全454件 (454件中 1-50件目)
こんにちは。お元気ですか?イスタンブルは最近雨模様です。 今回はうちの師匠プレゼンツのエブルのモスクのお話です。昨年の夏頃、ゲブゼ(イスタンブル郊外)に新しくモスクを建てたいけど、何か特徴のあるモスクにしたいと依頼があり、天井の一部をエブルにするという師匠の案が採用されました。去年の夏は今頃から8月末くらいまで、ずーっとエブルを板に貼り付ける作業を朝から晩までしていました。そのモスクが去る5月末、ラマザンバイラム前の金曜日に完成披露され、その日からお祈りができるようになりました。師匠夫妻もオープニングに招かれました。 師匠の撮った写真を見るとすごく素敵に仕上がっています。中には花のエブルがあり、いい感じです。私もいつか行って実物を見てみたいと思っています。このモスク、エブルが使われた最初のモスクで、名前も本当の名前よりエブルモスクとして残っていくだろうと思います。私も色んな意味で参加出来たことを光栄に感じています。何と言っても後世に残るものですから嬉しいです。また頑張っていこうと思います!
2019.06.21
コメント(0)
みなさん、こんにちは。お元気でしょうか? 私は元気です。やっと、ラマザン(断食月)も終わったのでホッとしています。毎年、断食月は10日ずつ前倒しになっていますが、まだまだ数年は長時間の断食になります。 今年も頑張って断食やりました。働いているアトリエの皆んなが断食するので、私も付き合って断食しています。週末は大体普通の日本人に戻って食べてました。 断食するのは大丈夫なのですが、二食の間が短いのがキツかったです。あまり、眠る時間が無い。。。毎日最大6時間眠れればラッキー、下手したら4時間とかになってしまいます。断食明けの食事をイフタル、断食前の食事をサフルと呼びます。私はイフタルの後すぐに眠たくなってしまい、ソファで寝落ちのパターンが多かったです(苦笑)寝落ちしてるとすぐにサフルの時間になってしまうのです。何か食べては寝て起きては食べての繰り返しで一カ月過ぎました。 日本人でわざわざ断食する必要無いのでは?と思われるかもしれませんが、回りが一切飲まず食わすなのに、一人コーヒー飲んだりできないですよ。まず、においがします。飲まず食わすでいると嗅覚が異常に優れてきます(笑)いつもなら気づかないにおいにも敏感に反応します。 アトリエは夏になるとあまり仕事がないので、断食しても支障はありません。それどころか、あまりの眠さに3日に一回くらいは昼間小一時間くらい寝ていました(苦笑)とにかくラマザンは断食以外が大変でした。断食も慣れたもので、頭が痛くなることも、ノドが渇くこともなかったです。お腹は空きますが、これは日に二回くらい波がやってきて終わります。普通の時でもなりますよね、時間が過ぎればお腹空いていたことも忘れます。ですが、今年は長く感じました。だからこそバイラムが来た時は本当に嬉しかったです!しかも今年は9連休。ゴールデンウイーク並みです!イスタンブルの公共交通機関はタダ。素晴らしいですね。 そんなバイラムですが、私は家に引きこもり庭の猫たちとパシャとのんびりしています。 パシャは長引いている病気のせいもあり、なかなか庭に出してやれずにいたのですが、バイラムは毎日お昼から2時間程度一緒に庭に出ています。 日が暮れると庭はホタルが飛び交い、素敵なムード。外に出たくなりますが、パシャも出たくなるので我慢して中から見るだけにしています。去年より数が増えた気がします。 今日まで五日間一切外出せずに過ごしています(笑)家大好きです。 この休みはまたまたエブル三昧です。パシャも側で見守ってくれています(笑) 見守ってるのか寝てるのか。。。
2019.06.07
コメント(0)
こんにちは。令和になりましたね。みなさん、お元気ですか? 私は疲れ気味だったのですが、最近やっと回復してきました。今年が始まって立て続けに色々と行事がありました。二月の個展はブログにも書きました。三月末にはベルガマという町でパパティア祭りに参加させて頂きました。約一週間の間、色々新しい体験もして、墨流しをトルコの皆さんに紹介して、盛りだくさんでした。四月にはイスタンブルの有名私立大学のコチ大学からエブルと墨流しについて話してほしいとの依頼を受け人生初の講演的なモノをやらせて頂きました。その合間にも依頼されたエブルの作品作りをしていました。 そして、ようやくホッとしたのでまたまた弾丸旅行に行って来ました。お隣りの国、ジョージアです。昔はグルジアと呼ばれていましたよね。日曜の午前1時10分発、ジョージアには午前4時10分着。イスタンブル空港にはハバイストというバスにタクシムから乗って向かいました。渋滞が無かったので思ったより早く、約40分くらいで着きました。 広い広いと皆さんがおっしゃる通り広かったです。が、基本アタトゥルク空港と同じ作りなので、あまり変わったなという印象は無かったです。出国してからゲートに向かう時はやっぱり広いなと実感しました。幸いにもゲートが近かったのであまり歩かずに済みました。 ジョージアは落ち着いた静かな雰囲気の国でした。イスタンブルがあまりにもガヤガヤしてるからかもしれませんが、首都のトビリシも静かに感じました。(笑) そしてとにかく教会と修道院がたくさんありました。早朝に着いてまだ暗い中、中心部に行くかどうか、来たバスの運転手さんに聞いたら英語が通じず、雰囲気から察して乗ることにしました。車内ではお金を入れても入れても返ってくる器械に見かねたお兄さんが手伝ってくれるも払えすで・・・お兄さんもしゃあないなって感じで苦笑。とうとう無賃乗車してしまいました。その日は朝から1日ツアーに参加する予定だったので、ホテルに寄って荷物を預けてからピックアップの場所へ向かいました。朝8時半スタートでクタイシという街へ向かいました。目当てはプロメテウス洞窟だったのに、今日はクローズだから予定を変更すると言われショック!片道2時間半もかかるツアーに洞窟の為に申し込んだのに・・その後はテンションも下がって車では終始爆睡でした。 しかし二箇所回った修道院はとても素敵でフレスコ画も残っていました。 2日目はトビリシ市内観光。ゆっくりしました。3日目は朝からロープウェイに乗り高台にある要塞に。市内が一望できて天気が良く気持ちよかったです。 昼過ぎに空港へ向かい、イスタンブルに戻ってきました。ハバイストに乗ったのですが、渋滞に巻き込まれました。とにかく久しぶりの海外旅行、楽しかったです。疲れが取れました。しかし、今度は月曜からラマザンが始まります。また断食かー・・・
2019.05.04
コメント(1)
みなさん、こんにちは。お元気ですか?私は風邪気味です。今日はイスタンブルのアタトゥルク空港からイスタンブル空港への引っ越しの日。今まで慣れ親しんだアタトゥルク空港とお別れです。今現在も引っ越し中で、アジア側のサビハギョクチェンだけが動いています。数え切れないくらいアタトゥルクを使ってきました。自分のフライトだけじゃなく、誰かが来た時も迎えに,帰る時は送りに行きました。アタトゥルクなら、目つぶってても大丈夫なくらい熟知しています(言い過ぎ?)その空港が無くなりイスタンブル空港に引き継がれます。IST の表示は変わりませんが、やっぱり寂しいです。アタトゥルク空港が広くなる度に、トルコは進んできてるんだなと感じました。ヨーロッパからの乗り継ぎの要になってきたんだなと。テロで誰も来なくなった時の、あのガランとした空港を、入国審査場の列が全然無かった時を、荷物の出てくるターンテーブルが一番端だと遠かった事、近隣ヨーロッパ諸国に出る時のターミナルが端っこ過ぎてワイファイが全く繋がらなかった事、初めてタラップから搭乗した事、本当に一杯思い出があります。アタトゥルク空港、今までありがとう、お世話になりました。たぶん、忘れません。去年ローマに行く時に利用した際の空港写真。ターキッシュエアラインの飛行機が整然と並んでいるのはいつ見ても壮観でした。これからは、イスタンブル空港ですね。アタトゥルク空港と同じくらいに思い入れのある空港になっていくハズです。今は空港にどうやって行くのかもわかりませんが(苦笑)空港に行く交通機関ができる前に稼働させるのがトルコな感じですが、ま、何とかする、何とかなる、のがトルコです。慣れるまではまた大変でしょうが、迷って迷って慣れるんでしょうね。巨大な新空港、楽しみです!
2019.04.07
コメント(0)
こんにちは。二月十四日かから始まった私の初個展が終了しました。 実現までは悪戦苦闘したのに、いざ始まるとなると何故だか落ち着き払ってる自分がいて、ちょっと他人事みたいな感じで、期間中は色んな人が訪ねてくれて本当にありがたくて、終わってみるとアッという間でした。 トルコのエブルと日本の墨流しの合体はすごく好評で、会場に来てくれた人達のすべてが肯定的に見てくれて素晴らしいと絶賛してくれました。嬉しかったです。単純に。 今まで家で一人黙々とエブルと墨流しを続けてきてSNSでシェアした作品の反応しかなくて、自分のやってることがどうなんだろうと思うことも一杯ありました。完全に趣味の世界にハマってるのかもしれないとか、いつかこのやってきたことが日の目を見るんだろうかと思っていました。 個展をしてみて、一番よかったのは生で皆さんにみてもらえたこと、そして欲しいと思ってもらえたことです。私のやってることは、見た人に何かを残せる仕事なんだと確信できました。二つの国の文化を取り入れて私なりの解釈で紙の上に表す。続けて来てよかったなと、この道なんだなと思いました。 「エブル道」を歩いて行こう。 そう思えました。 時々、ワーって叫びたくなることも一杯で、まだまだ技術不足を感じますが、とにかく私にはこれしかないから、頑張っていこうと思います。 支えてくれる皆さんや、また次の展示会や個展を待ってくれる人がいることを目の当たりにできてよかったです。そして日本の伝統文化墨流しをトルコの皆さんに知ってもらう機会となったことでもよかったと思います。墨流しのワークショップなども出来たらいいなと思っています。 パシャは二月十一日から五日間連続で病院に行き、毎日注射をされたおかげかどうかわかりませんが、今日まで元気です。顔の腫れも引いて両目も開けられるようになり、何とか病院に行かずに過ごせています。食欲もあります。クシャミは明け方にまだありますが、今は隣で日向ぼっこしています。 私が家で一人でエブルしている時もパシャはいつも背後か横にいてエブルする私を見守って(監視?)くれていました。個展ではパシャのエブルも展示しました。かなりの人気で来場者はパシャのエブルと写真を撮っていました。有名猫ですね(笑)インスタグラムやFacebookでのフォロアーの皆さんもパシャを知っていて、エブルを見るなり「お〜、パシャやん!!」と言ってくれました。 私の力の源でもあるパシャ。いつまでも元気でいて欲しいです。
2019.03.06
コメント(0)
こんにちは。皆さま、お元気ですか? 二月も半ばを過ぎて、少しは暖かくなってきたのでしょうか? イスタンブルはまだ寒いです。週末は何と雪予報。。。 突然ですが、イスタンブルで個展を開いています。私の職業はエブル(トルコの伝統アート、ヨーロッパではマーブリングとも呼ばれています)なのですが、そのエブルと日本の伝統アート、墨流しを合体させたものを展示しています。イスタンブルにお住まいの方、イスタンブルに行くよという方は是非、お立ち寄り下さい。場所はエミノニュ、イェ二ジャーミィ、ヒュンキャルカスルです。三月二日までやってます。 エブルを始めた頃イスタンブルで個展することをぼんやりと考えていたのですか、これがなかなかすっと行かず、約3年前に、個展するぞと決めてから長い道のりでした。 最初は自治体の展示会場に申し込んだのですが、順番が回って来ず一年半も無駄に待ちました。一年半後に判明したのは自治体に知り合いがいないと難しいらしく、知り合いがいると順番抜かしで展示会が回ってくるみたいです。最初から言ってくれたら何とか知り合いをでっち上げたのに、こんなに待たせてから言うのは反則でしょ。 で、ブチ切れました。もう個展はいいわと思ったのですが、とりあえず最後にイスタンブル商工会議所に申し込みました。その時も知り合いはいませんが、と言うと「ここは知り合いはいらんよ。会議にかけてオッケー出ればできるよ。」との返事。よっしゃあ!ここなら大丈夫そう、ダラダラ待たされる事も無いだろうと安心しました。果たしてその二カ月後、「会議で通ったから二月十四日から二週間どう?」と連絡がありました。もちろん、二つ返事でオッケーしました。日程を選り好みしている余裕はありません。とりあえず、開くことが大事なんです。 しかし、個展の一週間前からやっと招待状の製作に入り、もらったのは二日前。告知のポスターは当日。如何にもトルコらしさであふれていましたが、私は一銭も払わずにやってもらっているのだから、文句は言えません。 場所代も取らず、売れても何パーかを払う必要もありません。凄い太っ腹なのです。オープニングの前日に額を掛けにいきました。そして当日を迎え、何とか無事にオープンしました。エブルを始めてからの目標が達成できた瞬間でした。色んな人に支えてもらって出来た事だと思っています。作品をトルコの皆さんに見てもらい、知ってもらうこと、そして自分としてはまた新たな視点から、初心に戻って頑張っていきたいです。 パシャは相変わらず、良くなったり悪くなったりですが、最近は食欲も出てきたのでよかったなと思っています。このまま、元気なパシャに戻って欲しいのですが。
2019.02.21
コメント(0)
明けましておめでとうございます。また、一年新たな気持ちで過ごしていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いします。しかしトルコでは一日が休みなだけで二日からいつもどおりなので、お正月気分は全くありません。もちろん、12月31日もいつもどおり。あっけない感じです。下手したら年末年始とか忘れてしまいます。忘れないように年越しソバとおぜんざいで年末年始を感じた訳です。食べ物って大事ですね。で、大晦日は午後6時まで仕事して、帰ってきてエブル納めして、年越しソバを食べたらもう、2018年は終了間近でした。1日だけの正月休みは、エブル始めして、それからは海外ドラマをインターネットで観て終わりました。二日は仕事始めでしたが、その前に動物病院にパシャを連れて行き、注射始めをしてもらいました。呆気ない年末年始でした。。。毎年こうなのですが、やっぱり慣れませんね。日本人は年末年始休んでゆっくりして、一年終わるなぁ、始まるなぁとか思って過ごすのがいいですね。おせち料理も、もう何年も食べてませんし。。。とにかく、2019 年が楽しく過ぎますように。そしてパシャが、健康でありますように。みなさんにとってもステキな一年になりますように。
2019.01.09
コメント(0)
こんにちは。本当にお久しぶりです。みなさん、お元気ですか?今年はサボってばかりのブログであまり更新もせず。。アッと言う間に2018 年、終わりそうですね。それに平成も。ひとつの時代が終わるんですね。で、そんな今年ですが、振り返ってみたいと思います。簡単に要約すると三回海外に行って、ビエンナーレに参加、一週間アートフェスティバルに参加、一回ワークショップとミニ展示したくらいです。日本にも帰れずイスタンブルで働いていました。海外はターキッシュエアラインの格安キャンペーンチケットでルーマニアとローマに、トルコ南部のボドルムから船でギリシャのコス島に行きました。二泊三日、一泊二日の弾丸旅行でしたが、どこも楽しかったです。特にルーマニアのサリーダトゥルナが印象に残っています。私の職業はエブル(マーブリング)なので、見るモノだいたいエブルに見えてしまいます。が、このサリーダトゥルナは昔の塩鉱を遊園地みたいな感じで再利用しているのですが、壁という壁がエブルでした。師匠のエブルにそっくりで一人で大興奮しました。ビエンナーレは二つの展示会に参加しました。固有種と鳥がテーマの展示会に作品を出させていただきました。一ヶ月間色んなイベントがあって、楽しかったです。折り鶴を来場者のみなさんと一緒に折ったのもいい思い出となりました。アートフェスティバルはアクサライという街でハンドメイドアートの職人さんたちが集まる感じで暑い中、朝から晩まで外で店番して、日が落ちたらエブルを見せて一週間過ぎました。一人でフェスティバル参加は初めてだったので、とても大変でしたが楽しい思い出になりました。(イスタンブルに戻るバスでホテルにケータイを忘れたことに気がついた私、アクサライのスタッフが次のイスタンブル行きのバスにケータイを渡してくれて私は朝降りたバスステーションで二時間待ち、無事にケータイを受け取ったことも今は笑い話と言うことで。。。)ワークショップはアンカラで日本大使館主催の「日本祭り」でさせていただきました。土日文化基金では、アンカラ在住の日本人の子ども達と日本語を習うトルコ人の方々に墨流しを体験していただきました。エブルも墨流しも興味を持っていただき楽しくやらせていただきました。大使館のみなさんや、大使ご本人にも大変お世話になりました。(ターキッシュエアラインで荷物が行方不明になって大捜索が行われたのですが、今は笑い話ということで。。。)しかし今年の一番はやはりパシャです。パシャが八月後半から体調を崩して何回も動物病院に連れて行った話はブログでも書きました。なかなか長引いていて庭にも出せない日々が続いていますが、二人三脚で来年も頑張っていきたいと思います。早く完治しますように。。。乙女の塔の向こう、ヨーロッパに沈む夕日。。。2018 年、色々お世話になりありがとうございました。来年もまた、お付き合いいただけたら幸いです。みなさんも健康に気をつけて、よいお年をお迎えくださいね。
2018.12.31
コメント(0)
こんにちは。またまたアッという間に一ヶ月が経ってしまいました。。。早いものでもう秋ですね。。。何となく物悲しい気がします。イスタンブルでもだんだんと寒くなってきました。先週末はアンカラに呼んでもらい、日本祭でワークショップと作品の展示をさせて頂く機会がありました。日本祭ということで、今回は普段はしない(笑)墨流しのワークショップがメインでした。なかなか墨流しのワークショップをというお声はかからないのですが、日本大使館主催ということもあり、墨流しをさせて頂きました。先週の金曜日、朝から飛行機でアンカラに飛びました。道具、材料、そして作品等が入ったピッタリ15キロのスーツケースをトルコ国内では初めて預けました。私はだいたい機内持ち込みの荷物だけで済んでしまうので荷物を預ける事はまずありません。前回の移民局のイベントはクルマで行ったので問題はありませんでした。トルコ航空だったので、何の心配もせず、飛行機を降りてベルトの前で待っていたのですが、全然荷物が出て来ません。。。あら?と思っているうちにベルト停止。止まったけど、私の荷物は?今回、めちゃめちゃ大事な荷物です。荷物が無いと私は何の為にアンカラに来たの?という状況です。ロストバゲッジって言うんですかね。そのカウンターに行って説明、何処から来たのかどの飛行機に乗って来たのか等。もう出ると何回も言われ、それを信じてベルトに行き、出ない。これを3回繰り返し、最後にはホテルに届けるから。との事でした。担当者のMさんと電話で話し合い、とりあえずはMさんの待つアルマダショッピングセンターへ向かいました。ここまででかなりのストレスと汗をかきました。。。Mさんもビックリでしたが、荷物が届かなかった場合のこと等話し合い、昼食を食べました。アルマダショッピングセンターの外観。大きなパネルが。その後、大使公邸におジャマして大使の宮島さんとお話しさせて頂きました。大使はお忙しいので、次の予定に出かけた後、Cさんと打ち合わせで、ホテルにチェックインしてから再び会場のアルマダに向かうという話をしていたら、荷物が見つかって午後5時半くらいにはホテルに送られて来るとの情報が飛び込んできました。おおお!!!ここでトルコ人なら「アッラーフム!!(私のアラー!)」と叫んだことでしょう。Cさんとよかったよかった、では会場でお会いしましょうと私はホテルに向かいました。ホテルのフロントでは全て承知しておられ、荷物が届いたらすぐにお知らせしますとのこと。私は部屋で待つこと、10分。電話が鳴って「荷物が来ましたよ〜」「ありがとう」の会話の後、ダッシュでフロントへ。必要な作品だけを取り出して、アルマダに向かいました。アルマダに着いたのが、午後6時くらい。日本祭のオープニングは6時半だったと思います。係の人が「今日は展示するん無理ちゃう?」と行ったのですが、いやいや大丈夫です!すぐにイーゼルだけ持って来てもらったら私、展示します!で、オープニング15分前に作品10点を展示することができました。日本祭のオープニングのメインは太鼓。これまたドイツを拠点に活躍してらっしゃる太鼓グループがあるらしく、外の特設ステージで華々しく演奏が行われました。トルコのテレビ局もカメラを出していました。二日目は、土日基金文化センターというところで、墨流しのワークショップ。午前は日本人学校に通う児童さん達、午後は日本語を習うトルコ人の人達が対象でした。合計4回のワークショップで、私はどの回も楽しくワークショップできましたし、参加してくださった人も楽しんでもらえたと思います。ただ、トルコ人を前にして日本語を話すのが大変でした。(笑)つい、トルコ語を話してしまうので、せっかくみなさん日本語を勉強しているのだから、日本語を話さないといけないのに。。。しかもアシスタントでアンカラ大学の日本語学科の学生さんも来てくれていたのです。。二日目は7時前にはホテルに帰って来たので、ホテル周辺をウロウロして戻りました。何とここでは結婚式も行われているんです!三日目はアルマダでのワークショップ。エブルと墨流しの両方しました。日本祭は大盛況で準備段階から人が一杯になって、スタートした3時半には私の前にはかなりの人だかりができていました。墨流しとエブルの違いや歴史等簡単に説明した後実際にやって見せて、それからやりたい人には体験してもらう形だったのですが、みなさん、大変興味をもっていただいたようで、エブルも墨流しも順番待ちの列が出来ていました。大使も見に来て下さって一緒に墨流し体験して頂きました。アンカラでエブルをしている友人達、Facebook友達が会いに来てくれて本当にありがたかったです。それからはアッという間に5時半に。片付けも大変なので、バタバタで片付けて何とか午後8時の飛行機に間に合うようにアルマダを出発。何とか間に合った展示。何と私の紹介パネルもありました。。。何か色々ありましたが、終わりよければ全て良しとの高校の担任の先生の言葉を思い出しながら、飛行機でイスタンブルに戻りました。今回お世話になったみなさん、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。去年のこの時期にロンドンで行ったワークショップから繋がった今回のアンカラ。アンカラは何処に繋がって行くのか楽しみです。できれば、東京に繋がるといいな〜と思いつつ、また精進していきたいと思います。
2018.10.18
コメント(0)
こんにちは。みなさん、お元気ですか?パシャが元気じゃなかったので、ここ数週間は私も気持ちが落ち込んでいました。。。パシャが風邪を引いたという話は前回のブログの最後にも書きましたが、約一ヶ月半はずっと調子が良くなかったのです。。。半分野良猫なので、トルコ人はみんな「しばらくしたら治るって。」と全く心配ないよ状態で自然治癒力を信じています。私もそうかな〜と思い、獣医さんには連れて行かずにしばらく様子を見ていたのですが、あまりにも激しいクシャミの連続、鼻水、そして食欲が無くなったので、この時点でこれはヤバい、自然治癒力に期待している場合じゃない!パシャは半分家猫なのだ!と遅まきながら認知して獣医さんに連れて行きました。いつもならケージに容易には入ってくれないパシャなのですが、抵抗も無くすんなり入った所をみるとやっぱり普通じゃないなと感じました。それは8月21日のことでした。折しもトルコでは犠牲祭が始まる前日で公的行政機関等はお休み。。。仕方なく普通の獣医さん(前回歯を診てもらった同じ所)に行きました。診察で「歯が悪いからそこから化膿して鼻水に回ってる可能性があるで。よかったらちゃんとした治療を始めよ。やけど、経済的に余裕あるん?」と言われてしまいました。。。(苦笑)パシャをエブル(トルコの伝統アート)で作ってみました。。。トルコでは市町村のやっている獣医さんと普通に経営されてる獣医さんがあり、市町村のはベレディエベテリネル、普通のはオゼルベテリネルと言われます。イスタンブルにはあまりにも野良猫が多いので自分では飼っていなくても路上でエサをあげたり、水をあげたりは普通です。なのでこれ以上猫が増えると困るという理由等で避妊手術をしてもらいに住民の人が野良猫を連れて来るのです。メスの場合、避妊手術は無料、オスは有料です。怪我をしたとかなら無料。昔は予防接種も無料でしてくれていたのですが、今は接種はしなくなったそうです。要するにベレディエは野良猫、オゼルは家猫を診る所みたいな感じです。当然、家で動物を飼っている人はお金も持ってる人たちのようで、オゼルではかなり高額の治療費となります。ベレディエでは無料の抗生物質注射もオゼルだとそれなりの値段を取られます。いや〜、正直言ってあんまり経済的余裕は無いんですと答えた私に獣医さんは「じゃ、とりあえず今日は注射と薬ね。抗生物質が効いてくれたらいいねんけど。」と言いながらパシャに注射。。。抗生物質が効くかと思っていたのですが、予想していた回復は無くて同じ状態。犠牲祭中は何も出来ずに待ち、休みが明けて月曜日、今度はベレディエの獣医さんに診てもらいに行きました。昔パシャがまだ野良猫率80パーセントだった頃によく怪我や病気になった時にベレディエに連れて行っていたので知り合いの獣医さんがいるのです。。。この日は注射三本をされて、パシャは大怒り。シャーシャー威嚇を続けていました。男の獣医さんだと嫌みたいです。。首根っこを掴まれるもそれを外して逃げる勢いのパシャ。。。この注射も効かず食欲が無くなって来たので、心を鬼にしてまたオゼルに連れて行く事にしました。経済的余裕はないけど、パシャをこのままには出来ない!それが今週の月曜の晩でした。診てくれた獣医さんは前回とは違う女の人で診るとすぐに「鼻に腫瘍があるかもしれんわ。あとはやっぱり歯から来てる可能性があるで。。。私では何とも言えないから明日教授に診てもらいましょう」とのこと。火曜日に予約を取ってもらいその日は帰宅しました。さて火曜の昼、私は必死で抵抗するパシャを鬼の形相でケージに入れ、獣医さんへ。さすが教授だけあって診察室には助手の人やなんやかんやで7人以上もの人が。。。パシャの怯えようは普通じゃなくて見てる方も悲しくなりました。結局、鎮静剤を打たれて大人しくなったパシャ。私は外で待つように言われ、1時間以上も待ったのですが、呼ばれて行くとすっかり終わった後でした。パシャは二本歯を抜かれ、鼻の横にあった血の塊を取られてぐったり横たわっていました。。。塊が悪性か良性か検査するという事でまた待たされたのですが、結果は電話すると言われ、3時間半も待った挙げ句にようやくパシャを連れて帰れました。帰ってからパシャは食欲も出て、何となく元気そうになってきました。水曜日は体を舐め始め、キャットフードも細かく砕くと食べ始めました。もちろん、大好きな七面鳥のハムは日に3枚は食べるようになりました。木曜日にもう一度獣医さんに連れて行かないといけなかったのですが、あいにく夕方から豪雨に見舞われたイスタンブルはタクシーも見つからず、断念。検査結果も電話で連絡してくれると言ったのに、電話無し。。こちらは本物のパシャ。ちょっとご機嫌斜めっぽい。。パシャは私にマッサージするようになり、朝私を起こすようにもなりました。ほぼいつも通りに戻りました。よかった。食欲もあります。結局、歯だったんですね。鼻水も止まり、クシャミも日に2回くらいになりました。まだ外には出せませんが(庭の猫達もクシャミ鼻水があります、どうやら猫全体に流行しているみたいです。この時期に流行るアレルギーらしいんですが。。。)家の中では通常に戻ったパシャ。甘えてハムばかり食べたがってますが、徐々にキャットフードに移行しようと思っています。とりあえず元気になるまではハムでも何でも好きな物食べさせようと。。。経済的余裕が無いとパシャも獣医さんに連れて行けませんね。また頑張って働かねば〜(涙)給料の半分、飛びました。。。。が、パシャには代えられません。それにしても獣医さんに行かないと判断した後のパシャの落ち着きようは何なんでしょう。安心したようで、猫開きも始めました。検査結果結局聞いてないけど。。。ま、いっか。。。元気でいてね、パシャ!
2018.09.15
コメント(0)
こんにちは。台風シーズンですね、みなさん気をつけてくださいね。うちは窓ガラスが割れたそうです。。。トルコはいい天気で8月の31日から二泊三日でトルコ東部のエルズルムからカルスに旅行してきました。今回の最大の目的はカルスにあるアニ遺跡を訪ねることでした。アルメニア国境近くにあるアニ遺跡に何年も前から行きたかったのですが、なかなか機会がありませんでした。また弾丸旅行でしたが、今回は相方無しの一人でサビハ•ギョクチェン空港からエルズルム行きの飛行機に乗りました。朝8時のフライトだったのですが、初めて囚人の護送を目撃しました。同じ飛行機で2人の囚人を護送するジャンダルマ(軍警察)が8人。物々しい感じで、何事かと見てしまいました。私の席もそのせいかはわかりませんが、変更されていました。そんな感じで始まった旅行なのですが、無事にエルズルムに着き中心部までバスで行き、トルコ人の友人との待ち合わせ場所へ。彼女はマラティアに住んでいて日本の赤十字的存在のトルコのクズライ(赤い月)で働いています。マラティアからエルズルムまではバスで8時間もかかるそうです。彼女と会うのは何と三年ぶり。。。前回は彼女がイスタンブルまで訪ねて来てくれたのです。エルズルムは彼女の昔働いていた街で知り合いも多く彼女の友達にたくさん紹介してもらいました。そして泊まったのも彼女の友達の家。。。本当にありがたい事です。31日はエルズルムの中心部を案内してもらい、昔の仕事場を訪ねたりモスクなどを観光しました。次の日はお昼からカルスに向かい出発。泊めてもらった友達夫妻と3人の子供と共にカルスへ。途中チャイ休憩やサルカムシュにあるカテリーナ屋敷跡などにも寄ってカルスには夕方到着。クルマで約2時間くらいなのです。ご飯を食べてからカルス城に登りました。一番上まで上がったら、暗がりの中にカップルがいてビックリしました。どうやら、お邪魔してしまったようでした。。。ホテルにチェックインしてから私と友人はカルスの夜に繰り出しました〜!と言っても、カフェにコーヒーを飲みに行っただけなのですが(苦笑)戻るとホテルのオーナーさんが待っていて、友人の昔の知り合いらしく懐かしく話しているうちに午前零時を余裕でオーバー。部屋に帰って寝たのはもう2時近かったです。2日は朝9時に朝食。アニ遺跡に出発です。中心部から42キロ離れていてアルメニアの国境近くらしかったです。周りには何にもないのですが、ポツンポツンと遺跡が建っているのです。思っていた以上に歩きました。太陽は燦々と照って今年二回目の日焼けをしてしまいました。ですが、行ってよかったです。子供達のうるささにも耐えた甲斐がありました。遺跡は本当に雰囲気があって素敵でした。修復作業もあちこちで行われていました。カテドラルと説明がありました。こちらも教会。。。ですが、欲を言えばもっと時間が欲しかったです。もっとゆっくりじっくり見て回りたかった。。。ま、連れて行ってもらったのだから贅沢は言えませんね。よしとしましょう!また機会があれば。。。そうそう、ここでもミュゼカードは使えましたよ〜。荘厳な感じです。。。急いで観光して写真撮って、それからまたクルマでエルズルムに戻り、何とか飛行機に間に合いました。名物の黴チーズも買いました!(笑)イスタンブルに着いてカドキョイまでバスに乗りましたが、ここで道が渋滞していました。その上にジャンダルマが身分証明書チェックの為バスに乗り込んで来て私はパスポートを提示。特に問題無くチェックが済むとバスは再びカドキョイを目指して走りました。ですが、家に到着したのは結局午前1時前でした。。鼻水が治り切らないパシャはグズグズ鼻を鳴らしながら出迎えてくれました。早く治って欲しいのですが、薬を全く受け付けてくれないので困ったものです。。。もう自力しかないよ、パシャ。頑張って〜〜〜〜と悲鳴をあげたくなる最近の私です。
2018.09.06
コメント(0)
みなさん、こんにちは。お元気ですか?前回のブログからはや、二ヶ月以上も経過。。。うっかりするとすぐに時間は経ってしまいますね。今日は久しぶりにブログ書こう!という気になれたので(笑)この二ヶ月を一気に綴ってみたいと思います。6月には日本からやロンドンから友人がイスタンブルを訪れてくれました。弾丸旅行第二弾のローマから帰って、7月の頭に、今度はトルコのエーゲ海地方の街、ボドルムと言う所に行きました。ボドルムはトルコ屈指のリゾート地!トルコ人もヨーロッパ人も大好きな街です。私たちには少し縁遠いかもしれません。海主体で他にする事があまり無いので、ゆっくりできない日本人には今ひとつかも。。。そんなボドルムに何故?と思われるかもしれませんが、ここからギリシャのコス島まで船が出ていて約40分でギリシャに渡れるのです。目指すはギリシャ!でした。いや〜、エーゲ海、青かったです。。。そして暑かったです。コス島には一泊二日でしたが、40度超えで夜になっても気温下がらず、ドライヤーの熱風を浴びていました。あまりの暑さにホテルで昼寝してしまい、一日目はほぼ何もせずでした(苦笑)時間が無いのに昼寝で時間を食ってしまい、結局あまり観光しないまま次の日にボドルムに帰って来ました。コスでは豚肉料理や中華料理を満喫。ドクターフィッシュに足の裏を掃除してもらい、ヒポクラテスの学校跡をみて、満足しました。コスからの帰りに友人が倒れそうになるというハプニングに見舞われ(帰りの船では倒れてましたが)一時はどうなる事かと心配しました。夕方ボドルムに着くとその日に泊まるホテルがあるオレンという場所までのバスが終わっていて、仕方なくミラスと言う街まで行って、そこから最終のオレン行きのバスに乗る事になりました。ミラスに入って、バスの運転手さんがオレン行きのバスを見かけて止めてくれたので私たちは走ってそのバスを捕まえようと頑張りましたが、バスは止まらず。。。当初の予定通り最終のバスまで待つ事に。無駄に暑い中走ってしまいました。。。アイスを食べて元気を取り戻し、何とかバスに乗りオレンに。ホテルに着いたのは午後11時半でした。それでも暑かったです。オレンのビーチ。砂ではなくて小さな石です。外国人はいなくてトルコ人オンリー。オレンでは2泊して海辺で読書と石拾いをしました。またボドルムに戻って、その日はボドルム観光しました。世界の七不思議に数えられている遺跡に行きました。それから飛行機に乗ってイスタンブルへ。この旅行も3泊4日でした。ボドルムのカフェ。一日で二回も行ってしまいました。コーヒーすごく美味しかった。世界七不思議の遺跡。名前忘れました。。。。七月の終わりにはアクサライという街でハンドメイドフェスティバルが開かれるので、それに参加しました。師匠とクルマで行ったのですが、師匠はオープニングの日に私を置いてイスタンブルに戻ってしまい、私はその後の4日間を全うしてバスで帰って来ました。ここもまた暑かったです。アクサライはトルコ中部に位置していて乾燥しています。なので、日差しはかなりキツいのですが、朝晩は涼しかったです。その分、エーゲ地方よりは過ごしやすかったです。とにかくフェスティバルの間はホテルも食事も市町村持ちで、私は一切お金を使う事無く過ごしました。ミニ観光もしてくれて、ウフララ渓谷や教会なども回りました。カッパドキア地方の半分くらいはアクサライらしいのですが、私たちはどうもネヴシェヒルと思いがちですよね。。洞窟ホテルとかもお値段がお得みたいですよ。最初はいやいやでしたけど、行ってよかったです!エブルーム(私のやっているエブルのページで商品なども載せてます。https://www.facebook.com/mikistanbul/?timeline_context_item_type=intro_card_work&timeline_context_item_source=606976091&fref=tag)の商品も少し売れたのでありがたかったです。8月は疲れて何もする気になれませんでした。が、アトリエの仕事が忙しくて毎日朝から晩までエブルを貼付ける作業に追われていました。詳しくは知りませんが、この貼付けたエブルはどこかのモスクの天井になるそうです。。。私の花もこっそりモスクの天井に。そう思うと嬉しいです。名前は残らなくてもエブルはモスクで残ります。完成したら見に行きます!そして、昨日18日から私のクルバンバイラムのお休みが始まりました〜!何と今年は9連休!土日と2週連続で繋がったので、ほんっとうに嬉しいです。トルコでこんなに長い休みないですよ〜、ほんとに。師匠が中国に行くのも9連休になった理由の一つ。実はお休みは普通、4日間で火曜から金曜までなのです。月曜はお休みの前の日ということで半日だけ働く日なのです。が、師匠がいないので奥さんが「月曜も休んでええよ。」と言ってくれました。パシャ。実はパシャがここ一週間くらいクシャミがとまりません。風邪を引いたみたいで鼻水も出ています。自力で治すかな〜と思って様子を見ていますが。。。心配です。そんなこんなでこの9連休はパシャとゆっくりします〜!エブルも頑張りますよ〜。
2018.08.19
コメント(0)
こんにちは。弾丸旅行第二弾はローマです!クルジュナポカから帰って4日目の朝、私と友人はまたアタトゥルク空港にいました。今回はローマに二泊三日です。ローマに向かう飛行機はもちろん、大型でした。日本に行く以外にはこんな大型ジェットに乗ったためしがなかったです。。。いつも、国内線ばりのこじんまりした飛行機だったので、ローマはやっぱり観光大国よねと改めて気持ちを引き締めました。スリ、置き引きには気をつけようね!そんな感じでローマ、フィロメチーノ?だったっけ空港に朝10時くらいに到着しました。入国審査からしてスゴい列。おお〜、外国に来た感が湧いて来ました。レオナルドエキスプレスという電車に乗って一路ローマの玄関口、テルミニ駅を目指します。テルミニ駅からはバス。910番に乗りました。今回一番大変だったのはホテルを見つけることでした。住所を見せると「あそこやで、あっちやで。」と教えてくれるのですが肝心のホテルが全く見つかりません。1時間以上迷った挙げ句に電話しました。私の英語なんて本当に悲しいくらいのものなので、何とか自力で見つけたかったのですが、見つからない物は仕方ない。電話して最寄りのバス停まで迎えに来てもらいました。何とホテルは、オーナーさんのご自宅で看板も何も出していない普通のアパートだったのです。それはわからんわ。で、何とかチェックインしてホテルから中心部までの行き方を拙い英語で尋ねるとオーナーさんが「トラムに乗ったらいいわ、歩かんでもいいし。」と教えてくれました。ホテルからは10分くらい歩いてトラムの駅に行き、近くのキヨスクみたいな所で切符を買って乗車。中の機械で印字します。ホテルを出た時点でもう午後2時過ぎ。かなりロスしてしまいました。が、乗り降り自由の観光バスのチケットを買ってあったので、そのバス停に着く前に幸運にもトレビの泉を見つけました。トレビの泉でコインを投げ入れて、またローマに来れるようにと願ってから二階建て観光バスに乗りました。前回ルーマニアでも乗りましたが、あれは市町村のバスでした。。。(笑)日本語ガイドを聞きながらコロッセオまで乗ります。かの有名な。。。コロッセオで降り、観光客一杯の中に突入。もう4時くらいでしたが、チケットをフォロロマーノとセットで買いました。これは二日間有効で、一回しか入場はできないようですが、明日コロッセオ、今日フォロロマーノとか出来るようです。時間のない私たちはコロッセオからフォロロマーノまで一気に見て回りました。二つともゆっくり時間があれば、尚いいだろうと思われますが、午後6時半過ぎには再びバス乗り場へ。バスでトレビの泉まで戻りますが、何とローマもかなりの交通渋滞。あちこちでクラクションが鳴らされていてイスタンブルとあまり変わりがない様な気がしました。トレビの泉で降りて、ポポロ広場を目指して歩きます。トラムの発着がこの広場からなのです。ホテルの近くのご飯屋さんで帰りにご飯を食べようと思っていましたが、何と予約が無いと入れないくらいの満員です。聞いた二軒とも予約で一杯、お断りされてしまいました。仕方なく、バーの様なお店でハンバーガーとアルコールを頂いてホテルに戻りました。午後10時を回っていました。。。二日目は昨日のぶんを取り返すべく早起きしてヴァチカンへ向かいました。昨日でトラムの使い方がわかったので、トラムでポポロ広場に出て地下鉄に乗り継ぎ、サンピエトロ大聖堂の駅で降りました。まだ、9時前なのに観光客が一杯です。あちこちでヴァチカンツアーの客引きが誘って来ます。最初は自分たちで廻るつもりだったのですが、3人目の客引きに引っかかって(笑)ツアーに参加することにしました(笑)ヴァチカン博物館、システィーナ礼拝堂、サンピエトロ大聖堂がセットになっている入場時の待ち時間無しのツアーでした。とにかく、ツアーでよかったなと。あの混み具合ではガイドさんがいないとどこにいったらいいのかがわからなかっただろうなという感想です。とにかく全てが素晴らしく荘厳で圧倒されました。芸術ってスゴいパワーがあるなと。。。観光客もパワーあるなって感じで(苦笑)何とかサンピエトロ大聖堂まで辿り着き、そこでガイドさんとはお別れです。自分たちで見て回りましたが、彫刻も全てが素晴らしいのですが、私は大理石の飾りが特に素晴らしいと思いました。床ばっかり写真を撮っていました(笑)大理石がエブルにそっくりなんです。本当に、行く先々でエブルを発見してしまいますが、職業病でしょうね〜、これは。。。そして広場に出て、一杯の彫刻を見て、映画「天使と悪魔」を思い出しました。ヴァチカン博物館の天井。。。サンピエトロ大聖堂内にあるピエタ。ミケランジェロ作。。。それからは歩いてサンタンジェロ城やパンテオン、ヴェネツィア広場などを回りました。トレビの泉も、もう一回通りました。私はパンテオンの近くのエブルのお店、イルパピーロに行きたかったので、迷いながらもお店を見つけた時は感激しました。お店の中は参考になるものが一杯で写真をたくさん撮りたかったのですが、「一枚だけにしてな」と言われて、仕方なく一枚撮りました。。。最後にスペイン階段で座り(もう、この時には足腰が弱っていて一度座ったら、なかなか立てずで一時間ばかりボーッと座り込んでしまいました。)休憩。ポポロ広場まで戻って近くのレストランで食事をしてホテルに戻りました。最終日は午前7時半にホテルを出発、空港に向かいました。駆け足のイタリア、ローマでしたが満喫しました。イタリアのパスタとピザとエスプレッソはやっぱり絶品でした。美味しかったです。また機会があればイタリアの別の都市にも行ってみたいと思いました。二週連続の海外旅行にパシャは、「何いろいろ海外行っとんねん!ほんまに〜。」という顔で私を見るのでした。。。
2018.06.16
コメント(0)
こんにちは。今週はブログ更新、頑張っています!ラマザンのお話は前回しましたが、ラマザン中に私は二回海外に出かけました。今回は、その第一弾、ルーマニアの第三都市、クルジュナポカについて書きます〜。そもそも何故そこに行くことになったかというと。。。ただ単純にチケットが安かったからです。ターキッシュエアライン(私は昔のトルコ航空のが言いやすいのですが。。。)は頻繁にキャンペーンを行っていてヨーロッパの各都市へのチケットが安くなるのです。で、その時見た最安値が、クルジュナポカだったわけです。何処の国?と言う事で調べてみたら、ルーマニアでした。ルーマニアと言えばドラキュラが有名ですが、私の言ったクルジュナポカは何があるかと言うと特に何もない街だったのです。が!友人が調べてくれたのですが、どうやら周辺に洞窟があると。洞窟は洞窟でも鍾乳洞では無いようで、何だか遊園地っぽい。送ってくれたリンクを見ると、何だか不思議な感じの場所でした。何も無いなら洞窟に行こう!もともと洞窟好きな私なので、ここは外せないだろうということで、「サリナトゥルダ」へ行く事は決定しましたが、あとは植物園とか教会をブラブラしようとかなりなノープランでした。週末を利用しての弾丸旅行はだいたいノープランです。現地で二日あれば、ま、いいだろうということで、大雑把な感じです。行ければいいし、行けなくても仕方ないなという。。。(苦笑)早朝アタトゥルク空港を飛び立ち、クルジュナポカの空港に朝9時くらいに着きました。フライトは約1時間15分。市バス乗り場に向かい、自販機でチケットを買い、バスを待ちますが、ホテルの人に教えられた8番のバスは待てど暮らせど来ません。。。仕方なしに頻繁に来る5番のバスの運転手さんに住所を見せてここを通るかと聞くとルーマニア語でたぶん「通るで。」と言っているので信じて乗る事にしました。30分乗るか乗らないかで運転手さんがバックミラーからこちらを見たので、お!降りるバス停かと私たちも見返しました。バスが止まると運転手さん、何と立ち上がって私たちに身振りで降りろと。そして自分も降りて「ここから一本目を右に曲がって、一本目を左に曲がれ。」とルーマニア語で身振り手振りで教えてくれました。その間バスはバス停でストップです(笑)そして、どうしてルーマニア語がわかったのかも、謎ですがとにかく通じたのです!運転手さんに教えられた通り道を行くと、地図と同じ様な地形が。あ、マクドがある!ホテルはこの近所に違いない!というわけで、ここからは地元の人に住所を見せて教えてもらいました。親切にグーグルで地図を出して調べてくれました。そして地図と照らし合わせて何となくこっちかなと歩いて行くとホテルを見つける事ができました。ホテルもオーナーさんが留守と言う訳で鍵はポストに入っていました(笑)無事に鍵を開けてホテルに入り、天気も怪しいのでとっとと観光にでかけようと支度をして植物園に向かいました。天気予報ではバッチリ雨マークだったのですが、割と晴れていて今のうちに廻れたらいいねと言う感じです。しかしグーグルで写メったものを頼りに行く訳ですから、しかもインターネットも無い。。。(苦笑)勘でこっちかな〜?と毎回いい加減な物です。それでも何とか辿り着くので、本当に有り難いです。植物園は思っていたより大きくてバラが咲き誇り本当に綺麗でした。そして日本庭園があり(笑)何故か鳥居もあり(?)温室もあり、鶴見緑地公園(大阪市、鶴見区にある)か!と突っ込みたくなりました。そこで雷雨に見舞われました。しばらく待つと止んでまた晴れ間が。。よく見る感じの風景。まさかルーマニアでも見る事になるとは。。。雨が止んだのでまた歩いて教会を2カ所周り、博物館を探すも見つけられず断念してホテルの近くのレストランへ。この時点でもう時刻は午後8時近くなっていました。レストランは川沿いのオシャレな感じ。豚メニューを頼んで美味しく頂きました。ホテルに帰ってすぐにバタンキューでした。。。二日目はいよいよ「サリナトゥルダ」へ。朝マックしてトゥルダ行きのバスステーションに向かいます。まずは市営バスに乗るのですが、来た5番のバスの運転手さん、何と昨日空港から運んでくれた同じ運転手さんでした!運命?(笑)バスステーションで切符を買うもバスは約1時間待ってようやく出発。出発寸前までどのバスに乗るのかがわからず、ここでも運転手さんに聞いて、うんうんと頷く動作に、どうやらこのバスだとこれまた信じて乗る事にしました。トゥルダに無事に着き、そこから市営のバスに乗り換えなのですが、何処から乗るの?とターミナルのおばさんに聞くとまたまたルーマニア語で「あっちのバス停から乗るねんで。」と言っています。クルジュナポカへの帰りのバスの時間も確認してからバス停へ。30分くらいバスを待ち、来たバスは上がオープンになっている二階建て観光バスでした(笑)これ、市営バス?と思いながらも乗り込んでこれまた30分ほど揺られました。サリナトゥルダは終点のようで、バスはそこから折り返しです。何も無い丘陵地帯です。そこにポツンと建物が。周りには駐車場とお土産屋さんと食べ物屋さん。ですが、結構な人出です。チケットを買うのに列がありました。。。早速買って下に降りて行きます。階段からもうヒンヤリが始まっていました。階段で少し下に降りてその後、昔塩鉱山だった時のなごりの廊下を抜けエレベーターで13回下に降ります。このエレベーターは7人乗りで待つ人多数でした。しかし、その景色は圧巻です。何がスゴいって昔ここで塩を採っていたのですが、壁が私から見れば完全にうちの師匠のバルットエブルなのです。バルットエブルとはうちの師匠のエブルの名前(エブルのデザインに師匠の名前がついているんです。)一人違う意味で大興奮でした。きっとここにいる人達はバルットエブルの事なんて知らないんだろうな、マジそっくりなのにと。。。エレベーターを待つ人々。。。壁がマジでバルットエブルなんですよ〜。日本の墨流しにも似ていますよね。。。下に降りると観覧車やビリヤード、ボーリング、卓球など出来るようになっています。お土産屋さんもありました。そのまだ下があり、地底湖が広がっていました。ボートを漕げるようになっています。とにかく何だか不思議な空間なのです。今は塩は採っていないようで、素敵な再利用方法だと思いました。帰りのバスの関係でそんなに長居は出来なかったのですが、観覧車には乗りました。その後、地上の食べ物屋さんで地元の名物であろう、何とかって言う物を食べ(すみません、名前忘れました)バスに乗り込み、再びトゥルダへ。午後6時のバスに乗る筈が、バスが来ません。7時が最終なのですが、そのバスも来るのか来ないのか微妙です。バスターミナルのおばちゃんが、若い男の子を捕まえて「あんた、英語しゃべれんの?喋れるんやったら、この子らに言うたって。6時のバスは来ないって。私も何で来ないのかわからんねん。」と言ったらしく男の子は私たちに英語で教えてくれました。そうか、バスは来ないのか。ヤバいな〜、もし7時も来なかったらどうする?明日飛行機早いのにな。とにかく待つしか無いかなと話し合っていたら、先ほどの男の子がまた戻って来て英語で「もしよかったら僕の友達がクルジュナポカに帰るから乗せて行ってくれるって言ってますが。」と!ええ!マジで??海外で見知らぬ人のクルマに乗っては行けません。と言う言葉が頭によぎったものの、私たちはじゃあ、お願いします〜と男の子についてクルマに。運転してくれる子もまだ若い22歳くらいに見えました。その子は友人をこのバスターミナルに送りに来たらしいのです。有り難い事にクルマはスゴく綺麗なフォルクスワーゲン。約30分で私たちをクルジュナポカまで連れて行ってくれました。最後にエブルのキーホルダーを記念にと渡して別れました。いや〜、いい人でした。彼の名前はアーディです。無事にクルジュに戻った私たちは晩ご飯を食べホテルに戻ったのはもう10時を過ぎていました。次の日も早起きして空港へ。クルジュナポカ、いいところでした。何しろ出会った人達がいい人達で本当に助かりました。ルーマニア、慌ただしくなくて気に入りました。今度は首都のブカレストに行けたらいいな〜(笑)
2018.06.14
コメント(0)
みなさん、お元気ですか?またまたご無沙汰しております。前回からはもう約二ヶ月くらい経っていますが、日本は梅雨入りしたのですね。。ビエンナーレが終わってから何をしていたのかというと、あんまり何もしていないのです(苦笑)何か期待して、それが空振りに終わってと、その繰り返しで何かちょっと疲れてました。。。それに5月16日からはラマザン(断食月)が始まったので一時停止みたいな感じですね〜。去年は日本に帰って断食から逃れた私だったのですが、今年はやっぱりアトリエのみんなと同じく断食しています(笑)今年のスケジュールは超タイトです。午前3時半前後までにはサフル(ラマザン時の朝食)を終えなくてはなりません。その後、午後8時半前後まで飲まず食わず。。。約17時間の断食です。寝て起きて食べてまた寝て起きて食べて寝て起きて仕事行く。このルーティンで約一ヶ月。。。実際、私は週末は断食しないのですが、それにしても眠いです。午後6時にアトリエから家に。ご飯作って午後8時半くらいにエザーン(もう食べてもいいよのお知らせ)が放送されるまでは、休憩仮眠します。食べ終わってコーヒー飲んだらもう9時半過ぎ。そこから耐えられずに睡眠。午前1時くらいに起き上がり、サフル(朝食)を準備して食べ始めて水分を摂って、3時半くらいにまたエザーン(もうサフル終了してねのお知らせ)が放送されるので、それまでが勝負です。その後は、また寝るか、もう起きておくか。。。今年は、起きている事が多いのでアトリエで午後2時過ぎくらいからものすごい睡魔に襲われています。そんな時は抵抗せず、アトリエで30分から1時間くらい横になっています。すぐに眠ってしまうのですが(笑)本気で爆睡です。いつ、眠ったのかも記憶にないくらい。。。そんな一ヶ月でした。それも、あと、二日で終わります。15日からはラマザンバイラム(砂糖祭)が始まります。トルコは3日間お休みなのです〜。ゆりを怪訝そうに眺めるパシャ。。。で、パシャの庭。なのですが。。。この家に引っ越して今年の8月で丸2年になります。パシャの庭はトルコ語で「パシャバフチェ」、トルコでは屈指のガラスメーカーの名前も「パシャバフチェ」私はこの庭をパシャバフチェと命名したのですが、周りのみんなには「ケディバフチェ」(猫の庭)と呼ばれています(苦笑)正に猫が多数、ウロウロしているのでそう言われているのですが、去年の冬にハリネズミを発見しました。どうしているのかな〜と思っていたら、こないだ庭の低木の根元で寝ていました。存命だったようで、安心しました。しかし、人が来ても猫が来てもビクともせずに寝ているのはスゴい。。一瞬死んでるのかと思いましたが、木の根元にコーヒーの粉をかけたらチラッと動いたので生きているのがわかったくらいです。いや〜、イスタンブルでハリネズミって、と思っていたのですが、ここ10日くらい、夕闇が降りると何とホタルが飛んでいます。。。。ビックリして、いやいや本当に。日本でもホタルなんて見たことなかったのに、イスタンブルで自分ちの庭に飛んでるとは思ってもいませんでした。それは、夕方パシャが何かを目で追っていたので、私も追ってみると赤いライトがゆ〜っくり飛んでいるのがわかりました。パシャが追っていたのはこの光で私もこれって?ホタル?と目を凝らしました。ホタルって、俗に空気とか水のきれいな所に生息するんじゃなかったですか?どう考えてもそうじゃない状況で生息しています。が、多数です。本当に綺麗なんですよ。両隣のお庭にはいないんです。。。うちの庭に、パシャの庭にだけ飛んでいます。謎です。去年はこの時期、日本だったのでホタルが飛んでいたのかは分からないのですが。。。にしても、いきなりのホタル出現にビックリしながらもちょっと感動しました。イフタル(ラマザン時の夕食)が終わってからコーヒー飲みながら、ホタル観賞しています(笑)パシャバフチェで撮影。。。パシャの庭には、本当に色々なモノが生息しているんだな〜と改めて感じました。庭なんて全く縁のない生活してきた私なので、庭の手入れとかもどうしたらいいのかわからず、手つかずなままの状態ですが、却ってそれがいいのかもしれないと、自分に甘くなっている私です。でもたまには草抜きとかしているのですよ、足腰が大変な事になりますが。。夏になればホースで水まきもしないといけないし、庭も生き物ですよね、パシャがいなかったら庭のある家に引っ越そうなんて絶対考えなかったと思います。ハリネズミもホタルもパシャからの贈り物かなと思う今日この頃です。。。
2018.06.13
コメント(0)
こんにちは。最近はめっきり暖かくなったイスタンブルですが、朝晩はまだ少し冷えています。前回のブログでお伝えしたように、私は毎週金曜日にダルプハーネ(造幣局)に通っています。来場者の方達と鶴を折るためです。イェディテペ•ビエナールはまだ続いていますが、だいたいの展示会はオープンした形です。折り紙は好評で、みなさん苦労しながらも最後に鶴が姿を現したときは子供のように喜んでくれています。いや〜、日本の折り紙、侮れませんね。本当に文化だな〜と思います。よくこう折ったらこの形になるとか考えられましたよね。それも一つや二つじゃないのですから。。。私なんて、鶴を覚えてるくらいで、他は何も頭に残っていませんが(苦笑)それでも覚えていてよかった!こんなに外国の人に喜んでもらえるんですから。トルコ人だけでなくロシア人、アラブ人、ドイツ人など色んな人と折りました。とりあえず、言葉は通じなくても(笑)何とかなるものです。みんな、それぞれ鶴を完成させてお持ち帰りして頂いています。思い出として残りますから。。。綺麗に折れました〜。明日の金曜日もダルプハーネに行きますが、来週の金曜日は行けません。師匠の教えているミマールシナン大学の生徒さん達がアトリエで授業を受けるためです。一応アシスタントなので(笑)私もその場にいて、師匠のお手伝いをせねばなりません。あと、閉館時間が午後4時から6時までに延びました。日も長くなって来ました。みなさん、必ず写真やビデオを撮って行かれます。新聞の取材を受けたのですが、その時、折り紙や墨流しなど日本文化について話して改めて日本文化ってすごいな〜と思わされました。何か否が応でも、日本人としての自分て何なのだろうと考えさせられました。折り紙についても墨流しについても何も知らない。興味をもったこともなかったです。私はただ日本に生まれて住んでいただけでした。トルコに来て、日本について色々質問される度に、ちゃんと答えられない自分。。。最近は開き直って、チャクマ(偽)ジャポン(日本人)と自分で言っています。。。(苦笑)でも、とりあえずは日本文化、勉強しなくては〜と思っています。国語便覧読んで通用するでしょうかね〜?(笑)日本美術史かなんか読まないとダメですかね〜。ビエナールも残り後、半月です。
2018.04.27
コメント(0)
こんにちは〜。4月に入りましたね。ここのところ、ものすごいスピードで日が過ぎて行ってます。。。4月1日からイェディ(7)テペ(丘)ビエナールが始まりました。「七つの丘」なのですが、「七つの丘」=「イスタンブル」という意味になります。なぜならイスタンブルは七つの丘からできているから。。。病院とか大学の名前にもイェディテペは使われているのです。ビエナールの看板。で、このビエナール、本当なら3月15日から始まる筈だったのですが、いろんな政治的事情から4月1日スタートとなりました。本当に泥縄式で、よくこんなんで何とかなってるよな〜と感心します。師匠の展示物なんてオープニングの前日午後に搬出して当日の朝から展示を始め、午後4時のオープニングには間に合いました。毎回、どこでもそうなんでしょうね。参加アーティストが100人を超え、毎日どこかでオープニングがあるんですから、スタッフも大変でしょう。大掛かりなイベントなのです。師匠も毎日自分の、もしくは誰かのオープニングに参加するため、奔走しています。前日まで予定がはっきりしないのだから余計に大変です。そんなビエナールなのですが、4月3日には私も参加した「エンデミック(固有種)」のエブルが公開されました。グループ展です。私を含め8人が参加しました。そして4月7日には「クシュ(鳥)ミサーレ」というテーマの展示会がスタート。これはエブルだけではなく色んなジャンルの伝統アーティストの鳥をテーマにした作品の展示会です。師匠と私も参加しました。場所は残念ながらアヤイリニではなく、考古学博物館の前にあるダルプハーネという所です。普段は閉まっている場所なのですがビエナールの為に開けられたようです。みんなで吊るした千羽鶴。。。入り口には私の折った千羽鶴が吊られ、ゆっくりと回っています。これも当日の朝から、私と奥さんとエブルクラスの生徒さん達と吊るしました。前日の夜9時に奥さんに電話で連絡があって「鶴、吊るされへんかったのであとはよろしくお願いします。」と言われたらしく。。。。もう、どうなってんの?って感じですが、それでも何とかなるのがトルコ。朝から動員されて行って来ました。寒いし、立ちっぱなしでしかも珍しく風邪を引いていてもう、散々でした。午後5時からオープニングで何と午後3時半にようやく完成したという、綱渡り。。朝10時からトイレに行くヒマも無くみんなで鶴を吊るし、何とかスープを飲みに行ったくらいで(涙)オープニングに突入。外でのセレモニーだったので、また寒く。。。エブルと墨流しのコラボ。とにかくみんなで苦労して吊るした千羽鶴は大好評で、終わりよければ全て良しなのでした。私は毎週金曜日にダルプハーネに行きます。来場者と一緒に鶴を折る為です。折った鶴はお持ち帰りしてもらうようです。折り紙文化を知ってもらう機会にもなるし、トルコのエブルと日本の折り紙のコラボレーションです。私の丹頂鶴を描いたエブルも墨流しとエブルのコラボです。イスタンブルにお住まいの方は是非、お越し下さい。5月15日まで開場していますが、月曜はお休み。開館時間は16時までです。これは伝統アートで初めてのビエナールとなります。これからも2年に一回は開かれるようです。
2018.04.12
コメント(0)
こんにちは。日本は桜の季節、真っ盛りですか?イスタンブルはまだ寒さが抜けきれない感じです。。。昨日はたったの7度でした。。。そんな中、先週の週末久しぶりに弾丸旅行に行って来ました。クロアチアのドゥブロブニクです。イスタンブルからなら飛行機で約1時間半と近いんです。土曜日のエブルのクラスを終えて空港へ。飛行機は午後6時45分発。クロアチアとの時差は2時間。まだ先週は冬時間でした。クロアチア到着は現地時間、午後6時10分。何だか時間感覚が掴めませんでした。飛行機はガラガラで空席が目立っていました。ま、空いててよかったですけど。。。着いて、シャトルバスのチケットカウンターに行くと何と!『ノーユーロ、ノークレジットカード』の文字が!ええ?マジで?。。。。ユーロは少し現金を用意していたのですが、現地通貨クーナは持って来なかった私たち。。さて、困った。ダメもとでカウンターのおばさんにユーロは使えないの?と聞いてみるも「使われへんよ、クーナに替えて。ほら、そこでキャッシングできるから。」と言われてしまいました。機械でキャッシングしてチケットを買い、シャトルバスに乗り込みました。バスもガラガラ。乗客はほんの10人くらいでした。チケットを売っていたおばさんも乗り込んだので、どうやら最終バスのようです。バスは約30分程走って、ドゥブロブニクの市内へ。私たちは城壁内のホテルだったので、ピレ門というところで下車しました。暗かったのであまりよくわかっていませんでしたが、本気の城壁で、橋がかかっていました。中に入ると中世の街並がそこにありました。完全に石で作られた街でした。。。城壁内は細い道や階段だらけなのでクルマは入れません。少し雨混じりだったので、石畳で滑るのに注意が必要でした。ピレ門から徒歩6分というホテルに行くまでにまた迷ってしまった私たち。。。お約束か?と笑いが。。しかし、寒いし雨は降っているしで早く到着したい!その一心から階段を上ったり下りたりと大変でしたが、何とか辿り着きました!ホテルには名前も無く、ただ番地が書いてあるのみで、入り口の写真と照らし合わせて、ようやく、おお!ここだ!となり、そお〜っとドアを開けると開いてる!これは中に死体があるパターン?と思いながらも中に入ると、写真で見ていた部屋でした。ドアを開けたらいきなり部屋で、あ、こういうホテルなんだと納得しました。アパートタイプのホテルなのでまるで家みたいな感じで、お鍋もお皿も全部揃っていてその上、冷蔵庫の中の飲み物はサービス!ビールや水、ジュースもありました。もちろん紅茶、フルーツティー、コーヒーも完備!しかもオーナーの奥さんのお手製パンケーキまで登場しました。しかしここでも、現金のみ!ユーロが使えたので何とかなりましたが。。。(苦笑)着いて、少し休んで午後8時半、夕食を食べに再び街へ。階段を注意しながら下りて目抜き通りへ向かいました。豚が食べたい私たちはある客引きのおじさんに連れられてレストランへ。食前酒にはリキュールをいただいてその後、タコサラダやポークステーキを堪能!〆はデザート。ダイエット中なのですが(笑)食べる時には食べておかないと!ドゥブロブニクの夜は更けて行ったのでした。。。写真はスルジ山頂上からの城壁内です。まさにアドリア海の真珠でした〜!二日目は朝からスーパーでクロワッサンを買って、城壁ウォークからスタート。街を囲む城壁をグルッと一周しました。入場券はカードで買う事ができました。ですが、みなさん、ご注意ください。ドゥブロブニクは世界的な観光都市なのですが、クーナを持っていないと大変です。ある程度はクーナに替えて持って行かないとダメです。お店でもカード使えずユーロダメな所が多いです。いちいちカードで払えるか聞いてから注文してくださいね〜。城壁はシーズンには観光客で一杯らしいのですが、ゆっくり歩いて写真撮って回れました。約1時間半、階段登ったり下りたりして歩きました。その後はホテルに帰ってサンドイッチを食べ、再びスルジ山に向けて出発。ロープウェイで登ります。上の写真の様な素晴らしいアドリア海の景色が一望できます。それから城壁内にもどり、教会や博物館を見学と思っていたら、何と日曜日はどこも午後2時で閉めるらしく、ほとんど見ることができませんでした。港でゆっくりお茶してる場合ではなかったのですが、まさか観光地で2時に閉まるとは思ってなかったので、そこは大失敗でした。とにかく仕方ないのでお土産屋さん等開いてるところを見て回り、ホテルで豚とリキュールで乾杯しました。三日目はコルチュラ島一日ツアーに参加しました。朝の7時に集合。マルコポーロの生まれたとされる島へのツアーは途中、ストンという町に寄ります。が、このストン、第二の万里の長城みたいで山に何と5キロもある城壁が作られていました。下から見ると正にミニ万里の長城でした。朝の8時前、またスーパーでパンを買い、カフェでコーヒーをテイクアウトしようとしたら、このカフェでカードもユーロも使えず。。。困っていたら、何と偶然にもガイドさんがコーヒーを飲んでいて、ガイドさんが支払ってくれました(涙)島に渡る前にもう一度カフェに寄ったのですが、ここでも同じでガイドさんが払ってくれました。。。今の時代に無銭飲食になるところでした。。。コルチュラ島に渡る船。乗船時間はほんの10分程度です。さて、コルチュラ島に渡ってすぐにお昼を食べる事にしました。まだシーズンではないのでほとんどのお店が閉まっている中、ガイドさんが素敵なレストランを見つけてくれ、そこでガッツリ、お肉をいただきました。本当に美味しかったです。ここでもリキュールをサービスで出してくれました。お腹いっぱいになった後は、マルコポーロの生まれた家を目指したのですが、城壁内はガラーンとしていて人っ子一人いません(笑)おまけに雨も降って来て、家はどこなの??と探しまわるも見つからず。。。船の時間もあるのであまり長居はできないので、諦めかけたその時、発見しました!マルコポーロの生家!入ってみると中は工事中。。。職人さんが入ってもいいよと言ってくれましたが、チラッと中をのぞいて早々に引き上げました(笑)きっと夏には綺麗なマルコポーロの生家になっているはずです。。。帰りの船に乗ってその後空港まで送ってもらいました。飛行機が午後6時45分だったので、4時半くらいには着いておこうと話し合っておいたので、スムーズに空港に行く事ができました。今回の弾丸旅行も楽しく終えることができました。コルチュラ島、シーズンに行けばもっと賑わってもっと人も一杯だったと思います。とにかく、楽しく行って帰って来ました。また機会があればクロアチア行ってみたいです。お薦めです!パシャはまた留守番でちょっと拗ねていましたが、帰って来たら安心したのかずっとベッタリでした(笑)
2018.03.31
コメント(0)
こんにちは、みなさん。お元気ですか?3月8日は何の日でしょう。世界女性デーですね〜。日本に居る時は女性デーとかまるっきり考えた事なかったんですが、トルコで生活しだしてから毎年、女性デーおめでとうのシェアがFacebookにされるのですっかり馴染みました。そして2日前、電話がかかってきました。移民局のセルチュクさんです。このブログを読んで下さっている方なら、あら、いつかのブログで聞いた名前と思ってくれるかと。そうです。世界移民デーの時にお世話になったあのセルチュクさんです。「もしもしミキさん、お元気ですか?実はまたお願いしたい事がありまして。8日の世界女性デーで移民局としてトルコに居住する外国人女性のルポルタージュをする企画があるのですが、ミキさんに受けて頂けないかと思いまして。」はぁ、ありがとうございます。元気ですよ〜。セルチュクさんは?ルポルタージュですか?「元気ですよ〜。そうなんです。ウェブサイトといくつか新聞に載るかと思います。」大丈夫ですよ。「じゃあ、アトリエにおジャマしても大丈夫でしょうか?たぶん、水曜日の午後からになるかと思います。」了解しました。まぁ、こんな感じのやりとりがあって、8日なのに7日にルポルタージュで大丈夫なの?と思いましたが、いやいやトルコだから当たり前かと思い直しました。今日、午後1時半くらいに移民局からはセルチュクさんとセマーさん。委託された撮影クルーが4人やってきました。ルポルタージュなのですが、フタを開けてみたら普通にテレビ用の撮影でした。私はてっきり写真撮って終わりだとタカを括っていたのですが、カメラの前で喋りエブルをするという、いつも師匠がやってることの私ヴァージョンでした。ま、緊張しましたが(笑)猫開きフルオープンです。。明日の朝、フォックステレビのニュースで流れるそうです。2分くらい。。。(笑)もしかしたら夕方のニュースでも流れるかもしれないらしいです。。。(笑)よかったらチャンネルをあわせてみて下さい。インターネットでも生放送が見られるので日本の皆さんもよかったら見て下さい。トルコの8時は日本の14時です。たぶん、fox.com.tr canli yayin とグーグルに書いてもらったら出るかな〜と思います。リンクを送ってくれるはずだったのですが、この時間になっても来ない(笑)のでインターネットで見られるかは微妙ですが。。パシャは夕方庭に出るようになりました。クシャミも鼻水も治まりよかったです。しかし、庭のワン猫3匹は妊娠中。。。また仔猫だらけになるかと思うと恐ろしいです。。。
2018.03.08
コメント(0)
こんにちは。長らくご無沙汰しております。みなさん、お元気ですか?イスタンブルは昨日今日、めちゃくちゃ寒いです。というか、冷たいです!昨日は雪もチラホラ舞っていて、また今年も雪降るんかい?って感じだったのですが、今のところ大雪予報はありません。よかったです。。。1月に更新してから全くブログも書けていませんでした。何をしていたのかというと、ひたすらエブルしておりました(苦笑)実は3月の中旬からファーティヒ市?の主催のイスタンブル伝統アートビエナーレが開かれます。ビエナーレはモダンアートの世界では2年に一回するフェスティバルみたいなものらしいのですが、今回は初の伝統アートのビエナーレです。ま、短くはしょると、うちの師匠も出品するのですが、テーマが「鳥」。去年のいつか忘れましたが「何か鳥で思いつく事ないん?」て師匠に聞かれ、え〜鳥ですか?鳥と言えば千羽鶴が日本にはありますけど。折り紙で折るんです。病気治癒とか祈願する時に。「へ〜。それは面白そう。千羽無いとあかんの?」たぶん、千羽いると思いますよ。じゃないと意味がないですから。「どんな意味があるん?」え〜っと。。。私の日本文化に関する知識なんてこれくらいのもので、さっぱりわかりません。インターネットで調べてようやく、へ〜っ、そうなんだ。ということが多いです。。。(笑)私が、フリーズしている間に師匠の奥さんがインターネットで検索、被爆した10歳のさだ子という女の子の話が出て来ました。全然はしょれてませんが、それで来場した人に一人一人鶴を折ってもらって願いを書いてもらおうとい企画が出来上がりました。この企画は通って見本に千羽鶴が欲しいと言う事になり。。。何年ぶりでしょうか?千羽鶴折りました。エブルの紙は折り紙と違って分厚いので折るのが大変でした。日に50羽以上折り、だいたい2週間くらいで達成しました。で、毎日鶴を折っていてふと思ったのです。エブルで鶴描いてみたらどうかなと。それでアトリエで鶴を折って家に帰ってから毎日エブルで鶴を描きました。最初はなかなかでしたが、だんだんと鶴っぽくなってきました。描き出して3日くらいして師匠に鶴のエブルの写真を見せました。「あ、ええやん。それも展示しよか。」との一言。おっしゃあ〜!ということで力を入れて改めて鶴を描き始めました。ちょっと不機嫌そうなパシャ。。。師匠の鳥の企画は何とイスタンブルのアヤイリニで展示が決まり、私の千羽鶴とエブルもアヤイリニで展示されることになりました。これはほんの4日前に聞いた話です。また変更になったりするかもですが(苦笑)ビエナーレというと、1年以上も前から企画されて参加の申し込み、企画の選出など進行がしっかりしていないとダメなのですが、流石トルコはやっぱりトルコです。3月の半ば、たぶん15日から始まるはずなのですが、決まったのがほんの4日前。師匠が電話で問い合わせりしても返事がなくて契約書も来ず、こんな状態では参加は無理やなと師匠は「うちは参加せえへんからな。」と激怒りだったのです。せっかく頑張って鶴を描いたけど、額にも入れたけど参加しないとの言葉に、意気消沈しました。が、(笑)やっぱりトルコ、最後の最後に大逆転で参加決定して今週の金曜日に作品を搬出します。私の鶴も展示されます!わ〜い。アヤイリニには入場料が高くて入った事がなかったのですが(笑)このビエナーレで大手を振って入れます。ちなみにアヤイリニはトプカプ宮殿の城壁を入ってすぐ左手にある教会です。私は週一で何曜日かわかりませんが、アヤイリニで来場者に鶴の折り方を教えます(笑)ビエナーレは5月の半ばまで続くので、興味のある方は是非!アヤイリニにご来場下さい。師匠の企画だけではなくてファーティヒ市の歴史ある何カ所かでアーティスト達の企画が見られるので2ヶ月で色々回ってみるのも楽しいかと思います。そうそう、私のインターネットサイトも作りました!https://www.mikisebroom.com/よかったら見てみて下さい。もう変更はないかと思いますが(笑)いつ始まるのかも知りませんが、とりあえずご報告でした。パシャはこの間、10日間ほどクシャミと鼻水が止まらずで家に閉じ込めていました。今週に入ってやっと少し庭に出られるようになりました。
2018.03.01
コメント(0)
こんにちは。今年も一週間が過ぎました。お正月の疲れも取れましたか?(笑)トルコは1月1日しか祝日じゃないので、2日から仕事始めでした。何年経っても慣れないのです(笑)毎年12月31日まで仕事して、1日休んですぐまた仕事ですから。。特に31日は午後6時まで働くのが嫌で心の中では「もう紅白始まる時間やん!テレビの前に座らなあかん時間やん!」とか愚痴りまくってます。ま、トルコのその時間ではもう日本は一足先に新年を迎えてるわけなのですが。。まだ2日の初出の方がマシです。国が違うから仕方ないですし、日本でも二日から働いている方達もたくさんいらっしゃるので、私も新年も頑張ろう!と思いながら仕事に行けます。しかし、トルコの人たちには日本みたいに新年を迎える興奮みたいなものが感じられません(笑)私が感じ過ぎてるんですかね?日本なら年も押し詰まってきたとか何かありますよね。背中からせかされる感じ、大掃除もそうですし、忘年会とかもあるので。こちらでは普通の週末でした。今回は31日が日曜日だったから2連休になりましたが、(土曜日も休みだろうと思っていたら出勤でした。涙)やっぱり年末年始は休みたい気持ちが抜けません。一応、1日はお餅を食べましたし、大晦日には年越し蕎麦も食べました。そんな正月の3日。この日はパシャとの出会いの日なので毎年、誕生日としてお祝いしています。今回は6回目の誕生日。アッという間に時間は過ぎて行くものですね。。。今ではパシャも貫禄がすごいです。。(笑)首のマフラー?(たてがみ?)もスゴいし。。。歩く姿を見てノッシーと呼んでいます。本当にノッシノッシ歩くんですよ。。。プレゼントに魚を焼くも、関心を示してもらえず、仕方なしに「猫まっしぐら」のグルメ缶を開けました。さすがに「まっしぐら」に食べに来ました(笑)写真は元旦に写した一枚。天気がよくて日向ぼっこしました。顔がキリリとしてますね!そんなパシャなのですが、最近隣の庭から仔猫5匹が遊びに来るようになり、オタオタしてます。小さいからなのでしょうか。近くに来られるのが嫌みたいで、常に一定の距離を保っています。このおちび達、人間に慣れているので全く逃げないし、逆に足とかに登って来る勢いです。私も一定の距離を保ってあまり仲良くしないようにしようと思っています。この5匹が慣れて庭に常駐するようになっては大変です。何せ今でも常駐猫は5匹いるのです。。。この庭を猫カフェにでもするかと考え中です(笑)それはさておき。。。本年もパシャ共々よろしくお願い致します!
2018.01.08
コメント(0)
こんにちは。2107年もあと一日、大晦日を残すのみとなりましたね〜。何だかアッという間の一年でした。ま、毎年そうなんですけど(笑)今日が私の仕事納めでエブルのクラスの今年最後の日でした。今年は何をやったかと言えば。。。日本でエブルのワークショップ、ロンドンでエブルのワークショップ、イスタンブルの「第二回インターナショナルオスマン帝国領土の資料会議」でのエブルのデモンストレーション、アンカラでの「国際移民デー」でのエブルのデモンストレーションです。エブル以外ではトルコ紹介番組のレポーター(笑)、映画「アイラ」にエキストラ参加。トーク番組への出演、トルコドラマの日本語への翻訳等をしました。何だか忙しかった一年でした。緊張する場面もたくさんありましたが、何とか乗り越えました。貴重な体験となったのがロンドンでのワークショップと移民デーでのデモンストレーションでした。どんなときでも人前でエブルをするのは緊張します。それに慣れる意味ではよかったと思います。大人数を前にしても落ち着いてエブルが出来る根性がついたような気がします(笑)写真は先週土曜日、エミノニュからガラタ塔をみた景色。カモメが多数飛んでいます。そして出来なかった事は、また今年も個展。。。実現できませんでした(涙)トルコの慣用句?で「アンカラに伯父さんがいない(意味は後ろ盾になってくれる人がいないと何も出来ない。)」と何も実現出来ないのがトルコの実情です。。。今年はこの「アンカラに伯父さんがいない」ことを痛烈に感じ、何回もこの言葉を使いました。去年の年末も来年は個展をと書いたような気がしますが、今年もまた書きます!来年こそは個展を開くぞ!!強い意志を持って、挫けずに頑張りたいと思います。パシャは今年、歯が腐って獣医さんに行った意外はほとんど平和な一年でした。毎日、庭に出て猫仲間と遊んだり喧嘩したりでした。来年もパシャが健康で楽しく過ごせますように!みなさん、今年も一年お付き合いありがとうございました。お世話になったみなさん、ありがとうございました。お体に気をつけて、よいお年をお過ごしください。また来年もパシャ共々、よろしくお願いいたします。ではトルコ語で「イイセネレル〜!(よいお年を)」
2017.12.31
コメント(0)
こんにちは。行って来ました、アンカラに。移民局のセルチュクさんと話した結果、日曜日の午前7時15分頃にクルマで迎えに来るとの事。私は6時に起きて準備を始めたのですが、7時に電話が鳴って、「着きました。」とセルチュクさん。これにはビックリです。約束した時間の15分も前にくるトルコ人は初めてです!普通なら30分以上は遅れるハズなのですが。。。(苦笑)10分程お待たせしてしまって、荷物を持って出ると玄関の前に黒のメルセデスベンツのワゴンが。。。私の後、2人を拾ってからクルマは一路、アンカラへ。バスだと5時間程かかりますが、式典が開かれるるコンフェランス会場に約3時間半で到着しました。が、中の準備が全然出来ていなくて、そこでかなりの時間待たされました。。。(これは想定内です。笑)会場内には各県の紹介ブースが組み立てられていました。イスタンブルは外国人アーティスト(私も含めて3人、エブル(日本)、カリグラフィー(エジプト)、天然石に彫り物(アフガニスタン)の作品が飾られました。他の県は物産展のようになっていてそこの有名な食べ物や、甘いものや、フルーツなどが並んでいました。移民デーなので、移民に関係した展示が本当なのでしょうが。。。とにかく準備を終えてホテルに着いたのが午後5時半。そこからは自由時間です。シェイマ(私のもと同僚のグラフィックデザイナー。今回は私のお手伝いに同行してくれました。)と2人でよく当たるという占い師さんにみてもらいに行きました(笑)当日は午後の1時半からイベントがスタートなので、早起きしなくてもいいだろうとタカをくくっていたのですが。。。「明日は朝の8時15分にはホテルを出発します。何があるかわからないので。」とセルチュクさん。。。そんな訳でまた早起きしました。会場入りしてエブルの準備をしていると、突然シェパードが現れました!あれ?と思っているとシェイマが「ということは、エルドアン大統領が来るんやわ。」とつぶやきました。移民デーの演説をするのは、知っていましたが本当に来るのかどうかはわかりませんでした。爆弾探査犬らしいのです、シェパード達は。。。しばらくしてビルからの退去が言い渡され、みんな会場から出る事になりました。外と玄関ホールで待たされる事、約3時間!寒いし、お腹はすくしで、みんなグッタリしてしまいました。何とか私たちアーティストは会場に入る事ができたのですが、イスタンブルから一緒に来た移民局チームは入れず!(驚)結局、午後の4時過ぎまで会場に入れませんでした。。その間私たちはブースに座ってする事も無くダラダラしていました。写真はブースに展示された私のエブルの一部です。しばらくして係の人が「リストに名前のある人だけがブースに残って下さい。その他の人は出て下さい。」と言いに来ました。結論から言うとこの日のプログラムはだだ崩れだったのです。大統領の予定が変更になり、朝イスタンブルでお葬式に参列する事になった為にアンカラの移民デーの式典の演説時間が大幅に遅れたのです。その為に私たちは待たされ終了時間も5時に終わる筈が8時まで延長されました。。。ということは私たちがイスタンブルに戻る時間も大幅に遅れると言う事で。。プログラムは大幅に変更になり、私たちはかなり待たされ、疲れ切ったのですが大統領の演説が終わった直後から会場は活気づいて来ました。シェイマに「しんどかったらエブルせんでもええで。」と言われ、正直私もやる気が残っていなかったのですが、ここまできてやらずに帰るのはどうなの?と思ったので気持ちを切り替えてやる事にしました。プログラムが大崩れだったのでキトレと絵の具の調整をする時間がなかったのですが、調整をする時点でもう興味津々の人々に取り囲まれていました。本当は調整するところは見せたくないのですが(苦笑)、こうなったら仕方がありません。腹をくくって調整を続け、何とかやりたい人に体験してもらえるようになりました。そこからは、私も私もの大盛況でイスタンブル移民局のみんなは喜んでくれました。アンカラから家に帰り着いたのは午前2時半。玄関まで荷物を運んでくれたセルチュクさんと運転手さんに感謝です。長くて疲れた二日間でしたが、楽しめました。いい経験だったと思います。シェイマは大統領に会えず残念そうでしたが、内務大臣と写真が撮れたので、ま、よかったのではないでしょうか(笑)火曜日は死んでました。頭が重くてぼんやりして、たぶん起きながら寝てるんだろうなと言う感じでした。水曜日も元に戻らず(笑)朝も起きられずでボロボロでした。顔につけるクリームを頭に塗っていました(苦笑)そんな私の頭に「来年の移民デーもこのチームで!」セルチュクさんの言葉が響きました(笑)
2017.12.22
コメント(0)
こんにちは。早くも12月の半ば。今年ももうすぐ終わりますね〜。日本ではクリスマスソングが至る所で流れているかと思いますが、イスタンブルでは全く流れないので敢えて自分でクリスマスソングを毎日流してます(笑)パシャは一大事を無事に乗り越えて、調子良さそうです。そしてタイトルの12月18日は何の日かみなさん、ご存知でしたか?私の父の誕生日なのですが(笑)それだけではなく「国際移民デー」らしいのです。日本語で正しく何と言うのかは知りませんがトルコ語を訳すと「国際移民デー」。先週の金曜日、電話がなりました。知らない番号だったので、何だろうと思いつつ出ました。「もしもし、ミキさんの電話ですか?こちらは移民局の〜〜〜グループ長のセルチュクと申します。」移民局??とっさに頭をよぎったのは、何かマズい事にでもなったかな?ということでした。就労許可証はあるし、問題無いハズなのに。。。と思っていると、セルチュクさんはどんどんしゃべっていました。「今年もご存知のように12月18日は国際移民デーで首都アンカラで大統領参加のもと式典が催されます。その式典にトルコ在住の外国人、それもアートを仕事にしている方を招待させて頂くことになったのです。」え??招待、私ですか?「そうです。トルコに住んで伝統アートのエブルをされてますよね。」はい、そうですが。「式典でエブルをやって頂きたいと希望しておりますので是非参加して頂きたいと願っております。」はぁ、エブルを。「そうなんです。月曜日の13時半からスタートいたします。承知して頂けたら大変光栄です、もちろん、交通費等は全部こちらの負担ですので。ご都合の方はいかがでしょうか?」都合。。。とりあえず師匠に相談してから。「ではご返事お待ちしております。参加して頂けたら光栄です。」招待されました。師匠ではなく奥さんからオッケー出ました(笑)そんなわけで、アンカラに行ってきます。何だか大統領、各国の大使等参加する式典でエブルをするようです。とりあえず日曜にアンカラ入りしてホテルに泊まるとのこと。すごいな〜、ホテルまで取ってくれるんですね。写真は移民局に打ち合わせに行った帰りのウスキュダルのとあるバス停。猫が待ってました。さて、どうなるのか「国際移民デー」。ドキドキです!!
2017.12.15
コメント(0)
こんにちは。イスタンブルは雨。。。降り出しました。。。今週はパシャに一大事が起こって、三回獣医さんに行きました。。。月曜日、アトリエから帰って来てパシャにジャンボン(七面鳥のハム、塩分控えめ)をあげていた時、突然パシャが喉を詰まらせた様な仕草をして何かを口から出そうとしだしました。私は何が起こったかわからずに呆然とパシャを見ていたのですが、どうにも苦しそうなので何とか捕まえて喉に詰まったものを取り出そうと考えました。しかし、逃げるパシャ!そのうちに口から血があふれだしてきて、みるみる前足とあごの下が血まみれに〜!!!(涙)それにすごく苦しそうなのです。そして時々苦しそうな鳴き声をあげます。。。前足二本を口の中に入れようとして掻くような仕草をする度に血が。。。これはただ事ではない!!獣医さんに連れて行かなくては!と思い出し、外に置いてあったケージを持って来て急いで汚れを拭き取り、満を持してパシャを捕まえて(どうやって捕まえたのかはあまり記憶にありません。とにかく必死でした。)家を出ました。タクシーを捕まえて獣医さんの住所を伝えるも運転手さんは「もしもわからんかったら、困るから知ってる獣医さんに行こう!二日前にもネコを連れてく人を乗せたんやけど、そこは評判がいいって言うてたで。」と言われ、早く連れて行かなくては!との思いだけで、じゃあ、そこまでお願いします!と連れて行ってもらいました。。。行ってみると意外と近いし24時間営業だし、しかも綺麗なのです。紹介ビデオが流れていて獣医さんも約10人くらいのスタッフがいるようです。私が行くとすぐに診察室に入れてもらい女の獣医さんがパシャを診てくれることになりました。アシスタントがパシャを押さえて口を開けてみると。。。ジャンボンが喉に詰まったのではなくてパシャの歯が腐っていてそれが腫れ上がっていて、パシャがその腫れを取り除こうと引っ掻いたからその腫れが破裂して血が溢れたらしいのです。。。年齢の割にはパシャの歯はすごく悪いらしくこの腐った歯を抜かなくては脳にばい菌が達して危ない事もあると言われました。。。(涙)その日は抗生物質と痛み止めの注射を打ってもらい、様子を見る事に。二日後にまた来るように言われました。抗生物質で腫れが引いたら血液検査をして手術に耐えうるかを確認後、抜歯手術になるようです。パシャには心臓肥大症があると言うと「それやったら、確かに肥大症かどうかレントゲン撮って確認しなあかんわ。それで異常なかったら手術、もし肥大してたらそれの治療から始めんと。」との答え。。。道は長そうです。。。(涙)痛み止めを注射してもらい呑気に寝ているパシャです。木曜日にもう一度獣医さんに行きました。本猫は薬のおかげで痛みも無いのでもちろん、ケージに入る気はありません。思い切って襟首を掴み何とかケージに押し込みましたが、何カ所かは引っ掻かれました。。口はかなり綺麗になっていると言われ抗生物質が効いたようでした。痛み止めの注射を打ってもらい「また日曜日に来て。」と言われました。日曜日、朝から掃除をしていると何か異物が床に落ちていました。何これ?と拾い上げてみると何だか歯に似ています。。あら?と思いながら洗ってじ〜っと見つめてみましたが、やっぱり歯に似ています。獣医さんに行ってその物体を見せると「ああ〜!自分で抜いたんや!手術せんでもええわ!笑」と大爆笑。「どうやって抜いたんやろな〜歯!笑」と笑が止まりません。口の中を確認後「じゃあ、とりあえず、このまま様子を見ることにしよ。もし、また出血する様な事があったら連れて来て、もう一本痛み止め打って終わりにしとくわ。レントゲンとか血液検査とか手術となるとかなりの費用になるから。一応、スプレーは出しとくな。」と診断されました。。。もう一本怪しい歯があるらしいのですが「たぶん、もう一本も自分で抜くやろ。笑」と言われました。。それからは子供の頃、抜けそうになった歯に糸を巻いてもう一方をドアのノブに括り付けて思いっきりドアを閉めるという荒技で歯を抜いていた思い出を語られました。。。笑。もう一人、動物の歯医者さんらしき女の先生もパシャをの口を診てくれたのですがその人も「私もやったで。私らの世代はだいたいこの方法で抜いたはずやわ。」と。とにかくパシャは痛み止めを打ってもらいもうしばらくは獣医さんに行かなくてもよくなりました!自分で歯を抜くなんて一体どうやったのか。。。費用もかからなくて助かったのはもちろん、麻酔しなくても手術しなくてもよくなったのが、一番よかったです。パシャの負担になる事は出来るだけ避けたいので、頑張って口の中にスプレーしたいと思います。今週は獣医さんに始まり獣医さんに終わった週でした。。パシャも疲れただろうし怖かったと思いますが、私も疲れたし怖かったです。やっぱり、人も動物も健康が一番ですよね!皆さんも気をつけてくださいね〜!!
2017.11.20
コメント(0)
こんにちは。風邪を引きやすいこの季節、皆様、ご自愛下さいね〜。私は昨日、映画「アイラ」を観に行って来ました。この「アイラ」、去年の12月くらいから撮影に何回がエキストラとして参加させてもらった映画です。10月27日に公開になったのですが、なかなか行く機会が無くて、昨日ようやくです。エブルのクラスの何人かはもう観に行っていて「ミキがわかったで。」「気がつかへんかった。」「あの場面におったよな〜。」と教えてくれていたので、どうやら私は銀幕デビューを飾ったようです(笑)ですが、相当気合いを入れてみないと、エキストラなので映っていても何秒かくらい。。。でしょう。トルコの映画は途中で10分くらい休憩が入るのですが(驚きですよね)休憩が終わってからのパートで、主人公達がご褒美に東京に遊びに行く場面で登場しました!映画は朝鮮戦争下で孤児になった女の子とアメリカ軍の救援物資部隊のトルコ軍の将校との交流を描いています。実話に基づいて映画化されています。ご想像通り、泣けます!私も観ていて6回くらいは涙してしまいました。。。アイラ(AYLA)のポスター。バス停とかメトロの駅等、至る所に巨大なポスターが貼られていて注目の作品です。そうそう、それに今年のオスカーにトルコから外国映画部門の候補に上がっています。とにかく映画館の中のほぼ、全員が泣いていました。感動のお話です。トルコ軍は人情あるな〜と思わされました。日本での公開は無いと思いますが(笑)もし、観る機会があれば、レストランで主人公が踊る場面の後方を注意して観て下さい(笑)私、談笑しております(苦笑)そしてパシャは只今、爆睡中です。。。
2017.11.13
コメント(0)
こんにちは。もうすぐ10月も終わりですね、本当に早い!ロンドンから帰ってアッという間に半月が過ぎました。。。イスタンブルも寒くなってきました。パシャもあまり庭に出たがらない(笑)最近です。4日程前にアパートの管理人さんに管理費を払いに行ったら「ミキ、もう庭のみかん、色づいてきてるから、ヒマな時に狩ってアパートのみんなに配って。私、今日ちょっと狩って味見たけど、もういけるで。」と言われました(苦笑)うわ〜〜、また今年も指令が下った〜!(汗)そうなのです。ロンドンから帰って庭のみかんがだんだんと色づいてきているのには気がついていたのですが。。。まだもう少しは時間があるかと思っていたのです。今年は忘れないように夏に庭に水やりをしたので、心なしか去年よりは大粒で色が黄色くなっている!のです。去年は緑で固くて食べられないくらい酸っぱかったのですが、今年は味見してみると食べられるくらいの酸っぱさになっていました!(笑)それからはみかん狩りしなくてはな〜と思いつつ、雨が降ったり、夕方に用事があったりで狩る事ができなかったのですが、今日、やっと、狩る事ができました!!本当にこういう事には腰が引けて、やりたくないのですが(涙)、やらないと会う度に「みかんみかん」と言われるので、そのプレッシャーに負けて重い腰を上げました!今年は日本の百円ショップで枝切りハサミを買っていたので楽々に狩れました。黄色くなっているものをガンガン狩りました。気がつくと紙袋2枚が一杯に。結構、実がなっているものです。まだまだ、実はあるのですが、高いところだったり手が届かないので今日はこのくらいにして。。アパートの私以外の部屋用にスーパーの袋を用意して、みかんを入れました。かなりの重さです。パシャもみかん狩りの成果をチェック。狩っている間は庭で私の見守りをしてくれました。ほら、みかん!その後は、各部屋のドアに袋を吊るしてきました。はぁ、任務完了です!アパートのみなさんが秋の味覚、庭のみかんを楽しんでくれたらいいなぁと思います。私は酸っぱくて遠慮します(苦笑)でも、これからの季節、ビタミンを摂らないと。皆さんも風邪など引かないように気をつけて下さいね〜。
2017.10.30
コメント(0)
こんにちは。早いものでもう10月の中旬になりました。私はかねてからお伝えしていたように、5日から一週間ロンドンに行っていました。ロンドンではエブルのワークショップが3日ありました。2日間はロンドンのトルコ文化センター(トルコ語の名前はユノス•エムレ•エンストゥトゥス)で、主に在ロンドンのトルコ人の方達とワークショップを行いました。初めての方がほとんどで一からのスタート。なのですが、見本を見せるとすぐにオリジナルのエブルをやりだして、全く基本的な伝統柄をやってくれる気配がありません(苦笑)さすが、トルコ人はどこにいてもトルコ人なのです。。。とりあえずは、やりたいようにやってもらい、飽きて来た頃に、基本に戻ってもらいました。どうしても我流ではやりたい事があっても、行き詰まってしまうのです。二日目には大人しく私の敷いたレールを走ってくれました。とにかく、参加者の方が楽しむ事が大切なので、その点では二日とも皆さん、満足してくれて、エブルのコースを作って欲しいとセンターの人に話していたので、大成功だったと思います(自画自賛?かな。笑)もう一日は北ロンドンにある日本人の方が営むギャラリーで開催させて頂きました。こちらは日本人の方達だったので、素直に一からレッスンを聞いて頂けたので安定感のある(笑)作品が出来上がりました。色使いはやはり違いがありました。文化の違いでしょうか?参加者の皆さん、楽しんで頂けたのでこの日もよかったと思います。ギャラリーにはうさぎもいて、私の中ではすごく和んだワークショップでした。3日とも、支えて下さった皆さんのおかげで順調に楽しく行えました。準備や片付け等もありましたが、一週間の滞在で約3日は観光する事ができました。ビッグベンは修復中。大英博物館、ヴィクトリアandアルバート博物館、そして教会やロンドンアイ、ビッグベン、セントジェイムズパークなどを散策しました。大英博物館は5時間程度、ウロウロ。カフェでほっこり。ヴィクトリアandアルバート博物館でも3時間は歩いて、カフェで軽食。その後トルコ文化センターでお世話になったアイシェさんをを訪ねて、一緒にご飯を食べました。その後はピカデリーまで40分程歩きました。とにかくワークショップ以外は歩いたロンドンでした。博物館の素晴らしさは言うまでもなく、しかも無料で大英帝国の威光を感じました。まだまだ行ってみたい博物館は一杯ありましたが今回はこの二つに絞りました。ロンドンで大変お世話になったゆかさんにはこの場を借りて再び感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました。ご自分のお仕事の合間を縫って、私の面倒をみてもらって、道も教えてもらって本当に助かりました!一人で色んな所に行って帰って来れたのもひとえに、ゆかさんが丁寧に教えて下さったからでしょう。ロンドン、また行きたいな〜と思いました。一週間留守番していたパシャは、帰って来た私にくっついて離れませんでした。今でも、後から私を追跡しています(笑)
2017.10.19
コメント(0)
こんにちは。また夏がぶり返して来たイスタンブルです。今日は本当に暑かった。。。月曜日までお休みだった私は火曜日、水曜日と仕事しました。そして木曜日からまたお休みに入り、木金土日と4日間連休でした。今年の私の夏休みは二日とか三日を土日とくっつけて休むパターンが多くて、その割にはどこにも行けずにイスタンブルで、と言うより家にいました。。水曜日の夜に友達が日本からやって来たので、空港まで迎えに行きました。到着ロビーは何か物々しい警備で、一体どうしたのかと思っているとイスラム教徒の一生に一度の夢、一生に一度は行きたいメッカ巡礼から帰って来た家族を出迎える家族が、大勢待っていて大混雑していたのです。トルコではメッカ巡礼を終えて帰って来た人は「ハジュ」と呼ばれ、他のイスラム教徒の見本になるような行いをする人のハズなのです。が、しかし迎える家族は警備員の人が止めるのも聞かず、母や父を見つけると走って行って抱きつき、抱きつかれた方も一向に端によける気配も無く、その為に通路は大混雑。「前に進んで下さい!」の声も聞こえないふりで、通路は塞がれたままでした。。。柵の向こうで待っていたのですが、結局自分達さえよければいいという考えは変わらないのかな〜?と、ふと思ってしまいました。警備員さんは既に諦めたのか、走って柵の中に入って行く人にももう何も言わずでした。友達の飛行機は30分遅れて到着。無事に会う事ができました。家に着いたのはもう10時半になっていました。パシャも彼女には2年前に会った事があるので、覚えていたのか逃げる事も無く、彼女の為にサロンのソファーをベットにしたら、そのベットの真ん中でに横になっていました。。。青いシーツがお似合い(笑)木曜日は彼女と一緒にエミノニュとカドキョイを回り、買い物しました。金曜日はエブルデーの為に作品をラストスパートで作りました。何とか間に合って、よかったです。作品は写真に撮って、メールで送り、審査を待ちます。審査に通れば、エブルデーに展示されることになります。審査と言うといや〜な思い出がよぎりますが、ま、とりあえず、選ばれても選ばれなくても、作った事に意義があるということにしようと思います(苦笑)土曜日は、ボスフォラスクルーズでもうすぐ黒海というアナドルカバーまで行ってきました。朝、10時35分発の船に乗るとアナドルカバーには約12時半に着きます。その船が折り返しで出発するのが3時。2時間半の滞在で、1時間はレストランで魚を食べ、25分で丘の上のヨロス城まで上り、約5分で新しく出来た三番目の橋をバックに写真を撮り、15分で下り、5分で船乗り場の前のアイスクリーム屋さんでアイスクリームを買い、2時50分には船に乗って食べました。太陽が輝く素敵なボスフォラスクルーズでした。4時過ぎにはウスキュダルに着きました。日曜日はロンドンに持って行くアクセサリーを仕上げました。夕方には友達がホテルに移るので、タクシムまで送って行きました。休みと言えども、家で何かしらやることがあり、ダラダラ出来ない日が続いています(苦笑)毎日、友達と一緒にサロンでグッスリ眠っていたパシャは今、私の隣で眠っています。また私を起こしにこないでね〜と願いつつ、私も部屋に移動しようと思っています。
2017.09.11
コメント(0)
こんにちは。あっという間に9月も4日となりましたね。。。日本はもう5日ですね。朝晩は涼しいイスタンブルですが、この2日程は日中も30度になりました。最近はほぼほぼ、27度前後。そして私は、8月26日の土曜から今日まで10連休だったのです。この10連休、私には珍しく何処にも出かけずにず〜っと家で過ごしました。最初の土日は突然やってきた翻訳の仕事で終日、ずーっとパソコンに向かっていました。トルコのドラマの翻訳で日本語の字幕の為らしいです。一応、書き言葉は普通に書けるので、大阪臭は大丈夫かなとは思います。ドラマを観過ぎて頭が痛かったです。日本で放送されるといいですね〜。クルバンバイラムの前日のアリフェギュンには、日本人のお友達が家に集まって、冷や麦大会が開催されました。久々におでんなど味わう事ができました。それからウォーターワークスのストール作りのために布を買いに行ったり、エブルするための下準備したりと地味な作業をこなしました。ついでに墨流しもストールにしてみようということで、一日は墨流し、一日はエブル、その前後は下準備と後処理で過ぎました。今日は朝から昨日のエブルをして乾かしていた布を水洗いして干しました。昼からは「世界エブルデー」の為の作品作りを始めました。エブルデーは作品を作り出したのですが、今ひとつ頭が整理されていなくて、停滞気味です。眠そうなバシャ。パシャはこの10日間朝から晩まで庭を満喫。昼の暑い時間帯は家に入って影で昼寝していました。日光浴も十分なので夜にはこんな感じでウトウトモードです。忙しかった10日間でした。明日からはまたアトリエでのお仕事が始まります。すっかり休みモードな私。明日からまた頑張ろう!!(カラ元気です。。。)
2017.09.05
コメント(0)
こんにちは。お元気ですか。朝晩は過ごしやすくなったイスタンブルです。私が帰ってから約一ヶ月経ちますが、8月の上旬に庭の白いネコ(通称シロちゃん)が仔猫を4匹連れて引っ越してきました。思い返せば日本へ出発する5月下旬にはシロちゃんのお腹はパンパンにふくれていたのでした。。。あぁ、これが出て来たのかと思ったものですが、その次の日見るといつのまにやら、1匹増えて5匹になっていました。ところがつい、4日程前から3匹の姿が見えなくなっていたのです。心配しつつも、きっと隣の庭で元気でいるだろうとタカをくくっていました。8月の中旬に私の友人の家におジャマした時にこの仔猫達の話をしたところ、家族がネコを欲しがっているとのこと。もし日にちが合えば、うちに見に来る事になっていたのです。そこで金曜日に電話をして土曜日に来てもらうことになりました。3匹が見えないし、残りの2匹も何だか心配です。牛乳を薄めたものやキャットフードを与えてはいましたが、なんせシロちゃんがお乳をあげない。。。あげだしてもすぐにどこかへ行ってしまうなどで、シロちゃん自身もあまりエサが食べられず、お乳が出ないのかもしれなかったのですが。。。ワンネコです。左右の目の色が違います。やって来た友人とその家族は、最初は1匹だけと思っていたらしいのですが、2匹の仔猫を見ると引き離すのが可哀想と思ったようで2匹とももらってくれることになりました。栄養不足で弱っていた仔猫なので、もらわれて行ったらきっと幸せになる筈、そう信じて里子に出しました。必ずちゃんと面倒を見てくれる事は確実なので、そこは心配ありませんが。。。2匹とも白で尻尾の先が薄茶色、写真のネコは完全なワンネコですが、もう1匹は目の色は同じ。私に慣れていたので捕まえるのは苦労しませんでした。ものの2分で二匹を箱に入れて完了です。友人と家族は喜んで連れて帰りました。が、その後、母猫のシロちゃんは仔猫を呼ぶのです。庭中を探しまわって、いつもより大きな声で仔猫に声をかけるのです。。。胸が痛いです。よかれと思って里子に出したのですが、わかってはいましたが、胸が痛いです。。。そして今日、姿が見えなくなった3匹は隣の庭の隅で3匹が寄り添って死んでいたと隣のビュレント兄さんから聞きました。私が残った2匹を里子に出したと話すと「ええことしたやん。」と言ってくれました。「ここにおっても食べ物で苦労するから、もらってくれる人がおるんやったら、その方がいい。」と。シロちゃんには寂しい思いもさせるけど、もしかしたらまた妊娠するかもしれないし(避妊手術はしていない)と自分を納得させて、あの2匹は3匹の分も生きてくれると願っています。。。ちょっとしんみりした一日でした。。。
2017.08.28
コメント(2)
こんにちは。お元気ですか?8月も終わりますね〜、もうすぐ。お盆も終わったし。。。私は5月末から日本に帰国していましたが、これが滞在が延びまして。。。イスタンブルには7月の31日に帰って来ました。ま、父が手術したということで約一ヶ月日程を延期しました。すぐ延期できるのがトルコで働いていていいところです。安月給なので文句も一杯ありますが、こういう時は融通が利くので助かります。父も心配ですが、パシャも心配。二ヶ月会えないのは寂しかったです。6月はワークショップ等の予定があり忙しく過ごしました。その上に父の手術も入ったので何だかバタバタしました。7月は何の予定も無く、父と家で過ごしました。週に一回くらい外に出かける他は買い物に行くくらいで家に籠っていました。で、太りました(笑)帰って来てからも呆然と過ごし、アトリエは8月1日から復帰しましたが、何となく何もする気になれずのまま今日に至っています(苦笑)庭を眺めるパシャ。実はこの呆然としている間にもロンドンでのワークショップが決まる等、色んな事は起こっていたのですが、ブログを書く気になれなくて。。。ちょっと燃え尽きた感がありました。本当はやらなくてはいけないことがたくさんあるのですが、後回しにしてしまって、やる気が出ません。エブルもやらなくちゃ!もうすぐ「世界エブルデー」がやってきます。今年は第六回目。場所は、アブダビ。アブダビってアラブ首長国連邦でしたっけ。。。とりあえず、作品だけでも作って送ろうとは思っていたのですが、今年から「世界エブルデー」の方式が変わって作品は審査され、審査に通った作品だけが展示されることになるらしいです。今までは誰でも参加出来たのですが。審査と聞いて何か、嫌な思い出がよぎってまたまたやる気が失せました。審査となるといつも八百長なので、送っても選ばれないと言う気がしてしまいます。とにかく、その作品の締め切りが9月10日までなのです。最近まで何も調べてなかったので、締め切りが間近に迫っている事も知らなかったのです。エブルデー自体は今年は10月31日〜11月4日?あたりだったと思います。師匠はそこで講座を頼まれたらしくてアブダビに行きます。師匠が行くならついでに作品を持って行ってもらおうと思っていたのですが、まず審査に通らないといけない。。。う〜ん、面倒くさい。。。時間もない。。。今年は参加するのやめようかな〜とか頭をよぎります。参加する事に意味があるエブルデーだったのに審査されるのか〜(苦笑)さて、考えなくちゃ〜!何とか間に合わせたいとは思います。その他に師匠の奥さんがほんの4日前に足首を三カ所骨折しました。金曜日に手術して今はお母さんの家にいます。アトリエには一ヶ月くらい帰って来れないみたいです。アトリエは階段たくさんあるので、上り下りなんてできません。下働き夫婦も夏休みで村に帰っていない、師匠は月曜日からロシアで個展のため、留守。私は一人でアトリエです。まだまだ夏休みも取れないし。。。何だか毎年夏は色々問題が発生している気がします(苦笑)
2017.08.21
コメント(2)
こんにちは。みなさん、お元気ですか。今シーズンのエブルのクラスも今日で終了しました。無事にシーズンを終えてホッとしています。これからトルコはお休みシーズンを迎えます。学校は6月の初めには学期が終了。27日の土曜日からはラマザン(断食月)が始まります。なので、今からすっかりダラダラモード?な感じです。私もここ2年は断食に付き合って週中5日は断食、週末は普通に食べるラマザンを過ごしていましたが、今年はラマザンが始まると同時に日本に逃げます!(笑)わーい、今年は断食無し〜!今年の断食時間も長いんです。だいたい18時間は断食。。。残りの6時間の間に2回ご飯を食べて寝るという。。。過酷です。。。断食しない人もいるので、する人にとっては大変。一番日の長いシーズンの断食は本当に大変です。エブルのクラスが終わると毎年早かったな〜と思います。8ヶ月のクラスなのですが、いつの間に8ヶ月過ぎたのかと。週一で来る生徒さん達がみんな口を揃えて言うのは「夏の間もクラスがあったらいいのに〜!寂しくなるわ〜!」です。夏の間もクラスっていうのはちょっと、辛い(笑)ですが、寂しくなるのは私も同じです。また10月に再会出来るのを楽しみに、夏を過ごす訳です。毎年だいたい11月に帰るのですが、今年は大阪便が無くなり、東京成田から日本入りします。格安チケットが出たので本当に久しぶりに6月に日本!蒸し暑さを忘れてます、完全に。庭のバラ。大輪でした。大阪と三重でエブルのワークショップをやらせてもらいます。興味のある方がいらっしゃいましたら、問い合わせて下さい。条件が揃えば出張させていただきますよ〜(笑)外貨獲得目的の行商人なので(笑)では、6月に日本でお会い出来るのを楽しみにしています!
2017.05.26
コメント(0)
こんにちは。みなさん、お元気ですか?日本は蒸し暑いですか?イスタンブルはまだまだ寒いです。。。朝晩は冷え込みが厳しい上に昼までも温度は20度に届かない毎日です。そんな中、私にまたまたテレビ出演の話が来ました。今回はトルコの観光地を紹介する旅番組のナビゲーター?レポーター?です。日本語で説明するのですが、私に標準語はハードルが高い。。。生粋の大阪人の私は全部大阪弁に変換しているので、本当にハードルが高いのです。トータル8ページにも及ぶ原稿を日本語に訳して、撮影部分を暗記、その他の部分はナレーションとして標準語で読まなくてはいけません。しかも時間は限られています。この2週間のうち一週間は訳、2日はうろ覚えの暗記、話が来てから10日後には撮影となりました。なのですが、イスタンブルのこの冷え込み、撮影の日は風の強いあいにくの曇天。。。寒いのに笑顔、震えるなとの注文が。カンニングペーパーもないのでうろ覚えの暗記した文章を笑顔でカメラの前でしゃべりました(笑)何回かのNGもありで、自分では標準語をしゃべっているつもりだったのですが、撮ったビデオを確認してみないとわかりません。朝の10時に集合して全部終わったのが19時半でした。ナレーションも頑張って標準語をしゃべりました(笑)とにかく1日で終わりましたが、寒くて標準語に悪戦苦闘した日でした。まだトルコ語の方がマシだったかも(笑)この番組がどこかで放送されるかどうかはわかりませんが、私の不自然な標準語を聞いて欲しい気もします(笑)全国ネットで放送されたらいいですけどね〜(笑)撮影した公園にいた孔雀。綺麗です。
2017.05.20
コメント(0)
こんにちは。お元気ですか?日本はゴールデンウィーク真っ只中ですよね。連休いいな〜。トルコでは連休なんて二つあるバイラム(砂糖祭と犠牲祭)くらいのもので、あとはなかなか連休なんてお目にかかれないのです。。。そんな中、またまたトルコ航空(日本での正式名称がターキッシュエアラインと聞いてビックリしてますが)が格安チケットを出してくれたので思い切って奥さんに5月1日休みか聞いてみた所、「え?1日?休みとちゃうで。」と残念な返事が帰って来ました。そうか〜、メーデーは休みじゃないのか。とガックリしたら「あれ?もしかしてどっか行くん?行くんやったらええで。休んでも。」との返事が!うそ〜、マジで〜いいの〜と思いながら、ブルガリアに行きたいので休ませて欲しいと言うと、「ええよ、ええよ、行っておいで。また格安見つけたん?」はい、ブルガリア行った事無いし、行ってみたかったのでいい機会かなと思って。「じゃあ、行っておいで。師匠には言うとくから。」やった〜!!と言う訳で4月29日の土曜日の夕方から出発、30日、1日の晩帰りというスケジュールでブルガリアの首都、ソフィアに行ってきました。ブルガリアとトルコはお隣同士、オスマン帝国時代はブルガリアも支配下に置かれていたので食べ物も飲み物も何だか似ています。日本ではもちろん、ヨーグルトと言えばブルガリアですものね。流石に名物だけあってどこにいってもヨーグルトはありました(笑)飛行機でもフライト時間は約50分!近いです。時差もありません。でもブルガリアの文字は全く読めません。。。。なのですが、無謀にもホテルまで地下鉄で行こうと計画。空港から乗って、乗換駅で乗り換える筈がブルガリアの地下鉄システムがわからず違う電車に乗ってしまい、ホテルまで2時間近くかかってしまいました。というのはライン1とライン2、その上にメトロ1とメトロ2があるのです。そしてメトロ2とライン2は同じ経路なのに路線が違う。。。説明できてますか?つまり、止まる駅が違ったのです。。。それに気づくまでに時間がかかりました(笑)最後はやっぱり地元の人に聞いて「あっちの通路から乗り換えんとあかんよ。」と教えてもらいました。インターネットからの情報だけではわからないことがたくさんありますよね。。。そんな感じで苦労はしたものの次の日からはちゃんと乗り換え出来るようになり、現地の英語ツアーに入ってリラの修道院とボヤナ教会に連れて行ってもらいました。この二つは世界遺産に指定されています。どちらも素晴らしいフレスコ画が残っていました。リラの修道院外観のフレスコ画。中も外も一面のフレスコ画で埋め尽くされていました。。。この日は一日雨。特に修道院ではかなりの大雨でしたが、世界遺産だけあって多くの観光客で賑わっていました。2時間の自由時間があったので、お昼ご飯を食べようとレストランを探していると何やら人の列が。何に並んでいるのかと思いきや、揚げドーナツ的なパンを皆さん、食べています。粉砂糖をガンガンかけてしかも何十個と買っているではありませんか。もちろん、並んで買いました(笑)お味はとても素朴な味で粉砂糖をかけた方が美味しかったです。その後にレストランに入って豚肉ソテーをいただきました(嬉)ボヤナ教会は住宅地にある教会で12世紀に描かれたフレスコ画が残っています。小さなプライベート教会だったらしいのですが、本当にそこだけすっぽりと時が止まったままのような感じです。午後5時過ぎに市内中心部で解散しました。そこからは徒歩でブラブラしてホテルの近所で晩ご飯を食べようと戻ったのですが。。。ホテルは中心部から地下鉄二駅のセントラルステーション駅にあるのですが、全くレストランらしきものがありません。セントラルステーションまで行ってみたのですが、まだ午後9時だと言うのに人気がありません。。。すごく静かでした。結局レストランは見つけられず駅のフードコート(これも一軒しか開いていなかった)でホットドックを食べました。。。二日目は少しゆっくり目にホテルを出てまた地下鉄に乗って中心部に行き、教会巡りです。教会は歩いて行ける距離に5、6箇所あり休み休み歩いても3時間くらいで回れました。どの教会もフレスコ画満載で、ブルー基調でした。お土産には有名なバラ製品を購入しました。まだまだ見どころありそうなブルガリアですが、今回はこんな感じであっという間の旅でした。帰宅するとパシャ、またまた大歓迎してくれました。また、どこかに旅が出来るといいな〜。
2017.05.04
コメント(0)
こんにちは。まだまだ肌寒いイスタンブル。チューリップフェスティバルとかは始まりましたが、何だか寒いです。実は先週の金曜日、テレビのトーク番組の収録に行ってきました。笑。知り合いの人から電話番号を教えてもらったという、女の人から先月末に直接電話がかかってきて、その人が番組のパーソナリティだったのです。まぁ、これも何かの縁かなと思って出演することにしました。ビジネストゥルクチャンネルという全く聞いた事もないチャンネルだったのですが、行ってみてビックリ。雑居ビルの最上階がスタジオとカフェとオフィスになっているとっても砕けた雰囲気のテレビ局でした。笑。ヘアメイクとかも一切無しで(笑)これまたビックリ。化粧の崩れたほぼスッピンで収録となりました。。。内容はどうしてトルコに来たのか、日本との文化の違いなどなど問われるままに話すスタイルで、打ち合わせも一切無しのぶっつけ本番でした。私はパーソナリティの人、お名前はケジバンさんと目線を合わせる形でずっと話すのです。30分間ノンストップで収録して、終了しました。番組は20分らしいので、どこかでカットされるのでしょうが、結構気楽にしゃべってしまいました。日本の事聞かれても、案外わからないものですよね〜。ただ住んでいただけですから。。。笑。まぁ、これも何かしらの経験にはなっていくと思います。トルコに来てテレビや新聞に出る事が多くなったのですが(日本ではあり得ませんけど。笑)全然有名にならないのは何故なんでしょうか?笑。マイナーなテレビ局が多いのかも。。。ま、日々経験です!
2017.04.09
コメント(0)
こんにちは。あっという間に四月に突入しましたね〜。桜は咲いてるのでしょうか?私は三月の最終週、月曜の夕方からスロベニアに旅行してきました。スロベニアに以前から行ってみたかったのですが、なかなか機会に恵まれませんでした。今回はターキッシュエアラインのキャンペーンでチケットが往復1万2千円だったので、思い切って奥さんに休みを下さいとお願いしました。笑。ここイスタンブルから飛行機で約1時間半。スロベニアの首都リュブリヤナに到着しました。着陸するまで緑しか見えず(笑)街はどこなの?と思ってしまいました。その日はホテルにチェックインして晩御飯を食べにビール工場直営のバルへ。月曜なのに生演奏がガンガンで老若男女が集っていました。生ハムを二皿注文したら大盛り過ぎて(苦笑)食べきれませんでした。。。火曜は朝から現地の1日ツアーに参加しました。朝8時45分にホテルの前でピックアップしてもらい、早速有名なポストイナ鍾乳洞へ。そこの英語ツアーに参加して約1時間観光しました。中に入るとまず、トロッコ列車に乗り、奥まで運ばれます。ちょっとしたアトラクション状態でした。そこからは徒歩でアップダウンのある行程を進みます。まだシーズンオフらしいのですが、観光客で一杯でした。。。鍾乳洞は見応えたっぷりでした。その後はミニバスに乗って近くのプレジャマ城に。岩をくりぬいたような中にお城が。小さいけれど、拷問部屋とかがあって、幽霊が出る噂もあるそうです。そして、その後が。目の覚めるようなブルー!!プレッド湖です。湖の中にある小さな島まで手漕ぎのボートで乗り付けられます。島には教会があります。空も湖も青色で本当に癒されました。。。その後はブレッド湖が一望できるブレッド城へ。そこで名物のクリームシュニテと言われるカスタードクリームをパイ生地で挟んだスイーツを頂きました。その後はブレッド湖の湖畔を散策して、リュブリヤナに帰って来ました。充実の一日でした。ガイドさんは女の人で自分で運転しながら流暢な英語でツアー客の質問にも答えていました。ツアーはだいたい7人でした(笑)だいたいというのは午前だけの人と午後からだけの人もいたので、ご夫婦が入れ替わっただけで後は、人数は同じだったのです。シーズンオフでも結構な観光客がいたので、これ、ハイシーズンになったら大変だな〜と思いました。こないだギリシャに日帰り旅行した時も感じましたが、早くトルコにも観光客が戻って来るといいな〜と切に思います。晩ご飯は街中の地元の人にも観光客にも人気のあるというお店へ。満員でした。。。が、トリュフずくしのステーキやニョッキやタコのサラダとか食べて大満足でした!水曜はゆっくりスタート。午前11時にホテルをチェックアウトして、空港までのバスの時間を調べてからリュブリヤナ城へ。ケーブルカーで上りました。小高い丘の上にあるお城は市内や遠くアルプスの峰々なども一望できる写真スポットでした。街中に戻ってお昼ご飯。ブラブラ見ていると東京ピクニックというお店を発見!誘惑に勝てず(笑)豚骨味噌ラーメンを注文。ついでにギョウザも(苦笑)太陽が燦々と照って、外で食べてすごく気持ちがよかったです。その後、運河を遊覧船でのんびりめぐり、アイスクリームを食べて、ホテルで荷物をもらってバス停へ。晩8時の飛行機でイスタンブルに帰って来ました。スロベニア。いい国でした。まだまだ洞窟があるみたいなので、また行きたいな〜と思っています。日本からの直行便は無いらしいのですが、みなさん、是非、行ってみて下さい。本当に癒されますよ〜。そうそう、パシャはまた置いてきぼりにされたので、拗ねていましたが。。。居ない間はアトリエのシェイマが面倒を見てくれました。今迄はシェイマが来ると逃げ回っていたパシャですが、今回は写真が撮れたようで、テーブルの上に乗ってシェイマをしげしげと見ているパシャの写真を送ってくれました。。。(笑)やっと慣れてくれたのかな〜シェイマに。。。
2017.04.02
コメント(0)
こんにちは。今まで書いた文章がプレビューの際に全部消えてしまいました。もう一度書くのはものすごく大変なので(笑)、すみません。かいつまんで書きます〜(涙)昨日の土曜日、またまたエキストラのお声がかかったので、エブルのクラス終了後、指定された場所に出かけました。今回は夜間撮影。18時から23時の間だそうで、集合時間は16時でした。場所は以前にも行った軍事施設で、まだセットが残っていたのでビックリしました。16時半過ぎには着いたのですが、撮影クルーは別のシーンを撮影中とかで私たちエキストラはバスの中で待つ事に。待つのが仕事のようですが、待つ事3時間。ようやくメイクや衣装合わせが始まり、またバスで待って、約2時間後スタッフが呼びに来たので、やっと撮影か?と思いきや、「晩ご飯の準備できたからおいでや〜。」でした。。。(苦笑)まさか、晩ご飯が頂けるとは思っていなかったので嬉しかったです!一週間前の乙女の塔。天気がよかったです。晩ご飯のあと、プロダクションの人から「あんたらのとこの名物。」と貼るカイロを渡され「使い方わからん人がおったら教えたって。」とお願いされました(笑)カイロを貼って、さぁ、撮影!となったのは、22時半頃でした。雨上がりの夜の東京の通りを歩く人達。。。足元が悪いのにピンヒールで歩くのは至難の業です。しかもスタッフさんの一人が「オリジナルの日本人どこにおる〜?あんた日本人か?違う?あんた何人?あ、そう。おらんの〜?!オリジナル日本人〜!」と叫んでいるので、は〜い、ここにいてます〜と手を上げると「こっちに位置変更!ここから歩き出して。」と言われました。どうやら、カメラの真ん前を横切るエキストラはオリジナルの日本人(笑)がよかったようでした。今回の撮影でもオリジナルはたったの5人であとはモンゴル、カザフスタン、台湾、アフガニスタン等の国から日本人に似ている外見を持つ人が集められたみたいです。。。最近また寒くなっていたイスタンブル、夜間、その上半袖。とにかく寒かったのですが、結局実働30分で終了しました。実際には6回くらい道を歩いただけで、撮影終了したのです!あぁ、本当に有り難い話です!しかも帰りもアジア側に帰る人達のバスを出してくれたので家の近所で降ろしてもらい、午前0時15分には家に着いていました〜!パシャはもちろん、大歓迎。最近は私の寝室に一番近いベンチのような台で寝ています。ま、やっぱり鳴くんですけども。。。
2017.03.19
コメント(0)
こんにちは。お元気ですか?明日は、あ、日本ではもう今日ですが。世界女性デーですね。私、恥ずかしながら日本に住んでる時には3月8日が世界女性デーって事を知らなかったんです。みなさんは知ってました?日本で大々的に知られてませんよね?ブログは世界女性デーとは何の関係もないのですが。。。すみません(苦笑)実はここ一ヶ月半くらいパシャが私に拗ねてるのは前にも書いたと思うのですが、相変わらず私に寄って来ないので(涙)ここは一大決心をしてパシャと別々に寝る事にしました!え?と思われるかもしれませんが、私はパシャと一緒に住み出してからほとんどベットで寝た事がありませんで(笑)いつもパシャと一緒にソファーで寝ていたのです。。。ベットでゆっくり眠れるのは日本に帰った時くらいで。。。ところが、パシャがサロン(居間)ではなくてキッチンで寝出したので、私一人でソファーに寝る必要もないかとふと思いついたのです。別々に寝るにはいい機会かも!と言う事で(ご存知の方もおられるでしょうが、パシャと一緒に寝ていると必ずマフラーと化して私を窒息させにくるか、もしくは耳やほっぺ、首を噛むか等の暴挙にいとまがないのです。なので、毎日の睡眠時間は7時間としても2、3時間おきに起こされている状況なのです。)私は自分の部屋で寝る事にしました。3月1日から実行しているのですが、パシャは毎晩、ドアの前で「なんでオレを入れへんねん!」旨の鳴き声で鳴き続けています。。。よく諦めないものだとビックリします。初日はまだマシだったのですが、日が経つに連れて鳴き時間が長く、声が大きくなっています。一昨日はサカサカとドアを引っ掻いているような音も。。。(涙)拗ねて流しの下の洗濯もの籠に入るパシャ。。。キッチンで寝てたのに。。私が部屋で寝るのは許せないようなのです(苦笑)こうなったらお互いに我慢の限界まで闘うしかありません!パシャが諦めるのか私が諦めるのか、それは謎ですが(笑)とにかくパシャの理解を勝ち得たいと思います!
2017.03.08
コメント(0)
こんにちは。お元気ですか?私は今ひとつパッとしない体調ですが、そんな中またしても映画のエキストラのお声がかかり、日給を稼ぎに行ってきました(笑)昨日の金曜日、朝5時起きで集合場所へ。前と同じ所だったので、迷う事はないのですが、何せ朝が早い。奥さんが「いっておいで〜。」と言ってくれたので実は木曜と二日間声がかかっていたのですが、エブルのクラスがあったのであえなく(笑)金曜一日だけの参加となりました。。。今回も前の映画の続きでした。まだ終わってなかったのか?一月下旬に封切りになるんじゃなかった?と思いつつ、ま、お金もらえるし〜と気楽なもんです。撮影現場はイスタンブルのとある軍施設。軍施設には近寄ってはいけないとの領事館からのお達しメールが来るのですが背に腹は代えられず(笑)。。。軍施設に入ったのも初めてだったので、ちょっとキョロキョロしたのですが、広大な敷地のその外れに1950年代の東京の街並をイメージ?したセットが組まれていました。天気は良かったのですが、遮る物が何も無いため、吹きさらしです。。。風が、ひどかった!それなのに、私に渡された衣装はピンクのレースの半袖ワンピース!寒い!こんな服、今まで着た事ないわ!と言うくらいのフリフリレース(苦笑)ベイビーピンクです(涙)撮影はお昼の12時くらいからスタートでセットを歩いたり立ち止まったりと何カットも撮影しました。慣れないハイヒールでへっぴり腰で歩く私でした(涙)途中、お昼ご飯休憩のあと、すぐにまた撮影開始。何だか顔を白塗りにしてしかもイタリアの仮面をつけた通称芸者?の役の女の子ダンサーズが道で踊りを踊り、それを見物するシーン等も撮影しました。日本人からすると「これって日本文化なの?」と首を傾げる事多しだったのですが、見ない振りです(苦笑)いい天気のイスタンブル。撮影も終盤にさしかかっていた頃でしょうか、「ミキ〜、あんた日本人やんな?」とプロダクションの人に呼び止められ、そうですよと言うと「ちょっと来て。」と演出の女の人の前に連れて行かれました。「この子にアイスクリーム屋さんしてもらったら?本物の日本人やで。」「うん、ありかも。早速アイスクリーム屋さんの衣装に着替えて。」と言われました。何が何だかわからないままま、アイスクリーム屋さんの衣装?(エブロンと三角巾)で監督の前に引き出され「アイス、新鮮か?美味しく作れるん?」と聞かれ、たぶんと応えると「よっしゃ、決まり!」ということでいきなり主人公達にアイスを売る役になりました。一度、プロバをやって、本番です!アイスを買いに来た主人公達とアイスをコーンに盛りながらのトルコ語トーク(苦笑)。。。音声は録ってないので、気楽なもんです。「アイスもっと盛る?」「イチゴ味もっと盛って。」などと話しながら主人公に笑顔でアイスを渡したところで「カット〜!!」の声。何と一発オッケー!そして撮影終了の声が〜!!おお〜!何と午後6時前に終了です!私のアイスの盛り方がよかったから一発オッケーだったのです、きっと(笑)「終わりよければ全て良し」とよく高校の担任の先生が言ってたのを思い出しました。主演俳優さんと前回は絡む事も無かったのですが、今回はアイスのシーンで少し話ができました。気さくなイケメンで、終了してから「バニラを一個作ってよ。自分もアイス食べたら?」と言ってくれました。で彼にバニラを自分にはバニラとイチゴをダブルで盛って(笑)、寒いのにアイスを食べながら一緒に2ショットセルフィーを撮りました!2人してめちゃいい笑顔(撮影が早く終わったから?)で2枚も撮りました。いい思い出になりました。風にも負けず、頑張ってよかったです。その2ショット写真を載せたかったのですが、公開されるまではダメらしく、またそのうちに。。。「アイラ」という映画、果たして私はアイスクリーム屋さんとして映画に映っているのでしょうか。。。
2017.02.26
コメント(0)
こんにちは。お元気ですか?私はこの一ヶ月、寒さと疲れと、精神的ストレス?でしょうか、トルコに来て以来初めてと言っても過言ではない程の風邪を引きました。。。アトリエを二日休んだのも初めてです。先週の日曜日、寒くて仕方なくて一時震えが止まりませんでした。そのうちに両手が痺れて来て。。。日中寝て過ごし月曜日、起き上がられず、火曜日、起き上がれず、熱は毎晩上がる、咳は止まらずという症状でした。体温計がないのが幸い?したのかどうか熱が何度あるかわからなかったので、自分では対した事無いくらいに思っていたのです。。いやいや、年は取りたくない物ですね。無理もきかなくなってきているんでしょうけど、それを気持ちが認めたくない(笑)私はとりあえず丈夫に出来ていて、風邪は大阪時代からあまり引いた事なかったのです。トルコに来てはや、8年目。病気らしい病気もしなかったのですが、今回のは突然。しかもアトリエの全員が引きました。師匠もシェイマも同じ日曜からだそうです。奥さんは、幸いスイスのバーゼルに旅行中で難を逃れたのですが、帰って来てビックリしていました。「ちょっと留守にしたと思ったらみんな風邪引いてるやん!何でなん?」と奥さん。ここのところイスタンブルではインフルエンザが大流行。誰も彼もが自分のかかった病を自慢?(苦笑)しているような状況だったのです。で、パシャは最近私に全く寄って来なくなっていたのですが(笑)、一体私はパシャに何をしたのか何でそんなに拗ねているのかわからず意味不明な毎日だったのです。日曜日、私があまりの寒さに「パシャ〜!すぐに来てよ〜、寒い!」と叫ぶとすぐ走って来てお布団の上に乗って足元を温めてくれました。それから丸二日、私が起きたら一緒に起きる、私が寝たら一緒に寝る。ずっとそばに寄り添ってくれました。パシャはよくわかっていて、心配そうに見守っていてくれました。ネコですけど、本当にありがたかったです。ぬいぐるみみたいになってるパシャ。ようできたネコです。水曜日から無理してアトリエに出ましたが、まだまだ完治にはほど遠いです。パシャは心配しているのか、夜はまた一緒に寝るようになりました。ま、夜に顔面を噛んだり舐められたりはいただけませんが、愛情表現なのでしょうね、と思って、流すようにしています(苦笑)みなさんも気をつけてくださいね。本当に今年の風邪は長引くそうなので。。久しぶりに書いた話題が病気ネタですみません。。。早く元気にならないと!
2017.02.19
コメント(0)
こんにちは。イスタブルは毎日雨です。。。昨日、トルコの初七日に行ってきました。先週の火曜の夜、私たちが親しくしているアイヌルさんの旦那さんが急逝されて、先週の水曜は近所のセリミエモスクで葬儀が行われ、埋葬されました。葬儀の日は折からの雪にも関わらず、太陽が垣間見え、大勢の人が参列していました。こちらの葬儀はモスクの中庭で行われ、お祈りが済んだ後、イマム(イスラム教のお坊さん)が故人の生前の徳を話して、「埋葬するけど、認めますか?」を三回繰り返して聞き、参列した人がみんな「認めます」って三回答えるのです。その後棺を親族友人たちが肩に担ぎ上げ、霊柩車(こっちのは黒塗りじゃなくてトラックの荷台のような感じでオープンです)に運び、墓地に土葬します。アイヌルさんはムスタファ先生(イスラム関係のライター)の助手をボランティアでしていて、本を執筆する時はムスタファ先生の口述をパソコンで入力していくという作業をしています。だいたい、アトリエに週三回くらい2人でやってきています。そんな関係と私と家が近所ということもあって、旦那さんのギュルジャンさんとも面識がありました。私の家探しを夫婦で手伝ってくれたり、路上でバッタリということも何回もありました。初めての葬儀参列で、どうしたらいいか全然わからなかったのですが、とりあえず何かするとかもなくただスカーフを被って参列するだけでよかったのです。初七日の法要が行われたミマールシナンモスク。新しくて床暖房が一部ありました。そして葬儀から一週間経った昨日、初七日の法要があるということで、師匠と奥さんと私もアタシェヒルにあるミマールシナンモスクに行ってきました。イスラム教でも7日は喪に服すようで、7日というのは一つの節目なのでしょうね。法要は夕方のお祈りの後、モスクの下に作られたホールで食事が振る舞われます。そして故人を偲ぶお話をして夜のお祈りが終わった後、故人の為の読経が行われます。イスラム教の中で法事の時に読むお祈りというのがあるようで、それを種類の違うお祈り7種類くらい読んで終わりました。仏教の読経もそうですが、こちらの読経も音程があって、ついつい眠たくなってしまう耳に心地よい感じの読経でした。音楽のようです。私は一瞬、お腹いっぱいのこともあって、落ちそうになりましたが、何とか持ちこたえ45分間に及ぶ読経を乗り切りました。雨の降りしきる寒い日でしたが、この日もギュルジャンさんの為に多くの人が集まっていました。会社でも慕われていたようで、みんな本当に悲しそうで突然の別れを惜しんでいました。。。葬儀の日も法要の日も外国人は私一人で超アウェイでしたが、悲しい気持ちは同じです。アイヌルさんと抱き合って涙してしまいました。遅くなると言ってあったのでパシャは午後10時前に帰って来た私を玄関で迎えてくれました。心身ともに疲れました。やっぱり別れは辛いですね。でも元気を出していかないと!
2017.01.19
コメント(0)
こんにちは。日本は大寒波に襲われているようで、皆さん、お気をつけて下さいね。イスタンブルは大雪も収まって、普段通りになりました。雪は止んだのですが、寒いのは相変わらずです。そんな中、昨日の土曜日アトリエの仕事を休んで(笑)トルコ韓国合作の映画「アイラ」のエキストラに行ってきました。オリジナルの日本人がいるという友人からのメッセージで(笑)日給250リラ(日本円にして約7500円くらい)に釣られて、奥さんに休んでもいいかと聞いたところ、「ええよ。土曜日は師匠もいてるし、楽しんでおいで。」と快くオッケーしてくれました。ま、このところ私の仕方なしの出費が続いている事を知っているし、アトリエの薄給では正直しんどいのも奥さんはよく承知しているのでオッケーしてくれたんだと思います(苦笑)当日、午前8時半にヨーロッパ側のメジディエキョイのシミットサラユ前で待ち合わせ、その後チュクルジマのある場所で衣装合わせとヘアメイク。その場所が半分外?みたいな開けっ放しの場所で、衣装も何故かチャイナドレスのノースリーブ。。。。(涙)パンストにヒールの足は寒くて。。。コートを羽織りつつ、してもらったメイクは濃いし、ヘアは旅館の女将風(笑)映画は1950年代の朝鮮戦争下での、あるトルコ人将校と韓国の戦災孤児の女の子の物語です。その時代風のメイクとヘアと衣装なんでしょうけど、何か日本と中国と韓国をミックスしたテイストで(笑)オリジナル日本人の必要はあったのかなと謎でした。午前七時半のウスキュダルにあるミヒリマスルタンジャーミィ。まだ日は昇っていません。。。そこから衣装のまま、今度はベシクタシュにあるロカンタ(レストラン)に移動。寒い中、外で待たされました。。。あまりの寒さに可哀想だと思ったロカンタの人の計らいで女子6人は厨房の従業員が食事をするような小さな場所へ連れて行ってくれました。そこで、ストーブや炭をおこしてくれて何とか暖をとる事ができました。そこでも1時間以上待って(涙)ようやく上の撮影現場に入ったのは午後3時を過ぎていました。そこから撮影がスタートして終わったのは午後10時。。。ご飯も夕方6時頃にやっと食べさせてもらえました(涙)撮影中も背中と足下から寒くて本当にしんどかったです。。。(涙)何でも楽な仕事はないっていいますが、本当ですね〜。日給に釣られたものの、映画もものづくり。大変な仕事です。主演の人はイケメンでしたね。韓国の女の子も前髪パッツンのかわいい子でした。個人的には主演のイスマイル•ハジュオールより、ムラット•ユルドゥルムを見られた事が嬉しかったです。この2人は昔からドラマや映画に主演している人気俳優さんでテレビで見るのと変わらずイケメンでした。同じテーブルにアメリカの兵士訳のトルコ人2人と座っていたのですが、その2人がよく喋る、喋る。撮影中でも普通にトルコ語で喋ってましたから。。。(苦笑)2人はエキストラを仕事にしているらしくて5年と10年しているベテランでした。私にもプロダクションに登録だけしておけと薦めてくれました。ようやくウスキュダルに辿り着いたら雨が降っていて、家に入るとパシャが暖かく?迎えてくれました。何だか長い一日でした。。。映画が公開されたらチェックして下さいね〜(笑)
2017.01.16
コメント(0)
こんにちは。イスタブルは大雪です!トルコに住み出してから、2度目に経験する大雪です。今、50センチくらいは積もってます(推測)庭に出る気もないので(笑)家の中から見ています。今日は流石にアトリエもお休みになりましたが、朝から奥さんとメールのやりとりでようやくお休みになったようなものだったのです。というのも今日はエブルのクラスがある日で、何人かの生徒さんが来れると言っていたそうで、「どうする?」と奥さん。いやいやいや、こんな日に休まずしていつ休む?というくらいの大雪で、その上雪はまだ降っていて、おまけに強風!即答で、休もうと返事しました(笑)久しぶりにのんびりして昼間からホットワインで温まりました。そうそう、コンクールの結果も報告します。月曜日に発表になるのでフライングですが(笑)、やっぱりダメでした。審査の次の日に「ミキの作品あかんかったで。拒否られた。結局また自分らの生徒の作品を一位にしたわ。ほんまに嫌になったわ。デザインのコンクールて言うてんのにデザインなんか無い、いつものクラシックなエブルを選んだわ。ちょっと部屋を出て帰って来たら作品が運び出されてた。」と師匠が教えてくれました。しかもお題の「慈悲(メルハメット)」は選ぶ基準にはしていなかったと。。。じゃあ、どうしてお題なんか出すのかな〜と思いました(苦笑)普通に「クラシックな花」にすればいいのに。師匠は審査の前に私の作品を見ていなかったのですが、これかな?と思ったそうで、あとで作品の写真を見せた所、「やっぱり。このミキのともう一作品くらいしか新しいデザインはなかった。」と言っていました。ま、こうなるのはわかっていた事とは言え、残念です。そのうちに機会があればその「慈悲(メルハメット)」の作品の写真を載せますね〜。庭がえらい事になってます。。。それでも朝、パシャは散歩に出かけました。。。とにかく2週間頑張って自分なりの作品を出せたのはよかったと思います。自分との勝負、勝ったのか負けたのかわかりませんが(笑)挑戦した事に意義があるとして、今回は締めくくります〜。パシャは横で爆睡中です。。。
2017.01.08
コメント(0)
こんにちは。明けて2017年ですね〜。今年は平和な年になりますようにと、つい三日前に書いたばかりなのですが、残念なことにイスタンブルはテロとともに年明けを迎えてしまいました。テロについて書くのはもう嫌なので、去年の12月のことを書きます。コンクールにまた応募する気になり、アトリエの仕事が終わって家に帰ってから、エブルの構想を練り、試作を繰り返し、約2週間で作品を作りました。またエブルらしくないエブル(笑)になってしまったのですが、まず最初に花を決めて花だけ描き、あと背景になるエブルを合わせるダブルプリントの作品に仕上げました。花は蓮にしました。テーマが「慈悲(メルハメット)」だったので、どうしても蓮が連想されて(笑)蓮を描きました。背景は無しでただ青い階段のように見える帯状のものを合わせました。見ように寄っては水の模様にも見えます。私的には、まぁ2週間で出来たにしてはよかったと思います。明日は審査の日です。師匠、頑張って私の作品をゴリ押しして下さいね!(笑)とは言え、私の作品を見なかったのでゴリ押しできるかどうか。。。「見たらわかる。」と言っていたので、トルコ方式で自分の生徒に賞を取らせる師匠になってくれるといいのですが(笑)期待薄です。。。30日に作品を持ってゼイティンブルノという所まで行ったのですが、その日は朝の9時15分から夕方の5時過ぎまで、停電だったのです。雨風のひどい寒い一日で、その上電気が無いとなると暖房もインターネットも照明もないという18世紀になったような気持ちでした。朝、アトリエに行くと奥さんが「今日持っていくんやろ?今から行ったら?どうせ停電やし。」と言ってくれたので10時にアトリエを出発。ウスキュダルのマルマライに着く頃にはもう傘の骨が曲がってしまっているくらいの風と雨!ゼイティンブルノの文化と芸術センターに着いて作品を提出して帰りも雨風は止まずでした。何と言ってもアトリエに帰って来ても停電していたのが一番ビックリでした。前の日も夜に40分程度停電していたし、31日はインターネットが繋がりにくく、一時期はありませんでした。ソファーで寝るパシャ。寝てるときもきまってます。。。トルコは1日のみがお休みで、昨日の2日が今年の仕事始めでした。とにかく、何があっても希望を捨てない一年にしていきたいなと思います。みなさん、2017年もよろしくお願いいたします〜。あ、明日はパシャの5回目の誕生日です(笑)
2017.01.04
コメント(0)
こんにちは。大晦日ですね〜。トルコでは午前10時をまわったところですが、日本ではもう夕方の4時過ぎですね。。色々と不幸なことが多かった2016年(トルコではテロ多発、日本では地震災害など)でしたが、今日を迎えることができて正直ホッとしています。個人的には5月に国際エブル大会、8月引っ越し、10月ウォーターワークス(エブルの布製品のレーベル)立ち上げ、11月日本帰国、12月コンクール出品と毎日何かに追われて過ごした年でした。ですが、個展を開けなかったのが残念です。2017年は、平和な年になって欲しいなと思います。そして個人的にはもっとエブルに取り組んでいきたいと思います。個展も来年こそは!パシャは健康で、それが何よりです。パシャも私も元気です。最近周りの不穏な空気の中思うことは「生きてるだけでありがたい」です。健康で元気で生きてることが大切なんだなぁと。。。パシャの尻尾。フサフサです。敷かれているのはサルホシュエブル。本当に皆さん、ブログを読んでいただきありがとうございます。今年はあまり更新もできず、更新しても暗い話題が多かった気がしますが、来年は明るい話題が一杯書けるような年になったらいいなと思います。では、来年もよろしくお願いいたします〜。 あと私のFacebookのエブルページMiki'sEbroomのリンクを貼らせて頂きます。Miki's Ebroomのインスタグラムはこちらです。実はパシャのインスタグラムもあります。。。笑良いお年を〜。
2016.12.31
コメント(0)
こんにちは。お元気ですか?私は元気なのですがトルコでまた2回連続でテロが起こって、トルコの皆さんは激怒しています。私も悲しく憤りを感じないではいられません。。。2016年はテロに始まりテロに終わる年になってしまいました。何回あったのか忘れてしまうくらいで、自分でも怖いです。そんな状況の中なのですが、日常生活は続いているのです。12月からまたアトリエでの仕事がスタート、毎日の仕事リズムに慣れて来た感じです。日本から帰国して約三週間なのですが、もっと経った気がします。そしてアトリエの入り口に貼ってあったポスターが目を引きました。トルコの伝統アートを一気に集めたコンクールで12月31日が締め切り。エブル部門もあり、三位までの入賞者には賞金が出ます。実はこのコンクール「未来の職人達」(直訳)」というタイトルで2014年に私も応募しその時、審査員の一人が師匠でした。審査中に私の作品が物議をかもしたらしいのです。作品はバラの花で、バックが墨流しでした。審査員の一人が「こんなんエブルちゃうやん!」と言って一蹴したらしいのです。審査中は無言でいなければいけないらしいのですが。。。笑。審査を終えて帰って来た師匠が「みきの作品、選ばれへんかったで。異文化を認めるキャパシティがないから、コンクールには出品せずに自分の個展を開き。」と言ったのは有名な話?(これ昔に書きましたっけ?)です。笑。忘れてしまった。笑。で、そのターニングポイントになったコンクールなんですね。今年のお題は「メルハメット」日本語に訳すと「慈悲」。。。エブルで慈悲をどう表現するのか?すごい考えてしまいました。で、師匠に今回もコンクールは出来レースかと聞いたところ、「審査員見たらわかるやろ。ま、でも自分の為に応募してみたら?誰かと勝負するんじゃなくていつも自分との勝負やろ。」と言われました。う〜ん。ということはどれだけ頑張っても賞は取れません。苦笑。ということは賞金も取れません。結局、自分との勝負か〜。というわけで、自分と勝負することにしました。「慈悲」すごく仏教的な言葉で、私の中で「慈悲」がどう表現できるのか考えてみようと思います。そして今回は異文化を認めるキャパシティのない審査員にわかってもらえるのかどうか。笑。その点も踏まえて考えてみます。パシャもテロ続きで何だか涙目です。。。ま、そんなに考えてる時間はないのです。締め切りが迫っているので、急がないと〜。師走ですもんね。
2016.12.18
コメント(0)
こんにちは。大阪に約三週間帰って、イスタンブルに戻ってきました。イスタンブルは大阪よりも寒いです!帰国中は色んな方にお世話になり、ありがとうございました。今回も温泉に体験に出店にワークショップにと、めまぐるしい毎日であまり記憶が定かではありません。苦笑。しかも今回は日本の携帯電話を忘れるというあり得ないミスを犯し、それに気づいたのが飛行機の中という。。。日本での連絡は家にいる時のネットだけ。これじゃイスタンブルに居る時と何ら変わりがなく、誰かと会う時もあらかじめ日と時間と場所を決めておき、変更は一切無し!という昭和時代のような状況になってしまいました。本当に皆様にはご迷惑をおかけしてすみませんでした!とにかく無事に三週間電話無しで乗り切りましたが、つくづく物忘れって怖いなと思いました。免許も更新できたし、またまたゴールドで5年後の切り替えになりました。ま、運転してないのでそれも当たり前なのですが。。。三週間経ってイスタンブルに戻って来た時のパシャの反応ですが。。。嬉しさ?のあまり落ち着かなくて、私の後ろをずっと付いて回っていました。いつでも付いて回ってはいるのですが。笑。それでもいつも以上のストーカーぶりを発揮していました。その日の晩は何故かモデムの上に乗って私の寝ているソファーの真向かいから私が寝ている姿を監視。寝込んでしまうとソファーにやって来て、寝ている私の寝込みを襲い、ほっぺたを噛んだり舐めたり大変でした。挙げ句の果てに興奮して1センチほどほっぺたを縦に引っ掻かれました。。。痛かったです。見つめる表情が何となく切ない?パシャです。笑それからも寝る時は私についてきて一緒に寝ているのですが、晩の2時半頃と朝方5時半から6時の間くらいにやっぱり起こされます。しかもネコマフラーとなって顔面に覆い被さって、噛んだり舐めたり爪を立てたりとやりたい放題です。三週間。パシャには長かったんですよね。今もお腹の上に寝ているパシャです。パソコンが打ちにくくて仕方ないのですが、だっこしたまま書いています。ただいま、パシャ!
2016.12.04
コメント(0)
こんにちは。寒いです、イスタンブル。とうとう我が家もカロリフェル(セントラルヒーティング)をつけました。今までの家にはカロリフェルはなかったので、一体どんなものかと興味津々だったのですが、つけてみてビックリ!家が温かいんです。部屋じゃなくて家全体が温かいので、帰宅したときが一番幸せな気分になれます!引っ越してよかった〜〜!今年は寒さとも、おさらばなのですが本格的な冬が来る前に日本に一時帰国します。みなさんもお気づきでしょうが、私の故郷は大阪なのです。パシャもトルコの人達も私が訳すと大阪弁になります。。。そして大阪府堺市のハーベストの丘という場所で開かれる「フリーフェスティバル8」というハンドメイドのイベントに初出店させていただく事になりました〜。急遽決まったことなので、あまり準備もできていませんが、エブルの商品を持って帰るので、よかったら関西圏にお住まいで11月12日の土曜日空いてる、というお方は是非、ハーベストの丘に遊びに来て下さい〜!!ハンドメイドのエブルの紙バックです。とりあえず全てが手作りなので大量生産はできませんが、約3週間前から製作にかかり、スカーフやノートなど、こつこつと作っています。イベントに参加することになったのはほんの、3日前で(笑)商品が少ないので今最後の馬力で頑張っています。皆さんと会えることを楽しみにしていますので、足を運んでいただければ嬉しいです!では11月は日本で会いましょう〜!
2016.10.30
コメント(0)
こんにちは。イスタンブルはすっかり寒くなりました。以前のブログでは断水事件をかきましたが、そのすぐ後に実はパシャが行方不明になっていたのです。あれは水が来た次の日のことでした。パシャは毎日午前2〜3時の間に私を起こしキャットフードを食べ、二度寝して次は午前5時頃に庭に出て行くのが日課なのです。私もパシャを庭に出した後、二度寝するのが普通なのですが帰って来ると起きてドアを開けていました。ところが、その日、何故がグッスリ眠ってしまいパシャが帰って来たのに気づかず起きたら8時でした。慌ててドアを開けるもパシャの姿は庭には無く、一度戻って来た証拠に窓に置いてある石がバルコンに落ちていました。アトリエに出勤する時間になってもパシャは帰って来ず仕方なくそのまま仕事に出ました。一日中気になりながら仕事をして帰って来てもまだ庭に姿はありませんでした。待てど暮らせどパシャは帰って来なくて、夜の11時半くらいに耐えきれずに探しに出かけました。それでも見つけられず、その夜は眠れませんでした。朝が来てもパシャは来ず。。。これは絶対に道に迷ったに違いないと少し絶望に襲われました。待つしか無いとは思いながらも、帰って来れるかどうかと不安になりました。そんな気持ちのまま、アトリエに行きネコ達にキャットフードをあげるため、名前を呼びながらふと屋根を見上げると。。。あれ??あのネコ、パシャにめちゃくちゃ似てるなぁ。。。え?パシャ?????????パシャ〜!!!!叫ぶとパシャも私を見ました。目が合って、パシャも私を認識しました。パシャ、ガレージからおいで!!と叫びながら私も坂を上がってガレージへ。ガレージに入るとパシャも走って来ていました。感動の再会シーン!胸には飛び込んできませんでしたが、何とかパシャを捕まえ抱き上げアトリエでしばらく落ち着かせました。完全に拗ねていて、いつもはよりつきもしないシェイマの膝に乗ったりしています。アトリエのケージを持って来てシェイマと二人掛かりでそれにパシャを押し込みました。何とか二回目で成功しました。家に連れ帰るとパシャは部屋をにおいまくり、キャットフードを食べ、トイレをすませてソファーに横になった所で私はアトリエに戻りました。ゆったりネコ開きでくつろぐパシャ。夕方家に帰ってもパシャを庭には出さずに反省を促し、次の日の朝も出しませんでした。ようやく夕方からまた庭に出てもらいました。パシャも懲りたのか、あの日以来、遠くには行かずにいつも庭の近くにいるようで毎日ちゃんと帰って来ます。パシャも一睡もできなかったのでしょうね、あの夜は。私も眠れなかったし。。。パシャに、もしカメラがついていたらどんな経験をしたのかがわかったかもしれませんね。私たちが思うよりもネコ界も大変なんでしょう、きっと。。。。それにアトリエにいたのにもビックリしました。どうしてアトリエに辿り着けたのか?私のニオイがあったのでしょうか?それとも近所のネコに聞いたのでしょうか?本当に不思議です。でも、何よりパシャが無事に発見されて本当によかったです!!
2016.10.20
コメント(0)
全454件 (454件中 1-50件目)