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白峰霄:二学期からは部活を辞めるつもりでいる。吉良伝左衛門:料理は和食が得意。調理師免許も持っている。須原登流:自動車免許はほとんど網羅している。二輪も大型を持っている。VAMPIREEYE 55「吉良の計画」川端通りと三条通りが交わる交差点を右折するワゴン車。飲食店の間にある路地の前で停車する。運転手は須原登流、助手席には吉良伝左衛門、後部座席には白峰霄が乗っていた。降車する吉良、路地へと入っていく。「この魔力の残滓…血の匂い…」吉良は警戒しながら路地の匂いをたどっていく。吉良の鼻は狼並みだけでなく魔力の痕跡も感じることができる。「………これは白峰家の…雪名様とも霄お嬢様とも違う」魔力の感じに吉良には心当たりがあった。「まさかあの方?しかしそれはありえない、あの方は灰になって消滅したはず…その灰も雪名様が回収された」「どうかしたのか吉良?」軍服ワンピース姿の白峰霄が路地に入ってきた。「ここで鬼と吸血鬼が争ったようです…まだ新しいですね」吉良はメガネを上げて言った。「一足遅かったという訳か…」「そのようですね…ん?」「気づいたか吉良…」霄と吉良は複数の魔力の気配を感じ取る。路地の奥、手前にスーツを着た男たちが現れた。「ここで何をしていた」黒スーツ集団の中央の男が言った。「いいえ何も?私たちはすぐに去りますよ失礼」「待てい!動くな!!」黒スーツの男達は一斉にスーツの中から拳銃を取り出して構える。「俺は長門組副長の烏天狗・飯田迦楼羅(かるら)だ。貴様ら白峰霄と吉良伝左衛門だな?知らぬとでも思うたか」「長門組…教会の大物、大天狗・長門顕彰氏の組織…なるほど。私たちは教会の一員として魔力の痕跡を見つけ調べていただけですよ。つい先日我々は教会入りしましてね」「貴様らが教会入りしたのは知っておる。ここで何を見つけた?隠し事をすると為にならんぞ?」飯田は挑発的に目線を二人に注ぐ。烏天狗たちの拳銃は二人に向けられている。「大したものは何も?人外の何者かがが争ったということしか分かりませんでしたね」吉良は白峰家の魔力を感じたことは口に出さなかった。「ふん、犬っころの鼻ではその程度だろうな。もう良い退け、後は我々が調査する」「それでは後はお任せします、霄様行きましょう」飯田の挑発を軽く流し、吉良は霄の肩を軽く押して路地を出ていく。ワゴン車に乗り込む二人。須原はすぐに発車させた。「長門顕彰の部下どもか…面倒な連中だな。ところで吉良、本当は何か見つけたのだろう?」「ええ、しかし…確証は得られていません」「そうか…」「確証は得られませんでしたが敵は大体どのような存在か理解は出来ました」「本当か!話してくれ」はい、と言い吉良は一呼吸して話し始める。「その前に黒谷という吸血鬼、どのような存在か霄様はどこまでご存知で?」「…白峰華月に仕えていたヨーロッパ系の吸血鬼とお母さんから聞いている」「奴が華月様を復活させようとしていることは知っていますね」「ああ」「華月様は既に復活している可能性があります。あの路地で白峰家の魔力を感知しました」「何…!」霄の声と同時に無言のままの須原の眉が少し動いた。「黒谷が復活させたと考えて良いでしょう。方法はわかりませんが…」「白峰華月が復活したらどうなる?蓮也さんは解放されるのか?」霄は後部座席から身を乗り出して言う。「白峰華月は白峰家歴代最強の力を持っていたと聞かされている。今の当主はお母さんで当主の力はお母さんにあるけど…華月は取り戻しに来ると思うか?その時は勝てると思うか?」「正直言いまして…当主の力を持つ雪名様でも華月様に対抗できるかどうか…この国で華月様と張り合えるだけの存在は白面金毛九尾の狐だけでした。しかし白面金毛九尾は20年前に華月様が滅してしまった。華月様だけでなく黒谷の事も警戒する必要があります」「黒谷は強いのか?」「はい…多くの術を使いこなす強力な吸血鬼です油断はできません。彼は教会を潰す気でいると見て間違いありません」「黒谷が教会を潰す理由は?」「それは彼がヨーロッパに行っている間に華月様は滅せられましたからですね。白面金毛九尾と戦い消耗しきったところを雪名様が当主の力を奪い、教会の強者、幹部の闇の住人で滅したのですから」「そうなのか…どうして華月は滅せられる必要があったのか…」眉間にしわを寄せる霄。それを見て吉良は詳しい内容は割愛する。それは自分の口から言うべきことではないと思った。自分の主である雪名が娘の霄に語るまでは。「木城蓮也さんの事ですが…恐らく開放はされないでしょう。華月様は気に入った下僕を手放すことはありませんから…」「では私たちはどうすればいい?」「他の教会の者たちよりも速く木城蓮也さんを見つけ捕まえる必要があります。それと黒谷を一刻も迅速に滅するのです」「ふむ…」吉良と須原は華月と面識がありどのような存在か知っていた。雪名の従者である二人は直接華月に仕えていた訳ではないが。黒谷とも面識はあった。それほど言葉を交わしたことはなかったが。「あの方を止める方法は滅するだけではありません。華月様は孤独を嫌います、従者や下僕など気に入った存在と共に過ごす事を好まれます。そして従者の影響を強く受けます。華月様の最愛の従者である大旦那様は優しく穏やかでした。その頃の華月様もまた優しく穏やかでした。大旦那様が亡くなられ、黒谷が華月様の側に現れてから変わりました。華月様は聖女にも暴虐の女王にもなるのです。つまり、黒谷を始末し華月様をおとなしくさせる従者をつければ良いのです」吉良には考えがあった。黒谷とその下僕をすべて始末し、木城蓮也を白峰華月の従者に当てるというものであった。木城蓮也が完全に人間ではなくなる期限はあと数日。そうなってしまえば血の暴走は収まり元の性格を取り戻す。元の性格になれば華月に悪影響を及ぼすこともない。霄には悪いとは思いながらもそれがベストだと考えている。自らの主・雪名の親である華月と、雪名の子の霄、三人を悲しませない方法はこれしかないと考えた。当主の力を持たない白峰家の吸血鬼は100年程度で魔力を失い成人の見た目のまま衰弱死する。多大な犠牲を払って華月を無理に滅せなくとも当主の力さえ渡さなければ後100年程で衰弱死する。歴代最強の力を持つ華月もそれは例外ではない。「つまり…狙うべきは華月ではなく黒谷と」「ええ」「(しかしそれには協力者がもっと必要。事情を理解し、尚且吸血鬼に対抗できる力を持つ者が…教会は雪名様ですら利用し当主の力を研究し自分の物にしようとしているのだ。信用できる者は多くない…)」「吉良?どうした?」「なんでもありません。…ただ、吹雪様らと協力できればと考えてました」「む…吹雪は長門顕彰に監視され行動も制限されている。私は長門顕彰に監視されるのは嫌だ」「協力、というのは一緒に行動するという意味ではありませんよ」吉良は吹雪にも華月と蓮也を一緒にする計画を話すべきだと伝えた。「それに吹雪様のチームに居る木城二郎さんなら理解してくれます。この前の会合で彼を見てそう感じました」「味方は多いに越したことはないな。霞にも一応話したほうがいいか」「はい。早速今から吹雪様、霞様らと話をしましょう。須原、田口堂に向かってください」「ウム」ワゴン車は国道1号線に南に向かう。吉良は携帯電話を取り出し吹雪にかける。『どうしたの吉良?』「吹雪様、今から田口堂で話をできませんか?とても大事なことです、チームの皆さんも一緒に来てもらえませんか」『…わかったわ』後部座席の霄は霞に電話をかけている。「霞、鎌鼬と夜雀も連れてこれるか?」『多分大丈夫、乃梨子ちゃんと新奈ちゃんを連れてくね。じゃああとでね霄ちゃん』―京都市内にある奥寺舞子所有のマンションの一室「どうしたの燿子?ぼーっとして」奥寺舞子は夕食の片付けをした後エプロンを外しながら言った。「ちょっと嫌なことを思い出しましてなぁ…」緋川燿子は白面金毛九尾が最後の力で飛ばした分身が転生した姿である。おぼろげながらも白峰華月との戦い、教会に滅せられた記憶がある。緋川燿子は教会にも鬼にもごく普通の妖狐としてしか認識されていない。彼女が白面金毛九尾の分身であることは自分自身だけが知っておりそれもおぼろげである。少し前に公園で華月の刀を木城蓮也と小競り合いをした時に少し記憶が蘇ったのだ。「燿子ってさ、最近考え事するの多くなったよね。何かあったの?」「そうですなぁ…吸血鬼が出てきた影響かもしれまへんなぁ」「おちおち人間生活してられなくなったものね」「どうするべきなんやと思いましてな。人間生活は楽しいんですけど…奥寺さんのように人間に手貸すのがええのか、それとも吸血鬼に従うふりして潰すのがええのか…」緋川燿子は扇子を広げて言った。「人間に協力って…わ、私は別に…ただちょっと木城君が死んだら面白くないなって思っただけで」奥寺舞子は冷蔵庫から出した牛乳をこぼしそうになりながら言った。「ふふ…奥寺さんはそのままでええのですよ。山根さんは白峰霄さんの味方するていうてますし、野村さんは仕掛けてくる者は誰でも潰す言うてはるし」「燿子はどうしたいのか自分でわからないのね」「ええ」「ま、今は無理に考えなくても燿子はそのままでいいんじゃない?いてくれるだけで頼りになるし。歌も踊りも燿子が一番うまいじゃない。だから私も頑張ろうってなるしね。それにおバカな妃羅莉と萌絵と違って話が解るし…」「ふふふ…そんなんお二人に聞こえたらうるさいですよ?」「いいのよ、本当におバカなんだから…」奥寺舞子と緋川燿子は笑いながら言った。リビングに戻ると四人の携帯電話が同時鳴った。「ん?マネージャーの真柴からね」下着姿でソファに寝転んでいる野村萌絵は言った。「なんだろう?」同じく下着姿の山根妃羅莉が脱力しながら言った。『明日のレッスンは迎えに行きますので外出されないようお願いいたします』「は?なにこれ?」「いつも迎えになんか来ないのにね~」「いいじゃない、レッスン以外に明日出かける用事無いし」「事情は車で真柴さんに聞くことにしましょ」続く
Mar 30, 2015
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白峰華月:白峰家前当主。強大な力を持つ吸血鬼。VAMPIREEYE 54 「華月と熊童子」三条大橋を西から東に渡る僧が一人。錫杖を持ち笠をかぶり経を唱えている。時刻は午後11時。黒いゴシックをドレスを着た女性が僧の向かいから現れた。「貴様、鬼であろう?」「………」ゴシックドレスの女性は僧の目の前で止まりはっきりと言った。僧は女性を一瞥する。「いかに魔力を抑えようとも血の匂いは誤魔化せぬわ」「妙な事を言いなさるお方ですな、拙僧が鬼などと。その根拠が匂い…と」ゴシックドレスの女性は自信に満ち溢れた不敵な笑みを浮かべ深紅の瞳で見据えて言う。「我が分からぬか?鬼坊主よ」「はてさて…お会いしたことなどあったでしょうか?拙僧は大熊我們(おおくまがもん)と申します貴女は?」「白峰華月」「………そうですか」それまで平静を装っていた大熊我們の顔から血の気が引いていき、冷たい汗が流れ出す。「(馬鹿な…ありえない…白峰華月は20年前に滅ぼされたはず…)」「ん~?その反応は我の名を知ってるな?」「さ、さぁ…用がなければ拙僧はこれで失礼する」「待て、お前に聞きたいことがある、鬼のお前の主は誰だ?悪路王か?大獄丸かそれとも酒呑童子か?」華月は腰に手を当てたまま大熊我們に顔を近づける。「は、ははは…おとぎ話じゃあありませんし酒呑童子やらなんやらと申されましてもね。(…かすかに漏れている魔力から感じる圧力…まさか本当に白峰華月か?)」「答えよ」華月は大熊我們の耳元で囁く。「うううううおおおおおおおおっ!」思わす錫杖を振り回す大熊我們、そこに華月の姿は無い。「無礼者、こっちだ」背後から声をかける華月。周囲の人間が数人足を止め大熊我們と華月に視線を注ぐ。「失礼、驚いていまいましてな…」振り返り着物の袖で額の汗を拭いながら大熊我們は言った。「さぁ我の質問に答えよ」華月は錫杖を掴みゆっくりと顔を近づける。大熊我們は華月の圧力に飲み込まれそうになりながら声を搾り出す。「…い、いいだろうここでは目立つゆえ場所を変えて話す。付いて参れ」大橋を東に渡り、雑居ビルの路地に入っていく。「着いたか?さぁ答えよ」「答えは…こうだ!喝!!」錫杖を前に左手で印を切る大熊我們、華月に衝撃波が襲いかかる。華月は左手で衝撃波を受け止めた。「なるほど、予想はしておったが答える気は無いと。それならば言いたくなるようにするしかあるまい」「喝!喝喝喝喝っーーーーーーー!!」錫杖で連続突きを放ちながら衝撃波を連続で繰り出す大熊我們。華月は全て左手で受け止める。「くだらぬ…」華月は指先に10cmほどの魔力で形成した弾丸を形成する。それを弾き飛ばし大熊我們を攻撃する。しかしその攻撃はそのまま華月に跳ね返ってきた。「ほう」自身の跳ね返ってきた魔力の弾丸をつまむ華月。「成程」華月は次に拳大の火の玉を出現させ投げつける。火の玉は大熊我們の錫杖の前で跳ね返り華月に戻ってくる。「反射術か」火の玉を握りつぶす華月。路地に積み上げられたビールケースを手に取る。1ダースの空瓶が入っている。それを華月はまるで紙くずでも扱うかのように大熊我們に投げつける。鈍い風切り音が響き高速のビールケースが大熊我們を襲う。「はっ!」ビールケースは錫杖で叩き落とされた。「物理攻撃は反射できぬか」華月はゆっくりと歩を進め大熊我們との間合いを詰める。「喝!喝!喝!」連続発射される衝撃波、華月は埃の如く片手を振り、全てかき消す。「カアアアアアアアアアアアアッツ!!」錫杖を地面に突き立てる大熊我們、路地を揺るがす衝撃波が華月に襲いかかる。だが…「愚かな」衝撃波は跡形もなく消え去る。華月は衝撃波の魔力を左手から吸収した。そして大熊我們の反応よりも速く一瞬の内に肉薄し左手を伸ばし首を掴んだ。「捕まえたぞ」「がはあ…馬鹿…な」華月の左手の指が首に食い込む。「答えよ、お前の主は?」「誰が…答えるか…」錫杖で殴りかかる大熊我們、錫杖は華月の数センチ前で停止する。「ぬ…」「無駄な事を」「かはぁ…」華月は食い込ませた指から大熊我們の血を吸っていく。「喝!喝喝!!カアアアアアツ!」衝撃波は接射する大熊我們、しかし華月はそれらの魔力をすべて吸収する。華月の周りには衝撃波で起こされた風が吹き土埃が舞う。「あと5秒でお前の血を吸い付くせるぞ?我はお前のような鬼の下僕はいらぬ。死にたくなければ答えるが良い」「誰が…答えるものか…」「そうか、それなら死ぬが良い」華月は右手で大熊我們の心臓を貫く。「ぐふっ…」「屍人になって洗いざらい吐いてもらうぞ」華月は大熊我們の血液を右手で吸収しミイラ化させる。その後魔力を注ぎ込み元の姿へ戻す。土気色の肌、うつろな目。ゆっくりと立ち上がる大熊我們。「あ~~~~~…寒い…つらい…開放してくれぇ~…」「辛かろう、苦しかろう。愚か者め、我に逆らわず答えておれば屍人にならずに済んだものを。朽ち果てるまで後悔するが良い!」「殺してくれぇ~~…」「その前に教えよ。お前は何だ?お前の主は?」「拙僧は鬼四天王の熊童子……主は…酒呑童子・仙丈隼磨」呻くように答える大熊我們。「ほう~…酒呑童子か。」華月は笑みを浮かべながら大熊我們の頭に手を乗せる。「ふふ…面白い酒呑童子か。もう一つ聞きたいことがある。東邪馬高校に侵入したのはお前の仲間であろう?そやつの事を教えよ」「東邪馬高校を襲撃したのは…金熊童子・金河潤美…」「そうか、お前が金熊童子でなくて安心したぞ。我の下僕はその金熊童子との再戦に燃えておるのでな。さて酒呑童子には早速挨拶せねばな、熊童子よ、我が命ずる。酒呑童子に全力で挑み朽ちてこい」「あああああ…そんな事…うあああああ…言葉に逆らえないいいい…」大熊我們は呻きながら路地を出て河原町の方へ走っていった。屍人は創造主の命令には絶対服従。崩壊する体の痛み、寒さに苦しみながらも注がれた魔力が尽きるまで死ねない。ただし屍人術はかける相手の魔力を大きく上回らなければ失敗する。元々持っている相手の魔力量を注ぎ込んだ上で自分自身がそれを超えていなければならない。そうでない場合屍人は創造主に襲いかかってくるのだ。華月の下僕の吸血鬼では鬼四天王の熊童子を屍人にすることは危うい。「ふふふ…酒呑童子、堪能するが良い」華月は路地の壁を蹴り屋上に駆け上がる。そこには黒スーツを着た金髪の吸血鬼・黒谷ジークベルトの姿があった。「お見事です。敵の一角を潰しただけでなく頭目までも明らかにするとは」黒谷は胸に手を当て一礼する。「我の力をもってすればこの程度のこと造作もない。だが少しやりすぎたとも反省しておる。下僕の忠義を疑った行動と思われてもしかたがないな」「そんな事は我々一人たりとも思いもしません。それよりも華月様を退屈させてしまった原因を作ったのは私どもです」黒谷は膝を付き華月の両手を握る。「大人気なかった。お前に落ち度は無い、よくやってくれている」「ありがたきお言葉」「計画に修正が必要よな。敵が酒呑童子となれば、残りは茨木童子、星熊童子、虎熊童子、金熊童子で間違いあるまい。それとは別に教会の愚か者どもにも対処せねばならぬ」「酒呑童子と教会が組むのは避けたいところです」「ふむ…現状我らは酒呑童子、教会らの共通の敵になりつつある」「やり方を変えてみましょうか」「ほう」黒谷は立ち上がり華月の横に立つ。「闇の住人と人間どもを従わせるのではなく、従いたくなるようにしましょう。そうすれば自然と酒呑童子、教会らは追い込まれて行きます」「どのようにしてだ?」「部屋でゆっくりとお話しましょう」黒谷は手をかざし黒いもやが発生させる。華月の腰に手を回し黒いもやに入っていく。もやが消えた後には何も残ってはいなかった。続く
Mar 15, 2015
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