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2023.11.26
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​​ 島田裕巳「日本人の神道」(ちくま新書)  とりあえず、日々の徘徊のお供とでもいう興味で手に取りましたが、いや、なになに、なかなか読みでのある1冊でした。
 日本に土着の宗教が 「神道」 である。
神道 がいったいいつ生まれたのか、その起源は分かっていない。分からないほど、その歴史は古いとも言える。(P7)
​  ​​​​​​​​​​​​​ 「はじめに」 の冒頭です。
仏教 が来て、 儒教 が来て、 道教 が来て、 キリスト教 が来て、まあ、近世以前に思いつくだけでも、外から来たのがその四つ、その四つの 「外来」 「土着」 の関係はどうなっているの?
 古い古いというけれど、どれくらい古いの?
 実際、一番古いのはどこの神社?
八百万の神 とかいって、ポコポコ神さん産まれるけど、結局、神社に行って何を拝んでんの?
八幡大菩薩 とか、 神宮寺 とか、 本地垂迹 とか、 廃仏毀釈 とか言うけど、あれってなに?
伊勢対出雲の対決 の真相は?​​​​​​​​​​​​​

 実際、信心とかいうこととは一切かかわりたくない徘徊老人なのですが、興味はある訳です。で、この本は、とりあえず、徘徊か老人が思いつくことのできる、まあ、その程度の質問には、ほぼ全部答えてくれました。
​​​​​​ 中でも面白いのは 第5章 出雲大社の「生き神」・国造 の謎解きあたりでしたね。 出雲大社 が、超巨大な高層建築だったのではないかとかいう話は生噛りで聴いたことがあったのですが、 「生き神」さま ですよ。 伊勢神宮 が天皇家の祖先神だとかいう話は、まあ、 「物語」 としては知っていたわけで、さほど驚かなかったのですが、出雲はスゴイですね(笑)。本物の生き神様登場ですからね。興味津々です。解説を読み始めて、
​​ それで?それで? ​​
の連発で、どうも、この本で終わりそうもありません。​​​​​​
​​​ で、まあ、この本自体は、 靖国の話 あたりで締めくくって、最後は神道についての 「信仰」 についてでした。ちょっと、 あとがき のあたりから引用してみますね。​​​
神道 は、私たちの身近にあり、ごく 自然 なものである。 宗教 には、それをわざわざ選び、それだけを 信仰 するというイメージがあるが、 神道 にはそれがない。
 それも、 神道 には開祖も教えも聖典も存在しないからだ。そこで私は 神道 「ない宗教」 と呼んできた。そこには 神道 宗教 ではないという含みもある。
 教えがない以上、私たちは 神道 に縛られることはない。また自分を救ってくれるよう強く願うこともない。 宗教 には救済の手立てがあり、それが決定的に重要だが、 神道 にはそれもないのだ。
神道 がそうした性格を持っている以上、 神道 の神についても、私たちはあえて信じるかどうか問題にしない。(P233)
​​ 結論のカギは 「自然」 だとおっしゃっているのですが、納得ですね。ここの所、手を打つ回数とか、頭を下げる姿勢とか、意味ありげに吹聴する世相がありますが、
​あれって、きっとウソだろう!​ ​​
とか、勝手に思っている徘徊老人には納得の結論ですね。​​
​ で、まあ、姓も同じということもありますから、 島田裕巳先生 の宗教解説、もう少し追いかけてみようかなと思いますね。新しいのを読んだら、また紹介しますね。なかなか、すっきりしていていいですよ(笑)。
 ついでですので、目次を載せておきますね。​

目次
第1章 神とは何か
第2章 祭祀に現れる神
第3章 神はいつから神社に鎮座しているのか
第4章 神宮の式年遷宮はいつはじまったのか
第5章 出雲大社の生き神・国造
第6章 神道と仏教の戦い
第7章 社殿のない神社
​​
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最終更新日  2024.01.29 14:05:48
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