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蟻とキリギリスに学ぶ 笑倍と商いの調和について子どもの頃に読んだ「蟻とキリギリス」のお話。夏の間、一生懸命に働いて冬に備えた蟻と、歌をうたいながら日々を楽しんだキリギリス。物語の最後では、準備を怠ったキリギリスが困ってしまい、「だから遊んでばかりじゃダメ」と教えられた方も多いのではないでしょうか。けれど大人になった今、私はこのお話を少し違った角度から眺めるようになりました。―どちらの生き方も、実は人生にとってとても大切なのではないかと。2つとも、大切な生き方だと考えるようになりました。蟻のように真面目に働く姿勢は、信頼や安心につながります。素晴らしいことです。商いにおいても、仕込みや準備、気配りは欠かせません。一方、キリギリスのように「今」を楽しみ、心を解き放つことも、私たちの暮らしに潤いを与えてくれます。たとえばお客様に笑顔を届けたり、ほっとする時間をつくることも、大切なおもてなしの一つです。キリギリスは、音楽会を開き、皆さんの心を癒していました。両方とも、正しい生き方だと思います。この両方の心を持ち合わせること―それが「笑顔が倍になる=笑倍(しょうばい)」であり、「商いの調和」なのだと思うのです。私たちの毎日も、実はこの繰り返しです。朝は蟻のように準備をし、開店と同時にキリギリスのように軽やかにお客様を迎える。商品知識や清掃などの見えない努力のうえに、自然な笑顔とおもてなしが生まれます。伎芸(ぎげい)型のおもてなしも、まさにこの調和の上に成り立っています。演出や工夫、声かけ一つにも「技」と「心」が宿る。お客様の「また来たい」を引き出すのは、ただの販売ではなく、人と人の温かなやりとりなのです。真面目に備え、しなやかに楽しむ。働くことと喜ばせることは、決して別のものではなく、つながっていると気づいたとき、日々の仕事も、人生そのものも、少しだけ優しく、誇らしく感じられる気がします。さあ、今日も笑顔を忘れずに。蟻の心とキリギリスの心、その両方を胸に、「笑倍」の一日を紡いでいきましょう。
2025.04.30
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気品と礼節を大切にする商売道はじめに 商売とは、単なるモノやサービスのやりとりではない。私は、そう確信しています。心と心をつなぎ、出会った人の人生に、少しでも温かさを灯すこと。それが、私たち商売人の本当の使命なのではないか。そう考え、日々、学び、実践を重ねてきました。 私の師であり、創業者である故・羽富正三は、こう教えてくれました。「商売の道は、心を磨く道である」と。 その精神を胸に、今、新たな挑戦にも踏み出しています。キッチンカー業界という新しい舞台で、アパレルブティック業界で培った**“伎芸型おもてなし商売道”**を注ぎ込み、差別化を図る。それが、私に与えられた次なる使命だと感じています。 この道のりの中で、私が大切にしている「おもてなしの心得」を、ここにまとめさせていただきます。【一、相手の立場になって考えること】 商売も人生も、まずは相手の立場に立って考えること。これが、すべての出発点だと思っています。 たとえば、ある日、クレープキッチンカーに小さな女の子とお母さんがやってきました。メニューを前に少し戸惑っている様子を見て、私は子どもの目線にしゃがみ、やさしく声をかけました。「どれが食べたいかな?ママと一緒に選ぼうね」 その瞬間、女の子はぱっと笑顔になり、お母さんも安心したように微笑んでくださいました。 一方的に売ろうとするのではなく、そっと寄り添うこと。これこそが、伎芸型おもてなし商売道の基本だと、改めて実感しました。【二、言葉と態度に、温かさを込めること】 言葉は、人の心を動かす力を持っています。だからこそ、丁寧な言葉遣いを心がけ、そこに温かい心を込めるようにしています。 ある日、杖をついたご高齢のご婦人が、コロッケキッチンカーに立ち寄ってくださいました。少し戸惑っている様子に気づき、少し大きな声で話しかけました。補聴器が目に留まったからです。 「ゆっくりで大丈夫ですよ。ゆっくりお選びくださいね」 たったそれだけの声かけですが、ご婦人は涙ぐみながら「こんなふうに声をかけてもらったのは久しぶりです」とおっしゃってくださいました。 言葉も態度も、かたちだけでは伝わりません。心からの温かさを込めること、それが何より大切だと、改めて胸に刻んだ瞬間でした。【三、感謝を行動で伝えること】 「ありがとう」という言葉は大切ですが、それを行動で示すことは、もっと大切だと感じています。伎芸『ぎげい』型おもてなし商売道の基本です。商品を受け取ってくださった方に、ただ笑顔を添えるだけではありません。荷物を持つ、小さな声にも耳を傾ける、時間を惜しまない。こうした積み重ねが、「この人から買ってよかった」と感じてもらえる信頼につながります。無駄話しからヒントをたくさん頂きます。 私は、ヒット商品を狙うよりも、フィットする接客を心がけています。その方の気持ちにぴったり寄り添えるか。これが、私の目指すべきおもてなしだと思うのです。【四、常に学び続けること】 どれだけ経験を重ねても、学びに終わりはありません。特に、キッチンカー業界という新しい世界に挑戦する今、私は一から学び直している気持ちです。 新しいメニュー開発、接客の工夫、イベント対応の柔軟さ……すべてが未体験の連続です。だからこそ、スタッフ達の意見にも素直に耳を傾け、自らも変化を恐れず挑戦しています。 商売に慣れたつもりになったとき、人は成長を止めてしまう。「マンネリこそが最大の敵」これは、私自身が肝に銘じていることです。【五、どんなときも、気品と礼節を忘れないこと】 忙しいとき、疲れたとき、思わず態度に出てしまいそうになることもあります。けれど、どんなときも、気品と礼節を忘れずにいたい。それが、自分自身を大切にし、相手を尊重することにつながると信じています。 ある寒い冬の日。汚れた手で財布を取り出しているご年配の男性に、私は「慌てないでくださいね」と声をかけ、除菌ウェットティッシュをそっと差し出しました。その方は、涙ぐみながらこう言いました。「こんなに温かい商売人がいるなんて、思わなかった」と。 この言葉をいただいたとき、「気品と礼節は、どんな商品にも勝る力を持っている」そう確信しました。【まとめ】 商売も、人生も、すべては人と人との関わり合いの中で育まれるものです。私は完璧な人間ではありません。まだまだ、反省すべきことばかりです。けれど、だからこそ、今日一日を丁寧に、謙虚に、心を込めて歩んでいきたいと願っています。 私の実践の基本は、「9勝6敗」。勝つよりも、負けたときにこそ、大切な学びがあると信じています。負けた相手から学びを得る。これが、私が剣道から学んだ「武道の精神」であり、そして今、商売道においても貫きたい考え方です。先輩社長様より「羽富さん、15勝を狙うと、力んでしまう。負けるが、勝であり、 価値(かち)を見つけるチャンスなんだ」と教えて頂きました。 心の研鑽(けんさん)。それは、創業者・羽富正三が一生をかけて追い求めた「心の経営」でもあります。 私が今歩んでいる道は、単なる自己満足ではありません。次の世代へ、次の起業者たちへ、この精神を伝えていくこと。それが、私に与えられた使命だと、深く自覚しています。 出会うすべての方に、心からの感謝と敬意を込めて。 多謝
2025.04.28
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全く見知らぬ相手からモノを買う際、購入者は「本当に信用できるだろうか?」「品質・対応・アフターケアは大丈夫か」といった不安を抱えます。ネット通販では顔も声も見えず、信頼の種を蒔くのは容易ではありません。本メソッドは「伎芸(ぎげい)」型おもてなしを、自己開示と真摯な共感をもって一瞬で“疑似親戚”のような心の距離を縮める技です。 1.“伎芸”とは境界を壊す演出術 伝統芸能の舞台で、演者が客席と一体化する「伎芸」。境界線を取り払い、観客の心を動かすその技を、見知らぬ相手と、まるで長年の知人のような親近感を感じさせる“舞台装置”を構築していきます。まるで,フーテンの寅さんの世界や,筑波山のガマの油売りのような縁日のパフォーマンスや大道芸のような感じです。 2.自己開示で人間味を伝える この日記では、失敗や葛藤を包み隠さず綴ることで読者の共感を誘い、「人間味こそが信頼の源泉である」と説きます。以下のポイントで自己開示を行いましょう。原点と挫折体験を具体的に:起業のきっかけ、家族との思い出、挫折から立ち直った過程など、赤裸々に語ります。あくまでも、主人公は、お客さまであることにフォーカスします。完璧でない自分をさらけ出す小さな失敗もあえて残します。失敗を隠さないこと。 「完璧でなくていい」という安心感を与える。 3.お客様の話題に寄り添う共感まずお客様に話題となる質問を投げかけます。純粋な共感を示すことが出来る雰囲気を最優先にします。例:「初めてのお孫さんの運動会、緊張されましたね」純粋な共感の一文例:「そのドキドキ、まったく同じ気持ちでした。私も、ワクワク,ドキドキ💓でした」と笑顔😀で接します。自らのエピソードをさりげなく重ねる例:「実は私も…”問いかけで対話を促す例:「〇〇さんはそのとき、どんな思いでしたか?」 この順序を守ることで、あくまでも主役はお客様。その安心感と共感が、自己開示を自然に受け入れる土壌を作ります。 4.日々の“心の研鑽”サイクル 自己開示と共感の質を高めるには、継続的な心の研鑽が不可欠です。私は毎日,実践を以下のサイクルで磨きをかけています。朝の内省(3分):今日開示する内容とお客様に共感すべきポイントをイメージします。コンテンツ作成前の意図設定:どの話題で共感を呼び、どの自己開示を行うかを明確化。夜の振り返り(3分):反省,気づきをチェックし、開示と共感が響いた度合いを自己評価。以上の“伎芸”演出術を通じて、見知らぬお客様とも一瞬で“疑似親戚”のような深い信頼関係を築くことができます。自己開示と純粋な共感を組み合わせ、日々の研鑽を継続することで地域活性化も図っています。参考になりますか?#ロコレディ#伎芸型おもてなし商売道#羽富 都史彰#キッチンカービジネス#お客様が主役
2025.04.25
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約1年かけて、書き上げました。色々な業種にアレンジ出来ます。人にフォーカスすることに気づき、25年近く日々実践しています。4月26日にはつくば市沼田わんわん🐶ランドさんでギフト🎁ショップがオープンします。サンスイグループであるわんわんランドさんとロコレディとのコラボ事業です。ぜひぜひ一度わんわんランドさんにお越し下さいませ♪
2025.04.22
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【ニュースの焦点は「型破りな温かさ」。キッチンカー発、時代を動かす『伎芸』型おもてなし革命】街角の小さなキッチンカーから、静かに、しかし確実に広がり始めている異質な潮流。それは、古都の伝統芸能「伎芸」のエッセンスを現代の商売に取り入れた、全く新しいおもてなしの形。『ぎげい』型おもてなし商売道は、単なるノウハウ本ではありません。疲弊した現代社会に、忘れかけていた「心の豊かさ」と「人との温かい繋がり」を再提案する、一種の社会実験なのです。なぜ、今、「伎芸」なのか?それは、効率化と合理化の名の下に失われつつある、人間ならではの 人と人の温もりの理解、して何よりも「相手を想う時間」が、ビジネスの現場においてこそ、真の価値を生み出すと私は確信しているからです。老舗旅館の仕組みから学び、料亭の 奥の間 で息を潜め、秘密にに隠された顧客心理を 分析 してきた私だからこそ語れる、 決まり切ったマニュアルを超えた心 の通ったおもてなしの「型」。それは、デジタル化が進む現代において、敢えて 日本人として 温もりを追求する世界。今の時代では、逆説的なアプローチ 界に一石を投じる人間味あふれる とも言えるでしょう。マスコミが 注目する3つのポイント* 異業種だからこそ、気づくポイント と融合: 伝統芸能と現代ビジネス。一見 すると、全く、想像のつかない 1つの世界が、どのように融合し、新たな価値を生み出しているのかは、独創的 な発想と 歴史・文化を考えたオリジナルな新たな視点を提案しています。* 「効率至上主義」への静かなる反抗: 短時間で 迅速的 な利益を追求する現代のビジネスモデルに対し、時間と手間をかけるおもてなし」が、長期的な顧客ロイヤルティと お客様を顧客様として繋がりを生み出す ことで、お客様から「あなたから、モノを買いたいのよ~」親族なような間柄 となり得るのが、この伎芸型おもてなし商売道の考え方になります。この手法は、まるで、「ウサギとカメの競争」ウサギは、カメを観て競争した。カメは、自分の目的は、山を目指すことが目的。* 地方創生、文化継承への 時代になってきました。人にフォーカスSることで、自店の魅力の発掘や伝統文化の新たな活用法を示唆する可能性を秘めています。 忘れつつある日本の「おもてなしの心」を、もう一度、もう一度私たちの力で リボーンする試みは、地域社会に刺激 を与えるかもしれません。キッチンカーの小さな窓口から始まる、大きな物語。伎芸型『ぎげい』型おもてなし商売道は、 欧米化したビジネスのあり方を 全面的にとりれるのはなく私たちが大切にすべき「 心を磨く 」を日々、実践すること。ぜひ、この機会に今、あなたが取り組んでいる仕事に、この考えを付加したら、もっと、もっと素晴らしい世界観が見えてくることを祈念しています。
2025.04.21
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スピーチライター・千葉佳織さんの「話し方の戦略」素晴らしい本です。何回も、読み直しします。私の『伎芸型おもてなし商売道』における話し方。その共通点と違いを、自分なりにまとめてみました。 スピーチライターの千葉佳織さんの「話し方」と、私が書いた『伎芸型おもてなし商売道』の中に出てくる「話し方」のスタイルについて、それぞれの特徴や共通点・違いを比べてみたいと思います。 まず、千葉佳織さんってどんな人かというと、有名人や経営者のスピーチを作るプロです。素晴らしい女性です。数多くのことを本から学ばせて頂いています。言葉の選び方や伝え方に、とにかくこだわる。「どう話すか」で人の心を動かせるって信じている人だと思います。 私の『伎芸型おもてなし商売道』は、接客や商売の現場でどう「心のこもった会話」をするか、その技術と心構えをまとめた本です。相手の心に寄り添いながら、温もりのある会話でファンをつくっていく方法が書かせて頂きました。 【共通点1:相手目線で話すことが大前提】 千葉さんも私も、「自分が何を言いたいか」じゃなくて、「相手がどう受け取るか」を一番に考えています。千葉さんの場合は、聞き手が「どう感じるか」「どう受け止めるか」に敏感です。だからこそ、難しい言葉よりも、感情に響く言葉やストーリーを選ぶんでいると感じました。言い方ひとつで、イメージが変わってしまう。この面は、私の一番マネしたいところです。 私も同じで、お客さまの表情やその日の天気、ちょっとした一言の反応を見て、会話の内容やトーンを変える。ステップアップ表でも、「挨拶→天気→問いかけ→アドリブ→ビジネストーク」と段階を踏むことで、相手の気持ちに寄り添った会話を大切にしています。日々、実践です。毎日、毎日が勉強です。 【共通点2:準備がすべて】 千葉さんは、スピーチの前に相手や場の雰囲気を徹底的にリサーチします。相手の価値観や関心ごと、会場の雰囲気まで把握したうえで「この言葉なら届く」というワードを準備しておくんですね。 私の接客も似ていて、「一見、アドリブに見えるけど、実は日々の訓練の積み重ね」があるんです。たとえば、朝礼で失敗談をシェアして、どんな会話が良かったか悪かったかを話し合うようにしています。反省して、次への対策のようにしています。失敗を素直に、反省している毎日です。(妻にも、よく注意を受けます。中小企業診断士の先生からも、アドバイスを受けます。)その積み重ねが、自然で心地よい“アドリブ力”のヒントにしています。 【共通点3:「愛」がベースにある】 ちょっと照れくさい言い方かもしれませんが、千葉さんから学び、「言葉は愛情を届ける手段」だと私も同感です。千葉さんは「相手の心に寄り添うスピーチ」を目指し、私は、「AIの時代だからこそ“愛(AI・・・アイ)”が大事」と思います。実際に『伎芸型おもてなしステップアップ表』にも、“AI(人工知能)”じゃなく“愛(ハート)”の心で接することが大切だと書いています。 では、ここからは「違い」について、まとめてみました。 【違い1:話す“場”と“目的”】 千葉さんの話し方は、どちらかというと「一対多数」の場が多いです。大勢の前で話すスピーチとか、プレゼン、記者会見。つまり、「聞かせる」話し方が中心です。だから構成力や言葉の説得力がめちゃくちゃ大事だと感じ取りました。 私の話し方は「一対一」や「小さな接客(応対)の場面」が中心です。つまり、「話しかける」「寄り添う」ことが重要で、相手に安心感を与えたり、親近感を持ってもらったりするような言葉選びにフォーカスしています。 【違い2:感情の見せ方】 千葉さんのスピーチは、計算され尽くした“感情の流れ”を作ります。「ここで共感して、ここでちょっと泣きそうになって、最後に希望を感じてほしい」って感じで、聞き手を感情で引っ張る設計がされてます。(このようなストーリーも、、将来的にはぜひ、身に付けたいと考えています。) 私は、素人です。日常言葉を中心にもっと日常的で自然な感情の出し方。時には失敗談を話したり、笑いを交えたりして、人間味を感じさせる。時には、早口だったり、言葉につまずいたり、完璧じゃないけど温かい、そんな感情の表現を大切にしていこうと考えて伎芸型おもてなし(パフォーマンス)を行っています。 【違い3:「話す人」と「話す内容」の関係性】 千葉さんは、話す人と内容の一貫性をすごく大切にします。「その人が言うから説得力がある」という信頼感を作るんですね。だからスピーチでは、「その人の人生に基づいたエピソード」を盛り込んでいると感じました。将来的には、身に付けたいです。 私のスタイルは、むしろ「誰が話しても自然にできる」ようにノーマルな仕組み化(ガイドライン)としています。だからこそ、伎芸型おもてなしではステップアップ表を使って、スタッフみんなが同じように“心のこもった会話(快輪)”ができるようにしています。個性も大事だけど、「基本の型」があるので、マスターしやすいように考えました。 【まとめ】 簡単に言うと、千葉さんの話し方は「大勢の心を動かすための設計された言葉」、私の話し方は「目の前の人と信頼関係を作るための温かい会話(快輪)」。 どちらも「相手の心に届く」って意味では同じですが、山の登り方が、少し違います。富士山に例えるなら、静岡県側と山梨県側の違いでしょうか?最終目的は、同じです。 共通しているのは「自分のためじゃなく、相手のために話す」ってこと。相手を想う心こそが、これからの時代に求められる“話し方の本質”なのかもしれませんね。まだまだ、勉強していきます。千葉さんの本から、数多くの学びを得ています。有難うございます。
2025.04.18
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伎芸型おもてなし商売道の要点とは?「伎芸」とは何か「伎芸(ぎげい)」は、単なる技術や芸ではなく、心を込めた接客やサービスの総称。お客様一人ひとりに合わせた対応を重視し、真心を持って接することが基本。商売の基本姿勢利益追求だけでなく、お客様の満足と信頼を第一に考える。長期的な関係構築を目指し、リピーターを増やすことが重要。日常の中の「おもてなし」挨拶や笑顔、気配りなど、日常の小さな行動が信頼を築く鍵となる。お客様のニーズを先読みし、期待を超えるサービスを提供する。エリート情報無料配布紙「笑倍人日記」の実践例羽富氏自身の体験や観察をもとに、実際の接客現場での体験談や失敗例を紹介。具体的なエピソードを通じて、伎芸型おもてなしの実践方法を学べる。教育への応用義務教育に取り入れることで、子どもたちに正しい商売の在り方や倫理観を育む。将来的に、誠実なビジネスパーソンを育成し、社会全体の信頼性向上に寄与する。 このように、『伎芸型おもてなし商売道』と『笑倍人日記』は、商売における真の「おもてなし」の精神を具体的に示しています。これらの教えを日々の業務や教育に取り入れることで、信頼される商人やビジネスパーソンを育てることができると確信しています。#義務教育で道徳心を育てる#間違った商いを是正する#ロコレディ#伎芸型おもてなし商売道
2025.04.17
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ロコレディでは、ワークライフバランスではなく「ワークライフインテグレーション」を基本に据えた人事制度を導入しています。この考え方は「仕事」と「私生活」を分けず、両者を調和させて生きることを目指すもので、スタッフ一人ひとりのライフスタイルや事情に応じて柔軟に働ける環境を整えることを重視しています。 その実践として、店舗ごとにスタッフと店長が話し合い、曜日ごとに出勤時間や休憩、退勤のスケジュールを“ジグソーパズル”のように調整。介護や育児、学業などの事情を持つスタッフでも、無理なく仕事と両立できるよう配慮されています。 また、1994年に考案された「オーダー・メイド型雇用人事制度」により、個々の能力や働き方に応じた評価と役割分担を実現。近年はさらに「相思相愛の人間関係」を重視し、スタッフ同士が思いやりを持って働ける風土を育てることで、離職率を下げ、勤続年数の向上につなげています。 こうした仕組みの根底には、私の考えとしての「人の可能性を信じて引き出す」姿勢と、「感謝と愛を循環させる経営」があります。現場の声を尊重しながら、持続可能な働き方を実現するロコレディの人事制度は、これからの時代にふさわしいモデルだと確信しています。まだまだ微調整が必要な人事制度です。
2025.04.15
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接客は“さらけ出し”が基本 ――伎芸『ぎげい』型おもてなし商売道の真髄とは? 「接客とは、隠さず、飾らず、さらけ出すことから始まります」――これは、伎芸『ぎげい』型おもてなし商売道における基本的な考え方です。商品説明や丁寧なお辞儀、マニュアル通りの笑顔も大切ですが、もっと大切なのは、“人間としてのおつきあい”をつくること。そのためには、まず自分から心を開いて、素の自分でお客様と向き合うことが欠かせません。お客様との距離を縮める最短ルートは、「トーク」にあります。ただしそれは、セールストークではありません。たとえば「昨日、高校生の自分の子どもに怒られちゃってさ」とか「勉強しないから、注意したら,ママだって,勉強してなかった。ーばあちゃんが言っていたよ。ママの子だから成績が悪いんですよ」といった、日常生活の話題や等身大の自分を出す“さらけ出しトーク”です。こうした一言が、お客様の心をほぐし、「あ、私の家庭と同じだ」と親しみを生むのです。昭和の名物芸人・毒蝮三太夫さんは、まさにこの“さらけ出し芸”の達人です。「ばばあ、元気か!」という過激な言葉が通じるのは、長年にわたり彼が人間としての信頼を積み重ねてきたからこそ。彼は、相手の心を開くために、まず自分を全開でさらけ出しているのです。伎芸型おもてなしも同じ。接客を「演技」ではなく、「即興劇」として捉えます。そこでは、お客様も演者であり、販売員もまた演者。お互いが台本のない会話を楽しみながら、ひとときの舞台を共に創るのです。笑い、共感、時には失敗談も、すべてが“ネタ”になります。「さらけ出す」ことは、勇気がいります。しかし、そこには“人間の厚み”がにじみ出ます。そういう接客に触れたとき、お客様は「この人にまた会いたい」と思うのです。だからこそ、伎芸型おもてなし商売道は、ただの接客技術ではありません。これは“人間力を磨く道場”です。そして、あなた自身の人生経験こそが最大の武器になる。飾らない自分で、お客様と心を通わせる。それが、伎芸の真髄なのです。笑倍にしたい。伎芸型の勉強会を立ち上げるべき行動もしていきます。オーダー・メイド型雇用人事制度と技芸型おもてなしは、夫婦のような関係だと思います。2つの考えが必用だと思います。いかがでしょうか?
2025.04.14
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単なるサービス業の枠を超え、接客に「芸」を取り入れることで顧客との深い関係性を築く独自の接遇哲学と考えています。このスタイルは、売上至上主義から脱却し、心と心を通わせる“おもてなし”を重視する。ここでは、その伎芸型の精神と、日本の代表的な芸人である綾小路きみまろ氏と毒蝮三太夫氏との共通点と相違点を明らかにしながら、両者の「芸」と「人間力」がいかに接客業と重なるのかを紐解いていく。共通点1:観客=お客様との距離の縮め方に長けている伎芸型おもてなしの本質は、ただ商品を売ることではなく、「また来たい」「この人に会いたい」と思わせることにある。綾小路きみまろ氏は、中高年女性をターゲットにした自虐的かつ愛ある毒舌で知られ、笑いと共感を同時に引き出す。毒蝮三太夫氏もまた、高齢者に対して過激な言葉を使いながらも、どこか温かく、親しみやすい“毒”を武器にしている。両者とも、初対面の人でも心を開かせる「間合い」と「空気の読み方」に長けており、これは伎芸型商売道において接客者が顧客との心理的距離を縮める術と非常に近い。共通点2:芸の根底にある“相手本位”の精神きみまろ氏のステージは緻密に構成され、観客が「私のことを言われている」と錯覚するほどターゲットを明確にしている。毒蝮氏もまた、ラジオの街頭中継で高齢者の生活や悩みに寄り添いながら本音を引き出していく。これらは「自分を表現する芸」ではなく、「相手を輝かせるための芸」であり、伎芸型おもてなしの要諦である「相手本位=顧客中心主義」に通ずる。商売においても、顧客の笑顔や安心を最優先にする姿勢が、結果的に信頼や売上につながる。相違点1:笑いの“毒”の扱い方伎芸型商売道では、基本的に顧客に対する言葉は「敬意」や「いたわり」が前提であり、言葉の毒は最小限に抑えられる。一方で、綾小路氏や毒蝮氏は、あえて“毒”を混ぜることで笑いと親近感を生み出す。毒蝮氏の「ばばあ、元気か!」という言葉は、他者が言えば暴言だが、彼が言うと笑いと励ましに変わる。これは長年の信頼関係と人柄に裏打ちされた“芸の技術”であり、商売における接客者が安易に真似すれば、顧客を傷つけてしまうリスクがある。つまり、伎芸型商売道は、より普遍的かつ再現可能なスタイルである一方、彼らの芸は個人のキャラクターに強く依存している。相違点2:芸の発信媒体と環境伎芸型おもてなしは、商いという「場」における対面接客が前提である。顧客の反応をリアルタイムで感じ取り、その場で空気を読んで行動を変える即興性が求められる。再現性が可能だと考えました。アドリブ部分は毎回毎回の鍛錬から身につけていく。ーと考えている。一方、綾小路氏のステージはある程度構成された「演目」であり、毒蝮氏もラジオというメディアを通じて活動している。メディア芸と現場芸では、その即興性と対応力の質が異なる。接客業では“台本なき舞台”に立ち続けることが求められ、その意味で伎芸型は“即興芸”に近い。ーと感じる。伎芸『ぎげい』型おもてなし商売道は世代を超えて,笑いたくなる環境作りが基本となります。結論伎芸『ぎげい』型おもてなし商売道と、綾小路きみまろ氏・毒蝮三太夫氏の芸には、多くの共通点がある。とりわけ「相手を主役にする」という本質は一致しており、相手の笑顔や共感を最終目的に据える点では同じ道を歩んでいる。しかし、彼らの芸は個性に根ざし、一種の“達人芸”であるのに対し、伎芸型商売道は仕組みとしてスタッフ教育にも応用可能な“型”であるという点で異なります。そのため、接客業においては彼らの芸の精神を参考にしつつ、伎芸型としての普遍性と再現性のある「おもてなし」を追求していくことが現代の商売道において重要であるーと考えている。#伎芸型おもてなし商売道#ロコレディ#羽富 都史彰#道の駅常総
2025.04.13
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伎芸『ぎげい』型おもてなし商売道──週末は誰かの笑顔のきっかけに! 平日はアパレル店舗関連の仕事をしています。 私は、週末になるとキッチンカーの前にA型看板を立てて、お客様との会話を楽しみながら販売のお手伝いをしています。でも、ただの「売る」仕事ではありません。むしろ、話すこと、笑い合うこと、時には世間話で盛り上がることのほうが大切だと感じています。 そんな中、最近ではキッチンカー前にとどまらず、道の駅の店内や商店街、イベント会場など、場所を変えて活動することが増えてきました。時には、私のところとは関係のない商品をPRすることもあります。イチゴやお米、おにぎり、芋けんぴ、メロンパン、餃子、お弁当、焼き芋…。お客様から「なんで他のお店のものを宣伝してるの?」と不思議がられることもしばしば。 でも、私は思うのです。「関係ない」なんてことはないのだと。ご縁があって出会った仲間たちの作った商品は、もう私にとっては“身内”のようなもの。親戚の頑張りを応援するような気持ちで、ついつい「これ、美味しいですよ」とお勧めしてしまう。それが私にとっての“伎芸(ぎげい)型おもてなし商売道”なのです。 「伎芸」という言葉には、“芸”という響きがありますが、私が大切にしているのは、飾らない、自然なやりとり。まるで近所の井戸端会議のように、気軽に話せて、笑いあえるような空間づくりを心がけています。お客様との会話の中で、「うちの孫もね…」なんて話になったり、「昔はこんな店があってね」と昔話に花が咲いたり。そんな時間が、私はとても好きです。 つくば市沼田の「つくばわんわんランド」さんや、道の駅常総、商店街などでも、私はこの“独特の雰囲気”を持ち込んで、今日も誰かとおしゃべりしています。商品だけでなく、その人の表情、声のトーン、ちょっとしたしぐさに心を配りながら、その場に合った空気を読み取り、笑顔のきっかけをつくる。それが、私にとっての“商売道”であり、“おもてなし”の本質だと思っています。 効率を求めるなら、黙って並べて売れば早いのかもしれません。でも、私はあえて時間をかけて、立ち止まってくれるお客様と向き合います。アンケートをお願いすることもあります。「どこから来たの?」と聞くだけで、「実はね…」と話が広がり、気がつけば笑い声があふれています。 ママさん世代の方から、「こういうおしゃべり、久しぶりだわ」と言ってもらえたり、ご年配のお客様が「あなたと話して元気が出た」と言ってくださることがあります。そんな言葉が、私の原動力です。 ワクワクする商品だけでなく、ワクワクする“時間”や“出会い”を届ける。そんな想いで、今日も私は看板の前に立ちます。小さな会話の積み重ねが、やがて地域のつながりを育て、大きな笑顔の輪になっていく。そんな未来を信じて、これからも“伎芸型おもてなし”を続けていきたいと思っています。
2025.04.12
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「本物の商い」と「まやかしの商い」を見抜く力とは??? ~義務教育に今こそ必要な“伎芸型おもてなし商売道”の教え~ 現代は、SNSやネット広告が発達し、誰もが簡単に“商売人”を名乗れる時代です。しかしその一方で、ネズミ講まがいのビジネスや、上辺だけのおもてなしで消費者を惑わす“まやかしの商い”も横行しています。そんな時代だからこそ、真の商いとは何かを子どもたちに教える教育が必要ではないでしょうか。 私が考えた「伎芸」とは、手間を惜しまず、自分の技と心を磨き、相手に喜んでもらうための“技術の芸”のこと。つまり、効率や利潤追求を第一とするのではなく、“目の前のお客様に心から喜んでもらう”という商いの原点に立ち返る道です。人にフォーカスの時代です・だからこそ、「あえて、伎芸」としました。 この「伎芸型」の考え方が義務教育に取り入れられれば、子どもたちは将来、商品やサービスの“中身”を見抜く力を養えるようになります。たとえば、安易な儲け話に飛びついたり、聞こえの良いフレーズに流されるのではなく、「このビジネスは誰を幸せにしているのか?」「誰かが損をしていないか?」といった倫理的な視点で物事を判断できるようになるのです。 「気品と礼節」モットーに、まずは「挨拶」から始まり、「季節や天候の話題」「お客様への問いかけ」「アドリブ(柔軟な応対)」「ビジネストーク」へと段階的にスキルを高めていきます。これは単なるマニュアルではなく、自分の人間性を磨きながら、相手と向き合う姿勢を育てる道筋です。子どもたちがこの流れを学ぶことで、将来、たとえどんな職業に就こうとも、人を大切にする心を失わない「本物の商人」になる基盤が育まれるでしょう。 まやかしの商売は、一時的には繁盛するかもしれませんが、やがて信頼を失い、社会に害を与える存在になります。だからこそ、真心と伎芸で築く「伎芸型おもてなし商売道」を、早い段階から体感的に学ぶことが、持続可能な社会づくりへの第一歩となるのです。 本物を見抜く目を持つ子どもたちが増えれば、インチキ商売やネズミ講のような不誠実なビジネスは淘汰されていくでしょう。商いとは、信用の積み重ねであり、愛(AI)を込めた人間味あるやりとりで築かれるもの。そんな哲学を、今こそ義務教育に必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか?
2025.04.11
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題名「商人は、笑人(しょうにん)として生きるべきか???」 ある土曜日に道の駅常総で、思いがけない言葉をいただいた。「今日はね、今までで一番楽しかったのよ」声をかけてくださったのは、70代半ばとおぼしき品のあるご婦人。これまでに五回以上、この場所にご家族と訪れているという。買い物は毎回楽しいけれど、今日は格別だった、と。「実はね、あなたのことを15分以上観察していたの」少し驚いた。けれど、すぐにその言葉の続きが、私の胸の奥にじんわりと沁みてきた。「一人ひとりのお客様に丁寧に挨拶して、深く頭を下げていた。子どもたちには「ありがとう」のシールを渡して、『親孝行してね』って声をかけていたでしょう。コロッケも買っていない私たちにまで『お気をつけてお帰りください』と声をかけてくれていた。その姿に、どうしても話しかけたくなったの」商工会の役員もされているんでしょう? 商人仲間のことも語っていましたよね。自分の商売だけじゃなくて、みんなのことを考えてる。その姿が素晴らしい、と。私にとっては、日々の営みの中で自然にしていることだった.けれど、そんな姿を静かに見守ってくれた方がいた。その存在が、どれほど励みになったことか。正直言って、うれしかった。本当にうれしかった。時にふとよぎる。「こんなこと、おせっかいじゃないか?」「誰かにとっては、うるさく思われるんじゃないか?」と。でも私は、やはりこのスタイルをやめることはできない。無理に演じているわけじゃない。ただ、心からそうしたいだけなのだ。私は、商人(あきんど)とは「笑人(しょうにん)」だと考えている。売上を追うだけの存在ではなく、笑顔をつくる人でありたい。商品と一緒に、温かなひと言を届けたい。お客様の心に、ふっと明かりが灯るような。そんな商いがしたい。志賀直哉の『小僧の神様』を思い出す。無償のやさしさが、どこかの誰かの背中を押していく。そんな物語を、私も日々の現場で紡ぎたい。週末には、出来るだけ、私は道の駅常総や、つくば市沼田わんわんランドに立つ。心を込めて、深々とお辞儀をしながら。「ありがとうございます」「お気をつけてお帰りください」たったそれだけの言葉だけに、私の心を込めておもてなしをします。(多謝)
2025.04.06
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次の時代を見据えて、行動していきます。3.11以降に、数多くの災害に遭いました。でも、常に、どうしたら良いかを考えて行動してきました。現在は、つくば市沼田にあるわんわんランドさんのギフトショップのプロヂュースをスタッフの皆さんと打ち合わせしながら、オープンに向けて、準備をしています。オーナーである東郷様より、依頼を受けて一緒になって、お客様のご要望に応えられるように動いています。東郷様とは、先代からのお付き合いになります。もう60年以上のお付き合いになります。商売を通じて、仲良くさせて頂いています。月に、何度か打ち合わせをしたり、経営について、いろいろ学ばせて頂いております。人生の師でも、あります。アパレル業界の仕組みを模索しながらも対応を考えております。お客様への満足とは???経営者の仕事は、決断力です。非難されることもありますが、会社を守る。そして、地域に根付いた経営をしていくには?どうしたら、良いかを考えています。成功を成幸(せいこう)と考えています。
2025.04.04
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地域と連携した「商い教育」の可能性 〜未来のビジネスリーダーを育てる新たな学び〜 近年、教育の現場では「商い」の重要性が改めて見直されています。単なる売買のスキルではなく、人とのつながりや倫理観を大切にする商売のあり方を学ぶことは、これからの時代を担うビジネスリーダーを育成する上で欠かせません。その中で、「道の駅」や「商店街」「商工会」といった地域資源との連携が、新たな教育アプローチとして大きな可能性を持っています。 実践を通じた学びの場としての地域活用 例えば、「道の駅」や商店街では、生徒たちが地元の特産品販売やマーケティングを実践するプロジェクト型学習を展開できます。単なる机上の学習ではなく、実際にお客様と接しながら商品の魅力を伝え、販売を行うことで、コミュニケーション能力や創意工夫の力を養うことができます。また、売上の一部を地域の福祉や環境活動へ還元する仕組みを作れば、地域貢献の意識も高まります。 さらに、私自身が提唱する「伎芸(ぎげい)型おもてなし商売道」を取り入れることで、商売を単なる取引ではなく、相手を喜ばせる文化として学ぶことができます。笑顔や会話(快輪)を大切にする営業スタイルを身につけることで、信頼関係の構築や共感力の大切さを体感できるのです。 商工会との連携によるリアルな学び また、地元の商工会と連携し、経営者や職人が直接学校で授業を行う機会を増やすことも有効です。成功事例や失敗談を交えたリアルな話を聞くことで、商売のやりがいや課題、誠実さがいかに大切かを学ぶことができます。 例えば、「なぜ長年愛されるお店があるのか」「地域に根付く商売とは何か」といったテーマで講義を行えば、生徒たちが商売を単なる利益追求の手段ではなく、社会や地域とつながる営みとして捉えられるようになります。こうした実践的な学びが、将来的に地域の活性化にもつながっていくと確信しています。地域全体の活性化につなげる教育モデル学校の先生では、机上の理論だけの指導になります。商いの学校を高校の商業科でも、生の商人の声を聴く機会は、少ないと思います。今は、心の経営の時代です。 このような取り組みは、単に子どもたちの学びにとどまらず、地域全体にも大きな影響を与えます。商売を学んだ若い世代が地元の魅力を再発見することで、地域の活性化につながる可能性があります。また、地域住民との交流を通じて「商い」の価値や意義を共有する場にもなり得ます。 こうした「商い教育」を義務教育の一環として取り入れるには、教育委員会や地域団体との協力のもと、適切なカリキュラムを設計する必要があります。しかし、その価値は計り知れません。商売を通じて人とのつながりを学び、地域の未来を担う子どもたちを育てるこの取り組みは、新しい教育モデルとして大きな可能性を秘めています。 未来を見据えた人材育成の一環として、ぜひ「商い教育」の導入を検討していただければと思います。地域と学校が手を取り合い、新しい学びの場をつくることで、これからの社会に貢献できる次世代リーダーを育てていくことが、、商人の義務と責任かもしれません。#伎芸型おもてなし#ロコレディ#心の経営#電子書籍「伎芸型おもてなし商売道」
2025.04.01
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