チェコに来てからは、特に年末にということはなくなった。年末に体調を崩すことはあっても、それは年末だからではなく、年末にたまたま寒波が襲ってきて、体が耐えられなくなるというのが、体調を崩す理由だった。日に日にゆっくり気温が下がっていってくれるのであれば、まだ対応できるのだけど、気温の上下動が激しいのには、特に冬の寒さの中では対応し切れない。
今年も、10月だったかなに、一気に冷え込んだときに、体調を崩しかけて何とか持ちこたえたのだけど、11月末の気温の低下と降り始めた雪には耐えることができなかった。もともと南国の人間には、毎年毎年、寒さと雪に慣れるまでにしばらく時間がかかるのである。ありがたいのは、すでに雪がやんで融け始めていることで、街を歩いていると屋根の上が通りに落ちてきて危険を感じることはあるけど、雪が降り続けて街が雪に覆われてしまうのに比べればはるかにましである。今回は融けてくれたみたいなので、ほっと一息というところ。
街が雪に覆われること自体はかまわないのだ。ただ、最初の積雪からではなく、徐々に積もる雪が増えて、こちらが寒さと雪に慣れたころにそのようになってほしい。それならこちらの体も寒さになれて多少寒さを感じるような格好で外に出ても問題ないし、汗もかきにくくなっているはずなので、暖房の効きすぎた室内で汗をかいたまま外に出て、風邪を引くということもしにくくなる。
以前は、風邪を引くと、風邪を引きかけると、必ず熱が出て咳と鼻水が止まらなくなるところまで悪化して平日は無理やり仕事にでて、週末寝込まなければ直らなかったのだが、最近は年をとったせいか、微熱状態で咳も鼻水も中途半端な状態が続くことが多い。タイミングよく十分以上の睡眠を取ることができたらそのまま治り、失敗すると悪化して寝込むことになる。去年の末から今年の初めにかけては、これに失敗してしまったせいで、一年連続毎日ブログを更新するという目標を、直前で達成できなかったのだ。
しかし、最悪なのは、風邪を引いたのか引いていないのかわからない状態がずるずると続くことで、風邪を引いてしまった場合には、開き直って無理をするか、諦めて寝るか決断もつけやすいのだけど、無理をしている自覚もないまま、良くも悪くもならない状態でバランスをとるような形になってしまう。頭が痛いというよりは重く、何も考えられないのではなく、考えられるけれども、まともなことが考えられない。ここしばらく、森雅裕の作品をネタにしながら、自分でも何とも中途半端名だなあという文章を書いてしまっているが、それはひとえに体調のせいで、頭がまともに働かないからである。
尾篭な話になってしまうけれども、結構お腹にも来ているので、文章を書いている最中にトイレに向かう機会も多いし、って、インフルエンザのかかりかけってことなのかなあ。おまけに昼間やたらと眠いし、昼間だけでなくて朝も夜も眠いけど、昼食後の眠さが耐えられないほどに辛い、今日は昼食なんてとってる余裕がなかったから、そこまで眠くはならなかったけど、うちに帰ってから、スラビアとオストラバのサッカーの試合を見ていたら、試合があんまり面白くなかったのと、オストラバのファンが持ち込んだ発煙筒をがんがん焚きやがったせいで、煙で選手もボールもよく見えいない時間が続いたのとで、寝てしまいそうになった。バロシュがPKよこせで大騒ぎしているので目が覚めたけど。
こんなしょうもない文章を長々と書くのもあれなので、この辺でおしまいにしよう。体調が悪いと文章の質もてきめんに落ちてしまう。元が高いというわけではないけどさ。久しぶりに愚痴になってしまった。
12月2日23時。
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