも、朝食会。本来、比較するのであれば同規模のイベントを行ったときの一般の会場費と比べるのが正しく、そして、今疑惑を持たれているのはその金額が明らかに安い、そして、領収書を主催した事務所通さず、個人一人ずつに別会計で手渡したという意味不明の行為が取り立たされているのに。 そして何より一番大きな違いは、この議員の朝食会は法令通り「政治資金収支報告書に記載されている」ということ。それに対して総理のイベントは報告がなかった。 この差は店から商品を持ち出すときに、きちんと受領報告書を書いたか、黙って持ち出したかに匹敵する差がある。元々、政治資金収支報告は政治と金の透明性をクリアにするために義務つけられた制度のはずで、それを行わなかった時点でアウトなのに。と、いうか、新人の議員ならいざ知らず、まさか一国の首相たる政治家の事務所が知らないわけがない。 もし、上のメディアのようにどっちもどっち論で誤魔化そうとする動きがあったら、こう聞けばいい「では、その前夜祭の領収書をすべて提示してください。公文書と違って企業には5年の保管義務がありますし、ニューオータニの話では「領収書紛失の際の再発行も行っている」といってますので、総理事務所が申請すれば可能ですよ。まさか、見せられない事情なんてありませんよね?
2019.11.21
コメント(0)
「そうだ、京都へ行こう」というJRのキャッチフレーズがありましたが、先週末、突然京都に日帰り観光をする機会がありまして。 理由は土曜日に姉から電話があり「友達と日曜日に京都に行く予定だったが、その友達が急にインフルエンザで行けなくなった、往復の新幹線チケットや市内観光バスチケットはもう2人分買ってあるのでこのままだと無駄になる、チケット代半額でいいから行かないか」と。 こういうきっかけでもないと京都など遠くに行く機会がないので即決。日曜日の朝7:00、東京駅出発。新幹線で2時間半かけて京都へ。そして10:00から出発する市内観光ツアーバスで清水寺~三十三間堂~嵐山(ここで昼食)~金閣寺という観光客定番コースを回りました。 いやーよかった!ちょうど京都は紅葉の美しい時期。山々の色と古来の建造物や風景が本当に「どこでも絵になる光景」で。しかも、一か所にじっくりでなく、テンポよくサクサクと回って、夕方4時に京都駅前に帰着。その後、帰りの新幹線が8時発だったので駅周辺の散策やら、4条通りでお土産やら。 本当に典型的な修学旅行コースを楽しみました。 つくづく思うのですが、京都という町は観光に特化した、というか、見どころが狭いエリアに集中している&観光慣れしている地域なのでこうやって短時間パパっと思い付きのように行っても十分満足できる場所だなと。また、自分も高校の修学旅行以来だったので名所旧跡はずいぶん感慨深くて。 まだまだ言ってない観光地はたくさんあるので、折を見て今度は自分から計画立てて行ってみたい、と思いました。
2019.11.20
コメント(0)
刻一刻とすさまじい勢いで「桜を見る会」の内部文章が暴露されてきていますが、この文章はある意味、これまで首相が言っていた「各界で功績のある方々を各省から推薦してもらい、内閣府から招待状を送った。総理や与党議員の関係者を呼んだのではない」というのが完全に崩れた形です。 自民、参院改選議員に招待枠桜を見る会、選挙利用と批判も ここに書かれている書類には「一人4組まで」と「自民党総務部のアドレスまで連絡を」と、明確に書かれている。 これは党内文章であって、他の野党議員には当然、こういう申込書は送られていない。 これで確定しました。「自民党だけの枠で、公費で行われている桜を見る会の招待者を選ぶことができた」ということ。前に行っていた総理の発言と食い違っている。というか、嘘だったことがばれた。完全な特定政党支持者にだけ恩恵を与える公金横領事件です。 気持ちが悪い事。この期に及んでまだ言っている人がいるんです。一般市民で「こんなことをやっても世の中変わらない。悔しかったら野党が選挙で与党に勝てばいい」と・・・ 馬鹿じゃないだろうか?自分が花見に呼ばれたわけでもないのに現政権を支持している、というだけで勝ち馬に乗っているつもり。だが実際は彼らの利権にありつけない、しがない庶民で、単に搾取されていることに気が付かない、あるいは気が付いても自分が間違った人間を支持していたことを恥ずかしくてムキになっているだけでしかない。この首相は今回だけじゃない。森友、加計は言うに及ばず、自衛隊の日報問題、原発、拉致問題、北方領土、沖縄、消費税、年金・・・歴代で最長の在職期間でありながら、何一つ国民の期待に応えられていない。むしろ景気は悪くなり、格差は広がるばかり。 私は権力者の奴隷になるのは嫌だ。だから民主主義国家である以上、政治で納得できないことには反発する。それはこの国が不正を許しちゃいけないからと思うからだ。だいたい、公文書を立て続けに、露骨にここまで廃棄していく政府を信頼などできるほうがおかしい。中国や北朝鮮、韓国などの政治腐敗や民衆弾圧には反対するのに、自分の国で同様なことが行われても政府を信じるその感覚は変だと思わないのか?無理して擁護していないか? 上のニュースを見て、まだ「今の政府に逆らうお前は反日」と言っていたとしたら・・・もうおまえはお上が死ねと言ったら死ぬ人なんだなと。そういう風に思うよ。
2019.11.19
コメント(1)
現在、香港での混乱で、大学に学生たちが立てこもり、警官隊の放水車&催涙弾と対抗して投石&火炎瓶で対抗というニュース映像を見まして。 で、これに対して「中国政府は香港市民の自治や一国2制度を守って自由を保障すべき!」というのに賛成です。が、ふと思ったのは、これと全く同じことを60.70年代安保闘争でこの国では行っていたんです。 あの時も多くの国民の意見を無視して日米安保条約を結ぼうとする当時の政府に対して日本の学生らが全く同じ行動を行い、それに対してこの国の政府は全く同じ鎮圧方法を取ろうとした。あのことを私たち日本人は忘れていないか?そして、結局その学生運動を先鋭化させ、あさま山荘事件のような過激な状況に追い詰めたのは、本来どちらの責任か? この国の政府は、戦後民主主義国家になった後も、民意を武力で制圧することをしている国です。そうでなくてもいまだ沖縄での基地問題では県民投票で圧倒的に基地反対が上回ったにもかかわらず、その民意を無視して強行工事をされる、原発反対の地元の意見を無視して強行される。 この国の政府は、中国のやっているウイグル自治区住民への弾圧と同じことをやっている(外国人の不当長期拘束)、昨今でも外国人労働者問題、そして共通テスト改革など、当事者を無視して一部の人間にだけ利権が転がり込むシステムを強行する、下種な側面がたくさんあります。 今こそ、他国の非をみて自国も厳しく律せなければいけない。桜を見る会の醜態は、その露骨に腐った部分を見せている、この国の政治だと思う。
2019.11.19
コメント(0)
これが本当の政治腐敗ということかと思ったニュース桜を見る会 安倍首相の元秘書・下関市長はこう答えた…定例記者会見・一問一答 まず「公務員は一部の人間の利益にのみなるようなことをしてはいけない、全体の奉仕者であるべき」という大前提をしっかり理解していれば、こんな発言ができないはず。 しかも、上のような発言を「当たり前として」記者に語る。これはすでに倫理観のタガが完全に壊れている結果でしかない。 中でもひどいのは「で、総理主催でしょ? この国は民主主義ですよ。ある程度の権限が与えられておかしくないと思いますけどね。逆に私たちが民主党政権の時に、一歩も踏み入れなかったのも仕方ないと思ってますもん。自分たちの政策が国民の支持を得られなかったからでしょ? それはジェラシーでもなく、甘んじて受け入れた。選挙で勝って主催になって、多くの方に喜んでもらえるのって悪いことですか?」 だろう。おいおい、選挙というのは敗れた候補者に投票する人もいて、その人も同じ有権者であるって事さえ忘れている。選挙結果は何かの試合の賞品でもご褒美でもない。彼の頭の中は自民党、安倍政権支持者=山口の市民 なのだろうか。これはとんでもない失言だ。ちなみにこれに合わせるようにもう一つニュース「桜を見る会」野党側 予算委での審議要求 与党側は応じず はあ?ですよね。総理はこの前のぶら下がり会見で「国会の要請があれば(予算委員会での質疑に)応じる」といったのに、なぜ、その与党が拒否するのか?というか、国会議員が審議を拒否するってどんな政権であれ仕事を放棄しているのと同じ。すでに昨年から今年の前半、120日も理由なく国会を開かなかった与党です。こりゃ本気で逃げるつもりだわ・・・ 腐敗政治に長くどっぷり漬かると、政治家は自分が腐敗していることにすら気が付かなくなる。これはDVの亭主が奥さんを気に入らないことがあって殴ることを「当然、そのための存在」と思う感覚なのだろう。外から見たら異常な状況に気が付かない。指摘されると組織内の倫理で反発する。 彼らにとって「いい政治」とは、安倍首相の政権を守ることでしかなく、そのためにはどんな不正、不公平も正当化される。
2019.11.19
コメント(1)
学校給食でクジラ 商業捕鯨再開で超党派議員が法改正案 まあ、わかりきっていたことですが・・・ 以前、ラジオで海洋研究者の方がおっしゃっていましたが「皆さん、昨年一年間、だけでなくてもいい、ここ3年でクジラの肉をどれだけ食べましたか?現在でも実は調査捕鯨の肉は倉庫に有り余っていて、買おうと思えばさほど高くなくこの国でも食べることはできる。が、ほとんどの人が食べていない。それが今の本当の日本人の需要なんです」 結局、IWCから脱退してまで商業捕鯨を復活させても、肉の売り先がない。というか、牛、豚、鳥に比べても評価が低いからこそ日本では捕鯨産業が衰退したんです(実際、環境云々言う前から戦後の食糧難の時代が終息するとともに他の畜産肉の代用としてのクジラ肉は需要が減っていった) 今、必死に復活させようとしているのは伝統文化だからでも、需要があるからでもない。省庁の利権とこじらせた国粋主義者の自尊心を満足させよう、日本すげえ~~!のための行為でしかない。 実際、国内大手水産業者3社にアンケートでも「クジラのラインを増やす計画はない」と・・・つまり、需要ができる前に供給過多の状態になっている。海原雄山の言葉ではないが「死んだクジラも浮かばれんわ!」になる(海原雄山は捕鯨再開派でしたが) 愛国心やら政府の都合で国民の胃袋をゴミ捨て場にするんじゃない!といいたい。
2019.11.18
コメント(1)
たとえば庶民レベルだと消費税がアップしたあとに軽減税率云々でコンビニで買ったものを店内で食べると8%ではなく10%だ~の数円~数十円の話でガタガタ言われるのに、首相やお偉い人が公費でさんざん飲み食い&接待されながら証拠となる書類を破棄した、数億円の私的利用があった、なんてのはなあなあにされる。 つい先ほどニュースにもあったけど五輪9億円、書類不明 招致委、海外コンサル費 証拠になる書類がなくなっているというのはこういうこと。これは今回の桜を見る会と全く変わらない。いや、それを行政側が行うだけ、余計に悪質と言えるのですが。 会社に通っていない自営業の人は、税金を払うための必要経費領収書を最低5年間保存しなければいけいない。だから、それこそ出先で打ち合わせに使った喫茶店のコーヒーの領収書から、メモに使うボールペン代金のレシートまで丁寧にとっておく人もいる。サラリーマンの場合、給与所得を完全に会社側に把握されているからごまかしようがないし、社内の金を私的利用すれば背任罪、犯罪行為になる。 それに対して上はどうだ?ここまで公金をガバガバ、ざるそのもので許される。いや、許されることにされてしまう。何しろ文章がないことで問題になった事案を、あろうことか今後、文書保存期間を「一年未満」と定めてしまうことで解決しようというのだから。 銀河英雄伝説の一節「体制に対する民衆の信頼をえるには、公平な裁判と、公平な税制度があればいい」 これは裏を返すと不公正な搾取と不公正な司法判断が行われると、民衆の不満が増大する。 そして今、安倍内閣で同様なことが公然と行われている。 考えたら、国民が政府の顔色を窺って「忖度する」必要はない。というか、立場は逆だ。彼らに不満や不公正を正せ!というのを命令できるのは国民の権利であり、だから民主主義国家が成立する。あいつらは中世の王様や貴族じゃない。「お上のやることに逆らう連中は反日」というアホはこの国が戦前までどんな状況だったか知らないのだろう。
2019.11.17
コメント(1)
最近小島監督の新作をやったのですが、ものすごく気になったこと。 それはゲーム云々ではなく、「画面の文字が小さくて読みにくい」ということ。いわゆるUIの弊害。この作品に限らずですが、最近のハイエンドゲームの文字が小さすぎませんかね? で、この理由って、自分がゲーム開発者だからわかるんです。通常、ゲーム開発って机の上に高密度のPCディスプレイを至近距離(50センチぐらいの距離)で見ながら開発している人がほとんどです。こういう私たちにとっては文字の大きさはこのぐらいでも十分。 しかし、家庭用ゲームになった場合、各家庭によってその環境は違う。また、慣れていないうちこそこういう説明文は必要なのに、みっちりテキストを書かれて漢字が距離的につぶれて見えてそこが読みにくかったり。アルファベット圏の国なら普通に読めるのかもしれませんが。 あと、UIデザインがやたら階層化&複雑化することで「何がどこにあるのかわからない」というケースも。階層はせいぜい3階層レベルで止めていただきたい。画面をデザイン的にセンス良くすることと、使いやすさは別です。 野暮ったく見えても文字が大き目、並列表記の方が多くの人に向いている。 ましてや、よくわからないアイコンを大量に作って「これでセンス良く一画面にまとめたでしょう」みたいなのはやめてください。アイコンを覚える、というだけで混乱があるのですから。
2019.11.17
コメント(1)
総理主催の「桜を見る会」の地元招待者の、前日夜にホテルで行われた前夜祭会費が5000円である、としているが、実際、あの規模であのメニューでは一人当たり1万1000円以上でないと開けない、ということについて。 私が疑問に感じたのは、事実であったとしても、なぜこんなに値引きされるのか?ということ。ホテルは民間企業だから価格設定は企業側に権利がある。が、ホテルの違うところは他の客も同様のサービスを受ける権利がある。という場合、倍以上の価格差が付けられるのは「相手によって値段を決める」ということで均等のサービスを受ける権利を有する客側としては納得できるものではない。 これって、ホテル側が同じランクの部屋やサービスであっても「日本人には一泊30000円だけど中国人には100000円」ということを許されるようなもので。 また、「普段よく使ってくれている顧客だからサービス」というのはあるけど、倍以上の価格差はこれは企業側の贈賄行為に当たる。車のディーラーが一千万円の車を地元の特定政治家に500万円で売るというのが賄賂に当たるのと同じだ。 で、どうして今回、参加費5000円にこだわるか?これは公職選挙法でこの金額を超える活動が禁止されているから。では、一人当たり差額の6000円はだれが払ったのか?この部分はホテル側、(個別に払っているという)参加者、安倍晋三事務所の領収書を突き合わせてみれば簡単に解決する問題。しかし、それは行われていない。 政府は「桜を見る会の参加者名簿は破棄した」と言っている。しかし、領収書に関しては一般会社のホテル側には確実に残っているはずだ。つい半年前のことなのだから。また、安倍事務所が今回の前夜祭を主催したのだから、当然、参加者の支払った名簿は持っている。それこそパーティーの費用計上をするからには、名簿と違って出納情報を破棄した、にはできない。 つくづく思う。こんな馬鹿々々しい論議で国会の時間を無駄に使わせているのは野党か?そうじゃないだろう。馬鹿々々しい疑惑にすらまともに答えられず、言を左右させて被害と無駄な労力、低レベルな言い訳をしている総理だろうが・・・
2019.11.16
コメント(2)
いやあ・・・まさかの映画でした「すみっコぐらし」 まず、この映画の元ネタを全く知らない状態でした。だから、映画をやっていることさえ知らなかった。しかし、私に映画をよくお勧めしてくれる会社の同僚の方が「すごくいいから!」と。ちなみに、この人には「カメラを止めるな!」「若おかみは小学生!」「タクシー運転手」など、どれも全く興味がなかったジャンル、しかし見たらとてつもなくすごい作品を紹介されるので、ぜひと・・・ 以下、多少のネタバレありなので-------------------- 物語は部屋の隅っこに固まっているのが好きなゆるキャラが、地下室で見つけた不思議な絵本の世界に吸い込まれてしまう、という子供向けの題材。ゆるーく、予想ができるボケとオチの繰り返しで、ある意味途中までは退屈に感じていました。が・・・ 終盤、緩んだ脳に押し寄せる怒涛の展開と裏切られるキャラ設定、そして、きっちり序盤の伏線が効いてきて、最後は滂沱の涙。あかん・・・これは・・・あかんって・・・ ネットでの評価に「アンパンマンを見に行ったら攻殻機動隊を見せられた」「子供のつきそいで行ったらいい年してワンワン泣いていた」「実質Fate」「クレヨンしんちゃんのあっぱれ戦国大合戦」といった、まさに絶賛の嵐。 スタッフロールを見たら私の大好きなヨーロッパ企画の方が脚本に関わっていたのね。四畳半神話大系もそうでしたが、素晴らしい出来!子供向けであっても、決して子供だましではない、かといって大人を泣かせるためにあざとく作って子供置いてきぼりでもない。 エンディングのスタッフロールとともに流れる絵がまた、寂しさと、でも、明るさを感じさせてくれた素晴らしい、まさに「万人向け」作品です!時間も1時間程度なのでぜひ!
2019.11.15
コメント(0)
急ぐ理由はだれにでもあって、それをもって印象で過失致死の量刑を考えてはいけない、ということ。 池袋であった母子2人の死者を出した交通事故、この件で交通事故(運転ミス)を起こした理由に「予約していたフレンチのレストランの時間に間に合わせようと思った」という加害者のコメントに「なんとひどい事を!」系の意見がネットで噴出しています。 が、私はこれは罪が重くなる理由にならないと考えます。と、いうのは交通事故って誰が、どんなタイミングで起こすかわからない。自分の意志で故意に起こしたのである場合は別ですが、たとえばこれが「重要な取引先との商談に遅れそうだったから」とか「急に発熱した子供を病院に送り届けるために気が焦って」であれば許されるのか、というのと同じ。 事故を起こすきっかけは、誰もがその瞬間までわからない。そして起こした事故は巻き戻せない。 今回、事故後の警察の対応に「上流国民」なる言葉が流行りましたが、私は交通事故に関しては自分も車を運転する経験がある以上、加害者であっても遺族に成り代わって責める気にはなれないんです。なぜなら、自分のそうなる可能性があり、その時に急いでいた理由が何なのかは予想がつかないから。 逆に言えば、これによって国民感情に影響されて加害者を過度な重罰に処すことの方が怖い。メディアも他の交通死亡事故では使わない「暴走犯」などという単語を使って、まるで意図的に引き殺した事故であるかのようにミスリードする。 我が国は法治国家であって人治国家であってはならない。
2019.11.15
コメント(1)
総理主催の「桜を見る会」を来年は中止で逃げようとする今の政府について、某テレビで女性キャスターが「別の女性と浮気の写真をインスタに載せていたことがばれた男性を彼女が「どういうこと!?」と問い詰めたら「わかったよ、インスタやめるよ。それでいいだろ」と言ってるようなもの」 というたとえ話に関心&納得で。確かに何の説明にもなってないし、やめたからといって行いがチャラになるわけじゃない。 それどころかネットには「浮気なんて男の甲斐性」「その程度で騒ぐ女に問題がある」「お前はインスタという文化を否定するのか!」「もっと未来を考えろ」といった、訳の分からない擁護まで。 そんなことはない、とか、ありえない、存在を知らないとしていた資料が後からボロボロ出てくる。特に今回は18000人以上の客がいたわけだから、穴などいくらでもできる。昨日もNHKの報道で首相や政治家は後援会招待枠というものは存在しない、といっていたのが、平成29年桜を見る会の映像で首相が招待枠を認識している発言をしている動画が出てきた。 また、実は今、この話題が急に大きくなっているように我々は感じますが、実は今年5月の段階で共産党の宮本徹議員が資料請求をした日、その日に「資料は破棄されている」と・・・桜を見る会が開催されて一か月もたっていないのに、しかも申請した当日たまたま全名簿削除とは考えられないことです。 ここまで国民を馬鹿にしても、私たちは彼らを「我が国の代表」として支持しなければいけないのでしょうか?「安倍首相の代わりがいない、野党がだらしない」という人がいるけど、ここまでひどいスキャンダルが多発する、しかも、どれも最高責任者が責任を取らず なかったことにされる政権は戦後ないよ?
2019.11.15
コメント(0)
安倍首相の「桜を見る会」の公職選挙法違反容疑で続々と新しい疑惑の証拠が集まっています。 で、これって当たり前なんです。あのイベントに招待されたのが1万8000人以上。これだけの人数を完全に制御できるわけがない。しかも、政治家の意図通りに。 ニュースでやっていた記事では、安倍首相の事務所から今回の桜を見る会への参加、不参加の案内状の文章が公開されました。ここにははっきりと「ご出席を希望される方は2月30日までに別途申込書を記載の上、安倍事務所または担当秘書までご連絡ください」と・・・ 桜を見る会は内閣府が主催するイベントで安倍首相の後援会は出欠席業務に関係ないはず。単なる民間の観光ツアーではない。なにしろ、当日は新宿御苑を公費で貸し切り、警備もするイベントなのだから。 さらに、自民党の三原じゅん子議員の母親が当日参加したとか。これについて「母親にどんな功績があったのか」とワイドショーで青木理さんが発言したところ、三原議員がツイッターで「母を恥辱するのは許せない」と・・・いやいや、じゃあ、ちゃんとこのイベントに参加できる功績を語ってくれよと。もし、議員の親族だから、という理由しかないとしたら、これこそ身分制度時代の縁故主義社会の復活です。 もう一つ、今回の問題について自民党の二階幹事長が公職選挙法に違反するのではないかという記者の質問に「自分の選挙区に配慮するのは当然」と発言したこと。これは、もはや政治家の倫理観の底が抜けた発言であり。これが許されたら、いや、そういう感覚が首相含め多くの与党議員にあるからこそ、今回のような大きな騒ぎになっているのに。 しかも、森友、加計学園と全く同じ。「資料は破棄された」で逃げようとしているが、今回は冒頭の参加人数規模が違うことから隠蔽ができない。 これに関して「たかだか5000万円程度のイベントに上げ足取りで国会の時間を浪費する野党」とネットで書き込んでいる人を大勢見たけど、時間の浪費というのであればつい先月まで120日も野党の要請があるにもかかわらず、理由なく予算委員会を開かなかった与党に言われる筋合いはない。 また、一昨日の首相とのやり取りを国会中継の動画があるので見ればいい。野党は明確な質問をしている。にもかかわらず、首相の「あの、いわゆる、まさに、じつに」ばかりで質問に答えない、答えられない答弁を見て、そちらが疑惑隠しに必死かわかるだろう。 こんな人が自分たちの国の代表者なんだと。誠意のかけらも感じないヤジ、答弁、態度・・・馬鹿にされてるのは有権者なのだから、しっかり目に焼き付けておいた方がいい。 恐ろしい話。どうしてこれだけやりたい放題が許されるか?それはこういう姿を見せても大多数の国民に「仕方ないよ、世の中なんてそんなものだ」と諦めを洗脳するためでもあります。で、その効果は確実に成功している。まもなく私たちは「政治家は賄賂を受け取っても当然。犯罪を犯しても親族や関係者は逃げられて当然」と思うようになる。すでになっている人もいる。 私はそんな不正を見逃す社会は地獄でしかないと思う。
2019.11.13
コメント(0)
居酒屋での会社などの飲み会で思うこと。 忘年会もそうですが、こういうのって仕事が終わった後に「今夜7時から2時間、居酒屋の〇〇で~」みたいになってますが、正直2時間って長すぎませんかね?値段も3.4000円と結構高いし。 というのが、料理があらかた出尽くすと、後半はみんなダレてきて、会話もせずスマホを見だす人が出てくるような状況。正直つまらないんです。 以前、どこかの会社で「酒が飲めない人と飲める人で同じ会費なのは不公平だ、という意見に応えて、ランチにホテルのバイキングで立食形式にしました。昼休み1時間」 というところがあったとか。これはうれしい。酒が飲みたい人は仕事の後に各自で行けばいい。何も全員仕事後にダラダラ2時間も付き合わされる必要はないし。 もっとも、一番いいのは「行かない」ことですけどねw私も会社の飲み会は2回に1回は行かないです。金も時間ももったいないし、2回に一回出れば「常に参加している」ような空気が出ますので。
2019.11.11
コメント(0)
考えてみると、たとえば私の親の世代は「俺の酒が飲めないのか」文化が普通であった。父は公務員だったが、週末はいつも同僚と飲み屋で一杯、自宅でも晩酌をしていた。それが普通だった。私も大人になったらああいう付き合いなのだろうなと思っていた。 しかし、現実は違った。行った業界先では社内で個人的に酒を飲む人の方が少ない、そういう業界で。もちろん、仲のいい同僚と飲みに行く人もいるが、むしろ食事とか、喫茶店やファーストフード店でおしゃべり、の人の方が多い。 また、これは私だけでなく、以前新聞のアンケートで「社内での飲み会に参加したいか?」というものに6割が「参加したくない」と・・・過半数が仕方なく付き合っている実情が露呈しました。 つまり、酔っぱらうという文化がどんどん「悪いもの」にシフトしている。 酒に酔った勢いでの暴行、破壊、醜態を「酒の上だから・・・」となあなあにしない。これは酒を飲もうと飲んでなかろうと、傷つけられた側にとっては同じ痛みだから、ということがようやく理解されてきたのだと思う。 私は酒は人類の立派な文化だと思う。しかし、そこで行われた暴力や醜態は文化ではない。単なる個人の失態であり。最初に書いた「俺の酒が飲めねえのか」のような行為はセクハラ、パワハラと同じくアルコールハラスメントとしてもはや許されない時代になっているんだと。
2019.11.11
コメント(0)
国会で今、聞き捨てならない問題が紛糾していることを皆様ご存知でしょうか? それは、毎年首相が主宰する「桜を見る会」というイベントに招待された人が、実は総理の地元の講演会やPTA代表、地元の名士といった人が大勢いて、彼らを特別扱いしていた事実が発覚したことです。 この「桜を見る会」自体は昔から新宿御苑で行われている行事なので(野党が政権を取ってた時代も)恒例行事の一つです。が、本来ここに招待される人は、各種功績があった人々を「内閣府が招待する」のです。が、今回見つかった調査では、その総理の地元で招待を受けた人を取りまとめたのが安倍総理の選挙事務に関する人が参加、不参加の打診をし、OKだった人に改めて内閣府から連絡があったという... これ、完全におかしいですよね?なぜ首相の選挙事務所から選ばれた人なのか?また、このイベントは公費として費用は税金から拠出されている。にもかかわらず、今回参加者のリストを野党が申請したところ、「すでに破棄されて存在しない」と・・・え?功績があって招待された人なのに、そのリストを破棄って意味が分からない。わずか半年前の話ですよ? さらに「桜を見る会」に参加したことをうれしかったのでしょうね。自分のBlogに書いている人を洗い出し、その人の書き込み内容から、首相地元の人は大勢上京し、前日は同じホテルで首相の講演会(いわゆるパーティー)があって、翌日、専用の貸し切りバス17台で会場まで送迎。本来、交通費用は自己負担のはず。 もう、突っ込むところ満載過ぎて頭が痛くなってくるので詳しくこのやり取りを見たい人はこちらに飛んでください。 で、思うこと。先ごろ、ある大臣が自分の選挙区の人間にカニやらメロンやらを送ったとして公職選挙法違反容疑で辞任した。選挙期間外であっても私費であっても、こういったことはしてはいけない。で、今回は私費どころか税金を使った公費で自分の選挙区の有力者を招待した、と言っても言い逃れできない。 これ、ちゃんと見ていなければいけないんです。税金で自分の選挙区の支持者にだけ金を振りまくという、どこの三文ドラマのような安っぽいことを実際に国政で行っても咎められない国になってきているんです。 で、不思議なくらい、この「桜を見る会」の無駄さはテレビでも追及されない。それどころか「今年はタレントの〇〇さんやスポーツ選手の△△氏が招待されました」みたいな報道がされる。 もう少し目を見開いて監視するがいい。
2019.11.10
コメント(0)
情報の理解と広がりについて。 あるツイッターで「インフルエンザワクチン注射に効果はない、あれは製薬会社と医者が結託し、利益を上げるために行っているだけだ、現に私は昨年注射したのにインフルエンザにかかった」 というのに対して「インフルエンザにはタイプがあり、そのタイプにあっていないものを注射した場合は効果がない。また、たとえ型があったとしても効果があるのは60%だと言われている、60%であっても半数以上の患者に効いたことになる。しかし、発病しなかった、効果があった人はそれが元々インフルエンザにかからなかったのか、それとも注射のおかげでかからなかったのかは判断できないから声を上げない、逆に注射したのにあなたのようにかかった人は「効果がなかった」という。こうなると悪い評判だけ広がる。予防とは、たとえ60%でも人から人への感染経路を分断する意味で十分な効果だと言えるのだ」 と、現役のお医者さんのツイートがあり、それを上の人がブロックするという・・・w前者の短いコメントにはたくさんリツイート、いいね が付き、それに比べて長文の後者はあまり読まれない・・・ 私も会社の方針でワクチン注射を毎年しているのですが、気休めとは思わないし、少なくとも「防弾チョッキやヘルメットなど装備していても喉や顔面に弾丸を食らったら死ぬのだから、裸で戦場に行く方が身軽だ」なんて思いたくはない。 医療に関しては素人考え、民間療法、ネットでの噂、根性論は一番最後にしましょう。
2019.11.10
コメント(0)
秋葉原のビル広告でアダルトゲームの大きなポスターが張られたことが問題になり、急遽撤去、というニュースについて。 で、思ったのですが「乳首を出してない、水着巨乳のポスターであっても公共の場ではダメ、というのであれば、駅や電車に貼ってある実写のそういうポスターがダメなことの理由にならない、女性の下着のTVCMなんてもってのほか、にならないか?」ということ。 今回「アダルトゲームで年齢制限のある商品、だからNGなんだ」という人がいたけど、どうして18禁の商品の宣伝を大っぴらにしてはならないのか、実は説明できない。酒もたばこも、もっといえば車だって年齢制限がある。 また、年齢制限のあるゲームでいうと、ホラー系、銃の打ち合い系のゲームの場合はなぜか広告が許されてる。 私が思うのは、こういうのはもっと深く考えると「性産業に関しての職業差別」であると。漫画家はいいけどエロ漫画家は恥ずべき職業だ、ゲームクリエイターは子供のあこがれの職業だけどエロゲークリエイターは日陰者扱いだ、もっといえば風俗で働いてお金を稼ぐ人々を下賤な、卑しい職業だと・・・ しかし、それで日々の生活費を得ている人はたくさんいるし、職業でなくとも趣味で同人活動をやっている人はあの秋葉原の地にたくさんいる。そして、エロゲーの絵描きやシナリオライター、サウンドから一般にも認められるクリエイターを数多く育てた。 少し前の献血ポスターだけでなく、地下鉄のキャンペーンに描かれた鉄道むすめのイラストが性的すぎる、というクレームで炎上するなど、これらはフェミニズムというよりそういう文化を低く見る、職業差別意識の表れでもあり。 自分の子供に「こんな卑しいものを見せてはいけません!」というその言葉は、その仕事で生活している、誇りをもって製作している人へのヘイトになる。 それが子供に職業差別教育をしていることにならないか?母子家庭で風俗で子供を育てている人もいる。エロ漫画で家族を養っている漫画家もいる。エロゲーに感動し、この業界に進んで飛び込んできたクリエイターも多い、 昔から言うであろう。「職業に貴賤はない」と。
2019.11.10
コメント(1)
世の中、すこしいい風が吹いてきたのかな、と思うこと。 今回、田代まさし氏 薬物で再逮捕のニュースですが、自分が見ているテレビ、ラジオなどのニュースで、以前ほど「こういう人間はけしからん」というコメンテーターが目立たなくなったこと。 で、どういう意見になってきたかというと「何度も手を出してしまう薬物は怖い」「薬物使用者は犯罪者である以上に被害者である」といった、同情的意見が増えている。これは社会に対して正しい「依存症の報道」を訴えてきた、それこそTBSラジオ「セッション22」で荻上チキさんなどが作った「薬物報道のガイドライン」を報道各社が守る・・・まではいかないがそういう方向に動き始めている兆しでもあります。 それこそ昔はこの手の事件があるとおどろおどろしい音楽と彼らを徹底的に「意志が弱い、堕落した人間」として扱っていた。しかし、今回の田代まさし氏は都合6度目の逮捕となる。しかも、その逮捕直前まで各地で薬物経験を語る講演会を行っていたり、NHKでそういう番組に呼ばれて自分の体験を話していた、そういう方だからこそ「裏切られた」というより「なんと恐ろしいことだ」という同情ではない、共感、そして、本当の意味で啓蒙になってしまったと・・・ これは警察がやっていた「覚せい剤やめますか?それとも、人間やめますか?」のような標語よりよほどインパクトと、そして、わが身が、あるいは自分でなくとも家族や恋人、友人など近くの人間が当事者になった時を想定できる、リアルな事件だと思います。 田代まさし氏はまだ容疑者の段階で、本人は麻薬の使用を否認しています。そのため、はっきりしたことはだれも言えないはずです。 が、少なくとも昔のように「刑務所に放り込んで刑期を終えたらまた社会に何の支援もなく放り出せば、薬物はやめられる、なんてものじゃない」ことははっきりしました。 先日のセッション22で今回の逮捕を受けて特集が組まれていたのですが、支援団体の方が言ったのが「メディアで大きく報道されるほど、現在回復の努力をしている人にとても不安や動揺が走る。また、自分もそうなってしまうのではないかと」とありました。 これは例えばダイエットをしている人へ面白半分に「ダイエットなど無駄だ、ほらみろ、あの人も昔はやせたけどリバウンドした、そんな努力何もならない」とはやし立てるのと同じなんだろうなと。 今回の報道だけでなく、今後も薬物事件報道は皆が「怖いね」と思うだけでなく、「もし、自分や、自分の身の回りの人がそうだったらどうすべきか、どこに相談や連絡をすべきか、そんな回復方法があるのか」を知られる報道こそ、マスコミに与えられた公共放送の意義だと思います。 そして、田代氏を見捨て、孤立させるのでなく「もう一度頑張ろう」と何度でも迎え入れる。そういう社会の方が健全であり、回復に近い道かと。
2019.11.09
コメント(0)
野球少年の“ひじ” 6年生の17%は重い症状 全国大会で調査 ひどい話で。高校野球の投球制限の話以前にすでに子供たちの体が壊されるような練習が行われている、という実態が数字として明らかになりました。 野球に限らずですが怖いのは「スポーツに一生懸命になる子供は健全」のような思想がいまだに蔓延している。しかし、そこで教えられている内容が健全だとは限らない。むしろ上下関係によるパワハラ、科学や統計に基づかない根性、精神論、過度な練習による本来の学業への弊害など・・・ 少し前に高校野球の投球制限の話が出た時、元プロ野球選手でワイドショーなどにご意見番で出るあの人が「こんなことで壊れるような軟弱な子はプロとしてやっていけない」と、とんでもない発言を。個人の、替えのきかない人体の健康を部品の耐久テストをしている感覚かよ・・・と、いうか必ずしも子供がプロになれるわけじゃないのにその前に肘を壊してまで「野球に尽くせ」とは・・・ この元投手がどんなに現役時代大きな記録を出したとしても、プロ野球という物差しでしか評価できない、これだけで「野球ができるだけの人間の屑」だと思いました。 上の話に戻りますが、正しい指導ができていない状態で体を壊すのは本末転倒です。以前、スポーツ医学の先生が話していたのは「高校球児の患者には、それこそ肘や肩がボロボロであっても明日の試合のために「明日一日持ちこたえれればいい!痛み止めを注射してください」と懇願する生徒がいる。監督も、時には親までもそれを美談のように「この子の気持ちに応えてやってください」と。しかしそういう気持ちに医者として私は応えることはできない」 悪い意味でスポコン漫画の影響なんでしょうね。面白い、自分も好きなスポコン漫画って「怪我を押して」がドラマチックな感動になる。しかし、それはフィクション。スポーツマンガで後遺症によって競技そのものができなくなる選手を延々描き続ける作品はほとんどない。しかし、現実はこちらの方が多い。 漫画と現実を分けて考える人間でありたいし、他人にもそうでありたい。
2019.11.08
コメント(0)
田代まさし氏が覚せい剤所持で再度逮捕、というニュースを聞いて。 これを「ああ、またか・・・馬鹿なやつだ」とは私は全く思わない。それどころか、覚せい剤というものの本当の恐ろしさを聞かされるようで戦慄しました。 以前、自分がよく聞いているTBSラジオ「荻上チキ セッション22」の薬物問題についての放送の際に彼が登場し、その中で「ひとまず今はやっていませんが、またいつ、使用するかわかりません」と語っていました。それまでにも何度も強い意志で薬物をやめようと思った、けど、やめることができなかった経験を冷静に、客観的に認めている言葉であり。しかしなお、彼は薬物をやめたい、と思っている。ダルクという薬物依存者の社会復帰を目指すNPO法人でともに同じ悩みを抱えている人々と生活している、そういう状況でした。 で、今回のことは、「そこまで決意した人であっても、一度手を染めるとまた使ってしまう」という・・・しかも、彼のように「あいつは麻薬経験者だ」という情報が広がると、なぜかそういうブローカーが彼にすり寄ってくる。前回、薬物に手を出した際、彼は握手会の最中に客に「大変でしょう、ここに連絡してください」と、ブローカーの連絡先を渡されたとか。そこから崩れていったと・・・ つまり、完全にカモにされている。被害者でしかなくて。 その番組で語られていましたが「依存症というのは個人の意志の力ではどうにもならない」ということ。これは「運転手がやってはいけないとわかっているのについ、スマホを使ってしまう」というのに似ています。 田代まさし氏を私はだから、全く責める気になれない。むしろこのニュースを「マーシー逝ったああああwwwww」と茶化して取り上げているネットのまとめサイトやらの連中をクズだと思う。 自分も仕事の過労でうつ病になり、睡眠依存症に陥ったことがある。これは自分の力ではどうにもならず、結局、医師の診断とアドバイス、そしてそのブラック企業を辞めるという環境の変化で何とか克服した。しかし、これだってまた仕事がいつ、ブラック状態で戻ってしまうかわからない。私と田代氏の違いは、依存先が「薬物(違法)」か「睡眠(合法)」かの違いだけで本質的に何も変わらない。 それと、そろそろ認めるべきだと思ったのは「薬物の使用者は犯罪者ではない、むしろ被害者だ。だから、そちらに刑事罰をどんなに厳しくしても効果がない(むしろ社会との隔絶で孤立し、薬物にまた依存するループになりえる)彼らに必要なのは適切な治療と世の中の温かい支援であること」を。 自分が睡眠依存だった時、あの時、もし、違法薬物でないとしても酒とかギャンブルに手を出していたらどうなったか?自分はたまたま運が良かっただけではないか? そう考えると、今回のニュースを他人事だとは思えませんでした。
2019.11.07
コメント(0)
フェミさんのデマから学ぶ漫画の焚書 私は古いオタとしてはっきり言いたい。「この国には昔から、そして今も漫画やゲーム、アニメなどを自分が嫌いな表現を規制するのに「子供のため」を持ち出す、いわゆる「立派な大人」を装う卑怯者がいる」 ということ。 と、いうか手塚マンガの焚書の例を出すまでもなく、私も経験している。それは宮崎事件。わずか30年ほど前に起きた事件で、当時のオタク文化はとんでもない迫害を受けた。この国では何か大きな事件があると、即、マンガやアニメ、ゲームに結び付け、それを愛好する人間が何もしていないとしても「危険だ!」と理不尽に規制する。 当時のオタクに対する迫害、メディアでの叩き、そして、「オタクはそういう嘲笑の対象にしていい」という風潮はあの時に作られた。その傷跡はいまだ深く。 そして、わずか30年程度でその歴史を「なかったこと」にしようとする連中が出てくる。ここにきて日本政府がアニメやゲームなどを「クールジャパン」「世界に誇れる日本の優れた文化」などと、まるで国がずっと支援してきたかのようなふるまい。舐めてやがる・・・コミケの歴史を紐解いただけで、どれだけオタク文化の危機を行政によって作られたかすぐに読み解ける。完全な歴史修正だ。 上のまとめで「手塚マンガの焚書はなかった、証拠がない」といったとたん、あらゆる方面からごっそり資料が突き付けられ、本人は遁走した。みんな怒っている。それだけ古いオタクは闘争の歴史を、身を持って戦ってきた側だから。 好きなものを好きと言ってはいけない。それを言うと「みっともない」「いい年齢でアニメかよ」「あんなものを読んでいる人間はろくな大人になれない」今でも言われることがある。いや、それどころかオタクの中にさえ「〇〇なんて読んでいるのはクソ」「ソシャゲーに金を落とす馬鹿」「ユーチューバー(笑」のような、自分の理解のないジャンルを嘲笑する連中もいる。 上の焚書の怖いのは「国の命令」ではなく、民間の、先生とかPTA,教育者という子供を指導する側が自主的に行ったこと。平気で自分たちの表現の自由の首を絞める。事なかれのために。 余談だが、先日、こち亀で長くジャンプを支えていた秋元治先生が紫綬褒章を、スーパーマリオなど任天堂の代表的キャラを作ったゲームクリエイター宮本茂さんが文化功労章を取られた。どちらも「子供に悪影響を与える」と言われた作品を長く作り続けた偉人。その功績は手塚先生と比べても何もひけをとらない。 さて・・・あの時、彼らを叩いていた大人たちは、今の結果に何を思うだろうか?自分が愚かなことをしていたと恥じているだろうか?
2019.11.05
コメント(1)
コミケの主催者でお亡くなりになった米沢さんのこんなエピソード。 ある時のコミケで「女装するコスプレイヤーが見苦しい。女装を認めないようにしろ」という意見に少し考えて「では女性が男装コスプレをするのも禁止しますがそれでいいですか?」と。それを言われたとたん、主張した側が黙ったそうで(女性が男性キャラのコスプレをするのはとても多い)。 上のことで言いますと、「似合わないコスプレをするな」という意見に集約される。それは容姿の美醜で表現を規制するのと同じでひどい事を言っているのに気が付かない。コスプレは「本人が好きなキャラの衣装を着ること」が最大の醍醐味なのに。 同じようなことは以前、ネットの意見で「コミケでは落とされるサークルがたくさんあるのに下手な奴がスペースを取っている。コミケは一定水準以上の絵のうまさがあるサークル以外は落とすべきだ」なんてのがあって。しかしそれはコミケの理念とは著しく乖離した意見、上のコスプレの意見と全く同じです。 表現の自由を認める、というのは、自分の表現を規制されない条件として他人の表現、自分の嫌いな表現であっても存在を認める、嫌いなら近寄らない(個人の感想は別)覚悟と努力が必要です。性癖だけでも無限にある中、ある人間の嗜好だけをもって世の中全体の基準にしてはいけない。 自分の嫌いなものを好いている人がいる、その逆もある。だから、この国では多様な表現が許される。配慮はしても忖度する必要はない。
2019.11.05
コメント(1)
今年も恒例のラジオイベント「文化放送 浜祭り」に行ってきました! 例によって増上寺の境内はもう人がいっぱい!私の目当てはお昼の帯番組「大竹まこと ゴールデンラジオ」の公開収録なので、それまでに会場に行って物販で品定め。また、今回は場内のキッチンカーで「大竹揚げ」という、大竹まことさんの自宅で大人気の家庭料理を販売していましてこちらを購入。 豚の薄いロース肉を生姜焼きのたれに漬け込み、片栗粉をつけて揚げて最後にカツ節をかけたもの、これが美味しい!簡単だし、今度自分も作ってみよう・・・ 番組も大盛り上がりで、とにかく来ている人たちが皆「あったけえ」「楽しそう」な空気。こういうのがラジオの魅力だなあと。 以前も書きましたが、ラジオの魅力って、テレビだとモニターの向こうの別世界、私たちとは違う空間のイメージですが、ラジオはDJが「自分一人に語りかけている」気分になる。そのため、親近感が全然違って。そんなDJと会えるのだから、とてもうれしい。あと、普段は気が付かないけどこんなにたくさんのリスナーがいるのだなと。改めて人気番組のすごさを実感しました。 また来年も行こう・・・
2019.11.04
コメント(0)
さて問題。 街を歩いていたら見ず知らずの人間に突然、民族差別的、恥辱的な言葉と唾を吐きかけられた。かっとなって殴りつけた。 この場合、よく「どっちもどっち」論を言う人間がいる。が、これ、本当にそうであろうか? 私の目から見ると、「いわれもない攻撃を受けたことに対しての反撃」であり、問題のきっかけは暴言を吐いた側に帰結する。暴力で反撃したのがよくない、は別の問題。そこを対等の天秤にかけてはいけない。この場合は100:0で前者に非がある。 世の中にはこの手の論法で極端な意見をぶつけて物事を「どっちもどっち」にもっていこうとする連中がいる。しかし本来、そういうのは比較する対象にはならない。彼らの狙いは自分の意見の貧弱さを屁理屈とごねることによってうやむやにする。100:0を80:20、あわよくば50:50にして「相手も問題がある」ことにしたい、それが目的なのだ。 電車で痴漢にあった女性に対して「狙われるような服を着ているのが悪い」「ラッシュ時に電車に乗るのが不用心」「そもそも痴漢されることを望んでいたのでは?」・・・こんな意見がどっちもどっちになるわけがない。
2019.11.04
コメント(0)
【加害教員の給与停止 識者懸念】 これは私も懸念します。以前、このブログでこの事件を扱った際、私は「こうなった時点で自主退職とかでなく、まず懲戒解雇、および警察沙汰になる暴力事件である、といいました。 その通りです。が、今回「民意に配慮して給与の支払い停止」という措置は危険です。まず、事件が発覚し、罪が確認された時点で停職、そして懲戒解雇、という手続きを踏む。その間の給与の支払いは在職中である以上認めるべきで。きちんと手順を踏まなくてはいけない。 さらにいえば、今回の決定は最もやってはいけない「法の遡及」にあたる。これはその当時なかった法律を過去にさかのぼって適用し、新しい罰則を与える行為で、これが認められるとあらゆる人間を犯罪者にできる。 わたしは、今回の教師による集団リンチ(いじめではない)に関しては絶対に許してはいけないと思うし、被害にあった先生の心情を思うと泣けてきます。が、だからこそ、法律に則った厳正な対処、特に学校側が「先生同士のトラブルがあった」的な矮小な事件にするのではなく、きちんと暴力、脅迫、名誉棄損事件として対処してほしい。 でないとあいまいなもので判例が覆される世の中になる。それは決して「学校で子供に見せる大人の姿」として正しくないと。
2019.11.03
コメント(0)
自分の表現を、法律以外の個人的「不快だからやめろ」という意見をもらったときは。 この場合、そういう意見がある、というのはまず受け止めてください。物事を公に公開するというのは、賛であれ否であれ、反応があります。 で、その反応を受け止めたうえで、そういう意見に「どう対応するか」が個人の表現の自由です。相手の意見をくみ取って取り下げるもよし、ふざけるなと一蹴、どころかさらにその表現を先鋭化させるもよし。意見を無視するもよし。対応の自由がある。 つまり、こういうことを表現者が選べることが大切で。逆に言うと、そういう意見がある、という理由で表現者に忖度するよう規制する、あるいは発表の場を奪う行為は「一部の意見で相手の表現を封殺する」という、きわめて傲慢な行動になります。 また、「この人の不快は他の人の悦楽」というのが芸術に限らず必ずあるものです。おっぱいプルンプルンの表現を嫌う人の反対にそれが大好きな私のような人間もいる。そして、表現者はどの方向の相手に向けて作品を作ったか?そこを考えて行動してほしい。 自分の表現を嫌う人の意見を聞き入れたところで、0にこそなれどプラス評価にはならない。それなら自分を応援してくれる、自分の表現が好きだという人に向けたものを作る方がいい。 賛も否もない、誰の心にも引っかからないものを作ることの方がクリエイターとして屈辱ですから。
2019.11.02
コメント(0)
ゲームの世界では、一度クリアしたゲームの2周目に、クリア時の経験値や能力、必殺技などを引き継いでもう一度最初から挑戦できる「強くてニューゲーム」という機能があるゲームは多々あって。 これによって再度プレイ時にはユーザーがよりテンポよく遊べる、また、プレイヤー自身も一度クリアしているので悩むことなく、また、一周目に憶えたテクニックなどを駆使して序盤を「俺、つえええ」を味わえる、そういう楽しみ方があります。 で、私のような技術職にとって、同業転職というのはその「人生の強くてニューゲーム」をやっていることに最近気が付きましてw。これはほかの仕事でもあるのではないでしょうか。 新入社員で入ったころは何もわからず、試行錯誤の繰り返しで。そんな中、少しづつ仕事を覚え、経験値を積んでいく。しかし、ある程度の年数がたった際、手の会社に転職すると、今度は中途採用ということでその技能的経験値を積み上げた状態でスタートを切れる。収入も前の職場よりUPすることが多い。 また、この経験値は複数社渡り歩くと、またいろんな技術を覚えられる。同じ仕事であっても使うアプリケーションが違うため、別のやり方を覚えたり。しかし、そういう場合も前の経験値があると「ああ、この機能は前の仕事でいうこういうことか」と呑み込みが早い。また、複数の会社で仕事をすると、環境の変化に柔軟になれる。 そういう意味で転職は人生の「強くてニューゲーム」であると。 ただ・・・この転職先が必ずしもいいゲーム(職場)とは限らない。とんでもないクソゲー、つまりブラック企業つかまされることも。そんなときはとっとと逃げ出しましょう・・・
2019.11.02
コメント(0)
企業の6割、正社員が不足 ・・・ニホンゴワカリマセン・・・ えっと、確か今、日本の労働人口の4割が非正規の、派遣であったり契約社員という不安定な状況だったと記憶しています。それを推し進めたのはほかならぬ雇用側。なぜ正社員にしないか?それは正社員は簡単に首を切ったりできないから。都合のいい時だけ、都合のいい人材が安くほしい、経営や株主側の利益を最大限に従業員にはどんなに利益が出ても恩恵を与えない。そんな傲慢さ、経営側の都合に合わせで経団連の要求に従った制度をどんどん変えていったのが今の日本社会。 しかし、バブル崩壊から30年たってそのツケがのしかかっている。低迷する消費、給料を上げないことによって民間需要が上がらず、コストカット競争であらゆる産業での薄利多売の限界、そして、急速な少子化と高度経済成長期世代の引退により決定的に働き手がいない。また、社内に正社員として残さなかったツケで技術継承が行われず。また、契約社員もこうなると人件費高騰で結局、正社員を雇うのとコストが変わらない、それどころか長期的に見ると割高になる。 こんな当たり前をずっと放置し続けて上のリンクですから。 「日本は一番、経営者が無能でもなんとかなる国。それはとことん経営側に甘い法整備や税制システムになっていて、さらに社員はブラック企業であっても横並びの同調圧力で仕事を勤勉にこなす。そんな環境で成績を出せない経営者が世界に勝てるわけがない」 少し前のブログでも書きましたが、求人を出している企業に私のような技術者がエントリーしたら、2次面接で「この会社に入りたい動機は?」と、意味不明の質問をされた。求めているのはそっちだろうが? どこまでも企業側は「雇ってやっている」という意識が抜けていないようだ。すでに求人の市場の需要と供給関係は逆転しているにもかかわらず。と、いうかまず今、社内の契約社員を全員正社員に登用しろよ、たりてないんだろ?
2019.11.02
コメント(1)
どこまで自分の表現の自由の主張が認められるか、について。 たとえば、私は食べ物のレバーが嫌いです。というか、食べられません。しかし、市場には普通に売られている。焼肉屋でも人気メニューであるし、レバー大好きな友人もいる。 で、私がもし「レバーなどというものは見るのも嫌だ、私と同じようにレバーが嫌いな人間はほかにもいる。だから、焼き肉屋もスーパーも肉屋もレバーを見せてはならない、公共の場で私のような嫌いな人間の目に入るようなことがあってはいけない」としたら、これは大変な傲慢であるし、そんなものは認められるわけがない。 しかし、これが私が嫌がるのに無理やり学校給食で「残しは許しません。レバーが嫌いであっても全部食べなさい!」という指導は正しかったか?それは正しかったとは全く思わない。あの口に入れた時の吐き気、飲み込めず無理やり口に大量に突っ込み、そのままトイレに走ってゲーゲー吐いた思い出。 あの時「食べ物の好き嫌いはいけない」という大人の教育の傲慢さをつくづく思い知った。大人になったら嫌いな食べ物は食べない、他の食品でも栄養は代用できると知ったから。 要は自分の口にさえ入らなければいい、それしかない、という選択肢に行動を限定されることが「個人の表現の自由の侵害」なのだと思う。 献血ポスターのマンガキャラの胸が大きすぎて性的だ、こういうものを公共の場で見せるべきではない、というのは、この境界線の話。このポスターに不快感を持つ人はいる。それは私のレバー嫌いのようなもの。しかし、その自分の嗜好をすべての人の嗜好に当てはめてはいけない。 同時に、嫌がっている人以上にオタクがあのポスターで興味をもって献血に行くとしたら、それは効果があった、ということであり。現にずいぶん前からコミケではアニメキャラの献血ポスターで多くのオタクが献血を行っている。 自分が気に入らない巨乳キャラのポスターで献血する人が増えたとしたら、自分には向けられていないデザインであった、と理解すべきで。そこは強制的に見るようにされていない以上、許容すべきエリアです。 なにしろ、これを突き詰めると自分が嫌いな芸能人が宣伝のポスターであっても「この芸能人、私は嫌いだから宣伝キャラにするな」という意見がまかり通る世界になる。 考えてほしい。自分が興味がない、あるいは不快な表現物を好む人がいる。たとえば私はホラー、グロ表現の本、日本すげえ‼的な番組は嫌いです。嫌いですが、それは自分に向けられていない読者、視聴者がいるのだと。だから、法律違反でない以上、やめろとは言えませんし、そういう映画や書物が売られることこそ健全だと思っています。しかし、無理やりそれをこちらに押し付けられたら拒絶します。 趣味嗜好の表現の自由とはそういうエリアのお話だと思うのです。
2019.11.01
コメント(0)
全45件 (45件中 1-45件目)
1