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オルガ:オルガ流格闘術はオルガしか使えないメロディ:基本的なCQC(Close Quarters Combat:近接格闘)は身につけているアルケイド:武器を使った近接戦闘なら少しできる程度FalloutNewvegas第99話「フォア・オールド・アング・サイン3」Dr.ヘンリー、ジュダ・クリーガーさんを説得しバンカーに向かってもらった。あたしとメロディ、アルケイド先生で今度は東に向かう。次に会いに行くのはオリオン・モレノって人だ。「見えてきた。あの古い家にモレノはいる」アルケイド先生が指さした。一軒家がポツポツと並んでいる地域。ここには畑も商店も無く、キャラバンも旅人も立ち寄らない。かと言ってならず者がたむろしてる容子も無く静か。「この辺のこと気にした事なかったけど…改めて見ると変わってるよね。廃屋が並んでるわけでもないしかといって静かだし」「ホントだねー野生動物もレイダーもいないしかといって武装兵が巡回してるわけでもないし」メロディは音波で周囲を探索する。「略奪する物が無いという事もあるがここに住んでいる住民たちは皆自分の身を守れるんだ。ガンランナーで働いている者もここにいる」「モレノって人が皆に戦い方を教えたって事かな?」「そうかもしれないな。彼は重装兵だったんだ」古家に近づく、鍵は空いてなかった。メロディの音波探知では中にいるとのこと。リビングに進むと傭兵服を着た老人がライフルを構えて出てきた。「ヘッ…ドアにまた鍵をかけ忘れたようだ。NCRの人間なら出て行け、ここは俺の家で出て行く気はないぞ」「ちょっと待って、あたしたちはNCRの人間じゃないよ。モレノさんに用があって来たの」「ほう?…ん?後ろにいるのはアルケイドの小僧か。どうした?NCRの開発に邪魔だからここを明け渡せって説得に来たのか?」銃を下ろすモレノさん。先生は緊張した顔をしてる。「どうした?何か欲しいものでもあるのか?若い傭兵か?」「い、いや…」「あたしはオルガ、こっちの子はメロディ。先生と一緒に元エンクレイヴの人を集めてるんだよ」「何だと?…どういう事か教えてもらうか?」あたし達は近々行われるであろうフーバーダムの決戦に参加することを話した。「で、どちらにつくんだ?俺は古いガトリングレーザーでNCRの連中を消し炭にしてやっても構わないんだが?」「それは…」先生が口ごもった。モレノさんがNCRを嫌っているのを知ってるからだ。「ふん…まぁいい、バンカーには行くとしよう。作戦内容によっては抜けさせてもらうかも知れないがな」「ではバンカーで会いましょう」モレノさんの家を出るあたしたち。そこでアルケイド先生は口を開いた。「彼は重装兵で多くの人の命を奪った。だが、当時は戦争だった。勝利側だったのなら英雄と呼ばれていただろう。モレノ氏はエンクレイヴの衰退を真剣に考えていた。彼は自分の任務に決して疑問を抱かなかったし、エンクレイヴがしている事の正当性に疑問も持たなかった。ワシントンからリチャードソン、彼にとってエンクレイヴはアメリカでありナヴァロを出る時も『みんな、アメリカに別れの口づけを』と言っていた。その時彼の中の情熱は失われたように見えた。粗暴だが彼はエンクレイヴに忠実な兵士であったことは間違いない、今は年老いてしまったが」「へぇ~…」「私はちょっとわかるかな~モレノさんの気持ち。自分にとって絶対的だったものがなくなり、それを壊した敵に追われ敵の領地で生きていくっての」メロディが言った。「次は…ジョンソンに会いに行こう」次に会いにいくジョンソンさんは…山の中の洞窟に居る。周辺の人々からは『人食いジョンソンの洞窟』と恐れられている。人肉大好きおじいちゃんなのかな?メロディの音波探知とPIPBOYを頼りに洞窟を進む。奥に明かりが見える、そこに座っていたおじいちゃんが立ち上がって声をかけてきた。「おーい、アルケイド。久しぶりだな」あれ?あっちは来るのがわかってた??「彼は狙撃兵だ。洞窟に入った時点でスコープで俺たちを見たのだろう」あたしたちは明かりのある奥に進みジョンソンさんに自己紹介をして経緯を話す。「アポカリプスの使徒の…それとそちらはエンクレイヴの科学者の娘か。ワシを迎えに来た死神かと思ったよ」笑うジョンソンさん。「で、この再編集は一体何なんだ?」「フーダーダムの決戦に参加するつもりです」「はっはっは!そりゃあいい!!死んで忘れ去られる前に面白い事をやるんだな!ワシも頭数に入れてくれて嬉しいぞ」「貴方が来てくれるのは俺としても嬉しいです」先生はあまり緊張していないように見える。ジョンソンさんが優しそうだからかな?それにしても何で人食い何て言われてるんだろう?「ジョンソンさん、何で人食い何て呼ばれてるの?」「それはだな、ここに盗賊が現れ撃退をした時に奴らの仲間の目の前で死体をかじって見せたんだよ脅しのつもりでね。それ以来『人食いジョンソン』って呼ばれるようになったのさ。ワシは静かに暮らしたかったし噂が広まって人が近づかなるほうが都合良かった」「じゃあ本当に食べたりしてるわけじゃないんだね」「ああもちろんさ」ニコニコ笑顔のジョンソンさん。いい人だなーって感じが伝わってくる。ジュダさんとかモレノさんは兵士!って感じだったけど。「ワシは狙撃兵だったが自分やチームの仲間を殺そうとしてくる相手以外は一人たりとも殺したことがないってのが誇りなんだ」「エンクレイヴではそういうの珍しいの?」「民間人への被害は容認されていたし、時には…奨励されていたんだ。前の分隊仲間のモレノに至っては奨励する必要も無かったがね。クリーガー隊長がワシとモレノを離さなければお互いに殺し合っていただろうね」考え方の違いからジョンソンさんとモレノさんは対立してたらしい。「もうすぐ日が暮れる、今日はここで泊まっていきなさい。デイジー・ホイットマンにも会いにいくだろう?」「はい」あたしたちはジョンソンさんの洞窟で夜を明かした。翌日、日の出とともに洞窟を出る。そこでアルケイド先生が口を開いた。「エンクレイヴに属していてらしくない者を選べと言われれれば、それは間違いなくジョンソン氏だ。彼はエンクレイヴのしている事を嫌っていた。毎日、毎週、彼は命令に疑問を抱いていて、出来たことを何もしないで任務目標をぶち壊しにしていた。彼が軍法会議にかけられなかったのは驚くべき事だよ。父についての良い話をいつも言っていた。色々な点で彼の事は好きだよ」「そっか~だから先生もリラックスしてたんだね~」「私の姉妹にもジョンソンさんみたいな子いたなぁ…その子は残念ながら命落としちゃったけど…」メロディが言った。「ジョンソン氏が生きていてくれて本当に嬉しいよ。次はデイジー・ホイットマン氏だ」ノバックに向かう。モーテルの前の広場に見慣れた車が止まっている。カサンドラ達だ。「おーい、カサンドラ!」「ん?…ああ、オルガか」いつものドレスの上にコートを羽織っている。助手席にはつなぎを着たグールの男。「仕事?」「まーそうかな。シエラ・マドレってカジノを探しにね。そっちは?」「戦争の準備だよ。フーバーダムの決戦に参加するんだぁ~」「…そう、私には関係ないかな。あ、そうだオルガちょっと軽く組手しない?新しく覚えた技試して見たいんだけど」「なにそれ~いいけどさ」「頑丈で私とまともに組手できそうな知り合いってオルガしかいないし」「いやいやいや!ベロニカは?」「友人にそんなことできるわけないでしょ」「へ、へぇ~…あたしなら怪我してもいいって言うんだふ~ん…逆に怪我するのはそっちかもよ?」「望むところよ。一度ちゃんとやりあって見たかったのよね。それが本音かな?」「武器なしの一本勝負。それでいいよねカサンドラ?」爆殺フィストを外してメロディに預ける。カサンドラはコートを脱いでグールの男に渡した。「おいオルガ、そんなことをしてる場合じゃないぞ」「ボス、大事な仕事の前にやることじゃないと思うが」「先生は黙ってて!」「ラウルうるさい!」構えるあたし。カサンドラはビシッと構えて微動だにしない。ここはあたしから仕掛ける!「だりゃあああああああああっ!」右ローキックで牽制、カサンドラは足を上げて回避、あたしは右足を下ろさずに連続で蹴りを放つ。カサンドラは足でブロック。「ハッ!!」足を下ろすカサンドラ。その動作はそのまま踏み込みとなり同時に左手でパンチを打ってくる。あたしはそれをブロック。するとカサンドラは右足を半歩前に進め体全体を左に捻り右パンチを打ってきた。「ぐっ!!」あたしのブロックの上から叩きつけられる重いパンチ!あの特殊な捻りと踏み込みがこの重いパンチを生み出してる!?あたしは左ジャブを2連続で放って牽制、カサンドラを離す。離れたところであたしは左腕を脱力しブラブラと揺さぶる。ゴモラでボタンマンと戦った後から雑誌を読み研究していたのだ!「…」カサンドラの目つきが変わった。あたしは左腕をムチのようにしならせてジャブを連続で放つ。カサンドラはぎりぎり当たらない距離を保って手のひらを前に突き出す。あたしのジャブがカサンドラの手のひらに触れる。「フン!!」あたしの拳を手のひらで押しながらカサンドラの体が沈み込む。次の瞬間あたしの脇腹に肘が突き刺さった。だけどあたしはここで倒れない!カサンドラの腕を掴んで足を払う。足を払われたカサンドラは自分から飛んで転ぶのを防いで着地、ハイキックであたしの頭を狙う。腕を離して避けるあたし。「肘の一撃で決まったと思ったんだけど」「まだまだぁ」カサンドラは強い。あたしとの技術の差は歴然。あたしが勝ってるのは耐久力と腕力。それなら!あたしは右腕に力を込めながら左ジャブで牽制して突っ込む。カサンドラが技のモーションに入る。あたしは余計なことをごちゃごちゃと考えずに右パンチを連打。モハビのクリーチャーをぶちのめす時のように!「オルガストーム!」カサンドラのブロックを弾きパンチが炸裂………「あっ!?」あたしの体が宙に浮いた。頭から地面に叩きつけられる。立ち上がろうとしたところにカサンドラのキックが首を狙って放たれる。あたしは体を倒して寝そべって避け、ヘッドスプリングの要領で立ち上がり遠心力を利用して上から弧を描くドラゴンフィッシュブローを撃つ。カサンドラのこめかみに右拳が命中、やった!………じゃなかった!あたしの顎にもパンチが命中してる!「そこまで!!!!」メロディのめちゃくちゃ大きな声であたしたちは驚いて体を止めた。続く
Jun 11, 2015
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