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木城二郎:キュロット姿の吹雪を見て婦警の姿も似合うだろうと考えている。速水恭一:吹雪にミニスカポリスの格好をして欲しい。白峰吹雪:教会の制服は嫌いだが婦警の制服は悪くないと思っている。緋川燿子:一日署長で婦警の制服を着ている。VAMPIREEYE57「七歩蛇」全身をパワースーツに包んだ男らのリボルバーから銃弾が放たれる。制圧用のテーザーガンではなく実弾。鉛の弾丸が二郎たちに襲いかかる。「!?」だが弾丸は3人には届かなかった。吹雪が手を振りいち早く氷の壁を形成していた。「吹雪さんこれ!」「この前の事件から能力が上がってこんなことまでできるようになったの」魔力を霧状に放ち、瞬時に冷凍させる。氷の壁はそうして作られた。「撃て!撃ち殺せ!!」「ウラアッ!」氷の壁を蹴りぬく速水、氷の破片がパワースーツの男らに襲い掛かる。「今だ!」二郎はバックル刀の峰でパワースーツの男らを打つ。しかし…「そんな程度の攻撃が効くか!このパワースーツはクソサイバネ犯罪者を制圧する為の物だ!マシンガンで撃たれても壊れやしねえよ!!」「それなら!」二郎はバックル刀をハンマーの形に変える。「衝撃で気絶させれば!」「銃がダメなら!」スタンガン警棒を抜く男ら。「遅いぜてめえら!あくびが出るぜ!!」横から速水が飛びかかり3人の顎を蹴りぬく。そして体を旋回させ体重を乗せた回し蹴りを叩き込み3人まとめて壁に叩きつけた。「ウラァ!どうだ!!」「ボホゥ…」パワースーツのヘルメットが外れる。中から現れたのは…半透明の肉体を持ち骨が透けている者だった。「なんだこいつらは…!?」「この警察署を城にしている吸血鬼が死体を従徒にしているのね。白骨死体に魔力の体を与えて」「今度の吸血鬼は死霊術師か何かかよ」速水は追撃のストンピングを入れながら言った。「吹雪さん、どうするんだい?このまま吸血鬼を探すのかそれとも脱出して体勢を整えるのか」「………この署には土蜘蛛達もいる。協力できれば吸血鬼の討伐も不可能じゃないわ」その言葉に二郎は驚いた。「吹雪さん、奥寺たちのことを信用して…」「いいえ、ただ使えそうなものは使うだけよ。それに一度撤退してもいたずらに時間を消費するだけだわ。こちらが対策を練る前に吸血鬼側は次の手を打ってくるはず」吹雪は骨の従徒達の頭蓋骨を太刀で粉砕しながら言った。「敵も考えているわね。血液の無い兵をぶつければ私が消耗した時、二郎くんや恭一くんに血をもらうしかない。小瓶のストックは最後までとっておきたいし。わたしは姉さんのように長い時間覚醒していられないから」「吹雪さんが消耗しないように俺たちがサポートするさ!」「おうよ!雑魚は任せな!!」廊下に出る3人、電撃刺叉を持ったパワースーツ従徒が4人両側から現れる。「ちっ…厄介な物持ってきやがって」「速水、俺がバックルで盾を作って突進する、お前はスライディングで奴らの背後に回って刺叉を取り上げてくれ」「わたしは後ろの敵をやるわ」「うおおおおおおおおおおっ」二郎はバックルハンマーを傘状の盾に変形させ電撃刺叉の従徒に突進する。すぐ後ろを速水が走る。刺叉で二郎の空いている首を狙う。その瞬間、二郎の盾の下から速水がスライディングで飛び出し従徒らの足を払い背後に回る。そして刺叉を取り上げた。「デイヤー!」「セイヤー!」電撃刺叉で従徒を突く二人、パワースーツから火花が飛びやがて白煙が上がる。後ろでは白木の針に冷気の魔力を纏わせた物を投げつけた後太刀で従徒を砕く吹雪の姿が。「1階に降りましょう二郎くん、恭一くん。土蜘蛛らを探すわ」―京都府警本部1階「オラオラオラオラオラオラァッ!!」野村萌絵の拳のラッシュで粉砕されるパワースーツ従徒。「誰に喧嘩ふっかけてると思ってんだコラァ!」「萌絵、まだまだ来るわよ」奥寺舞子は糸で従徒を壁に縫い付けながら言った。「ちっ…逮捕じゃなくて全員死刑だよ!!」「『悪い子は逮捕しちゃうゾ』とか言ってたくせに」「こいつらは悪い子通り越して『ぶっ殺したい奴』だからいいんだよ!」「骨の従徒なんて元から死んでるけどね」「ははっ!違えねーわ!!」パワースーツ従徒の集団に向かう二人。一方その頃、緋川燿子と山根妃羅莉は地下1階に居た。奥寺たちと別れマネージャーの真柴を探しに向かっていた。「魔力が混ざりすぎて真柴さんのがどれか分かりにくですなぁ」「どこいったんだろうね~真柴さん」「山根さん、前から大きな魔力を感じます」通路の角から姿を現したのは金色の目、逆立った赤毛の男。赤いシャツにグレーのスラックスを履いている。「あんたは…浅井竜介」「こんな所で会うとはな緋川燿子、なんだその格好は警察官のコスプレか?」「燿子さんの知ってる人?」「七歩蛇(しちふじゃ)の浅井竜介です…危険な男です」緋川燿子は顔からいつもの笑みが消えていた。それを見た山根妃羅莉は身構える。「吸血鬼側に着いて正解やったわ。教会は窮屈であかん、教会に所属したら執行の名目で喧嘩ができる思うたんが間違いやったわ。お前をぶちのめす事も簡単やなくなったしな」首を鳴らす男。「浅井とは昔ちょっとありまして…山根さん、ここはウチに任せて真柴さんを探しに言ってください」「わ、わかった!気をつけてね燿子さん!!」山根妃羅莉は反対側の角を曲がって走りさる。「はっ!」緋川燿子が扇子を振る。魔力の尻尾が浅井竜介に襲い掛かる。「ムン!」浅井竜介は腕を十字に合わせ尻尾をガードする。大きな口を開くと深緑色の液体を吐いた。緋川燿子はそれを後ろに飛んで回避。液体の掛かった床は泡立ち溶けていく。「シュアア!」液体を手に纏わせた浅井竜介が突進、手刀で緋川燿子に襲い掛かる。対する緋川燿子は尻尾をさらに3本出現させ計4本の魔力の尻尾で対抗する。「クフフフフフ…俺の毒は妖にも効くって知ってるよな?当然魔力の破壊も可能だ」手刀を振り、毒を飛ばしながら緋川燿子の魔力の尻尾を削っていく。緋川燿子は更に3本尻尾を出現させラッシュをかける。「クフフフフフ…増やしたところでどうかな?」「そうやっていつまで笑ってられますやろうな」緋川燿子は踊るように手刀を回避、そして回避と同時に尻尾で攻撃を仕掛ける。浅井竜介の顎、腹に魔力の尻尾の打撃が入る。「まだまだこっからです」「クフフフフ…俺もまだまだぁ!」緋川燿子の尻尾が槍の穂先状に変形する。浅井竜介の全身が赤い鱗で覆われていく。「並の妖ならお前の尻尾の打撃で粉砕されとるやろうが俺はそうはいかん」浅井竜介は毒液で剣を形成して構える。「いかなる妖も俺の毒を受ければ7歩歩く前に絶命する!この毒剣で魔力のガードを貫き直接毒をブチ込んでやるわ!」浅井竜介は廊下に置いてあるベンチを蹴り上げ空中で賽の目切りにしていく。「切れ味はこの通りだ!」毒剣を振りながら突進する浅井竜介、緋川燿子は7つの尾から刃を飛ばし迎え撃つ。緋川燿子は狐火を操れる。しかし未だに使用していない。浅井竜介はそのことに違和感を覚える。「どうしたどうした!そんな刃なんぞいくら飛ばしても俺には通用せえへんぞ!」刃を叩き落としていく浅井竜介。徐々に間合いを詰めていく。「毒魔進銃!」毒剣をマシンガンの形に変形させ毒弾丸を連射する浅井竜介。毒弾丸が緋川燿子の魔力の尻尾を削っていく。「どうや緋川!オレも進化してんのや!いつまでも古臭い術だけやないで!!出し惜しみして勝てると思うなよ!!」「くす…ウチかて前のままとちゃうますよ?」緋川燿子の尻尾の一つが輝き始める。そして青白い閃光が放たれる。閃光に撃たれた浅井竜介は吹き飛ばされ20メートル先の壁に激突する。「まだまだ行きますえ」今度は7本同時に尻尾が輝き閃光を放つ。地下の廊下を埋め尽くすほどの閃光が浅井竜介に襲い掛かる。閃光は地下の壁を突き破り直径3メートルほどの穴を開けた。「クハハハハ…流石に…やるじゃねえか…これが今のお前の狐火か」黒焦げになった鱗を落としながら穴から這い出る浅井竜介。「まぁ、まだ7本しか尻尾ないさかいこんな程度ですけど」「まだまだ本領発揮じゃないってか…それじゃあコイツはどうかなぁ?」浅井竜介は全身から霧を発生させる。「クフフフフフ…すぐにこのフロアーを俺の毒が覆い尽くす」「…」緋川燿子は尻尾から狐火の閃光を発射する。霧を貫いた先には浅井竜介の姿はなかった。「今日の所は退いてやろう…次を楽しみにしてな」『浅井竜介…あの毒霧があれば罠を張って先手が取れたはず…本気ではなかった?』地下に降りた時点で毒霧がフロアーに充満し、遠距離から毒弾丸を大量に打ち込まれていれば無事では済まなかっただろうと緋川燿子は考えた。万が一自分は躱せても山根妃羅莉が対応できたかどうか。彼女の能力を過小評価するつもりはないが鉄鼠として目覚めてからの日にちが浅すぎるため不安だった。「山根さんはどこに行かはったんやろ」緋川燿子は警官の制服の内ポケットから扇子を取り出して広げた。続く
Apr 30, 2015
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木城二郎:義手のわずかな変化に気がつく奥寺舞子:糸の使い方は常に研究している白峰吹雪:もっともっと自分の能力を高めたいVAMPIREEYE56「一日署長」センジョーグループが経営するホテルの会議室に酒呑童子・仙丈隼磨は鬼四天王を招集していた。白峰華月により屍人と化した熊童子の大熊我們は仙丈隼磨にたどり着くことなく秘書の茨木童子の真柴樹里に始末された。「あちらは随分と分かり易い方法で仕掛けてくるじゃねえか。こういうのは嫌いじゃねえが時代じゃねえ。そうだろ真柴?」仙丈隼磨は葉巻を吸いながら言った。「はい。今の時代、妖は人間世界で通用してこそです」真柴は冷静に言い放った。「だが、やられて黙ってられる訳もねえ。大切な子分が殺されたとあっちゃあよ」「はい」「虎居(虎熊童子)!吸血鬼どもの情報はどのくらい入ってる」仙丈隼磨は全身に多数のピアスをつけた顔色の悪い女性に話しかけた。「ボスに言われて情報やの人数増やして調べてたら…一人警察に居ることが分かったよ。最近うるさい奴がいてね…斎藤って刑事さ。魔力を隠しもせずプンプンさせてるってさ」「サツに居やがったか。どうりで倉庫街の騒ぎも公にならねえはずだ。教会の力だけじゃあそこまで抑えることはできなかったろうよ。他には?」「古都新聞の社主、河上が怪しいね。ある時から急に人が変わったように外に出なくなり若返ったように元気になったとか。吸血鬼の可能性はかなり高いね」「なるほど…サツにマスコミ…」仙丈隼磨は葉巻をくゆらせて目を閉じる。「なら、こちらもサツとマスコミで対抗してやろうじゃねえか。真柴、明日にでも妖狐らのアイドルグループを一日署長として行かせろ。虎居、お前は確か週刊誌の記者が配下にいたな?そいつを古都新聞の河上に張らせろ」「会長、明日には他の事務所のアイドルが一日署長をすることになっています。が、なんとかしてウチのグループに代わらせます」真柴はタブレットを操作して言った。「おう、金はいくらかかっても構わん」「ボス、記者を用意して河上に取材を申込みます。必ず吸血鬼の証拠を握ってみせます」「おう、期待してるぞ虎居」金河(金熊童子)と星崎(星熊童子)は仙丈隼磨の言葉を待っている。「金河、もうちっとだけ待っとれ。舞台は用意したるからな。星崎、お前はサイバネ人間の兵隊使ってサツの目を引くようにしろ」「分かりました」金河は静かに言った。「それはいいんすけど…吸血鬼が出てきよったら殺っていいんですかい?」星崎は目をギラつかせて言った。「思いっきりやっていいぞ。ただし、教会も出てきやがったら引け、いいな?」「うっす、鬼神会に任せといてください」星崎は掌に拳を叩きつけ口角を上げた。黒谷の出現させたゲートを通り華月のいるマンションに集合する吸血鬼達六人と河童の勝田。玉座に座る華月に一礼する。「昨晩、我は鬼を一人始末した。熊童子だ」華月は足を組み直して言った。「お前たちの力を疑ったわけではないぞ?座して待っているだけでは退屈だったのだ」「熊童子…という事は敵の首領は酒呑童子で間違いないと?」髪を短く刈り込み、鋭い目つき、脂肪を極限にまで落とした筋肉質な男、京都府警警部の斎藤勇雷(ゆうらい)が言った。「斎藤、気になるのか?」「主のために剣を振るうが武士の努め。黒谷殿より授かったこの力、華月様の為に振るう為にございます。正直、華月様を目の当たりにするまではこの力を持て余しておりました。是非とも私めに機会をお与えください」斎藤は華月の前で深々と頭を下げた。「よかろう、その力存分に振るうが良い。勝田、斎藤に最適な武器を与えてやれ」「イエッサー!かづたん!!」―翌日奥寺舞子の所有するマンションの前にワゴン車が止まった。運転しているのは茨木童子の真柴樹里。一日署長を努めさせるために緋川燿子、奥寺舞子、野村萌絵、山根妃羅莉のアイドルグループ『ヴァルキリー』を迎えに来た。ワゴンに乗り込む奥寺たち四人。「で、急にどうしたのよ」後部座席から奥寺舞子が言った。「予定が変わりました。午前のレッスンの後、10:30に京都府警本部に向かい一日署長を務めてもらいます」「はあっ!?」「一日署長…ですか」「ひゃーアイドルらしいね!」「いや~ん悪い子は逮捕しちゃうゾ」レッスンを終えた4人は再び真柴の運転するワゴン車に乗り込む。ワゴン車は市街地に入り府警本部に向かう。上京区の交差点で信号待ちで停車する。横断歩道を木城二郎と白峰吹雪、速水恭一が渡っている。「ん?木城君たちどこに行くのかしら?あの方向は私たちと同じだけど…」ワゴンは左折し京都府警本部に停車する。奥寺たちがワゴン車から降りると二郎は気がくいた。「あ、奥寺たちじゃないか」「奇遇ね。どうしてここに?」「こっちの仕事の関係さ。奥寺たちは?」「私たちも仕事よ。一日署長をやるの」「そうか、そういえばアイドル活動してるんだったな。でも気をつけろよ?…どうやらこの署内に吸血鬼が潜んでいるっぽいんだ」二郎は奥寺に近づき小声で言った。「…なるほど。どうやって嗅ぎつけたかは知らないけどそれが目的って訳ね」「ああ、詳しいことは話せないけどこれから教会の人と刑事さんと話をしに行くんだ」「忠告ありがと、じゃあね」奥寺舞子は二郎の後ろにいる吹雪を一瞥して後ろを向いて歩き出す。署に入り、奥寺たちは受付の横の廊下の奥に扉に、二郎たちは二階に上がる。奥寺たちは応接間に通された。「私は打ち合わせがあるので。あなた達は隣の更衣室でこれに着替えておいてください」真柴は4人に警察の制服を渡す。4人は制服を受け取り更衣室に向かう。「奥寺さん」緋川燿子の言葉に奥寺舞子はうなづく。「ねぇ、やけに静かなのは…この空気を感じてるからなのよね?」奥寺舞子は野村萌絵と山根妃羅莉に言った。「やな感じよね~」「いや~んこの感じ喧嘩売られてる~?」府警本部の敷地内に入った時から4人は粘りつくような魔力を感じていた。「真柴さんは知っててウチらをここに連れてきたんやと思いますなぁ」「どういう事燿子?」「ウチらが闇の住人やからこそ放り込んだんです。恐らくは真柴さんの上の人間の命令。真柴さんはこの署内を調べるために来たんでっしゃろなぁ」「何の為に~?」山根妃羅莉が言った。「敵の目星がついて、攻撃される前にこちらから討って出ようと云う事なのかと。ウチらを放り込んどけば戦力になるさかいなぁ」「や~だ~私利用されるの嫌いよ~…ま、誰が仕掛けてこようとブチのめすけど」「まどろっこしいことせずにそう言えばいいのにあのマネージャー…」「それやと『アイドル』としてウチらを所属させてるんやなくて『兵隊』になりますしねぇ。仕事を与えて闇の住人の欲求である『人々に認知』の欲をアイドルで満たして恩を売っていざという時は…って事でしょうなぁ」「私たちは忘れられることは耐え難い苦痛だものね。そりゃあ畏れられるのが一番気持ちいいけどさ」奥寺舞子は髪をかきあげて言った。「ここで期待に応えとけば今後もいい思いさせてくれるってことでOK?」山根妃羅莉が言った。「無理せん程度にやりましょ」制服に着替えた4人が廊下に出ると対サイバネ鎮圧用パワースーツに着込んだ男たちに囲まれた。「早速お出ましってわけね。この感じ、こいつら人間じゃないわ」「本物の警官たちじゃないって訳ね?じゃあ思いっきりぶっ飛ばすわ~」「ひえええ銃持ってるよー」「とりあえず制圧しましょか」―京都府警本部2階会議室白峰吹雪は魔力を感じ刀が入った筒カバンに手を伸ばす。「やっぱりおかしいわ人の気配が全然しない」二郎はバックルを外して刀の形状にする。「義手が反応している…」速水は鼻を鳴らす。「フン…どうやら人間は皆出て行ったみてえだな。俺たちが署に入ったのと入れ替わりにな。敵さんはここでやり合おうって気らしいぜ」会議室の扉が開いた。そこには血まみれになったスーツの男が。「罠だ…に…げろ」倒れる男、駆け寄る二郎たち。胸には教会のバッジが取り付けられていた。「動くな!!抵抗するなら射殺する!!」パワースーツに身を包んだ男たちが三人踏み込んできた。銃を構えている。「…この魔力…吸血鬼の従徒。今度の吸血鬼の城は警察署って事ね。これではっきりしたわ、京都府警本部に吸血鬼がいるって」吹雪は回転しながら飛び上がり、刀を抜いて構える。髪は既に銀色に変化していた。「…人間でないのなら容赦はしない。木城くん、速水くん」「ああ!」「おっしゃ行くぜ!」続く
Apr 25, 2015
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オルガ:両親の事が気になりだした。アルケイド:エンクレイヴの両親は既に亡くなっている。メロディ:自分もいつか子供が欲しい。FalloutNewvegas第98話「フォア・オールド・アング・サイン2」アルケイド先生の両親はエンクレイヴ。メロディたちの両親もエンクレイヴ!もしかしたらあたしの両親もエンクレイヴ!?…だったりして!!両親のことはほとんど覚えていない。あたしは気づいたらフリーサイドにいたからね。あたしは自分の名前はしっかりと言えたらしい。オルガ・キュリレンコってのは絶対にあたしの名前。NCRとリージョンの戦争が終わってナヴァロって所に行くことがあればキュリレンコって性のエンクレイヴの人がいたかどうか調べたいなー。「あのさ先生、エンクレイヴの人集めるって言ったけどどこに集まるの?ジェイコブズタウン?」「いいや」先生はメガネを上げて言った。「モハビにはエンクレイヴのバンカーがある。今まで誰にも言ってなかったが俺は時々メンテナンスのために行ってたんだ。ベルチバードもそこにある」「おお!すごい!!」「基地として機能できるんだね」と、メロディ。「ああ、再結集の為に準備しておいた」「先生、聞いていい?エンクレイヴのメンバーって全員名前調べられる?」あたしは思い切って聞いてみた。「司令部のメインターミナルはZAXコンピューターのデータをバックアップしてあるからエンクレイヴに所属していた者ならわかるがどうしてだ?」「うーん…ひょっとしたらあたしの両親エンクレイヴだったのかなーって…まぁお母さんが所属しててお父さんがモハビの人なら姓が変わってるからわかんないんだけどさ」「それで…両親の名前はわかるのか?」「えっとお父さんは覚えてないね…お母さんが『あなた』しか呼んでなかった気がするし。お母さんは確か…マリーナだった」「ふむ…某・キュリレンコか、マリーナ・某その二つの名前が名簿にあればお前はエンクレイヴの関係者だったということがかなり濃厚になるな」「へへへ…そうなりゃ先生、メロディたちと同じかな」「フッ…生まれだけはな」あー先生ちょっとバカにしたー!そりゃあ先生やメロディたちと違ってあたしは英才教育受けてないけどさー。まぁいいやとにかくあたしは両親のことを知りたくなったんだ。エンクレイヴじゃないならないで別にいいし。「Dr.ヘンリーに会いにいくぞ」「うん」あたし、先生、メロディ、ルナでジェイコブズタウンのホールに行く。前にあるビッグホーナーの柵の中にリリーばあちゃんとデスクロウ先生が見えた。「デスクロウ先生すっかり馴染んでるね」「ここのスーパーミュータント、ナイトキンとすっかり仲良しだよ働き者だし」「デスクロウとスーパーミュータントが良い関係を築いているとはな…」タウンホールの奥にある診療所にDr.ヘンリーは居た。助手のグール女性カラミティも一緒。「ん?そこにいるのはギャノン坊やじゃないか…随分と久しぶりじゃないか。どうかしたのか?」「あ、ああ…その…」先生緊張してるよ!しょうがないなーあたしがここは…「Dr.ヘンリー!アルケイド先生はね、リージョンを倒すためにエンクレイヴを再結集しようとしてるんだ!だから力を貸して!!」「私とルナも手を貸しますよ。エンクレイヴの関係者なので!」「ええ」メロディとルナが言った。「ほほう…面白そうだな。私も再結集に参加しよう。あとの仕事はカラミティに引き継ぐことにしよう。では準備が出来次第バンカーに向かうとするかな。ギャノン坊や、パスフレーズは忘れていないな?」Dr.ヘンリーは嬉しそうに言った。まるでこの時を待っていたかのような。「も、もちろんです。母の代わりに俺がバンカーをメンテナンスしていましたから」「結構、ではバンカーで会おう」「Dr.ヘンリー、道中ご一緒します」ルナが胸に手を当てて言った。うんうん、おじいちゃんのDr.ヘンリー一人で行かせるのは危ないものね。金属バリアーを張れるルナが一緒なら安心だ。「お嬢さんありがとうよ。しかしギャノン坊や、突然どうしたんだ?」「…リージョンがフーバーダムを手に入れようとしてるんです。今のNCRではリージョンに勝てない。ダムはNCRが持っていたほうがいいんです。俺は…ニューベガスの独立を望んでいる…NCRに支配はされたくないんです」先生が声を搾り出すように言った。「フッ…NCRに協力か…私はオイルリグのあの時にはいなかったからな」そう言うとDr.ヘンリーは荷物をまとめ始めた。ルナを残しあたしたちはモーテルに一旦戻ることにした。「Dr.ヘンリーはいつも気難しい人だった。扱っているのが犬でも人でも頓着しなかった。彼は犬に対しても人に対しても等しく、相応の愛情を欠いている。まさに犬儒学派の哲学者だ。人とは何なのか俺にはわからない…『知は力なり』と言うが、それがDr.ヘンリーをどこへ導くのか私には全く理解できないよ。問題は彼にとって重要なことが何かであって実際の影響ではないんだ彼は簡単に難問を解決した。動機はそこに難問があったからだ。」ん?先生が何か言い始めた。また難しいことを言ってるよ。「革命家になろうなんて誰もが夢を見ることじゃない。完全に世界を変えることなんてできないのかもしれない」んんん?ひょっとしてエンクレイヴの人たちを集める自信がなくなって来てる?「Dr.ヘンリーがここからいなくなって、その後も彼のことを褒め称える者はいないのかもしれない。それでも彼は善行を積んだ、それだけで十分なのかもしれない。彼は俺よりもずっと多くの命を救ったはずだから」いや、違うか…えっと…Dr.ヘンリーは気難しくて人にも犬にも愛情を注いでいるとは思えなかったけど確かに多くの命を救い善行を積んできた。そんな彼を連れ出してしまうことになった俺は彼ほど善行を積めていない。エンクレイヴ再結集したところで何も変わらないかもしれないし命を落とすことになるかもしれない……て思ってるのかな?「先生!あたしたちがいるじゃない!頼っていいんだよ!!自信持って行こうよ!!」「あ、ああ…」あたしは絶対に先生の味方だ!エンクレイヴの人集められなくてもあたしはリージョンと戦う!そしてニューベガスに平和を!「次はどこに行くの?遠い所ならベルチバードで運んであげるけど」おお、そっか!メロディはベルチバードの操縦できるんだったね。「ウエストサイドだ。ジュダ・クリーガーに会いに行く。ベルチバードを出す必要はまだない」モーテルで一晩過ごしたあたしたちは早朝ウエストサイドに向かう。ミゲルの店の前で疲れた様子のおばさんと野球帽をかぶったおじいちゃんがチェスをやっていた。「どうもジュダさん…」「ん?お前さんは…後ろにいるのはアルケイドか新しい友達ができたんだな。それにこの前会ったお嬢さん。どうしたのかね?」落ち着いた様子で顔を上げるジュダさん。アルケイド先生は緊張して前に出てこない。「アルケイド先生と一緒にエンクレイヴの人たちを集めてるんです」「なぜ我々のような年老いた軍人が必要なんだ?」「えっと…貴方が指揮官だと聞いたのでその力が必要なんです!」「アルケイドから聞いたのか…それで何をしようというのかね?」あたしはニューベガスの為にアルケイド先生はリージョンに勝ちたいと考えてると。その為にNCRに協力する必要があることを伝えた。「ははは!ベルチバードで奇襲してリージョンの基地にぶっ放すつもりかい?」「へへっそうなるかもね!ジュダさんやる気じゃん、来るんでしょ?」「いいだろう、だがほかの連中も来なけりゃワシは行かないがな」「絶対に集めるよ!だから絶対に参加してね!!」「ああ、楽しみにしているよ。時々エンクレイヴ時代のことを思い出して懐かしむことがあるんだよ。昔は我々皆に目標があった。指導的な立場にあった連中の一部が非常に冷酷であった事は認めるがね」「分かります!」メロディが前に出て言った!「私の両親もそうでした、目標があって一生懸命だったと!父は私が生まれる前にオイルリグで命を落としました、なので母からの話でしか知りませんが」「エンクレイヴの多くの者は、ただ文明化を推し進めようとしただけなんだ。NCRは大きいがまだまだ歴史は浅い、それにあまり長続きするようには見えないね」「ええ、私もそう思います!」「お嬢さん、名前はなんだったかな?」「メロディ・ミノーグです!エンクレイヴの研究員ダスタン、カイリーナ・ミノーグの娘です!」「よろしくメロディ・ミノーグ。アルケイドは良い友人らを見つけたようだな」がっちり握手するメロディとジュダさん。メロディもジュダさんもアルケイド先生もすごくキラキラしてるよぉ~あたしだけが部外者的な感じ!ああああ…あたしの両親がエンクレイヴだったということを願うよー!ジュダさんにエンクレイヴ時代のことを聞くと、ジュダさんは小隊の指揮官、ジョンソンとモレノって人が重火器兵で、Dr.ヘンリーは技術部品担当、ホイットマンて人はヘリの操縦士だったと。ジョンソンとモレノは仲が悪くてジュダさんは引き離すのに苦労したとか。慈悲の無いモレノの考え方がジョンソンは納得できなかったとか。あたしたちはジュダさんに約束し一旦モルモンフォートに寄ることにした。テントで一息つくとアルケイド先生が口を開いた。「ジュダ・クリーガー氏は長年にわたり俺たちをまとめていた指導者で、それにはちゃんとした理由があるんだ。モレノとジョンソンを誰も吹っ飛ばされることなく同じ部隊で指揮できる者こそ優れたリーダーだ。ジュダ氏は礼儀正しく優しいが決して甘くはない。あの人は俺が部隊で歓迎されるように全力で指導してくれたよ。ジュダ氏は彼の上官である俺の父への義理という枠を超えてやってくれてたんだと思う。彼にとっての忠誠心はエンクレイヴやエンクレイヴが戦う理念に対する忠誠心ではなく人に付き従う忠誠心なんだ。俺は父と同じくらい彼のことを尊敬しているよ」ジュダさんはアルケイド先生の師匠であり育てのお父さんなんだねー「あ、PDAに返信メッセージ入った。ルナとロロからだ」メロディがPDAを取り出した。そういえばロロってカリーナ・エレイン・ミノーグと一緒にどっか行ったんだよね…「『了解、ヘンリーさんとバンカーで待ってます』ふむふむ。ロロは『Vault22に行きます運び屋のヴァンさんも一緒です』だと。ロロは相変わらずこっちの事は興味ないみたいね」もう一人リアって子もロロと一緒に出て行ったんだっけ?メロディとルナ、カリーナとロロとリアに別れてしまってるんだねーリージョンに付くことは無いだろうけど衝突することにならないかちょっと心配だなぁ…続く
Apr 18, 2015
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オルガ:アポカリプスの使徒のために奔走する日々を送るアルケイド:オルガやヴァンを見て思うところがあるFalloutnewvegas第97話「フォア・オールド・アング・サイン」料理人グール・ムッチーの朝ごはん(バラモンのミルクで作ったソースがかかったとネズミ肉とバラモンの肉で練り合わせたハンバーグ)を食べたあと出かける準備をしているとアルケイド先生がテントに入ってきた。「オルガ…大変な事になってるぞ」「へ?」アルケイド先生が難しい顔をしている。何かあった?「昨日、フーバーダムでNCRの大統領が殺された。目撃した者の証言では大きな光が大統領に降り注いで焼き尽くしたと」「何それ!」キンバル大統領が死んだ!なんてこったい!!「恐らくはリージョンの仕業だろう…シーザーは決戦を早めようとしてるのか。現状に対する俺の意見だが…リージョンの方が若干優位に見える。フーバーダムは落ちるかもしれないな」「もうすぐNCRとリージョンの決戦が始まるの!?」「そう遠くないだろう、こうなった以上もう止まれないだろうな」マジか~ついにNCRとリージョン決戦の時かぁ…「リージョンにフーバーダムを渡しては駄目だそれは最悪だ。NCRが勝利してもベガスの支配は遠慮してもらいたい。ベガスは独立したほうが良い。かといってMr.ハウスは信用できないがな。俺はお前や運び屋、様々な人間と関わり人助けことなどいろいろ考えさせられた…オルガ、少し話していいか?」「うん?…いいけど先生どうしたの?」何なに!?何を言うの??俺はホモだー!って今更な告白?それとも彼氏の紹介!?「俺は最初からアポカリプスの使徒、NCRに居た訳じゃない。死んだ父は大戦前の政府の残党エンクレイヴで士官をやっていた。ここにいる人たちはエンクレイヴのことはよく知らないだろう…街々恐怖に陥れ人々を誘拐したなどの悪事を。エンクレイヴは最終的にNCRに倒された、そして数年後にナヴァロという軍事基地で俺は生まれた」いきなり語りだした!先生どうしちゃったの?リージョンがダムを取ろうとしてるから何か思うところがあるみたいだけど…急に何を思い立ったのか…とりあえず全部話を聞いてみよ。あたしもエンクレイヴのことはほとんど知らないんだけど…NCRがその名前を聞いただけで異常なまでに反応するのは知ってる。「NCRに潰されたって事だよね?ナヴァロって所に生き残りが居たってことでOK?他の人たちはどうなったの?」「俺はナヴァロくらいしか知らない。殆どはNCR、BOSに破壊されたと聞く。生き残りは東に行ったようだ。母は父に何が起きたのかは決して話してはくれなかった。母と俺と他何人かと一緒に南に移りNCRに溶け込んでいった。エンクレイヴが壊滅したとNCRが認識した時から俺たちはエンクレイヴの残党と合流しようとした。そして俺は出て行った、それがモハビに来た理由の一つだ」「NCRがもうエンクレイヴはいないって思うのを待ってたんだね」「ああ」「先生とお母さん、その仲間が出て行ったあとナヴァロはどうなったの?」「ナヴァロから出ていかなった連中は皆殺しにされた。生き残った者もBOSに狩られたよ。オイルリグがNCRの手に落ち、エンクレイヴの指揮系統が失われた時、ナヴァロもNCRに制圧されるのは時間の問題だと思った。だから俺と母は父の部隊を離れた。今でも連絡は取り合っているがね。」「そうなんだ…でさ先生、急に何でこんな事をあたしに話ししてくれたの?」「今まで黙っていて済まない…今のモハビの状態を見て黙っていられなくなったんだ。エンクレイヴは悪事を働いた…しかしナヴァロの連中は本当に良い奴だったんだ。沢山の経験、知識、技術を持った良い奴だったんだ。…母と一緒に逃げてきた人達はほとんど活動はしていないがリージョンとの戦いできっと影響を与えることができると思う。NCRを勝たせることができると思うんだ」「フーバーダムの決戦でNCRを勝利させるために先生は元エンクレイヴの人たちを集めたいと?」「ああ。だが彼らは一筋縄では行かない。俺が言ったところで応じてはくれないだろう。お前のようにエンクレイヴと無関係の人間で信用できる者が必要なんだ」マジで!あたし必要とされてる!適当に扱われてたあたしだけど信用されてたんだやったね!こりゃあ先生の為に一肌脱がなきゃね!いつもいつも妄想でめちゃくちゃ犯したりしてごめんね先生!「よ、よーし!あたし頑張っちゃうぞー!」「??そのぎこちない笑顔はなんだオルガ?」「いやぁ~気にしないで先生!こっちの問題だから…はは」先生覚醒するからびっくりしちゃったよ。もっとナヨっちくてファザコンメガネ坊やキャラだと思ってたのに…これはあたし小説も新展開が必要だね。誘い受けじゃなくて実は攻めだったと。Sを隠したMだったんだけどあることがきっかけで目覚めるみたいな?どんなきっかけにしよっかなー…「どうしたんだオルガ?不気味な笑みを浮かべて」「ぐへへ…はっ!なんでもないよ!じゃあ早速先生の仲間迎えに行こう!!まずはどこから行くの?」「Dr.ヘンリーに会いに行こう。ジェイコブズタウンに向かうぞ」「おー!」あたしに何が出来るかわかんないけどとりあえずアルケイド先生の話に乗って元エンクレイヴの人たちを集めよう。そういえばメロディたちジェイコブズタウンにいるんだっけか。メロディたちにも手伝ってもらおかなー。あたしはミック&ラルフに寄ってレーザーアーマーに金属プレートを追加して強化、投げナイフを購入する。「ウォンウォン!」ミック&ラルフを出たところでレックスを連れたキングスの連中に出くわした。「どうしたの?」「わかんねえ…だがレックスはお前を探してるみたいだったぜ?」「ハァハァハァ!」「そっか、じゃあ一緒に行こ!」「ウォン!」レックスも連れて行く事になった!正直助かるね、あたしは視力が良くないし先生もメガネだし索敵範囲は狭いからね。レックスは鼻も耳もいいし人間じゃわかんないものも感知してくれるし。先生が疲労で倒れない程度のペースでジェイコブズタウンを目指す。日が傾く前に到着することができた。前にも来たけどここは雪が積もってて寒い!「お前たちか」出迎えてくれたのはスーパーミュータントの村長マーカス。「メロディたちはモーテルにいるぞ」「ありがと」メロディたちがここに居られるのは彼女たちもスーパーミュータントに近い存在だからだっけ。FEVクローン強化人間とかなんとか。修理された形跡のあるモーテルに入るとそこにメロディ、ルナ、Mr.ガッツィーのPJがいた。「やっほー来たよ」「足音でオルガだってわかってたよ。さ、座って座って」紺色のコートを着たメロディが立ち上がって言った。グレーのパーカーを着たルナはマグカップを棚から取り出している。「実は…メロディたちに頼みがあってさ」「ほう、出来る事なら何でもやるよ」あたしはアルケイド先生と一緒にフーバーダムの決戦のために元エンクレイヴの仲間集めをすることをメロディたちに話した。「おおっ!アルケイド先生がエンクレイヴ!!そっか~なんとなく私たちに近い感じはしてたんだよねーインテリな感じとか」メロディすごいうれしそう。「エンクレイヴ集めいいね~やるやる!そしてフーバーダムで思いっきり戦って見せつけてやるよ!」「メロディって頭脳派じゃなかったっけ?」「そうよ?私は歌って戦える頭脳派なのよ」ものすごいドヤ顔!「あの…」ルナが言った。「エンクレイヴ集めにもフーバーダム決戦参加にも異議はないのですけど…妹のことが気になって…エレインが何をしでかすか不安で…あの子の事だからアルケイドさんの言ってたキンバル大統領が死んだことも知っているでしょうし」エレイン…Dr.Kことカリーナ・エレイン・ミノーグの事ね。アメリカ再生とかとんでもないことをメロディたちの前で言い放った子だ。でも口だけじゃない事は解る。あの子はハイスペックで行動力がある。放っておくのは良くないね。「どこに行ったかもわかんないしどうやって連絡も取るの?」「メッセージを送ることはできます。私たち姉妹が使っている専用の無線のチャンネルならきっと」「ダメ元で送ってみよ?なんかリアクションあるかもしれないし」「そうですね」なんだかわかんないけどあたしのテンションは上がってきている。決戦と聞いて血湧きにく踊ってるのかもしれない!先生の過去が知れて有頂天ヘブン状態なのもあるかもしれない!やるぞあたし!続く
Apr 11, 2015
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