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2023.06.29
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カテゴリ: 気になる本
図書館に予約していた『小川さゆり、宗教2世』という本を、待つこと2ヵ月ほどでゲットしたのです。
国会の法案の審議にも参考人として証言した根性が、ええではないか♪




小川さゆり著、小学館、2023年刊

<「BOOK」データベース>より
なぜ彼女は「涙の告発」を決意したのか?「神の子」じゃなく私として生きたい。両親や教会からの妨害に負けず、統一教会での体験を明かす覚悟の手記。

<読む前の大使寸評>
国会の法案の審議にも参考人として証言した根性が、ええではないか♪

<図書館予約:(4/06予約、副本1、予約5)>

rakuten 小川さゆり、宗教2世


「おわりに」にカルトの実態や著者の心構えが語られているので、見てみましょう。
p213~218
<おわりに 恨むのではなく許したい>
 外国特派員協会での会見からほどなくして、私は27歳になりました。その誕生日に、父と母から荷物が届きました。じゃがいもと昔よく好んで食べていたカップラーメン、お風呂の入浴剤と共に、両親からの手紙が入っていました。
 母は「愛がないお母さんでごめんね。淋しい思いをさせて本当にごめんね」と書いていました。
 父からの手紙には、私がそれまで知らされていなかった母と祖母の葛藤について綴られていました。
 若かりしころの母は、高校を出てからスーパーで働いた給料を祖母に毎月全部渡し、祖母はそれを定期預金に入れ、母には毎日昼食代として1000円を渡していたとのことでした。母が祖母に渡した金額は300万円くらいになるだろうと父は書いていました。
「29歳でお父さんと祝福を受けるときに費用とか感謝献金がいるので、あのころ渡していた給料から出してもらえないかとばあちゃんに頼んだそうだ。ばあちゃんからの返事は『そんなものあるか。全部〇〇(祖母が入信していた宗教団体)に献金した。いまごろ何言ってる。頭かち割ったろか』だった」
 この悲しみは私の家族にとって初めてのことではなかったのか。父からの手紙の内容が真実であれば、祖母と母の間で起きたことが、自分と母の間にも繰り返されていたのかと驚きました。

 人はどうして神様を信じたいんだろう。どうして宗教にすがってしまうのだろう。脱会してからも、私は何度もそのことばかり考えていました。
 結局、人は拠り所となる何かが必要なのでしょう。それは神様だけではなく、人や物に依存する人もいます。
 社会での人間関係がうまくいかないということも、宗教にはまり込むきっかけになると思います。

 以前、妻が統一教会の信者で、高額の献金により家庭が崩壊し息子さんが自殺してしまったという橋田達夫さんという方にお会いしました。橋田さんの妻は高知から大阪に引っ越しされたとき、周囲に友達が誰もいなくて不安だったといいます。そんなとき、統一教会のような宗教には、「優しい人」がたくさんいます。集会などに行くと本当に優しく受け入れてくれます。

 寂しさを抱えていたり、人間関係に不安を抱いたりしているとき、そうやtって輪のなかに入れてくれる彼らの存在は大きな力を持っています。誰かとかかわりたい、人の輪に入りたいという人間なら誰もが持っている思いに、統一教会のような宗教はすっと入り込んでくるわけです。
(中略)

 母は幼少期、友達がいなくて孤独な人だったと聞きました。動物が好きで、ひとりで山登りをしていた母は、統一教会に入って初めて友達らしい友達ができたと言っていました。

 私が国会に参考人として出席して、被害者救済法案が可決されたとき、結果的に内容に不足はあったかもしれないけど、「奇跡のようなことだ」と思いました。自分の発信もささやかながらに、世の中の変化に寄与していけることに驚きました。
(中略)
 いま思うのは、神様の存在を自分で確かめるには、人生は短すぎるということです。
 それぞれが自分の神様を信じたり、信じなかったり自由にできる。そして、その神様は人を傷つけない神様であってほしい。そんな当たり前のことを願うばかりです。


『小川さゆり、宗教2世』1 :安倍首相の銃撃事件





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Last updated  2023.06.29 01:55:25
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Re:『小川さゆり、宗教2世』2(06/29)  
シュワちゃんはマヌケw さん
政府与党はバックにバビロン世界権力の国際決済銀行 タクシス家やシェルバーン一家などがついており、そいつらがロックフェラーなどを操って世界中を支配して世界的に人類を苦しめてる張本人で、自民党や公明党や維新の会や国民民主党はそのパシリで利権とてめえの保身のために国を売って国民を踏みつけてるんですよ。
ああいう悪は駆逐しないとダメですな。
キング牧師によると沈黙した市民が一番悪いんだそうで
市民は皆、権力やマスコミの嘘に騙されずに権力の横暴に対しNOと言う勇気を持たなくてはなりません。
僕は小川さゆりさんを応援しております。共に売国奴らを失墜させて、この崩壊している国を立ち直らせましょう!その傷だらけの経験は裏を返せば、強さや知性の証にもなりますよ。
まっとうな政治家なんかおりません。私たち市民が国を変えられるのです。 (2024.07.22 12:29:04)

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