全151件 (151件中 51-100件目)
朝から西北から北西の風が強く吹き抜ける日となりました。風を避けて探索できる北側の手賀沼遊歩道を探索しました。鳥たちの姿も葦原のかげ、入江などあり、比較的近い距離で観察できました。ただし、お日様と向かい合うポイントがほとんどだったのでなかなか思うように記録ができず仕舞いでした。水生植物などの餌が採食できる環境にバン成鳥、遊歩道脇の水面にカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワセミ、ミコアイサ雄、沼の水面に係留されている船の上にセグロカモメが休んでいる光景を目撃できました。昼なので帰路につくうと思った時、上空から沼の浅瀬に上空からアカガシラサギが降り立ちました。昨シーズンに続き再会。強風をさけて休んでいたスポットから餌を捕食しに渡来したものと思います。なお、観察場所については、撮影者が集中する可能性が高いので非公開とします。(写真)2023年1月5日
2023.01.05
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今年はじめてホームグランド手賀沼を訪ねました。柏市と印西市の境界からスタートし、水田地帯と沼の東端、丘陵の上にある公園内を探索しました。境界を流れる下手賀川には、コブハクチョウの群れとコハクチョウ1羽の姿を発見しました。さらに、水田地帯では虹彩がこげ茶色のノスリ成鳥雄が電柱の上にとまり小動物の動きを監視、そばにはタゲリ10羽が歩きながら餌を物色していました。このほか、チョウゲンボウ雌、トビ、ハイイロチュウヒが登場してくれました。その後、手賀沼東端に移動。北西の風が4m前後吹き抜けていたのでカモたちは葦原と風が避けられる入江などに退避していました。入江では、マガモ、コガモ、バン、カイツブリの姿を観察できました。また、葦原にはホオジロのペアの姿、近くの木の枝にツグミの姿があり、その後野ばらの実をついばんでいるのを目撃。(写真)2023年1月02日撮影
2023.01.02
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10日に柏市と印西市の境界でコチョウゲンボウ、チョウゲンボウ、トビ、ノスリが同じ水田エリアの姿があり獲物を捕獲する光景を目撃しましたがその後の様子はどうなったのかを見に現地を訪ねました。羽ばたきと滑空、ホバリングを使い獲物を探索する飛翔型の猛禽チョウゲンボウと見晴らしのよいポイントから獲物を狙うとまり型のコチョウゲンボウの関係はどうかと広大な水田を見渡しました。残念ながらチョウゲンボウの姿は今日はありませんでしたがコチョウゲンボウの獲物を発見するとすぐに捕獲に体勢に入るその姿を堪能しました。このほかは、地面を擦るように滑翔してその後電柱で一休みのノスリ、水田の真ん中の杭にとまり他の猛禽の獲物を横取りしようと待機していたトビの姿がありました。また、すぐそばにタゲリの小さな群れが餌を物色している姿も目撃。その後、印西市と柏市の境界を流れる河川の水面でコブハクチヨウと水面に一線に並んで休んでいたユリカモメ、沿岸の公園の小さい池でホシハジロ、林縁でホオジロ、カワラヒワの姿を観察しました。このうち、コブハクチョウの首に装着されていた標識、首にくい込んでおり圧迫されている感じがしました。(写真)2022年12月19日撮影
2022.12.19
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手賀沼の水面を見て回った後、沿岸の水田エリアに猛禽とタゲリの姿を求めてポイントを見て回りました。柏市と印西市の境界では、コチョウゲンボウ、チョウゲンボウ、トビ、ノスリ、を目撃しました。キジバト程度の大きさで電柱にとまり周囲を見渡して獲物を見つけると急襲して捕獲していたコチョウゲンボウ、高圧線の電線にとまり獲物を見つけるとホバリングをしながら接近して急降下して獲物を襲っていたチョウゲンボウ、地面を擦るように滑翔して獲物を捕獲していたノスリ、カラスや他の猛禽類が捕獲した獲物を横取りしていたトビ。猛禽がそばにいるにもかかわらず、田んぼに降り立ったタゲリ40羽をこえる群れ。ここが手賀沼沿岸であることを忘れてしまう豊かな時間でした。(写真)2022年12月10日撮影
2022.12.10
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師走に突入し、家事をすませてからの外出です。先月28日にコミミズクと出会ったので水田地帯を丹念に探索しました。電柱のてっぺんにノスリがとまり、眼下の水田をじっと凝視していました。その近くにカラスの群れ約70羽程度が電線にとまったり、水田に降り立ったりを繰り返していました。確認するとミヤマガラスで尾羽を広げグァーグァーと鳴き声を出したり、電線に一本足でつかまり羽づくろいをしたり、いろいろな動きを披露。手賀沼の水面に目をやると、マガモ、オナガガモ、ヒドリガモの群れの中にトモエガモ17羽の姿を発見。あわせて、手賀沼ではあまり見かけない頭の真っ白なカワウ成鳥の姿、葦原の中にはゴイサギの姿も発見。(写真)2022年12月2日撮影(ミヤマガラスのメモ)2010年以降、ミヤマガラスは秋口から真冬に見かけるようになっています。
2022.12.02
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午後、短時間ですが、ホームグランド手賀沼とその沿岸を探索しました。到着し観察と撮影ツールを整えていたら、すぐ脇の田んぼからコミミズクがカラスに追尾されて飛び立ち、ふわふわと飛翔し移動していきました。このほか、沼の浅瀬ではコサギが中国武術の舞いのように水面を移動しながら餌の魚を追尾している姿、水面の工作物に餌の魚を持ったミサゴがカラスと睨んでいる光景、浅瀬で弁足を披露しながら移動するオオバンの姿を観察しました。(写真)2022年11月28日撮影(なお、コミミズクは2021年2月撮影もの)(備考)2021年冬まで手賀沼沿岸に滞在していたコミミズクを巡って地元の農家の皆さんと撮影者の間でのトラブルがあった模様で、現在は沿岸の水田地帯への車両侵入ができなくなっています。このような関係で本日の観察箇所については、お問い合わせをいただいていもおこたえをいたしかねます。あしからず。
2022.11.28
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狩猟期間がスタートして一週間経過した手賀沼の沿岸の様子を見に出かけました。狩猟対象のカモ科の鳥類は、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモの11種。これらのカモが増加していれば、周辺地域から鳥獣保護区の手賀沼とその沿岸に移動してきたと考えられます。手賀沼大橋から東側の水域には、マガモがぐっと増加し300羽を超えていました。しかし、そのほかではヒドリガモ、コガモがそれぞれ30羽程度、ホシハジロが5羽といった状況でした。近郊の柏の葉公園、柏の葉キャンパス駅近郊、利根川の利根町の水面にカモの大群が見られるのと比べると寂しい限りです。それでも、葦原で複数のベニマシコがピッポッと鳴きながら移動していく光景を目撃しました。このほか、赤い眼瞼(まぶた)のセグロカモメ、中央尾羽がまだ伸びている途中のオナガガモ、上面が明るいグレーとなっているホシハジロ生殖羽、同じホシハジロですがまだ灰色味がかなり残る個体、コガモ雌非生殖羽と幼羽、頭部の緑色がまだらになっているマガモエクリプス、沼のあちこちに姿が目立つカンムリカイツブリ、眼先が黄色になったコサギ冬羽、杭に止まっていたミサゴなどをしつかり観察できました。(写真)2022年11月22日撮影(ベニマシコは2017年11月撮影のもの)
2022.11.22
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明日11月15日から翌年2月15日までは狩猟期間となるので、ホームグランド手賀沼の水鳥の様子を見に出かけました。先週、オシドリ、ホオジロガモの姿を目撃したと鳥友から聞いていたので期待して沿岸を探索しました。しかし、北よりの風が強い影響なのか、柏市大井から岩井の水域ではカンムリカイツブリ、カイツブリ、カルガモの姿のみで、かつて手賀沼といえばオカヨシガモの名所と言われた面影もありませんでした。その後、岩井新田から片山新田の間の水域で、ようやくマガモの群れ、ヒドリガモ、コガモ、ユリカモメ、セグロカモメの姿が目撃できたのみでした。近郊の印旛沼には水面を埋め尽くすマガモ、トモエガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモの群れが飛来しているのと比べると大きな差です。もっとも、印旛沼では水生植物などの餌が豊富であり、葦原の面積が広く厚いのでカモの退避場所が残されているといった環境なので当然ですが。こんなホームグランドですが、今日はカモ、水禽の羽衣のいろいろを楽しむことにしました。緑光沢の頭と黄色の嘴が目立つマガモ雄成鳥、橙色の嘴と胸から腹にかけての斑が大きめのマガモ雌、嘴基部から頭上にかけて緑色で頬から後頭にかけて茶色、嘴峰には暗色斑がない雄エクリプスが生殖羽に換羽している個体と実にいろいろ。また、ヒトでいえばモミアゲが素敵なカンムリカイツブリ、水面の杭に止まり周囲を見渡したり上空を旋回していたトビを目撃。(写真)2022年11月14日撮影
2022.11.14
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10日ぶりにホームグランド手賀沼を訪ねました。今日のお目当ては、そろそろ飛来するホオアカ、コチョウゲンボウ。手賀沼大橋の東側のポイントを丁寧に探索してみました。東端の葦原でお目当てのひとつホオアカの姿を発見しました。胸の赤褐色の境界線、胸から上の白色、胸から下面は褐色、耳羽の赤褐色が広く雄成鳥冬羽と思われました。ホオアカを見かけたポイントのそばの入江でタシギ、田んぼの中の電柱にノスリがとまり、水面の杭にはミサゴが捕獲した魚を食べ始めたシーン、そして葦原の上空をハイイロチュウヒが飛翔する姿を目撃しました。ハイイロチュウヒは体下面と下雨覆に褐色斑、風切全体に明瞭に横斑を観察できました。その後、さらに柏市と印西市の堺に広がる水田地帯に移動し探索すると、電柱にコチョウゲンボウの姿を発見。白い眉斑、目の下にひげ状斑、体下面の縦斑をしっかり観察できました。(写真)2022年11月7日撮影
2022.11.07
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ホームグランド手賀沼を訪ねました。大津川河口付近からスタートし、東端まで約8キロを探索してみました。大津川河口付近に広がる干潟にはカルガモ、アオサギの姿、近くの葦原ではオオジュリンの鳴き声を今シーズン初めて耳にしました。その後、岩井新田先に移動し、目をやると、カンムリカイツブリ、マガモ、コガモ、ホシハジロ、ユリカモメの姿がありました。この後は片山新田先まで移動すると、マガモの群れ、コガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ミサゴが上空を飛翔し水面に何度も飛び込む光景を目撃。あわせて、アワダチソウにホオジロのペアが飛来し、アツアツぶりを観察しました。片山新田周辺の水域では、カンムリカイツブリの髭のいろいろを観察しました。人間でいうと、頬骨あたりに髭を蓄えているような感じの個体、顎下で蝶ネクタイのように見える個体、人間でいえばモミアゲのような髭のように見える個体と実にいろいろでした。図鑑や文献には何も解説がないけれど、どのパターンがモテるのかなあと思いました。(写真)2022年10月27日撮影
2022.10.27
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久しぶりに朝から青空が広がりました。ホームグラウンド手賀沼とその沿岸を訪ねました。水禽の姿がだんだんふえてきました。沼の水面には、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、オオバン、ユリカモメ、セグロカモメといった鳥たちの姿がありました。このほか、水面の杭にはミサゴ、遊歩道脇の木にはモズの姿があり、夏に過ごしてきた高原の鳥たちの鳴き真似をいろいろ披露していました。アップした写真は、マガモ、オナガガモとヒドリガモの混群、オナガガモの幼羽、脇最上列の羽が幅広く丸みのあるマガモ雄エクリプス、腹部に褐色の羽が残るホシハジロ雄第一回冬羽、沼の水面の杭に止まり、遠方のカンムリカイツブリの動きを凝視していたミサゴ、夏羽が残っているのに色が淡いアマサギの姿です。(写真)2022年10月20日撮影
2022.10.20
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10月11日に手賀沼沿岸にてヘラサギを観察しました。鳥友から過去の観察記録についてはどうなのかと質問をもらいました。過去の文献を紐解いてみた結果は次のとおりです。なお、昨年11月に永井真人さんが2021年11月6日に手賀沼で観察し撮影した旨が記事と画像がツイートがあります。我孫子市(1995)は、1993年と1994年に実施した鳥類の調査報告の結果を報告するともに過去の鳥類の生息状況について文献を調べた結果を整理し報告しています。それによると、昭和中期以降では1965年12月12日にヘラサギ、11月23日と12月29日にクロツラヘラサギ2羽が記録されていると報告しています。ただし、ヘラサギについては日本野鳥の会東京支部報(1966)にのみ記載されているもので、記録された時期・場所などからヘラサギの記録はクロツラヘラサギを誤認したものではないかと指摘しています。しかし、判断の方法がないので記載したとあります。(引用)我孫子市.1995.我孫子市自然環境調査 鳥類調査報告書.p63.(参照文献)斉藤吉永.1966.クロツラヘラサギ手賀沼にあらわる.野鳥.第31巻.235号.p57.日本野鳥の会.
2022.10.16
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一週間ぶりにホームグランド手賀沼に出かけました。いつものようにいくつかの定点ポイントで水鳥の個体数を数えながら探索しました。少し距離のある水辺でカルガモの中に不明瞭な過眼線と青色の翼鏡のマガモを発見。その水面を見渡していた時のこと、ダイサギのそばに違う動きをしているヘラサギを見つけました。嘴を水の中に入れ、左右に動かしたり、時折上下に大きく開けたりして餌を物色していました。昨年も11月6日に飛来していますので二年連続の飛来です。このほか、あちこちの電線や電柱にモズの雄の姿があり、高鳴きして縄張り宣言をしている光景、農道の地面に近い草原にノビタキ、ヒバリの姿がありました。(写真)2022年10月11日撮影(備考)私が観察をはじめた時点で多くのカメラマンが殺到していました。手賀沼遊歩道は、平日とはいえ多くのスポーツサイクルが通過しています。一定程度の幅はありますが、道路をふさいでしまうと激突事故の危険もあります。ふさがないように、声をかけあっていただけますようお願いします。
2022.10.11
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あっという間に10月になり、ホームグランド手賀沼とその沿岸を訪ねました。もちろん、この時期のお目立てはノビタキ。稲刈が終了後の耕起作業がスタートしており、大型のトラクターが何台も田んぼに。このため、ノビタキは耕起作業をしていない圃場と畦に姿がありました。下面の橙色が強い成鳥の冬羽個体、頭と背に縦斑がある個体とその羽色はいろいろ。でも、ノビタキだと思って捕捉すると、上面の模様が違うスズメだったり。失敗も。田んぼのノビタキを堪能した後は、沼の水面に目をやると杭にミサゴの姿を発見。キャッチした後、ダイナミックに飛び出し。このほか、ススガモ、カイツブリの親子連れの姿を観察できました。(写真)2022年10月3日撮影
2022.10.03
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9月も半ばをすぎノビタキとの再会を期待してホームグランド手賀沼沿岸を探索しました。その姿は、いつもの水田地帯の一角にありました。眉斑が淡褐色で背と肩羽に黒斑が点在していたので若鳥と思われました。ノビタキを目撃した後、過日クイナの声がしていた葦原でしばらく待機してみました。すると、葦原の中からクイナが登場。ずんぐりとした体型、額から頭頂、後頸、体上面が赤褐色で黒い軸斑が目立ちました。脇から下腹、下尾筒が白黒の縞模様が素敵でした。このほか、モズに追尾されて葦原に飛来したカワセミ雄、頭部から体上面が褐色で黒い縦斑があり、眉斑と喉から下面が白色のセッカの姿を見つけました。(写真)2022年9月17日撮影
2022.09.17
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9月に入りはじめてホームグランド手賀沼とその沿岸を訪ねました。スタート地点の柏市側の水面の杭にミサゴが止まっている姿を発見、また入江になっている葦原の中に復数のゴイサギの姿を見つけました。その後、手賀沼大橋から東寄りの水面と沿岸を探索すると、浅瀬で餌を物色して歩いていたアオアシシギを発見しました。上面が褐色がかり各羽縁が角張っいる印象があったのでアオアシシギ若鳥と思われました。さらに水田との縁を探索すると、バッタやイナゴなどの餌を探すダイサギ、コサギ、電線に翼帯1本の小鳥の姿と電柱にはチョウゲンボウの姿がありました。小鳥は、お腹が黄色っぽく、翼帯は1本。田んぼのすぐ脇の電線に止まっていたこともあり、横顔だけ見ているとえっなんの種類だろうと思いましたが、シジュウカラと判明。(写真)2022年9月13日撮影
2022.09.13
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二週間ぶりにホームグランドの手賀沼を訪ねました。沼の東端でクロハラアジサシが簀立てにとまっている姿がありました。頭は黒く、嘴は赤色、下面が黒色に白い羽が入り始めている夏羽から冬羽の換羽が始まっている個体でした。また、下手賀川の一角で誕生したヨシゴイ幼鳥3羽の姿があり、うち1羽はヒメガマを3本程度束ねてその上に座り込み日光浴をしている姿がありました。このほか、沼の浅瀬ではダイサギ、チュウサギ、コサギが餌探しに余念がない姿、コブハクチョウの家族連れ、カイツブリの成鳥が水面を移動する姿を見つけました。(写真)2022年8月26日撮影
2022.08.26
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ホームグランド手賀沼と沿岸地区を探索しました。最初に立ち寄ったのは、ヨシゴイのジュニアが8羽誕生したガマを主体とした島。まだ産毛が見える個体をはじめ計5羽以上の姿がありました。もう島の中を自由自在に移動できるようになっていて、餌を探しに出かけている親鳥の帰還を待ちわびる姿を目撃。その後、昨年アカハラツバメ(Hirundo rustica saturata)を目撃した谷津田に移動。ツバメの若鳥20羽以上が飛び回っている光景を見つけた後、電線に止まっている姿を一羽ずつ見ていくと、は、渡りの時期や越冬期に見られるとされる腹部が赤いツバメの亜種の姿がありました。(日本で繁殖している亜種は、Hirundo rusutica gutturalisです)帰り道、沼沿岸でホオジロの若鳥が一所懸命に囀っている姿を発見。(写真)2022年8月11日撮影、昨年8月22日に同地で観察したアカハラツバメの写真を参考としてアップします。
2022.08.11
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二週ぶりにホームグランド手賀沼を訪ね、葦原地帯にヨシゴイの姿を探しました。ヨシゴイは、ガマの主体とした小さな島に営巣していて、ジュニアは8羽程度誕生しているようでした。親鳥は何度も餌を捕獲しに出かけ、帰還するとジュニアたちが我先にと餌を要求する姿を目撃しました。ここのヨシゴイは、営巣場所に上空から直接入らずに少し離れたところに飛来し葦原をたどり移動しジュニアの待つ巣に移動してきます。印旛沼などは巣のあるところに上空から直接入るのに流派に違いがあるのでしょうね。そのほか、オオバンの親子、カイツブリのヒナ、コブハクチョウの親子連れ、沿岸では電線に30羽程度のツバメの若鳥が横一線で並び親鳥が餌を運んでくるのを心待ちにしている光景を目撃しました。(写真)2022年7月17日撮影
2022.07.17
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梅雨明けをした手賀沼沿岸を訪ねました。朝からすでに28度をこえ、日中は33度前後まで気温が上昇。こんな酷暑の中でもサシバは、今年誕生した幼鳥に与える餌探しに余念がなく、水田の一角の電柱にとまり餌を捕獲していました。その後、手賀沼沿岸の葦原地帯にヨシゴイの姿を探しに移動しました。水面にはコブハクチョウの親子が移動いる光景からスタートし、葦原の一角をヨシゴイが飛翔したり、葦づたいに移動していました。巣にいる雌にプレゼントする餌を持参したり、巣を補強する葦を嘴で折り、巣に運搬したりなかなか雄も忙しい様子でした。(写真)2022年6月29日撮影
2022.06.29
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久しぶりにホームグランド手賀沼とその沿岸を探索して歩きました。しかし、沼の水面はたっぷりと水が入っているため、浅瀬の草原や葦原に営巣をする多くの鳥たちは子育ての機会を奪われたままの状態が続いています。しかし、そんな条件下でもコブハクチョウやヨシゴイたちは、産卵し子育てに入っています。写真は、下手賀川の水面を子供連れで移動していたコブハクチョウファミリー、残っている葦の中に営巣をしているヨシゴイ、沿岸の谷津田で子育てに入っているサシバの姿です。このほか、水田に複数のチュウサギの姿があり、姿を見ていたら虹彩の色の違うチュウサギを発見しました。チュウサギの虹彩は黄色ですが、今日観察した個体は橙色をしていました。飾り羽も一際目立つ個体で婚姻色の個体なのかとも思いました。(写真)2022年6月14日撮影(ヨシゴイの1枚のみ2020年7月撮影のもの)
2022.06.14
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5月も終盤に入っていますが、手賀沼沿岸では水鳥、山野の鳥共に繁殖期に入っており、いろいろな姿を見かけます。複数の水田で、田んぼの中を鳴きながら餌の水生昆虫などを探すコチドリとハクセキレイ、葦原のてっぺんで行々子と大きな声で縄張りを宣言しているオオヨシキリ、沼の遊歩道脇の植え込みの中に巣があると思われるホオジロの雌が嘴に餌をくわえて何度も運ぶ光景、沼では浮巣をつくり産卵したカイツブリが子連れで水面を移動する姿などが見られます。このほか、水田と林の境目にある電柱にはサシバが田んぼの中の獲物を狙っている姿があったりまさに子育てパークとなっています。(写真)2022年5月20日撮影
2022.05.20
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朝方は小雨がふっていたものの昼前には雨が上がり、今シーズン出会っていないムナグロに出会いたいと思い、手賀沼沿岸に出かけました。沼東端の水田地帯にムナグロが74羽降り立つのを目撃。何度か移動した後は、耕起した水田に降り立ち、羽を休めていました。上面が全体的に黄色味がかり下面の黒色の成鳥夏羽、下面に黒い羽がまじる冬羽から夏羽に換羽中の個体とじつにいろいろな羽色で観察していて飽きません。このあと、沿岸にある林の中を探索し、昨年と同様の場所でキビタキ、オオルリのさえずりを堪能しました。さらに、帰路の道路沿いの電柱にサシバの雄の姿を発見し、楽しい時間を過ごしました。(写真)ムナグロ、キビタキは2022年4月27日撮影オオルリは林の中が暗く撮影ができなかったので前年5月に撮影したもの、サシバも道路沿いの電柱なので愛車を停止することができなかったので前年5月に撮影したものをアップしています。
2022.04.27
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手賀沼沿岸の複数の谷津田を訪ね、サシバの姿を探索しました。手賀沼は縄文海進時(約 1 万年前頃)に形成された海跡湖で、流域は粘土質の関東ローム層や粘土層及び砂層で構成された台地と浸食された谷津と呼ばれる低地および谷津に面した斜面や斜面から構成されています。これまでサシバの生息が観察できた谷津田はでは、水田耕作が維持されていること、斜面林の面積が大きいことが共通している環境の要素です。これは、サシバの採食環境がには欠かせない要素と考えています。今日は、複数の谷津田のうち、二箇所で姿が観察でき、一箇所は成鳥3羽、もう一箇所では成鳥雌雄各1羽、成鳥雄1羽、若鳥1羽の姿を目撃しました。成鳥雄がカエルを捕獲し雌にプレゼントしていたペア、雌雄のペアがディスプレーフライトを披露している傍らで電柱に飛来した眉斑が明瞭で体下面の縦斑が目立った若鳥との出会いがあったり楽しい時間を過ごしました。(写真)2022年4月11日撮影
2022.04.11
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青空が広がる一日との予報を受けて、家事を手早く済ませて手賀沼に出かけました。お目当ての一番は、先月20日の姿を目撃したサシバ。柏市戸張からスタートし、柏市布瀬までの間の手賀沼と沿岸の谷津田を見て回りました。お目当てのサシバは道路沿いの電柱にその姿がありました。てっぺんに止まり田んぼを凝視していました。その後、降下し小動物を捕獲し、雌へのプレゼントするために林の中へ移動。手賀沼では、大半のカモは渡去した模様ですが、まだコガモ、ヒドリガモ、ススガモ、セグロカモメが滞在していました。このほか、コサギの眼先がピンク色となっている婚姻色の個体、葦原ではオオジュリン、ホオジロが葦原を移動し、餌を物色していました。また、遊歩道上の植えられている桜の木にはスズメが桜花をちぎり萼筒部分を切断して蜜源を食べて花びらは落下させてしまう行動を見せてくれました。(写真)2022年4月8日撮影
2022.04.08
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先月20日に数カ所ある谷津田の一角でサシバが電柱に止まっている姿を目撃していたので営巣も早いのかしらと思ってこの間、複数回手賀沼沿岸の谷津田を探索しましたが姿が確認できないままでした。本日はもう一度複数の谷津田をより丁寧に探索して歩いてみました。さの甲斐あって、二箇所でサシバの姿を観察できました。一箇所では谷津田上空を飛翔し移動する姿、もう一箇所では谷津田の林に枝に止まり、時折、地面に降りて餌を捕獲する光景を目撃しました。帰り道に立ち寄った谷津田の一角では、複数のキジがテリトリー内を移動しながら時折テリトリーの境界で視線があっていた光景、渡去目前となっているツグミが地面で餌探しに余念がない姿を観察しました。冬から春への季節の変化を実感する一時でした。(写真)2022年4月2日撮影
2022.04.02
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桜が咲きそろったので我孫子市側の遊歩道を歩き、葦原と遊歩道沿いの畑地や沼の葦原周辺を探索しました。水の館に近い葦原では、複数のオオジュリンを発見。頭部が黒く、顎線と後頸から胸は白色、上面が茶色くて黒色の斑がある雄成鳥個体でした。ただし、頭部の黒色に淡色の斑が混じっていたので第一回夏羽ではないかと思われました。このほか、遊歩道脇の畑地ではテリトリー内を巡回するキジの雄、オランダミミナグサの芽をついばむアオジ、ヒッヒッと鳴きながら登場したジョウビタキ、沼にある杭にとまり羽づくろいをしていたカワウの繁殖羽の姿、クローバーをついばむコブハクチョウの姿も観察しました。なお、遊歩道脇でアリスイが姿を現したと教えていただきましたが、姿は発見できず次回のお楽しみとなりました。このほか、帰路の途中に対岸の柏市側の谷津田に立ち寄りましたら、イヌシデの近くの枝に止まっていたノスリを発見。体下面が白っぽく褐色斑の少ない若鳥でした。(写真)2022年3月28日撮影
2022.03.28
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一週間ぶりにホームグランド手賀沼で厳冬期を過ごしたホオアカを見に出かけました。しばらく待機していると、カシラダカに似たチィと声がしたと思ったら田んぼの畦近くに出現してくれました。一羽は雄繁殖羽、もう一羽は上面の褐色味が弱い第一回冬羽個体でした。近くには、アオジ、ホオジロの姿もあり、比較しながらじっくりと観察できました。沼近くの入り江では、マガモ、コガモ、カワウ、タシギの姿、沼の水面にはセグロカモメが羽を休めていました。カワウの目、瓶のラムネに入っているビー玉のような色、素敵でした。(写真)2022年3月23日撮影
2022.03.23
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手賀沼沿岸で厳冬期を過ごしたホオアカの様子を見に出かけました。2月はじめには6羽のもの姿がありましたが、今朝は2羽のみとなりました。頭上に灰色で小さな黒斑、赤色の耳羽、顎線と喉に黒斑がありました。まだ胸に赤褐色の細い帯はない以外はほぼ繁殖羽になりつつある個体でした。ホオアカに出会えたエリアでは、葦原周辺でアオジ、ホオジロ、オオジュリンの姿もあり、ホオアカとの違いを観察できました。あわせて、水面の杭にはセグロカモメが羽づくろいをしている姿も目撃。その後、2月はじめに手賀沼沿岸に飛来し滞在中のアカガラサギの様子を移動。最近は、葦原に隠れたエリアで餌を物色していることが多く、今日も観察スポットからは確認しにくい場所に姿がありました。(写真)2022年3月15日撮影(アオジとホオジロは同地で2月に撮影のもの)
2022.03.15
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朝から青空が広がり、日中も暖かくなるとの予報。先週出会うことができなかったアカガシラサギと沿岸の林に一角に滞在しているトラツグミに出会おうとでかけました。アカガシラサギは、いつものスポットに姿があり、相変わらず小魚を頻繁にゲットしていました。上面の淡褐色で無斑なこと、虹彩と目先が黄色である特徴を観察できました。同じ葦原には、ヒクイナとクイナが姿を見せてくれました。その後、近郊の公園に移動し、トラツグミを探索。トラツグミは、地面をほじくり餌探しに余念がありませんでした。(写真)2022年2月25日撮影
2022.02.25
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我孫子市側の手賀沼大橋から岡発戸新田までの遊歩道はも市民の方々が散策する姿をよく見かけます。この遊歩道脇の葦原と水面には身近に冬鳥たちの姿を観察できます。このところ、アカガシラサギが飛来していたこともあり、市民にくわえてたくさんのカメラマンのみなさんも立ち寄るようになっています。今日、遊歩道を3キロ程度探索してみました。アカガシラサギの姿は確認できなかったものの、葦原に頻繁に姿を表すクイナ、複数箇所で鳴きながら移動したり、小魚をゲットするカワセミの姿、水面の杭には捕獲した魚をむさぼるミサゴ、ボートの上でゆったりと休むセグロカモメ。虹彩と嘴基部が黄色っぽくなってきたカイツブリと短時間でも楽しむことができました。(写真)2022年2月16日撮影
2022.02.16
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拙宅の亭主から手賀沼のアカガシラサギを見たいとリクエストがあり、現地にむかいました。一昨日、観察できたポイントで小魚を探していた光景を目撃した後、西方向に飛翔する姿を見届けたので探索してみました。すると、同じような環境の浅瀬にその姿がありました。上面の淡褐色で斑がない点、喉から胸にかけての縦斑、がっしりした首などを観察できました。この後、一昨日のポイントでヒクイナの姿を目撃。エンジ色がかった体、素敵な赤い虹彩をしっかり観察。帰りがけに先週、ホオアカと出会ったポイントに移動して探索していると、ホオアカのほか昨年から滞在しているマガンを発見。カルガモと行動を共にしていました。そのほか、電線に小鳥の群れが次々に飛来していたので見てみたらカワラヒワの群れ。150羽ものカワラヒワが一線に並ぶのは壮観でした。(写真)2022年2月9日撮影
2022.02.09
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先週金曜日に手賀沼沿岸にアカガシラサギが飛来したとニュースをもらいました。目撃された葦原でひたすら待機。姿を確認できたのは、到着してから小一時間経過してからのことでした。目の前をすーと翼の白いアカガシラサギが通過し、葦原の中に。それからまたひたすら待機。14時すぎに目の前の葦原に飛来し姿を見せてくれました。証拠写真の域を出ませんが写真をアップします。頭から胸にかけて褐色の縦斑、背は褐色、上嘴は先端から基部が黒い点を観察できました。多くの図鑑類はこれを冬羽とコメントしていますが、図鑑によっては上面がもっと茶褐色のものを冬羽と紹介しているものもあります。ゴイサギと比べるとアカガシラサギのほうがほっそりとした印象があり、背には斑はありません。このほか、待機している間、ヒクイナが目の前を通過したり、体上面が褐色で黒い斑点があるクイナも登場してくれました。上嘴がほとんど黒いこと、下面は青灰色で腹と脇に黒と白の横縞があったので成鳥冬羽と思われました。(写真)2022年2月7日(アカガラサギとの比較でアップしたゴイサギは2021年9月手賀沼で撮影)
2022.02.07
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ホームグランド手賀沼沿岸の葦原ではホオアカをはじめとする小鳥たちが過ごしています。今日も葦原にホオアカは健在でした。合計6羽が葦原に飛来したり、水田に移動し餌を物色する光景を目撃しました。チッ、ジッと濁った声を出しながら移動していました。アップした写真は本日観察できた雌個体と過去に出会えた雄個体の写真です。雌雄の識別は、耳羽の赤色が大きいか、小さいか、雌の下面には褐色の斑が小さいなどで行うのが一般的です。ホオアカのほか、ホオジロ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ、スズメの姿、また、葦原の近くの沼の水面にはカンムリカイツブリの姿もありました。(写真)2022年2月3日撮影(ホオアカ雄は2010年1月同地で撮影)
2022.02.03
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二週間ぶりにホームグランド手賀沼とその沿岸地区を探索して歩きました。沿岸の水面ではシジュウカラガン、手賀沼の水面でマガンの姿を発見しました。くわえて、マガンを観察した遊歩道下の葦原にベニマシコが鳴きながら姿を現してくれました。また、その上空にミサゴが旋回してくれました。(今日観察できた鳥類)マガン、シジュウカラガン、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、バン、オオバン、セグロカモメ、ミサゴ、ヒヨドリ、モズ、シジュウカラ、ウグイス、メジロ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、ベニマシコ、カワラヒワ、ホオジロ(写真)2022年1月16日撮影
2022.01.16
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暮れの11日に手賀沼沿岸でシジュウカラガンを観察した旨のリポートしました。その後、複数の方がその姿を観察なさっていますが、新年どうしているだろうと再び訪ねました。オオバンやカンムリカイツブリ、他の水禽の群れの中にその姿はありました。活発に動きまわり、餌をついばんでいました。このほか、沼の水面の杭にミサゴの姿、近郊の水田地帯でノスリ、チョウゲンボウ、トビと猛禽類も健在。また、沿岸の葦原にはホオジロ、オオジュリン、その横をカワセミが通過したり見応えがありました。なお、JK77の標識が装着されているコブハクチョウですが、標識が邪魔なのか何度も嘴でつつく動作をみせていて気の毒な印象を持ちました。(写真)2022年1月02日撮影(備考)シジュウカラガンの観察地は撮影者が殺到する可能性もあるので非公開とします。お問い合わせをいただいたとしてもお伝えいたしかねます。
2022.01.02
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北風が強く水辺の鳥の観察は無理なのでホームグランド手賀沼沿岸にある公園内を探索することとしました。到着した直後にヒッヒッヒッと声がしたと思ったら、ルリビタキが目の前に登場。白い眉斑、額から頭部、体上面がきれいなブルー、脇がオレンジ色でした。上面には青い部分のみで黒味がないことから雄成鳥と思われました。このほか、その近くにジョウビタキも出現し、ルリビタキと共演。このほか、小さな池では小魚を捕獲したカワセミが杭の上に止まって食べている姿、その足元にカイツブリ(カイツブリが捕獲しようとした小魚をカワセミが捕獲したようでカワセミを追尾して足元に出現しました)、わずかに残った柿の実をついばむメジロ、木の幹をたたいているコゲラを見ていたら、嘴が上下に反り返り案外ソフトなのだと気がついたりして楽しい時間でした。(写真)2021年12月26日撮影
2021.12.26
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昨日、手賀沼沿岸で思いがけずシジュウカラガンと出会ったので、定期調査を中断してその観察に時間をさいたので今日も手賀沼に出かけました。12月に入っても山野の鳥の飛来が遅れていましたが、ようやくツグミ、オオジュリンといった仲間の姿が目につくようになってきました。沿岸の葦原でホオジロの雌雄、オオジュリンの姿を記録しました。ホオジロの雄は頭・耳羽が黒く、下面が白くない、雌は頭・耳羽は褐色で下面は白くない点を確認できれば識別の苦労することはないと思います。ただし、ホオジロ雌とカシラダカ雌が識別しずらいという方もいらっしゃるものと思います。というのも冠羽を寝かせているとホオジロ雌と似ているからです。下面、腰、耳羽をしっかり確認しておきたいものです。また、オオジュリンは、細い枝に垂直に足をかけてとまることが多く、時に顔が草に隠れたりして同定に苦慮する場合があります。しかし、体下面は白くホオジロと違いがあります。くわえて黒い顎線が目立ちますのでこの点を確認しておきたいものです。小鳥のほかは、柏側と片山の水面の杭にミサゴ、トビが止まっている姿、カモではミコアイサの小群とヨシガモが片山新田前の水面で観察できました。また、コブハクチョウ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウの姿を記録しました。
2021.12.12
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手賀沼に飛来しているマガンを見に行こうと拙宅の亭主の要望もあり、ホームグランド手賀沼に出かけました。印西市と柏市の境の水田エリアからスタートし、沿岸を見て歩きました。6日に比べると、カモの個体数はぐっと増加していてマガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、トモエガモが水面で羽を休めていました。また、田んぼエリア一角でハクチョウの小群を発見。オオハクチョウ成鳥2羽、幼鳥6羽でした。その後、田んぼの中に黒い塊が動いているのが見えたので、注視していたら顔が見え、なんとシジュウカラガンでした。黒い頭に白い頬が目立ち、首は比較的短めで、頸の付け根にうっすら白い輪が少し見えました。体のサイズはアヒル程度と思われました。日本に飛来しているシジュウカラガンは亜種シジュウカラガンと亜種ヒメシジュウカラガンと考えられていますが、頬の白斑は喉でつながっておらず頸の付け根にうっすら白い輪が見えるので亜種シジュウカラガンと思われました。このほか、印西市との境で鳥の博物館前の水域で標識リングが装着されたコブハクチョウ(JK83)、あぜ道の電柱に羽を休めていたノスリの姿がありました。(写真)2021年12月11日撮影(備考)シジュウカラガンの観察地は撮影者が殺到する可能性もあるので非公開とします。お問い合わせをいただいたとしてもお伝えいたしかねます。
2021.12.11
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鳥友から手賀沼沿岸の公園にマガン、ルリビタキが飛来していると情報をもらいましたので、現地に足を運びました。公園に立ち寄る前に手賀沼の水面を探索しましたが、マガモ、コガモ、ミコアイサ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、セグロカモメ、コサギの姿があったのみでお目当てのひとつ、マガンの姿は見つからずでした。さて、ルリビタキは、桜が自慢の広場のそばにその姿がありました。いきなりヒッヒッヒッと声がしたと思ったら目の前に出現。嘴をあけてしばらく声を披露してくれました。おまかけに一瞬ですが、後ろ向きとなってくれたので風切羽の具合を披露。あらためて羽毛がこのようになっているのだと学びました。(写真)2021年12月6日撮影
2021.12.06
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手賀沼にトモエガモが飛来していると鳥友から教えてもらい、16日に足を運んだものの会えずじまいだったのでリベンジで再び現地に出かけました。今日は、沼東端の水面を端からカモの群れを一羽ずつ観察してきました。ヨットが三隻我孫子市側を移動していたのでカモはすべて柏市側の水域に移動していました。マガモ、ヒドリガモの群れがいくつか水面で休んでいたので発見できるまで時間がかかりましたが、トモエガモは雌雄各3羽、ヒドリガモの群れと一緒に水面を移動していました。雄の巴の字を逆さまにした顔の模様、雌の嘴付け根にある白い斑、距離はありましたが発見。雌は目の蝋膜をとじているので目の部分も白い斑のように見え、嘴付け根の白斑とふたつの斑があるように見えました。このほか、トモエガモを観察していたら、上空にチュウヒ、トビが出現。また、観察後に立ち寄った小さな入り江ではオオバン、バン、タシギが羽を休めていました。(写真)2021年11月20日撮影
2021.11.20
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二週間ぶりにホームグランド手賀沼を訪ねました。沿岸の水田地帯に滞在していたノビタキの姿もなく、いよいよ冬鳥の探鳥時期。柏市内大津川沿岸からスタートし、印西市との境界までの手賀沼の水面と沿岸の水田地帯を探索しました。今日、沼の水面ではオオバン、カワウが嘴に草や枝をくわえて雌にプレゼントする行動が見られました。この時期ですから営巣をする時期ではありませんが、枝や草をくわえて雌にプレゼントするのはどうしてと単純に疑問を持ちました。繁殖以外も他の雄がやらないようなアピールができる雄がモテるのかしら?さて、沼の水面にはマガモ、コガモ、カンムリカイツブリ、餌を探すコサギ、遊歩道下の浅瀬ではスズメの水浴びが見られたり、タシギが羽をやすめていたり、モズやジョウビタキの姿があったり冬鳥の姿が増えてきていました。アッブした写真はオオバン、カワウが草、枝をくわえて移動していた光景、マガモが水面を移動していた光景、マガモとハシビロガモの大きさの違いを記録した画像、浅瀬で餌を物色していたコガモ、水浴びで気持ちむよさそうなスズメ、葦原の中で羽を休めていたタシギ、浅瀬で足をふるわせて餌探しをしていたコサギ、沿岸でみかけたモズ、ジョウビタキです。(写真)2021年11月4日撮影
2021.11.04
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早くも10月下旬となりました。ホームグランド手賀沼沿岸に飛来しているノビタキの様子を見に出かけました。9月下旬に飛来したばかりのときには、田んぼの緑ばかりが目立ちましたが、この時期になるとノビタキの背景にアサザのピンク、セイタカアワダチソウの黄、スズキのベージュ色のコラボレーションが素敵です。ノビタキの姿を観察しながら撮影に没頭していたらあっという間に夕方に。このほか、手賀沼の水面には、マガモ、コガモ、キンクロハジロ、カンムリカイツブリ、水際にオオバン、バン、タシギ、沿岸の草原にはモズやホオジロの姿もありました。(写真)2021年10月21日撮影
2021.10.21
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一週間ぶりにホームグランドの手賀沼を訪ねました。印西市から柏市にいたる約12キロの水域と水田地帯を探索して歩きました。手賀沼大橋より東のエリアではクロハラアジサシ、タシギ、ススガモ、ミサゴ、チョウゲンボウ、西エリアではミサゴの姿を発見しました。このほかには、遊歩道下の草原にホオジロの姿があり、外側尾羽の大方が白いのをしっかり観察できました。(主な鳥の観察メモ)クロハラアジサシは、沼の簀立てにとまり餌を発見すると飛翔し捕食するとしばらく枝で休憩をするという行動を繰り返していました。頭頂がごま塩模様、下面が白く、嘴は黒く、足が赤いのがよく見えました。ミサゴは、東エリアと西エリアにそれぞれ1羽ずつ姿があり、飛翔し水面をみつめて餌探しをして捕食を繰り返していました。(写真2021年10月10日撮影
2021.10.10
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10月に入ってはじめてホームグランド手賀沼とその沿岸エリアを探索して回りました。まずは、一週間前にノビタキと出会えたフィールドに立ち寄りました。前週と同様に4羽のノビタキの姿がありました。また、はるか遠くの水面の杭にミサゴの姿があり、捕獲したての魚を食べ始めた光景を目撃。その後、下手賀川沿岸エリアに移動し、水面にカルガモとコガモの群れを観察。コガモは嘴が黄橙色に変化しつつある雌個体、上面が黒っぽく胸にオレンジ色の残る若鳥個体が羽を休めていました。また、水田エリアではノスリが電柱にとまって周囲を見渡していました。脛毛に横斑がないので雌個体と思われました。このほか、電線にはムクドリの群れとそれを追い払おうとしているモズの高鳴き。どんどん季節はすすみ、秋が深まっていきます。(写真)2021年10月2日撮影
2021.10.02
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9月に入り手賀沼沿岸でノビタキを見かけたといくつかのブログなどで記事が掲載されていたので三度も足を運びました。しかし、強風が吹き抜ける日だったり、会えずじまいでした。たまたま、拙宅の亭主と手賀沼沿岸の近くを通ったので、ノビタキを探してみるかと立ち寄ったところ、その姿を発見。しかも、四羽!!黄色の花、赤い花を背景にしてノビタキ、こういう感じの場面を待ち焦がれていました。時間のすぎるのを忘れて観察と撮影に没頭。さすがに15時すぎには少し肌寒くなってきたので帰路につきました。ノビタキのほか、稲刈り中の田んぼでチュウサギ、過日オジロトウネンが羽を休めていたポイントでタシギがうとうとする姿を目撃。なお、黄色の花は、ヒレダゴボウというアカバナ科チョウジタデ属の一年草です。別名「アメリカミズキンバイ」と呼ばれる北アメリカ原産の帰化植物で、1955年に愛媛県松山市で最初に確認され、それ以後関東以西の各地で生育が確認されたと聞いています。日本には在来種でチョウジタデが存在しますが、タゴボウ(田牛蒡)とも呼ばれています。それによく似た黄色い花を咲かせ、葉の付け根が「ヒレ」のような形になっていますので「ヒレの付いたタゴボウ」から「ヒレタゴボウ」となった由。(写真)2021年9月25日撮影
2021.09.25
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手賀沼沿岸では、稲刈がかなりすすみ刈り取ったエリアが多く見受けられます。そろそろ、渡りの途中に立ち寄るノビタキなどの渡り鳥が立ち寄る時期なので探索してみました。水田の真ん中を流れる小川では体よりもかなり大きい魚を捕獲したカワセミが一気に飲み込もうとトライしている光景を見かけました。このほか、ダイサギ、チュウサギ、コサギがそれぞれの居場所で餌探し。また、電柱には春から沿岸に滞在しているノスリの姿も。最後に立ち寄った我孫子市側の水田には、コブハクチョウが稲刈後の水田でイネの落ち籾,イネの切り株から萌芽成長した再生稈,再生稈に結実する再生穂、水田面に自生する越年生の草本などをついばんでいました。イネの落ち籾はコンバインの導入によって飛躍的に増えるものと聞いており、水田で多くみられる草は畑地雑草がほとんどとされています。人間の都合で左右されるコブハクチョウの暮らし、複雑な思いです。なお、コブハクチョウは、私共夫婦が観察しているところでは旧沼南町で田植え後の田んぼに被害を与えるとして駆除が実施されて以来、柏市と印西市の境界で人による給餌が行われているエリアに群れが移動しています。(写真)2021年9月19日撮影
2021.09.19
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短時間でしたがホームグランド手賀沼のシギ・チドリが羽をやすめる浅瀬のポイントに立ち寄りました。先日はオジロトウネンとイソシギの姿がありましたが、今日はタシギ5羽がじっと休む姿を目撃できました。小群を一羽ずつ見ていくと、褐色味の強い個体とそうではない個体と両方いるのを発見しました。褐色味の強い個体は、背の羽縁がクリーム色の帯となっていて太く目立っていました。雨覆・肩羽のクリーム色部分が斜めに並ぶ笹の葉のように見えていました。これに対して背の帯が淡い個体もいるのを観察しました。若鳥ではと思いましたが、文献などを見ながら成鳥と若鳥の識別について学習中です。(写真)2021年9月17日撮影
2021.09.17
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9月に入りはじめてホームグランド手賀沼にでかけました。柏市戸張先からスタートし、岩井、染井入、片山、布瀬、印西市発作までの約12キロを探索しました。手賀沼の東端まできたところで、チリリリと鳴き声がしたので沼の浅瀬に目をやるとイソシギとオジロトウネン姿を発見しました。帰宅後、拙宅の亭主に聞くと1980年代前半までは柏市柏下、岩井、染井入、片山などの浅瀬に少数のオジロトウネンが飛来し越冬した由。当時の鳥見人の中では手軽にオジロトウネンが観察できるフィールドとして知られていたそうです。このほか、下手賀川の水面にはカンムリカイツブリの姿、川の真ん中の小島には30羽をこえるゴイサギの群れとチュウサギ、コサギ、アマサギの姿がありました。なお、オジロトウネンは、上面の背、肩羽、雨覆の羽縁が白色で、胸が灰褐色で若鳥と思われます。(写真)2021年9月13日撮影
2021.09.13
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手賀沼沿岸にウラジロの大群落があると教えていただき、見に出かけました。ウラジロが荒らされるのはいやなので地名などの情報は公開しませんが、森の日の当たるエリアに大群落があるのを観察しました。葉は正月飾りに使われ、注連縄(しめなわ)やミカンの下に垂れ下げられているあれです。しかし、その分布は広い森の一角に限られていました。帰宅してから専門家の方に聞くと、ウラジロは大規模な群落を形成し、植栽木の成長や天然更新を阻害するのであちこちに植えられているわけでないこと、うまく活用することで効率的に表土保全効果発揮できる可能性があることなどを教えてもらいました。このあと、手賀沼沿岸に立ち寄り、野鳥の様子を見て回りました。かつて柏市岩井新田から我孫子市高野山に群れで生活していたコブハクチョウは印西市と柏市の境界にその群れがありました。親鳥が子供をつれて水面を移動する姿は、やはり愛らしかったです。人と鳥がなんとか共存していければよいのにと思いました。このほか、越夏したと思われるカンムリカイツブリの姿も観察。ほとんど、寝入っていて顔を見せてくらたのはほんのひとときのみでした。(写真)2021年8月31日撮影
2021.08.31
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