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2024.04.16
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カテゴリ: 気になる本
図書館で「町田忍の昭和遺産100」という本を手にしたのです。
「昭和遺産100」ってか・・・
表紙に書かれたコピーに惹かれて、チョイスしたのです。




町田忍著、山と溪谷社、2021年刊

<「BOOK」データベース>より
【目次】
第1章 BEST20昭和の玉手箱/第2章 輝き続ける商品/第3章 永遠の建築/第4章 愛される乗り物/第5章 30・40年代グラフィティ/第6章 元気な「サイン」/第7章 娯楽の殿堂/第8章 街頭のシンボル/第9章 絶滅危惧種/第10章 事件・文化・モノ&流行年表/第11章 町田忍 昭和研究60年あゆみ

<読む前の大使寸評>
「昭和遺産100」ってか・・・
表紙に書かれたコピーに惹かれて、チョイスしたのです。

rakuten 町田忍の昭和遺産100


「まえがき」の冒頭を、見てみましょう。
p12~13
<昭和30年代の初めから東京オリンピックまでの変化は凄まじかった>
 日本の元号は645年の「大化」にはじまり、「令和」まで248を数える。改元のペースは平均5年半に1回というハイペースだが、本書のテーマである「昭和」は、正味63年間も続いた。これは明治時代に定められた一世一元の制(一人の天皇には一つの元号)のためで、歴代で昭和が一番長い。
 明治の前の「慶応」以前、改元サイクルが短かったのは、天皇の在世や譲位に関わりなく改元していたためである。理由は「疫病が流行った」「戦争が起こった」「将軍の世継ぎが生まれない」「縁起が悪い」「お告げがあった」などとさまざまで、「暦仁」などはわずか2ヵ月で終わってしまった。

 昭和時代は最長であるだけでなく、技術革新や制度改革が日進月歩であったために、最初期と晩期では世の中の様子がまったく異なる。掛け値なしに、電球しか灯らない時代からパソコンが普及しはじめた情報化社会の幕開けまでを、一気に駆け抜けたのである。
 とりわけ変化が著しいのが戦後で、文字通り等比級数的に庶民生活は変化した。それだけ昭和は日本史のなかでも特筆すべき時代で、これが戦後の昭和時代が注目されるもっとも大きな理由である。

 生活文化という観点からすると、最近は昭和30(1955)年代を中心とする時代に関心が集まっている。この時代はセピア色の戦後をひきずり、現代への轍(わだち)も見え隠れする、ボーダーな時代だからであろう。マスコミでは「昭和ブーム」という見出しを盛んに躍らせるが、現象は単なる一過性の懐古趣味に終わっていない。これは昭和をテーマとした施設が、全国各地に出現していることからも裏づけられる。
 その反面で、平成12(2000)年前後から全国にあった老舗遊園地の閉園が相次いだ。原因は娯楽の多様化やテーマパークの出現、博物館や美術館といった文化施設のアミューズメント化などが考えられる。

 昭和25(1950)年生まれの私が、この昭和という時代に興味を抱いたのは、なんといっても多情多感な少年時代を過ごしたからである。子供時代、自宅の周りには戦前からの昭和が、あちこちにかさぶたのように残っていた。それにもかかわらず、昭和30年代の始めから東京オリンピック(1964年)までの変かは凄まじく、わずか10年間ほどの短い間に「戦後」はほぼ一掃されてしまった。変化と言う観点では、江戸時代から明治時代にいたる、いわゆる幕末・維新に軍配があがるかも知れないが、それはあくまでも日本史のダイナミズムの世界、つまり体制の変かである。

 明治時代初期、庶民レベルでいえば、近代化の恩恵を受けるまでにかなりの時間を要した。この点が、戦後の昭和時代の変化と大きく異なる。「電球しか灯らない時代」と前述したが、実際、農村育ちで大正末期生まれの両親には、ランプ生活の体験があった。しかし、昭和30~40年代、発売からほどなく、「三種の神器」(冷蔵庫・洗濯機・白黒テレビ)も、「3C」(車・クーラー・カラーテレビ)もそろった生活が当たり前となった。明治と違い技術革新がすぐに生活に還元されたのである。


「町田忍の昭和遺産100」1 :オート三輪





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Last updated  2024.04.16 00:41:53
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