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絶好調! 鈴ノ木ユウ君 の 「竜馬がゆく」(文藝春秋社)第6巻 です。 2023年11月30日 新刊です。 開巻早々、まあ、前号からの続きですが、 土佐藩主、山之内容堂公 主催の剣術大会で、 長州の俊才 桂小五郎 を頭突きに次ぐ、 突き一本 見事に決めて倒すというかっこいいシーンがこの場面です。
「郷士の子には惜しい腕でござりまする。」 試合を見物していた 容堂 と、その おつきの者 の会話です。
「うむ 上士ならばさっそく予のそばで話の相手にでもさせるのだがの。
だが、郷士の子は郷士・・・
一生虫けら以下じゃ」
「郷士の子は郷士、虫けら以下」 土佐郷士 、 才谷屋の坂本龍馬 が、二度目の江戸剣術修行を終えて帰国するわけですが、時は 安政5年、1858年 ですね。 幕府大老井伊直弼 が 勅許なし で 日米修好通商条約 を結んだのが、この年の6月ですね。 安政の大獄 の始まりです。まあ、いいかえれば 尊王攘夷 の始まりでもあるわけで、いよいよ、波乱万丈の幕末の始まりです。
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