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2011.11.23
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カテゴリ: 経済
先日、ブータン国王夫妻が爽やかな印象を残して、ご夫妻初の訪問外交を終えましたね♪
(初の新婚旅行と書いたら書き間違いです・・・コレコレ)

ブータンといえば、貧しい国力にもかかわらず、国民総幸福量(GNH)が高いことで知られています。
その国民総幸福量(GNH)をウィキペディアで調べると、現国王の父王が考え出した考えだということで・・・・ますますブータンを評価せざるを得ないわけです。
日本人はこの考えになじみやすいと思うが、APECやTPPの憲章に格上げして、奢るG2に歯止めをかけるのはどうかと、切に夢想するんですが・・・どんなもんでしょうか?

爽やかな印象を信濃毎日新聞(社説)より、まるまる引用します。

国民の幸福度 ブータンにも学びつつ より
 ブータン国王夫妻の来日で、この国への関心がぐんと高まった。特に、心の充実感を指標とする「国民総幸福量(GNH)」についてである。

 ヒマラヤ山脈の東端にあり、広さは九州ほどだ。人口は約70万人と少ない。

 1人当たりの国民総所得は、2020ドルで貧しい。だが国勢調査では、90%以上の人が「幸せ」と答えている。

 国民総幸福量の考えは、現国王の父・前国王が提唱した。国民総生産(GNP)や国内総生産(GDP)を価値基準とする世界の大勢に対し、仏教理念に基づき国民の総幸福を目指す。

 指標として経済発展と開発、伝統文化の継承・振興、自然環境の保全と持続可能な利用、良い統治が柱となっている。

 現国王は2006年に王位を譲位された。08年には、国民総幸福量の考えを盛り込んだ新憲法を国民議会が承認し、王制から立憲君主制に移行している。

 GNHは世界的にも注目されるようになった。ブータン的な幸福に視察が相次ぎ、世界各地で関係のシンポも開かれる。暮らしの質や伝統、環境などに多くの目が向いてきた意義は大きい。

 日本でも国民の幸福度指標の検討を始めた。首相の交代で立ち消えにしてはならない。生活の利便性、安全性、環境への配慮、休暇の取りやすさなど日本にあった指標を設定して、幸福度を高める弾みにするべきだ。

 ブータンとの交流にも目を向けたい。栽培植物学者・中尾佐助さんは1958年に調査で入国。その報告「秘境ブータン」(今は北大出版会の著作集に収録)で状況が伝わった。教え子の西岡京治さんは長年農業を指導し、食料自給率と農業生産性を高めた。

 ブータン国立図書館顧問を務めた今枝由郎さんの「ブータンに魅せられて」(岩波新書)で、暮らしと信仰がよく分かる。

 この国も今、都市化や地域格差の問題に直面している。格差是正のための地方開発でも、環境破壊や物的な豊かさだけの追求に走らず、みんなの幸福感を大切にする政策を続けてほしい。

 忘れがちな心の豊かさをブータンから学びたい。日本にも自然や食べ物、祭り、人情など誇れる宝物がある。生かせば地域が活性化し、幸せ度も高まる。

 同国の高僧は「ゆっくりと。自分も他人も追い詰めてはダメ。少し立ち止まってみては」と語る。心にとめておきたい。


一方で、ブータンと中国の関係について、気になるエントリーがあるで引用します。

中国がネパールを呑み込む?
 中国が、他国への影響力強化を図る際の流儀は、世界中で共通して見られ、おもに二通りある。第一は、武力をチラつかせながらじりじりと他国の領土や海への侵入を繰り返し、既成事実を積み上げるやり方。昨今、わが国の尖閣諸島周辺や南シナ海での行動でも“お馴染み”のこのやり方で、近年、ブータンは実に18%もの国土を奪われた、とインドメディアは喧しく伝えている。インドの北東部と、ブータンの西部と国境を接しているチベットのチュンビ渓谷から、ブータン側へ毎年数キロずつ人民解放軍が入り込み、勝手に建設物を建てるなどして実効支配してしまった、というのだ。

 中国による「静かなる侵攻」にはもうひとつの典型的な手法がある。金の力と、数において圧倒的に豊富な人力をもって、相手国の経済に影響を与え、権益を握っていく、あるいはそう見せかけて心理的に優位に立つというやり方だ。

 むろん、新興国相手の際と、日本を含む先進国相手の際では、実施の風景に少々の違いはあるが、基本は同一の戦術といえる。新興国相手の場合、援助金とともにインフラ整備等の工事を請け負い、自国から大勢の労働者を送り込むことが多い。その数、万人単位という例も珍しくなく、結果、現地人の雇用はさほど拡大されないため、世界各地ですこぶる評判が悪い。ネパールも近年このターゲットになっているというのだ。


中国は14カ国と国境を接していて、領土に関しては核心的利益と称して増やすことはあっても、譲らないそうだが・・・・弱小国のなけなしの領土に目を向けるなよな~。

ブータン人の風貌が日本人によく似ていると、誰もが驚きますね。

逆に言えば、民族あい争う大陸中央部の過酷な歴史に罪深さを感じざるを得ないのです。

ブータン館
「中国の『核心的利益』をどう解釈するか」





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Last updated  2011.11.23 00:03:42
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