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2024.08.14
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 今回の目的地は、宿?見つけてしまった宿に行くツーリングです。ロケーションは思いっきり中途半端。距離がかせぎにくいです。それでも暑くなる前に郊外に逃げ込みたいので、だいたいいつも通り4時半にスタートです。
 目的地は兵庫、鳥取、岡山の県境付近。ギリ岡山。帰りは山陽方面で寄りたいところがあるので、行きはこれもいつも通り琵琶湖北岸を抜けて若狭湾、そこから福知山方面に降りていくルートです。なので米原方面へ。今日は名古屋を抜けます、まずは名四の外灯でスクリーンの傷の具合をチェック。散光も少なくてさすが新品スクリーンです。
 道路の掲示板は至る所で南海トラフの文字。マジリアルに来る日を想像しちゃいます。こんな時期にツーリングに出ていいんでしょうか。
 早朝なので名古屋もガラガラです。名四よりマイペースで流せるので早朝なら最近はR1号をチョイスしてます。変な暴走車に合わないほうが安全、気楽です。
 堤防沿いを遡上。経由地にセットした道の駅に向かいます。
 トイレに行きたくなるころ合いかも、とセットした道の駅南濃。真夏なので尿意、疲れなし。パス。先を進みます。
 養老を抜けて関ケ原方面へ。このころになると日も昇って影もしっかり。雲一つない青空。ちょっと肌寒い気もします。
 戦国ロードに入り、米原付近は25度。ちょうどいいのに肌寒く感じるって、最近の日中の気温のアベレージが異常だからでしょうか。
 ここまで来ると自然と休憩はいつものあの道の駅になります。姉川古戦場を越えてすぐの浅井三姉妹の郷に到着。
 なにもオートで処理できないホルガ。浅井3姉妹の銅像はどうしても暗くなって撮ることができませんでした。
 そうだ!暗くなるといえば、走行中気づいたこれ。ETC装置の受信部?これのLEDが点いてない。あれ?点いてないのがデフォ?常時グリーンで点いてるんだっけ?どっちが正常状態か思い出せないけど、無意識に点いてないのに気づいたってことは普段は点いてたのか?
 壊れた?
 キーをオンにすると一瞬点いて消えます。球切れではないのか。それがわかったのはいいけど、もし常時点灯が正解なら壊れてることに。自分で直せない機器の故障。嫌なとこ逝ったかも。
 そうだ、ぶら下げたレインはどうかな、走行中に落下とかしてないかな。チェック・・・。
!!.gif
 うっ、目を疑う光景・・・。どうしよう、どうするー?
 ・・・。
 とりあえず処理。見なかったことに。
 はぁ・・・、嫌なもんまた見つけちゃった。始まったばかりのツーリングなのにテンション下がるわ。ちょっと気分を切り替えないと事故とかにあっても嫌だな。まだそんなに暑くないけど、水分補給でも。
 いつものあれを探そう、あるか、あるか・・・、
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 やった!去年は飲めなかった梅よろし。冷え冷えのどごし良好。なんかただの水分補給よりいろいろ入ってるので電解質云々もキープできるかな、と勝手に思ってチョイスしてますが最近見なかったやつ。

 北上再開。小谷城をパス。
 いつもはマキノピックランド、メタセコイア並木を抜けるんですが毎回だし、この時間だと、もう道路にはみ出て映える写真の自撮りしてるピーポーがたくさんいる頃なので回避。
 今日はこっち。走ったことない琵琶湖北岸を抜けます。これが大正解。潮臭くないし、朝日に輝く並木と青い琵琶湖。清々しいじゃないの。夏休みラジオ体操的爽快感。浮かぶ島は竹生島かな。
 琵琶湖きれいだな。赤潮とか100%解消したんかな、なんか変な水草大量発生に困ってる、なんてのも聞いたけど。
 いや、ほんとGWみたいにさわやかでした。このまま好天か、と思ったら若狭街道はどんより。スクリーンにも水滴。上を見あげるとなんか黒い雲がわいてる。なーんかいつも天気悪い感じ。日本海からの風がこのあたりの山地にあたって雲でもできやすいのか。そうだ、去年はこのあたりでゲリラ豪雨にあって雨宿りしたんだった。嫌な思い出です。
 毎度の小浜市内の流れが悪くて疲れたので、そろそろ休憩。いつもの道の駅うみんぴあ大飯にエスケープします。
 駐輪場は広くないので先客が多いと出し入れ嫌だな、って思ってたら使用者ゼロ。ラッキー・・・、と思ったらまさかの駐輪場で朝食とってるファミリー。あれか、キャンピングカーも何台かあるから、そのファミリーかな。
 雨降ってるならまだしも。これ、ライダー増えてくるとお互いいい気分しないだろうな。
 駐輪。目の前は海。
 ザ・ホルガ。暗ぇ!Wi-Fi SDカードなので何枚かトライしてみたけど、これが精いっぱい。
 排尿と水分補給。さて、出発しようかな、と駐輪場で準備してると、だれか近づいてくるのが視界に。さっきの駐輪場で朝食とってた家族の男の子。小学校3,4年生くらい?目と目があったら、
「かっこいいですね。」
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 お、おぅ。メットかぶっちゃってるし、突然で気の利いた言葉もでなくて、大きく頷くのがやっと。あれだな、パリオリンピックやり投げの北口。名言発したいとは思わないけど、なんか言えるとよかったかな。
 今どきの子供が見知らぬ大人に近づいてきて話しかけてくるなんて、あるんかな。重度の人見知りする自分の子供からするとありえない。多少コミュ力ある子にしても相当な勇気だな。そうかー、それだけかっこいいんかー。
 自分なんて箸棒ライダーですが、強いて言えば・・・、自分にスキは・・・、ない。感じ取ってくれたのかな。
 と、あれだ、自分も好きだけど旅装束のGSXは精悍です。写真ないかな、くっ・・・、こういうときにかぎってスマホで残してないやつ。ダメダメホルガ切り出しで我慢します。ボケボケ。
 4半世紀落ち。いろいろトラブルあり。だけど休みのロングに焦点を合わせて仕上がった姿は美しいんですよ。各所ノーマルに戻してるのも逆にまとまっていて個人的に〇。古いバイクにフェンダーレスは合わない。重厚感は大事です。
 と、なんだかんだ脳内で思いますが、鳩が豆鉄砲を食ったような感じで出発です。いったい何だったんだ。
 お、まずい忘れるところだった。舞鶴を抜ける前にGoProロング撮影オン。
 去年の秋、舞鶴で艦これのイベントやってたみたい。まだ、やってんだな、艦これ。なんかイベントの残り火がないかよそ見、よそ見。
 ダメだな、時間が早すぎて商店街開いてない。シャッター開いてたらもう少し情報量多いんだけど。
 今日の主要散策エリアはざっと丹波方面なので、舞鶴を抜けて南下開始します。左手になかなか大きな川。こんな川、あった?名前をチェックすると由良川。なるほど、これが由良川。軽巡由良の由良。おぼえておきます。
 せっかく福知山方面に南下するのでいつも素通りしてるスポットを目指します。天気は良くない。スクリーンに水滴がぽつぽつ。まさかこれから降ってくるのか?
 路面をみると雨上がりか。少し滞在するのでその間に降ってこないことを祈ります。
 ここに登ってくる途中にもオブジェはたくさんあったけど、ここにも。Bスポ臭。
 多分到着です。
 やっと来た大江山。
 大江山の鬼伝説。酒呑童子。いや、これは絶対雑魚。
 だからの鬼推し。でけぇな。
 門にポスター。
 そう、調べたら今やってる催事案内。なんで生首持ってんだろ。
 入館料は330円。中は鬼面 a lot。なまはげの面とか怖ぇ!ぐいぐいくるな。小さな子供がギャン泣き。見るだけでこれ。家に来られたらトラウマレベル。
 大江山なので鬼、鬼文化のほうががメイン。もっと源頼光の鬼退治をフィーチャーしてるのかと勝手に思ってました。世界の鬼面もいろいろあったけど、なんでだろう、だいたいの異形が世界共通。元の悪鬼があるんかな。
 常設展のほかの特別展が、ぱっと見、妖怪画展。おなじみの妖怪たちは怖いというより、どこか郷愁感があるんですが、幽霊画は・・・、いやいや、直視したくないやつ。日本の幽霊、やべぇ。
 なんと館内でこれら妖怪画の絵師さんがライブペイントしてました。昨日、今日の両日開催。近づいて見る勇気はなかったけど、完全アナログ作品。なんとなくの作品のお値段も。そんな感じなんですか。
 座敷童とかの絵なら怖くないかな。
 ふぅ・・・。永年の目的地、大江山クリアです。主要幹線道路沿いじゃないのでなかなか縁がなかったです。
 よし、午前中の目的は終了。次はご飯。ここに来たらいつものあそこだな。ちょうどお昼だし。R9号に出て西進します。ドライブインやくのに到着。
 ・・・。なんかゲートがあって、入れない。人気もないしシャッターも閉じてる。うっそ、閉鎖か!通過時ちらっと昔の駐車場をみたら草ボーボー。だめだ、お盆休業とかじゃなさそう。
 流れて奥の道の駅に停車です。施設がないなー。名前が農匠の郷。直売所とかの大きい版。食事処とかなさそうか。
 トイレがてら看板があったので見てみるとレストランは離れたところにあるっぽいので行ってみたら・・・、幸薄感バリバリ。なんか入り口に貼り紙が。お盆休みの知らせか、閉鎖の案内か。
 マジか。お気に入りだった休憩スポット、やくのオワコンのお知らせ。ドライブイン、ファーストフードって感じでよかったんだけど。混んでてもさっと食べられる安心感があったのに。
 とりあえず水分補給。缶コーラ一気飲み。あまりにのどが渇いていて、こんな炭酸、微炭酸。
 これからもう寄ることはないだろうな。夜久野エリア。国道沿いで使い勝手よかったのに。
 丹波エリアは道の駅が多い印象。ちょっと走れば何か所かあるけどガソリンの給油警告灯がさっきから点灯中。これからのルート上にある道の駅だけのぞいてみることに。
 ところが、よくある道の駅まであと何キロ、とかいう看板が全く出てこない道の駅。ナビは案内してくれますが。道端に立て看板のみ。裏口なのかな。これ、ナビなかったら絶対素通りするやつ。
 あれ?裏口か、やっぱり?ひとまず駐輪してレストランを見てみようかな。
 ・・・。
 撤収。レストランはあったけど順番待ちのリストの多さに断念です。これ、どれくらい待つことになるか読めない。まだ先はあるからやめときます。
 道の駅をあとにして、とりあえずバイクのほうの空腹を満たします。
 で、GSのそばの安定のスポットに。
 結局これが一番手っ取り早くて確実なやつ。暑くてあまり食欲がないです。多分甘いジュース飲みすぎ。
 久しぶりに地べたリアン。熱っ!汗ばんだジーンズ、下着まで乾きそう。うん、コンビニ食料、美味しい。
 マップルをみてもう一度この先のルートを再確認して出発です。
 久しぶりの竹田城の案内。自分はぎりぎりマイカー乗り入れができる時代に行けました。VTRで来たけど、乗り心地が非常に悪いバイクだったのでこの辺に来るのが精いっぱいだった気がします。
 今日の目的地は竹田城再訪じゃなくて、見えてきたアレ。
 虎臥城大橋です。
 自分としてはめずらしくバイクと風景の写真を収めるためにやってきました。いや、でもいい景色だ。これは絶対スマホが得意。
 じゃあ、痛い子ホルガで。遠風景が苦手に感じるホルガでもパチリ。
 パチリ。やっぱ暗い。今どきのスマホは言えば合成写真みたいなもん。マジスマートデバイスです。
 撮影会をしていたら、はるか前方に停まるバイク2台。彼らも撮影会してます。もしかしたらもっと引いて撮りたいかもしれないから場所空けるか。出発。
 通過がてらあいさつ。いや、こっちのほうがいい撮影スポットかな。
 虎臥城大橋を後に、今日の宿泊施設がある方面に向かうため朝来からR429へシフトします。知らなかったけど、数年前に来た生野銀山はすぐそばでした。
 ここもなかなか好みのクネクネ。単調にならなくていい感じ。川沿いを流します。が、
 出てきたら寄ろうと思っていたスポットを素通り。予想してたよりしっかりした駐車スペースもあって写真なんかも撮りやすそうな場所。結構人がいたけど、やっぱり見ごたえあるのか??
 ちらっとミラーで確認。真っ黒な鋳鉄橋を視認。まあ、いいか。戻るの面倒。流れを楽しみます。ナビに入れてなかったのが失敗だけど、次はナビに入れてる地点。素通りはしませんが・・・、道端にあるのか・・・、お、なんか遺構っぽいのが右手に。これだ。
 しっかりした駐車場があって、屋根付きの駐輪場まで。すごいな、無料なのに。
 今日はこれを見に来ました。神子畑選鉱場跡。この辺はさっきの生野銀山もあって採鉱産業が盛んだったようで、採れた鉱石を必要、不要鉱物に分ける選鉱場だったようです。その規模が東洋一。階段状ピラミッドみたいだけど、基礎だけが残ってこの姿。
 なんか丸い逆さキノコみたいな施設。上はすり鉢状。選鉱の際、浮遊、比重、脱水なんてキーワードが出てくるから、巨大な漏斗形状なんでしょう。詳しい仕組みは不明だけど、東洋一がなんとなく伝わる遺構サイズ。
 ふたつある。
 ここからホルガ版。
 露出マイナス補正してるけど、白飛び気味。
 中の廃墟群。もっと中に入れば陰影がでるかもだけど、柵があって遠くから。緻密さは伝わりません・・・。
 どうしても真夏の強烈な日差しで、明るく照らされるコンクリ地面のせいで飛びます。
 階層、支柱、階段。もうロープレの塔の構造です。
 青空をパチリ。うーん、暗いです。
 煙る暑さは伝わりませんが、うろうろしたので暑い。水分補給を。
 うー、なんだろう。周りが明るすぎてよくわからないけど、電源をオンにしても電源ランプが点いてないような・・・。たまにあったスイッチの接触不良みたいな症状。ダイヤルをカチカチ回すとスイッチが入ってたけど、悪化したのか。電池じゃなくてスイッチ関係の不良だったらお手上げです。
 残念、今回のツーリングではホルガはここで脱落です。目的地だった選鉱場の撮影はぎりぎりできました。燃え尽きたんでしょうか・・・。嫌な感じです。
 気を取り直して出発。宿に向かいます。この辺りは意外に高所なのか、雲が近いです。スカイラインにダイレクトに白雲が流れていきます。
 岡山に入って、至る所に宮本武蔵の文字。このエリアには宮本武蔵の生家がまだあるようです。でも実際に人が住んでいるので見学とかはできず、外から眺めるくらい。要は民家なのでさすがに行こうとは思わなかったけど、時間も少し巻けているので、別のところに寄り道。
 ずばり、宮本武蔵駅。宮本武蔵の銅像があるみたいですが、ちょっと狭そうな雰囲気でした。駅だけ確認して終了です。
 16時もすぎたので今日の宿に向かいます。出くわした看板が厳しい感じ。熊、怖ぇー。よくよく考えたらキャンプ場でテントとか無防備すぎ。かわいい熊の絵の看板が、熊の危険性を感じさせない、とか声があるなか、これくらいのリアリティは必要な気はします。
 その先に、今日のナビポイントの橋が出てきました。
 ここが今日の宿泊ポイント。確かに周りには何もないです。だが、それがいい。
 よかったんですが、真夜中にインシデント発生?
 その2に続きます。

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最終更新日  2024.10.20 08:00:30 コメントを書く


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