蛇口取付タイプなので、不格好ですが、カートリッジも販売されていて、今回が3回目の交換です。
一応、900Lの液晶表示で、2年ほど使用できます。
カートリッジ自体は、2~3,000円ですから、美味しい水が飲めると思えば安いですよね。
使い方もあるでしょうが、切替があれば、年間1,000円チョットでおいしい水が飲めるんです。
今時は、ショッピングモールやスーパーに行けば、ウォーターサーバーの勧誘がありますが、あのデカい機械を設置しなくとも、マイホームの場合は浄水器用の蛇口をお勧めします。
水道水とミネラルウォーター
特に水道水を直接飲めないわけではないですが、マイホームを建てたばかりの時は、特に新しい水道管の匂いがしてしまいます。
以前はよく、2lのペットボトルをまとめ買いしていましたが、頻繁にとなればもったいないですよね。
そこで今回はミネラルウォーターと水道水を比較して、どんな所が異なるのか調べてみました。
ミネラルとは
水に含まれても良いミネラルとは、日本の場合、13元素が定められています。
・亜鉛
・カリウム
・カルシウム
・クロム
・セレン
・鉄
・銅
・ナトリウム
・マグネシウム
・マンガン
・モリブデン
・ヨウ素
・リン
以上13成分が体内では作られないが、人間に必要なもので適度な量を摂ったほうが良いようです。
水道水が不味い理由
ミネラルウォーターが美味しい、水道水が不味いとしたとき何が異なるのでしょう。
水道水に特にミネラルが入っていないというわけではなさそうです。
ミネラルウォーターと水道水に入っている成分の中で、ナトリウムやマグネシウムなどは、ほとんど変わりがないそうです。
では、何が不味い成分なんでしょうか。
その原因は、浄水場で殺菌のために使用する塩素、その投入に伴い発生するトリハロメタンが溶け込んでいるからのようです。
この浄水場で塩素殺菌で発生する「トリハロメタン」は発がん性物質です。
その外にカビ臭や泥の匂い、錆びや鉛、有機物などの成分も含まれています。
水道水は飲料できない水を浄化し、飲める基準値内の水質にしているということだけです。
よって、取水地の状況や、マンションや屋内のパイプ、地域の水の使用頻度などにより刻々と味も変わります。
マイホームでは、入居から7年ですが、まだパイプの味がします。
また、夏になれば、取水地のダムの水が少なくなり、悪いことにダムの上流には町があるため、泥くさい水になってきます。
言い換えれば、美味しさ不味さもバラバラだということが言えると思います。
沸騰とトリハロメタン
以前には不味い水道水は、沸騰消毒「沸騰させれば美味しくなる。」なんて言われていました。
ところが、水道水を沸騰させるだけでは消毒はできません。
トリハロメタンの除去は、沸騰してから15分〜20分沸騰させ続けなければ除去できないのです。
言い換えれば、沸騰したから火を止めても効果が無いといういうことです。
さらに良くないのは、沸騰してすぐに火を止めた場合トリハロメタンが一番発生しやすくそのまま残ってしまいます。
沸騰して美味しく飲むというのは無理がありますよね。
ミネラルも減るのか?
素朴な疑問ですが、浄水器を使った時に水道水に含まれているミネラルはどうなるのか。
いろいろ調べてみれば、基本的にはミネラル成分は浄水器のろ過を通過するようです。
したがって、ミネラル分は、その地域の水道水の成分を保ったままだそうです。
結果的に、その地域の水道水の体に良くない成分や不味い成分を除去するのが浄水器ですね。
と考えれば、蛇口取付タイプの浄水器は、ウォーターサーバーやボトルのミネラルウォーターと比較すれば、一番経済的に飲める美味しい水と言えるのではないかと思います。
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