フィンヒーターは清掃すれば長持ちする。
ファンヒーターの清掃と一言で言っても、色々あると思います。
ダイニチファンヒーターの日常点検
外観の清掃は、「掃除機で吸気口の掃除機で清掃すること。」です、週に1回は掃除機で清掃することは、取り扱い説明書の筆頭に書いてあることです。
一ヵ月に一回の点検
・「対震自動消火装置」の作動点検、「燃焼中に本体をゆすり、消火するか確認。」
・「気密油タンクの給油時消火装置」の点検。
・「油受皿内の点検」 など、色々あります。
実際の日常点検では、後面の吸気口のホコリが目立ってきたら清掃する程度。
それに、ファンヒーターの使い初めに、灯油の受け皿内にホコリがたまって黒くなっていないか確認する程度でしょうか。
複数台あれば、日常点検をメーカーの実行するとすれば、大変な作業時間になると思います。
ただ、店舗や作業場など、使用環境や使用時間によっては、日常点検を欠かさず実行したほうが、故障の防止、それによる火災防止など防げるのではないかと思います。
ダイニチファンヒーター内部のホコリ取り。
ファンヒーターの日常点検でのホコリ取りはファン後面のみてすが、今回の清掃では、ファンや外面の鋼板を外して、内部のホコリを清掃しました。
内部清掃するために外すファン・鋼板。
ダイニチのファンヒーターの分解は、十字ドライバー一本で分解可能、いたって簡単です。
・ファン部分の格子は4か所で固定、ファンモーターの取り外しも4本のネジです。
・天板は、両サイドと後面の3本でのネジ。
・前面は、下部両サイド2か所で固定してあります。
合計13本のネジを外せば大部分の外側の部分が外せます。
ワンポイント、ファンへの給電線が後面の格子部分に巻き込み防止のためにクリップで留めてあるので、ラジオペンチで外せば清掃も楽です。
ファンの羽根に一番ホコリがたまる。
これまで、何度か他のヒーターの清掃もしましたが、ホコリが溜まるのは、ファンの羽根そのものです。
大部分のホコリは、空気の取り入れ口のメッシュに溜まり、掃除機で取り除かれます。
メッシュをすり抜けたホコリは、ファンの羽根やモーター周りに付着積っていきます。
それ以外は、内部の金属面や、下部に蓄積していきます。
清掃は掃除機などの身の回りの物で十分です。
ホコリ取りは、掃除機や小さな100均のブラシなどで十分です。
あとは、エアダスターがあれば届かない部分のホコリを吹き飛ばします。
仕上げは、クリーナーシートで拭きあげて終了。
組み立て時のちょっと苦労するところ。
組み立ては、分解と逆に組み立てていくだけですが、いつも自分が引っかかるところがあります。
天板をはめ込む時に、前面や両サイド、後面に気を取られるあまりバチっと行かない部分があるんです。
それは、天板の給油タンクの蓋の内部、タンクの入る部分の周りが、天板にひっかかりますので、目視しつつはめ込むことです。
以上で内部のホコリ取りは終了です。
給油部分のフィルターと受け側のゴミ取り。
給油部分のフィルターは、外して、黒いホコリをテッシュなどで取り除くだけです。
フィルター下の本体側の灯油受けにも小さなゴミが黒く溜まっている場合もあります。
そんな時は、スポイトやティッシュなどで灯油を一旦吸い取り、綺麗にします。
以上で、ダイニチファンヒーターの清掃の記事は終了です。
ネット検索すると、気化器やバーナーなどの分解清掃も掲載されていますが、エラー表示の故障でなければ、ホコリ取り程度で10年以上は使えそうです。
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「ダイニチ、ファンヒーター(FW-3216S)購入」 では、古いダイニチのファンヒーターを取り換えました。
取り換えたファンヒーターは01年製、なんと16年も使っていました。
その後、画像が無いのは残念ですが、内部を開けてみたら、内部は勿論、ファンにもっこりホコリが付着していました。
清掃して再着火したところ快調のようなので、ガレージで使っています。