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オーストラリアのメルボルンで行われている世界水泳選手権の競泳部門で、日本期待の北島選手が200m平泳ぎで優勝し、今大会初の金メダルを獲得した。ライバルといわれていた世界記録保持者のハンセン選手が欠場したが、これは3種目で9レースという過密スケジュールによるものらしい。 どのような競技(特にレース的な競技では・・・)でもレースで世界一になるためには、体力や技術以外の部分にもベストな条件が必要なのだが、今回のハンセン選手の欠場は、それがほとんど実現できなかったことで、最後の種目に出きず北島選手と戦えなかったには残念でならない。 水泳に限らずどのような競技でも世界一になるには、すべてがうまくいかなければ勝てないのだが、英語で言えば、“Good at everything”でなければならないということがよくわかったレースだった。体調不良で欠場するような大きな失敗は、いわば“bad”は致命傷になったしまったといえるだろう。 小さな“bad”はすぐに修復しなければならないには当たり前だが、これは勝負事(それだけでは無いのではあるが・・・)の基本だろう。昨日から始まったプロ野球(セ・リーグ)の試合でもいえるのだが、私の応援する中日ドラゴンズは、この小さな“bad”をすぐに修復するのが不得意のチームである。 長期的なチームづくりは非常にうまい関係で、ドラフト制度が始まってからの成績の平均点は非常に高いと私は思っている。読売巨人軍のように資金力に任せて選手を寄せ集めてくるわけでもないし、ドラフト制度の悪しルールである希望枠選手でも、制度を美味く使って新人補強をしている。 その結果が補強費等が少ない割には成果が大きく、それが平均的な良い成績に繋がっているのだと思っている。特に中日ドラゴンズといえば、過去の成績では2位になることが非常に多いチームで、新しいプレイオフ制度の恩恵を、一番受けられるチームだと私は思っている。 ただし、有力な選手とマネジャーをほかのチームに引き抜かれると、残った選手などのマネジメントやモチベーションが最悪の水準に低下してしまうので、どんなに強いチームも転落する時は速いものだ。パ・リーグの優勝チームを見ていると、ベストを保ち続けるには手抜きは許されない事がよくわかってくる。。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月31日
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待ちに待ったプロ野球(セ・リーグ)が本日開幕したが、私の応援する中日ドラゴンズも本拠地の名古屋ドームに東京ヤクルトスワローズを迎えての開幕戦を行った。試合は中日が終盤の集中打で逆転勝ちをしたが、2年ぶりの開幕白星発進となかなか良いスタートが切れたと思っている。 試合内容もエース川上投手が8回にリグスから一発を浴びたが、3失点とまずまずの出来であったし、8回には集中打で5点を奪って逆転するなど、試合後、お立ち台に上った中村ノリ選手は「精いっぱいやって、皆さんの期待に応えられるように頑張ります。応援をよろしくお願いします!」と話していたそうだ。 「お互い良いピッチャーだったので点は入らないと思っていた。今までの3年間と違って色々なパターンの野球ができるようになった。選手が自分の役割をよくわかっている。今年はどんなところでも動ける状態でみんな臨んでくれている。」と試合後に落合監督が早くも優勝宣言をしていた。 今年の開幕カードは変則的なのか、私の知る限りでは昨年のペナントレースで優勝した中日ドラゴンズは、昨年度最下位の横浜ベイスターズか、4位の読売巨人軍と開幕戦を行うと思っていたのだが、昨年3位の東京ヤクルトスワローズとの開幕戦を行った。(何か特別な事情があったのだろうか・・・) 私の予想ではセの王者はたぶん中日.阪神のどちらかだと思っている。主力にケガがなければ選手がそろっているし、投打のバランス.総合力が巨人と阪神とともに、セで頭一個飛び出ている。短期決戦に弱い中日だがペナントレースのような長丁場では、投手力の差がどうしても出てくると思っている。 戦力的には読売巨人軍も大金にあかせて戦力アップをしているのだが、選手のモチベーションが低いし、主力にけが人が多いので優勝するのは難しいだろう。それでも今年から行われるプレイ・オフには出てきそうなので、そちらのほうを少し心配しているが今年も優勝は中日ドラゴンズだろう。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月30日
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昨日は事務所の工事関係者だけで一杯飲んだのだが、久しぶりに中華料理での飲み会で私の希望として、「餃子と紹興酒」を頼んでいたが残念ながら、餃子の方は食べることは出来たが、紹興酒の方は飲み放題のメニューに入っていなくて、残念ながら味わうことが出来なかった。 それでも、上司達がお土産に買ってきてくれていた焼酎等を持ってきてくれたので、珍しい芋焼酎を飲むことが出来たのは、昨日の飲み会の成果であった。餃子の方はたっぷりと食べることが出来たのだが、大阪就出身の女性が、「大阪や神戸にはメニューが餃子と飲み物だけという専門店も多く存在する。」という話から、大 いに餃子談義で主演が盛り上がった。 料理の方も焼き餃子でけでなく何種類もの餃子料理が出てきたので、餃子好きの私にはたまらない飲み会だった。店に人もその餃子談義に加わって貰い、餃子の美味しい焼き方のなどのレクチャーも受けることが出来た。それによるとフライパンに並べた餃子に少量の油と水を加え蓋をして蒸して、水分が蒸発したら蓋を取り焼 いて焦げ目をつけると、美味しい餃子になるそうだ。 チルド餃子などに書かれてある焼き方の、油で焼いて焦げ目をつけてから水を加えて蒸し焼きにする方式もあれば、それが誤りだといっていた。本場の中国の焼き餃子は油たっぷりで焼くため、底面は揚げ餃子に近い仕上がりになっており、餡の中にはニンニクは入れないそうだ。 焼いている途中に水溶き片栗粉などを入れて焼くと、焼き上げたあとパリパリした薄皮ができ、これを羽根餃子(羽根付き餃子)と呼ぶが、これはおもに中国東北地方の調理法で、現在の日本では最も幅広く浸透しているそうで、これは満州地方からの引き上げて来た邦人が広めたらしい。 現在中国での一般的な食べ方である水餃子も出たが、焼き餃子よりも厚めの皮で作られた餃子を、お湯で茹でたものをタレを付けて食べる方法が主流らしい。(昨日の飲み会でもこの方法で食べさせて貰ったが・・・)皮が強くないと茹でる時に中の具がバラけて台無しになるので、作りおきが難しいといっていた。 私の大好きな揚げ餃子は日本ではなじみ深いが、中国で見かける機会は多くないらしい。ただし、この方法も料理は確かに中国にも存在しているといっていた。 変わった餃子としては、小麦粉の皮の代わりに薄焼き卵を使ったものを鍋料理の具としてつかったスープ餃子も味合うことも出来た。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月29日
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「『土木』と言えば、何をイメージしますか?」と聞かれたら、やはり、工事現場、泥と土、しして、環境破壊・・・でしょうか。それとも公共建設工事を巡る談合でしょうか。いま、なにかと土木関係はネガティブな事が多くなっています。こんなキャンペーンを土木学会がやっている。 私達土木技術者も「若い者に『気概』というものが無くなった」と、嘆く年配技術者の声を聞くが、確かにこの技術を守ろうと頑張っている若手技術者が少なくなった。昔の技術者は「絶対に落ちない橋」や「頑丈な道路」を造ってきていた。それに無駄が多いと言って経済性重視の道路を造ろうした。 それが今度の『能登半島地震』のように経済性重視の盛土工法の道路を造って、地震で壊れてしまうと文句を言ってくる。法的にはすこし問題があっても、生活などに直結する道路などは少し無駄があってもよいのではないだろうか。(専門用語で「安全率に余裕がある」と言ったりする・・・) 税金を使う公共事業の観点から見ると、「談合は悪だ!」という事は間違いないことだと短絡思考に陥るのは本当に間違いだったのだろうか、と言う本があると聞いたので読んでみた。その本によると、「官民が一体となって作り上げた談合制度は当時の社会に埋め込まれた仕組みだ。」とかいてある。 談合を仕切ってきたゼネコンにとってみれば、業者間で毎年の受注量が談合によって安定すると、競争がないからゼネコンの利益は増え、ある部分は建設技術の高度化にも投資され、世界に誇る日本の技術になったというのだ。東京タワーや高層ビルができたのは談合のおかげかもしれない。 「良質かつ安全で、安価な公共建設を実現するにはどうしたらいいか」という本質的な議論が忘れられたないまま、談合の禁止という“法令遵守”の大合唱となると、その結果の過度な競争が工事の品質や安全性の劣化を招く危険性がある。(これが現実化して品質の確保に官は躍起になっている) 談合=悪という見方だけ広まったおかげで、建設業界のイメージダウンが起き、有能な技術者が建設業界への就職を、忌避し始めているのも大きな問題である。現在建設業界で頑張っている若者のモチベーションが、今のように下がり続けると、技術立国日本の国家損失になるのではないだろうか。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月28日
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明日は事務所の事業担当者全員の年度忘れ会で、久しぶりの中華料理で一杯やる予定である。若衆が事務所のLANでそのことを書いていたので、料理の餃子と紹興酒のロックは外さないように指示をしておいた。私の個人的な趣向であるが、中華料理には紹興酒のロックである。 私がよく呑む紹興酒は、醸造直後のアルコール度数は18~19度の加飯酒で、常温で氷砂糖やザラメ砂糖を入れたり、薄切りにしたレモンなどの柑橘類を入れて飲むことがおおい。ぬる燗に温めて飲むこともするが、私が好きなのはやはりオン・ザ・ロックが一番旨いと思っている。 日本で呑まれる紹興酒は加飯酒が多いのだが、この酒の熟成期間の長いものを花彫酒とよばれている。これは女児酒にちなむ。紹興の古い習慣では、子供の誕生3日目を祝って贈られた糯米で黄酒を造り、1か月後の満月の日に親戚を集めて祝宴をし、密封・殺菌した瓶を父親が埋めたらしい。 埋めた瓶を娘が嫁ぐ時に、父親が掘り出して、母親が“囍”と書いた赤紙を貼り、瓶に彫り師が彫刻をし美しい彩色をして、“嫁酒”として持たせる習慣があると聞いたことがある。この風習は4世紀初頭にはあり、その頃から殺菌技術があったことが文献に残っているそうだ。 本場中国でもっとも一般的な飲み方が常温で楽しむストレートで、芳醇な香りとまろやかな味が口中に広がり、紹興酒そのものの良さを感じることができると紹介されてはいるが、もう少しすっきりした飲み方が好みなら、オン・ザ・ロックがおすすめだとも、紹興酒の飲み方の本には載っている。 その本によると上級者へのおすすめは、燗して飲む紹興酒になるらしいが、お燗して飲むのは日本独特のものだそうだ。ほんのり温もりが広がる燗酒は、寒い季節にはぴったりで、スライスしたレモンを入れるとさっぱり飲めるす、やはり中華料理と紹興酒の相性は一番だと思っている。 特に酸味や辛味のある料理との相性は、紹興酒が抜群によいと私は思っているし、常温のストレートには辛味のないあっさりした料理が、ぬる燗の時には味の濃いものや辛い料理を頼むようにしている。多少こってりした料理を食べても、紹興酒を飲めばすっきりして食欲も増進して、つい食べ過ぎてしまので明日は少し抑え気味 にしておこうと今は思っている。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月27日
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昔から「地震・雷・火事・親父」と災害のことを言っているが、昨日の「能登半島地震」の被害状況を見てみると、以下に人口密度によって人的被害が違うのかがよくわかる。能登半島の輪島市など人が少ないので、地震の時間もよかったせいか死者が1名しかでなかった。 もっとも住家が木造住宅が多かったせいで、住宅の被害が多かったので避難している住民も多く、仮設住宅で生活することになると思うにだが、注意しないと、自家用車などに避難した被災者が、エコノミークラス症候群で死亡する例が相次いだ「新潟地震」の二の舞になる恐れがあるそうだ。 医者に言わすと予防法としては、定期的にストレッチ運動し足を曲げ伸ばしすることと、こまめに水分をとる2点を挙げているが、車中泊を避けてもらうためには、避難所の居心地を良くすることも大切だともいっている。また、他人に気兼ねなくトイレに行けるようにすることなどもアドバイスしていた。 このような災害が起こると私達建設業に応援申請があるのだが、(実は私も防災士として登録しており、有事の際は本当なら被災地に行くことになっているのだが・・・)今回は少し様子が違うみたいだ。まだ直接は聞いてはいないのだが、どうやらボランティアを石川県は受け入れないみたいだ。 これから避難所生活をしている生活弱者が精神的に参ってくるし、高齢者が被災者の仮設住宅に移っても、精神的に参ってしまって仮設住宅で亡くなることも多いと聞いている。安倍晋三首相は「被災された方々が一刻も早く安心して暮らせるよう、政府としても全力を挙げて対応していく」と述べたそうだ。 こんな時こそ精神的な支えとなるボランティアが必要だと思うのだが、阪神大震災の被災地からは、自治体職員等が応援のため相次いで石川県に向かったらしいが、石川県からは受け入れ態勢が整っていないとのことで、2~3日待って欲しいとのことだったらしい。(何を考えているのやら・・・) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月26日
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今日は天気が回復して雨の心配もなくなったので、ウォーキングに参加するため市駅前に出かけると、大勢に人だかりができていた。受付の様子を見てみると、「秋川雅史トーク&ライブ」の整理券を配る列が出来ていたが、午前10時から1階銀天街側正面口にて整理券を配っていたらしい。 このイベントはデパート8階のイベントホールで午後から行われる予定なのだが、ライブの内容は、秋川氏の楽しいおしゃべりと、「千の風になって」ほか美しいテノールの調べを中心に、FM放送の公開録音が行われたらしい。イベントの内容は4月7日に放送られるとポスターに書いてあった。 今日のウォーキングは2月の暖かい日に計画されており、本当ならこの時期には桜の花が満開になっていて、石手川堤防に咲いているサクラの回廊を愛でようと思っていたのだが、3月に入っての寒波でサクラの開花が遅れてしまい、まだ1部咲きにもなっていない状態であった。 この川の両河岸の多くには公園が設置され、市街に近いことから市民の憩いやスポーツ活動の場として親しまれている。この公園は太平洋戦争後まもなくの頃は、河川敷などにバラックが建ち並んでいたが、昭和54年の洪水を契機にこれらの不法占拠物が撤去され公園として整備されたのだ。 桜の花は少し早かったが40名くらいの参加者があり、私も石手川の由来や 改修前における湯山川(現在の石手川)の流路について、岩堰から湯渡あたりを経て持田のほぼ中央を走り、今の二番町から三番町辺を通過し、吉田浜付近で海に注いでいたことを話した。(今の大街道が外川と呼ばれていた) 昼食場所はその岩堰の公園で行ったのだが、このあたりはサクラがけっこう咲いていた綺麗だった。岩堰から取水している水路に初夏になると、ホタルが飛ぶよう地元が世話をしていることも合わせて紹介しておいた。午後からは石手寺に寄って、名代の「見返り桜」を見物して帰った。 今日のウォーキングは距離としてはそう長くはなかったが、総勢が40名と多かったのでタイムキーパーとしてはけっこうしんどかった。(短い信号では全員渡りきれず、2回に分けて道路を渡ったりもした・・・)それでも無事に怪我も無く石手時で解散できたので、天気も持ち直したし良い1日だった。 楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月25日
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今日は久しぶりに(調べてみたら去年の10月に炭を焼いていたが・・・)山に入って炭でも焼こうと思っていたのだが、朝起きてみると雨が降っていた。あわててパソコンに飛びついてメールを見てみると、案の定仲間から炭焼き中止のメールが入っていた。(残念ではあるが天候には勝てない・・・) せっかく仲間と美味い酒(今回はウィスキー)を呑もうと、嫁さんに頼んで生ハムやソーダ水と氷までお気に入りの物を買っておいたのに、自分の家で私自身が処分しなくてはいけなくなってしまった。そんな訳で朝から風呂(昨日の残り湯は洗濯に再利用しているので)を沸かしてもらって朝湯を楽しんだ。 朝湯から上がって、私にとっては贅沢品の肴で軽く呑んでいたのだが、地元の今治西高の試合が始まったのでTV観戦と洒落込んでいる。嫁さんは昼飯の買い物に出かけているし、子供は春休みのアルバイトで町へ出かけていった。ゆっくりと呑み始めてもう2時間くらい経ってしまっている。 私にとっては考えられないくらいゆっくりとしたペースで、呑んでいるため量的にはそれほどではない。(普段は時間制限のある場所で呑むことが多いので、相当早いピッチで呑んでいるのだが・・・)試合のほうはピンチの連続でリードされていたが、四国大会の同じゲンのよい8回に逆転した。 9回はエースの熊代投手が抑えてくれたのだが、予想に反しての苦戦をしてしまった。ピンチが多かった丘で出の無料が少しは増えたようだが、最後の一杯は勝利の美酒を味わうことができたのはうれしい限りだ。 2回戦も好投手のいる学校と対戦するらしいので、今日の試合を教訓にしてもらいたい。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月24日
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25年くらい前に茨城県になる研究施設で、港湾工事の研修を1ヶ月くらい受講したのだが、(当然、全寮制で毎日実験や演習をコンサルやゼネコンの職員と行ってのだが・・・)その寮にはTVがないと聞いていたので、その時に研修中の読み物として、何冊か文庫本を持って行った。 その本の中に『風姿花伝』(世阿弥著)もあったのだが、日本固有の芸能・能についての美学「幽玄」のことを、「一子相伝」という著者の厳密な伝承の規定によって、表された名著だと思った。その『風姿花伝(花伝書)』のことが、今日の日経オンラインに載っていた。 本書のもっとも名高い一節は、「秘すれば花、秘せずば花なるべからず、となり」 という個所だろう。「秘す」とは隠すことで、花とは世阿弥の美学の神髄「幽玄」といわれ、美は「個」(能の演者のこと)の内に秘め、顕わしてなならぬと言うことを、奥義として継承者に教え込んでいったそうだ。 私が好きなのは本の内容の第一に「花」であるということである。何をもって「花」となすかは読むにしたがって見えてくるのだが、この「花」を「時分」が分けると言う教えである。年相応によって自分の行うべき事をさとしてくれるのだが、「時分」分けて見えるのが「風体」であるというくだりが気に入っている。 その風体は年齢によって気分や気色を変える。少年ならばすぐに「時分の花」が咲くものの、これは「真の花」ではない。そもそも能には「初心の花」というものがあり、この原型の体験ともいうべきが最後まで動くから、それを稽古によって確認していくことが、『花伝書』の「伝」になるというのだそうだ。 私も50歳代になってこの本の言う、「このころよりは、おほかた、せぬならでは、てだてあるまじ。麒麟も老いては土馬に劣ると申すことあり。さりながら、真に得たらん能者ならば、物数はみなみな失せて、善悪見所はすくなしとも、花は残るべし。」の年である。 もうすぐ花の季節であるから、『風姿花伝(花伝書)』のいう「老い木の花」でも楽しむようにしたいのだが、おっとご用心、ご用心。この本を読んで、読んだ、読んだと吹聴せぬこと。、『風姿花伝(花伝書)』の極意は、日経オンライにも書いてあるとおり、「秘すれば花」なのだから。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月23日
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拝金主義者の末期(とは言えないかも知れないが・・・)の判決として、ライブドアの裁判があったが、裁判所の判決言い渡しがあり元幹部4人の量刑がを宣告された。その判決で幹部連には「3年間その刑の執行を猶予する」となっていたが、その中にライブドアナンバー2の宮内被告の名前はなかった。 先の裁判で実刑判決のあった堀江被告は、公判で「資産は有価証券などが百何十億円、現預金が数億円」と話していたとおり、逮捕され起訴後も潤沢な資金力は衰えていないそうだ。新聞情報では株への執着も強そうで、最近も知人に「株でもうけた」と話していたという記事も載っていた。 先週も堀江被告が出ていたTVを見ていたのだが、公判用のスーツを脱ぎ捨てて、茶色のパーカにジーンズというラフな“ホリエモンスタイル”で登場していたのだが、キャスターから実刑判決の感想を尋ねられ、「白と思ってやってきたのに黒と判断された。納得いかない部分がかなりあった」と言っていた。 その時のTVでも、「人間としてどの部分を反省する?」と聞かれて、「まあ、人を疑えってことですかね」と言い放ったたりして、少しも反省などしている様子はなかった。弁護士などは「反省の色を見せれば、控訴審では執行猶予もあり得る」と言ってはいるらしいが、あの態度ではきっと無理だろう。 しかも今日の判決で一応恭順の意を見せていた宮内被告にも、執行猶予が付かなかったのだから、どんなに反省しても堀江被告と宮内被告は、刑務所に入ってもらわなくては世間が納得しないだろう。堀江被告も宮内被告も控訴したそうなので、高裁ではもっと重い刑に処せばいいのだ。 私達の建設業の世界では世界的な技術や技能を持っていても、月給で100万円も貰うような者がないというのに、人を騙すようなことをして儲けた巨額な金で、偉そうなことを言っている堀江被告などは、私から言わせると人間のクズとまでは言わないが、感心できる人物とは到底思えない。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月22日
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昨日は夜遅くまで自転車の利用についてのワークショップに参加していたが、昨日話しに来ていた警察官によると、歩道を猛スピードで走る自転車に歩行者がはねられるなどして起きる交通事故が増えており、全国警察に自転車による悪質運転の指導取り締まりを強化するよう通達したとのことだった。 私の住んでいる松山市も市役所が推薦しているように、自転車を使っての生活が非常に便利な街であるのだが、朝の通勤ラッシュや商店街を行き交う光景は、まさに自転車の洪水のようだ。そのうえルールやマナーは守られておらず、「こと交通に関して松山は…」との悪評もよく耳にするとのことだった。 交通マナーを教えている教師からは、「交通法規を教えることと、交通安全を教えることが、必ずしも同じではない」と告白だあったのだが、子どもたちが事故に遭わないように指導するのが教育現場の共通した思いで、それにはルールだけを教えるには行かないとの事だった。 その先生や保護者の代表は自転車に乗り出して間もない小学生に、「交通量の多い道でも、ルールだから歩道を通るのはやめて、車道を走りましょう」とは言えないそうだ。たしかに自転車事故の大半は自転車と車両との事故が多いのだから、この指導はあながち間違ってはいないと思う。 自転車には自動車のような減点や罰金といった交通反則制度がないから、違反をしていても警告で終わるケースが多いのだが、違反が原因で歩行者を傷つけ過失障害(致死)の加害者となり、懲役○×年を言い渡される可能性もなくはない。その時の覚悟は最低限持たねばならないと私は思っている。 自転車事故の急増の原因について、自転車を運転する人のマナーの悪化ということは、昨日の参加者のほとんど全員がそう思っているのだが、自転車の利便性を失うことなく、自転車・歩行者・自動車の三者がともに安全に移動できる妥協点や解決策を探っていくことになりそうだ。 自転車・歩行者・自動車の三者が、「普段からお互いのことを意識していくことが重要だ」ということで、昨日のワークショップは終了したのだが、これから不定期ではあるが自転車問題についてのワークショップを、この1年で行うよう決まったので、次回からも参加できるように申請はしておいた。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月21日
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業界指導として、また下請けの適正化を促進する文章が事務所に来ていたが、資金が滞る8月と12月に調査している結果を、特定建設業許可業者の下請業者に対する代金支払や請負代金の決定など下請代金支払状況等の実態を把握すて発表している。 この調査結果を基に、元請・下請関係の適正化についての指導等に活用しているが、悪質な例など改善が必要な場合には個別業者に対し改善指導を行うなど、元請・下請関係の適正化を積極的に推進することとしているが、下請けの改善にはなっていない。 それもそのはずで、このところの建設業の厳しさと言ったら生半可なことではない。いくら行政が「下請けいじめ」を止めろといっても、親事業者の下請事業者に対する取引を公正さなど期待していたら、下請事業者の利益を保護などなど永遠に無理なことだろう。(これが実情なのだ・・・) 実を言うと法令違反をしているところは非常に少ないが、本当は一番多い違反は、「発注に際して、直ちに、給付の内容、給付を受領する期日等を記載した書面を下請事業者に交付すること」なのだ。正規な下請けをしないのだから後の違反が世の中に出たくるはずが建設業に実際なのだ。 反対なことを言えば正規に下請け契約をして、役所などに届けている工事等には建設業の場合は大きな違反はないと思って良いだろう。しかもこのところは、「買いたたきの禁止」も調査対象になったことから、下請企業の儲け口である材料費を、親受企業が持つ契約が多くなっているのだ。 請けいじめの罰則もあまりにも軽く、「親事業者が、書面の交付義務、書類の作成・保存義務に違反したときは、50万円以下の罰金が課せられます。」となっている。行政の指名停止さえ食らわなければ、こんな美味しく稼ぎの出来るものはないのが現状なのだから、やまったりするわけ無いだろう。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月20日
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今日は出張で高松に来ているが、会議が昼からなので会場ホテルのITルームのパソコンを使って日記を書いている。今日の会議は国交省主催のまちづくりに関する会議だが、私の事務所もまちづくりに関する事業に進出しようと思っているので、今日の会議に出席しておくのだ。 会議が終ったら何処かで時間つぶしに一杯やって、帰りはJRで松山へ帰ろうと思っている。(来るときは事務所の車に便乗させてもらったのだが・・・)今日もウィスキーを呑もうと思っているので、ここ数日続けているサントリーオールドのことをもう少し調べて書いておきたい。 サントリーという会社は、とにかくお客に忠実であることを最優先する「顧客原理主義」にてっしているらしい。私も事務所の旅行で大阪に行ったときは、事務所の連中が「海遊館」を観覧しているときに、近くの「サントリーミュージアム」にでかけて、美術品の鑑賞をしたりしたものだ。 このようなサービスをするのもウイスキー販売が、25分の1に縮む25年で知った毎年お客が消える怖さを実感したからだとの事らしい。生き残るためには、お客を絶対的な尺度にするしかなかったことが、会社のバックボーンになっているとの事だった。(当たり前といえば当たり前のことなのだが・・・) そう言えば大阪天保山の「サントリミュージアム」で食事をしたり、夜景を楽しみながら一杯やったことを思い出したので、ITを使って検索してみると、今年の夏休みに一度は見たかった、千葉大学で発見されたと発表された、初期ディズニーアニメーションのオリジナル画群の展覧会があるではないか。 この展覧会は千葉大学で発見された40年位前の初期ディズニーアニメーションのオリジナル画群と、門外不出の米国ディズニー本社のコレクションが、時空を越えて出会うディズニー史上最大規模のアニメーション美術展で、約500点のオリジナル画が、一堂に展示されるものだと紹介されていた。 ウィスキーのことを検索して、このような美術展のことがヒットするとは思わなかったので、今日帰ったらさっそくもう少し詳しい情報を入手して、今年の夏は大阪旅行を考えてみようか。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月19日
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今週は新しくなったサントリーオールドに嵌まってしまい、今日も郊外の安売りリカーショップが開店と同時に買いに行ってきた。(ということは、3日でだるま1本呑んでしまったことにんるのだが・・・)ペットボトルの4リットル瓶を買いたかったのだが、さすがに売っていなかった。 その大型リカーショップは現在サービス中で、「オールド原酒・山崎シュリー樽モルト」の50cc瓶が付いてあった。しかもこの瓶は原酒ということでアルコール度が55%と高いので、ソーダ水で割ってハイボールにして呑んで、口当たりよくまろやかな味わいを楽しもうと思っている。 ダルマやタヌキと呼ばれている丸く黒い「オールド」のボトルは、発売当初、日本の伝統工芸の漆器をイメージしてデザインされ、またラベルに記されている「寿」の赤文字は当社創業時の社名「寿屋」を表しているそうだ。親父などは「黒丸」と呼んでお客があった時などハレの日に飲む酒にしていた 今回のネーミングについても、現在つくりうる“最高のオールド”という意味をこめて、「The」という称号を冠しそうだ。そうした「オールド」のデザインがもつ伝統や歴史を踏襲しつつ、パール感のあるキャップシールや、文字を優雅な書体で配するなど、現代的な高級感を追求しているのだ。 私が知っているのは、大きく需要を伸ばしつつあるサントリーオールドが、これまでビールと日本酒しか置いていなかった、寿司屋、天ぷら屋、割烹、などの日本料理屋だけでなく、家庭にも浸透させようと、「二本箸作戦」と呼ばれる一大キャンペーンが展開された頃です。(私の家にもオールドがやって来た・・・) 私が今日買いに行った4リットルのペットボトルは、7千円以上するので小遣いの少ない私にとっては大きな出費にはなるが、サントリーが現在つくりうる最高のオールドだからベスト・オブ・ベストの誇りを込めて「THE」の称号を冠したそうなので、小遣いをつぎ込んでも呑んでみようと思っている。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月18日
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昨日に引き続いて今日もサントリーオールドの話だが、(昨日呑んで美味くて良かったと思っているので・・・)このちころウィスキーは焼酎に押されて、全体的に呑まれる量が減っているとのことだったので、ウィスキー党の私にとってウィスキーが復活するのはうれしい限りだ。 サントリーオールドの復活の要因は、団塊世代に的を絞ったマーケティング活動にあるらしいが、団塊世代のウイスキーへの嗜好を今までと違うやり方で丹念に調査してから、味わいを変更したことが成功の要因らしい。現代的な高級イメージを訴求した作りにした仕掛けをを作ったらしい。 現在の製品を商品化するのに団塊世代を集めたグループから、「この原酒はオールドっぽいね」という意見が出たシェリー樽で仕込んでたる原酒の比率を高めた、新しいサントリーオールドを作れば売れるのではないかと考えて、新しいブレンド比率を決めたそうで、呑んでみると確かに懐かしい味がした。 売り出すのにあってはマーケティングにも工夫をしたらしく、店頭販促ツールの在り方を議論したところ、サントリーのベテランの販売人たちがすごく乗り気になって「オールドっていうのはね…」と語りだしたそうで、面白いアイデアがどんどん出てきて議論が白熱したそうである。 いろんなアイデアを共有できただけじゃなく、結束力が高まり予想以上の手応えを得たことがヒット製品に繋がったらしい。基本的のサントリーの方針としては、団塊世代の間で「もう一度オールドを飲んでみよう」という口コミが広がる仕掛け作りに奔走した結果らしい。(これは成功例だが・・・) 私を含めて新生オールドの購入者は、7割が50代の人だそうで、また購入者の3割強は、オールドの飲用を中止していた人らしい。アンケートを実施したところ、「20代の頃によく飲んた。語り合った友人や好きだった女性、妻とのデートを思い出す。久しぶりに飲んでみたくなった」という意見が目立ったそうだ。 私もこのオールドを昨日から飲む前までは、安いウィスキーを(サントリーで言えばレッド旧の酒だが・・・)呑んでいたが、これからは少し張り込んで新しい味とラベルの「ジ・オールド」の4リットルペットボトルを買って、懐かしさでも楽しみながら美味い酒を飲もうと思っている。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月17日
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日本経済新聞の「日経情報ストラテージ発ニュース」をITで読んでいるのだが、今日の記事にサントリー・オールドの売れ行きが好調であるとの記事が出ていた。ラベルや味わいなどがリニューアルされたのは知っていたが、私の年代ではオールドという名前に、高級感があって 買って呑ん出はいなかった。 私の記憶では、サントリー・オールドといったらサントリーの山崎蒸留所において戦争中にに誕生したが、当時はウィスキーといったら敵対国の酒であり、販売までには至らなかったそうだ。オールドが世に出たのは戦後しばらくした1950年で、非常に高価なウイスキーで庶民からは憧れの的であったらしい。 その後、徐々にではあるが一般の人にも浸透しつつあったが、親父の時代ではやはり高級ウイスキーであることには変わらなかった。私に家でも親父がたまにお歳暮などで貰ったら、何かのお祝い事に呑むためにとっておくなどする、人々から一種のステータス的な存在であったのを思い出した。 私の口に入りだしたのはやはり仕事を始めてからだが、スナックなどでキープをしても高級品を頼んだような気がしていた。15年位前には、従来のリッチ&メローから、新たにマイルド&スムーズという口当たりのやわらかいものが発売されたが、私もその頃から確かにだんだん呑まなくなっていった。 ところが「日経情報ストラテージ発ニュース」によると、団塊世代が20代の頃に、高額だがあこがれたサントリーオールドの売り上げが、息を吹き返しているとのことだった。団塊世代の大量退職の今年に復活し、味とデザインを去年の3月にリニューアルして、数々の宣伝施策を打ったことが成功したらしい。 さっそくこの記事を見て私も、事務所の帰りに酒屋によって買って、嫁さんにハイボールを作らせて呑んでみたのだが、その独特モルトの風味がたまらなく美味く感じてけっこう呑んでしまい、(おかげで日記も書かなくて寝てしまったのだが・・・)再度根強いファンになってしまいそうである。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月16日
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今日の地方紙の紙面で西条市にある黒瀬ダムの水を、水不足といわれている松山市の分水する事に反対することが載っていたが、その中で「松山市に転勤になっても、西条市から分水された水は飲みたくない」旨のことを書いてあったが、あまり愛媛の水事情を知らない記者の記事だと思った。 まじ、西条市の工業用水がどのようなものかも知らないだろうし、なぜ西条市に上水道が出来なかった理由を調べたことがあるのだろうか。その時の西条市民の対応を知っていたら、こんな記事は書けないはずである。それほど傍若無人な行いをしているのだ。(私は社命で天末を調べたことがあるが・・・) 私は松山市の住民だが、西条工水の赤字を助けるために、自分たちの税金が使われるのには大反対である。記事の中で「西条市民から奪った水・・・」とも書いてあったが、石鎚山に降った水は西条市民のものである根拠は、どこから出てくるのだろう。(がめつい東予人の発想からか・・・) 「渇しても盗泉の水は飲ます・・・」の心境なのだろが、この陸士衡が作った漢詩の本来の意味は、「士たらんとする者の行途には辛苦の多いことを述べたもので、自分の正しい心を世に行うことのできないことを思うと恥ずかしくてならない」という軍人の心意気を謳ったものである。 この漢詩は「猛虎行」で作者の陸士衡は中国の晋の人で、祖父の陸遜は三国志では呉の孫権に仕えて勇名をはせ(主人公の一人である関羽を知略で捕らえた・・・)、父の陸抗も呉の名臣であった。儒学を深く身につけ、詩文の才もゆたかであり、呉の興亡を論じた程の人物である。 この詩の中で出てくる盗泉は山東省泗水県の東北にあり、古来、「盗泉という賤しい名称を持った泉の水を飲むことは、高潔な心をいだく士にとっては、はなはだ不名誉な恥ずかしいことである」とした故事をもって知られ、盗泉という言葉は、恥ずべき行いのたとえにもなっているのだ。 もっとも私も70億円も掛けて西条市(黒瀬ダム)の水を松山市へ持ってくる必要はないと思っているので、もう少し議論することには賛成であるが、赤字の穴埋めは愛媛県全体の県民ではなくて、受益者である西条市民等が負担するのが本当だと思っている。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月15日
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この時期になるとどうしても来年度の給料の話になるのだが、今日は春闘の相場形成に影響力を持つ大手労働組合への経営者側からの回答があったのだが、思ったとおり1000円アップの解答があったようだ。これから私達も賃上げ要求を出すのだが、建設業界は厳しいみたいだ。 うちの事務所における今年度の営業実績を検討した。(一応組合の役員なので営業成績のチェックをするのだが・・・)昨年度は目標までの受注高はなかったが、昨年度の実績よりは微増していた。これは私のセクションがトンネル工事を受注したからだと思われる。(昨年はなかったので・・・) 今年の春闘では主要大手を中心に、薄型テレビなどデジタル機器の販売が引き続き好調な電機連合が、「2000円以上」の統一要求を掲げたし、戦後最長の好景気を背景に、労組側が掲げた「昨年を上回る賃上げ」という目標も、電機各社を中心におおむね達成されたようだ。 大手建設業もそれなりに賃上げをしているみたいだが、地方の建設業ではどうも昨年に引き続いて給料ダウンになりそうである。社長の話では設備投資の費用がけっこうかかっているらしく、(私達にはそんな実感はないが・・・)ここ数年は負債の返済で厳しいとのことだった。 今年も先月に一方的に従業員全員にメールを送りつけて、給料カットを押しつけてきたばかりなのだ。いくら話し合おうと言っても「金はない」の一点張りなのだから、本当に取り付くしまもない。そのかわり退職金等の準備金は、昨年に引き続き増やしているのだから文句も言いたい気分だ。 経営陣の説明によると、全体の退職者数がピークになるのは10年後くらいだそうだが、(つまり2007年問題は関係ないらしい・・・)それまでに少しは退職金や予備費を蓄えておきたいらしい。確かにこれから大幅に営業成績が改善するとは思えないし、退職金がカットされるのはつらいものがある。 そうは言っても都会の大手企業が給料アップしているのに、地方の我々の給料が下げられるのでは、それこそ格差社会が広がってしまう。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月14日
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西武ライオンズが野球協約に禁止されているドラフト選択以前の選手に、現金等を渡していた問題で、ドラフト制度改革を日本プロ野球組織と日本プロ野球選手会との協議が行われるらしい。NPBは今秋ドラフトの実施方法を現行維持に決める予定だったが、12球団代表者会議を開催したそうだ。 選手会は今までの主張どおり、不正の温床になるとして希望枠の撤廃と、完全ウエーバー制または抽選方式への移行を要求するだろう。これまで希望枠を含めた分離ドラフトの継続で合意していた12球団関係者でも、ドラフト制度検討委員会が再検討の必要性を示すなど考えるみたいだ。 私も巨人球団の言うように、「完全ウエーバー制への移行が、フリーエージェントの取得期間への短縮につながる」と危惧しているが、決められたことを守らない球団があると、ルールを決めても仕方がない。今秋ドラフト方式の決定は、ゆっくり協議して4月以降に決めるべきだろう。 私が応援している中日ドラゴンズの落合監督は、「完全ウエーバーしかないでしょ。指名して即確定ってのが、一番透明性がある。もちろん、1巡目も抽選はなしだよ」と、オレ流ドラフトの原案を披露したそうだ。ドラフト外扱いで入団して日本一の打者になったのだから、ドラフトなど関係ないのだろう。 プロ野球側の対応が決まっていないのに、アマチュア側の対応は明白で、「現行の希望枠がある以上、不正行為の絶滅にはならない」と発言して、アマチュア野球連盟全体で、現行の希望枠撤廃を訴えていく方針を明らかにしたらしい。私もこの希望枠選手というのは大嫌いだから、「ガンバレ!・・・」である。 現行の制度は、3年くらい前に複数球団の裏金問題に端を発したのだが、不正の防止・人件費高騰による球団経営の圧迫・戦力均衡・米大リーグへの選手流出の抑制などを目標として決められたのだ。この時は西武と巨人が大反対して、完全ウエーバーの導入には踏み切れなかった。 この時の騒動で責任を取って辞任した巨人渡辺恒雄球団会長が、この西武の問題が出た後に、悪名高い根来コミッショナー代行と、頻繁に食事をしているらしい。この件に対してコミッショナー裁定も注目されているだけに、提灯持ちの根来コミッショナー代行と何を話しているのだろう。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月13日
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やっと今年の仕事が一段落したと思ったら、県議会で来年度の入札方法が大幅に変わることが報道されて、私の事務所でも勉強会を行うのでその資料つくりを任された。新しい入札制度の全貌が見えてないのに、対策など立てられるわけないのだがそうも言っては居られない。 こんな事になったのも12月に全国知事会が、「都道府県の公共調達改革に関する指針」を決めた結果なのだが、その前段には官製談合で他県の知事が、3名も逮捕されたのがこのようなことになった現況である。(本当にこのクソ忙しい時期に余分な仕事をつくりやがって・・・) 余分な仕事と言えば、金属類の盗難も問題になっていて、毎週月曜日に現場内に異常がないか報告しなくてはならなくなっている。もっと前になるのだがテロ対策で工事現場のパトロールも指導されており、何かあるたびに私達の仕事が増えていくのだ。(一度決めるとなかなか廃止されない・・・) さて今回の談合防止の方策だが、入札制度の改革と談合工事に対するペナルティの強化が予定されているそうだ。内容としてはまだ新聞情報だけなのだが、来年度は私のセクションに関連する工事は、「一般競争入札」になりそうである。(これが吉と出るか凶とでるか・・・) 私はこのようなことがあっても良いように実は、全国ベースの実例をITなどで集めており、(そのため実例の資料つくりをやらされることになったのだが・・・)何度も経験もしているのであまり驚いては居ないのが事実である。(けっこうパニくっている業者もいるみたいだが・・・) この制度改正が本当に談合防止ななるのかどうかは良くわからないし、地元のためになる工事さえしていれば、それほど酷いことにはならないだろうというのが、私の今の考えである。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月12日
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昨日は「愛媛の風景」のことを話し合うワークショップに嫁さんと参加したのだが、身近にあるお気に入りの風景を見直すことから初めて、まわりのみんなと話し合ったのだが、「良好な景観は国や地域の資産である」ということを改めて考えさせられた会議(けっこうおもしろかった・・・)だった。 今日の地方新聞にもその様子が載っていたが、市民が約70名集まったそうだが、参加者が松山の好きな景観・嫌いな景観を言い合って、維持・改善について話し合う予定だったのに、時間が押し捲った関係でワークショップの時間が限られてしまい、深い話し合いをする時間が少なすぎた。 今日も「交通まちづくり」をテーマに、講演とワークショップが予定されており、私も昨日に続いて参加するつもりなのだが、今日は進行を早めてワークショップの時間がゆっくりと取れるようにしてもらいたい。この会の主催が国交省なので来賓が多くて挨拶が長いのも閉口している。 昨日の会議での大きかった収穫は、ワークショップに多くの高校生が参加しており、そのなかで絶滅危惧種の「イヨアブラキク」の保存を訴えていたが、自分高校生の時分のことを考えると、これらの高校生たちの行動には驚かされた。しかも発表もしっかりしており頼もしい限りだ。 嫁さんも始めてこのようなまちづくりのワークショップに参加したのだが、けっこう面白がっていた。「体験型講座」であるワークショップを国交省が主催するのも珍しいのだが、しかも今回はプレゼン型のワークショップではなく、大学生がファシリテーターになった会議型のワークショップを行った。 今までの景観といえば、石鎚山や瀬戸内海のような自然景観と、松山城や道後温泉のような人文景観を指していたが、これからは地域の歴史や風土を成立させた、その地方の人々の生活を考えていこうという、文化景観という考えが出て来たそうだ。これが「身の回りの景観」と言うそうだ。 ただしやはり考えてしまうのは、(心配するのは・・・)今回の主催が国交省であり、「身近の景観」といっているのが農水省であり、まちづくりで中心市街地のことになると経済産業省の所管になるというように、バラバラで考えているのが縦割り行政のお役所仕事になっていることだある。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月11日
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今日は久しぶりの休日で午前中は病院で定期健診を受けたが、医師が驚くほど診察内容は素晴らしかった。私自身あまり病人という気はしないんだが、定期健診はまだまだ続きそうだ。検査が思ったより速く済んだ。(今日は高齢者で病院が占領されていなかった) 病院の帰りに近くのスーパーで(病院も歩いて5分くらいのところにあるのだが・・・)今日の食事の準備をするために買物をした。今日の昼食にメニューは、季節が良くなったので「あさりご飯」と「きのこと卵の吸物」に魚屋で安かった「キハダマグロ」の短冊を買って、山かけを作るつもりだ。 午後から嫁さんとシンポジウムに参加するので、少し早め昼食をとるつもりなので、帰るとすぐに嫁さんを使って準備をはじめやっと「あさりご飯」が炊き上がった。これから汁を作ってマグロを料理すれば、午前中の料理作業は終了である。(私は昼から一杯呑んで、家族で食べるのみ・・・) 夜のメニューも決まっていて、今日は久しぶりに中華にしようと思っている。餃子は昨日の夜に作っておいたし、酢豚とマーボナスの下準備も大体は終っている。ご飯物は「あさりご飯」が残ってしまうので、シンポジウムの帰りにデパ地下の中華食材店で、中華饅頭でも買って帰って食べることにしよう。 スープ類も年末にお袋から貰った「フカヒレ・スープ」の缶詰めが残ってあるはずだから、それを利用して呑めばリッチな中華ディナーが出来上がるというものだ。少し野菜物がたんりないと思ったら、やっぱりデパ地下の中華食材店で、中華サラダを買って帰れば栄養面でも悪くは無いだろう。 私自身料理を作ることはアマリ苦にならないし、嫁さんよりは巧いと思っているので休日には私が作ることにしている。嫁さんに言わせると、「自分が楽ができるから負かしている」のだそうだが、それでもよく準備などには協力してくれている。夜は嫁さんに確定申告(パソコン利用)の書類整理を任せて、私は後片付けでも しながら、ゆっくりワインでも楽しもうか。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月10日
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「『土木』といえば、何ををイメージしますか?」と問うパンフレットが作られてそうで、仕事上さっそく取り寄せて見てみた。「公共心理学」を利用した作成されたパンフレットらしいが、業界の中で考えた割には作成の趣旨を聞いても、なるほどと感心させられる出来である。(良くできている・・・) 私の所属している土木学会の話では、「土木や公共事業に対する一般社会における理解不足故に、適切な社会資本の整備と維持が実施されないという事態が頻出し、社会全体の豊かさが、少しずつ損なわれつつあるのではないか」とかんがえて、このパンフレットを作ったそうだ。 このパンフレットは、土木という言葉についてあまり馴染みのない一般の方を対象ににしているのだが、やはり都会の人をという感じで作成されている。私が住んでいる地方の方が土木工事に馴染みが深いせいか、土木工事に対する理解度は深いと思っている。(都会の人には理解できないだろうが・・・) 都会の人の多くは、「土木事業対しては、一般の人々は概して否定的な印象を持っている。」と考えたところからパンフレット作成の出発点にしているのが、作成者はさすがに『社会心理学』の先生だけはある。(私にも納得できる理論構成が出来ているし、論文を読んでも面白かった) 私自身『土木とは何ですか?』と質問されたら、「理(ことわり)を持って、無理を行うこと」と答えている。その意味は自然を相手にして、それをどうにかしようとするのは所詮無理なことではあるが、その無理なことを理論を持って行うことだという意味でよくワークショップなどで言っている。 たとえば、大雨が降ったら川があふれるのが自然であって、洪水を完全に防止知るのは所詮無理なことであるが、洪水確率や雨量強度・流出係数などの数値を持って、何とかしていくことが「理(ことわり)を持って、無理を行う」事だと思って、今まで仕事をしてきたつもりである。 どんな予想してもそのとおりになるはず無いのだから、もう少しそういう数値を忘れて計画するほうが、本当によい物(構造物)が出来るのではないだろうか。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月09日
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問題は長く仕事をするのではなく、どうやって速く仕事を進めるかで、やるべきこととどうでもよいことを峻別し、役割分担と責任範囲を明らかに規定すれば、仕事は必ず速くなります。責任と権限とリスクを明確化し、きちんと担うことが最も重要だ。 行政の欠点を一つ上げろというと、「関係者にはなりたいが、担当部局にはなりたくない。情報はほしいが、責任はとりたくない」というような組織ということになってしまう。こんなギブ&テイクもわからない組織には、本当の効率化はぜったい無理だろう。 「個」の時代になると、エネルギーの源となるのは「差」となってくる。日本人は「差」に対してマイナスのイメージを持っていることが多いが、「個」を大事にするとどうしても「差」が出てくる。「差」をお互い認め合ってその上で行動することが本当だろう。 日本人は「弱者」と「敗者」をごちゃ混ぜにしているが、元来弱者は闘うことができない人のことで、もちろん戦いに参加できない人は、救済しなくてはいけない。しかし、日本では闘った結果として負けた「敗者」までも、「弱者」として救済しようとする。 負けを救済してくれる社会で、誰が本気で「勝とう」と考えるだろうか。ビジネス等で成功して多くの税金を払っても、日本では社長の子供が他の子供から「金持ちや~い」と貶められることすらある。自分が稼いでとやかく言われるのはどうしても納得いかない。 今日は事務所でも申請を提出に行ってもロクなことがなかったので、腹立ち紛れに日記を書いてしまいました。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月08日
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平成の大合併で愛媛県も70市町村が20市町になってしまい、神話の時代から使われていた松山市周辺の「温泉郡(ゆごおり)」という地名もなくなってしまった。(この日記を書き始めてた1月1日が市町村合併日で、そのことを最初の日記に書いたのだが・・・)これほど大々的におこなった平成の大合併で、自治体は十分な規模に達したと言えるのだろうか。 そもそも、市町村の最適規模はどの程度なのか。人口だけでなく自治体の範囲や歴史的な背景を考えて、そうした議論が十分に尽くされないまま、合併だけが先行してしまったのではないかと、そうした問題意識から、地方自治体の適正な規模を探る研究を行った機関のレポートを読ませてもらったが、住民1人当たりの歳出を最も低くする人口規模を探ったものだった。 そのレポートによると人口10万人くらいの都市と1万人くらいの村では、自治体では1人当たり歳出(総歳出/人口)が極めて高くなる傾向があり、それが10倍くらいあるというのだ。小規模自治体の多くが、ごみ処理や消防、介護保険といった基本的な行政サービスを単独で行うことができないため、小規模自治体では近隣の複数の市町村と、事務組合、広域連合を組織することでなんとか処理してもらっているというのが実情なのだ。 行政サービスを行うために必要な人口規模はどれぐらいなのかというと、全国的な事例を調べると、消防やごみ処理といった基本的な行政サービスをある程度以上の効率で提供するためには、10万人以上の人口規模を必要ということらしい。「地方の時代」が叫ばれて久しく、「地方でできることは地方で」というごく当たり前の理屈がようやく実現しつつあるが、自治体側が相当の改革に踏み込むことが絶対条件であると思っている。(松山市は本当に大丈夫なのか・・・)
2007年03月07日
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昔から下戸と上戸というのは仲のよくないもので、戦国武将の毛利元就も上戸には酒を勧めて下戸の悪口を言い、下戸には餅を勧めて酒飲みの悪口を言って、部下の人心を掌握していくくだりが本の中に載ってある。江戸狂歌も飲めない下戸からは、酒飲み上戸に対する風当たりが強くなった句も多い。 上戸は、飲みたい立場上数え歌を作ったりして、酒の徳をトクトクと説いたり、下戸の寂しさを狂歌にして茶化しているが、反対に下戸は酒飲みの悪癖をあげつらう狂歌を作ってたちまち応戦し、まさに酒を巡る上・下戸狂歌合戦が行われていたらしい。(読んでみるとなかなか面白い・・・) 江戸の洒落本に、茶が良いか酒が良いかの論争もあり、水が中に入って両方とも水がなくてはならないじゃなかいと仲介したり、酒対餅の辛甘両派に分かれての合戦も繰り広げられる始末。今度は両党使いの中戸が仲介に入り、両者とも米仲間ではないか、酒も餅もほどほどがよいといったりしている。 そのような江戸時代の洒落本を元にして、「新版酒餅合戦」という長唄・常磐津・浄瑠璃の掛け合い曲が作られたりしているが、この内容がけっこう面白い。 「きな粉元年あずきの末に、餅と酒とのどっちがすばらしいかという自慢しあいがもとで、酒一族と餅一族が「座敷が原」で甘辛喧嘩を繰り広げる」というものだ。 「それを聞きつけた大根練馬介の奥方、白妙の方が人参の赤姫・ゴボウの黒姫などの女武者を引き連れて仲裁に入り、争いも治まり平和になる」というもので、なぜ大根が仲裁を買って出たかといえば、大根は二日酔いにも、食べ過ぎにも良いと自負してのことである。 このように食べ物などを擬人化した小説(洒落本や滑稽本)が江戸時代には多く作られたそうで、今読んでも面白くて昨日は夜中までそのたぐいの本を読んでいた。しかもこの話は杵屋正邦の作曲で、芸術祭優秀賞を昭和41年に受賞しているのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月06日
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私が事務所の忘年会など大勢が参加している飲会で乾杯するときには、ナプキンかおしぼり(白色に限るのだが・・・)でグラスを包み、右手でグラスを持って空いた方の手もグラスに軽く添えて呑むことにしている。これは代議士のパーティーで こうして乾杯するのを見てかっこいいと思ったからだ。 この私の感性はまんざら間違いではなく、日本文化における丁寧で上品な行動様式は、両手を添える形がほとんどらしい。日本人は、名刺も両手で差し出し、両手を使うというのは、その物が自分の一部であり、動きに「心を込めた」という意味合いを含める気持ちなのだろう。 大和撫子(日本女性の奥ゆかしさを湛えて・・・)を愛でる言葉として、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」というフレーズがあるように、仕草や立ち居振る舞いなど動作は女性の魅力を表現し、こうした両手添えに見られるような道具を使う時の 美しさを感じているからだろう。 化粧や衣装は急ごしらえでしのげても、所作をごまかし切ることは容易ではないもので、会釈の仕方や、書類の手渡し方、廊下で道を譲る時のちょっとした身のこなしなど、化粧やスタイルなどが静止画だとすると動作は、動画でしか説明できないたぐいの美しさだと思ってしまう。 ただ、女性の美しさは動作だけでなく、色や形にも美しさが隠れており、日本女性の肌の色を最も映えさせるのは、茶道具やお香の色使いを思わせる、萌黄(もえぎ)色や鶯色というような日本の伝統色の呼び名がしっくりときそうな色合いも優雅さには大切な要素になると思っている。 私もこの頃煎茶の会を行ったりしているのだが、やはり茶室にはいると着物の方がしっくりとくるものだ。これから送別会や歓迎会などでお酒を飲む席が多くなるのだが、事務所の女性陣もしっくりと和服で参加してくれたら、もっと酒が美味しく呑めるのにと思ってしまう。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月05日
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格差社会が問題になっているが、今は40代の女性が一番多くお金を使っているらしい。家の嫁さんも40台に女性だが、確かに私が考えてもおかしい金の使い方をしている。自分が手に入れた「あぶく金」なので今のところは家計には響いて無いのだが、末恐ろしい気がしている。 今の40代は、男女雇用機会均等法で女性初の総合職が生まれた世代で、同じ40代でも、働き続けている人、子育てが一段落した人など、ライフスタイルはさまざまですが、自分のためにお金をかけられる人、かけたいと願う人が多いし、現実に多くの消費をしているのここの年代だそうだ。 嫁さんも良く雑記を買ってくるし、レストランや図書館でも本は読まないが、漫画や雑誌は読んでいるみたいだ。漫画などの雑誌を作る世界でも、少子高齢化が進む今、雑誌業界は漫画世代の20代偏重からもっと上の世代へ、購読者年齢の引き上げが急務になっているそうだ。 40代をターゲットにした雑誌が想定しているのは、世帯年収が1000万円以上の生活であって、自分磨きに余念がなくお金を使ってくれる、バブルを知る世代だそうだ。「“ワーキングプア”どこ吹く風」の消費意欲もおおせいだし、これから金持ちの高齢者の遺産等が当てにできるのも強みとのことだった。 確かに若い連中は、「“ワーキングプア”」ということで金は持っていないし、高齢者は金を使うことに罪悪感を持っているので、一番お金を使ってくれるのが40代なのだろう。(私は50代だが無駄遣いは罪だという、2世代前の考えが強い・・・)景気好転が実感できない今、40代は市場の救世主なのかも知れない。 そうだとしても、40代の人間が本当に必要なものを買っているかというと、私に見る限りではそうと思わない。私の事務所にいる40代になったばかりの独身女性(事務職だが・・・)のように、毎年海外旅行や夏のバカンス・冬のスキーに行く必要があるとは思っていないのだが・・・。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月04日
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3月に入ってプロ野球のキャンプも全球団打ち上げて、オープン戦が始まり我が街松山市でも明日の日曜日には、「坊っちゃんスタジアム」で西武ライオンズVS横浜ベイスターズのオープン戦が予定されているが、天気も良く暖かい1日になりそうなので、多くの観客が入るだろう。 私が応援している中日ドラゴンズも、昨日は「京セラドーム大阪」でオリックス・ブルーウェイブとオープン戦を行ったが、その中で森野三塁手が相当活躍しているようだ。昨日もオリックスの左腕投手から2本のヒットを打って、チームの勝利にお貢献していたようだが、三塁の定位置を、手放す気はないみたいだ。 昨年からプロ10年目でベテラン立浪に競り勝ち、サードのレギュラーになってチームの優勝(私自身は5番打者としては物足りなかったが・・・)に貢献したが、今年の沖縄キャンプ中盤にはオリックスを自由契約になった中村ノリが、育成選手で入団して3塁手の定位置が危うくなっていた。 中村ノリと言ったら豪快な打撃に加え、ゴールデングラブ賞5度の三塁手(パリーグでの成績だが・・・)で、森野選手にとっては強力なライバル出現に、“無関心”を装うが、この日も一塁と三塁を掛け持ちで試合に出ているし、前日の試合前は、レフトの練習も命じられている。 一方、中日と育成選手契約を交わした中村ノリ内野手は、昨日に中日デビューを飾った。ウエスタン教育リーグ、サーパス戦に「5番三塁」で先発出場して守備もそつなくこなし、7回の第4打席で阿部健から中前打を放つなど、2打数1安打2四球とまずまずの結果を出したそうだ。 両選手ともまずまずの成績を昨日は残したみたいだが、中村ノリ選手の年棒が400万円らしいが、オープン戦に出られない育成選手の中村ノリ選手と森野選手との“見えない対決”が続く中、森野選手の4試合の打率は.385、本番でも活躍してくれたら、400万円は少しも高いとは思わないのだが・・・。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月03日
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昔から酒を旨く呑むのには、「酒は燗、肴は佳肴、酌は髱」 といっているのだが、酒は温度管理で旨くなるし、酒のアテは旨いもの(高い物ではないが・・・)で、酌は若い女性をさす俗な言い方だが美人がよいということだろう。この頃は日本酒をあまり呑まないが、粋な言葉である。 私の好きな酒に名前が「燗酒」というのがあって、燗して良し冷で良しのお酒がある。口当たりが非常にやわらかで、どんなお料理でも相性抜群で、お手軽価格でお値打ちの味なのだ。相性の良い料理は、お刺身・貝類の刺身・鍋物・ 唐揚げ・焼き鳥など料理を選ばない逸品でよく呑んでいる。 今日は意図あって、残り少なくなっている2本の酒を、どちらも燗をつけていただく。このところの気温の上昇もあって、この2つの清酒とも専ら冷やで呑んでいたのだが、今日はじっくりと燗の旨さを実感したい気分だ。日本酒は飲む温度によって、香り、味わいともに様々な変化を見せてくれる。 酒質によっても適した温度帯は違うが、一般的には香りの華やかなタイプ、すっきりしたタイプのお酒は低めの温度帯が旨いし、コク、旨みがしっかりしたタイプのお酒は常温からやや高めの温度帯がおいしくと思っている。燗をしてうまい酒となると、やはりコク、旨みのあるタイプのお酒になる。 この飲用温度の幅の広さというのも、日本酒を楽しむときの大きな魅力で、飲屋に行って、「花冷え(10℃位の温度・・・)で」なんていったら、ちょっとかっこいい感じもするが、居酒屋ではきっと恐らく迷惑がられるだろう。こんな注文の仕方はお酒にこだわっているところで注文してみたいものだ。 酒の香味に対する注文はわがままなもので、私が好きなのは水のような清酒で、きれいであって欲しいけれど、米の旨味は感じる酒が大好きである。嚥下後のキレは良く、すいすいと呑み飽きない酒があると、次の日に残るくらい呑んでしまう。(欲深い物だと反省して・・・) 今日は週末だし今週も頑張って仕事をしたのだから、少しくらい羽目を外して呑んでも良いだろうと思っているが、嫁さんの方はそうは思っていないらしい。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月02日
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今日の新聞によると、公正取引委員会は、名古屋地下鉄談合で筆頭企業として受注した5社のうち、不正を自主申告した「ハザマ」の告発を見送ったそうだ。立ち入り検査や捜索前に、他社に先駆けて不正を自主申告すれば告発を免れる「リーニエンシー」と呼ばれる制度を初適用したためだ。 「リーニエンシー」と呼ばれる制度は、米国などで行われている一種の司法取引を認める制度のことで、独占禁止法違反では告発したりすると、全く刑事訴追されないという特異な制度で、法律家等の識者からは賛否両論が出ており、これから大いに議論の余地があると新聞に載っていた。 企業法務などに詳しい弁護士は「談合は密室の行為で証拠が表に出にくい。証拠が確保できるなら告発の見送りという『恩恵』を与えることもやむをえないのでは」と評価する一方で、殺人などの場合は自首しても刑が軽くなるだけなのにおかしいという意見もあるみたいだ。 業者の担当社員が事業者とは無関係に良心の呵責に耐えかねて、公取委に犯行を申告したときには、いったいどうなるのだろうか。この場合は事業者自身が犯行の申告を決定したものではないので、課徴金減免の対象となる「自己申告」には該当しないとおかしくなってしまう。 談合行為というと、法人とは別に個人についても刑罰の対象となるはずだから、事業者の個人社員が先走って犯行を自首するという事態は、可能性としてはあると思うのだがどうなるのだろうか。わざわざ公取委の担当者は、が工事の担当者が公取委に訪れたときに、会社の承諾を受けているかと質問したうえで告白を受理する とは考えられない。 そうなると、正義感がいる会社は告発を受けても「リーニエンシー」と呼ばれる制度の恩恵を受けなくなってしまう。(告発後懸命に捜査に協力しても・・・)それもおかしい気がするし、会社の不正を公表して会社を助けようとする職員の努力も無駄になってしまう。こんな問題が起こらないように、詳細に対応マニュアルを 検討しておくことが必要ではないだろうか。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2007年03月01日
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