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2015.10.19
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カテゴリ: 気になる本
図書館で借りた『読書の技法』という本を読んでいるのだが・・・
「図書館大好き」メモを日々綴る大使としては、参考になる技法が見つかるのが、ええでぇ♪


【読書の技法】
読書

佐藤優著、東洋経済新報社、2012年刊

<商品説明>より
月平均300冊、多い月は500冊以上。佐藤流本の読み方を初公開!1冊5分の超速読と30分の普通の速読の仕方、哲学書や小説・漫画の実践的読み方、記憶に残る読書ノートの作り方まで完全網羅!

<読む前の大使寸評>
目次を見ると、多読の技法、読書ノートの作り方なんかが載っているので、借りたわけです。
佐藤さんは月平均300冊も読むのか・・・ムムム、桁がひとつ違っているで!

rakuten 読書の技法


第4章「読書ノートの作り方」の一部を見てみましょう。

<コメントを書くときのポイント>
 もちろん抜書きをしたとしても、内容をすべて憶える必要もないし、そんなことは不可能だ。ただし、本の内容を取捨選択し、手を動かして一部を抜き書きすることと、記憶の定着度合いとの間には、明らかに正の相関関係があると筆者は考える。

 どの部分を抜き書きするかは、自分が特に重要だと思った箇所でかまわない。それに加えて、コツとしては、自分が現時点で理解できなくても、重要だと推察されるところも1~2ヵ所、抜き書きしておくことである。

 自分が理解でっきないのは、自分の基礎知識が足りないからなのか、それとも内容がでたらめなのか、それは将来、知識がつけばわかる。わからない箇所が1ヶ所もないような本は、逆に読んでも意味がない。まずは時間を区切り、その範囲内で、自分が重要だと思うところと、理解はできないが重要そうなところをあわせて抜き書きしておくといい。

 「コメントに書くことが思い浮かばない」という相談も受けるが、最初は、「筆者の意見に賛成、反対」「この考えには違和感がある」「理解できる、理解できない」など自分の「判断」を示すもので十分である。

 「わからない」「そのとおり」「おかしい」の一言でもいい。何らかの「判断」を下すことが重要だ。

 次のステップとしては、自分の「判断」に加えて、「意見」も書き込むようにする。
 「私はこうは思わない」「この部分は、あの本のパクリだ」「同じデータに関して、あの専門家は別の評価をしている」など自分の「意見」も書き込めるようになれば、十分理解して自分で運用できる水準になっている。


佐藤さんは、実際に手書きで読書ノートを綴っているそうで(そのノートの写真が冒頭あたりに載っています)、そのアナログぶりに驚いたのです。
まあ手書きノートも、大使が綴っているパソコン打込みデータも似たようなものだから、この本に書かれた技法は、非常に参考になります。

お次は、本の読み方について二つほど、見てみましょう。
p250~260
<深夜の読書法>
 原稿によほど追われているとき以外は、日付けが変わったところで、原稿執筆やノート作りの作業はやめて読書に切替えている。これが1日の後半の読書時間だ。
 このときの読書は、気力の度合いで、変化させることにしている。

 極端に疲れていると熟読はできないので、夜中に新しい基本書を熟読することはあまりない。夜中に読むのは、何度でも読み返す基本書や過去に読んだ本など、記憶に定着させたいものが多い。新しく読む本なら、すでに通暁しているテーマのものを選ぶようにしている。

 外国語でも、朝鮮語や中世ラテン語だと、かなり辞書を引かないと読み進めることができない。これは夜中に疲れているときには不向きだ。だからこの時間帯に読む本は、日本語か辞書を引かないでよいロシア語や英語が中心になる。

 ちなみにロシア語や英語を読む場合にh、カシオ計算機の電子辞書EX-Word(XD-SF7700)を必ず横に置いている。

<理想の読書環境は人によって異なる>
 2010年8月、箱根仙石原に新しい仕事場を作り、外交官時代にイギリス、ロシア、チェコで集めた外国語の本と、神学、哲学、文学関係の本や資料はこの仕事場に移動した。6万冊収納できるスペースがあるので、75歳まで仕事をするということであれば、雑誌までとっておこうと欲張らないかぎり、いまある本はすべてそこに納まるはずである。

 筆者の場合、周囲にある本の種類によって着想が代わる。東京では、政治や外交に関する評論の分をもっぱら綴り、それ以外の仕事は箱根でするようにしている。置いている本が違うので、必然的に、読む本も異なる。

 以前は町の喫茶店にもよく行ったが、最近は声をかけられることが多くなり、気軽に行ける場所が限られてしまった。ホテルのラウンジにはときどき行くが、基本的には自宅か仕事場で読書もしている。気分転換をしたくなったり、きちんと本を読みたくなったときは箱根に行く。

 環境が変わると、効率も変わる。ただし、人にはそれぞれの場所の相性があるので、理想の読書環境は人によって異なる。

 筆者は図書館をあまり利用しない。図書館の本は書込みができないからだ。しかい、図書館での読書が効率的だという人もいるはずである。落ち着いた喫茶店を好む人もいれば、電車の中がいちばんはかどる人もいる。

 あるいは、有料の自習室がいいという人もいるはずだ。人間はケチな動物なので、カネを払うと払った以上を取り返したくなる。その特性を利用するわけだ。

 大事なのは、自分にとっていちばん読書がはかどる場所を見つけ、作ることである。
 抽象的なスペースではなく、個性と結びついた場所をギリシャ語で「トポス」というが、自分なりの「トポス」を作ることで時間を圧縮した読書をすることができる。


ところで、今晩の高速バスで四国の田舎に帰省します。
例の如く、ブログののほうは5日ほど音信不通となる予定ですので、そこんとこ宜しくお願いします。






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Last updated  2015.10.19 13:17:34
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Re:『読書の技法』(10/19)  
KUMA0504  さん
なるほど、参考になりました。
つまり、本を巨大なデータベースとして構築しているわけだ。
だから、本は基本的に全部買って持つことにする。
それをデジタル化ではなく、アナログとして整理して活用する「頭の良さ」もある。

でも、(1)私にはその頭の良さがない(2)本を買う資金もおく場所もない(3)小説が蔵書の半分を占めている。ということは、知識のデータベースはあまり必要なくて、文章のニュアンスを愉しんでいる

よって、私の活用方法としては、(1)相変わらず読書は年には100冊ほどで何とかなる。(2)コピー、感想のデジタル化も活用する(3)しかし、知識のまとめ方は参考になるし引用に対して、コメント意見を書く習慣は自覚化したい、ということになるかな(^_^;)。 (2015.10.19 20:38:27)

Re:『読書の技法』(10/19)  
chappi-chappi  さん
300冊とはおそれいりました。
1回10分で、フィドルとダンスの練習300回やったら
できるな。
(2015.10.20 13:44:59)

Re[1]:『読書の技法』(10/19)  
Mドングリ  さん
KUMA0504さん
>なるほど、参考になりました。
>つまり、本を巨大なデータベースとして構築しているわけだ。
>だから、本は基本的に全部買って持つことにする。
>それをデジタル化ではなく、アナログとして整理して活用する「頭の良さ」もある。
>
>でも、(1)私にはその頭の良さがない(2)本を買う資金もおく場所もない(3)小説が蔵書の半分を占めている。ということは、知識のデータベースはあまり必要なくて、文章のニュアンスを愉しんでいる
>
>よって、私の活用方法としては、(1)相変わらず読書は年には100冊ほどで何とかなる。(2)コピー、感想のデジタル化も活用する(3)しかし、知識のまとめ方は参考になるし引用に対して、コメント意見を書く習慣は自覚化したい、ということになるかな(^_^;)。
-----
<出版社の企画に応じて、次から次へと本を出している佐藤さんだけど・・・
その原動力の秘密がわかるような内容ですね。

参考にはなるけど、これはあくまでも執筆のプロの流儀なんでしょう。
(2015.10.25 09:37:44)

Re[1]:『読書の技法』(10/19)  
Mドングリ  さん
chappi-chappiさん
>300冊とはおそれいりました。
>1回10分で、フィドルとダンスの練習300回やったら
>できるな。
-----
<月平均300冊のまねをしたらあかんで! まあ、まねようにも、できないけどね(笑)
フィドルとダンスの練習・・・がんばりや♪ (2015.10.25 09:43:26)

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