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今日のウォーキングは雨のため中止した。遅かった梅雨も、降り出したら止まらないといった格好だ。そんなことで、孫の試合は延期になった。町長を囲む会で、町長の説明や起業家の防災についての話を聞いた。孫の野球がなくなったので、籠友会の幹事会に出席した。***ベトナムが高い経済成長率を続けている。私たちは南部のホーチミンに行ったことがあるが北部の方には足を踏み入れたことはない。然し、ホーチミンの街は綺麗で、活気があったことを思い出し、出来れば又訪れてみたいと感じる国であった。昨日の新聞記事などには特に景気の良い話が載っていた。経済成長率は6.61%を上回り、東南アジア主要国の成長率としては最高水準だという。アメリカと中国の貿易紛争が続く中、中国からアメリカへの輸出が高関税のあおりを受けて、中国からベトナムへの生産移転が相継いでいるというのだ。その結果、ベトナムの貿易は中国の代替としての迂回貿易も加わり、自身の輸出も相まってことのほか伸びているようだ。アメリカへの輸出が好調すぎて、対米黒字が増加するとトランプの次なるターゲットになるかも知れないとされている。かつて、世界の工場とされた中国も、人件費の安さ故にコストを低く抑えることが出来た結果、競争力を高めてきた。そんな中国がアメリカの矢面に立たされて、手詰まりの中、その代替わりとして、ベトナムに風が吹いているといった感じだ。いわば漁夫の利といった形がベトナムの貿易に起こっていると云う事のようだ。経済記事が伝える写真に依れば、縫製業も好調のようだ。これは従来型の延長としても、台湾系の高炉の鋼材生産量も増えているし、出光興産などの製油所もフル生産の状態が続いている。GDPの7割弱を占める個人の消費も好調で、雇用状態も良くなっている。マンションの価格は値上がりが鈍化したとは云いながら、スーパーやコンビニでの消費は堅実で、店舗の拡張や拡大が続いている。中国に近いハイフォンの実質成長率は2018年に16%となった。ハイフォン港からアメリカに輸出する場合、今までは荷物を小型船で香港に運び、大型船に積み換える必要があったが、日本が港湾整備を行ったり、近くにラックフェン港を新設したり、港湾施設が充実したことで、大型コンテナ船の発着が可能になり、直接アメリカまで運ぶことが出来るようになった。製造業において、製造拠点を中国に集中するリスクを避け中国以外に拠点を持ち投資を行う経営戦略をチャイナプラス1というが、米中貿易紛争の結果、ベトナムがその筆頭になっているのだ。元々、ベトナム人は勤勉であるに加えて賃金が安いことがその根底にある。更に中国と違って外国の投資にも規制が緩やかであるといった多様な魅力がベトナムにはある。日本企業もチャイナリスクを避けて続々とベトナムシフトが行われている。このベトナムの輸出増加にアメリカは神経をとがらせている。直接的な対ベトナムの貿易不均衡(赤字拡大)だけでなく、中国が原産地を隠してベトナム経由で、対米迂回輸出を行っている可能性があるからだ。アメリカはすでにベトナムを「監視リスト」に載せた。こうして、アメリカは対ベトナム輸入を監視しているが、もしトランプの目に止まれば、ベトナムへの制裁もあり得るわけだ。そういった意味で、ベトナムの繁栄の裏には大きなリスクが内在していることになる。一見楽観的なベトナムの好調経済の裏にはこうして問題が内在しているわけだ。アメリカのロス商務長官はすでに「中国に圧力をかけても、企業はベトナムで生産するだけだ」、とこの状態を嘆いている。中国製品の輸入を止めても、企業は生産をベトナムに移してアメリカに輸出してくる。アメリカの対中貿易赤字は見かけ上減ることにはなるが、赤字全体は減らず、過度な輸入が続くことで、アメリカが失った雇用も回復はしないのだ。そんな危惧が現在、的中しつつある。こうして、ベトナムは、対米輸出の拠点として地歩を築くにつれてアメリカの標的になる。アメリカの対ベトナムの貿易赤字は2018年395億ドルと、ここ10年で4倍に膨らんだ。摩擦が表面化している中国や日本などに次いで6番目に大きく、中国からの生産シフトが続けばさらに膨らむ。こうしてみてくると、この先にアメリカの圧力は間違い無くベトナムに向かうであろう。その結果は、ベトナムの隆盛は断ち切られ、外国企業のベトナム離れという、現在中国が直面している苦しみを踏襲することになる。ベトナムはこの好況を座視し、成り行きに任せて高笑いをする余裕はない。外国企業はこう言った世界の情勢に敏感であり、ベトナム離れに結びつかないとも限らない。このまま、外国の投資に頼るだけではなく、競争力のある自前の企業を育てる事が必要になる。勿論ベトナムも手をこまぬいているわけではない。ベトナムの副首相らが首都ハノイのイベントで「ベトナム人はベトナムの製品を使おう」という国を挙げたキャンペーンを盛り上げている。その1つに同国最大手の複合企業ビングループは史上初めてとなる国産ブランドの小型乗用車を発売した。ベトナムはこれまで、衣類などの労働集約的な産業が主で、同国が俄に資本集約的な産業構造へ転換することは容易なことではない。自動車生産の現状は現在の所好調で、2018年から2025年迄の伸び率を年平均18.5%と見込んでいる。同社自身はASEANの域内外での事業拡大を目論んでいる。然し乍ら隣国には既に車産業を確立し、競争力を備えたタイが控えている。そのタイは、2018年の自動車生産は5年ぶり200万台を突破し、国内の需要も好調である。こうしたタイも米中貿易紛争のあおりを受けて輸出が減速するものと見られている。この所何でもトランプ次第になっているようだ。今や発展途上国が伸びてくることは必然のようでもある。日本は勤勉で、先進国に早くキャッチアップしたとは言うものの、それが後に続くアジアの国々が、日本が辿った道を歩くことは自明だ。日本も模倣から自前の産業を興したわけで、ベトナムも又そういった道を辿ることだろう。然し、韓国や中国がそうであったように、現在の世の中はかつて労働集約的な産業で成り立った公式は当てはまらない部分(ITやAIなど)も出てきている。ベトナムの隆盛が続くように、日本も又褌を締めて掛からねば、ならないといったところだ。【古今和歌集】787.秋風は身をわけてしも吹かなくに 人の心のそらになるらむ (とものり) 秋風は体を分けて吹くものでもないのに、どうしてあなたの心は空しく(うわの空に)なってしまったのでしょう(身をわけて ・・・ 体を二つに分けて )
2019.06.30
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今日のセミウォーキングは西国街道を梶原高架下迄だが、途中細かな雨が降り出した。お陰でずぶ濡れにはならずに帰宅できた。試験開けの中学校の土曜スクールに参加したが、流石に生徒の数は少なく、5人程度しか来なかった。待ち受ける学習アドバイザーの方が、数が多かった。昼過ぎ予定より早く姫が帰阪した。夕方にはいし川で夕食を共にしたが、待ち合わせ時間に姫の旦那も合流できた。***国際海事機構(IMO)は2020年から船舶の硫黄分を大幅に減らすべく環境規制を強化する。いよいよ来年に迫ったこの施行を前に影響問題を改めて検証する。新しい規則では燃料に含まれる硫黄分の上限を現在の3.5%から0.5%に大幅引き下げるものだ。地球規模で順守しなければならない。大気汚染の原因である硫黄酸化物(SOx)を削減する目的だ。これまでも段階的に減少を要求する規制はあったが、新造する船への適用義務に留まり、既存の船舶には適用を免除すると云った内容であった。一方で、北海や、バルチック海、北米沿岸などでは2015年から、硫黄分の上限を0.1%に規制するより厳格な規制が施行されている。この規制を満たすためには2つの方策がある。1つは燃料を切り替えることだ。今まで使用していたC重油から、硫黄分の少ない軽油と重油の混合油(適合油)を使うことで対応したり、LNGを代替使用することでの対処だ。もう1つは、船に新たな脱硫装置(スクラバー)を設けることだ。C重油を燃焼して発生する排ガスから硫黄分を除去する装置を新たに設置するというものだ。いずれの方法も、コスト増は免れない。スクラバー装置は5億円前後掛かるという話もある。LNGを使うには、各港での供給体制が整っていないので、即現実化するには問題がある。そこで、重油に軽油を混合する適合油を使うことだが、この値段はシンガポール市場で、重油1トン420ドルに対して適合油は620ドルと約1.5倍値段が高くなり、最低でもトン当たり5~6千円程度のコスト増になる。既に大手海運会社では、この適合油を供給する方向で準備を整えているところ(MOLなど)もある。この適合油は、イオンの成分は決められているものの他の成分についての規定がない。このため様々な成分を持つ油が混在することになるが、今のところ之を使用するエンジンへの問題点などは言及されていない。いずれにしても、各社の対応がまちまちになるであろう事も予想され、今後の海運業界の動向にも変化が予想されるところだ。海運各社は、この避けられない規制を乗り切るためのコスト増について、荷主への説明に追われているが、その主流になるのが、BAF(bunker adjustment factor)と呼ばれる燃料価格高騰分を運賃に反映する制度の適用だ。航空会社が、サーチャージとして、運賃とは別枠で付加分を取るやり方と似ている。殆どの荷主は、このBAFの導入を受け売れている模様だ。最近では、ESG投資の流れもあり、投資家の心構えとして、持続可能な社会の形成に寄与するために配慮すべき3つの要素の1つに環境保全が唱われていることでもこの動きは自然に受け入れられるようになってきている。BAFの算定方法は海運会社毎に異なっているようだが、既にばら積み貨物船を中心に、このBAF[の適用が織り込まれた、なんらかの合意計算の下、運用されているようだ。今回の規制強化では、新たに適合油を使った場合の計算式などが見直されることになるだろう。この制度の適用過渡期には、スクラバー装置を設置する大型船舶などは、改造のためのドックインが1ヶ月程度必要になる。その間は市場に出回る船舶が減ることになる。また、割高な燃料の消費を抑えるために、速度を落として運航することも考えられる。こう言った要因下では、船舶の手配が難しくなること考えられ、海運市況が一時的に高まることも予測されている。米調査会社に依れば、適合油として使われる軽油と、本来軽油として使われる量の船舶向けの合計量は、2020年には日量190万バレル程度増加すると見込まれている。これは世界の石油製品の需要の2%に相当する。こうした軽油需要の増加で、値上がりの可能性が指摘されている。またしても石油会社の加工利ざや(精製マージン)が引き上げられることになるのではないかと云う事だ。現在のアジア市場では軽油の利ざやは1バレル4ドル前後だが、之が2020年には24ドルぐらいまで上昇すると見積もられている。半年で、およそ1.7倍に高騰する計算だ。軽油の増産が進むと、灯油価格が押し上げられることになる可能性が高い。軽油も灯油も性質が似ており、原油精製時の中間留分と呼ばれている。一方が増産されれば、一方が減産に追い込まれることになり、軽油の増産は、灯油の減産を招くことになると云うのだ。海外の軽油価格の上昇は、之を根拠に算定している日本の軽油コストに反映される仕組みから、国内でも軽油価格の上昇が見込まれ、之によってトラックに使用する軽油の価格も上昇するという流れになる。また、冬場に使用される暖房用の灯油も、輸入灯油の影響を受けて、高騰が予想されることになる。海運環境規制の強化は、こうして、トラック運賃や、暖房用の燃料高騰の原因にもなり、ただ船賃の上昇だけに留まらないことが連鎖的に起こることになる。海運の環境規制であるSOxの削減は、海洋汚染のほんの一部である。そのたの、海洋汚染については、様々の対策が取られているものの、人類の発展と反するように汚染が進んでいることは間違いない事実だ。海洋は地球全表面の約4分の3という大きな面積を占めているので、海洋の汚染は目立ちにくいと云ったことがあるかも知れないが、海洋が汚染されるとその及ぼす範囲は広大だと云う事になる。海洋汚染の問題点は、陸から100~1000kmを超えて広がる広大な部分で、有害物質は100年とか1000年という長い時間、滞留する事になる。これは、外洋水が沿岸水に比べてはるかに多量の物質を長時間にわたり蓄えうる能力をもつこと示していて、いいかえれば短時間では濃度の変化はきわめておこりにくいということだ。さまざまの起源をもつ汚染物質が海洋環境で少しずつ蓄積を続けることにより生物生態系に大きく影響を及ぼし、その汚染は徐々に蓄積され、気がついたときには、その濃度レベルは人畜に多大な影響を及ぼすことになる。そして、この汚染を回復するためには自然の力に頼る以外には手だてはなく、それは人間のライフ・サイクルを超えた長い時間を要することになるのだ。ここで、海洋汚染の対象物質を挙げてみると、原発や核兵器などから漏出される、さまざまの人工放射性元素があげられる。また、船舶などからの石油の漏出もある。原油は数千の異なる性質をもつ化合物から構成されるが、その構成成分のなかには、多環芳香族炭化水素のように生体や魚介類や海藻などに多大な悪影響を及ぼす。又、最近問題になっているプラスチックごみはほとんど分解されないで浮遊を続け、海鳥、ウミガメ、アザラシなどの海洋生物にさまざまな障害を与えている。海底での固体廃棄物の蓄積は、海水と堆積物の間の化学物質の交換を妨げ、海底生物の活動に大きな影響を与えるなどの問題が生じている。これらの問題は又改めてみていくとして、今日地球環境への配慮は、各個人レベルでも考えなければならない時期に来ている。【古今和歌集】786.唐衣なれば身にこそまつはれめ かけてのみやは恋ひんと思ひし (かげのりのおほきみ) 唐衣は馴れて柔らかくなれば身にまつわるものだが、このように心に思うだけの関係になるとは思っただろうか (なれば ・・・ 馴れれば、かけて ・・・ 心にかけて )
2019.06.29
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今日のセミウォーキングは雨が降りそうだったので、近場をと、島本高から若山台を経由、東大寺公園を通って帰宅した。途中で降ることはなかったので、フルコースを歩くことが出来た。***1週間あまり前の日経記事だ。日本企業は液化天然ガス(LNG)の調達先を拡大している。ホルムズ海峡でのタンカー攻撃事件で、輸入の多くを中東に頼っている現状をさらに分散化することを急いでいる。こうした動きは、既に2011年の福島原発事故を契機に原発だけに依存した発電がもろくも崩れ去ったことから始まっている。原発に変わる発電としてLNG火力発電が着目され、2013年にはLNG輸入の中東依存度が約30%まで上昇した。中東からの輸入量自体は2018年に8246万トンと2017年比で約100万トン減ったものの、この地域からの輸入量は21%と依然高い依存度だ。カタールに代表されるように、中東地域はLNGが豊富に産出する。ここに来て、アメリカとイランの間で緊張が高まり、そうした関連からついに、日本のタンカーが攻撃されるに至ったのだ。同地域からの調達にいっそうの不安感が起こっている。早急に輸入先を拡大することが求められることになった。既に、アフリカやロシアなどからの調達ルートを模索してきたが、早期に軌道に乗せることがエネルギー供給の安定に欠かせない事態なのだ。三井物産はモザンビークのLNG基地開発をそして、国際石油開発帝石はインドネシアのプロジェクトを新しく決めている。モザンビークの案件は年間生産能力が1200万トンで、2024年に生産を開始し、将来は5000万トン規模の生産を目指す。モザンビークのLNG埋蔵量は日本の年間LNG輸入量の15年超に相当するという。また、三井物産は、ロシア北部(ヤマルLNG)の開発でガス大手ノバテクと最終合意を目指している。国際帝石はインドネシアで大型LNG基地を建設することで同国政府と基本合意し、すでに、開発計画を提出した。同社は2018年にオーストラリアでも初の日の丸プロジェクトでの生産を始めたばかり。三菱商事はカナダで2020年代半ばの生産開始に向け基地を建設中だ。LNGとしても使える可能性があるシェール開発ではアルゼンチンが注目されている。2013年には、アルゼンチンのシェールガスは、中国に次ぐ埋蔵量だと発表されている。沖合鉱区には既に米エクソンモービルや仏トタルなど資源メジャーがこぞって応札する中、三井物産も応札しているようだ。LNGはCO2の排出量が石炭より少ないので、最近では発電所での使用量が増えている。世界のLNG需要は2018年の約3億トンから2050年には2.6倍の8億トンまで伸びる可能性があるとされる。現在は日本や中国、韓国などのアジアで世界需要の8割弱を消費している。現在は開発プロジェクトに応札して、権益を取得し、自らの手で採掘して輸入することが主流だが、今後は、数十年にわたる長期契約先を開拓する動きもある。こうして、日本企業がLNGの長期契約を結ぶ国は10年で2カ国増え、10カ国になった。東京ガスは2018年にメキシコやカナダなど過去に取引実績のない国との契約を積極的に締結。2020年代半ばごろに新たに3カ国が調達先に加わる。ただ、課題もある。日本は将来的に人口が減り、長期的には電力やガスの需要が縮むとみられている。現在は安定して輸入できるよう生産や調達量を増やしているが、中長期で見ると国内で消費しきれなくなる懸念もある。こんな所にも人口減少による問題があるのだ。調達量の増加はやがて、自国内で消費不良を起こしかねないとは、かなり先を見越す必要があり、大変だ。LNGはメタンガスをマイナス162度に冷却して体積を減らし、運び、貯蔵するが、このためには運搬に必要なLNG船や、受け入れ基地も必要になる。需要が伸びているアジア諸国にははまだ十分な基地整備がなされていない。日本がアジアへ進出するにはこうしたインフラの整備にも携わらなければならない。過不足のないLNG船の建造や、LNG基地建設は日本がどこまでアジアに進出できるかを左右することになる。タンカー保険料についても言及があった。ホルムズ海峡の攻撃事件で、船舶の保険料が10倍に高騰しているという。大型タンカーの通行では1回に2500万円ほど支払うことになる。このままの緊張が続けば、更に保険料のアップも考えられるとのことだ。之が、末端価格に反映されることにもなりかねない。よそ事とは思えないのだ。過去のLNG輸出入に関する記事を拾うと、2013年にカナダ西部ブリティッシュコロンビア州の首相が2016年末にも日本にLNGが輸出できるということだった。同州には有望なシェールガス鉱区が多く、向こう150年は輸出が可能だとのことだ。既に、複数の日本企業がLNGの輸出計画を進めているとのことだった。今日の記事では、カナダでの生産開始は2020年半ばとなっていて、三菱商事などがこの計画に乗っている。生産能力は年間14000トンとのことだ。その他の日本企業としては国際石油開発帝石や石油資源開発、出光興産などがある。ブリティッシュコロンビア州には資源量が多いが、人口は少なく産業基盤もそれほど大きくないとのことから日本に必要がなくなるまでLNGを供給できるとしている。又地政学的にも同州と日本とは近く、カナダ西海岸の港から日本の横浜まで約8日でLNGを運べるという有利さがある。2015年の記事では、関電が英BPグループとLNG調達の契約を結んでいる。BPシンガポール社やオーストラリアなどの複数のBPの供給拠点から、年平均50万トン強を購入する事で進んでいる。今日の記事では、2018年に生産を開始したオーストラリアから年間890万トンが輸入されている。インドネシアからは2020年代後半に生産開始する輸入計画がある。年間950万トンで国際帝石が関係している。之に関しては2011年の記事に、同国東部ニューギニア島とオーストラリアを隔てるアラフラ海の「ババル・スラル鉱区」のから、採掘を始めるとの記事があった。同地区にはマセラ天然ガス鉱区があり、既に、2017年に生産開始をめざすとしていた。島国インドネシアは、領有するエリアも広いので、各地にLNGを産出する鉱区を開発している。この、「ババル・スラル鉱区」が今日計画されているという輸入対象鉱区であろう。資源の開発は一朝一夕に叶うものでは無い。この鉱区からの輸入が実現するまでには、少なくとも8年近い年月が掛かっている。メキシコからは2023年に生産を開始する1400万トンの輸入が計画されている。地図の位置関係からはバハカリフォルニアであろうが、詳しいことは分からない。ロシアからも2022~23年に生産開始を見込む、2000万トンの生産能力のヤマルLNGガス田からの輸入も考えられている。地球温暖化で北極海も航行が楽になったようで、日本が関係しているサハリンプロジェクトに次いで、このヤマルからのLNG輸入も大きな存在となっている。2013年の記事では、ヤマルLNGはノバテクが80%、仏卜タルが20%それぞれ出資。年産1650万トン(今日の記事では2000万トン)で、2016年から生産を始める計画だとしていた。ノバテクは保有する権益のうち日中韓の企業に最大で29%を譲渡する用意があるとされ、三井物産などが検討中とのことだ。LNGに関する記事は、多く掲載されているが、継続的に見ていかないと、現在どのような状況になっているのかを把握することは難しい。様々な要素を勘案しながら、権益を取得しなければならないので、目が離せないと云ったところだ。ともかくも、資源の少ない日本は、巧く立ち回らないと、立ちゆかなくなるので大変だ。日本近海で多く埋蔵が期待されている、メタンハイドレートに期待を寄せているのだが・・・。【古今和歌集】785.ゆきかへりそらにのみしてふることは 我がゐる山の風はやみなり (なりひらの朝臣)行ったり来たりして、ただうわの空で過ごしているのは、住んでいる場所の風当たりが強いからだよ (ふる ・・・ 時間を過す、風はやみ ・・・ 風が早いから )
2019.06.28
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点迄の往復だ。後に雨になり、終日家に居た。***人口減少問題は都度議論されるが、一向に解決する方向にはない。再度人口に関するコラムが日経に連載されていた。高齢化は世界的傾向で、2050年には世界の人口の16%は65歳以上の高齢者になる。これは歴史的低さの出生率と寿命の伸びが原因している。地域的に見ると欧米が特に高齢化が進み、2050年で26%が高齢者となる。その次は日本を含む東南アジアで、24%。アフリカや中南米でも高齢化は進む。出生率は現在の2.5から2.2に下がり、之に反して平均寿命は72.6年から77.1年に伸びるからだ。2100年には世界の6割で、人口が減少すると見越している。アフリカなど開発途上国の人口は増加するが、多くの先進国では人口が減り、日本はその最先鋒だ。現在の世界人口は77億人だが、2050年には97億人に、2100年には109億人になると予想されている。地球規模では人口増だが、日本は逆行していることになる。2020年の人口増加率は0.98%だが、2100年には0.04%とほぼ人口は頭打ちになる。人口増減率はアフリカでは0.61%増加する一方でアジアは0.39%、欧州は0.14%とそれぞれ減少する。先進国は晩婚化や女性の社会進出が進むことで、この傾向になると云う。そこで「潜在扶養率(65歳以上に対する25~64歳までの現役世代の人口比率)」を見てみると、日本が断トツで少なく2018年の推計値1.98より更に低くなっている。何だかだと問題視しているふりをしているが、その実抜本的な施策は何ら取られていないからだ。どうも言うだけ番長的な安倍政権の真骨頂とも云うべきありさまだ。主要国で見ると、フランスの扶養率は2.4、ドイツは2.5となっている。ということは、日本(1.8)としては、問題だ、問題だと云うだけは云っているものの、それほど大きな問題だと捉えていないと云う事なのだろうか。扶養率が大きい(即ち、負担が小さい)国としてはナイジェリア(12.6)やサウジアラビア(16.8)などが挙げられている。世界全体の扶養率は5.3とのことだが、この数値も段々と下落傾向にある。このコラムに書かれていることは切り口を変えているが皆同じ事を述べている。国連レベルでも、こう言った扶養率低下が、高齢者のための公共システムや年金などの整備・維持を難しくしてると認識されている。アフリカのサブサハラでは全く逆の現象が起こっている。高い出生率を保っていて、2019年には10億6600億人の人口だが、2050年には21億1800万人へと倍増するとみられている。そして2100年には約33億人と世界人口の約3割強を占めると推計されているのだ。ナイジェリアが2億人(2019年)から7億3300万人(2100年)に、コンゴ民主共和国も同期間に8700万人から3億6200万人に増えると見込まれているのだ。人口増は人口減とは異なった問題が起こる。経済成長率が追いつかなければ1人当たりの所得は減じ、十分な雇用を創出しなければ社会不安が起こるというものだ。農村から都市部への人口移動を誘発し、巨大な消費市場が期待できるものの、電力、交通、水道などインフラが逼迫する事が目に見えている。公衆衛生も悪化し、疫病の蔓延なども今以上に恐れられる。インフラを論ずる前に、食糧難の問題が起こるだろう。アフリカの農業は自給用ではなく換金作物を優先して栽培していることもあり、また他の地域に比べて著しく生産性も悪い。小麦などの主要な穀物は既に域外からの輸入に依存しているため、都市化はこの傾向に拍車を掛けることになる。このように食料輸入による物価高は人件費に跳ね返って、製造業は育たない環境になる。こうしてみていると、アフリカの将来は極めて否定的な事になってしまう。8月に日本が主催するTICADではこういった事が話し合われることになるだろう。2027年頃にはインドの人口が中国を上回り、世界最多の人口国になると見られている。同時に乳幼児の死亡率の低下と相まって、インドの人口は2050年頃までは伸び続けるだろう。食糧や雇用などを確保することが大きな課題だ。インドの現在の人口は13億6641万人(2019年)だが、2030年には15億364万人、更に2050年には16億3917万人と増加する。一方の中国の現在の人口は14億3378万人だが2030年代に入ると中国の人口は減少を始めるとみられている。この10年以内にインドの人口は中国を上回ると推定されるのだ。このことで中国国内での労働力確保が課題となり、インドは生産性人口も上昇することで、経済成長が高まって人口ボーナスが期待できるという。要点は、インドがこの人口を巧く利用することが出来るかどうかに掛かっている。現在も問題になっている貧困の解消は人口増で、ますます問題が大きくなることも考えられ、これからのインドの取り組み如何では、大きく結果が異なることになるかも知れないのだ。最後に問題となるのは移民の問題だ。先進国での人口減少分を補うように、今後数十年に亘って移民が増加することが予想されている。現在アメリカを始め欧州でも移民の受け入れに慎重になってきてるので、移民の渡航先に変化が出てくると予想されている。国連の予測では、日本やロシア、イタリアの他、エストニア、セルビア、ハンガリー、ウクライナ、ドイツ、ベラルーシの9カ国は死亡率が出生数を上回り、人口減となるが、その相殺として、移民の受け入れが考えられる。このうち日本、エストニア、セルビア、ハンガリー、ウクライナの5カ国は流入する移民の数から流出を差し引いた純流入数が人口減少率を縮小させるが、2020年の推定人口は2010年よりも減少する。残りの4カ国は移民が人口減少を食い止めるとみられる。海外からの移民の受け入れは、欧州や北米、北アフリカ、西アジア、オーストラリア、ニュージーランドが考えられるが。北米や欧州の純流入数は減少すると見られている。東南アジア諸国では出稼ぎ労働者が増加し、シリアやベネズエラでは相変わらず、社会不安や紛争が起き続けているとみられている。こうしてみると、今まで盛んに予測されていたことを大きく逸脱することはなく、世界の人口分布は現在とは様変わりになることも予測されている。このような多様性の中、日本がこの人口問題に正しく向かい合っていないと、後に禍根を残すことにもなりかねない。【古今和歌集】784.天雲のよそにも人のなりゆくか さすがに目には見ゆるものから (紀有常女) あなたは空の雲のように私からだんだんと離れてゆくようですね、とはいえまだ目には見えるものですけれど (さすがに ・・・ そうは言っても/~とはいえ )
2019.06.27
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今日は山の原GC恋里コースでコンペだ。ここは七草の会では2回目だ。ゴルフ終了後の吹田の長次郎での夕食会は恒例だ。1組は夜の運転が心許ないと欠席した。ラウンドは、連れ合いと、長老の男性と、友人夫人の4人組だ。今日もインからのスタートだった。(私と、先の組の友人だけが白ティーからだ)今日はぎっしりと来客があるようで、スタート時には後続が見守っていた。途中FWにカートが乗り入れられて、随分と楽だった。No.10(343YP4):いきなり池越えだ。TSは一寸ダフリ気味で、敢えなく池に落ちた。プレ4から9Iで一寸コントロールして手前だ。5オンで2パットの忌まわしい出足だ。(-2)男性と連れ合いも池に入れ、3人がOBスタートだ。揃ってトリプルで上がった。夫人は1人池を越え、ダボで上がった。No.11(142Y3):目の前が池のショートだが、池は差ほど気にならないと思っていたが、TSを当たり損なって池だ。プレ3から2パットで、ダボだ。全くどうしたことか。(-1)男性はボギーで、夫人は奥に外したがパーを取った。連れ合いはダブルだった。No.12(434Y5):先で右に少し曲がるロングだ。TSは良い感じでFWCRだ。2打も先ず先ずで、FW左だ。3打で届けられず、しかも4打をチョロした。5オン2パットのダボだ。(-1)今日は芳しくないと、一寸気勢をそがれた。男性はボギーで上がり、夫人はパーを確保した。連れ合いも7打だった。NO.13(301Y4):前広で、2打目は打ち上げのミドルだ。TSは良い感じで、左ぎりぎりのFWだ。2打では乗らない。ここは、超良い当たりが続いてやっと乗るくらいだ。3オンして、3パットしてしまった。(-1)男性は7打で、夫人は同じ所からのアプローチで寄せてボギーだ。連れ合いは最後にバンカーに入れ、あごの高いバンカーを2度目で出したのは良かったが3パットで、9打だった。No.14(143Y3):表示が短いのと2つあり、5Iでトライしたが、届かず花道だ。2オンし、2パットのボギーだ。(±0)男性も同じくボギーで、夫人は、ここをダボとしたと記録しているが、自信が無い。連れ合いはDRで1オンだが、一寸遠く3パットのボギーだった。No.15(346Y4):緩やかに右ドッグで2打から打ち上げだ。TSは良い感じの当たりで、左のFWだ。2打を少し当たり損ねの前進だ。3オンして2パットで、ボギーだ。(±0)男性1パットで沈めてボギーで、夫人は、ダボだった。連れ合いは、上りでもあり、3パットもあり7打だった。No.16(375Y4):やや打ち降ろしで、2打からは急な下り。しかも右に少し曲がっている。右目を狙って思惑通りにFWに出したつもりが、転がって左のラフまで来ていた。2打を右ラフに出してしまい3打でチョロして、4オン2パットでダボだ。勿体なかった。(-1)男性は右山際を責めていったが、最後は3パットの8打にしていた。夫人も、連れ合いもTSを絶妙の位置に置いたが、そこから左に落とすなど2人とも乱れて7打だった。このホールは、簡単そうに見えるが、落としどころに左右されるので要注意だ。No.17(146Y3):途中が凹んだやや打ち上げだ。TSの4Wが左に出て、カート道に跳ねて、やがてGR左のカラーに転げた。まぁラッキーだ。2オンはパターで寄せて1パットだ。(±0)男性はボギーで、夫人も同じ、連れ合いまでボギーで上がった。No.18(475Y5):TSは一寸引っ張りすぎて左に飛んだ。あたかも狸がこのボールを追って、おそらく運んで白杭の所に置いたのだろう。辛うじてセーフだ。2打は快音でFWだ。3打が残り170YDで先ず先ずFWCRだ。4オンしたが、3パットしてしまった。(-1)シックリしない気分だ。男性はバンカー越のアプローチをソフトに決めて2パットのボギーだ。夫人もボギーで、連れ合いはトリプルだった。昼休みは静かにしていた。出足のOBと池ポチャはあまりの衝撃的だった。夫人に3打も置いて行かれてしまった。連れ合いは何とか60で止めた。後半は12:28からアウトコ-スだ。長い休憩だ。No.1(325Y4):打ち降ろしで、2打目からは急坂になる。GRは左だ。TSはあろう事か左に出てOBだ。ボールを確認に行と、あるはあるはごろごろとボールがうち捨てられていた。プレ4から9Iでオンして2パットのダボだ。(-1)男性は左ラフを進んでダボだった。夫人はここをパー、快進撃の始まりだ。連れ合いもダボだった。No.2(335Y4):手前溝越え、前方2段のFWだ。右の上段が良さそうだ。TSは良い感じで上段方向に飛んだが、FWの段の部分に当たって下段まで転がり落ちた。2打は少し芝が絡んだが、FWCRだ。3オンして2パットのボギーだった。(±0)他の3人は皆右土手から左のラフに転げ落ちほぼ同じ場所だ。結果は連れ合いのダボを除き、皆ボギーだった。No.3(464Y5):TSは超打ち降ろし。何やらコースは大きな凹凸の激しいロングだ。TSは良い感じで左のFWを5cm外れたラフだ。2打も良い感じでFWCRに飛んだ。3打は少し右にそれてGRには届いていない。4オンで、狙ったパットが入りパーだ。これは気をよくした。(±0)男性はトリプルで、夫人はボギー。連れ合いはTSが良かったが、2打をバンカーに入れた。然し1発で出すと同時に前進だ。結果はダボで良い感じだった。No.4(149Y3):途中凹んだ打ち上げのショートで、こんなショートが多い。TSはDRで挑戦、良い当たりすぎてGRを少しオーバーした。7Iで寄せて1パットのパーだ。(±0)男性はGRに届かず、ダボだ。夫人は、きっちりと乗せてきたが、3パットのボギーだった。連れ合いは、TS届かず、2打を不用意にバンカーに入れた。然し1発でオンして、良かったが、3パットしてダブルだ。もう少しやりようがあったのに・・・。No.5(300Y4):フラットに見えるが2打目とGRの間は左が大きく凹んでいる。右目を狙い良い感じでFWだ。残り130YDを6Iで乗せ切れず、3オンの2パットでボギーだ。(±0)男性は何と8打で、夫人もボギーで、何といっても連れ合いのTSが良く、結果はダボだった。No.6(297Y4):左はOB、右は狭く隣のホールとの間が林だ。TSは右寄りを狙って、良い感じに飛んだ。ボールはラフに入っていた、2打を一寸トップ気味に当ててしまったが、結果はGR奥にオンした。巧く寄せて2パットでパーが取れた。(±0)これまでの4ホールは上出来だ。他の3人は攻め方色々だが皆ダボだった。No.7(140Y3):最後の5つ目のショート。谷越えだ。今回はDRでトライしたが、当たりが悪く、少し、届かなかった。7Iで2オンしてボギーだった。(±0)男性と連れ合いは共にTSをGR手前で、ダボとし、夫人はTSをGR向こうに少し外したが、寄せが絶妙でパーだ。夫人はここで私に1打差と肉薄してきた。ここからが夫人の快進撃だ。No.8(360Y4):やや左に曲がるコースで、ピンは木の陰だ。TSは当たりが今一つで、左ラフだ。2打は巧くFWCRに運んだ。3オンすべく力が入ったのであろうか、右のバンカーに入った。4打で出し、5オンになった。2パットのトリプルだ。痛い。(-2)男性はバンカー越えを巧く寄せてダボだ。夫人ここをボギーとした。連れ合いは9打となっていた。No.9(463Y5):驚くべき打ち降ろしで、距離感が全く分からない。ピンは遙か向こうに見える。最後のTSは良い感じで当たって、左のラフだがマスに入っていた。2打をダフリ気味の右ラフに入れ、3打でチョロした。4打は快調だったが届かない。5オンで、2パットのダボだ。(-1)男性もダボだった。夫人は、ここでミラクルを起こした。4打のアプローチを失敗して、シャンク気味に右のバンカーに入れてしまったのだ。しかし、脱出の1打はそのままころころとカップインした。パーだ。凄い。連れ合いはTSを失敗したが、その後の7Iが良く飛んで、何とか9打で終えた。かくして、ラスト2ホールで1打先行が3打ビハインドとなって仕舞ったわけだ。情けない。夫人は90で上がり、友人に次いで2位、連れ合いは、129で上がって3位、私は4位だった。吹田の長次郎でも盛り上がった。
2019.06.26
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今日のセミウォーキングは高浜堤から河口32.0km点までで、帰りは楠薫堂を経由した。診察申し込みシートに記帳して帰った。楠薫堂が開院前に待合で京都の庭を紹介するテレビを見ながら待った。最初に呼ばれて、診察というのは名ばかりで、問診と血圧検査だが、病院で始めた正常値が出て、申し分ないですとコメントされた。引き続き、中学校のテスト前学習会に参加した。帰り際に女生徒が、一寸難題を聞いてきた。おそらく塾の問題だろうが、時間切れで、宿題として持ち帰った。夕方連れ合いは知人の家に出掛けていった。***日経に世界と呉して戦っている日本企業を5社ピックアップして特集していた。先ず最初は「日立製作所」だ。金融危機後の巨額赤字から回復し、2020年3月期に連結営業利益3年連続最高益を見込んでいる。2016年から「ルマーダ(Lumada)」と呼ぶサービス基盤の運用を始めた。注:Lumadaとは客のデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速するための、日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション/サービス/テクノロジーの総称。Lumadaの語源は、“illuminate(照らす・輝かせる)“+“data (データ)”。ここで、投下資本利益率(ROIC)について言及している。利益水準や利益率だけでなくROICにも着目しているという。企業が投下した資本から、どれくらいの利益を生み出したかを測る指標で、一般的には、税引き後営業利益を自己資本と有利子負債の合計額で除して算出される。これはどれくらい効率的に資金を使っているかの評価になる。内容に深入りしても到底理解出来そうにないが、投下資本は投資家達の期待値である加重平均資本コスト(WACC)を超えなければ持続的な価値創造は出来ない。日立は今後3年間で、重点分野に最大2.5兆円を投資する。前期までの3年間(0.5兆円)から大幅増加だ。ROICを高める目的だが、そのROICで日立の先を行くのが独のシーメンスだ。資本効率ではシーメンスの方が上だ。ROICが最大な重電企業は米のハネウェルだ。時価総額でも13兆円を超えている。米UTもROICは高い。売上高営業利益率はシーメンスと日立とは倍半分の関係だ。シーメンスは選択と集中に徹して資本投下を行っている。10年以上先を見越しての投資だ。10年前からシステム開発関連の企業を多く買収し、中核だった火力発電を切り離したのもその例だ。日立はスイスのABBの送配電部門の買収を決めた。更なる選択投資が必要だ。2社目は「コマツ」だ。徹底した在庫管理がお家芸だ。コマツの在庫は総資産の約2割を占める。また、会社の資産をどの程度生かせているかを表す総資産回転率で比較すると、コマツの0.68に対し、米キャタピラーは0.52回、中国の三一重工は0.39回とコマツが優位だ。然し、この所三一重工の躍進は甚だしく、コマツをも抜き去った。三一重工も、最近では在庫管理に注力し始めたと云う事だ。キャタピラーについても同様で、1~2年の間にコマツを抜き去る可能性が見込まれている。営業利益率でもこの3社(世界レベル)の中では群を抜いている。コマツの対応としては、センサー類を活用して部品の消耗度合いを計測し、交換時期を予測するシステム構築を考えている。在庫管理で如何に優れていても、資産効率で横一線に並ぶような現時点の環境からは量を追求しなければ、成長から取り残される可能性があると説明されている。自動運転や、次世代建機などで、規模を拡大する戦略が望まれている。キャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)という指標がある。原材料等を仕入れ、代金を支払って後、売上で回収されるまでにかかる日数だが、これは三一重工が1番短い。様々な指標で、企業が評価されているということが分かった。3社目は「武田薬品」だ。巨額買収をテコに世界9位の売上高を手に入れた。だが、その分重い債務(5.7兆円)を負うことになった。薬を生み出す資金力は、まだライバル社の方が上だ。ここで有利子負債を創薬資金力で割ると4.2倍となって他のメガファーマーに比べて断トツ高い。しかし、グローバルに成長する薬を14も抱えているのは武田だけだ。とはいえ、利益率の高い大型薬は少ない。新薬を生み出すための資金力(創薬資金力)を見ると、ジョンソン・エンド・ジョンソンが1位で、4.3兆円だ。途方もない資金力だ。自前の資金と外部企業買収による創薬の両方で、トップを走っている。米ファイザーの創薬資金力は3.3兆円だ。特許切れを買収して成功している。武田は、シャイアーを買収したとは云え、創薬資金力は1.4兆円と上位10社の平均(2.5兆円)を下回る。創薬の方向は化学合成で作る「低分子化合物」から抗体などを利用する「高分子化合物」にシフトしている。武田のシャイアー買収と同様に、各メガファーマーとも有望なベンチャーの買収で鎬を削る。武田は資金の集中投資に絞り込んでいる。シャイアーから引き継いだ点眼薬事業は売却し、新しく、がん、中枢神経、消化器系疾患更にシャイアー買収で加わった希少疾患と血液製剤の5本の柱で業界トップを狙う。これから先が市場の評価の分かれ道とのことだ。第4社目は「NTTデータ」だ。ITを通じて管理システムを開発する会社だ。システム開発のコスト管理力を示す売上高営業利益率の指標で評価する。しかし、日本の営業利益率は海外の半分でしかない。ITサービス大手の国内企業はNTTデータが7%、富士通が3%に比べて、IBMは16%、米アセンチュアは14%となっている。欧州のITサービスも10%を確保しているから日本のそれは格段に低い。この差は、日本の企業が顧客による注文生産であり、時に、仕様の変更や想定外の問題発生などに遭遇して損失を計上することもあるのに対し、海外では標準化システムを扱うからだ。顧客側が、多少の不便を我慢して、使うので安価で、納期も短くて済むという利点がある故だ。標準化を扱うと開発工程の乱れは少なく、損失リスクは低くなる。四半期毎の売上高のブレ(変動係数)を見ると日本の企業はNECの13%を筆頭に、1桁代後半が多い。之に対して、IBMは6%、アクセンチュアは4%と低い値になっている。変動係数が小さいほど、営業利益は高い傾向にあり、売上が安定し、開発効率も高くなる。海外の企業は、標準化にデジタル技術を付加して顧客に提案するなど、積極的に展開している。アクセンチュアの独BMW向けの仮想拡張(AR)を取り入れた模擬運転システムなどがその例だ。NTTデータも標準化とデジタル活用を取り入れようとしている。更には人工知能(AI)人材育成にも力を入れている。ともあれ営業利益率の当面の目標は8%だ。第5社目は「ファーストリテイリング」だ。2年連続で連結純利益が過去最高を更新し、アパレル業界で、スウェーデンH&Mを上回り、世界2位に躍り出たものの、首位のスペインのZARAを展開するインデックスの背中は遠い。因みにインデックスの2019年1月期の売上は3兆3823億円で、ファストリの1.6倍、純利益は455億円で、同3倍だ。時価総額でも12兆円を超えて、ファストリの9兆5000億円を上回る。インデックスの強みは最新のトレンド商品を消費者に素早く届けるシステムだ。多品種少量を高速回転し、在庫処分セールも行わないで、宣伝費も抑える。こうして営業利益率を16%迄高め、ファストリを5ポイント上回る。高速回転というのは資産の回転率で、之が高く、2018年度の棚卸し資産回転率はファストリの6.43回に比べて、9.61回と高い。1年間に9.61倍商品が入れ替わっていると云う事だ。その差はビジネスモデルの違いにもあるが、それでも資産回転率を上げることは必要であろう。
2019.06.25
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点までを往復した。朝1番に連れ合いと配食サービスのボランティアだ。その後、午後からは、中学校のテスト前学習会に参加した。テスト前で気合いは少し入っているようだが、理解の度合いは、これでいいのかと思わせるものがある。孫が英検3級の筆記試験に通ったとのことだ。喜ばしいことだ。野球以外でも頑張れ!***6月28-29日にG20(Group of Twenty)が大阪で開催される。想像以上に御大人数がやってくると云うし、要人が集うこともあって大阪は交通規制が敷かれると今騒々しい。どんなことが話されるのか、何がどう決まるの、興味のあるところだが、騒々しいだけで、そんな確信のことはあまり語られない。日経のG20サミットと世界経済という特集に、語られていることを読んでみる。まず、G20は国際通貨システム上重要な国々が、国際経済、金融システム上の主要な問題について議論し、世界経済の安定かつ持続可能な成長が達成できるよう、協力するためのフォーラムだ。年1回開催されることになっている。参加国はG8のアメリカ、イギリス、日本、フランス、ドイツ、カナダ、イタリア、ロシアとEUに加えてオーストラリア、中国、ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、韓国、インドネシア、インド、サウジアラビア、南アフリカ、トルコの20カ国と地域だ。これらの国のGNPトータルは世界の85%(貿易額で80%)を占め、人口は世界総人口数の3分の2に達するという。逆に言えば、G20以外の国は大したことは無いと云う事だ。元々は1999年にG8の財務担当大臣が集まって世界の経済情勢について話し合われたのが最初だ。その後、2008年のリーマン・ショックがあり、その後に首脳レベルの会合に格上げされたものだ。G20は当初アメリカ自身がリーマン・ショックから立ち直るためにこの会議を必要としたが、それは、保護主義を排して、自由貿易を守る事がアメリカの利益になるとされたからだ。その趣旨に反して、今やアメリカは保護主義を断行している。良くもまぁ勝手な行動が出来るものだと思うが、トランプは今でもG20からは離脱せず、のこのこと現れてくる。トランプにとって、世界の事象全てが商売の対象であり、自国の近視眼的利益しか考えていないからだ。会議は開催のたびに世界経済の不均衡是正や途上国支援、温暖化対策にも議論の幅を広げている。当初日本は、参加の国数ばかり多くなる肥大化した世界会議は、決めることも決まらず、開催に消極的だったが、それは、中国の台頭で、アジアでの地位低下に繋がり、やりにくくなることを懸念したようだ。然し、今は、その中国に国際ルールを守らせる意味でも必要だと考えられている。そして現在最大の関心事は米中の貿易摩擦だ。G20ではアメリカに対して保護主義の撤廃を、中国に対しては、更なる市場開放、知的財産権保護の強化、技術移転の強制、産業補助金の大幅削減、国有企業の改革、などを要求することになる。既に中国はWTO加盟時の約束を違えていることを認識しなければならない。そのためにも形骸化したWTOの改革などが、俎上に挙げられるべきだ。ルールを守らない国に対してどのように扱うかなども具体的に議論しなければならない。このまま米中貿易紛争が過熱すれば、2019年2020年ともにGDPは0.4~0.5ポイント押し下げられるとみられている。さらにBrexitや、イランの核合意の問題などで、世界中は緊迫している最中だ。トランプは自国の貿易赤字を相手国(中国)のせいばかりとして、之に関税を掛けることによって抑制しようとしているが、アメリカ自身の生産と消費のバランスが改善されなければ本質的な解決にはならない。中国から直接では無く、ベトナムなどに迂回貿易することで、アメリカ自身の本質的赤字は解消されないと云う事になるからだ。又、アメリカは自身の全体としての収支をもう少し分析して単に2国間でのアンバランスのみに焦点を当てるだけでは駄目だと悟るべきだ。世界の経済は、既に、一方的な関税引き上げが回り回って自分の首を絞めることにも繋がっていることを認識すべきである。本質は何と言っても米中間の貿易摩擦の軽減にある。世界の経済の英知が集まってもこの問題の解が見つからないとするなら、多くの経済学者は何をしているのかと言いたい。G20ではそれだけではなく、高齢化の問題や人工知能(AI)、IoTなどの問題も待ったなしだし、エネルギー問題とそれに関連した世界の環境問題など問題は山積みなのだから。アメリカは、5Gの問題とか、中国の「製造2025」に対して、過剰な反応をしている。我々には、どれ程の証左があるのか分からないが、中国のスパイ活動や、国家(というか共産党)の敷衍で世界が凌駕されるのではないかという懸念を持っているようだ。その一方でアメリカの同盟国軽視はいささか鼻につく。同盟国であろうがそうで無かろうがアメリカ自身が損をする事への異常な心配があるようだ。又、それしか考えていないようだ。アメリカに対してはまだある。TPPからの脱退はこう言った世界観での経済調整に自ら否定の方向性を打ち出しているからだ。トランプは独特の理念として、2国間の交渉がTPPの様な全体での統制に勝る(アメリカに有利)と考えているようだ。自国の大国としての尊大さで押し切ろうとする施政は、中国のそれとあまり差が無いように思える。リーマン・ショックの時も、世界の金融危機との認識で、之を収めるために、納税者のお金で、金融機関を救済して、一般国民(市民)のことは顧みられなかったことが、現在の二極化を招いたことを知らなければならない。この意味で、G20はグローバル化と技術革新についての成長戦略として、3つの提案が述べられている。それは、これらの志向がもたらす構造的な失業という問題をはらんでいるからだ。そのために、1つは成長、2つは就労準備、3つは就労支援だ。より多くの人が恩恵を被ることが出来るためには各人のスキルをアップしなければならないというわけだ。それは、一旦技術革新が成されると、従来必要であった仕事は全く不要になって、大量の失業者が出来経済が停滞する恐れがあるからだ。最後の論調の意味するところはよく分からなかったが、世界各国は独自の問題を抱えているので、その解決もさることながら、世界が一体となって、問題点を解消することがより重要になってくる、G20でどれ程の実効が上がるのかは知れないが、そういった理念は常に持っておかなければならない。大勢の要人が集まるが、例えば、米中貿易摩擦の問題を直接話し合うのを避けたり、Brexitをイギリスの問題だけにしてしまうようではその存在意義を問われかねない。【古今和歌集】783.人を思ふ心の木の葉にあらばこそ 風のまにまにちりも乱れめ (小野貞樹) あなたを思うこの心が木の葉なら、風のままに散り乱れることもあるだろうが 、木の葉では無いのでそんなことはない(まにまに ・・・ ままに・まかせて )
2019.06.24
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今日のセミウォーキングは西国街道を梶原高架下迄歩き、帰りはシャルマンを通った。孫の野球の試合があり、観戦した。孫のチームが勝利したが、孫も3塁手の守備は軽やかだったが、残念ながらバットは快音を発しなかった。***ホルムズ海峡での日本の船への攻撃を受けて10日が経ったが、それ以前から、又その後もイランとアメリカの小競り合いが続いている。小競り合いのままならいいがとの思いがあるものの、イランはアメリカ主導の経済制裁にも、何のその、独自のペースで、中型ロケットの発射や、新型中距離ミサイルの発射実験を次々と実施し、成功させている。ホルムズ海峡の攻撃は一連の騒乱である事は間違い無いが、之に対して言を左右にするイランはトランプにとっていらだたしいものだろう。然しこれまでは、攻撃されたと雖も直接アメリカに関わることでもなかった。イラクのアメリカ大使館もそのものではなく近傍にロケット弾を落とされているが、イランの言い逃れ出来る(本来はアウトだが)範囲であった。勿論どれ1つ取ってみても、中東の脅威であることに間違い無い訳で、アメリカは都度、中東への米軍派遣を追加している。オバマ前大統領の見通しが甘かったと云えばそれまでだが、もう少しやりようがあったのでは無いかという気もする。ハメネイにとっては、どう転ぼうが、アメリカが中東でチョロチョロしていること自体が許せないという訳だから、元々水と油で混じりようがないわけだ。ここに来て、イランは更に一歩出てきた。イランがアメリカの無人偵察機(グローバルホーク)を地対空ミサイルで撃墜したのだ。之にはアメリカは容認出来ないと直ちにコメントする一方で、トランプは当初意図的攻撃とは信じがたいと即反応しなかった。これも無人機が領空を侵犯したのかどうかはっきりしない。互いの言い分は平行している。アメリカはイランの海岸から34km離れた公海上だったと領空侵犯を否定しているし、イラン外務省のアラグチ次官は同機が領空内に侵入したと主張している。両者の見解は真っ向から対立している。更に、イランは攻撃前に何度も警告を発したと述べ、且つ無人機と一緒に飛行していた有人の米哨戒機には35人が乗っていたため、攻撃しなかったと述べている。(実際は9人乗りなのだが、イランがこう発表したのには何か意図があるのだろうか)こう言った経緯を踏まえてか、アメリカ軍はイランへの軍事攻撃を検討したようだが、寸前で、トランプは攻撃を回避したとのことだ。意図的攻撃では無いと云っているが、背景を知っての自制であったようにも思える。かつて、キューバの基地に核兵器が置かれていることを発見したアメリカのケネディが、旧ソ連のフルシチョフに撤去を迫って海上封鎖を断行したというキューバ危機を回顧する。この時はフルシチョフが折れて核兵器を撤退させたことで決着したが、今回の場合はトランプが自制したことになるのか。トランプは正に、イランへの軍事攻撃に踏み切る寸前で撤回したのだ。この場合もアメリカのタカ派(ボルトン大統領補佐官やポンペオ国務長官など)は行け行けとの状態だったようだ。米軍高官から攻撃による死者が150人に及ぶと聞いての撤回だったとのことだ。撃墜されたのが無人機故に飛行機だけの損壊に多数の死者は釣り合わないと云う事のようだ。そんな計算が出来るくらいだからその先の戦闘が如何に無益なものかは十分に理解出来るはずなのだが・・・。トランプは更なる経済制裁で対応し、この件を以て多国間でイランの包囲網を築く戦略に出たのだ。トランプが矢面に立っているが、今回の無人機撃墜への反応に関しては、政権内で発言力が強くなってきたボルトンなど保守派(強硬派)を無視することは出来ない。ボルトンはイランを巡ってはかねてから政権転覆を公言しているだけに一触即発もあり得たわけだ。所謂Bチームと呼ばれる強硬派の1人だ。一方のイランでも、アメリカの経済制裁で想定を上回る打撃を受けているものの、強気で対応する姿勢だ。特にトランプ政権がイランの革命防衛隊をテロ組織に指定したことで、イラン国内の保守強硬派が更に強行になってきた。イランの穏健派であるロウハニは何とか会談の糸口を見つけようとするものの、保守強硬派寄りの最高指導者ハメネイがトランプを、交渉に値しない人物と烙印を押したので、よりきな臭い状況になってきた。アメリカでは連邦航空局(FAA)が米航空会社に、突発的なリスクに備えるため、イランに近いペルシャ湾やオマーン湾上空の飛行を禁ずると通知を出した。その後トランプは、イランに対して、「我々は我慢しない」といって強硬姿勢を唱えているが、それでも全面戦争に突入することは避けたい意向だ。完全な公海上の偵察機を撃墜されたという事が、あらゆる証拠で示されない限り、全面対決に持ち込むことは世界の同調を得られないと考えたのだろう。勿論選挙も頭にあった。こうした1歩退いた思考の時間を持つことはとても重要なことだ。この点ではブッシュ(子)よりも冷静なのかも知れない。勿論トランプは独断で戦争状態に入ることは避けたいだろう。議会の承認が必要である事も認識しているようで、議会の指導部との協議も行っている。国際世論に一定の配慮を行っていることも伝わっている。強行を主張するのは、もともとイランと対立するイスラエルやサウジアラビア辺りに留まっている。その後トランプはそもそも中東(ホルムズ海峡辺り)にアメリカが出て行く必要性がなくなったと思っている。シェールガスを産出し最早世界最大のエネルギー生産国になり、輸出するまでになっているので、日本や、中国のように中東を当てにする必要がなくなったからだ。こうなって今、何で、日本や中国のために、アメリカが何故無報酬で出張っていかなければならないのかという気になっている。タンカーを守りたいなら、自分の国で守れという風に日本(中東から62%輸入)や中国(同91%輸入)、またその他の国に要求しているのだ。アメリカが要求するのはあくまでイランの核兵器廃絶と、テロ行為の撲滅だ。これらのテロ組織に資金が回らないようにとこれからもイランへの経済制裁を強化(既にイランの国家収入の3割を占める同国産原油の全面禁輸を行っている)していくつもりだ。アメリカは既に核合意から撤退している。イランは辛うじて残留しているものの、経済制裁がこれからも続くとなると、イランは北朝鮮のように頑なになって、それこそ始末に負えなくなるのではないか。アメリカ(ポンペオ)はサウジのサルマン国王やUAEと同調を求めて会談する一方、イランはイギリス、ドイツ、フランス、中国、ロシアと核合意を維持するための話し合いを持とうとしている。安倍はこのほどイランを訪問して、ロウハニやハメネイと会談を行った。正にその途中にタンカー攻撃があって成果は語られていないが、アメリカ一辺倒で、イランの原油禁輸さえ飲んだ日本にイランが心を許すはずはない。近く開催されるG20での安倍の役割は相当大きいが果たして巧く纏められるかが問われる。取りあえず、ハメネイとトランプが同じ席に付くことを調整するくらいの力量があれば、と思うがまぁ無理だろう。今やタンカー攻撃の犯人は、アメリカだという説やアラブ諸国、あるいはイスラエルが、イランの犯行のように見せかけたという説迄もが出てきている。【古今和歌集】782.今はとてわが身時雨にふりぬれば 言の葉さへにう移ろひにけり (をののこまち) 今はもう二人の仲は終わり、とこの身は過去の女になってしまったので、あなたの言葉さえ前とは変ってしまったのですね (ふり・・・・時雨が降ると、わが身が古るとを掛けている)
2019.06.23
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今日のセミウォーキングは大阪染工から宝寺踏切迄で、帰りは第1小学校の裏を通った。中学校の土曜スクールに参加した。今日も決行大勢が参加していた。3年生は1人で、2年生が数人、他は皆1年生だ。その後、昼食と買物で松坂屋に出掛けた。***電力の自由化問題はその後どうなっているのだろうか。電力を作りすぎたら、抑制しなければ送電出来ないといった問題もあり、何やら素人には訳のわからない問題があるようだ。電力自由化は、市場を通じて取引を行って、競争で値下げと適正な電力確保、更には環境に優しい電力などと云った諸問題を考えている。電力は作ったところが送電まで行う上流から下流まで一貫した体勢だったが、最近では、太陽光や、風力などと云った、従来の電力会社以外の発電会社が出来てきて、互いに鎬を削る状態になっている。とは言え、大手電力会社は巨大な設備を有してはいるものの、発電コストの安い電力を支配している形だ。安い発電コストの電力というのは、規模の大きな水力発電や、石炭による火力発電であり、これらは天候にかかわらず、昼夜を問わず連続して発電可能だからだ。新規参入の電力会社は、自社で発電設備を持たない場合、卸売市場から電力を調達するのだ。卸売市場に出てくる電力は大手電力会社が余した電力だという。こんな制度になっているとは知らなかった。大手で余らせた電力は、蓄電するなり、放電するなりして処理(無駄)になっているのかと思っていたのだ。大手電力会社が安いコストで発電した電力は自社が使って有利に展開し、コストが高い電力を市場に出して、新規参入会社が之を買って、それが各家庭に流れるという構図のようだ。消費者が新規電力会社と契約すれば、この割高の電力が使われて、コストの高い電力で、冷蔵庫や照明、クーラーなどを使うことになるのだ。大手の安いコストの電力は大口顧客(企業など)に回されると言う事になる。大手電力会社が有する安い電力を開放しないと、公正な競争環境にならないと経産省は考えている。(大手が発電した電力全てを市場に出して、大手と発電設備を持たない新電力会社が競争するという事自体私には意味が分からないのだが)新規小売業者が安価な電力を調達出来るシステムが「ベースロード市場」ということだ。この市場に大手で発電した、水力や原子力に依って得た電力を市場に出させるというものだ。そうしないと独禁法に触れる恐れがあるからだ。然し乍らそういったやり方で安い電力を放出することを大手の電力会社は渋っているのだ。安価な電力が流れ出れば、顧客が新電力に流れていくと懸念しているのだ。之というのも又おかしい抵抗だ。今まで余剰な利益を得ていたのではないかと勘ぐられるからだ。というか、その勘ぐりは当たっているのだろう。東北電力が女川原発を再稼働しても、それによる電力が新電力を利することになると見ているのだ。電力料金を下げるには、新電力などの参入で、競争を促すことが肝要だが、相変わらず安いコストの電力を大手がキープすれば、初期の思惑通りの電量料の値下げは覚束ない。また、原子力発電はコストが安いとされているが、東電の原発事故のように、事故やその他の問題で生じた途方もないコストを別口にして処理しているからに過ぎない。事故を起こしたら、その電力会社だけで保証なりをすることにしなければ大手の良いとこ取りだけを見過ごすことになり不公平だ。一方北陸電力辺りではコストの低い水力発電による電力をベースロード市場に出す方向で検討しているようだ。この辺りが打開の切り口になってくれれば良いのだが。政府は再生可能エネルギーを主力電源にする方針だが、之を達成するために、新電力を含む小売業者に対し、販売する電力の一定割合を化石燃料を使わない電源にすることを求めている(法律)。2020年度には25%程度を目指す。然し小売業者は再生可能エネルギーの設備を持たないところもあり、余っている業者から購入する形になる。之の取引に要する証書代(非化石価値取引証書)が別途必要になる。この証書代が高いのが問題となっている。現在は再生可能エネルギーが対象だが、将来は原子力や大型水力もこの証書が必要になる予定だ。大手はこの証書代を原資に、電力を安売りすると、新電力は不利になることは必定だ。更に大手電力が有利になる新制度が来年立ちあがることになっている。「容量市場」と呼ばれるこの制度は、発電能力に価格を付ける試みだ。太陽光や風力発電は天候に左右され、電力の安定供給が不安定だ。この電力量が不足した量を従来の火力などで補うのだ。火力を有する大手は稼働率の低い設備を抱えるので不利になる。その調整のために発電能力ベースに価格を付けようとするものだ。新電力の小売り事業者は、設備を持たないが、電力不足時には、この電力を買わねばならず、間接的に設備の代金を払うことになり設備を有しているのと変わらなくなるわけだ。之に対しては、小売業者からは、再生エネルギーの普及に役立つ蓄電池などにお金を使うべきだとしている。この制度は世界でもまだ定着したものでは無く、試行錯誤的に行われているのだ。例えば、容量市場を導入すると、火力発電が増えて、CO2が多く排出されたり、常は使わないのに、老朽化した設備を温存したりする必要が出てきて、返って問題だとの見方もある。現に欧米では、そういった傾向になっているとみられている。再生エネルギーの普及は世界的な流れだ。之を利用することで、余分なコストが掛かるようになっては、元も子もない。専門家は知恵を絞っているのだろうが、どうも之と云った妙手は今のところ無さそうだ。政府は再生可能エネルギーで発電した電力を、国が定める価格で一定期間、電気事業者が買い取ることを義務づける制度(FIT)を始めた(対象は太陽光・風力・地熱・水力・バイオマス発電の5種)が、一攫千金を含めて、多くの業者が参入し、一部収拾が付かなくなってしまったことがある。あらゆる事を想定して制度は決めなければならないことを露呈したが、現状を大きく崩すことなく、新しい電力料金が適正になるように巧い方法を考えなければならない。今回は述べられていなかったが、再生エネルギーの普及に向け、太陽光発電の設置コストの低減や、風力発電の普及に向けた送電網の整備等が問題点としてある。特に、2013年に発送電分離の方向が打ち出され、5年後(2018年)をめどに進められてきたがこの方は巧く機能しているのだろうか。日本でもたびたび検討され、話題になりながら、電力業界の反対で見送られてきた経緯があるが、もうそろそろ、日本の電力会社の地域ごとの寡占化(発電と送電の事業を独占している)を解き放ち、自然エネルギー発電などの新会社に送電網を公正・中立に使わせる事で、電気料金値下げや自然エネルギーの普及をも真剣に考えなければならない。欧米の主な国では1990年代以降の電力自由化で採用されている。【古今和歌集】781.吹きまよふ野風をさむみ 秋はぎのうつりもゆくか 人の心の (雲林院のみこ) 吹き乱れる野風が寒いので秋萩と同じように、あなたの心は色褪せ、散ってゆくのですね (まよふ ・・・ 秩序を乱す)
2019.06.22
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今日のセミウォーキングは上牧駅裏から梶原高架下迄で、帰りはシャルマンを通った。小学校の放課後学習会に参加した。今回は私だけで連れ合いは当番を外れていた。子供達は、前回よりも少し一生懸命に勉強に取り組んでいたようだ。今日は、前回積み残した形になった1人の子に付きっきりで算数のかけ算を教えていたら、何とか理解出来た風なので良かった。小学校を終えて、急いで中学校のテスト前学習会に出掛けた。ここでも大略2人の生徒に付きっきりで数学の連立方程式を教えた。***久しぶりに日経の絵画十選だ。青野九大准教授の選だ。第1作はレンブラントの「アムステルダム織物商組合の見本調査官たち」だ。オランダでは市警団や組合などの役職に選ばれた市民はその姿を永遠に残るようにと集団の自画像を注文することが多かったようだ。レンブラントは畏まって整列した形ではなく、自然な形と表情を捉えることで、誇り高き市民達の団結を紡ぎ出したとある。17世紀で卓抜した肖像画として、レンブラントの地位は揺るぎないものだったようだ。描かれているのは帽子を被った5人の調査官と無帽の秘書の6人だ。完成後はスタール通りの織物商組合のホールに飾られることが決定していたので、調査官の目線と訪れる人の目線とが交錯することを念頭に描かれている。第2作はライスダールの「市庁舎建設中の足場からのアイ水路を望むアムステルダムの眺め」だ。ライスダールは17世紀のオランダ絵画黄金期の風景画家だ。この画家の風景は壮大な感じがするが、どことなく暗い感じを受ける。雨上がりなのか薄日が差し込んで、教会や住居を照らしている。こうしたオランダの風景が絵画に取り上げられたのは17世紀半ばのことだという。そしてこの風景を描いているポイントは新しく建設中の市庁舎の円蓋から、北海運河とアイ湖を接続するアイ水路を臨んだ風景だ。標題の望むは、臨むのことだろう。オランダならではの風景だ。焼失した市庁舎に代わって建てられた新市庁舎はオランダ市民の富と文化の象徴であった。オランダは王国だが、市民のパワーを感じる。第3作はF・V・ミーリスの「アトリエの画家」だ。聞いたことのない画家だ。描かれているのは画家のアトリエで、何やらこの構図は、フェルメールの絵に似た感じを受けた。17世紀のオランダでは700万点もの絵が制作されたとのことだ。その絵画を売り買いして、市民の家には、大概こう言った絵画が飾られていた。この絵の画架の前に座る男は顧客で、完成前のミーリスの絵画を吟味しているところだという。傍らに立っているのがミーリス本人だ。彼の所には国内外の名士や王侯貴族が絵画の購入に訪れたとのことだ。画家のなり手は多く、然し成功する画家は少ないと云った状況らしかった。第4作はH・V・ゾルフの「ビーレンス家の肖像」だ。この画家の名前も知らなかった。色々な画家の絵を見てきたつもりだが、矢張り専門家には叶わない。解説によると、ビーレンス家はこの絵の状態よりはもっと裕福だったとのことだ。わざわざ庶民感覚に合わせて慎ましやかな状態を描かせているのだそうだ。家族全員をこの絵の中に表現することで、一家の肖像画としている。母と娘と長男、それに召使いが待つところに父親と次男が帰ってきたところを切り取っている。母と娘の区別が付かない。部屋は当時の庶民の象徴的なものであり、実際の場面ではないようだ。壁には当時どの家庭でも絵画が飾られていたことを忍ばせるもので、様々な題材が取り上げられていたとのことだが、特に風景画は流行っていたようだ。他には、宗教画、静物画、風俗画などが取り上げられていた。どれも写実的なものが好まれたようだ。第5作は3作と同じミーリスの「牡蠣のある食卓」だ。銀の皿に載っているのが牡蠣らしい。勧めている男は実は女性の夫とのことだ。一寸見ると、フェルメールの「やり手婆」のような関係かと思ってしまうが、その辺りが少々違うウィットのようだ。こう言った人気の絵は、多くの複製を呼んだという。こぞって買って帰って部屋に飾るのだとか。本人に同じものを描いて貰うほどの金の無い市民は、財力に応じて、出来のあまり良くない三流画家のコピーを飾ったのだとか。偽物と雖も絵画を部屋に飾って客をもてなすなどと云う事はそれ自体心豊かなことである。オランダの当時の様子が垣間見える感じだ。第6作は、ピーテル・デ・ホーホの「召使いにお金を渡す女」だ。ピーテル・デ・ホーホはフェルメールとともに、デルフト派を代表する画家だ。日常の一瞬をとらえた絵画が得意のようだ。この絵もオランダ人の日常生活を描いているが、デ・ホーホの晩年はアムステルダムの精神病院で、生涯を終えたとか、生活は楽ではなかったようである。女主人が買物を頼むべく召使いにお金を渡す場面だが、当時オランダでは買物をする女というのは人気の題材だったという。良質な商品を賢く買うということは、当時オランダの船乗りが日本にまで来て、賢い取引をして国際貿易をしていたことと比較されて、賢い買い物の出来る女はオランダでは高い評価を受けていたというわけだ。何でも、聞いてみなければ分からないことばかりだ。第7作は、ハブリエル・メツーの「新生児の訪問」だ。この「育児室への訪問」は、ヒンローペン家の居間に飾られていた。モデルにした部屋はアムステルダム市役所の市長室だ。この絵が製作された当時、ヒンローペンは市長の娘と結婚し、子供が出来、市の要職に任命されたときである。義父の市長は新庁舎を建て、その部屋の調度品と全く同じものを絵画の中に描かせて、正に得意の絶頂にあるというわけだ。子供が生まれたらお祝いに来る客にこの絵を見せつけることで、エリート街道を歩く若い野心家のイメージ戦略だというわけだ。勿論この絵の注文主はヒンローペンである。第8作はニコラス・マースの「叱る女と盗み聞きする召使い」だ。中2階で叱る女主人の声を密かに立ち聞きする召使いという構図だ。ニコラス・マースのお気に入りのテーマらしい。当時のオランダ社会は、核家族が多く、10~20%の世帯に召使いがいたという。この絵に描かれているカーテンは女主人に叱られている相手を隠している。そんな風に意味深に描いているのだ。その相手は誰でもが気になる。ふと聞き入っている召使い本人が怒られているのではないかと想像した。ニコラス・マースはそんな茶目っ気を持ってこのような絵を描いたのではなかろうか。オランダの当時の風俗を窺い知ることが出来る作品でもある。第9作は、ヘーラルト・ポルフの「好奇心」だ。17世紀のオランダの最も早い通信手段は手紙だった。主要都市間の郵便制度の確立で、手紙を書く人たちが増えたという。恋文もまた然りだ。必死に机に向かって手紙(恋文)を書く女を背後から興味深そうにのぞき込む女。こう言った絵が多く残されているのだ。フェルメールの中にも手紙を書く女が登場する。こんな状況を絵にして家に飾り、恋の成就に思いを馳せていたのかも知れない。思えば、のどかな風景である。第10作は、J・ステーンの「パン職人アーレント・オーストワールトと妻」だ。長い題名だ。ネットで見てもこの絵は俄にはヒットしなかった。この絵は長い間架空のパン職人を描いたオランダ独特の風俗画と思われてきたが、モデルは実際のパン職人だったオーストワールトとその妻を描いた肖像画であったと言うことが分かったという。畏まった肖像画でなく、ありのままの姿で絵画に納まったパン屋の夫婦だが、オランダの日常を推察するのに、大変参考になる。これまで見てきた肖像画なり風景画は当時のオランダ上流階級の家に飾られていたとのことだ。オランダの新しい一面を見る思いだ。
2019.06.21
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今日は第1回の籠友会ゴルフだ。高校時代のバスケットボール部OB会のゴルフコンペだ。急に決まったので、参加者は6人だったが、取りあえず始めようとのことで、開催された。場所は先輩馴染みの高槻CCである事は変わらない。連れ合いはフラワーアレンジメントと中学校のテスト前学習会に参加した。今日は通常より遅い9:28インからのスタートだった。私は先輩とその秘書的存在で、高校は違うがオブザーバー参加のH氏との組で、もう1組は私より7期後輩の3君だった。高槻CCは、つい3日前に回ったので、体調は十分なのだが、今日も魔のホール2つがあって、足を引っ張った。之を無くさないとゴルフが安定しないままだ。今日は久しぶりにキャディ付だ。私にはあまりメリットはないが、先輩はゴルフ場への気遣いもあってのことのようだ。( )内は、通常なら苦もなく改良できる数字だ。之をタラレバにすべからずだ。先輩と私はGティーから、Hさんはレギュラーティーからだ。No.10 TSは良い感じでFW右だ。残り105YDを7IでGR奥にオンした。1パット目が弱すぎて、2パット目は惜しかったが、3パットのボギーだった。先輩もHさんもボギーだった。(±0)No.11 110YDショートでピンは下段だ。7Iでオンした。バーディーを取った。快調の出足だ。先輩はボギーで、Hさんはダボだった (±0)No.12(クリーク)TSはDRで軽くFW先端だ。然し、左足下がりをトップして、辛うじてクリークを超えGR向こうのカラー外れだ。3打の寄せをビビって、4オンとなり1パットで辛うじてボギーだ。(2打を慎重にだ。)先輩はパーで、Hさんは2打をOBして8打だった。 (-1)No.13 やや打ち上げ、右ドッグ。TSは良い感じでFW左だ。然し、2打をチョロしてしまった。3打はPWで当たりよくGR向こうのカラーだ。そこから2パットのボギーだ。先輩は良く飛ばし、2打でGRオーバーしボギーだった。Hさんもボギーだ。 (±0)No.14 (打ち降ろし)左GRで126YDだ。前回TSを6IでGR奥越えのOBだったので、今日は7Iを持った。然しダフってしまって敢えなく池ぽちゃだ。特設から3オンで、2パットのダボだ。これは痛い。先輩は慎重にパーを取り、Hさんはボギーだった。 (-1)キャディがいたが、池に落ちたボールを取ろうともしなかった。之がキャディ嫌いの所以だ。No.15 TSは尾を引いたか、チョロでFWまで出ない。2打をダフリ、3打もチョロ、4打のアプローチはバンカーだ。5打をトップしGR向こう。6オンにおまけの3パットで9打だった。先輩は何事もなかったかの如くパー、Hさんはダボだった。 (-4) 極めつけの魔のHだ。No.16 TSは良い感じで一寸右目に真っ直ぐに飛んだ。2打はまずまずの当たりで、常よりは飛んでいない。(右ラフだ)3打はそのまま3Wで軽く振ったら、良い当たりで、GR手前まで飛んだ。4オンを果たし、何と1パットで沈めてパーだ。良い感じだ。先輩はボギーにしていた。Hさんはダボだった。 (±0)No.17 このホールは2打目が打上だ。TSは良い感じでFWCRだ。2打は少しダフリ気味だが、許容範囲だ。ぎりぎりに3オンを果たした。1パット目が弱かったが、2パットでねじ込むことが出来た。先輩はダボだ。HさんはTSが良く飛び、2打の長い距離を2オンしてパーは素晴らしい。(±0)No.18 (最後池越え)前回は最悪だった。TSは良い感じで飛んで右土手から、右ラフだ。2打はラフからだが良い当たりで、FW左だ。残り150YDとあるが、遠い感じだ。7Iで刻んだ。4オンはGR向こうのカラーだ。そこから2パットで、ボギーだった。先輩はTSを右土手に打ち込んで、結果は4オンの2パットで、同じくボギー。Hさんはこのホールも素晴らしく、TSは良く飛び、2打で池近くまで飛んで、3オンはピン近だったが、惜しくもバーディー逃しのパーだった。 (±0)前半は、No14の池とNo15の超錯乱に尽きる。6打改良の余地あり。No.1 TSは、少し湿って左ラフだ。2打は良い感じで砲台GR下まで飛んだ。3オンして2パットのボギーだ。ここは3人とのボギーだった。(±0)No.2 TSは、良い当たりで、FWCRだ。ピンが左なので2打を引っ張りすぎて左の土手、バンカー越えだ。3打はうまくバンカーを越えてオンした。巧いと声が掛かった。1パットは惜しくもカップに蹴られ2パットのボギーだ。先輩は2打をバンカーに入れたが1パットでパーとした。流石だ。HさんはTSをOBして8打叩いていた (±0)No.3 TGはかなり前方の、サービスホールだ。TSは狙いとはズレてFW右だ。ピンが遠く見えたので、2打を4Wで打ったが、当たりが悪くGR左手前ラフだ。3オンは良く寄ったが、惜しい1パットが外れボギーだ。先輩は軽くパーを取っていた。Hさんは私と同じくボギーだった。 (-1)No.4 フラットなショートで短い。9Iで、当たり悪く少し届かない。2オンして、1パットのパーだ。先輩は1パットのパー、Hさんはボギーだ。(±0)No.5 このホールは何となく合う感じだ。TSは良い当たりで、右方向のラフだ。結構飛んだ。2打も良い感じだが、少し左に出てFWCRだ。池が気になって9Iで右のカラーにそれてしまった。そこからパターで3つのボギーだ。先輩は理想的にパーを取った。Hさんも私と同じくボギーだった。(±0)No.6 何時も長く感じる、打ち上げ後フラットなミドルだ。TSは一寸低めながら右ラフだ。2打は少々高く上がったがFWCRだ。残り100YD少しを8Iでカラーがやっとだ。そこから又パット3つのダボだ。先輩はここで大乱れだ。TSを左にOB、プレ4からバンカーに入れ、バンカーを出るのに4打と8オンだ。2パットの2桁だ。こんな先輩を見たことが無かった。Hさんは、私と同じダボだ。 (-1)No.7 長いミドル。TSの当たりは先ず先ずで、FW左に出た。しかし、ここで、2打をチョロしてしまった。3打でも当たりは今一で、4打でも届かず、APでの寄せが巧くいって1パットのダボで納まった。少し命拾いだが、先輩も同じくダボで、Hさんもダボという結果で、私の1パット、彼らの3パットの違いがまざまざだ。 (-1)No.8 今日のピン位置は花道の延長だ。6Iでトライしたが、矢張り届かなかった。アプローチを7Iで転がしたが惜しくもそれた。2パットのボギーだ。先輩はバンカーに入れ同じだ。Hさんは短くミスしたがアプローチが寄ってパーを拾った。(±0)No.9 TSは良い感じで、FWの向こうの左足下がりのラフだ。打ちにくい2打は矢張り距離が出ない。3打でやっと花道に出た。4オンして2パットのボギーだ。先輩は良い感じだったが、最後カラーに外して、私と同じ結果だ。Hさんはここで3打が見事乗ったが、GR奥で、3パットのボギーだ。(±0)今日も2つの悪魔ホールがあった。中でも前半の15番Hは一体どうしてミスショットが連発したのか、今でも分からない。(前回の18番ホールのような状態だった)矢張り、メンタル面が弱いのか。最初なので、ダブルペリアの評価となって、優勝は、別の組の北摂天神会のメンバーでもある後輩で、先輩は2位、私は3位だった。1位がグロス97でネットは73.0、2位はグロス88でネット73.6だ。私はグロス93で、ネットは73.8と1ストローク以内に3人が並んでいた。それにしても魔のホールが恨めしい感じだ。折角キャディが付いてくれたが、私には何のメリットもなかった。尤もラインのよみは、期待していなかったが、1度6番ホールで、フックというので打ってみたら見事反対だったのには少々腹立たしかった。キャディフィーは結構高かったが、先輩は気遣って、連れ合いに土産を持たせてくれた。帰りに先輩とH氏を送り届けたら、学習会には間に合わず、連れ合いをピックアップしに行っただけだった。
2019.06.20
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今日のセミウォーキングは桜井から島本高を経、若山台を経由、東大寺公園に出て島本駅から帰宅した。健康保険料の支払いが75歳から、年金引き落としにならず、個別に支払うことになったとのことで、町役場に行き何故そのようになったのかを聞いた。しかし、徴収側の問題だとかで、納得のいく解答は得られなかった。しかし、それ以上追及しても始まらないので、引き下がった。歳を取ることで、又面倒くさいことになるなどは、言語道断だ。不信感がわき上がってくる。中学校のテスト前学習会に参加した。大勢の生徒が参加していて、少々びっくりした。学力アップに繋がってくれれば良いのだが。***米ロが対立する構図は昔から変わらない、私の子供の頃からそうだった。尤も昔は、ロシアはソ連という大所帯ではあったのだが・・・。今回はLNG市場での覇権争いだ。又、核開発でも相変わらず鎬を削っているようだ。プーチンはLNGの生産拡充を急いでいる。既に、北極圏の生産基地計画で中国から出資を受けることになっている。アジアへ輸出を拡大し、アメリカのシェールガス増産で、LNG市場がアメリカに席巻されることを警戒しての動きだ。世界の諍いの原因の1つに資源獲得闘争があるが、このケースは、市場のシェア拡大が問題で、互いに牽制し合っている。トランプは対ロ制裁の一環の中に、ロシアからのLNGの輸入制限を各国に呼びかけている。一方プーチンは、中国の習近平との会談で、LNG分野での協力推進を申し合わせると共に、モンゴルのバトトルガ大統領へもエネルギー分野交流を呼びかけている。中国がロシアの開発物件に投資する意味は、大気汚染対策で石炭からガスへの燃料の転換を図っており、LNGの確保は緊急の課題でもあるからだ。中国は既に日本を抜いて世界最大のLNG輸入国になっている。ロシアのLNG生産能力は、サハリン沖のサハリン2と、北極圏のヤマルLNGなどを合わせて約2800万トン。2018年に1830万トンのLNGを輸出した。このうち日本や中国などアジア向けは7割を占めている。ロシアはまた、パイプライン経由でヨーロッパ向けにガスの輸出を行ってきたが、この所LNGの生産能力を増強し、中国やアジアへのLNG輸出拡大を目論み着々と実行に移している。北極圏のLNG生産の拡大などで2035年までにLNGの生産量を現在の約5倍に当たる1億2000万~1億4000万トンに引き上げる計画だ。カタールなどに並ぶLNG輸出大国をめざしている。之によって、2018年時点で約6%にとどまる世界の市場シェアを約20%まで高める方針だし、シェア獲得へ必要な資源や競争力など潜在力はすべてあるとしている。LNGの輸出先については「基本的な消費市場はアジア太平洋地域にある」としており、最大の輸入国である日本や中国、インド、韓国、ベトナムへの輸出が念頭にあり、輸出の6~7割をアジア太平洋地域に振り向ける思惑だ。ただロシアの大幅な増産は、世界的なLNGの供給過剰に拍車をかける可能性が高い。その生産量の最大70%をアジア太平洋に輸出する事を目論んでいる。2018年のLNGの国際市場のシェアはカタールやオーストラリアが20%を超え、シェールオイルの増産が進むアメリカも存在感を高めている。ロシアの供給増の根拠となるのが北極圏で進む基地開発だ。北極圏だけで74兆立方メートルのLNGがあり、多くの未確認の埋蔵量もあるとのことだ。現状は2017年から北極圏初の基地「ヤマルLNG」(年産約1740万トン)が稼働している。ヤマルの近傍の第2の基地「アークティック(北極)2」の稼働を2022~23年に予定している。また、サハリン2の増設など新規プロジェクトも念頭入っている。この両基地の稼働によるロシアのLNG増産は日本企業にとっても好機である。このプロジェクトには中国も出資しているし、日本からも出資し、権益の10%を獲得している。ロシアガス大手ノバテクによると、これらの開発基地に対し、ノバテクが最大60%、仏トタルが10%の権益を持ち、中国石油天然気集団(CNPC)の関係子会社など中国2社が10%ずつ、北極2へ出資している。日本の三井物産も10%を出資する方針だ。アジアへの輸送効率化を計るために、カムチャツカ半島にLNG積み替え基地を建設する計画もある。さらに、2009年に輸出を始めたサハリン沖のLNG事業「サハリン2」を拡張する方針を持っていて、日本企業の参加を促している。ロシアが対アジアへの輸出強化策を採る背景にはLNG市場でのアメリカの台頭があるからだ。アメリカは割安なシェールガスを増産し、LNGプラントも相次ぎ完成させるなど、2016年に輸出を開始してから対アジア輸出でロシアに迫っているからだ。ロシアは又、ヨーロッパへのLNG拡販にも力を入れている。ポーランドと販売契約を結ぶなど、パイプライン(ノルドストリーム2)経由でロシア産ガスをヨーロッパ市場へ送り込んでいる。ロシアは、ヨーロッパ市場でシェア3割超を誇っているのだが、之を看過するトランプではない。ノルドストリーム2はロシアとドイツ間の不正な取引があると、批判しているのだ。アメリカはノルドストリーム2によるヨーロッパへのガス供給は安全保障上の問題が内在すると懸念を表明しているのだ。ヨーロッパがロシアへのエネルギー依存を高めると、ヨーロッパはエネルギー源をロシアに牛耳られる事になるからだ。この懸念は北極海で開発中の案件にも及ぶ。対ロ制裁で外国企業からの資金調達を制限されるロシアは、中国を抱き込んでも北極海での開発は重要な要素を含んでいるのだ。一方の中国は2018年のLNG輸入量が前年比約32%増の9038万5000トンとなり、日本を抜いて世界最大の輸入国になった。これで、LNGの対外依存度は45.3%となった。さらに、深刻な大気汚染を解消するため、石炭から天然ガスへの切り替えを急ピッチで進めていることや、対米貿易摩擦で、アメリカからのLNG輸入に報復関税を掛けていることもあって、LNGの安定的な確保が必要となっているのだ。中国の需要の高まりで、ロシアへの投資が醸成されているのと同時に、カナダもLNGの輸出先を中国や日本などのアジア向けに行うことを目論んでいる。カナダのLNGは年間の生産量(2018年時点で1847億リットル)の約4割(803億リットル)を輸出に向けている。輸出先は全てアメリカだ。然しアメリカはシェールガスが増産され、自国で全量を賄えることになってきているので、カナダとしては輸出先をアメリカから他に振り向けなければならない状態になっているのだ。又今月17日には、ホルムズ海峡でタンカーのへの攻撃があったばかりだ。日本への輸入は今のところ停滞はしていないようだが、LNGの供給先の多様化は計らねばならないことなのだ。こう言った様々な要因が絡むLNG市場は熾烈な戦いになっている。いずれにせよ、日本は資源がないので、こういったプロジェクトに参加する以外に資源の安定的な確保が難しい。ロシアの攻勢に対してはアメリカを引き合いにし、又アメリカの要求に対してはロシア側からのオファーを盾に両者から有利な条件を引き出すことを考えなければならない。【古今和歌集】780.三輪の山いかに待ちみん 年ふともたづぬる人もあらじと思へば (伊勢) 三輪の山でどのようにして待ちましょうか、何年経っても訪ねてくる人などいないと思うと (年ふとも ・・・ 年月が経っても )
2019.06.19
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点迄の往復だ。連れ合いは、1人で、江坂の方に出掛けていった。夕食後は高校時代バスケットのコーチをしてくれていた人の奥さん共々連れ合いと4人だけでカラオケに出かけた。今月はカラオケ付いている。元コーチは、この所随分と脚が弱ったようで、とぼとぼ歩きだった。店の社長よりも1つ年下というのに逆な感じだった。又、元コーチはカラオケ好きと云う事で、歌っているときは元気そうである。歌も良く知っていて、音程もしっかりしる。相当資本投下していることが窺い知れた。いくらでも歌いたい方で、15曲をこなしていた。私は、8曲、連れ合いは4曲、夫人は1曲だった。***レアアースが話題になっている。エコノミストは中国の輸出規制対象としてのレアアースについて言及している。レアアースと云えば、その97%を中国(チベット)が産出していて、他はインド、オーストラリア、ブラジルなど、その他の産地などに少量が偏在している。海底のマンガン団塊やコバルトクラスト、熱水鉱床等からも得られることが期待される。中国が世界の産出量の殆ど全てを占めていると同時に、レアアース製品の9割が今や中国製となっている。日本は世界需要の約半分を占め、その大部分は中国からの輸入である。中国の経済成長によって中国からの輸出が減少しいて、問題とされている。使用途はハイブリッド車や電気自動車用の高出力モーター、風力タービンの発電機、ミサイル誘導システム等に使われる高性能磁石、光磁気ディスク、蛍光体、レーザー 等多様だ。米国防総省さえ部品メーカー経由で中国の高性能磁石を輸入しているのが現状だ。最近の米中貿易戦争では、このレアアースを中国から輸出すべきか否かで、習近平は扱い方を決めかねていると云ったところだ。中国がほぼ独占して産出しているだけに、禁輸してアメリカや日本を困らせることは容易なのだが、その副作用が懸念されているのだ。かつてトウ小平が「中東には石油があり、中国にはレアアースがある」と述べた程、中国の寡占は顕著だ。鉱石からレアアースを採取するためには有害な物質を排出する化学薬品が使われるが、その危険と環境汚染という代償を中国は敢えて何年もの間払い続けてきた。こうしたことを背景にこれまでも事ある毎に輸出規制を中国はちらつかせてきた。しかし、今回の摩擦で、中国が実際に対米輸出規制をすれば、顧客である米企業のためにレアアース磁石を使ってエンジンや電池を製造する中国企業も打撃を受けることになる。長期的には、輸出規制をすれば、海外の企業は独自にレアアースを使った最終製品を自国で生産するために動くだろうことから、アメリカを痛めつけるだけではなく、自らも立ちゆかなくなることが予想されるからだ。その意味で、レアアースの輸出規制は中国の習近平政権にとって、もろ刃の剣ということだ。資源を有すると云うばかりでは無く、中国はその後、この独占的鉱物資源を精製し金属にする過程に留まらずその金属を加工して製品化する過程にも進出してきている。あたかも、中東諸国が世界の原油の大半を保有するだけでなく精製、製品化する市場もほぼ独占したようなもの、というのに近い。これが、レアアースが米中貿易戦争の駆け引きに利用されるゆえんだ。米政府は、半導体などの部品の対中輸出を米企業に禁じることで中国のIT(情報技術)大手に圧力をかけている。それなら、中国政府は之に対抗してレアアース製品の対米輸出の規制で応じようかというわけだ。中国がレアアースを対抗手段に使うのは最近に始まったことではない。2010年には環境保護を理由に輸出を制限した。アメリカなど複数の国が異議を申し立てた結果、世界貿易機関(WTO)は中国の輸出制限をWTO協定違反だと断じた。この時以来、レアアースの供給を中国に依存する多くの国は輸出規制による混乱を懸念してきた。ここに来て米中間の貿易戦争が煮詰まってくると、中国がレアアースの輸出規制を外交の武器としてちらつかせて来ることは想定内だ。こう言った事を予測して、日本企業などは2010年のレアアース・ショックに直面して以降、マレーシアに精製所を持つ豪鉱山大手ライナスに融資した。同社は今、日本のレアアース需要の3分の1を供給している。更には、アメリカでは、一時、レアアース世界生産量の大部分を担っていた米マウンテン・パス鉱山(カリフォルニア州)を2000年代前半に閉山したが、この機に生産を再開している。これに平行して、アメリカは、中国離れを念頭に、他国のレアアース開発を支援している。これらの動きにより、中国のレアアース生産量の世界シェアは、2010年の95%強から2018年には70%に減少し、今後、さらに減ると予測されている。しかし中国は今、製品化という過程で、大きな影響力を持つに至っている。アメリカは2018年、中国から約2億5000万ドル(約271億円)分のレアアース磁石を輸入した。しかも、中国に代わる調達先は容易にはみつからないのが現状だ。もし、アメリカが他国を経由して中国の輸出規制を回避しようとしても、中国はすぐに気付くだろうとのことだ。中国以外からレアアース磁石の迂回調達は困難だろうとみられる。中国が、第3国(ベトナムなど)を迂回してアメリカへ製品を輸出するケースがアメリカによって見破られたのと同じ事だ。簡単に中国はレアアースの輸出規制に踏み切ることが出来ないのは、もし中国が輸出規制しても、アメリカ国防総省は防衛上、同省が必要とする(ミサイル製造に使う)重希土類は恐らく対処できるだろうとみているからだ。しかし、民間企業は影響を受ける事は必定で、アメリカの自動車メーカーは部品調達に障害を来し、競争力に打撃を受けると見られている。習近平は今年5月にレアアースの採掘所や、製品化抗議業の巡視を行った。中国は、原材料の精製は環境を大きく破壊することを認識し、一部を除いてこれらを閉鎖、必要量の大部分は他国から輸入し、自国の環境をこれ以上破壊しないと決めたようだ。こうして、中国は2018年、初めてレアアースのコンセントレート(濃縮物)の純輸入国になった。之により、金属生成過程ではなく、レアアース製品の製造過程に重きを置く政策に大きく転換したのだ。この方が採掘より排出物がはるかに少なく、付加価値も高い故だ。中国がレアアース産業、ひいては中国経済に求めているのはこうした付加価値の高いしかも環境破壊を最小限にとどめる企業の育成なのだ。レアアースという規模が小さな産業でも、その重要性によりアメリカといえども中国を無視して事が起こせないレベルにまで高めたいとの思惑だ。そのことは、短絡的にレアアースの禁輸がもたらす影響が自国にも不利になることを慮っているのだ。この辺りの駆け引きが、米中間の貿易戦争にどのような影響力を持ってくるのか成り行きが見守られている。【古今和歌集】779.住江のまつほど久になりぬれば あしたづのねになかぬ日はなし (けんみのおおきみ) 住の江の松が長く存在するほど久しくあなたを待つ身なので、そこに住む鶴のように、この私は声を上げて泣かない日はありません(ひさ ・・・時間が経つ、久しくなる 、あしたづ ・・・鶴 )
2019.06.18
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今日は第22回北摂天神会ゴルフコンペだ。今回は前回急病不参加だった高校時代の先輩は復帰参加だが、胃を摘出した人は、まだ具合が悪いとかだ。もう1人は、カートが転倒してあばらを折ったとか。いろいろあるなぁ。同組の人と話したが、コースを、回れるだけで、ハッピーなことだ。前回は、良いところ無しのブービーだった。今回は極悪の2ホールを除いては、まずまずのゴルフだが。両スタートHは今一良くないので、これを直さねばならない。( )内は、通常なら苦もなく改良できる数字だ。参加者は、22名だった。前々回優勝のNさんと高校先輩のYさんと私の3人組だった。今回はインからのスタートだ。No.10 TSは当たりはまずまずだがいきなり左のGバンカーに入れた。2打は少し当たりがうわずり、バンカーを脱出しただけだ。3打をPWでGR向こうだ。(クラブ選択を慎重にだ)7Iで乗せ、2パットのダボだ。Nさんは2オン2パットのパーだ。Yさんは2オンながら3パットで、ボギーとした。(-1)No.11 110YDショートでピンは下段だ。7Iでオンした。バーディートライは惜しい感じながら、2パットのパーだ。Nさんは2オン3パットのダボだ。YさんはGRを外したがパーだった (±0)No.12(クリーク)TSはしっくり来ず、右の木の下だ。2打は、カラー部だ。7Iで乗せて、2パットのボギーとなった。(今少し慎重さが欲しい)Nさんは2打でGRを外したが、3オンして絶妙1パットのパーだ。Yさん2オンしながら、私と同じだった。(-1)No.13 やや打ち上げ、右ドッグ。オナーが右にOBしたので、TSは左に引っ張りすぎのラフだ。前の組を待って、2打をチョロしてしまった。そして、3打で届かない。4オン2パットのダボだ。TSを右にOBしたNさんは、7打になった。Yさんは右のバンカーに入れ、2打もバンカーで、4オンになった。しかし、1パットでボギーをキープ。(-1)No.14 (打ち降ろし)左GRで126YDだ。TSは6Iを握ったが、滅多にない、超良い当たりで、GR奥越えのOBだ。特設からのダブルにしてしまった。Nさんはうんと右ラフから3オンとなりダボだ。Yさんは1オンしながら3パットのボギーだ。 (-1)No.15 TSは良い感じのFWCRだ。然し他の2人よりも飛んでいない。2打も良い当たりだが左ラフだ。3オンして2パットのボギーだった。NさんもCさんも同じくボギーだった。 (±0)No.16 TSは良い感じで真っ直ぐに飛んだ。2打も超良い感じで真っ直ぐに飛んだ。最下段までは降りていない。アプローチを9Iでやや右カラーだ。そこからパターで2つのパーだ。NさんはTSを右に出しラフ。2打はFWCRで、3打で隣のGRにオンし、ドロップして4オンだ。ボギーだった。Yさんは、2打目は危うかったが左ぎりぎりセーフだ。然し3打で前の木に当て左にOBだ。結局9打としていた。 (±0)No.17 このホールは2打目が打上だ。TSは良い感じでFW右だ。2打では矢張り届かない。3オンしたが、3パットのダボだ。2パット目は何で入らないかという感じだった。Nさんは3パットの7打。Yさんも3パットのダボだ。(-1)No.18 (最後池越え)今日の鬼門H。TSは良い感じで飛んで、FW右だ。2打はダフリ、残り150YD。そこからがおぞましく、チョロ、池、トップでGR向こうとなって、更に3パットと狂ってしまった。10打だ。NさんはTSを右土手に打ち込んで、7打。Yさんは快調にパーとした。(-4)前半は、No4のOBとNo18の乱れに尽きる。9打は改善しないと。No.1 TSは、当たりは良く、FWCRだ。しかし、ここも前の組を待って2打をダフってしまった。3打で、砲台の左下だ。4オンして2パットのダボだ。Nさんは同じくダボで、Yさんは3オンだが何と4パットで、7打だ。午後のスタートは低調だ。(-1)No.2 TSは、超良い当たりで、FWCRだ。2打の105YD上りを6IでGR奥にオンした。(初めてアイアンを使った)バーディーパットは5cmと惜しくも外れ、パーだった。Nさんはボギーで、Yさんは私と同じパーだ。(±0)No.3 TGはかなり前方の、サービスホールだ。TSは左に引っかけてカート道の更に左のラフだ。木が邪魔だが、9Iで低めに打ってカラーだ。3打を7Iで寄せて、パーとした。NさんはTSを右にあわやOBかと思ったが、セーフで、2打を左ラフに運んだ。3オンが良く寄って、1パットのパーには恐れいった。Yさんは順調に2オンながら3パットで、ボギーとした。(-1)No.4 フラットなショートで短い。9Iで奥にオンした。ニアピン旗には負けた。2パットのパーだ。3連続パーだ。Nさんは、GRをオーバーし、そこからカラーに乗る感じだったが、1パットでパーとしたのには恐れいった。Yさんもパーだ。(±0)No.5 このホールは何となく合う感じだ。TSは良い当たりで、右方向のラフだ。2打も良い感じで、池の手前だ。アプローチでGRを少しオーバー。そこから3パットのボギーだ。NさんはTSを真っ直ぐで飛びすぎてOBだ。プレ4も右の木に当て、更に5打でまた木に当たった。6つで乗らず、7オン2パットの9打だ。Yさん冷静にパーを取っていた。 (-1)No.6 何時も長く感じる、打ち上げ後フラットなミドルだ。TSは良い感じだが右ラフ。2打をダフリってチョロした。3打を6Iで僅かに右にそれてカラーだ。(ここは乗せたかった)4オン、2パットのダボだ。NさんもYさんも共にトリプルだ。 (-1)No.7 長いミドル。ここはドラコンホール。TSの当たりは右に出てバンカーに入れてしまった。(痛恨だ)2打はバンカー前方に出るだけのラフだ。3打では届かない。4オンし、2パットになってダボだ。Nボギーで上がったが、Yさんは、左のGバンカーで苦労して8打としていた。(-1)No.8 今日のピン位置はバンカーの向こうだ。5Iトライもバンカーだ。2打巧くオンした。2パットでボギーだ。NさんもYさんもパーで収めていた (±0)No.9 TSは超良い感じで、FW向こうの左下がりのラフだ。(飛びは良いが、フラット部を越えるのは考えものだ)打ちにくい2打は矢張りトップ気味でFWCRは距離が出ない。3打では届かず。4オンして2パットのボギーだ。NさんはTSを驚くほど飛ばしていたが、2打で右のバンカーで跳ねてOB。上がってトリプルだ。Yさんは3パットの7打だ。(±0)今日は2つの悪魔ホールにやられた。中でも前半の18番Hは一体どうしてミスショットが連発したのか、今でも分からない。技術もさることながら、メンタル面での作用が大きいと思う。優勝は、ジャパネットタカタでクラブのセット(カタナ)を買った人だ。後輩の友人で、常は豪打で鳴る男だが、今までは愛嬌良く左右にぶれていたそうなのだが・・・。2位は、友人が堂々の3アンダーパー(ネット)で入った。この前神有CCでかつてないくらいに乱れていたのだが、グロス83は復活だ。3位の外科の先生も高齢ながらの安定したゴルフだ。私は、前半があまりにも悪かったので、大波賞にありつけた。先輩からはPGMの株主優待券を頂いたので、コンペンゼートとしておこう。ティーショット(DR)はある程度良くなったが、アイアンが駄目なのと、2打目のダフリが多かった。
2019.06.17
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今日のセミウォーキングは西国街道を梶原高架下迄歩いて帰りはシャルマンを通った。夕方から恒例のカラオケ大会があった。店の37周年に当たるそうで、良く続けてこられたものだ。従って参加者は、突然のキャンセルもあったが、常より多く、18名だった。2曲歌うのだが、1曲目は9人ずつの組に分かれての団体戦。2曲目は個人戦となった。1曲目の採点法は精密と云って、TV画面に音程が表示され、ずれると赤で示されるのでやけに気になる。結果は音程の正確性と共に表現力も表示されるがその要素を加味しての得点となる。2曲目はシンプル採点で、こちらの方は画面のイラストが「良い感じ」とか云ってくれるだけだから歌いやすいし、少し得点は高めに出るようだ。両方とも店独特のパネル得点というのがあって、これは未だにどう云った基準で評価しているのか謎だ。いずれにせよ、パネル(PN)とテレビ(TV)の合計点(満点は各100点)で評価し、9人の合計点での単純比較となる。連れ合いはA組、私と友人はB組だ。連れ合いがA組でトップに歌うことになった。心の準備がまだと云いながら「女の道」を熱唱したが、PNが78点と奮わなかった。TVは91点の高得点で、この点は、18人中の3位の成績だ。音程は90点(全員の中で最高)で、表現力は86点と出ていた。このように、単純に上手い人が勝つとなれば勝負は初めから見えているが、PNが気まぐれ故に、このゲームが成り立つと云ってもいい。B組のトップの男性は「酒よ」でPN=83、TV=92点と、合計7点のリードだ。以下同様に進んでいく。途中パネル操作ミスで歌いなおさなければならない人が2人出たが、それは愛嬌だ。私の順番まで(3人ずつが終了)は、B組は2人目で逆転され、更にマイナス16点と負け越していた。5番目に歌ったA組の女性は初めて参加で「紅の傘」を歌って、PN=91点、TV=93点と結果として1曲目の最高得点を出した。ここでA組が大きくリードした。私は、「夢追い酒」を良い感じで歌う事が出来、PN=90点、TV=89点だった。ここで2点ながらA組を再逆転できた。私の音程は85点(同点の3位)で、表現力は90点とまずまずだ。更に進んで、5人目を歌い終わっての比較は、B組はマイナス9点だ。又逆転された。B組7人目の友人の番になった。「想い出さがし」でPN=91点(同点2位)、TV=85点だった。ここで盛り返して2点リードとなった。正にシーソーゲームの展開だ。さてここからが問題だ。B組の最後には、日頃からあまり得点が出ない人2人がいたからだ。おそらくこの2人は逆転されるだろう事は予測できた。パネル操作ミスで、再度歌う人が2人出たが、それが皆B組になっていたので、A組が皆歌い終わった時点でまだB組の2人歌うという変則系になった。A組は9人全てが歌い終わっていて総得点は1560点となっている。そしてこの時、歌い直しの2人を除くB組の得点が1166点だ。その差、394点を2人で出さなければならないことになる。1人が197点という高得点なのだ。この時点で既にA組に届くことは無理である事は分かっている。それでも2人は歌った。やんぬるかな2人の合計得点は314点と云う事になり、80点の差となって仕舞った。まぁ惨敗である。6人まではシーソーゲームで、ゲーム自身もおもしろい展開だったが、やはり、巧拙のはっきりした人が偏ると、とたんに意味を成さなくなるようだ。連れ合いのA組の勝利となった。夕食を挟んで、2曲目の競技が始まった。歌う順は1曲目と同じだ。今度は個人戦だから、やりたい放題のパフォーマンスで行くことにした。2曲目は店の社長も参加だ。連れ合いは、「片恋酒」でPN=77点、TV=91点だ。91点は、後の人3人も出しているが2曲目の最高得点だった。しかし、如何せんパネルの得点が低いために、上位は望めない感じだ。歌い進んで、ほぼ半分が歌い終わった段階で、最高得点は183点(PN=92点、TV=91点)が出ていた。この女性は「木曽の御岳・岳次郎」という聞き慣れない曲だった。この歌が最終的に2曲目の最高得点(優勝)となった。私の歌う順番は10番目だ。殿様キングスの「なみだの操」を宮地おさむになった気分で歌った。得点はPN=92点、TV=89点で、181点の高得点が出た。パネルの点としては最高点で、合計では次点の2位となった。熱唱の甲斐があったというものだ。というか、まぁパネル頼みでついていたというところだ。友人は14番目に「私祈ってます」を歌い、PN=89点、TV=88点で、合計が177点と出た。最終的には7位の成績であった。何時もは申告制だから、歌の巧拙よりも運が支配するが、生の得点を比較するとなると、やや力量によると云っても良い感じだ。パネルの最高点は92点で、最低点は77点であった。テレビはというと、最高点は91点で、最低点は81点と云う分布になった。それぞれ思惑が外れた人も居たようだが、私の場合は上出来であった。正直、日頃点の出ない人は矢張りその通りの結果になったようだ。一斉に片付けを始め、多くの人が帰っていった。私も、明日はゴルフのコンペがあるので、どうかと思っていたが、どうやら3曲目をやる気になっているようだ。そこで店の社長を入れて8人が参加することになった。3曲目は、他の人に歌って貰う曲をリクエストする形にして、その歌で点がどれだけ出るかを順に予測していき、本人は最後に申告するという具合だ。予測得点が低くて近い方が良いという従来方式だ。評価の対象は、水もののパネルだけになった。順に申告していくのだが、先の人が申告した点数を除いて申告していかねばならないので、後に申告する人は選択肢が狭まることになる。本人は一番最後だ。連れ合いは「宗右衛門町ブルース」をリクエストされ、最高は91点(私が予想)、最低は78点(本人が予想)との間で申告が並んだ。結果は91点で私がずばりだった。過去2曲のパネルが70点台だったのに比べて今回の様変わりは、本人も予想は出来なかったようだ。之だからおもしろいという人も居る。私は、「おやじ先生」をリクエストされ、皆の評価は最高が91点、最低が私の82点で、その間で分布した。歌い終わった結果は90点となり、女性がぴたりと言い当てた。友人は最後に歌うが、私が「ノラ」をリクエストした。最高点が最後に申告した本人の85点で、最低は78点だった。えらく低い評価だ。友人はカラオケを一緒に始めた頃に歌っていた曲だが、最近は力量が上がってきて、なかなかしんみりと歌い上げた。結果は、何と89点で、ドンピシャは無苦、且つ申告をオーバーしたが、本人が一番近い85点だったので、本人の勝ちとなった。今日の3曲目は連れ合い、私、友人の3人が上位得点を出した格好になった。ということで、今日のカラオケ大会は私にとっては良い気分のまま帰ることが出来たわけだ。【古今和歌集】778.久しくもなりにけるかな 住の江のまつは苦しきものにぞありける (よみ人しらず) あなたが来なくなってから随分長くなりました、待つということはこれほど苦しいものなのですね
2019.06.16
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今日は朝から雨が降っていたので、ウォーキングは中止した。全米オープンを見ていたが、ペブルビーチの凄まじいコースでは素人は楽しめないことだろう。かつて、パソコンゲームで何度かプレイしたことがあるが、あのゲームはフロッピーディスクだった。(Windows98で動いた)今のこのパソコンWindows10ではソフトはないのだろうか。全米オープンが終了し、朝から中学校の土曜スクールに参加した。真面目な子に混じって、来ているだけという子も居て様々だ。午後は、姉のホームの懇談会があったが、4年後には閉鎖になると、由々しき状態の報告があった。何とも腹立たしいことだが、このホームも、並みのホームであったかと残念至極だ。***日経連載のコラムだ。アジアが超えるというのはどうやら世界をリードすることを云っているのか、アジアの人口が約40億人を越えると云っているのか、今一つネーミングの意味が分からない。先ず、台湾の半導体大手TSMCでの話。インド人を多用するという。入社3ヶ月でいきなり重要ポストを任されると云ったことが紹介されている。そして、インド人は独特の応対でそれにひるむことはないという。インド人は論理的思考や数学が得意だとのことで、米IT企業やソフトウェア開発受諾などで、人材供給のソースになっている。アジアには台湾のように、製造業に強い国とか、ソフトウェアに強い国などがある。シンガポールなどは人口が少ないものの、AIや高度な技術を有する。南洋工科大学はAIの論文引用数で世界2位に付けている。テンセント系のウィーバンクは南洋工科大と提携して5秒で与信を判断する技術を開発しているという。裏には中国のビッグデータが存在している。アジアは、1960年代から1990年代にかけて、日本、韓国、台湾、シンガポール、中国などが次々と技術を高めていきながら、コストを抑えるために、新興国へと製造拠点をシフトしていった。製造の組み立て工程や繊維産業はその典型だ。先進国が先行し之を新興国が追う形で、「雁行型」の発展形式を採ってきた。然し、現在ではスマートフォンや、IT機器も新興国に行き渡り、ネットを通じることで、互いの差は無くなってきた。このような状況を「並行型」と称している。その結果は先進国を上回る技術が新興国でも起こりやすいと云う事だ。その結果生じたのがトランプによる中国ファーウェイの締め出しだ。自国だけではなく、同盟国全てに対しファーウェイとの取引中止を迫っている。その連鎖として、従来ファーウェイと取引のあったTSMC等は、受注減に直面する事態になっている。インドの女性パイロットの話が紹介されている。カースト制度の慣習が事実上残存するインドでは、働く女性は約2割程度しかないという。そんな中、女性パイロットの数は増えているのだ。世界平均の5%を遙かに超える12%が女性パイロットで占められている。インドでのパイロットの位置づけは書いていないが、単にパイロット不足故に女性比率が高いのでは無さそうだ。ベトナムの女性の例では2016年の女性の労働参加率は72%なのだという。これはスウェーデンの70%を越える世界のトップクラスのレベルだ。このことは、今やハノイでは当然のこととして扱われている。之にはベトナム戦争で、男性が激減したことも原因しているとのことだ。日本はといえば、こう言った進取の気概はなかなか育っていないようで、何時も遅れを感じる。日本はまだまだ女性蔑視とは行かないまでも、男性と同様に扱われるケースは少ないようだ。女性管理職で云えば、フィリピンが断トツで高いようだ。ILOによればフィリピンの女性管理職比率は52%と半数を超えている。(之が超えるという意味なのか)日本は僅か12%だから4倍以上だ。私がフィリピンに駐在していたときも、男性の評価は低かった。このようにフィリピンは男女格差が極めて低い国だ。ところが視点を変えると、ベトナムの女性管理職割合は28%であり、フィリピンの女性の労働参加率は43%と先進国よりは低いのだ。それぞれの国の事情が読み取れる。こうした顕著な傾向はあるものの、まだまだ一律にと云うわけでは無いようだ。もし、アジアの専業主婦が全て報酬を伴う場に移れば、アジアの経済規模は2025年までに12%増加すると見積もられている。再びフィリピンの話。永年闘争中だった、ミンダナオの武装組織は、ドゥテルテ大統領との和平に応じたとのことだ。これはイスラム教徒とキリスト教徒の紛争だと云える。かつて私が、フィリピンで国道沿いの橋梁検査をしたときには、ミンダナオだけは危険なので現地のエンジニアに任せて日本人は遠隔操作で携わったことを思い出す。今は昔の話となったのか。和平の誘因は、繁栄からの遅れだ。ミンダナオの1人当たりのGDPは約3万円とマニラの17分の1しかないのだ。武装組織側も域内の発展を考え始めたとのことだ。こうした宗教間の対立も、経済的な発展を求めて中和されているようだ。スリランカでもイスラム教徒とキリスト教徒間の諍いはあったが、共生を探る機運も芽生えている。インドネシアでもゲリラと国軍の戦い永年続いたが、2005年には和平に踏み切っている。インドネシアの地方で挙げられる資源の上がりを還元することでバランスした。要するに果実を応分に分配することで戦う不合理を理解したと言う事だ。然し、今なおミャンマーではイスラム教徒(ロヒンギャ)を忌避する仏教徒による迫害が続いている。アウンサン・スーチーも之にはまだ妙案が無いようで、停滞したままだ。従って欧米からの投資は激減し、2018年との投資額はピーク時の3分の1まで減少した。マレーシアのマハティールはスーチーに内政不干渉の立場を超えて、是正を求めている。アメリカに移り住んだアジア系の人たちから、ヒスパニック系を蔑視するトランプに対抗する声が上がっている。移民に寛容であった故に人材も集まったアメリカの本来有しているはずの多様性を取り戻せとトランプに迫っている。IT業界でも、インド系を初めとして、台湾系のCEO達が活躍している。ヒスパニック系に比べてアジア系の移民のステータス(所得も学歴も)は高い。彼らの平均月収はアメリカの平均よりも4割高いとのことだ。アメリカから母国に帰る人たちもいるようだ。アメリカでインキュベートした力でアジアの発展に寄与しようとの人たちだ。今後もアメリカは移民に対しの魅力ある国であるが、アジアも徐々に引き寄せる力を有し始めているとのことだ。【古今和歌集】777.こぬ人をまつ夕ぐれの秋風は いかに吹けばかわびしかるらむ (よみ人しらず) 来ない人を待つ夕暮れの秋風は、どのように吹けばこんなにつらいものになるのか
2019.06.15
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点迄の往復だ。午後は小学校の放課後学習会で、私と連れ合いは令和最初の学習会となった。去年の4年生に比べて、今年の4年生は、少々がさついているようだ。初日から大きな声で叱る場面があった。***インド・モディ改革の行方という記事があった。佐藤神戸大学教授の分析だ。インドという国は何か独特の感じがする。昔習ったカースト制度や、人口が世界2位で、もうすぐ中国を抜いて世界1になるとも予想されている。そこで、インドに関して現状を読んでみようという気になった。インドは、総選挙を終えて、モディ首相が率いるインド人民党(BJP)が大勝した。選挙前は苦戦だったが、カシミール地方で治安部隊約40人がイスラム過激派により殺害された報復措置として、モディ政権がパキスタン領内の過激派の拠点を空爆したことで之を評価する国民によって総選挙を勝利した。モディ政権がどのように展開してきたかを振り返っている。第1次モディ政権は2014年に始まる。その時の公約はインフレ対策、雇用と起業家精神の改善、腐敗対策、ブラックマネー(不正資金)対策だった。それがどのように実行されてきたかだが、2014年当時のインドはインフレが進行し、10%近くまでなっていたのを、景気を犠牲にしてインフレ退治に乗り出した結果、インフレ期待は沈静化し、徐々にインフレ率が低下した。(高金利政策採用)日本は今2%程度のインフレを期待しているのだが、なかなか達成出来ない。経済は門外漢ながら、丁度良いインフレというのはどの辺りなのか、よく分からない。経済成長率でも、当時4~5%に落ち込んでいたが、モディの外資規制緩和などもあり、外国資本が順調に拡大して、2016年には8%超の経済成長率を実現した。こうして、モディは政権就任後わずか2年でスタグフレーションを解決した。公約第1は達成されたようだ。次に取り組んだのが、腐敗対策とブラックマネー対策だ。2016年11月に、突然、テレビ演説で、1000ルピー(約1600円)と500ルピーの高額紙幣廃止を発表した。この処置は、流通している現金の約85%を一挙に廃止する措置で、これだけの規模のものは平常時の経済では歴史上類を見ないという。それはそうだろう、随分乱暴なやり方のように見える。日本なら考えられない強行実施だ。然し、この強攻策は意外にも、人口最大州での地方議会選挙で受け入れられて選挙でBJPは圧勝した。有権者が汚職撲滅有効だとして、この施策を熱狂的に支持したのだ。この結果、インド経済には一時的に急激なブレーキがかかったものの、2018年にはほぼ元の水準まで回復した。この点で、モディの政治的手腕は高く評価される。インドの国会はねじれ状態だ。下院ではBJPは多数だが、上院ではBJPは少数派だ。上院議員は地方議会の議員による間接選挙で選出されるため、人口最大州での地方選挙の勝利は、モディにとっては有利に働いた。国会のねじれという制約の中で、第1次モディ政権はいくつかの重要な経済改革を実施した。特筆すべきは2017年7月の物品サービス税(GST)の導入と、2016年12月に本格施行された新しい破産法制度の整備だ。GST導入によって、これまで、中央政府と州政府がバラバラに課していた間接税を一本化する事が出来た。之によってインドの国内市場を統合させたのだ。一寸日本では考えられないが、流石人口大国だと感心する。また、新破産法の施行によって、インド経済の新陳代謝が促進され好結果を招いた。第2次モディ政権は、インドが2030年までに日本を抜いて世界第3位の経済大国に成長することをうたっている。国が標榜するのだから、大きい方が良いに決まっているが、新聞に示された、IMFの予測ではインドのGDPが日本のそれを上回るのはもっと先のことのように思える。しかし、実績としては2019年に世界第5位の英国を抜いている。かつての宗主国は、ブレグジットで、てんやわんやの最中だが、時代は変わってきたと云う事か。さらに2024年には第4位のドイツとほぼ肩を並べる事が予想されているのだ。流石にBRICsと呼ばれるだけあって、その成長度合いは華々しい。中国の成長が喧伝されるあまりにブラインドになっていた感じのインドは着実に成長を遂げているようだ。また、そういったことを実現するためには、地場や外資にかかわりなく企業が自由に事業活動をする環境でないとならない。モディは世界銀行が評価する、ビジネス環境の世界順位を、現在の77位から50位に引き上げることを公約に掲げている。これらに関連して、解説者は解決すべき重要な課題を3点挙げている。第1はインドでの保護主義の動きを抑制することだ。ICT製品への保護関税ついてはEUと日本がWTOに通告している。また米アマゾン・ドット・コムなどの外資系巨大IT企業への規制なども焦点だ。こうしてみると自国の貧困層を救う最短の手段は保護主義なのか、然しそれは近視眼的なのだ。第2に生産性の低い部門から高い部門への労働移動を円滑に進めるための労働法改正。第3にインフラや経済特区の開発のための土地収用法の改正。洋の東西を問わず、民主主義国家では選挙が最大の焦点事だ。選挙前は、有権者の歓心を買うために保護貿易主義や外資規制を優先して本来の経済改革を後退させていた。しかし、総選挙で圧倒的勝利を収めた第2次モディ政権は自信を持って、長期的な視点に立った経済改革や経済政策を実行していくことが出来るはずだ。総選挙での大勝を背景に保護主義の動きはすぐに反転させられるだろう。トランプが寄って根拠とすべき地盤の機嫌を取るための媚びは要らないと言うことだ。要は、モディがどれだけ本格的に経済改革を進める覚悟があるが焦点だ。インドの失業率は現在6%を超える水準にまで悪化している。成長率も過去5年の中で、5.8%と最低を記録している。高額紙幣廃止とGST導入、さらに長引く銀行部門の不良債権問題と2018年のノンバンク大手のデフォルトが景気の足を引っ張っている。失業率が高いのもこうした景気の落ち込みのせいだ。また現行の労働法は極めて複雑で硬直的なために、迅速な労働移動を妨げ、企業の雇用増加の制約要因になっている。そのために、労働法改正は時をおかずにやらなければならないとしている。そして最後のインフラ投資促進のためには土地収用法の改正をやらなければ、前に進めないと云う事だ。インドの現状とこれからのモディ政権の採る道をある程度理解することが出来た。【古今和歌集】776.うゑていにし秋田刈るまで見え来ねば けさ初雁の ねにぞなきぬる (よみ人しらず) 苗を植えて行った田を秋に刈る頃になってもずっと、あなたは姿を見せないので、今朝来た初雁のように、私は声に上げて泣きました(いにし ・・・ 去っていった)
2019.06.14
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今日のセミウォーキングは上牧駅裏から梶原高架下迄で、帰りはシャルマンを通った。今日は朝から終日、中学校の体育祭を見た。開門早々から出掛けて場所取りをしたが、一寸早すぎたようだ。朝食の食事処(ムク)は開店前で、仕方なく、コンビニでおにぎりを買い席で食べた。連れ合いは、昼食は店に出掛けたが、私は場所を離れずおにぎりとお茶で過ごした。最前列に陣取ったので、テントの中とは云え、足先は強い日差しを浴びて、ズボンとの切れ目はやけど状態になってしまった。夕方からカラオケの練習に出掛けたが、友人はお孫さんの入院とかで来られず、何時もの4人だけだった。何かと話することが多くなって、歌ったのは各人4曲だった。***ついにホルムズ海峡付近で日本関係の積み荷船(国華産業のケミカルタンカー)が攻撃された。船腹に被弾し、エンジンルームの燃料タンクを貫通して出火したもようだ。エンジンが損傷したため船は付近を漂流していたところ約3時間後に再度攻撃を受けたとのことだ。取りあえず、乗員21人は全員、救命艇で脱出し、付近を通りかかったオランダ船に救出された。ここでも、アメリカとイランの双方共が船員の救助にあたったと主張する有様だ。攻撃された船は、沈没の恐れはないようで、無人のまま漂流中だとのことだ。ペルシャ湾を管轄する米海軍第5艦隊はミサイル駆逐艦をオマーン湾に派遣したが、日本はこの件で、自衛隊は派遣しないという。なぜなら船員が全てフィリピン人だからだ。何か割り切れない気もする。攻撃された日本関係の船は2隻だとのことだ。国華のタンカーともう1隻は同じくタンカーだが、ナフサを積載し、UAEから台湾に向かっていたとのことだ。現場はUAEの都市フジャイラ沖で、オマーン湾に出た当たりだ。イラン側から約25kmの地点とされる。昨日安倍がイランのロウハニと会ったばかりのタイミングで、正に緊張緩和を呼びかけていた最中の事件だ。この攻撃は、何やらきな臭さを感じる。しかし、現段階では攻撃者は特定されていない。現時点ではテロか海賊の襲撃なのかは不明だという。仕掛けた爆弾から単なるテロでもなさそうだ。ホルムズ海峡といえば、ペルシャ湾からアラビア海(オマーン湾)に抜ける狭隘な海峡だ。UAEに滞在していたときに、1度見に行こうとして北上したが、近くまでしか行けなかった。海峡に面した突先はUAEではなくオマーンの飛び地だからだ。この、ホルムズ海峡は日本が輸入する原油の8割超が通過する海上交通の要衝だ。すわ、一大事という事態だが、経産相は現時点では、問題ないと沈静化を図った。しかし、この海域では先月12日にサウジの原油タンカー2隻がUAE沖でイスラム教シーア派武装組織「フーシ」によってドローン攻撃を受けたばかりだ。フーシは、イランの支援を受けているので、背後にイランがいることはどう見ても疑いようがない。勿論イラン側は関与を否定している。しかし、このフーシとサウジは、イエメン内戦以来現在も戦闘中で、サウジのリヤド近くのパイプラインも攻撃されている。このフーシの攻撃は、サウジと同盟するアメリカが対イラン制裁を強化している事に反する行動であることは明らかで、イランは原油輸送の大動脈のホルムズ海峡の封鎖にも言及していたのだ。言行が不一致なのは、この世界ではむしろ当然のことであり、額面通り受け取るわけにはいかない。イラン側は先刻承知で日本に揺さぶりを掛けてきたのか、その辺りのことを日本は独自に知る能力は無いのだろう。新聞には、過去にホルムズ海峡周辺で起きた主な出来事が述べられている。中でも、1988年7月3日ホルムズ海峡上空で、米巡洋艦がイラン航空機を誤射し、乗員乗客290人が死亡した事故は痛ましい。また、イランとは無関係で、2007年1月8日に米海軍の原子力潜水艦が川崎汽船のタンカー「最上川」と接触した事故、2010年7月28日商船三井のタンカー「M・STAR」が国際テロ組織アルカイダ系グループの攻撃により爆発を起こしている。さらに、2012年8月12日には商船三井のタンカーが米海軍イージス艦と衝突するなど、テロの対象としても、平時の運行にしても、危険な海域なのだ。攻撃の結果、当然アメリカやサウジ、とイランとの間で非難の応酬が始まった。日本の識者によると、外見からは日本関係の船かどうかは分からないので、日本を特定した攻撃ではないだろうという人も居る。然し、どうもこの見方は甘いのではないか。テロ集団単独であれ、イランの遠隔操縦であれ、このテロの横行する世界で、無秩序に行き当たりばったりで船舶を狙って、ただ、日本とイランの首脳会談に注目させるなどと云った事ではないだろう。この事件に関して、国連総長も、欧州からも強い非難が起こっている。勿論アメリカ(ポンペオ)はイランの関与であると主張し続けている。そして国連安保理も、非公開会合でホルムズ海峡付近でのタンカー攻撃について協議した。ポンペオはイランの責任であるとのアメリカ軍により撮影されたビデオテープを証拠として示した。それによると、イラン革命防衛隊が国華産業の船に近づき、不発のままの機雷を回収しようとしている様子がとらえられている。また、根拠の1つとして、使われた武器、攻撃の技術レベルが高いことなども挙げている。然しイランは頑として之を否定している。更には、2018年7月に紅海を航行中のサウジの石油タンカーがフーシの攻撃を受けた事件を引き合いに出し、今回の攻撃もフーシの過去の攻撃と通じるものがあるとしている。傍証は整っているというわけだ。トランプはイランとの話し合いに消極的である。ハメネイもまた然りだ。安倍にお鉢を預けた格好だ。トランプの頼みなら、何でも引き受ける安倍はこの攻撃に際して何を思っているのだろうか。尤も、彼自身が一定の信念があるわけではなく、ただただ目立ちたいだけで、ほいほいと引き受けているとしたら、日本に百害あって一利ないという結果になるだろう。【古今和歌集】775.月夜には来ぬ人またる かき曇り雨もふらなむ わびつゝもねん (よみ人しらず) こんな月夜の晩は、来ないとわかっている人でも待ってしまう、空がかき曇り、いっそ雨でも降ってほしい、そうすればあきらめがついて悲しい思いをしながらも寝ることができるのに
2019.06.13
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今日は友人夫妻とゴルフだ。コースは神有CCだ。神有CCは7回目のラウンドだが、100を切ったことがない。今日は、TSの調子は前に戻っているのだが、ロングH、ショートHとも何だか大叩きして、矢張り100は切れない。しかも最終Hはパー5をパー4に改正されているのにもかかわらずだ。友人は、前半は絶不調で、私と同じだったが、後半はちゃんと帳尻を合わせて、最後はとにかく100を切っていた。夫人は100を切れないと嘆きながら、私より1ストローク良い成績だった。連れ合いもTショットは良い感じだし、途中7Iのアプローチ、PWのアプローチに光るものが見られたが、ただ、GR上はまだまだだ。神有CCは新名神を使って、神戸JCTから少し戻って西宮北ICを降りると直ぐだ。楽になった。スタートは最初から10:00と遅かった。アウトからのスタートだ。No.1(M)は、視野は広く、今日は左GRでほぼ直線だ。2打はやや打ち下ろしだ。TSはまずまずので出しで、FW左だ。2打は超良い感じで、FW左だ。3打は思い切りが足らず少しショート。7Iで転がしてオンし、2パット。ダボだ。(前回はボギー)友人は3オンしたが3パットのダボ。夫人も同じくダボで、連れ合いは、TSは良かったものの最後は7打だった。No.2(M)は、No.1と似た感じのホール。GRはここも左。前回は友人がカートを別な道に誤送させたところだ。TSは良い感じでFWCRだ。2打は一寸ダフリ気味でFW左だ、3オンしたが、今度は私が3パットのダボだ。(前回は7打)友人は再び不調で、4オンでダボだ。夫人はここをボギーで上がった。連れ合いは、バンカーに入れたが1回で脱出、然し8打だった。No.3(S)は、右グリーンで180YDと長い池越え。DRで挑戦。GRには届かず右のラフだ。2打で乗せて2パットのボギーだ。(前回は左GRでパー)友人は池に落とし、マリガンで、矢張り2オンの2パットでボギーだった。(そういえば前回もマリガンだった)何時も快調な夫人はTSを右の山にOBし、何故かここを7打としていた。連れ合いは、TSを池の右にかわしたが、その後チョロで、7打だった。No.4(L)は、打ち出しが谷越のうねったロングだ。TSは一寸左に出てカート道の左ラフだ。レディースティーの少し前だ。2打、3打となんだかトップ気味に当たって、全然しっくりこない。TSがぶれると尾を引いてしまう。4打でも届かず、挙げ句5打でGR向こう、6つでミスして7オンだ。9打になって仕舞った。馬鹿みたいだが、平常心を失った。(前回はここを11打だ)ここで、友人はぐんと置いていくかと思ったが、5オンして3パットと、たった1打しか違わなかった。夫人は、ダボで、連れ合いは9打だった。どうもこのHは皆良くない。No.5(M)は、やや右に曲がるコース。TSは良い感じでFWCR。2打は右のラフだ。残り、105YDだが、7Iを使ってオンした。他人より長めのクラブにする必要がある。2パットでボギーだ。(前回はトリプル)友人はここでも調子が出ず、8打叩いていたのには驚いた。夫人は、ダボで、連れ合いは、10打だった。No.6(M)は、前が凹んだ池越えで、上って降りる右ドッグレッグだ。左GR。TSは良い感じで、FWCRだ。(これは気分が良かった)2打は少し左に引っ張ってラフに入った。何時ものことかと思ったが、7Iでバンカー越を狙ったら、何とオンした。(やってみるものだ)ボギーだった。(前回はトリプル)友人は簡単なバンカー越えバンカーに入れ、ここもトリプルで腐っていた。夫人はボギーで、連れ合いは、最後のアプローチを7Iで見事オンし、ダボとしていた。No.7(M)は、やや打ち下ろしで、グリーン前には大きな池が横たわる。今日は左GRだ。TSは超良い感じで、左のFWに残っていた。2打目は池覚悟でトライしたが矢張り当たりも悪く池に落ちた。向こう岸のドロップエリアからの4オンで、ダボだ。これは挑戦故仕方ない。(前回もダボ)友人は、2打の池越えを見事オンして、流石だ。バーディートライは成らなかったがパーだ。ここらが強い。No.8(S)は、フラットの右グリーンで148YDだ。4Wでトライしたが、何と右に出すぎて木に当たり落下。セーフだが、その後のアプローチを軽く乗せるつもりが手前のバンカーに落ちた。不用意だった。バンカーで2度叩き4打で出てそこから2パットのダブルだ。(侮りがあった)(前回はボギー)友人はここでも1オンして3パットながらボギーだ。夫人はダボで、連れ合いはバンカーに入れたが、ここも見事1回で出して2オンだ。然し4パットして元の木阿弥だった。No.9(L)は、2打から左ドッグレッグの打ち上げだ。途中の坂が嫌だ。TSはあまり良い当たりではなく、転がってFW左に出た。2打は良い当たりで飛んだが、一寸左過ぎて木に当たり、直ぐ右に落ちた。えらくロスした。3打は左に飛んで、何とかセーフだった。今日の右GRは4打では矢張り届かなかった。アプローチ(5打)は木の左からのオンを狙ったが逆に右に飛んでGR端にオンした。遠くて、3パットのトリプルだ(前回はボギー)友人は、TSは良い感じだが、ここでもトップ気味のショットが続き8打だった。夫人はダボで、連れ合いは10打だった。前半はロングH2つとも大叩きで、ショートのバンカー入りも大きくブレーキだ。何と不調の友人とスコアは同じだった。夫人がリードした。昼休みが長く設定してあった。おかしいのではないかと早めに出たが、矢張り所定の時間で正解だった。No.10(M)は一旦打ち降ろして、左に打ち上げる変形ホールだ。TSは、良い感じでFWCRだ。2打では届かぬものの、先ず先ずでFWCRだ。3打の打ち上げを6Iでトライしたらぎりぎり乗った。アイアンは飛ばないので長めを持つべしだ。然し3パットでダボは残念。(前回はトリプル)友人は4オンで2パットのダボだ。夫人は3パットのトリプルとし、連れ合いは8打だった。No.11(M)は、少し打ち上げて、直角に右ドッグ。名物Hだ。TSは良い感じでFWCRだが、少し距離が足りない。2打目は最短をと木の間を狙ったら抜けたが、Gバンカーに入った。3打で出るだけで4オンとなり、2パットのダボだ。(前回はボギー)友人は相変わらず飛距離は素晴らしく、然し一寸左目だ。ところがここで2オンしてバーディー逃しのパーは流石だ。夫人は私と同コースだが、バンカーを1度で出しボギーだった。連れ合いも良い感じで進んだが、トリプルとなった。No.12(S)は、池越えショートで、遠い右グリーンだ。DRで挑戦したら良い当たりすぎてGR越の土手だ。2オンして2パットのボギーだった(前回はOBでダブル)友人は気負って池に落とした。(OB)ここもマリガンで、結局はダボとした。夫人は右端に1オンだが、3パットでボギーだった。連れ合いも池は越えたのだが、チョロチョロと8打にしたのは頂けない。No.13(M)は、このホールはほぼ直線、フラットなコースだ。打ち出しでは、左右の木が迫る。TSは左に引っ張りすぎてラフだ。2打は超良い感じで飛んだが、残り95YD。9Iで3オンして2パットのボギーだ。(前回はトリプル)友人もここは同じだった。夫人はダボで、連れ合いは7打だった。No.14(M)は、ティーグランドをうんと前に持って来たホールだ。左の池をフェンスで囲っている。昔はロングにもなったようだ。TSは超良い当たりだったが、何と左のFWバンカーに入っていた。良い当たりすぎだ。2打を3Wで狙ったが、前の土手に当たって出るだけになって仕舞った。ままよとPWで木越のアプローチはオンした。2パットのボギーだ。(前回はボギー)友人は3オンだったが、1パットでパーとした。夫人もボギーで、連れ合いは3パットで8打だった。No.15(M)は、少し打ち上げで、2打から左にややドッグのミドル。左の木の少し右が良い。TSは良い感じに飛んだ。2打も超良い感じで右のFWだ。きょうのGRは右だ。然しそこからは木越えのアプローチ。APで木を越えてオンした。然し3パットのダボは悔しい。(前回はボギー)友人は2打をバンカーに入れたが、3オンして2パットのボギーだ。夫人もダボだった。連れ合いは、4パットして9打だった。No.16(M)は、打ち降ろして、2打目は打ち上げるミドル。右のバンカーが少し気になる。TSは良い感じだが、風で左に流れてラフだ。2打は超良いリカバリーで、GR手前だ。3オンして2パットのボギーだった。(前回もボギー)友人はここを2オンしてパーを取った。(記録にはそうあるが怪しい)夫人は、私と同様にボギーだった。連れ合い8打だった。No.17(S)は、右から池がせり出す打ち上げのショート。今日は右のGRだ。3Wで挑戦したが、少し届かなかった。2オンしたが下りに付け3パットでダボだ。(前回は7打)友人は気負って池に入れ、再度マリガンで、ボギーとした。夫人は、同じくボギーで、連れ合いはアプローチが良くダボだった。最終、No.18(L)は、緩やかに左ドッグで、ここも、FW迄が遠い。このHはパー5をパー4に縮めてある。TSは良い感じでFW迄飛んでいた。連れ合いと夫人は良い感じと云ってくれた。2打は、木の間を抜いて良い感じで飛んだがバンカー越えを残した。アプローチが強すぎ(バンカーが怖い)てGR向こう。4オンになって仕舞い2パットのダボだ。(前回はパー5で10打だった)友人も同じくダボで、夫人はトリプル、連れ合いは、8打で終了していた。今日の友人は、前半めちゃめちゃだったが、後半何とか整えていた。でも本調子ではないようだ。今日も平常心は保てなかったようだ。
2019.06.12
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点迄の往復だ。連れ合いは三人会に出掛けていった。友人の1人は、免許を返上したという。昼過ぎに中学校の体育祭の準備で、テント張りの手伝いに出掛けた。といっても形ばかりで、見ているだけになって仕舞ったが・・・。***欧州議会選挙が終わった。投票率は常よりも高い約51%になったという。結果は親EU派が議席の過半数を占めた。然し第1党と第2党だった両党を足しても過半数に達しない結果となったようだ。EUが瓦解するとまではいかないが、多様な意見を持った党が出来たと云う事だ。新たにポピュリスト政党と言われる3つが台頭してきて、議席数の割合が23%となった。これは、前回(2014年)の選挙時を上回る結果だ。フランス国民連合、イタリア同盟、イタリア五つ星運動、ポーランドの法と正義、英ブレグジット党、等が各国のポピュリスト政党だ。各国のポピュリスト政党は当初EUを脱して大同団結することを目指したが、どうやらイギリスを除くどの国も離脱支持が残留支持を上回ることはなかった。EU市民は70%近く(イタリアは50%以下)がEUからなにがしかの恩恵を受けていると考えている人がいるとのことだ。従って、こうしたポピュリスト政党は、外からEUを変革するのではなく、内から変革することに方針を変えたようだ。イタリアは、雇用、家族、安全、環境保護などについて、EUの動きを牽制しながら自国の権限を取り戻したいと思っている。イタリアのサルビーニには、各国のポピュリスト政党を糾合する事を目論んでいるが、ポーランドの法と正義やハンガリーのフィデスが之に加わるかどうか不透明だ。目論見通りになれば、イギリスのブレグジット党を除いても欧州議会に於いて第3党に躍り出ることになる。然し、ポピュリスト政党が過半数を制するまでにはならない。このようにポピュリスト政党が大同団結できない要素がいくつかあるようだ。対ロシア政策でも親ロシアと反ロシアが混在している。仏国民連合のルペンなどは、ロシアのクリミア併合を合法的だとしているが、之には大方が反対を唱えているということだ。難民問題についても、イタリアは負担の平等を求めているが、ハンガリーやポーランドは之を拒否している。このような足並みの乱れが存在している。EU議会には法案提出権がなく、欧州閣僚理事会が単独で決定する特別立法手続きに服さなければならない。EUの政策で実権を有するのは欧州理事会であるが、それでもポピュリスト政党がEU議会を重視するのはEU議会が、民主的な正当性を持っていると云う事からだ。ポピュリスト政党としては自国で、政権に参加することで、欧州理事会へ構成員を派遣することが得策であり早道だと思っている。欧州委員会はEUの行政執行機関であり、ここに自国から構成員を送ることがより手早いことだというわけだ。このように、ポピュリスト政党を糾合してEU議会から改革を迫るよりも、政府間のルートから、欧州理事会や欧州委員会の方から遙かに実効を得やすいことになる。ポピュリスト政党が支配する加盟国がEUの中で多数を占めることになれば、EUの真の危機が訪れるだろう。イギリスはEUから離脱をすると云いながら、国内を纏めきれず、ついにサッチャー以来の女性宰相メイを辞任に追い込むまでになった。一体イギリス国民は何を望んでいるのだろうかと、遠くから見ているとそう思える。もう止めると云いながら、まだ踏み切れないために、イギリスは欧州議会選挙に参加せねばならなかったという。そして国内の選挙結果は、これまでの2大政党、保守、労働が大敗してEU離脱派の小政党が躍進する結果となった。ここイギリスでも多様化の波が押し寄せている。アメリカの2大政党のルーツと云って良いのか、イギリスは2大政党が互いに鎬あってきた歴史がある。そんな2大政党が、今日のブレグジット騒動で、跡形も無くなってしまった感じだ。イギリスは、EUに残留するか離脱するか以前に、これまでの保守、労働2大政党への怒りが頂点に達していたという。EU離脱に関して、ここまでイギリスが混迷したのも、かつての2大政党が、問題を集約して纏めきれなかったことに原因している。EU離脱1本に絞ったブレグジット党が何と第1党に躍り出て、EU残留派の自由民主党が2位になったと云うから様変わりだ。2大政党が機能を果たしきれないことを突いたこれらの党の躍進はEU離脱を纏めきれなかったメイへの反旗でもあるようだ。保守党が何故かくもEU離脱で一本化できなかったのかについては、メイのリーダーとしての資質はさておき、保守党内部の構造的特質にあったという。何かを守る(保守)と云ってもその手段に多様性がある事だ。保守党党首には従来大きな権限を与えられてきたが、選挙に勝てない党首や公約を実行できない党首は不要というわけだ。保守党では、争点次第で、党内分裂が常態化する様になってきている。メイ首相の後任が誰であろうと、こう言った問題は続くことだろう。今回の欧州議会選挙では親EU派と反EU派とが対決することになって投票率は高くなったという。そして、反EU勢力が躍進したことで、従来2大会派が維持してきたバランスが崩れてしまった。EU圏では、各国の一部主権を、超国家機構に委ねられると云う事だ。こうした権限移譲は各国市民にとって自分たちの身近な出来事でも常に遠く離れたブリュッセルで遠隔操作されている、と感じるのだ。当初はEUによる統合で、各国レベルの要求の調整には効をなしたものの、難民問題や財政緊縮への要求など、矢張り収斂し得ない問題もある。さて、問題のイギリスのEU離脱だが、英国民投票から、間もなく3年が過ぎようとしているのに事態は泥沼に陥っている。そもそも、2016年にキャメロンがEU残留支持を見越して、国民投票に結論を委ねたのだが、国民は僅差で離脱を選んだ。明らかな読み違いだ。故に、EU離脱を進める運びになっていった。当時はEU残留派が勝利するとの楽観論もあった。メイも内務相の時には、残留派であったのだが、後任の首相になって、2017年にEUへ離脱方針を正式に通知した。国民世論が2分したままで、まとまらない前の見切り発車での交渉スタートとなった。この見通しもまた甘すぎたようだ。こうして、Brexitはいよいよ迷走するに至った。その結果イギリスの総選挙で与党が敗北し、メイは指導力を失墜させてしまった。キャメロン、メイと立て続けに、国を混乱の中に陥れた格好だ。EUとの交渉を有利に進めるためにより強い指導力が必要とみて、メイは再び、総選挙に打って出た。その結果は、決められない従来の2大政党に嫌気が差したか、与党保守党は過半数割れし、逆に求心力が大きく低下する結果になってしまったのだ。加えて、メイは離脱後もEUとの強い経済的なつながりを維持する方向で調整を図ったが、強硬離脱派の重要閣僚らが「EUの植民地になってしまう」と反発され、相次ぎ辞任する事態になり、メイの求心力は更に弱まってしまった。何とか閣内は纏めたものの議会での承認には遠ざかってしまった。あわや合意無き離脱かと思われたが、離脱延期が認められ、合意なき離脱はひとまず回避されたものの、その後も英国内での与野党の調整が付かないままメイは首相を辞任する結果となって仕舞ったのだ。最早イギリスが何処に漂着するかは誰も分からないのではないか。国民は一体どうしたいのだろうか。【古今和歌集】774.今はこじと思ふものから わすれつゝ待たるゝことの まだもやまぬか (よみ人しらず) 今はもう来るまい、と思いながらも、そのことを忘れては、つい待ってしまうという習慣がまだ止まない
2019.06.11
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今日は外に出ると、小さな雨が降っている。ウォーキングは止めようかとも思ったが、折角だからと、直ぐに帰れるようにと、桜井辺りをぐるぐる回った。結局は大雨にはならなかったが、8000歩歩くのに普段よりも長い時間が掛かった。***高齢者ドライバーの事故は何時まで続くのだろうか。急に皆が歳を取ったわけでも無いし、急に車が増えたというわけでもない。今までも高齢者の交通事故については報道があったが、このところ連日と云って良いくらいに事故が多発している。逆走とアクセルとブレーキの踏み間違いは高齢者の独占するところになっているようだ。私の住む町でも、今日、ウォーキングの途中で、妙にゆっくり走っている車を発見した。ハザードランプが点いているので、最初、幅寄せして停まるのかと思ってみていたが、一向に停まる気配もなく、徐行で進んでいるのだ。制限速度40km/hでも、半分以下のような速度で走っているようで、後ろの車はじれている。私の横を通ったときに運転手を見てみるとかなり老齢のようだ。次の交差点で左折する段になって、初めてハザードランプの点灯に気づいたようで、その時点では消えていた。次に問題を起こしそうな人では無いかと思ってしまった。こんな風景は何処にでもある事だろう。労働災害の事例を示すものに、ハインリッヒの法則というのがある。重大災害(死亡・重傷)の発生を1とすると、軽傷の事故が29、そして無傷災害(ヒヤリ・ハット)は300になるという法則だ。日常、ヒヤリ・ハットの状態にまでは行かないことはもっと沢山存在する。この法則は、交通事故にも適用が出来るだろうし、実際に私の今日経験からすると、ハザードの消し忘れは、ヒヤリ・ハットの手前だろう。そんな思いになった。私は2004年頃から新聞記事などに掲載された世界の事故例を収集している。国内の交通事故例で、高齢者の事故記事は2007年に1件記録している。74歳の認知症男性が山陽道の40kmの区間で上り線内を行ったり来たり(下り時は逆走)としていて事故を起こしたものだ。結構センセーショナルな事故だったが、その後しばらくは事故の記録はない。(私が記録出来ていないだけだが)2012年の警察庁のまとめでは2010年9月から2012年8月の間に発生した高速道路の逆走は447件で、うち65歳以上の高齢者の運転が67・6%(302件)で、そのうち、認知症だったり、認知症の疑いがあったりしたのは159件だったとある。その後、私の記録だが、2015年から2018年までの間、毎年3件から6件の高齢者事故はあったようだ。それが、2019年にになって、半年で既に9件もの高齢者による事故があった。皆シリアスな事故ばかりだ。その中で印象に残る池袋の事故だ。様々な問題を含む事故だが、工業技術院長他、輝かしいキャリアを持つ男でも、免許返上という時期を見失い、事故を起こしたと云う事だ。そして、6月に入ってから既に既に5件、2日に1回の事故を起こっているのだ。まさに、今日の事故は81歳代男性の車が突然バックし、次々と衝突、又前進するなどし、その間に奥さんまでもひき殺したと云うから、極めつけだ。 この先こう言った事故が延々と続くのだろうか。当面何の対応もしようとはしていないのだから、当然そんな結果が予想されるのだ。高齢ドライバーの運転事故が「プリウスミサイル」などと呼ばれているとのことだ。私もプリウスを運転しているが、トヨタ同様に大きな迷惑だ。事故を哲学者がどう解説しているかの記事があった。事故がなくならない背景に、運転に対する高齢者の2つの誤解があるという。1つは、自分は大丈夫という誤解、2つ目は、ミスはたいしたことじゃないという誤解とのことだ。高齢者に限らず人は事故のニュースを見ても、自分は大丈夫だと思いがちだという。確かに新聞が伝える事故は他人事だ。運転は、長年の習慣だから危ないという。人は自分で起き上がろうと思えば起き上がれるし、自分でつかもうと思ったものはちゃんとつかめる。その延長で、運転もできると考えているようだ。しかしそこに罠が潜んでいる。車の運転は既に習慣のようになっている。一々こっちがアクセルで、こっちがブレーキなどと考えてから行動しているわけではないのだ。ということは、もはや自分でいちいち身体に命じてその行為をしているわけではないということだ。このように、身体は、ある意味で無意識のうちに動いているのだ。フランスの哲学者メルロ=ポンティは、「身体の両義性」といっている。つまり、身体には2つの側面があり、1つは、自分の意識でコントロールできる側面。もう1つは、意識とは無関係に働いている側面があるという。したがって、いくら自分の意識に自信があっても、それと身体をコントロールできるかどうかは別の話だというのだ。一寸待って欲しいと云いたいが、どうなのだろうか。そうなると、自分自身もいつ何時加害者になってしまうかも知れないと言う事だ。人間は時には無意識にミスをすることがあるわけだ。ヒューマンエラーは避けられない事実なのだ。しかし、ここで2つ目の誤解である、そのミス、即ち、車の操作ミスはたいした悪では無いと思っている事実だ。ミスの結果生じた人が亡くなると云った大事故はなるほど大変だが、それは自分とは違う世界で、自分はそういった事故は起こさないという、1つ目のミスに繋がるわけだ。この事実を知るのは、自分がそうした大事故を起こして初めて気づくのだという。運転時の操作ミスそのものは、日ごろのちょっとしたまちがいにすぎず、ボケっとしていて、ワイパーとウインカーをまちがえたとか、ライトをつけっぱなしで走っていたとかは時々ある事だ。今日私が見た高齢者のハザードランプに繋がる話だ。正常な人なら、殺意をもって猛スピードで歩行者の列に突っ込んでいくなどと云うことはあり得ないし、高速道路を意識して逆走する人も居ないはずだ。然しアクセルとブレーキを間違うとか、高速道路を逆走するとかと云う事は、それ自体ワイパーとウインカーを間違って動かすことと同じように些細なことであっても、そんなささいなミスの延長線上に巨悪があるというわけだ。ドイツ出身の哲学者ハンナ・アーレントは、まさにそんな「悪の陳腐さ」と「無思考性」について論じているとのことだ。ここで、多くのユダヤ人を強制収容所に送り込んだナチスの幹部が、ただ何も考えずにハンコを押す仕事をしていただけの役人であって、それが巨悪に繋がるとは意識していなかったといった引用があるが、どうもこの比喩の納得は行かないが・・・。そこで、究極は、本人の倫理観を高めるよりほかはないというのだ。それでは振り出しに戻ってしまいそうだ。一方で、被害者にならない対策として、「車を見たらミサイルと思え」と説いている。要ば、メルロ=ポンティがいう「身体の両義性」を理解し、もっと車を警戒せよということだ。私も孫達に、「車は、自分をひき殺そうと向かってきているのだ」と教えることにしている。運転者の良心がそのまま、車の操作に連携していない場合を想定しているからだ。実際私は、フィリピンにいた時、ある交差点で、私が横断歩道を渡ろうとしたとき、車はスピードを緩めるどころか、逆に上げて向かってきたという経験を持っている。まぁ、之と云った良策はないことが分かるが、しばらくは倫理観の向上を自分自身から始めようと思っている。【古今和歌集】773.いましはとわびにしものを さゝがにの衣にかゝり我をたのむる (よみ人しらず)今度こそはこれで終わりと、つらい気持ちでいるものを、蜘蛛が衣に付いて自分に期待を持たせることだ (ささがに ・・・ 蜘蛛 、たのむる ・・・ 期待させる )
2019.06.10
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今日のセミウォーキングは高浜堤から河口32.0km点までだ。***日経新聞に5回に亘って特集された、中東の現状だ。安倍がトランプのぱしりでイランに行くことになった。そういえば、父の晋太郎が訪問して以来のことで、日本の現職首相がイランを訪問するのは実に41年ぶりとのことだ。何でも目新しい事に首を突っ込むのが好きなのだが、結果が出せない事でも定評がある。本当にアメリカとイランの仲介が出来ると思っているのだろうか。日経新聞によると、トランプから先に依頼されたわけでは無さそうだが、対イランに手詰まり感の強い、トランプとしては渡りに船なのかも知れない。イランのザリフ外相からのアプローチのようだ。ザリフは、ロウハニ大統領と共に2015年にイラン核合意を主導した。アメリカが一方的にイランの核合意から離脱し、イランの孤立化を煽っている中での訪問となるわけで、余程の覚悟がなければならない。何でも云うだけの男だから、安直に取り組もうとしていることに対して、大いに心配だ。ロウハニは、トランプのイラン原油の禁輸政策に反対して、核合意の義務履行の一部停止(核兵器の原料となり得る高濃縮ウランの生産の再開)を表明している。こうなるに至った経緯をイランの立場をザリフは、ロシアや中国に説明に訪れている。日本をも取り込みたいという所だ。トランプの金正恩対策とロウハニ対策は同じようで、その実、違いがある。中東の方が寄り現実感があるのではないか。金正恩は、拙劣にミサイルをどんどん発射しているが、気にしないと軽くあしらっているが、ロウハニは核兵器開発を再開するぞという段階で、アメリカは核合意の離脱を決めている。ロウハニの方が本気度が高いとしているのかも知れない。ザリフはイランに敵対する「Bチーム」があるという表明をした。アメリカのFOXのニュース番組に単身乗り込んでのことだ。Bチームとは米のボルトン、イスラエルのベンヤミン(ネタニヤフ)、サウジのビン(サルマン)、アブダビのビン(ザイド)の4人だ。アメリカもイランも強硬派は、対話路線など望んでいないのが現状だ。特にBチームは法学者がイランを統治する現体制の転換を目論んでいる。その点、トランプは単にビジネス(アメリカの利益)だけを重視しているとみて、まだ対話の余地が残っていると考えているのだ。しかし、ロウハニをコントロールするイランの最高指導者ハメネイは「アメリカとの対話は毒でしかない」と釘を刺し、之にあくまで抗するようにと指示している。最近は、UAE沖でサウジのタンカーが攻撃されたり、サウジの石油施設がドローンで爆撃されたり、更にイラクの米大使館にロケット弾が着弾したりと何やらきな臭い。ローカルのテロ集団の仕業なのか、イランが後ろ盾になっているのか、明確になっていない。小競り合いが大事に繋がる恐れは、中東の場合珍しくはなく、懸念される。そんな火種は至る所に転がっている。イスラエルとパレスチナの問題に対してもこの姿勢は変わらない。トランプは単純だ。自分(を支持する選挙民)が大切なだけで、周りのことは考えない。アメリカの国益中心と云うが、自らのサポーターへのプロパガンダに過ぎない場合が多い。シリアのゴラン高原は、第3次中東戦争でイスラエルが武力で併合した場所にもかかわらず(故に国連はこの地区でのイスラエルの主権は認めていない)娘婿のクシュナーの云うがままを受け入れ「イスラエルのものだ」と即決したという。パレスチナ問題は、神が、この地区に住んでいた先住民を追い出して、ユダヤの民に与えるとした聖書の言葉を盾に紛争が始まっている。そんなキリスト教側からの正義のみに根拠を置く、西洋の価値観の諸出しだ。近年パレスチナを国家と認め、イスラエルとの2国家共存で折角折り合おうとしていることまで覆すそうとするトランプは、新たに自らが中東の火種となっている。また、新和平案ではエルサレムにあるイスラム聖地の管理を、サウジに任せると云う内容があるとか。之に対して、ヨルダン国王フセインは激怒している。どこから出た案かは知らないが、イスラム圏に混乱と互いの敵対心をもたらす揺さぶりが掛かっているのではないかという底意を感じる。トルコではエルドアンの強引さが目立つ。トルコ最大の都市イスタンブールの市長選の結果、野党が勝利したことにクレームを付けて再選挙に持ち込んだのだ。普通の民主国家では考えられないことだ。それも、さしたる理由はない横やりだ。首都アンカラでの市長選では敗北を渋々認めたが、イスタンブールでは認めないという。イスタンブールは自らが市長を務めた出身地だ。ここでの権威の保持は絶対条件だ。そのために、与党の求心力を高めるべく、イラク北部のクルド人地区への攻撃を始めた。手段に行き詰まったら外敵を利用するという為政者の選挙前の常套手段だ。オスマントルコのスルタンに擬せられるエルドアンの息が続く限りは、トルコも又中東の火種の1つである。イラクはロシアから地対空ミサイルシステムS400を購入しようとの動きがある。ロシアの投資を期待してのバーターだ。安倍がトランプのご機嫌取りにF35を100機購入するのと似た構造だ。この動きに商売人のトランプは大きな衝撃を受けている。アメリカはイラクに対し、戦争という多大なコストを掛けてフセイン政権を倒したが、それが報われることはなく、イラクも又アメリカへの敵対心を隠さない。アメリカもそんなイラクを見限っている。そんな隙に乗ずるのがプーチンだ。ロシアは、何時もハイエナの様に力の空白を突いてくる。アメリカ議会も、イラクからの撤収がそうしたスキを作ったと自戒している。然し、ロシアはイラクのためとか、中東の和平のために、自らが汗を掻いて努力する事はしない。ロシアは、消防士ではないというわけだ。アメリカも従来のように世界の警察官ではないと云って久しい。今や中東は再び、米ロの利害の衝突点であり、草刈り場になっているようだ。中東に魅力が感じられなくなったトランプはシリアからも撤退する。アメリカがシリアを去ると、IS掃討で力を発揮したクルド人は、後ろ盾を失うことになり、トルコからの攻撃の標的になる恐れがある。ここにもロシアは隙間に乗じて介入し、クルドの後ろ盾になることをほのめかす。中東は正に、アメリカとロシアの駆け引きの中に存在している。もう1つの国エジプトのシシは近隣国の動きに敏感になっている。エジプトでは軍事政権が追われて、一時民政が立ったが、再び、軍部出身のシシが大統領の椅子に座っている。アルジェリアのブーテフリカは30年間の統治から市民のデモによって降ろされた。スーダンのバシルも市民デモに同調した軍によって降ろされた。シシは、この2つの隣国の余波で再びアラブの春が来ることを恐れている。累がエジプトにも及ばないかと警戒しているのだ。一方、シリアを追われたISはエジプトなどアフリカに居を移した感じだ。国内が不安定なアルジェリアやスーダンが拠点として狙われる要素が高い.。そこで、シシは、スーダンの軍事政権に肩入れをしている。軍事政権でも何でも、取りあえずISを押さえ込んでの沈静化を望んでいるのだ。中東という地域を総覧しているが、総じて中東という地域では民主的な政治は望むらくもない感がある。折角の選挙制度も、独裁者の意のままに実施され、締め付けが行われる。看板だけの民主化の国が多く、又一見巧く統治されているように見える国は独裁者が力で封じ込めているケースが多い。イランを訪れようとしている安倍だが、中東の歴史的な背景を十分に理解しているだろうかが心配だ。クシュナーの意見を入れたトランプのように、中東でも、日本の立場を忘れて、トランプ一辺倒の外交をしようものなら今以上の混乱を中東にもたらすことになるからだ。【古今和歌集】772.こめやとは思ふものから 蜩のなく夕暮れは立ち待たれつゝ (よみ人しらず) 来るだろうか、いや来はしまい、と思うのだけれど、ひぐらしが鳴く夕暮れは、自然とあなたの訪れが立ち待たれてしまいます (こめや ・・・ 来るだろうか、立ち待つ・・・文字通り立って待つ)
2019.06.09
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今日のセミウォーキングは第1小学校裏から大阪染工を通り、宝寺踏切で折りかえした。中学校の土曜スクールに参加した。趣味で蕎麦を打っている方から打ち立ての蕎麦を頂いた。よく食べに行く家族亭の蕎麦よりも更に美味しく感じた。昼食と買物でカインズまで出掛けた。夕方には、太郎君一家がやってきて夕食を共にした。中学2年になった孫は、ことのほか大きくなっているのを見てびっくりした。パソコン入力中に急にマウスが動かなくなった。電池を入れ替えても反応がない。どうしたものか、何処がおかしいのか、素人にはさっぱり分からない。***厚労省といえば我々国民に最も近い官庁の1つだが、それ故にこの所立て続けに起こっている不祥事に、怒りを通り越して、呆れてしまう。これらの事を受けてであろう、日経新聞に、「厚労省をどうするか」という分析がなされていた。厚労省課長の経験者、江利川と慶大教授土居の意見だ。これらの人が提言には、現場で起こっている生々しい問題を直裁的に述べるのではなく、大所高所から厚労省は本来こうあるべきだとの観点で述べられているので、あまり胸に迫るものがない。厚労省の不祥事の簡単な時系列表が示された記事もあったので、それから抜き出してみると、2004年の年金個人情報漏洩事件、2005年の兵庫労働局汚職、2015年に再度年金個人情報流出事件、2018年の不適切な労働時間調査となっていた。更には今年大問題となった、雇用・労災保険の過少給付と統計不信の問題がある。個々の問題を掘り下げていくのにはとても時間が足りないが、情報の漏洩や流出はプロとしての自覚がないということだし、兵庫労働局汚職は意図的犯罪であり、不適切な労働時間調査は残業水増しで、小賢しいこそ泥根性だ。しかし、厚労省の関連機関であるところの重大な問題はこのリストには述べられていない。いじめや虐待の問題だ。すさんだ世の中を象徴する乳幼児虐待などは、児童相談所といった機関での不祥事として捉えられているだけで厚労省の括りとしてはあまり考えられていない。過小給付は、その後どう言った結果になったのかさえ、分からない。目を皿のようにしていても、過小給付の是正の結果がどうなったかについて詳しく知らされていない。統計不信に至っては、先ず以て調査を規定通り行っていないという、出鱈目さ加減も甚だしいのだが、これは、安倍が推進してきた「アベノミクス」が如何にも効果があったと云う事を補強するために、統計上の「賃金の伸び率」を、実際の数字よりも高くなるように操作したのではないかと勘ぐられる(実際そうなのだろう)のだ。忖度と云う言葉が流行語になったが、一強政権下では、何処でも安倍に忖度することが定道になっていたと云う事しか考えられない一連の不祥事だ。こう言った所にも監督官庁の風紀なり統制の乱れが反映してきているのではと感じるのだ。厚労省で風紀の乱れとなると、舛添のことを思い出してしまう。やり玉に挙がったのは、舛添が東京都知事時代だが、彼は厚労大臣も務めていた。こういった事を受けて、評論家の田原総一朗は厚労省(だけではなく、文科省、財務省など役所全てに云えるが)の不祥事が続くのは、畢竟安倍晋三に帰するというわけだ。不詳事が続いても厚労大臣を罷免するどころか、擁護するようなことをやっていては、統制の取れるはずもないからだ。当事者である厚労大臣自身も、たまたまその地位に就いただけで、皆の責任であり、個人的にはさして深い責任感を感じているとも思えないのだ。これだけの大掛かりな不正が行われながら、トップである大臣が責任を取らない。なぜ、こんな無責任がまかり通るのか。そして、このような風潮が露骨になったのは、「森友・加計問題」にそのルーツがあると分析している。「森友・加計問題」は財務省の文書改ざんだが、この問題でも、財務大臣の責任を問うことはなかったのだ。こんなことを許していては、綱紀の粛正が期待できるわけはないのだ。今回の厚労大臣の居直りも、同じ論理なのだろう。これが許されてしまえば、安倍内閣はまだまだいけると思い込むに違いない。とんでもない話だ。今回も厚労大臣の辞職はなかった。要するに、こう言った一連の不詳事は個人レベルの単なる一寸したミス程度にしか扱われていないと云う事だ。為政者のトップからしてこう言った態度なのだから、最早誰に正義を期待して良いのかさえ分からなくなってしまった。総花的で、論点が四分五裂するが、それほど問題点は多岐に亘っていると云う事だ。最後に、一昨日逮捕された、札幌の若い鬼のような母親とその交際相手の幼児虐待死事件だ。幼児虐待やそれによる死亡事件は残念ながら珍しい事でないくらいに頻繁に起こっている。勿論鬼畜のような母親やその交際相手を糾弾することは勿論なのだが、今回は少し違った点で憤りとやるせなさを助長する。この事件では、札幌市児童相談所(児相)が厚労省の求めに反し、虐待の緊急性を評価する「リスクアセスメントシート」を作成していなかったことだ。昨年3月、船戸結愛(ゆあ)ちゃんの虐待死亡事件、今年に入っての、千葉の栗原心愛ちゃんの虐待死亡事件等で、あれほど騒がれて、襟を正さなければといった教訓がありながら、さらには、まわりが十分危険事態を察知できる環境にありながら、虐待を見過ごしてしまうといった事件だ。こう言った一連の悲惨な事故や事件は後を絶たない状態で、より一層、過ぎるくらいの注意を払わなければならないところ、決められたことをやらなかったと云う事は、単なる業務放棄というばかりではなくではなく、悪質な虐待ほう助と云っても良いくらいだ。北海道の事件の場合は、緊急性は市の児相が定める3段階評価のうち、2番目の「早急」に該当する可能性があったとのことだ。自らチェックポイントを決めながら、それを守っていなかったと云う事への憤りは、単なる表向きの体裁だけを整えただけなのかと、怒りが湧いてくる。単なる見過ごしと云っては済まされ無いものを感じる。北海道警の捜査では、詩梨ちゃんの体にあざが複数あったことが確認されていて、体重も2歳女児の平均を大幅に下回るなど、聞くだにおぞましい状態であった。近所の人が、気づかないというなら、まだ話は通るかも知れないが、児相の本来のミッションという点から、常日頃注視していなければならなかった案件なのにと云う内容だからだ。事の重大さは単に、児相の対応のずさんさでは済まされない。異常な行為の母親に面会しながら、しかもその後警察の調べを知りながら、なお動かなかったことは、万死に値すると言っても過言ではない。事件後児相の所長が、「判断の甘さがあった」と淡々と述べているのを聞くと、更に怒りが募ってくる。児相の所長の職を解くだけでは飽き足らない。なんらかの行動義務違反で服役する位の問題だと思う。被害者(詩梨ちゃん)の家に面会に行くべきところを、人手がないことを理由に断って、後で、「本来なら行くべきだった。警察に任せてしまった」とぬけぬけとしゃべっているのを聞くと業務の一体何処に焦点を置いているのかとまた腹が立つ。こう言った児相の不作為を所長の弁明をそのまま受け入れおとがめ無しにするのも又、安倍が、「妻が関係していたら、それはもう総理大臣を辞めるだけでなく、国会議員も辞職します」と云った事を平気で反故にする、体質なのだとしか思えない。【古今和歌集】771.今こむといひて別れしあしたより 思ひくらしのねをのみぞなく (僧正へんぜう) すぐにまた来るよ、とあなたが言って別れた朝から、私は一日中あなたのことを思って、ただ泣くばかりです (あした ・・・ 朝 、思ひくらしの・・・思いながらと、ヒグラシをかける)
2019.06.08
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今日のセミウォーキングは曇天だったので、雨になっても、何時でも帰れるようにと島本高から第2小学校を通るルートを採った。だが、途中小雨がぱらついたものの、濡れずに帰還できた。着いて直ぐ大粒の雨が降り出したのはラッキーだった。従って、町内のパター大会は中止との知らせが入った。小学校の放課後学習会は今日が最初だが、先に断っていたので、行かなかった。***耳寄りなニュースのようなので読んでみたが、まだ明らかな光明が差してきたわけでは無さそうだ。認知症の症例の約60%はアルツハイマー病に起因する。残りの40%は脳のほかの疾患が原因だ。現段階では、いったん認知症を発症すると、容赦なく進行するものと考えられている。いずれも進行性の記憶障害や見当識障害、人格の変化などの症状を引き起こす。アルツハイマー病は世界の死亡原因の上位10の中で唯一増加している。世界人口全体が高齢化している上に、「有効な治療」が一つもないからだ。若年でもアルツハイマー病を発症すると云うから、私の場合、年齢が年齢だけに発症の可能性が高いのではないかと、気が気では無い。尤も、まだ大丈夫だとは思うものの何時発症するとも限らないわけで、早く、予防薬か治療薬が出れば良いのにと思っているところだ。世界の製薬会社は新しい原因物質を想定した新薬の開発に動いているという。ということはゴールが近づいたのかと思ったが、そう簡単でも無さそうだ。従来はアルツハイマーの原因物質は「アミロイドベータ(Aβ)」としていたが、新しい原因物質として「タウ」に切り替えた研究が広がっているとのことだ。然し、このことは特に新しいことではなく、何年か前から2つのたんぱく質は原因物質として俎上に上げられていたのだ。これまでは特にAβによる、アルツハイマー対策薬の研究が主流だった。あらゆる健康な細胞に存在するアミロイド前駆体タンパク質(APP)だが、その機能はいまだに明らかにされていない。アルツハイマー病患者の脳内では、酵素が働いてAPPをというタンパク質の断片に分解してしまうのだ。そして、それが蓄積して、アルツハイマー病の特徴である「アミロイド斑」を作るのだ。この斑が厄介で、なかなか分解しない。製薬業界は、たんぱく質の分解を遅らせる薬でさえなかなか開発できずにいる。このように、ごく最近まで、アルツハイマー病治療薬の開発はほぼ全てがAβを標的としたものだった。しかし残念ながら、アミロイド斑を脳から除去すべく設計された薬はことごとく、治験で有効性を示すことができなかった。1つの見解として、Aβが重要だという議論には説得力があるが、過去20年間研究者は、こぞってあまりにもアミロイドに集中しすぎたと反省する向きもある。そこで、神経科学者らはこの状況に失望し、多くの研究者が方向性を変え、次なるターゲットをタウと呼ばれるタンパク質の「凝集体」に目を転じたのだ。この凝集体は、神経細胞内で線維が絡み合ったもので、段々と成長し、やはり容易に分解しない。健康な神経細胞内で微小管を構成するタウタンパク質が異常な変化を遂げることで生じる。タウに注目を切り替えたのは、スイスのロッシュや、エーザイ、富士フイルムなどだ。切り替えたのはAβをターゲットとしゅ、之を阻害する新薬開発に研究費を投入していたが、成果が出ていないためだ。既に世界の製薬会社(33社)は累計6000億ドル(約65兆円)もの開発費を投じてきたが、それらしい新薬は生まれていない。2018年には、米メルクや英アストラゼネカがAβをターゲットにした新薬の臨床試験を中止し、2019年にはロッシュやエーザイ、それに米のバイオジェンが最終段階の治験中止を決めた。これら各社は脳内に蓄積するとされるたんぱく質タウを原因物質と切り替えて、之を阻止する新薬開発に切り替えたのだ。米イーライ・リリーとロッシュは研究が進んでいて、リリーは2027年に、ロッシュは早ければ2028年に新薬の承認申請をしたいと考えている。そうか、今すぐ新薬が出るのかと思っていたがまだ10年近くは掛かると云う事らしい。仏のスタートアップであるABサイエンスは、既存の抗がん剤を使ってタウを阻害して認知機能低下を抑えようとしている。日本では、ロッシュの子会社の中外製薬が4月からタウを取り除く新薬候補の治験を始めた。富士フイルムも2019年度末にヨーロッパで、タウを標的とした新薬候補の治験を始める計画という。エーザイは、Aβを標的にした2種類の新薬開発中だという。之に加えて、タウを阻止する抗体医薬の開発も進めている。認知症対策には複合的な見知から治験戦略を採ることが必要と主張しているようだ。いずれにしても、まだ、どちらが原因であるかは決まってはいないようだ。認知症患者は日本で500万人、世界では5000万人居るとされている。日経ビジネスによると、中国人の認知症患者は1000万人とのことだったが、人口の比率から見て、日本の認知症患者の数はずば抜けて多い感じだ。ともあれ、世界中が高齢化に向かっていて、2050年には世界で、1億5000万人が認知症に罹患していると推定(試算)されている。同じ割合で増加するとしたら日本で1500万人にもなると云う計算で、一寸そら恐ろしい気がする。日本は人口減少が進み、2050年には高位推計で1億825万人に、低位推計だと9,203万人になると予想されているのだから、悪い方に解釈すると、人口の16%強は認知症患者と云う事になるわけだ。それはもう高齢者の運転がどうこうと云ったレベルの話ではなくなる。何とか、製薬会社に頑張って貰わなければと願うばかりだ。よく千三つということを聞くが、新薬開発は更に確率が低いと書かれている。通常新薬の開発には、1000億円規模の研究開発費と10年以上の時間が掛かるとされているようだ。さらに、そこで有効な化学物質は発見されても新薬になるのは3万分の1と云う事だ。(これは認知症が特に困難だと云う事だ)千三つの更に30分の1と云うから気の遠くなる話だ。話を戻して、「タウ」が原因物質であって、既に進めているタウ抑制物質が早期に有効になる事を祈るばかりだ。アルツハイマーに関する記事は多く出されているが、2017年の記事で、認知症リスク高める9因子というのが発表されていた。(英医学誌)それは、認知症の発症リスクを高める様々な危険因子のうち、本人が意図すれば改善可能な9つの危険因子とのことだ。それは、「11~12歳までに教育が終了」「高血圧」「肥満」「聴力低下」「喫煙」「抑うつ」「運動不足」「社会的孤立」「糖尿病」となっていた。一般に日本では、全ての人が11~12歳以上になっても教育を受けられるので、この点では問題ないとして、上記のリスク要因をできる限り減ずることで、認知症は抑制できるとのことだ。私の場合は、「肥満」「聴力低下」「喫煙」「抑うつ」「運動不足」「社会的孤立」の諸因子は現在のところ問題は無いと思っている。さらに、「高血圧」と「糖尿病」は一応医師の元でコントロールされていて、改善の傾向にあるので、これも緊急の問題では無いと思っている。そんな中でも、中年期に聴力低下がある人は認知症リスクが2倍程度あるとのことで、良く聞こえないことが、認知症には良くないことが示されているこんな話もある。アルツハイマー患者100人から採取した細胞を培養して、健常者の細胞と比較したところ、明らかに違いがある。ミクログリア(小膠細胞)という特別な細胞は免疫防御を担っており、最前線で脳を守っていて、アルツハイマー病の発症に重要な役割を果たすと考えられているとのことだ。【古今和歌集】770.我が宿は道もなきまで荒れにけり つれなき人を待つとせしまに (僧正へんぜう) 私の家は道も見えないほどに荒れ果ててしまいました、つれない人を待っている間に
2019.06.07
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今日のセミウォーキングは高浜堤から河口32.0kmまでで、帰りはシャルマンを通った。友人宅を訪れ、尼崎のコストコへ連れて行って貰った。倉庫のような建物内は、多くの品が置かれていた。食品なども、何か買おうとすると、単価は安いのだが、量が多くて、とても老夫婦の家だけでは食べきれないといった物ばかりだ。それでも勢いに任せて大量に買い込んできた。さて処置はどうなるのだろうか。ふと、ハラレのショッピングセンターのジャガーを思い出した。***アメリカでは、死刑廃止・凍結する動きが広がっている。ニューハンプシャー州では知事が死刑廃止法案に対し、拒否権を発動したにもかかわらず、州議会が3分の2の賛成で、拒否権を覆して、死刑廃止を通したという。之でアメリカでは21の州が死刑を廃止した。因みに現在の世界197ケ国で、死刑を存続させている国は62カ国だそうだ。約30年前に父親を殺された議員も、死刑に反対する側になっているという。友人から「犯人を早く電気椅子に掛けると少しは心が安まるだろう」といわれたが、もう1人殺すことで心が安まることはないと云っている。被害者が父親だったり、息子だったりする身近の身内が、そんな風に考えられるのかと一寸した驚きだが、詳しいことは書いていないのでそう思えるようになった時期が何時なのか分からないが、もし父親を(または息子を)殺された直後なら、果たしてどうなるのだろうと考えてしまう。勿論犯人を死刑に処することで心が癒えることはないとは解っているものの、私ならどうだろうかと考えたとき、この議員のような潔さは表明できないかも知れない。こうした動きの背景には、死刑囚の無実が明らかになったり(冤罪)、終身刑の受刑者が改心したりした多数の例があるからだという。勿論死刑は廃止するが、終身刑で、一生を牢獄で過ごすと云う事にはなるのだ。それでも身内を殺された人が、当該殺人者が生きていることを容認できるというのだから凄いことだ。2000年以降アメリカの13州が死刑を廃止または凍結していると云う。(1999年に98人だった死刑執行数が、2018年には25人に減少)また、死刑判決を支持する人も1994年から2018年に掛けて80%から56%に減少しているのだという。背景に全米での殺人件数が減少していることと、1973年から現在までに、160人以上の死刑囚が無罪となった事例がある。この数字は如何にも大きい。日本でもこうした冤罪事件は沢山ある。代表的な事件としても、死刑が無罪になった事件は1948年の熊本で起きた免田事件、1950年香川での財田川事件、1955年に宮城での松山事件、1954年に静岡で起きた島田事件等がある。又無期懲役を宣告された後無罪になった例もある。杜撰な調べや自白強要など様々な要因があるが、人が人を裁くことの難しさを考えてしまう。最近は裁判員裁判が導入されているので、死刑判決などに関わったとして、その事件が冤罪であった場合などを考えると、一生悔やむ側になって仕舞うかも知れない。アメリカでの死刑廃止の動きの中に、死刑に要するコストが終身刑などよりも、多く掛かることが指摘されている。ちょっと意外だ。十分な審議を尽くすという観点から裁判は長期化して費用がかさむと云うし、警備も厳しくしなければならないので高コストだという。その1つの試算に、死刑の費用は1人平均230万ドル(約2億5000万円)要するのだという。40年の禁固刑の場合よりも約3倍のコストが掛かるというのだ。之には驚いてしまった。一寸考えると、囚人と雖も基本的な人権を無視して良いわけでは無く、ともかく刑務所にいる間は、何かと費用が掛かるので、不謹慎だが、早く死刑に処した方がコストは掛からないのではないかと考えていたのとは大きく相違するからだ。また、死刑がある州ほど犯罪率が高いという多くの調査結果があるといい、死刑制度が犯罪の抑止効果にはなっていないとのことだ。勿論トランプを始め多くの死刑制度賛成者はいて、ニューハンプシャー州下院での採決の結果は1票の僅差であったという。(冒頭の3分の2の賛成で拒否権を覆したと云う事との整合性は理解できないのだがともかく、死刑制度は廃止されたようだ。)2015年の話だが、世界ではそれまでの25年間で最も多い1634人の死刑が執行されたとのことだ。2014年比で54%増になったという記事があった。その中でも、中国が突出していて、数千人に上ると推計されている。(半数以上は中国なのだ)この中には、内部で何が起こっているか、簡単には分からない北朝鮮などは入っていないので、更に数は多くなるであろう。たまたま、今日の新聞記事の中に、戦後ドイツ史上最悪の、患者85人を殺害した42歳の看護師に終身刑が言い渡されたとの話が載っていた。被告は患者に薬剤を注射して危険な状況を意図的につくり出し、蘇生の腕前を同僚に見せようとしたが失敗したといったことが書かれている。そんな猟奇的なことが続けられたものだと、俄には信じがたいほどだが、なんでも、実際の犠牲者は100人以上に達するとみられるが確認された数が85人だと云う事だ。こんな犯人でも、実際に死刑ではなく終身刑を言い渡されているのだ。さらに、ドイツでは10年前にも、看護師の男が「気の毒だった」として高齢の患者28人を注射で殺害したとか、イギリスでは、「死の医師」との異名を持つハロルド・シップマン元受刑者が、主に中高年女性の患者250人を殺害したとされる事件がある。そんな、シップマンでも2000年に終身刑15回の判決が下ったのだとか。(2004年に自殺した)世の中上には上が居るものだとの驚きだが、それでも死刑廃止国は、終身刑で、死刑はないのだ。塀の中に一生閉じ込められているなら、又、恩赦や特赦などでも出獄の可能性がないとしたら、それはそれでも良いのかも知れない。遺族が極刑を望むというのは、一重に、この世の中に自分の身内は殺されていなくなっているのに犯人がどこかで同じ空気を吸っているという、事自体が許されないのではないか。上に述べた冤罪事件の他に、外国人の冤罪事件を覚えている人も多いだろう。それは、1997年に起きた東電女性社員殺害事件で無期判決を受けたネパール人男性が、再審の結果、無期懲役が一転無罪になった事件だ。状況証拠で固められた罪状は、正にそのネパール人の犯行を示唆していたが、弁護側の新しい証拠、第3者による犯行の可能性を示す物証の提出で、最終的に覆ったというものだった。最終的に下された認否の根拠は、第3者の犯行の疑いがある事であり、「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の原則に沿った判断だった。これは推定無罪の域は出ないが、ともかくも無罪である事は違いない。こうして、東京高裁が刑の執行停止を命じ、東京高検は被告を刑務所から釈放したのだ。この被告は出入国管理法違反(不法残留)の罪で有罪が確定していて、ある意味罪人ではあるが、より大きな殺人罪の汚名を晴らすことが出来たとして、強制退去の形でネパールに帰ってしまったのだ。それでもなお、東京高検は、疑問を持っており、その決着を見ようと再審を申し出ても、新たな進展は無いものとみられ、結局無罪となって終結した形だ。日本の裁判では裁判官は、検察を、よく言えば信頼し、悪く言えば頭が上がらないとのことだ。従って検察の結論を追認するばかりで、有罪確率は99.9%を超えている。この事件は裁判官の本文を取り戻したものとして評価されている。裁判というのは極めて難しい要素を含んでいる。そんな意味で、死刑を廃止して、冤罪による刑の執行がなくなれば、それはそれで意味がある気もする。【古今和歌集】769.一人のみながめふるやのつまなれば 人を忍ぶの草ぞおひける (さだののぼる) ただ忘れられ、ひとりで物思いにふけるこの私は、古い家の軒先のようなもので、そこにノキシノブが生えるように、あなたを偲ぶ思いが沸き起こってきます
2019.06.06
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今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点下迄を往復した。中学校の放課後学習会に参加した。熱心な先生のせいもあってか30人近くが参加していたが、3分の1は終了前に帰って行った。***令和になって、1ヶ月と少ししか経ってないのだが、何とも痛ましいことが連続して起きている。1つは高齢者の運転による事故多発と、引きこもり状態の中年者にまつわるの信じられない殺戮行為だ。加えるに、いじめや虐待はなお続いている。こんな重い話をするのは辛いことだが、こうも事件が続くと、国全体をお祓いして貰いたくなる気がする。過去にも同様なことが起こっていたのだろうが、散発的であるし、どう言った結末になったかなどについては、伝えられていないか、記憶が殆どないかだ。起こったときのショックの大きさに比べて、特別な処置とか対策とかは見えない。ただただその話が風化するのを待っているということになる。時折、重大な事故などでは、あれから10年とか云った追悼の式典などが行われるが、それは余程のことだ。これらの事件に対しては、テレビでなどで色々な角度から詳細を検証したり、コメンテーターと呼ばれる人たちが私見を述べたりしている。然しどれもこれも之と云った建設的な意見が聞かれない。大変なことだと騒ぐことは出来ても、また少し進んで、なにがしかの提言はしても、それが採用されるという事も無いし、抜本的な解決策などは出てこない。そして、やがて、何も成されないままに、ほとぼりが冷めて、顧みられなくなって、萎んでしまうと云う事になるようだ。そして、やがて何事も無かったような日が続く。何年も経てば、当事者以外は、悲惨な内容などは覚えている人さえ居なくなるのだ。高齢者の運転トラブルは、往々にして、対応が緩やかな気がする。4月9日に起こった池袋の事故では、色々なことを考えさせる元になった。事故を起こした男は、何故逮捕されないのか、それは誰しもが考えたことではないか。東大出で工学博士、工技院の院長、クボタの副社長・・・、キャリアとか、社会貢献とかに於いては、これ以上は無いと云った人だ。ただ、高齢で、87歳だったと云う事だ。偉い人は逮捕されないのか、誰しもがそう思った。逃亡のおそれがないからだという説明を聞いたが、納得できない。人の命は何物にも代えがたいと教わった。殺意のあるなしで、量刑の多寡は決まるとは云いながら、結果犠牲になった側から見ると、そんなことはどうでも良く、ただただ、将来を奪われたことに何ら変わりは無い。こんな時、犯人の人権の方が強く主張されることが往々にしてある。被害者に落ち度があれば何らかの相殺はあっても納得できる気はするが、とにかく逮捕はして欲しかった。逮捕されても犯人の過去の業績が帳消しにならないのは、共産国で無い日本では保証されている。医者に運転を止められ、脚が不自由で杖をつきながらの体だ。運転は出来たとは本人の事情(感覚)でしかない。偉大な業績を残すくらいの人が、何故運転を止めるというホンの些細な決断が出来なかったのだろうか。その点がひどく納得できない。危険運転ではなく、発作だとしても、人を殺める可能性は認識していたはずだ(していなければならない)。これは未必の故意による殺人ではないのか。被害者側からはそう見えるだろう。之と対比して考えるのが、大津の保育園児を死傷させた交通事故だ。交差点で、直進の軽乗用車と右折の乗用車が衝突し、直進車が右折車にはね飛ばされる形で、横断歩道で待機中の保育園児に突っ込んだという事故だ。この時は、有無を言わさず、乗用車と軽乗用車の各々を運転していた女性を逮捕した。その後どうやら、右折の乗用車を運転していた女性の方が、重大だとして、直進車の女性は解放されたとか。然し、その後書類送検はされたようだ。車を運転していると、前方を注視していなければならないと云うことは当然で、右折車との衝突はありうるとしなければならないと言った前提で、取りあえず両者とも逮捕されたのだ。この当事者2人は、逃亡の恐れがあったのだろうか。それが最初の疑問だ。ここでは取りあえず両者を逮捕し、吟味しているのだ。まぁ、これは納得できる話だ。前方をより良く注意していなかった直進女性も少しは過失があったのだろうが、右折しようとした乗用車の女性はぶつかって初めて直進車に気づいてのだとか。車を運転していて何をボーッとしていたのだろうか。一体何をやっているのだと云いたい。この右折車の女性も、普段はまじめなドライバーであったようで、この時も、ことさら無謀運転をしたわけではないようだ。ただ、運転すると云う事はそれだけリスキーである事を常に念頭に入れておかなければならないという、至極当然の義務違反を犯したのだ。普段の行いは行いとして、起こした事故(殺人)には相応の償いをしなければならないのだ。それには先ず逮捕が必要なのだと思う。ホンの些細な注意義務を守らなかったが故にこのような重大事故を起こしたと云う事なのだ。ある意味青天の霹靂と感じているかも知れない。常に鋼鉄製の凶器を走らせているという自覚がこの高齢者にもボーッとしていた女性にも足りなかったと云う事だ。もう一つの、引きこもり者の凶悪な殺人行為と、同様の引きこもりでDV常習男性の父親の凶行だ。中高年(40歳~64歳)での引きこもり者の数が初めて調査された結果が公表されていた。その数何と、全国に61万3000人も存在するとのことだ(内閣府の調査)。程度の違いはあるようだが、先ずその数の多さにびっくりする。それも、従来問題視されてきた15~39歳の引きこもり者の推計数54万1000人を上回っているとのことだ。引きこもり即ち犯罪者の予備軍でないことは、当然だが、こんな当たり前のことが当たり前で無く議論される向きもあるようで、何をか況やだ。ここで、思ったのはIS(イスラム国)はテロリスト集団だが、イスラム教徒全てがテロリストの予備軍では無いと云う事と似ている。交通事故でも高齢者が問題になり、引きこもりでも高齢者が問題になっている。之では高齢者の私などは、身の置き所が無いような気がする。引きこもりに関しては、中高年の調査は今回が初めてのようで、過去の状態は分からないのだが、特段の社会情勢などの変化は無いような気がするので、以前からこう言った傾向にあったのかも知れない。もう少し、社会環境の緒整備などが出来なかったのだろうかと思う。この点では、いじめ対策として様々な対策が行われていると云うが、なかなか成果が出ていない。いじめでも、兆候があれば相談してくださいと云うが、それでもいじめられた子供が自殺するなどと云ったことは無くならない。之と同様に、中高年者が引きこもっていることで、相談しに行っても言を左右にされ、たらい回しにされるなど、まともに相談に対応してくれるケースは少ないようだ。川崎市の事件で自殺した男の場合も、身内による相談に対して、どうやら深く介入して支援することはなかったようだ。それでも今なお、ためらわずに相談をとのキャッチフレーズは変わらない。之に触発されて、起こったのが、練馬区で起こった元農林水産事務次官が長男を刺殺した事件だ。既に何年もの間、息子は引きこもり、その間家庭内暴力が続き、ついに自らの身に危険を感じた上に、川崎の事件を見て、この息子を始末しないと大変なことになると思い詰めたようだ。その凄さは息子に残された、刺殺の箇所の多さだ。発作的に殺したものではなくある程度計画性が感じられる。2人の間には最早親子の情などは無かったかのようだ。心胆寒からしめる事件だ。令和の開始以降こうした事件や事故が相次いでいる。国はもう少し、人の心を大切にする社会情勢に意を注ぐべきではないだろうか。【古今和歌集】768.もろこしも夢に見しかば近かりき 思はぬなかぞはるけかりける (けむげい法師) 遠い中国の地も夢に見れば近かった、それに比べて思い合わない二人の仲は遠いものだ
2019.06.05
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今日のセミウォーキングは西国街道を梶原高架下迄歩いて帰りはシャルマンを通った。夕方から、学習会のとりまとめをしている人と、カラオケに出掛けた。連れ合いと、友人も参加の楽しい4時間ほどだった。***米中間の貿易戦争は多面的に両国の関係悪化を促進している。その一環として、中国の鉄鋼大手の経営統合の話が出てきた。中国鉄鋼トップ(世界2位)の宝武鋼鉄と4位の鞍鋼(世界7位)、加えて9位の馬鋼(世界16位)の3社だ。統合による国際競争力の向上が狙いだ。この統合が成されると、粗鋼生産量は約1億2000万トンとなって、世界首位のアルセロール・ミタルの約9700トンを抜いて鉄鋼メーカートップの企業となる。老朽化した馬鋼の設備を閉鎖し、最新鋭の設備を持つ宝武製鉄所で、集中的に生産しようとするものだ。M&Aというのは、こういった事で合理性を高めるものだが、中国ならではの動きなのかも知れない。世界経済の先行きに不透明さが増す中、中国政府は業界再編を進めることで供給過剰を解消し、国際競争力を維持する事を目論んでいる。この再編は、中国政府の主導で行われてきたもので、2018年から準備が始まっていた。この辺りの力関係は、強烈なようで、実質的には馬鋼の閉鎖と云う事に等しいのではないかと思ってしまう。日本の造船業でも設備過多になったときにもこう言った再編の動きはあったが、それでも各社毎に各々の設備を縮小する方向で進んだ。その点中国のやり方は、結構強引のようだ。今回統合を主導する宝武も元は宝鋼集団と武漢鋼鉄が2016年に統合して出来たものだ。ここに来て業界再編が再稼働し始めたということになる。なぜこのような再編が再び動き出したのだろうか。一重に鉄鋼の生産過剰がまだ続いているのだ。中国は2008年の金融危機後に打ち出した政府の4兆元規模の景気対策で鉄鋼業界が設備投資を積極的に行ったのだ。設備の増強に次ぐ増強で、中国の粗鋼生産能力は2012年時点で8億7300万トンと2009年比で2割近く増えている。その後も増産は続き、気がつけば、2015年には設備過剰による生産量が頂点に達し、年間の生産能力は12億トンもの過剰を来していた。そこでやっと生産能力の削減を開始したのだ。その結果2018年の生産量は9億トン強までに減ってきた。この削減の中味は、累積されてきた赤字企業の淘汰や、最近話題になったくず鉄を使用した地条鋼の一掃などの1億5000万トンも含まれている。政府は、之でもまだ生産能力は過剰だとしている。今後もこう言った再編の動きが起こるかも知れないとのことだ。それというのも、2018年の世界の粗鋼生産量はおよそ18億トンで、OECDの推計では、世界の鉄鋼業の生産能力はこれを4億トン超上回っているとみている。実に日本の粗鋼生産量の4倍もの量が過剰なのだ。過剰の最盛期は2015年で7億トン超であった。その後徐々に縮小したものの、2億トン前後だった2007年までと比べると、高水準であることには変わりない。更に、経済成長が続くインドでも、インフラ投資がけん引し、粗鋼の生産量は増加している。欧州連合(EU)加盟28カ国も、製造量は増加している。中国の生産能力9億トンは、世界の適正量16トンの半分を超えているわけで、更なる削減は必須だ。適正な状態を保たなければ、かつての「鉄冷え」が再来するという認識はあるようだ。そこに来て、米中間の貿易戦争による先行き不透明感がこう言った懸念を増長している。中国の鉄鋼のい用途は建築用鋼材が大半を占める。高付加価値の自動車用鋼板などは、日本がリードしているとは言うものの、かつて、日本は対中国に技術を惜しげ無く提供していることから、今や日中の技術力の差は縮まっている。一方では米中貿易摩擦で、中国の市場は警戒感が強く、建築は勿論、自動車の購入熱も様子見の形になっている。中国の鉄鋼会社は国内向けの伸びは期待できないとして、海外進出を目論んでいるようだ。国内の再編を仕上げたその先は海外進出で、海外でのM&Aをする準備を始めているという。中国国内で再度鉄冷えが来れば、余剰生産力を持ったまま世界の市場に出てくることは必至で、そのターゲットになるのは何時も日本の企業というのが常套だ。ここで、6年前の中国の鉄鋼事情を振り返ると、中国の鉄鋼業界が過剰生産能力の重荷に沈んでいた。2012年には主要23社で赤字に陥り、その合計額は約290億元(約4300億円)に達したとのことだった。こう言った背景には、中国の経済における鉄鋼メーカーの存在は大きく、地方経済の屋台骨であることが述べられている。地方政府は自らの施政の範囲で、鉄鋼メーカーを下支えしなければならないと言った構造問題が存在しているのだ。今回の再編でも地方政府は、快く思っていないところもある。上海市の宝武鋼鉄と安徽省の馬鋼は地理的にも近い関係から、合併の必然性は感じられるものの、鞍鋼は全く立地の違う遼寧省であり、東北地方を代表する企業として、16万人の従業員を抱えている。中国は、こう言った地方別にそれぞれの思惑が存在する。地元経済への貢献を期待する地方政府は国有鉄鋼メーカーを闇雲に支援する。金融機関も赤字企業への融資をいとわないのだ。このように、地方レベルで見ると、危機感は乏しいといわざるを得ない。そして、ひとたび需要が回復すれば、余剰能力を使って増産に走り、再び鋼材価格が下落すると云った悪いサイクルだ。こうして、中国発の経済不況が醸成されるのだ。かつては、新日鉄住金(現日本製鉄)や世界最大手のアルセロール・ミタル、韓国ポスコも減益に陥る不況を招請したのだ。然し、中国は之を共産党の名の下、強引に進めることを厭わない。又、各地方毎に、それぞれに利権構造が違っているので、そのような諸事情を全て考慮することは甚だ難しい。中国所以の強引な方針は、この際も貫かれるであろう。どのような事態になっても、中国人は、ほんの少しの商機を見つければ、違法適法にかかわらず、集中して群がる習性がある。スクラップを溶かして造る違法な地条鋼の場合も、世界の市場の動向とか、中国全体としてのバランスなどは眼中になく、そこに需要が存在すれば、多少違法と雖も、形がそれなりにあれば、物事の善悪を凌駕してしまうという強かさがある。2013年の設備過剰から来る鉄鋼業界では、宝鋼など主要80社の利益は前年の98.2%も減少するという結果を招いている。こうした減益の経験は、2009年にもあって、その時は世界景気が急激に減速したのだ。このような経過を見ると、儲ける時に儲けてしまって、その後どうなろうともお構いなしという感じで経過しているのだ。今更云うまでも無いが、需要と供給のバランスの上に成り立っている市場社会だが、一縷の儲けがあると、そこに集中して、バランスなど度外視して、生産を続けるというスタイルだ。その挙げ句に企業の閉鎖を躊躇なく行うことで、表面的には乗り切っている。果たして、今回も大量の失業者を輩出することは明らかだが、そういった人たちは、その後どのような形で、救済されているのかを知りたいところだ。おそらくは仕事のチャンスが単純に無くなったと云う事で、すごすごと田舎に帰ってしまうのか、闇の世界に入り込んでしまうのか、興味があるところだ。中国政府は、こう言った苦況に落ちるとかならず、景気をてこ入れと称する国家的な財政出動を簡単に行う。こう言った財源はどこから出てくるのだろうかと、何時も訝るところだ。【古今和歌集】767.夢にだにあふことかたくなり行くは 我やいをねぬ人や忘るゝ (よみ人しらず) 夢の中でさえ逢う機会が少なくなってきているのは、自分が眠らないからか、相手が自分を忘れてしまったからか (いを寝 ・・・ 眠る)
2019.06.04
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今日のセミウォーキングは島本高から若山台を経由、東大寺公園を回って島本駅から帰宅した。***海洋研究開発機構は無人探査機で海底火山を常時観測する実験を始める。陸上では、富士山や阿蘇山など全国50の活火山が気象庁によって「常時観測火山」に指定され、監視カメラや地震計などを使った24時間の監視体制がとられている。海底火山は、これまでも散発的に観測され、結果が紙面を飾ったことはあったが、東日本大震災を契機に火山の噴火による災害に対処するために常時観測することになったようだ。対象は近年に噴火が続いた西之島(東京都)と鹿児島県の「鬼界カルデラ」だ。日本近海には伊豆諸島や小笠原諸島、南西諸島などを中心に30~40の海底火山がある。さらに、薩摩半島の沖合約50kmにある鬼界カルデラから沖縄に連なる火山帯がある。鬼界カルデラは直径20kmの噴火口をもつ巨大な火山で7300年前の大規模な「破局的噴火」では、発生した火砕流や火山灰などで、南九州の縄文文化(6300年前)が壊滅したとされ、飛散した火山灰が西日本全域と北関東にまで到達した。また、1952年には東京の南方約420kmの明神礁で噴火があり、海上保安庁の調査船(第五海洋丸)が巻き込まれて31人が死亡した。海底火山は水中で高圧を受けるため、陸上に比べ爆発的な噴火が起きにくいとされていることや、火口の様子が海上から見えないとか、海底に地震計を置いても電波が届かない等の制約があって、常時観測は難しかった。海底火山は、日本ではおよそ1万年に1回、大規模噴火が起きているとのことだ。之くらいの頻度なら、最早運命的な問題で、あきらめもつくが、東日本大震災以降、原子力発電所の安全性審査などに絡んで噴火リスクを調べる活動が増えた。加えて一部の火山でマグマの蓄積が進むなど、従来より高い頻度で破局的噴火が起きる兆候がみられるとの報告もある。特に今回計画されている西之島は、2013~15年に活発な噴火活動を起こした事は記憶に新しい。現在は落ち着きつつあるが、常時観測の設備はまだ十分に整っていない。今回の実験では島の周辺海域に、波の力で航行する無人探査機を浮かべ、島を周回させて、海底に沈めた3台の観測装置からの音波データを受信する。このデータを、人工衛星を介して陸上へ送るというものだ。一方の鬼界カルデラでも同様の試験を始める。リアルタイムで海底火山の活動状況を把握することで、噴火や山体崩壊による突然の津波に対しても、事前に対策が取れることを目論んでいる。試行実験の結果を踏まえて、海洋機構は3~4年後に、実用的なシステムに仕上げる計画だ。姶良カルデラについては、原子力規制委員会が独自に、海底に地震計などを沈め、2021年度にも常時観測を試験的に始める計画だ。また、鹿児島湾の鬼界カルデラでは神戸大学も専用の船や水中ロボットを使い、マグマの位置など海底下の地質構造を詳しく調べる。巨大噴火の後に残るカルデラは国内では北海道の屈斜路や洞爺、九州の阿蘇、姶良、阿多などがある。カルデラを生じる巨大噴火は発生頻度が低いため、研究はほぼ手つかずだった。海外ではイタリアなども海底火山の観測に取り組んでいるが、常時観測を実現した国はほとんどないとみられる。世界で、海底火山が多く分布する地域は、日本や東南アジアなどだ。また、リング・オブ・ファイアーと呼ばれる太平洋をリング状に巻く、メキシコから南米に掛かる太平洋岸沿いにも集積している。過去に海底火山の様子を観測した例を書き出すと、2007年9月に東京大などが鹿児島湾内の海底火山(姶良カルデラの一部の若尊カルデラ)から熱水が噴出するのを発見している。2008年12月には、米ジョンズ・ホプキンス大の火山掘削削チームが、ハワイの地下深くで、作業中に地下のマグマを目撃したと発表している。マグマとの直接接触はネバダ州でも同様の経験が発表されている。2009年7月には同じく、東京大が宇宙線使って、薩摩硫黄島の活火山、硫黄岳で火山内部の様子の撮影に成功している。火山版レントゲン写真ともいえる世界初の技術で、噴火のメカニズム解明や噴火予知につながるものと期待されている。2010年7月には、東大などが、ハワイの地下にあるマグマの上昇流は、高温高圧の岩石でできた固体層「マントル」の最下部から発生していることを地震波の分析から突き止めている。それまでは、マントルは、地表を覆う地殻の下から深さ約2900kmに及び、どの辺りから上昇しているかは不明であった。ハワイに見られるようないわゆる「ホットスポット火山」は、上部マントルよりもさらに深くから噴き上がる高温の岩石プルームが溶岩の供給源となっていると考えられている。2012年10月には、京都大学などが、マグマ生成について新説を提唱した。従来、マグマの生成は、地球を卵の殻のように覆うプレート(岩板)が内部に沈み込む過程で、プレート内の水分がきっかけとなってマグマができる説とプレートそのものが溶けてマグマになるという2つの説が提唱されていた。新説は、地球内部で液体と気体の性質を併せ持つ「超臨界」という現象が起こっているとのことだ。見えないところだけに様々な説が出てくるようだ。2013年9月には、米ヒューストン大学らが、日本の東方約1600kmに位置する太平洋の海底で、地球上で最大で、太陽系でも最大とされる超巨大火山を発見したとの論文が出された。この火山は、タム山塊と呼ばれ、約1億4400万年前の噴火で吹き出した溶岩が盾状に固まった単一の巨大な丸いドームだ。面積は約31万平方kmで、イギリスとアイルランドを合わせた面積に相当する。深さ約6500mの海底から頂上までの高さは約3500m(4000mとの記事も)とのことだ。活発な活動を繰り返す火山のうち最大級のハワイ州のマウナロア山(約5180平方km)と比較してもその大きさが際立つ。幸いこの火山は休火山で噴火の心配は無さそうだ。こういった種類の火山系は、世界中に十数個ほど存在する。そして、2013年11月には小笠原諸島・西之島沖で噴火があり、新しい島が出現したことは記憶に新しい。西之島は東京都心から南に約1000km、小笠原諸島の父島から西に約130kmにある南北約650m、幅約200mの無人島だ。この噴火後2年で、島の面積が12倍(2.63平方km)になった。2016年8月には、産業技術総合研究所が、兵庫県の赤穂市を中心とする地域で、恐竜が生息していた約8200万年前に火山が噴火してできた大規模なカルデラを発見した。大きさは東西約21km、南北約16kmで阿蘇や姶良に匹敵する。また、2016年7月のは、神戸大が鬼界カルデラの調査を開始した。この調査が、今回の調査に連動して行われている。1万年に1度の割合で起こる巨大噴火の仕組みを明らかにする取り組みを開始した。そして、2018年2月には、世界最大級直径10km、高さ600m、体積32立方km超の巨大溶岩ドームを発見した。噴火した場合、マグマの量は少なくとも32立方kmと推定されている。地球は生きて呼吸している。そんなことを考えさせられる取り組みだ。【古今和歌集】766.恋ふれどもあふ夜のなきは 忘れ草夢路にさへやおひしげるらむ (よみ人しらず) 恋しく思っても逢える夜がないのは、夢路にさえ人を忘れるという忘れ草が生い茂っているのでしょうか (忘れ草 ・・・ ヤブカンゾウ。ユリ科の多年草)
2019.06.03
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今日のセミウォーキングは大阪染工から宝寺踏切で折りかえし、島本駅を経由して帰宅した。JR線路脇を歩いていると、公園のベンチの移動を頼まれて手伝った。その人は話し好きで、それから山崎駅まで一緒に話しながら歩いた。お昼から孫の野球の試合が緑地公園であったので見に出掛けた。初回ライナー性の当たりだったが、すんでの所で1塁アウトになったのは惜しかった。2打席目は1塁の落球で出塁したが得点にならず、3打席目は塁にランナーを置く、逆転の好機だったが三振に終わってしまった。守備は3塁手としてそつなくこなしていた。試合は、0対0となり、くじ引きで負けとなったようだ。残念。***最近の新聞記事でAIという文字を見ない日がないくらいだ。私は自分に興味のある事柄について新聞をスクラップしているが、最近AIに関する記事の割合が増えてきた。実際の割合いは分からないが、私のスクラップでも2015年までは1%に満たなかった率が2018年以降では8%とその割合が増えてきた。そんな中、昨日の新聞のトップに、AIの先端人材はアメリカに集中(半数)しているとの記事があった。そして日本はというと、中国やイギリスにも後れを取る3.6%しかいないのだとのことだ。数で云うと、トップ級の人材は世界に2万2400人(全てのAI人材は45万人と見積もられている)いるとのことだ。内訳はアメリカが約半数の1万295人(全13万人)、次いで、中国の2525人(全7万人)、イギリス1475人、ドイツ935人、カナダ815人と続き、日本は805人(全1万8000人)で6位なのだという。絶対数もさることながら、100万人に対する人数にしてもアメリカは31.4人と断トツで、日本はたった6.4人となっている。日本のAI人材は、東京に偏析しており、且つ処遇の点でも中国やシンガポールよりも低いとのことだ。人材の質においても日本の人材の多様性が乏しいという。どう言った比較かは分からないが、他国に比べ、海外で専門教育を受けたグローバル人材が少ないとのことだ。外国で学んだ後に自国企業で働く比率は17%で主要17カ国・地域で下から2番目。女性の比率は最低で、世界平均(18%)の半分の9%にとどまるという。最近こう言った比較が良く出てくるが、日本は常に先進国の中では下位グループとの印象が強く、本当に先進国なのだろうかと自嘲してしまうことがある。そもそもAIの何たるかを学んでこなかった身には、どういったことを云っているのかさえ分からないのだが、AIの開発ではメンバーの多様性が重要なのだという。同じ人種や性別のチームで作ったAIは、判断が偏りがちだとのことだ。AIの最先端の研究には、データ分析の効率向上や分析の偏りをなくす技術等が必要で、こうした判断過程をわかりやすく外部に示す手法などの技術も大切なのだという。オープンイノベーションという言葉があったが、どうやらそういった開かれた研究が望まれているようだ。2018年夏の国際学会で最優秀論文賞を受賞した筑波大学の秋本洋平准教授はフランスでの研究経験を持つが、彼は日本人研究者の少ないことや日本人の発表数が少ないという。その、一因は教育政策の遅れと指摘する。AI分野では高度な数学を必要とするがその点日本は遅れているのだとのことだ。欧米や中国は近年、国策として科学技術分野を総合的にカバーする人材を育てた。アメリカは10年以上前から取り組み、中国も2017年からAI研究のためにAI学部の新設などを進めている。日本は理学部や工学部といった伝統的な学科編成が維持され、数学とコンピューター技術など複数の分野にまたがった、多様な人材育成をしてこなかったのだ。文部科学省も然りだが、情報政策を担当する経済産業省が数学の重要性に気づくのが遅かったとしている。ここに来て、日本政府は今年3月、2025年を目処に年間25万人のAI人材を育てる目標を掲げ、理系の大学生のほぼ全てと文系学生の一部に専門知識を学ばせるといった構想で、AI人材育成を図ろうとしている。一定水準の教育内容の講座を国が認定するという制度を導入する。企業もこれに足並みを合わせようと云った体制づくりだ。現時点で、AIを修士課程で修得した人数は全国で約2800人だというし、全員でもAI人材は1万8000人だというのだから大きな制度と意識の変革が必要になってくる。また、海外から優秀な人材を集めることも重要で、そのためには高級で遇するなど待遇面での改善が不可欠であり、給与以外でも事業に大きく貢献するチャンスを与えるなどの環境整備が不可欠になる。日本は第25回国際交流会議で、欧米と国際的なデータ流通圏の構築を提唱した。何時もながら、先走った口だけ宣言のようでもある。取りあえず、足下の教育を充実して、内的な機運を高めなければ世界で主導権を持って事を運ぶことは出来ない。現実を踏まえて、早急に教育体制を見直し、AI研究のトップ級人材を育成することが急務となる。そこで問題になるのが、AIを教える側の人材が不足していることだ。現状では、たった100人程度しか居ないとみられている。25万人に対して100人は、お笑い沙汰のように思える。先ず言葉ありきの安倍内閣の典型的なぶち上げだ。そこで採り入れようとするのが、海外からの教員招請だ。例として挙げられていたのは、長崎大学だ。こうしたときに往々にして動きが緩慢なのは国立の従来の有名校だ。まぁそれは置くとして、長崎大学は2020年からデータサイエンティストなどを育てる学部を新設し、130人の学生を教育しようとしている。そのため、インド工科大へ出向き深層学習などが専門の研究者30人を招請しようとの試みだ。産学連携の取り組みでは検定制度試験を採り入れてビジネスパーソン向けの「G検定」、エンジニア向けの「E検定」を始めている。現在の検定合格者はGが6199人、Eは479人だ。これを2020年までにG検定を10万人、E検定を3万人、とすることを目指すとしている。何やら付け刃的で、急性の乱造を予想させる数字だ。スタートアップでも動きがある。プリファード・ネットワークはオンライン教材を無料で公開した(使い方などはよく分からないが)。プログラム言語「パイソン」の基礎から画像認識や自然言語処理への応用方法を学べるというものだ。民間がこのような試みをしているところに国が、もう少し資金面などで優遇するなどして、一般国民に対してもう少しAIへの関心と、AIの応用などに対する知見拡大に関与すべきでは無いかと思う。AIは素晴らしいものであるとか、雲の上のことなのだといった異次元のものとしてではなく、実際に扱ってみる事で、関心を高めることが必要なのではないかと思う。以前AIが進化すれば、翻訳などは自由に出来るので、最早英語学習など不要になるのではとの記事があったが、ニューラルネットワークを使った実際の日英の翻訳はかなりな精度まで上がっているという。平均でTOIEC800点というのだから相当なレベルだ。そこで、AIを追及する世の中になると、AIが人間の仕事を奪うと云う懸念が生まれる。少数のエリートを算出して、多数を不幸にするという議論もある。然し、ここで立ち止まっている方が世界の流れに取り残されて、返って不幸になると云う考えの方が主流だ。奪われる仕事もあるだろうが、一方では新しい職業も生まれてくるだろう。AIが稼いだお金をベーシックインカムとして人が受け取る。人はそれを又別の方面に投資すると云った事も考えられる。立ち止まらずに前進することで、我々は常に幸せを享受できるのだ。5Gによる通信の高速化で遠隔治療や教育へのアクセス等が可能になる。また、ロボットや自動運転車が実用化されれば、高齢者でもアズデマンドで移動が可能になる。そんな明るい未来を創造しながらAIにいそしみたいものだ。【古今和歌集】765.忘れ草たねとらましを あふことのいとかく難きものと知りせば (よみ人しらず) 人のことを忘れるという忘れ草の種を採っておけばよかった、逢うことがこんなにも難しいと前からわかっていたならば (忘れ草 ・・・ ヤブカンゾウ。ユリ科の多年草)
2019.06.02
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今日のセミウォーキングは高浜堤から河口32.0km迄で、シャルマンを通って、帰宅した。先月末に総歩行距離は25000kmを越えた。中学校の土曜スクールに参加した。先生の指示があったのか、今日は30名近くの生徒が集まっていた。後半なって半数は帰ったが、それでも良く集まった方だ。***最近の世の中は殺伐としてきた。こんな世の中になったのは、そもそも為政者(安倍)が嘘をつきまくることを、身を以て示した辺りからその機運が拡大していったような気がする。世間のたがの緩みがそんな宰相を呼んだのか、そんな宰相の下だからこう言った世の中になったのか、まぁどっちもどっちなのだろう。レオパレスの不祥事の最終調査報告書が出たようだ。結論は創業者のコンプライアンスの姿勢欠如だと云う。深山英世社長等取締役7人が退陣した。その理由というのが、2019年3月期に巨額の特別損失を計上し、8年ぶりの最終赤字に陥った故に、その経営責任をとってということだ。之では全く気が済まないのはオーナー達だろう。経営の見通しが不明のためにこうなったのではなく、最初から意図的に不正をし、誤魔化すことでスタートしていた本件は、経営者達の刑事責任(詐欺)を問わなければ意味がないだろう。それ以上に、まだこの会社やっていくのかなと思う気持ちだ。被害者への救済だけに特化して、それが終了すれば、会社をたたむぐらいになら無いと、駄目ではないか。ところが、ここに来て旧村上ファンド系の会社がレオパレスの株を6・24%取得したというのだ。何ということだろうか。ハゲタカと呼ばれる所以はこのようなところにあるのだろうかという気分だ。事の発端は2018年の施工不良の表面化だ。1996~2001年に手がけた物件で、建築基準法が規定する耐火基準で屋根裏に設ける延焼防止用の仕切り壁(界壁)を設けていないか、設けていても、同法の仕様と異なる材料を使い、遮音性能も満たしていなかったかったとか、外壁の内部にグラスウールを挟むべきなのに耐火性のない発泡ウレタンを詰めたとか、天井材を二重に張るべきところを一重にしたといった違法な建築だ。悪質だが、一寸せこいやり方にも思える。社内では、2018年以前から違法性は認識されていたようだが(実は6年前に問題を認識していた可能性がある)、之をリスク関知体勢に不備があり、素通りしてしまったとの報告書の内容だが、生ぬるい表現だ。社長である深山英世の叔父祐助は、1973年に不動産仲介業から同社を起こし、辣腕を振るった。バブル崩壊後の不動産不況による経営危機から脱出しようと土地所有者から注文を受けてアパートを建設し、これを30年間一括で借り上げる現在のビジネスモデルを確立した。この着眼点に問題は無かったのだが、建築士の資格を持たないにも関わらず「特級建築士」を自称し、少ない労働力で簡易に組み上げる「プラモデルのような」建造モデルでコストカットや工期短縮を徹底して、競合に対して優位に立った。この時正当に事を行えば問題は無かったが、底意には、ごまかしをしてでも安く上げて利ざやを稼ごうとしていたようだ。一級建築士でもないわけで、法令適合や品質については知らないということが、この不祥事の根本的な原因の1つだと見られている。このように祐助が会社を興したときから、現在の結末になることが予想されていた感じなのだ。通常創業者は立派な志を持っているというのが普通一般的な気がするが、祐助の場合は一寸違っていたようだ。創業当初かとにかく儲け一本槍で突き進み、招いた結果がこのざまと云う事だ。会社を作れば儲けて、大きくすると云うのは自然な心理だが、初めから誤魔化して掛かるというのはそこらに蔓延る詐欺と同様の類いだ。それが今日まで続いてこられたというのと、所謂東証一部上場で、外見が立派な企業として扱われるようになった事も又、信じられないことだ。企業理念の中に「お客様の喜びを、自らの喜びとする」といった件があるが、云う事とやることがこれほど乖離した会社もないだろう。さらに、コンプライアンスについて、代表取締役社長がその精神をグループ会社全役職員に浸透継続的に伝達させることにより、法令遵守と社会理念の遵守を企業活動の原点とすると唱っているのだ。実際には違法な材料を使うことを自ら指示しながらこのように、理念に唱うなど、何やら歯が浮きそうな気分だ。その後の言い訳も、現場が勝手に行ったことだと云うが、全国33都府県で統一的に行われているので、明らかに会社ぐるみと云うより、トップダウンのせこい指示があったのは疑いない。違法発覚後も、言を左右にしてごまかしの上塗りをしようとしている。あまつさえ、改修工事に携わる作業員を相場の半額程度の日当で集めていた疑惑も浮上しているのだ。これほど一貫したいい加減さは聞いたことが無い。祐助が敷いた路線を改められなかったというか、英世が糺すどころか助長していた責任は更に重い。というか、知っていながら対外的には知らなかったとうそぶくなど考えられない一貫性が見られる。この不祥事を起こしたにもかかわらず、退任を決めた社長の英世がまだ相談役に残っていると云う事でも分かるようにレオパレス自身が立ち直らないと意思表示しているようなものだ。体質改善をする気など無く、詐欺のやり方を相談する役目に隠れ込んだということだ。このように、創業家を残したレオパレスが本格的に改革をするという本気度が疑わしいといわざるを得ない。さて不良物件に関わる保証だが、4月末時点で、調査を終えたのは全体の約半数の2万棟だ。調査した内の7割(8割とする報道もある)の1万4599棟に不備が見つかったと云う事だ。そして、その大半の補修がまだ済んでいないのだ。ということは、改修を要する物件は、大半という言葉を6割とすれば、改修できたのは4割の5840棟となる。(実は完全に改修できたのは800棟に留まるとの報もある)また、去年から220億円(1年前からの預金の減額)掛けて改修して現在の預金は845億円だと云う事から、5840棟の改修に220億円掛かったと云う事になり、1棟当たりの平均改修費は380万円ほどになる。(この程度で改修できるのだろうかという疑問はあるが、置くとして)全体の建物数は3万9085棟でその内、まだ改修が必要な物件は、3.91万棟×0.7-5840=21530棟と計算できる。之に1棟あたりの改修費380万円を掛けると、これ以降も約818億円の改修費が必要になる計算だ。物件の改修費だけでも、預金は27億円に減じてしまうことになる。之に加えて、改修のための2回の引越費用や、迷惑料などを考えると、最早支払い能力が無くなる事は必定だ。レオパレスは、2020年3月期の売上高を前期比の1%減の5022億円と強気に見積もっている。しかも最終損益は1億円の黒字と見込んでいるようだ。(前期は686億円の赤字)通期の入居率を85.2%と見込んでの算出らしいが、果たして、こう言った問題を起こし、なお未解決の物件を多数残しての決算見積もりは如何にも甘いというしかない。コンプライアンスもさることながら、経営的な見通しもこれまた甘いと云うことではないか。恐ろしく杜撰な企業があるものだと、驚いてしまう。株価はストップ安になったようだ。これほどまでに会社経営の関与した悪事はないが、唯々諾々と検査を通した側の責任も又問われなければならない。【古今和歌集】764.山の井のあさき心も思はぬを かげばかりのみ人の見ゆらん (よみ人しらず) 私は山の井戸のように浅い心で思うわけでもないのに、あなたはいらっしゃらず、ただ影ばかりが見えるようです (山の井 ・・・ 山の井戸)
2019.06.01
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