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爆殺拳オルガ:野外で寝るときはメガネをかけたまま。ローズ・ローザ:寝る時は必ず植物に警戒させている。アルケイド・ギャノン:野外では熟睡できない。FalloutNewvegas第26話「モハビとキャピタル」あたしはわざと浅い眠りでいられるように座ったままの姿勢で眠った。外で眠るときは熟睡してはいけない。どうしても熟睡したい場合は誰にも見つからない場所でなければ駄目。アルケイド先生にはゆっくり休んでもらうために熟睡してもらってる。ロロはというと…カバンから鉢に入った植物を取り出してさっさと熟睡してしまった。『この子に見晴らせますから大丈夫ですよ~』と言ってたけどあたしは何かあった時の為にすぐに動ける状態でありたい。ウトウトとしながら朝を迎えた。万全の状態ではないけれど疲れは十分に取れた。今日はヘリオス1を目指しその先にあるノバックで泊まることになると思う。「おはようございます~…」そう言うとロロは白衣を羽織ってカバンの中から緑の液体が入ったビンを取り出す。ホンの少しボトルのキャップにそれを入れ口に含む。しばらく口の中で液体を動かした後に外に吐き捨てた。「うがい…かな?」その後ロロは例の粉を撒いていた。あたしはもうロロは粉を撒く人として認識する。あの行動をいちいち気にする必要もなさそうだし。「は~いご苦労様です、ご飯食べてゆっくり休んでててください~」鉢植えの植物に話しかけるとロロは花に肉片を近づける、すると植物は蔓を伸ばして肉片をつかみ花へ持っていった。「あのロロ?それなあに?」「ウィップちゃんですー!ロロが作った植物型のペットなんですよ?一応犬くらいの知能はあるのです~」「え…?」ペット?でも植物って脳も何もないし…「合成生物なんですよ~。ウィップちゃんは犬っぽいですけど他にも色々いましてぇ~…人型のヒューちゃんとかも」「ヒューちゃん!?それって人間と…」「あ、オルガさん。アルケイドせんせいが起きますよ」なんだろうこの感覚。危なっかしいというのだろうか?何かのきっかけで暴走が始まればとんでもないことが起きるような…「うう~ん…朝か。毛布が臭くて寝れないと思ったがモルモンフォートのバラモンに比べたらマシだったな。どうしたオルガ?珍しく真剣な顔じゃないか」「先生起きての第一声がそれ?…いいけど。ねぇ先生、ちょっと…」あたしは先生にロロのことをどう思ってるか耳打ちで聞いてみる。「…確かにお前が不安に感じているのは解る。研究者という人間は理解できない者にとっては不気味に見えるものだ。いつの時代もそうだ、モルモンフォートの人間も外から見たら不気味なのかもしれんぞ?……まぁ、とあるファシストの民兵団の研究者じゃあるまいし過剰に警戒する必要もないだろう。ローズ・ローザは我々に好意的なのは間違いない。俺は人を見る目はある方だと自負している」「そだね…」ロロは悪い子じゃないことは解る。モルモンフォートでの評判も良かったし。モハビはずる賢い奴も多いから騙されて利用されてとんでもない事をさせられるとも限らない。ロロの居たキャピタル・ウェイストランドはここよりもずっと荒廃していて危険生物やフェラルグール、スーパーミュータントで溢れかえっているところらしい。そんな所で生き抜いてきたのだから逞しいのは確かだろうけど、人間同士の騙し合いには慣れていないかもしれない。モハビは危険な地域に近寄らなければそうそう危険生物に襲われることはないし、スーパーミュータントもほとんど見たことがない。フェラルグールだってそうだ。モハビでは狡猾で邪悪な人間が多い。強くても狡くなければ生き残れない。ロロは純粋だからそこが心配…姉妹があと二人モハビに来てるらしいけどロロに似ているのだろうか。「どうしましたオルガさん?」ロロが顔を覗き込んでいた。あたしはなんでもないよといってカバンから缶詰を取り出す。あたしたちは缶詰の朝食を済ませて188交易所を出た。南に南に進んでいく。「おっ」空に伸びる背の高い建物が見えてきた。あれがヘリオス1、前にも一度見た事がある。まだまだ距離はあるけれど目標が見えてきたのは気分的に楽。あたしたちは少し早足になってヘリオス1に向かっていく。「流石にNCRの見張りがそこそこいるな。このアポカリプスの白衣を見せれば拘束はされないだろう」アルケイド先生が言った。「ヘリオス1は発電所なんだっけ?」「そういうことになってるが実際の所は不明だ。中にいる同士イグナシオ・リーバスに聞いてみよう」そう、あたしはエミリーの用意したPIP-Boyをジュリーの依頼でヘリオス1のイグナシオに届けに来たんだ。何かに乗って移動すれば早かったんだけど…それを置くところもなければ管理する人間もいないのでアポカリプスには今のところない。バラモンに荷台を引かせて移動する人もたまに居るけどあたしの所属するモルモンフォートにはそれすらない。そういえばロロは姉妹でモハビに来たと言ってるけど…何に乗ってきたんだろうか?「そういえばさ、ロロ達ってどうやってモハビに来たの?」「飛んで来ましたよ~ベルチバードで」「ベルチバードだって!?」ベルチバードという言葉に反応するアルケイド先生。「どうしてそんなものを持ってるんだ?」「修理したんですよ~キャピタル・ウェイストランドにはエンクレイヴのベルチバードが結構残ってたのでそのうちの一台を修理してロロたちが貰いました」「どういうことだ?少し詳しく話してくれないか?…そのキャピタル・ウェイストランドで何があったかを」「いいですよ~ロロの知ってる範囲でお話します~」キャピタル・ウェイストランドでロロが何をしていたかは少し聞いたけど、そこでどんなことがあったのかは知らない。あたしも興味がある。「えっとですね~どこから話したらいいのでしょう…あ~じゃあVault101の悪魔が現れたところからで」「Vault101の悪魔だと!?」「Vault…」ロロは話し始めた。Vault101から出てきた男、頭脳、運動神経、知識、あらゆる才能に恵まれていたが人格は壊れていた。全てを破壊し全てを殺し全てを作り変え支配しようとした。キャピタル・ウェイストランドの人々はVault101の暴虐に怯えた。従わないものは全て殺された。そして男はキャピタル・ウェイストランドの一つの街を完全に消滅させた。核を使って。男だけでなく、キャピタル・ウェイストランドにはほかの驚異があった。人間を襲うスーパーミュータントに水の浄化施設を乗っ取り支配を始めようとしたエンクレイヴ。立ち向かったのはリオンズ率いるBOSとレギュレーターと呼ばれる自警団。そしてそのどちらにも味方しない傭兵集団タロン社。消された街メガトンの出身者のある少女はVault101の男に立ち向かったが卑劣な手で敗北し生死の境をさまようが、様々な人と出会い成長し協力し人と人をつなげBOS、レギュレーター、タロン社は一丸となりエンクレイヴとスーパーミュータントと戦った。成長した少女はついにVault101の男を打ち負かし驚異からキャピタルウェイスト・ランドを救った。エンクレイヴは連合軍の活躍で壊滅、スーパーミュータント軍もジェネラルと基地を破壊され勢いを失い徐々にその数を減らしていった。水の浄化施設を取り戻したキャピタル・ウェイストランドは少し平和になりメガトンは復興を始めた。と、いうことらしい。「そんな事があったのか…やはり連中は何年経っても変わってなかったのだな」「ふ~ん…すごいことがあったんだね」……あれ?でも今の話にロロたち一切出てこなかった?例のマザーも。話したくないのだろうか?キャピタル・ウェイストランドでの事だけを抜き出して話しただけで意味はないのかも。「話に出てきた少女ってロロの知り合いなの?」「そーですよー姉妹なんです~、ちょっと喧嘩したこともあったんですけど~、今ではすっかり仲良しです。あっちの新しい街で頑張ってます」「へ~…姉妹はみんな仲良しなの?」その質問にロロは一瞬顔色を変えた、だけど直ぐに元通りニコニコ笑顔に戻った。「そ~ですね~…ちゃんとした姉妹は大体仲良しです~」「ちゃんと…した?」父親が違う姉妹がいてその子らとは仲が良くないとか?あんまり深入りして聞くことじゃないけどあたしは勢いで言ってしまった。「マザーから生まれたのは同じなんですけど~ナンバーズはロロ達とは違うのです~。だから家族とか思ったことはないのですー」「へ、へぇ~そうなんだ…ロロの姉妹は何人いるの?」「今は~…ロロ、ルナ、メロディ、リア、ローレン、アンナ、エリカ、エレナの8人です~…ずいぶん減ってしまいました~」「え!?8人て多い方じゃない!?」「でも…一番多い時の10分の1くらいの人数なんです…」8人まで減った!?一番多い時の10分の1!?いやいやいや…80人以上の姉妹とかありえないっしょ!…きっと孤児とか合わせての人数なんだ。まぁそれでも80人から8人まで減ったのは悲しいね。「それだけの家族を養っていたのか?大したものだ…」アルケイド先生はロロの姉妹の人数には驚かずにそう言った。多分あたしと同じで孤児とかの集団と思ってるんだ。あたしたちはロロとキャピタル・ウェイストランドの話をしながら進み、ヘリオス1に続く道に入っていく。「あっ!」古びた看板の影からブロートフライが飛び出した。あたしはパワーフィストを構える。ブロートフライはそのままあたしたちの前を通りすぎていった。「!?」通り過ぎたと思った瞬間ブロートフライは高速であたしの後ろに飛んでいく。振り返るとロロのカバンから大きな口を持った植物が飛び出しブロートフライを飲み込んでいた。「あ~ウィップちゃんの朝ごはんまだでした~」大丈夫なのかなあの植物…あたしたちはヘリオス1にたどり着いた。アルケイド先生がアポカリプスの使徒ということを門番のNCR兵に伝えるとあっさり通してくれた。中は薄暗かった。発電施設だけど稼働率が低いので節電してるということだった。あたしたちは複雑に入り組んだ通路を進み階段を上がって下がってようやく奥の部屋にたどり着いた。そこには色眼鏡をかけたヒゲの胡散臭い中年男が立っていた。続く
Sep 30, 2013
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ベガスのヒロインズ並べてみました。カサンドラとオルガ。二人がどのように出会い関係はどうなるのか。
Sep 21, 2013
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爆殺拳オルガ:モハビはそこそこうろついている。ローズ・ローザ:モハビは初めて。人探しの他に何かしようとしてるようだが。FalloutNewvegas第25話「188交易所」エミリーの頼みでヘリオス1にいるアポカリプスの使徒イグナシオ・リーバスに荷物を届けることになった。あたし、アルケイド先生、ロロはキャンプマッカランの横の道を歩いてる。この辺はNCR兵が沢山いるから治安は良い、バラモンを連れた行商人もここまでくれば安心するって言ってたしね。「あれ?」ロロが歩きながら粉のようなものを落としているのに気がついた。「ねぇロロ、粉みたいなのがカバンから落ちてってるよ?」「あ~気づきましたぁ?わざとなんです~これが何かはまだ秘密なのですよ~」「ふーん…」植物の種だろうか?ロロはモハビが砂漠なのを気にしてたし、東のキャピタル・ウェイストランドの畑や緑化にもかなり力を入れていたみたいだし植物関係の粉だと思った。「妙な物を撒いてモハビを地獄と化すのはやめてくれよ?リージョンや奴隷商人、ジャンキーがはびこってる現状よりも善良な人間が生きにくいモハビはまっぴらだぞ」アルケイド先生はメガネのズレを直しながらため息をついた。「ロロには~大きな大きな夢があるのです。きっとマザーも喜んでくれはずです」「大きな夢ね…あたしにはそういうのないから羨ましいかも」「マザーというのは文字通り母親の事かローズ・ローザ?」アルケイド先生がロロに聞く。「そうです~3年前に死んでしまったのです…でも大きな事をすればきっと生きていたら喜んでくれると思うのです。マザーの誇れる娘になりたのですー他の姉妹の誰よりも~」「そっかぁ~…」あたしはお母さんとお父さんの事なんて覚えてない。気がついたらフリーサイドにいた。あたしのお母さんはどうしてるんだろうか?もう死んでしまったのかな?お父さんはどんな人だったのかな?あたしは捨てられたのかな?「俺も親を亡くしていてな…特に父を失った時はどうにかなりそうだった」アルケイド先生がぼそっと呟いた。あたしは知ってるからロロに言ったのだろう。「そうだな…父はもういないが父が生きていたら喜ぶことをしてやりたい。まぁ…今いなくても父の息子であることを忘れて愚かな生き方はしたくないな。オルガの実の両親はわからないが育ててくれた人がいただろう?その育ての親の影響でお前はフリーサイドを良くしようと考えるようになったんじゃなかったか」「うん」「正直言うと父は立派な人間だったが父の所属していた組織は立派とは言えなかった。だからと言って俺は父が間違っていたとは少しも思わない。今の俺があるのは間違いなく父の影響さ」それを聞いてロロは微笑んだ。「わぁ~同じですー!マザーも~とっても素晴らしいお方でしたけど関わった組織とかはロロ的にどうかなーと思うのばかりだったんです!でもマザーの事は大大大好きですし~今のロロがあるのはマザーのおかげなんですー!!」「ははっそうか。案外どこかで繋がってるのかもしれないな?ローズ・ローザの母親と俺の父が」「そーかもしれませんね~」初めてロロとアルケイド先生が会った時は仲良くできるか心配だったけど大丈夫みたい。「あ、そーだアルケイドせんせい。これあげます~ロロの特製サプリなんです」そう言ってロロは小瓶から緑の粒を取り出した。確かあたしも貰って飲んだ。「これは?」「これは植物から作ったもので~病気とか色んなものから守ってくれます~!効力は大体10年くらい持つのでぜひー」「そうか、医者の不養生と言われてはアポカリプスの活動にも支障を来たすからな、頂いておこう。お前の植物学の知識は信頼できる」キャンプマッカランの横道を抜けたあたし達は街道を南東に進む。南西はスローンという採石場の近くの街があるんだけど今はデスクローの群れが住み着いてどうにもならないらしい。デスクローに追いつかれないほどの速さの乗り物がなければ近寄るべきじゃないと言われた。更に南東に進むと「ヘンダーソン」と表記された看板が見えた。この辺りにはたまに来る。アポカリプスの前哨基地もあるし、ガンランナーの商人や行商人、農場で働いてる人が住んでいる地域でNCRの兵の数もそこそこいる。あたしたちはここで休憩することにした。「さてどうするオルガ?このペースで行くとヘリオス1にたどり着くのは真夜中か朝方だが?」「うーん…エル・ドラド・ドライレイクまで行ってそこで朝を待とうかと。確か行商人もそこで休息をとるから何かあるでしょ?」「そうだな、188交易所もその前に通るから物資の補充も問題なさそうだ」「二人共このペースで大丈夫?もうちょっとゆっくり歩かなくていい?」「一応訓練は受けているんでな。…多少の筋肉痛は覚悟するが旅に問題はない」「私も全然平気です~姉妹たちと訓練の毎日過ごしてましたから~」二人とも研究者だけど体力は結構あるんだね。そうじゃなきゃ旅はしないよね。休憩もそこそこにあたしたちは街道沿いに南に進む。ボルダーシティーに続く分かれ道を通り過ぎ進む。ここから先はヘリオス1までほぼ一直線で迷う心配はない。188交易所にたどり着く頃には日が傾きかけていた。「思ったより時間かかったね…もうこの188交易所で朝まで待つほうがいいかも」「疲れを残すのは良くないからな。幸いここにはテントもあるようだ」「ロロはここでもいいですよ~」188交易所、ここにはNCRのトラックと廃材を集めて作った建物がある。立体交差の道路を屋根がわりに雨風よけに利用して商売してる者もいる。小さな村といった感じ。「寝る場所空いてるか見てくるね」「ロロも付いていきますー」「じゃあ俺はその辺の露天で必要なものを買っておこう。ここで待ち合わせだな」あたしは廃材で作られた建物に入っていく。カウンターが置かれて一応店としての形にはなっていた。「ようこそ188交易所に!何かお探しかな?」「どうも、寝る場所ってまだ空いてますか?3人なんですけど」「空いてるよ、バスを改造してつくったんだ。寝心地は最高とは言えないが野宿よりずっとましだろ?寝袋はもってるか?貸し出しもやってるぞ?トイレは道路の下の囲いだ、一応鉄板だから銃弾も防げるぜ。」「寝袋は大丈夫です」あたしは店を出る。寝床のバスは向かい側の道路だ。「オルガさん、あの子なんなんでしょうか~?気になります」ロロは下の道路を見て言った。指差す先に妙な物をかぶった少年の姿が見えた。何か売ってるのだろうか?「行ってみようか」「はい~」金属の輪っかのようなものを頭につけた少年は近づくと閉じていた目を開けた。「やぁ元気お姉さんたち」「君一人?両親は?」「パパとママは死んじゃったよ。薬をやめると時々二人が見える時があるけどね。もう一人ぼっちにも慣れたよ」「そうなんだ、それで何を売ってるの?」「物は売らないの、思考を売るんだ」「思考?」「そう、薬を抜けば頭にいっぱい入ってくる、聞こえてくるんだ。これが特別な才能だという人もいるけど僕にはわからない。僕はずっとこうだったからみんながわからないんだ。この頭に乗ってるのが薬さ、これをつけている間は聞こえないし見なくて済むんだ」「ん~?よくわかんないんだけど…」「簡単に言うとこれからどんなことが起きるかなんとなくわかるんだ。…自分以外のことはね。だからこんな商売をしてるんだ。どう?お姉さんたち聞いてみる?」「占いなの?」「ちょっと違うかな…誰にでも当てはまる確率じゃなくて本人を見て聞くからね」「へー…ちょっと聞いてみたいかも、いくら?」「100キャップだよ」高い!100キャップて!!でも気になるな、あたしの残りキャップは200だからどうしよう「ロロは払いますよ~見てくださーい」あっさり払うロロ、結構キャップ持ってるのかも。「じゃあ見るね………緑の洞窟。…とても喜んでいる。4人の女性があなたの周りにいる。そこで開放するんだ、大きな何かを。選択を迫られる、旗の下か自由か。それは未来へつながる希望、別れでもある。…予報は変化に注意だね」「面白いです~!オルガさんも見てもらったらいいです、キャップならロロが払いますよ」そう言ってロロはもう100キャップを少年に渡した。「メガネのお姉さんの事だね……明るい髪、黒いスーツ…対峙している。お互い譲れないものの為に争っている。大きな流れを起こしている、色んな人を巻き込んで…ブルとベア、ロボットの争い…燃えている熊?白い足の部族?戦っている…予報は血時々火に注意」うーんよくわからない。誰かと争うことになるのかな?予報者の少年と別れあたしとロロはアルケイド先生との待ち合わせ場所に行く。「寝る場所は確保できたのか?買い物は済ませておいたぞ」「3人分は空いてるって。あそこのバスの中だよ」「思ってたよりはまともなようだな。少なくとも流れ弾に当たって死ぬなんてことはなさそうだ」続く
Sep 16, 2013
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カサンドラ:体力には自信がある。フルマラソンも平気。ダーモット:夜目が利く他に嗅覚と聴覚にも優れる。FalloutNewvegas第24話「スタン・リー」カサンドラとダーモットを乗せたイリオス号はプリムから南下、ハイウェイのラッドスコルピオンを跳ね飛ばしニプトンへ向かう。「リージョンの旗が立ってますね」「へぇ~サーチライトからまた随分西に攻め込んできたわね」イリオス号はニプトンに入る手前の道を曲がり線路沿いに進んで南の山間部に続く道を走っていく。「あん?」イリオス号の後部座席、カサンドラの目の前の操作パネルのモニターに三つの生物反応があった。「人型ね、どうせ強盗だろうからまとめて吹き飛ばすわよ」「了解」ダーモットはイリオス号を停止させハンドル横のスイッチを押す。後部のロケットランチャーが上を向く、そこから3発のロケットミサイルが発射された。上空に打ち上げられたロケットミサイルはロックオンした人型に向かって飛んでいく。物陰に隠れていた男たちを吹き飛ばした。「あ、一人まだ生きてるわ!」カサンドラは操作パネルでミニガンを起動させる。銃身が回転し大口径の弾が高速で連続発射される。這い出てきた強盗風の男は肉片を撒き散らして仰向けに倒れた。イリオス号を発射させるダーモット、ハイウェイの残骸をバンパーで蹴散らして進む。カサンドラはそれを見て舌打ちをする。「ったく…NCRは数だけは沢山いるんだから街道の警備くらいキッチリやっとけっての。リージョンは金払いはいいけど男しか認めないからクソだわ」日が落ち、辺りはライトなしでは歩けない程の暗闇に包まれる。だがダーモットはイリオス号のヘッドライトも付けずに運転をしている。彼の目は暗闇でもハッキリ見える。そのまま走り続けるイリオス号、岩山に囲まれた平屋の建物の前に到着した。「おーい!来てやったわよ変態博士!!」カサンドラが叫ぶと扉の前のモニターがついた。そこには無精ひげの色付きメガネの痩せこけた男の姿が。「大きな声を出さんでも監視カメラから見ておるわ!ロックは解除したからさっさと入って来い」電子ロックの扉が開かれカサンドラとダーモットは平屋に入る。中はジャンク部品にコンピューター、作りかけのロボットに薬品、工具が散らばった机。その中心に男は居た。「適当に座れ。で、今日は何の用だカサンドラにダーモット」「実は西の道が封鎖されてまして…しばらくここを拠点にしたいのですがよろしいですかスタン・リー博士?」「厚かましい奴らだな。でもまぁ人手は足りてないし仕事をやるならいつまででもいてくれていいぞ?」スタン・リーは猫背で歩きながらコーヒーをすする。ボロボロの白衣からタバコを取り出して火をつけた。「リージョンからたんまり仕事が来ていてな。オートドクターの作成に新兵器の開発、優秀な医者探し、ブーマーへの接触、NCRのキャンプ襲撃、Mr.ハウスの正体を探れだの…」「はぁ…しかし何故博士の所にそんなに仕事が?」「ワシの所にだけというわけではない。他にも声をかけている、達成できた者に報酬をやるってだけだろうよ。ワシは新兵器とオートドクターの作成に忙しいから他をお前たちでやってくれないかな?」「お嬢様どうしましょう?」ダーモットはソファーで足を組んでベノムキャセロールをほうばるカサンドラに聞く。「そうねー…優秀な医者探しって…スタン博士じゃ駄目なの?それならほかの誰かを誘拐よね?めんどくさいけど一番簡単そう。NCRのキャンプ襲撃は楽しそうだけどこれやるとNCRに目をつけられるしね…」「医者探しの理由は分からんがワシじゃ駄目らしいぞ。信用されてないのか他に理由があるのか…まぁ無理にリージョンの仕事をしなくてもワシ個人の仕事をしてくれてもいいんだがな」「スタン博士個人の仕事?」カサンドラは二つ目のベノムキャセロールにかぶりつく。「ブラザーフット・オブ・スティールのエリヤという人物を探して欲しい。できれば連れてきて欲しい。どうしても無理ならこの保存容器に頭部を入れて持って帰ってきてくれ」そう言うとスタン・リーは金属の円柱状のケースを机の上に置いた。「つまりぶっ殺してもいいけど頭は潰すなと?」「そうだ、彼の得た知識が欲しいのだ。噂の天才の知識がな!」「BOSか…前はエンクレイヴの科学者を探してなかったっけ?もうやめたの?」「もうエンクレイヴの科学者を探すのはやめた。NCRのエンクレイヴ狩りに巻き込まれるのも面倒くさい。それに奴らの生き残りがいたとしても正体は明かさんだろうしな」「ふーん…じゃあエリヤって奴を探すわ。そのついでにMr.ハウスとか医者とか探してきてあげる。ベガスから帰ってきたばかりだけどモハビで退屈しないのはあそこくらいだしね」「やってくれるか。それじゃあイリオス号の整備をしておいてやろう。代わりにワシのサイドカーを貸してやるからそれでベガスに行くといい。エナジーウェポンやら使えそうな部品あったら持って帰ってきてくれないか?」「いいわよ」「サイドカーの他にこれを持っていけ、探索をするなら便利だぞ」スタン・リーは床に置いた金属の箱からPIP-BOYと剣のようなものを取り出した。「このPIP-BOYはカサンドラお前にやる。こっちの試作型フォトンソードはダーモットに」「PIP-BOYって珍しいじゃないの。コレどうしたの?」「あっちの研究室に転がってる男からいただいのさ腕を切断してな。おかげで取り外し方やら何やらを理解することができた。黙って渡せばいいのに全く…」「博士、これはいい物をいただきました。お嬢様のサポートに役に立ちます」ダーモットは目を輝かせてフォトンソードを手に取る。彼は銃だけでなく武器を使った近接戦闘も得意で中でも剣技に優れていた。その腕前はガンランナーから買った刀一本でレイクルーク3匹を無傷で切り捨てるほどである。「で、腕を切断した奴はどうするの?いつものようにアレ切り取ってポイ?」「もちろんコレクションに加えるがあの素体は中々いいものでな、実験に使うとするよ」スタン・リーのコレクションとは、捕まえてきた男の性器を切り取り薬品につけているものでその数は50を超えていた。ラベルには顔写真に年齢、特徴などが書き込まれている。「その変態趣味がなければ科学者として成功してたんじゃないの?」「何を言うか!これはやめられん!!やめるくらいなら成功などいらんわ!!」「ちん○ばっかり集めてどうしようってんだか…」「エリヤを探すならまずはヘリオス1を調べてくれないか?あの場所にBOSは執着していたみたいなのだ。PIP-BOYに場所は入力してある」「ヘリオス1ねオッケー!じゃあ明日からさっそくエリヤ探しね。ダーモット、ワタシの着替え持ってきてシャワー浴びたいから」「承知致しました」翌朝―バイクにまたがるダーモット、補助席に座るカサンドラ。「んじゃヘリオス1に向けて出発!」「はい」続く
Sep 13, 2013
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新キャラのカサンドラのイメージ画です。年齢は18歳なのです。甘いものと勝負事が大好き。八極拳の使い手です。
Sep 12, 2013
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FalloutNewvegas第23話「イリオス号」モハビの砂漠を疾走する黒い金属の物体。砂埃を巻き上げ爆音を撒き散らしナイトストーカーよりも速い。ウェイストランドでは珍しい乗り物『車』であった。モハビでは時々NCRがトラックで移動する姿を見かけたが、それは無骨な軍用トラックで今砂漠を疾走しているようなものとは程遠い。その車は全面に物体を弾き飛ばす用の大型バンパーを取り付けてあり、車体の底には隠すようにマシンガンが取り付けられ、後部にはロケットランチャー、天井にはミニガンが取り付けてある。「もっともっと飛ばしてよダーモット!」「承知致しましたカサンドラお嬢様」ダーモットと呼ばれた男は髪は黒いスーツに七三、口ひげを蓄えた筋骨隆々の中年。カサンドラと呼ばれた女はオレンジ色の髪を螺旋状に巻いて耳の後ろで二つにまとめている。歳は十代後半。ダークブルーのドレスを来ている。アクセルをさらに踏み込むダーモット。ハイウェイの傍らで火を炊いてギターを弾いていた男は車が猛スピードで通り抜けたの見て驚き座っていた石から滑り落ちた。「あはははは!見たあの顔!?」カサンドラは足をばたつかせ飛び上がってて大笑いする。Xの字につけたシートベルトのベルトが伸びた。「あ、あそこにパウダーギャングが歩いてる!跳ね飛ばそうよ!!」「承知致しました」唸りを上げる車。ハイウェイを歩いていたパウダーギャングの四人に迫る。「なんだっ!」「車だと!?」慌てふためいて動けない四人、それを見たカサンドラは笑みを浮かべる。「いけええええ!!このイリオスの餌食にするのよ!!」「ぐあっ!」バンパーに直撃する四人、上空高く跳ね飛ばされ地面に叩きつけられる。その様子をカサンドラは車の後部窓から眺めていた。「いいいわあああ!!いいぶっ飛び具合よ!!」「お嬢様、イリオスが汚れますのであまりこういった遊びは控えましょう」「血に飢えてるのよ!!ベガスでボロ勝ちしてテンションが上がりっぱなしなのよ!!キモイ仮面カジノやエロ下品なカジノ、カッコつけの古臭いカジノ、貧乏臭いカジノ、全てに勝って気分がいいのよ!!特に貧乏臭いカジノで汚いフードの包帯女から1000キャップむしり取ってやったのは気持ちよかったわ!!」「あれは見事でしたね」イリオス号はハイウェイを南下、ノバックに到着する。「相変わらずパッとしない所ね~用事済ませたらさっさと行くわよダーモット」「はい」ダーモットは12、7mmピストルの弾倉を確認して車を降りる。カサンドラはシートベルトを外して後部座席から身を乗り出し、助手席のダッシュボードを開ける。そこにはファンシーラッドケーキが入っていた。「このクソ甘いのがクセになるのよね!!あークアンタムと合うわぁ~」カサンドラはケーキとヌカコーラ・クアンタムを平らげる。木箱に弾薬と核分裂バッテリーを入れてダーモットが戻ってきた。「ただいま戻りましたお嬢様」「うん、じゃあさっさと行くわよ!」「その事なんですが…西の道路が閉鎖されてるいるとのことです。西から来た行商人がそう言ってました」「なによそれ!帰れないじゃない!!わざわざ遠回りしてベガスからここまで来たのに…南からの迂回ルートは?」「そっちは大丈夫ですがそれですとお嬢様お気に入りの商店に寄れません」「なんですって!!ファンシーラッドケーキの買いだめが…じゃあせめてプリムに寄ってババアの『ベノムキャセロール』を買うわよ。西の道路が開放されるまで変態博士の所に泊まらせてもらうのはどう?ニプトンからずっと南に行ったところにいたでしょ?」「スタン・リー博士の家ですね。プリムに寄ると明日になりますがよろしいですか?」「いいわよ。ダーモットは夜目がきくからそのまま夜走らせてもいいよ?ワタシのことは気にしないで」「承知致しました」イリオス号はノバックから出ていく。ハイウェイを西に進み、途中レイダーを跳ね飛ばしミニガンで蜂の巣にした。ミニガン捜査は後部座席のカサンドラが行った。ニプトンの前を通りがかった時に煙が上がっているのを見つけた。カサンドラとダーモットは気にせずそのままニプトンの前を通りすぎていった。更に走り続けるイリオス号、陽が西に傾きかけた頃にプリムの近くの廃墟に到着した。「あんまり近づくとNCRがうるさいからね」「そうですね、ではお嬢様私がベノムキャセロールを買ってきますので」「よろしくー」ダーモットがプリムに向かったあとカサンドラはイリオス号から降りて廃墟の中を歩き回っていた。金属の箱の中に雑誌を見つけ、それを広げる。「ちっ!ポルノ雑誌か。もっと面白い本ないのかなー」カサンドラが探索に夢中になっている間に廃墟にレイダーらが近づきつつあった。彼らは元部族のバイパー団である。「おいみろよ!あんなに綺麗な車があるぜ!」「動くんか?」スキンヘッドとモヒカンの男たちがイリオス号を見て言った。「まさか、今時動く車なんてNCRのトラックくらいしかないだろう」「いや、俺はこの前見たぜ?ベガスに向かっていくのを」9mmピストルとサバイバルナイフを構えて車に近づいていく。中には手入れされた座席と機械類が見えた。「おいこれ動くんじゃねえか!!」「やったぜ!!マヌケがここに隠したつもりだろうがいただきだぜ!!」イリオス号を眺める二人の後ろに影。「誰がマヌケだコラ」顔を引きつらせたカサンドラが立っていた。「あぁん!?」「んだテメェ!!」「ゴミカス野郎がイリオスによるんじゃない!!」「誰がゴミカスだ!!」「死んだぞテメェ!!」9mmピストルを構えサバイバルナイフを振り上げるバイパー団。攻撃を仕掛けようとした二人の目の前からカサンドラの姿は消えた。「ぐえぁあっ!?」9mmピストルの男の腹にカサンドラの右拳がめり込んだ。数メートル後方に飛ぶ。カサンドラは左足に体重をかけ、体を沈みこませながら右足を前に出し、着地すると同時に右足をひねり込み重心の移動に加速を付け右拳を突き出したのだ。中国拳法八極拳の基本技の一つ『冲捶』である。「このアマ!」「破ッ!」左足を進め体を水平に振りつつ前に出した足をひねり込み加速をつけて横殴りの拳で打った。これも八極拳の基本技の一つ『馬歩横打』である。サバイバルナイフの男の横っ面にカサンドラの左拳がヒットする。男はそのまま受身も取れず弾丸のように頭を地面に打ち付けた。「脆いわね~せめて3発は持ちこたえなさいよ!」動かなくなった男らを一瞥したカサンドラはイリオス号の後部座席に戻る。数分後、ダーモットが帰って来た。「ベノムキャセロール二つありました。お嬢様何か変わったことは?」「何もないわ。さぁスタン・リー博士の家に行きましょう」ヘッドライトを灯しイリオス号はニプトンの南に向かって走り出した。続く
Sep 11, 2013
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運び屋ヴァン:恐竜を見ても特にテンションは上がらない。メロディ:恐竜はどんな鳴き声だったのか気になっている。FalloutNewvegas 第22話「Come Fly With Me2」ディノバイト・ギフトショップ。恐竜の形の建物の入口にはそう書かれていた。俺はゆっくりと扉を開いた。「ディノバイト・ギフトショップにようこそ。俺は店主のクリフだ。ティラノサウルスのフィギュアが欲しいなら良い所に来たな、まだ少し残ってるぞ」くたびれたシャツを着た男が話しかけてきた。俺はざっと店内を見渡してみる。ポスターがあちこちに貼ってある。清掃は行き届いている。カウンターの上には沢山の恐竜のフィギュアが並んでいる。「やあ、俺はヴァンと言います、運び屋をやってます。オフィスのジーニーさんの紹介で見に来ました。ここは何を取り扱ってるんです?」「ジーニー様々だな!彼女の紹介ってなら値引きさせてもらうよ。取り扱ってるのは名物のティラノサウルスのフィギュアにレプコン社の見学ツアーの記念品ロケットとか色々さ」レプコン社?明日行く場所の名前だ。俺はクリフにロケットのことを聞いてみる。「ロケットの事?レプコン社が見学ツアーの記念品に配っていたものなんだ。小さなロケットの模型で中にキラキラした液体が入っててね。だけど問題が発生して配布は禁止となった、子供がヌカコーラと間違えて飲んでとんでもないことになったんだ。当時の新聞にも乗ってるぜ?大変希少なものだが一つウチにあるぞ」「他には何かありますか?銃とか食料とか」「あるにはあるぞ…クソ、だれもティラノサウルスを買ってくれない…」酷く落ち込むクリフ。1キャップでいいというので俺はティラノサウルスの人形を買ってやることにした。後はロケットの模型に9mmピストルの拡張マガジンに10mmピストルの弾、携帯食料と水だ。「ありがとうよ!」「ところでクリフさん、この街でチェックスーツの男を見ませんでしたか?」「ん?そういやそんな連中を見たってマニーが言ってたな。マニーっていうのはこの街を守っているスナイパーの一人でな、ディノバイト・ギフトショップのティラノサウルスの口の部分で見張っている。今の時間ならいるはずだ、そこの階段を上がって行きな」「どうも」俺はギフトショップの階段を上がっていく。扉を開けると赤いベレー帽をかぶった男にライフルを向けられた。「何者だ」「クリフさんから貴方に話を訊けと。貴方がマニーさん?」「堂々としてるな…俺がマニーだ。この街のスナイパーさ、恐竜の口からライフルの銃身を突き出して命中率は五分五分。そうじゃなかったらブーンの方だな。この街に近づく危なそうなやつは1キロ圏内に入ると潰す」ライフルを下ろすマニー。少し警戒を緩めたようだ。「ブーンも紹介してやりたいところだがあいにく今は喧嘩中でな。ところで何か聞きたいことがあるんじゃないのか?」「チェックスーツの男を探しているんです。奴に大切な荷物を奪われたんです」俺は感情を抑えてできるだけ興奮しないでそう言った。「あの男か…知ってるぜ。奪われたのはチップだろう?だがあいつが手放すとは思えない。だけど助けてやることはできるぜ?」「本当ですか」「ああ、だがこっちも問題を抱えていてな。協力してくれれば協力してやる」そう言うとマニーは小さなため息をついた。「俺はこの街が好きだ。ブーンと一緒にNCRを退役したあとここに住み着いた。ここが今の俺の故郷だ。ノバックを失いたくない、二度と故郷は失いたくないんだ。この街はジャンクを売って成り立っているんだが最近それもできなくなった。レプコン社のロケット発射施設が主な仕入先だったんだが今はグールの集団が占拠していて行けない。ノバックを守るためにはリージョンや外的からだけでなく経済的にも守らないといけないんだ」「俺はどうすればいいんです?」「とりあえずグールに出て言ってもらえばそれでいい。方法はなんでも構わん、俺は行けない、東に目を光らせておかねばならん。最近この近くの街ネルソンが落ちたからな」「わかりました、少し時間はかかると思いますが必ずロケット発射施設を開放させます」「ああ、良い報告を待ってるぜ」ディノバイト・ギフトショップを出た俺はノバックの街を少し回ることにした。マニーの言っていたようにノバックにはこれといって目立つものが無い。カジノも無ければ畑も少ない、商人の出入りは多いがそれはジャンク品の掘り出し物を探しに来ているのだ。ノバックはジャンク品の取引で成り立っていると聞いた。ロケット施設が使えないのは死活問題というのが良くわかる。そういえばモーテルを出た時に会った商人も仕入れ待ちだと言っていた。水も商人から仕入れているのだという。しかしジャンクだけではいずれ枯渇する…その時はどうするのか。何かを生み出すか何かの仕事を請け負うかしなければ先は長くないだろう。グッドスプリングスは豊富な水があるから畑も大きい、家畜も多く育てている。水目的でくる商人もいる。プリムはカジノとモハビエクスプレス。この二つがある限り潰れることはないだろう。ニプトンは風俗街だったらしいが今はもう無い。リージョンに破壊された。「ん?なんで俺は…こんな事を?」記憶を失う前の俺は何かをしていたのだろうか。例えば街おこし。運び屋だった俺は仕事熱心に街から街を走り回っていたのか?それにしては知り合いに会わなさすぎる。運び屋のビンスとベッキーは俺のことを知っていたようだが…俺はどこにいて何をしていたのか。『クーリエ・シックス』彼らは俺の事をそう言った。プリムでもその名前を聞いた。プラチナチップを運ぶ仕事の事を聞いた時だ。ヴィクターが選んだ運び屋の一人で仕事をキャンセルした奴が居た。そいつはリストを見て「クーリエ・シックスに間違いないか?」と言ったらしい。名前は『ユリシーズ』奴はどこにいるのだろうか。『ザ・ディバイド』これも頭に引っかかっている。『ユリシーズ』と『ザ・ディバイド』この二つについてはいつかはっきりとさせなければならない。俺は部屋に戻ってED-Eの姿を確認したあとベッドに転がる。もう明日までにやっておくことはないだろう。俺はED-Eに朝になったら起こすように言って目を閉じた。翌朝―モーテルの下にはもうメロディさんが立っていた。コートの下にはアーマーが見える。「おはようヴァン君!準備はOK?」「おはようメロディさん、いつでもいけますよ」ヒゲは剃ったし髪型も完璧だ。ベッドのおかげで疲れもない。続く。
Sep 8, 2013
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運び屋ヴァン:サルサパリラと酒をあわせて飲むこともある。メロディ:サルサパリラを生かしたパイができないかと考えている。FalloutNewvegas 第21話「Come Fly With Me」俺はメロディさんにプリムでの事、ルナさんの事を話した。「なるほどね~…じゃあ今頃はベガスかな?ベガスで集合だし」「メロディさんは行かないんです?」「すぐ行っても意味ないしね。頭脳派の私はこの旅人が多く出入りする街でしばらく情報収集することに決めたわけよ」メロディさんは頭脳派らしい。腰に手を当てて誇らしげに胸を張っている。「ここにいて何かわかりました?」「ま、色々とね。北にヘリオス1て発電施設があって、ノバックの近くにはロケット発射施設があってグールが沢山いる、NCRの優秀なスナイパーのおかげでリージョンはこの街に近づいてこないって事くらいかな?ロケット発射施設にグールが集まってると聞いてもしかしてと思って行ってみたんだけどね~…無駄足だったね」「メロディさん達が探している人ってグールなんですか?」「んー…そうなんだけどそうじゃないかもしれないのよね。声の感じが違ったし」どういう事なんだろうか?「確信は持てないと?」「う~ん…それを確かめにモハビに来たんだけど手がかりあんまりなくてね。行きそうな場所といってもモハビとか地理に明るくないし。あ、そうだヴァン君、この声に聞き覚えがない?」そう言うとメロディさんはしわがれた声で話し始めた。『どうもヴァンさん、メロディです。この声に聞き覚えがある?』「えっ!?」驚いた。メロディさんの声とは全く違う。まるでグールのような声だ。「どう?聞いたことがある?」「えっと…聞いたことないですね。一体今のは…」「あーコレ?私の特技の一つなのよ。私は歌手なの。どんな声も自由自在に操るキャピタル・ウェイストランド1の歌手!」キャピタル・ウェイストランド…東側の地域の事だととルナさんからは聞いていた。しかしモハビよりも荒廃していて危険生物とレイダーがうようよいるらしい世界で歌手は務まるのだろうか?ベガスなら即採用の特技だとは思うが…「強くて美しく頭も賢い、18号・音響のメロディとは私の事!向こうでは有名なのよ?」「そうなんだ、ルナさんも有名なの?」「あの子は地味だからねー…まぁ隠れファンはいるんじゃない?機械オタとかその辺の」メロディさんはルナさんとは違ってよくしゃべる。それに砕けた性格のようだ。「もう一人モハビに来てるんだけどその子は超変わってる子でね、名前はローズ・ローザ。ありえない名前でしょ?同じ意味の名前を違う国言葉で合わせたんだけど」ありえない名前と言われて俺はキャスさんの事を思い出した。「ま、まぁ同じような感じの名前の人知ってるしそんなに変わってないんじゃないかな?」「そーなんだ…で、ローズ・ローザは言いにくいからロロって呼んでるんだけど、ロロが変わってるのは名前だけじゃないのよ。ずっと酔ってるみたいな感じでふわふわしてるの、でも頭の中はお花畑じゃなくて色々企んでるの。舐めてかかるとスポアプラントにされちゃうんだから」ロロさん…ちょっと危険そうなレディだ。「癖の強いのと仲良くなるのよねあの子。気がついたらモハビで変な集団を率いてるかも!それはそうとヴァン君…忙しい?」「忙しくはないですけどこの街で色々聞いて回りたいなと…」「そっかぁ、じゃあ協力してくれない?私に協力してくれたらヴァン君も手伝ってあげる。中々腕の立ちそうな人見つからなかったのよね」メロディさんの協力してほしい事とは―ノバックの近くにあるロケット発射施設にいるグールたちに頼まれたものを探しているという。なんだかんだでグールたちと仲良くなって手伝うことになったらしい。「まずはロケット用の原子燃料ね。それがアイソトープ‐239点火剤って事は突き止めたのよ」「そのアイソトープ‐239点火剤ってどんなものなんです?」「放射性物質で緑の光を放つ液体ね。モハビにはレプコン社があるからそこにあるんじゃないかなーって。一人で行って探すの大変だし相棒を探してたのよ」「そうですか、手伝いますよ」「決定ね!明日の朝早く出発するから今日は宿をとってゆっくりしといて。部屋はあそこにいるジーニーに借りて」カウンターにメガネをかけた女性がいる。彼女がジーニーだろう。俺はモーテルの鍵を受け取って部屋に行ってみることにする。メロディさんは明日の準備があるとかでオフィスを出て行った。俺が借りたモーテルの部屋は二階、鍵を開けるとキレイに掃除されていてベッドが目に入った。清潔だった。壁や床のキズや汚れは気になるほどではなくむしろモーテルでここまで綺麗なのは珍しかった。「BEEP!」ED-Eも喜んでいるように見える。俺はカバンを下ろしてベッドに倒れこむ。久しぶりのベッドだ。明日の為の疲れは完全に取れそうだ。「おっと、弾薬と食料、水を買わないとな。必要のないものも売っておこう」俺はED-Eに留守番をさせてモーテルの階段を下りる。下にいたタバコを吸っている商人風の男に声をかける。「ちょっといいかな、取引がしたいんだけど」「ん?客か。でも今は商品がないんだ。ここで仕入れの連中を待ってるのさ。取引がしたいならあの恐竜の建物の中に行けばいい。一通りなんでも揃えてるみたいだぞ」恐竜の建物…この街で一番目立っている。俺は入ってみることにした。続く
Sep 7, 2013
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運び屋ヴァン:歩く速度は速い。1日中歩いても平気。Fallout:Newvegas 第20話「ビンス&ベッキー」俺はレンジャーステーション・チャーリーを出て北に進む。この先にある町はノバックだ。そこからさらに北西に進んだところにレンジャーステーション・デルタはある。「まずはノバックで情報集めだな、それからレンジャーステーション・デルタに向かうか」ハイウェイを辿り北に進んでいくと変わったものが見えてきた。あのシルエットは大抵の人間は恐竜と言うだろう。恐竜の形の何かがある。俺はとりあえずその恐竜に向かって進む。恐竜に近づいていくと人が住んでいそうな建物が見えてきた。金網で覆われている。俺は通れる場所を探して回り込むとそこには錆び付いた看板に『ノバック』と書かれているのを見つけた。グッドスプリングスよりは小さそうだ。違いは人がそれなりにいるところだ。商売人風の男たちや、バラモンと傭兵風の男を連れた女性。その中にひときわ目立つ女性がいた。金髪ショートカットに紺色のベレー帽とショートコート、両足のガンホルダーにはエナジーウェポン風のハンドガンが二丁下げられている。俺は顔を見る為に正面に回り込む。「あれ?」赤い目、右目下のホクロ、知的な顔付き。プリムで会ったルナさんだった。「ルナさん!てっきりプリムから北に行ったんだと思ってましたよ!」「え?」ルナさんは警戒した表情で俺を見る。両手は銃にかけられている。「誰?なんでルナの名前知ってるの?」「え、いや…だってプリムで会ったじゃないですか!一緒に保安官代理を救出してED-Eを修理して」「BEEP!」俺の影に隠れていたED-Eが飛び出す。「アイボット!こんなところにも居るなんて!…と、それよりも聞かせてくれない?ルナの事」そう言うとルナさんは鼻歌を歌い始めた。脳に響くような聞いたことのない音…「うっ…」俺はめまいがして膝をついた。急に目が回ったような感覚が襲ってきた。「ルナ…さん?」「だから私はルナじゃないって。私の名前はメロディよ」「え…?」悪ふざけだろうか?顔も同じ、ホクロの位置まで同じなのに別人ということはありえるのだろうか?あのルナさんがそんなことをするようには見えなった。それに…ED-Eの反応がない。ルナさんなら飛びついて喜んでいるはずなのに。「だから、メロディだって。ルナは姉妹の一人よ」「メロディ…さん?」メロディさんを見上げる。勝気な表情で鼻歌歌っている。俺は立ち上がることさえできない。俺の体はどうしてしまったのか、メロディさんに何かされたのか?「ふーん…銃を抜こうとしないのね」「そんな、レディに銃は向けないさ」「あははっ!何それー!モハビでそういうの流行ってるの?」「俺の主義なんだ」「主義かぁ~…その声に嘘はないようね。信用してあげる、ルナの話きかせてよ。ここじゃなんだしあっちに行こうよ」急に体が軽くなった。俺は立ち上がってルナさんについていく。恐竜の建物に近づいていく。そこで俺はまた以前見たことのある人物を見かけた。正確にいうと人物ではないが。「よう相棒!また会ったな、グッドスプリングス以来だな」「ヴィクターここで何をしているんだ?」彼の名はヴィクター。セキュリトロンというロボットで胴体のモニターには気のいいカウボーイ風の男の顔が映し出されている。「よくわからないな。ただニューベガスに行こうと思いついたんだ。後は着いてから考えようってね」「なんだそりゃ…ところで俺を撃った男らはどこに行ったから知らないか?」「いやあてにしないでくれ。だが周りに聞けばわかるんじゃないか?この街の人々は旅人の出入りはよく見ている」「なるほど…」「この街の事を知りたいのなら向こうにあるオフィスに行ったらどうだ?」「分かった、ありがとう」「いいって事よ!また会おう相棒!」振り返るとメロディさんがじっと見ていた、ED-Eも同じだ。「変わった知り合いがいるのね」「PUPUPUPU」「命の恩人なんだ。ちょっと変わってるけどね」俺とメロディさんはヴィクターの示したオフィスに入る。ディノ・ディーライトと書かれている。扉を開けるとショットガンを持った男と女、メガネをかけた中年女性がいた。「ああん?どうしてテメェがここにいるんだ?デカイ仕事があるんじゃなかったのかよ?」ショットガンを持ったオールバックの男が俺の顔を見て叫ぶ。「どうしたのビンス?…あれ?なんであんたがここに?」ショットガンを持ったストレートボブの女性が不思議そうに見ている。この二人が例の俺の先を行っている謎のショットガンの傭兵?「おいシックス!なんとか言えよ!!」「そうよ、なにポカーンとしてるのよ?」シックス?ビンスと呼ばれた男が確かにそう叫んだ。シックスとは一体。「もう仕事は終わったのか?モハビエクスプレスは相変わらずだったか?」「ちょっと待ってくれ…あんたらは俺を知ってるのか?」「あ?」「え?」ビンスと女は顔を見合わせる。「こりゃ驚いた。あの堅物のクーリエ・シックスがジョークを言うとはな!聞いたかベッキー?」「驚いたわ!どうしたのシックス?…新しい彼女連れてるから?」ベッキーと呼ばれた女性はメロディさんをチラリと見た。「メロディさんはそういうのじゃなくてさっき会ったばっかりで…」「まあいいわ。とりあえず私たちはノバックに荷物を届けたから家に帰るわね。またどこかで会いましょう」「じゃあなシックス!今度はもっとウケるジョークを頼むぜ」ショットガンの二人組、ビンス&ベッキーは出て行った。俺の正体を知っているよう感じだったが…また会って今度はじっくりと話すとしよう。「ねぇ、知り合いなのよね?あの二人」メロディさんが言う。「そうみたい…だね。俺、頭を打たれて記憶喪失なんだ。さっきのヴィクターに助けられる以前の記憶はほとんどないんだよ」「記憶喪失かぁ…うーん傷が原因なら取り戻すのはかなり難しいね」俺とメロディさんは自動販売機でサルサパリラを買って古びたソファに腰を下ろす。「あーこの味!東にはなかったし新鮮!!」「独特の癖があるよね。結構好きだよ」続く
Sep 6, 2013
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運び屋ヴァン:リージョンには協力しないと固く決意したFallout:Newvegas第19話「アップグレードコード」翌日の昼頃にモハビ前哨基地に到着した。俺はライカちゃんを連れてレンジャーゴーストにニプトンの事、リージョンの事を報告する。「分かった…本部には私から伝えておこう。ご苦労だったな」俺はバーに向かう。キャスさんはこの前会った時と同じ席に座っていた。今は飲んでいないようだった。「どうもキャスさん」「ハーイ、きょうは子供連れ?」「この子はライカちゃんといいます。ニプトンで色々ありまして…」「なあに?この前とは違ってえらくしんみりしてるわね」俺はニプトンであったことをキャスさんに話した。「はぁ~…すぐそこまでリージョンが来てるってのにNCRは何をしてるのかしらね。まぁダムの近くに主力を置いてるしマッカランの連中はモハビのパトロールなんてやってる余裕もないんだろうけど」「こんなに多くの兵士がいるのに…NCRは何をやってるんですかね」俺は素朴な疑問をキャスさんにぶつけてみた。「練度が足りないのよ。ろくに訓練を受けてない連中が多いのよ、数さえ揃えりゃいいと思ってんのかしらね?後は腰抜けの上官がろくな命令を出せないってところかしら。キンバルも口ばっかりだしね」キャスさんは西から来ただけあってかなりNCRに詳しい。俺はNCRに入ろうか迷っている事を伝える。「良い事もあれば悪いこともあるわよ?兵士になれば自由に動けないしね。でもまぁ…NCRに協力するのはいいんじゃない?リージョンや得体の知れない連中に手を貸すよりも」「とりあえずはベガスに向かいます。自分がどんな運び屋だったか思い出そうかと。キャスさんのキャラバンを襲った連中も気になるしね」「仕事に困ったらクリムゾンキャラバンに行けばとりあえず何かあるはずよ。だけど代表のアリス・マクラファティには気をつけてね」「はい、分かりました」クリムゾンキャラバンと言えばグッドスプリングスで助けたリンゴがそこの従業員だったな。行けばまた会えるかもしれない。「キャスさん…頼みがあるんだけど。ライカちゃんをしばらく預かっててくれないかな?用事が終わったら必ず迎えに来るから」「私に子守をさせようっての?…まぁ退屈だしいいわ」小さくため息をついたキャスさんだったがライカちゃんを見て微笑んでいる。子供は嫌いじゃないようだ。「あたし、お店の手伝いとかしますから!ニプトンでもお母さんの手伝いしてたから料理もお掃除もできます!」ライカちゃんは大きな声ではっきりとそう言った。しっかりした子だ。大人の世界で生きてきたのだろうと思った。ライカちゃんはキャスさんの泊まっている部屋で過ごすことことになり、日中はバーの手伝いをすることになった。仕事をしなくても子供一人くらい食わせられるとキャスさんは言ったが、ライカちゃんは仕事をしていないとお母さんやお姉さんのことで頭がいっぱいになってしまうらしい。「それじゃまた会おうランカちゃん、キャスさん」「元気でねー!」「死ぬんじゃないわよ」俺はランカちゃんとキャスさんと別れモハビ前哨基地を出る。このまま東に向かって進み、ニプトンから北上した所にあるNCRの駐屯地レンジャーステーション・チャーリーを目指すことにする。「そういえば謎のショットガンの二人組の事も気になるな」俺と同じルートを辿り先に進んでいる二人組。集めた情報では大柄な男と女性の二人組だとか。もしかしたら俺の事を知っているかもしれない。二日後―俺はレンジャーステーション・チャーリーにたどり着いた。道中はED-Eの索敵能力のおかげで大して危険な目に遭わずにすんだ。追い剥ぎの3人組が現れたが俺とED-Eで返り討ちにしてやった。弾薬と薬もそいつらの所持品で補充した。「おかしいな…どういうことなんだ?」レンジャーステーションのNCR兵がつぶやいている。「ステビナック隊長、どうしましたか?」「おお、軍曹。キャンプ・フォーロン・ホープからの通信なんだが…アップグレードの頻度がな」「またですか?つい三日前にも…」「他のキャンプからの通信はデスクローの大群が現れたとかスーパーミュータントのリージョンを見たとか…だがその割には動きが全くない。どうなっているんだ?」「NCRの通信を傍受して間違った情報を流して混乱させてるとかですかね?」「うーん…それならアップグレードを繰り返してるのも納得できるな」通信で何か問題があったらしい。「おい、お前確かさっき運び屋だと言ってたな?一つ頼まれてくれないか?」ステビナック隊長と呼ばれていた男が俺に話しかけてきた。「このアップグレードコードのメモを北にあるレンジャーステーション・デルタに届けてくれないか?シェファー隊長に渡せばいい」「分かりました、北に向かうついでに届けてきますよ」NCRから好評を受けておいて損はないはずだ。運び屋として有名になれば昔の俺を知ってる人に会えるかもしれない。続く
Sep 2, 2013
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運び屋ヴァン:ヒゲは伸びたらすぐに剃る。Fallout:Newvegas第18話「決意」バルプスが去った後、俺は集会所の中を探索することにした。もしかしたら誰か生き残りがいるかもしれない。中は静まり返っていた。床や壁に銃弾痕、血痕が見える。住民はここで最後の抵抗をしたのだろうか?10mmピストルを構えて壁沿いに進む。集会所の廊下は右に続いている。そっと廊下の様子を伺うと…大きな犬、いや狼。それが3匹いた。すぐそばには肉片と化した人間のようなものが落ちている。「リージョン…こんな奴らを置いていくとは」俺は飛び出して10mmピストルを3連射、狼の頭を打ち抜く。一匹は急所を外したがED-Eがレーザーで仕留めた。10mmピストルを構えたまま廊下の先にある部屋を見ていく。「誰も生存者は…居ないか」リージョンのクジと血が散らばっている。次の部屋もその次の部屋も生存者は居ない。俺は1階の探索を終えると2階に上がる。そこでも狼に襲われたが難なく仕留めることができた。2階も1階と同様、死体とクジが落ちているだけだ。弾薬を少し見つけたので回収していく。続いて3階。どうやらここは市長の部屋のようだ。「ん?」物音がした、また狼かと思い銃を構えて市長室の向かいの小部屋に入ると…「いやっ!来ないで!!」茶髪の10歳くらいの少女がうずくまっていた。膝を怪我している。「大丈夫だ、俺はリージョンじゃない。NCRに頼まれて生存者を探しに来た。ヴァンってんだ」「NCR?ホントなの?」「ああ、助けに来たんだ」俺が左手を差し出すと少女は恐る恐る手を握る。俺はゆっくりと手を引いて体を起こしてやった。「足を見せて。血を止めてスティムパックを打ってあげるよ」「う、うん…」きれいな水で傷を洗って包帯を巻いてやる。その後で静脈にスティムパックを打つ。「ねぇ、お兄さんの他は居ないの?NCRはいっぱい来たの?」「俺残念ながら一人さ、あーもう一人相棒がいるけどな。俺は偵察だからね、NCRの兵士はまだ来てないよ」「BEEP!」「ロボット!?お兄さんのペットなの?」少女の前でED-Eはくるくると回った。「ペットじゃないよ、頼れる相棒さ」「BEEEEEEP!!」ED-Eは胸を張るような仕草で上を向いて電子音を鳴らした。「あはは、この子の名前は?あ、そうだあたしはライカっていうの」「こいつの名前はED-E。ライカちゃんよろしくね」「エディーちゃんね!よろしく!」痛みが引いたのかライカちゃんはゆっくりと立ち上がる。俺は他に生存者がいないか聞いてみる。「いないかも…おねえちゃんとお母さんはリージョンに連れて行かれたし…お父さんはずっと前からいないし」「そうか…」ライカちゃんが言うにはリージョンは女子供を誘拐して奴隷として使うか競売にかけるのだという。「許せない連中だなリージョン…」記憶を失った俺だがはっきりしたことがある。俺はリージョン側の人間ではなかった事。こんなに腸が煮えくり返る行為を平然と行う連中に仕えていたはずがない。だが俺に何ができる?誰が味方か敵かわからない状態でどうすればいい?こんな事を繰り返す連中を野放しにはできない。リージョンは潰すべき存在だ。まずは俺を撃った連中に会いそれからチェックスーツの男、Mr.ハウスと話をする必要がある。………俺の事を知っているという運び屋ユリシーズ。奴ともいずれ会わなければならないだろう。「ライカちゃん、NCRのモハビ前哨基地まで一緒に帰ろう。そこなら安全だ」「うん…ねぇ、ヴァンのお兄ちゃん。あ母さんとお姉ちゃんにまた会えるかな?」「リージョンをやっつければきっと会えるさ」俺はライカちゃんにそう言って決意した。リージョンとは徹底的に戦うと。場合によってはNCRに入ることになるかもしれない。全ての部屋を確認した俺はED-Eにライカちゃんの護衛をさせて集会所を出る。「見ちゃダメだ…」貼り付けられた死体が並ぶ大通り。ライカちゃんに覆いかぶさり一気に通り抜けた。パウダーギャングの男のことも気になったがあいつはいい大人だ、何とかするだろう。大通りからモハビ前哨基地に向かう街道の途中で行商人から食料と水を買う。革袋に入れてライカちゃんに持たせる。「モハビ前哨基地に着いたらキャスってお姉さんを紹介するよ。美人なんだ」「そうなの?あたしのお母さんとお姉ちゃんもキレイだしどっちがキレイかな~」途中廃墟を見つけたのでそこで朝を待つことにした。ED-Eが見張りをしてくれる。 続く
Sep 1, 2013
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