ビルトインガレージを作ることは決まりましたが、これによって悩んだのは、扉をどうするのかでした。
ガレージといえばシャッターが定番ですが、ちょっと気になったんです。
初めは、なんといっても、あのシャッターの上げ下げ時のガラガラ音がいやだったんです。
朝や夕方、車の出入り、近くにシャッターのある人なら分かると思います。
日々の生活を想像するとシャッターはとても不便です。
マイホームの車庫はキッチンからガレージへのドアもあります。
ビルトインガレージのメリットは、用事があった時に直接ガレージにアクセスできるからにほかなりません。
家庭内ゴミを一旦は、生ごみ・燃えるゴミ・ビール缶やペっとボトル、全てゴミの日が異なり、一旦保管する必要があります。
冬のファンヒーターの暖房には、灯油置き場や給油の必要もあります。
DIYやガーデニングなど色々な趣味や作業の時に、玄関を出入したり、シャッターの開け閉めしたりは面倒です。
ガレージへの出入りもシャッターはとても不便です。
シャッターの電動化も考えましたが、あのノンビリした上げ下げにイライラしたり、上がりきらずに止めて屈んで出入りなんてシーンも想像できることです。
跳ね上げ式の木製シャッターや、アルミやスチール製の蛇腹や、折戸、吊戸も検討しましたが、引戸が一番便利だという結論に至りました。
丁度、ベランダ下で、横には玄関屋根があるため、直接雨がかかることはほとんどありません。
引戸のガラガラ音は、シャッターの金属音とは異なり、木質系の音で趣があります。
わがままを言って作ってもらいました。
跳ね上げ式など木製シャッターは、雨に対するメンテナンスが必須になってきますので、よく考える必要があります。
折角取り付けたのに、雨や汚れで汚いのはいただけませんよね。
2020年10年後の木製ガレージ扉の感想など。
10年ほど経ちましたが、ガレージ内は既に物置です。それでも、屋外には車の駐車のみですから傍目からはスッキリかと思います。
ガレージ扉はというと、特に不具合は無く、車の出入りが無いので3枚引戸ですが1枚の開け閉めのみです。
不具合というより、2019年の台風か低気圧の時に、風雨がガレージ扉に直接吹き付ける時がありました。
内側に雑巾と、外側扉の腰下にビニールを張って対処しましたが、想定外の風雨でした。
引戸レールの外側に多少の段差や排水溝があれば良かったかなかなと思います。
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