ラチャテウイーのイサーン料理に行きたいよお、いいなあ、ちーさんは会社から近いしすぐいけるよねえ。なーんて言うと・・・。
「よっしぃが帰っちゃったら、私は草食に戻るんだから、ラチャテウィーのイサーン料理なんて、よっしぃが帰ってから全然行ってないんだから。1年ぶりよ!」
と、ちーさんが鼻息荒くのたまわった。そう、我らは今、もう 約束の地といっても過言ではないラチャテウィーのイサーン料理屋 へむかっているのだった。
当然、ラチャテウィーのイサーン料理屋といえば、ちーさんの部下、タイ人♪ちゃんも一緒であり、我らのテンション高い宴が始まるのであーる。
へ? テンション高いのあたしだけとか誰言ったの?
♪ちゃんだって、テンション高いし~。
テンション高い♪ちゃん。
早い時間だから、まだ歌声おぢいちゃんはいないけど、そのかわり 歌声おにいちゃんがいた。この店には歌声で口上が述べられないと、入社できないのかもしれん(汗)。
いや、もしや、おぢいちゃんの 黄金の血を受け継いだ、孫 か?
そして我らはいつもの席に座った。なぜか毎回ここの席だわな。 運命かも?
しかしこの日は激暑い。店内に入ろうかと思ったけど店内にも冷房ないし、似たようなものだ。
ここの料理が大好きで、できれば毎日通いたいよっしぃはもう テンションフルマックス!
シンハーと一緒に踊りたい気持ちでいっぱい・・・。
いや、でも暑い。半端なく暑い。こんな気温じゃいくらテンション高くても踊れない。
踊れるか踊れないかはさておき、 早速ハーブもっさりのチムチュムご注文。
そして、もう神の領域と言えよう、炭火で焼いているというのに 敵ナシの柔らかさとジューシーさのガイヤーン・・・。いや、あんたはガイヤーンの王様だ!
王様がいたならさしずめあなたは 王女様♪なコームーヤーン!
日本人なら誰でも驚く「焼き肉」のタレ味がするのよね。 どうしよう、エバラの瓶が店の裏に死ぬほど捨ててあったら。 それはそれでがっかりだ。
あたし、ここの コームーヤーン&ガイヤーンが一番すきぃ!
ちなみに・・・♪ちゃんは転職が決まり、ちーさんはとっても寂しそうだ。
「もう♪さん観察日記がつけられないよ・・・」
この日もこんなに テンション高く、毎回恒例、グルメ番組風の「うわあー!おいしそーう!」をやってくれた。 そりゃこんな人が職場から消えたら寂しいと言うもの。
よ「こんなにうまいガイヤーンやコームーヤーンを作ってくれる人ってどんな人なんだろう・・・ 神様や仙人みたいなお人 なんだろうか。」
ち「あ、あのへん焼き場みたいじゃない?見てくれば?」
撮影してこようと席を立つも、入れそうもない・・・
よ「あー、残念。だってこんなに美味しいガイヤーンよ。」
♪「よっしーさん、 ガイヤーン焼いている人と結婚してガイヤーンのお店すれば? 」
よ「ぎゃははは!店名はさしずめ 「とぅんてん・よっしぃガイヤーン(エキサイトよっしぃガーヤーン)かな? えーっ、そしたら毎日暑いよねえ。ガイトー屋でもまじめで頑張ってるガイトーの神みたいなお兄さんがいたけど、嫁も暑そうだった。」
ち「どうする?ものすんごくかっこよかったら、よっしぃ結婚すれば?」
よ「えーっ、そしたら 毎日ここのガイヤーン食べれるかな! あっ、でもぉ・・・♪ちゃん、タイで一番かっこいいって思う芸能人は誰?」
♪「うーん、 DOME かなあ」
それはタイでテレビでよく見かける男前ミュージシャンである。へえ、♪ちゃんってDOMEが好きなんだー。・・・ごめん、あたす全く興味ないや。
よ「あー、DOMEね(うたごえおぢいちゃんより興味ナシ)。んじゃ♪ちゃん、この ガイヤーン焼いてる人がDOMEだったらどうするよ! だってガイヤーンの神だよ、ありうるじゃん。」
♪「ぎゃははは、 ガイヤーンの神のDOME ・・・。」
♪ちゃん想像してしまったのだ・・・ガイヤーンを焼くDOMEを。うははは。わりぃ、あたすも想像してしまった。 ガイヤーンをもくもくと焼くDOMEを。あんまり知らんけど(哀)。
その後、どんなガイヤーン&コームーヤーンの神だったら結婚するかと言う話がつづいたまま、 現実には我らの周りには鼻歌を歌いながら客にせきをすすめる、いなか者っぽいおにぃちゃんや、注文を聞き間違え竹の子スープを持ってきたおねーちゃん しかおらず、どんどんイメージが盛り上がってきた 「ガイヤーンを焼くケビン・ベーコン、ガイヤーンを焼く木村拓哉、コームーヤーンを焼く、オーランド・ブルーム」 にはほど遠いのは言うまでもない。
がっ!
想像のハリウッドスター(ついにはちーさんが好きな、ジュード・ロウがソムタムを作っていたらというイメージまで・・・)より、あたしはものすごく気になることがあった。
「あれえ?そろそろいるはずの 歌声おじいちゃん がいないよ。」
そう、いつもの歌声おじいちゃんがいない。
「もしかして死んだかな?」
「えーっ、そんなあ。」
おぢいちゃんとツーショット写真撮らないまま終わっちゃったのオ?チーン・・・
って まだ確認してないし!
在りし日の・・・いやいや、今回会えなかった歌声おぢいちゃん。次に行った時はもう覚えてくれていないかも。ぐすん。

きっと生きていることを願いつつ、ちーさんがこんなことを言った。
「毎年ここでご飯食べて写真撮ろうよ。1年後はどうなっているか面白じゃない?」
おお、それいいね!ってことでぱちり!
こうやってみると、確かここに来たのは丁度1年前だった。1年って早いよねえ。来年はどうなってるかなあ。
もう、想像上のガイヤーンの神じゃなくって、 ものほんの旦那と一緒に現れたりしてぇ(だが、これも想像上の産物だ)。
え?どうしたのみんな?なんでそんなにひいてるの?
結局 イメージだけで会話を先行させるこの悪い癖があるかぎり、やっぱし珍獣しかよってこないと思う。
まあ、いいさ。
ラチャテウィーのイサーン料理屋にかんぱーい!
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