一定期間で引っ越す賃貸であれば人生の中の一時ですが、そうでない場合は、マンションや集合住宅という構造のため、ずっと解決できないインターネット回線の不満を持って生活することになります。
初めに、インタネット回線が生活する上で今後ますます必要なものとなってきます。
マンションや集合住宅のインターネット回線って何に使うの?
年配の方には「スマホを持っているから、インターネット回線(固定回線)なんて必要無いじゃないか。」なんて言う人もいます。
そこで、何故 インターネット回線(固定回線) が必要なのか、何に使うのか書きたいと思います。
スマホやタブレットとWi-Fi接続して使用料金を抑え快適に使えます。
今は大学構内や社内、ファーストフード店などの人の集まるところでの、Wi-Fiや、住まう住宅内のインターネト回線を上手に利用してスマホ料金節約するのが賢明です。
スマホで動画のYouTubeや音楽のダウンロードなどを頻繁に使う方は、契約容量を直ぐに超えてしましまいスピード制限や追加料金が必要になったりします。
使い放題というプランもありますが、月額料金が思いのほか高額です。
TVで4K・8K映像、YouTube、映画やライブ映像をレンタル、双方向通信できる大型情報機器です。
フレッツテレビ、光テレビ、WOWWOW光・スカパー光など、4K・8K、色々な放送の視聴ができます。
大きく変わるのが、双方向通信が可能になり、視聴者参加型番組に、投票することもでき、意見を送信することもできます。
インターネット回線はプレステーションやWillなどへ接続、 e-sportsなどの対戦には必須です。
FPSや格闘ゲーム、MOVAなどをはじめとしたe-sportsなどのオンラインゲームをプレイするには、早く安定した回線が必須です。
また、プレステーションやWillなどの一般的なゲーム機器も、対戦ゲームはもちろん、インターネット回線が無ければ、ゲームプログラムのダウンロードや、機器本体のプログラムのアップグレードや不具合を改善できません。
パソコンに接続して、在宅勤務や画像や映像の加工転送など安定性が求められます。
インターネット回線(固定回線)と言えば、「パソコンに繋いで色々なことができる。」というのが定番、在宅勤務で働き方改革、ビッグデータや、画像や映像の加工転送など、インターネット回線の速さと安定性が求められます。
屋外からエアコンや電化製品をコントロール、防犯カメラはいつでもどこでもチェックできます。
IOT、ソサイティー5.0と騒がれる内容は、家電製品を屋外からコントロール、屋外では陸も空も自動運転の世界です。
各種センサーと連動して、温度や湿度、日照やプライバシー、防犯など、エネルギー消費を抑え、安全で快適な住まいになることと思います。
戸建にインターネット光回線を引き込むことは容易です。
「新築戸建の光インターネット回線の選択や申込みと注意点」
新築戸建ても中古の戸建ても、電柱から光ケーブルを直接屋内に引き込むインターネット回線となります。
入居時に光回線が無かったとしても、NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光と、KDDIのauが利用できます。ドコモ光やソフトバング光など、NTT系コラボレーション会社もあり契約して引き込むだけです。
ただし、空いた光回線が無く必要以上に時間がかかる場合もあるので、早めに申込んだ方が良いと思います。
光回線にできない!間違いできない!!「マンションや集合住宅のインターネット回線」の見極め方
マンションや集合住宅のインターネト回線の環境は様々です。
住まいまで光ケーブルが引き込んであっても、マンション集合タイプなのか戸建て用なのか不明です。
集合住宅に入居したのに、月額料金の高い戸建てタイプの光だったりもします。
住まいまでの光ケーブルの引き込みが無い場合、光ケーブルを引けるかどうか不明な建物もあります。
戸建てタイプの光ケーブルを引けるなら良しとして、光ケーブルを引けない建物も沢山あります。
光ケーブルを引けないマンションや集合住宅がインターネット回線で何故光ケーブルを引けないのか、見極めるための最低限の知識について書きたいと思います。
マンションや集合住宅のインターネット回線は、マンション集合住宅用の「VDSL方式」「LAN配線方式」「光配線方式」の3種類あり、その外に戸建て用の光ケーブルのみ引ける建物もあります。
「VDSL方式」「LAN配線方式」は間違いできない見極めが必要です。
「光配線方式」 が住居まで光ケーブルなのに対し、「VDSL方式」「LAN配線方式」では、 マンションや集合住宅の機械室や軒下まで光ケーブル1本以上で引き込まれ、各住居までは装置で分配され、「電話回線(銅線2本)」か「LANケーブル」で配線されているインターネト回線となります。
「VDSL方式」は「戸建タイプの光配線」を薦められることがあるので要注意。
「VDSL方式」は、光ケーブル一本を既存の2芯の電話線で各住居へ分けるため、100Mbpsというカタログ値での提供となっていてスピードダウンは避けられません。
NTT東日本より引用
「VDSL方式」が導入されている建物は、「光配線方式」への切替対象の建物です。
よって「VDSL方式」が導入されている建物では、一部の部屋が「光配線方式」の光ケーブルが引込済と、引き込まれて居ない部屋が混在します。
混在している場合。インターネット回線の移転や新規申し込みは、配管があるので光ケーブルが引き込まれていない部屋でも「光配線方式」での受付となります。
また、配管が仮にあっても「光配線方式」にできる建物でも、入居者が光配線方式をここで申し込まなければ「VDSL方式」だけの建物となります。
「VDSL方式」から「光配線方式」に移行するためには、建物の配管等の調査やルートの設計など時間がかかります。よって、「VDSL方式」の建物のままになってしまいます。
その外色々な問題も発生しますので、どんなパターンなのか見極めが必要になってきます。
「VDSL方式」で配管が無い場合は光ケーブルを部屋までひけない。
配管が無い場合で、高層マンションの場合光ケーブルを部屋までひこうとしても引けません。
入居してからこれがわかってもどうしようも無いですよね。
「VDSL方式」のマンションや集合住宅を取得する方、長期間住む予定の方は、部屋までの配管があるかどうか確認してからにしましょう。
「VDSL方式」で配管があっても1Gbpsの光ケーブルのサービスを受け付けてくれない。
「とにかく早くインターネット回線を使いたい。」などの意向があると「VDSL方式」での開通で受け付けられる場合があります。住む予定の部屋で光ケーブルが引き込まれていない場合、建物に「光配線方式」が導入されていない場合など、「 とにかく早くインターネット光回線を使いたい。」などの意向があると、 戸建てタイプ用の光を薦められる場合があります。
コラボーレーション会社等によっては、その場で利用開始日の近い戸建て用光回線に意図的に誘導する場合もあるようでする
auひかり・NURO光などの、NTTの空回線(ダークファイバー)でサービスしている会社は、マンションや集合住宅の場合でも、光ケーブルを部屋までひ引く 戸建タイプでのインターネット回線となります。
ただし、過去にauひかりの集合装置「VDSL装置」等のある建物についてはauひかりの「VDSL方式」の提供となります。
「LAN配線方式」は「戸建タイプ光配線」を薦められることがあるので要注意。
マンションや集合住宅の機械室や軒下まで光ケーブル1本以上で来ることについては同じですが、各住居までは、LANケーブルで引き込まれます。
「VDSL方式」と異なるのは、各住居までの LANケーブルが建物のオーナーや管理組合などの共用設備となります。
NTT東日本より引用
LAN配線方式は、光ケーブル一本を、各住居へ分けるため、100Mbpsというカタログ値での提供となっており、スピードダウンは避けられません。
さらに、建物のLANケーブルの仕様や距離にも左右されるため、実際どの程度なのかは不明な部分も多いようです。
インターネット回線の申し込みは、基本的には住居までの配管がある場合、光配線方式での受付となります。
よって、「LAN配線方式」と「光配線方式」が混在した建物もあります。
そもそもインターネット回線はLANケーブルを使用するという前提で建てた建物のため、配管があるかどうか、光ケーブルが各部屋まで引き込めるかどうか不明な建物が多いようです。
「LAN配線方式」は、大型の賃貸マンションや分譲マンションに多く、マンションを取得する方や長期間住む予定の方は、部屋までの配管があるかどうか確認してからにしましょう。
分譲マンションを「光配線方式」にするためには、配管があっても管理組合等の許可が必要なこともあり、思いのほか時間がかかることもあるようです。
どうしても直ぐに光回線を部屋で使いたい場合、戸建用の光ケーブル引込となることが多いようです。
auひかり・NURO光などの、NTTの空回線(ダークファイバー)でサービスしている会社は、マンションや集合住宅の場合でも、光ケーブルを部屋までひく 戸建タイプでのインターネット回線となります。
ただし、過去にauひかりの集合装置のある建物についてはauひかりの「VDSL方式」の提供となります。
マンション集合用の「光配線方式」が導入されていれば問題ないですが、少しも確認も必要です。
NTT東日本・NTT西日本が推奨する代表的なインターネット回線が「光配線方式」です。
SoftBank光やドコモ光など、NTTのコラボーレーション会社と契約した場合は、マンション集合用の光ケーブルが引き込み可能となります。
光ケーブルが部屋まで引かれ、リビングのTV近くに光ケーブルを接続する端子が出ていればOKです。
auひかり(エーユーひかり)はKDDIの会社のため、配管のあるマンションや集合住宅は、戸建て用の光ケーブルとなります。
「光配線方式」には、NTTのビルから室内の光ケーブル差し込み部分まで、機械的な部分が無く劣化も少なく、故障が少ないという特徴があります。
光ケーブルは、光というパルス信号で通信しているため、電磁的な干渉が無く安定性があります。
NTT東日本より引用
現在の 「光配線方式」はベストエフォート(カタログ値)1Gbpsや2Gbpsの通信速度ですが、将来5Gbpsや10Gbpsと通信速度が上がっても光ケーブルはそのまま使える 、限界はほぼ無いと言えます。
注意が必要なのは、入居時に光ケーブルが引き込まれていない場合もあり、配管はあるものの築古な建物ではまれに、地震や水没、リホームによる切断圧迫等による配管が不良で一部の部屋のみ光ケーブルを引けない場合もあります。
「光配線方式」にも導入過程の違いがあります。
?@新築当初から「光配線方式」が導入された建物、この場合は過去に一度光ケーブルを引いた履歴があればそのまま使用します。
?A初めは「VDSL方式」でも配管があるので「光配線方式」に移行途中の建物。
VDSL方式の契約者が居なくなると、VDSLの装置は撤去されます。
?B初めは「LAN配線方式」でも配管があるので「光配線方式」に移行途中の建物。
LAN配線方式の契約者が居なくなると、LAN配線の装置は撤去されます。
間違いできないマンションや集合住宅のインターネット回線の見極め方。
3種類のインターネット回線、いづれも光インターネット回線と呼ばれていますが、中身が異なることが理解いただけたでしょうか。
長期間住む予定のマンションや集合住宅を決める前に、部屋までの配管があるかどうか確認することが見極めのポイントです。
住み始めてから分かったのでは、不満や不便を長期間持ち続けることになります。
スマホには欠かせないWi-Fi、テレビには欠かせないLANケーブル接続、これからますます高速・安定した光インターネット回線が必要になってきます。
光回線を引けるのかここで確認できます。
マンションや集合住宅の部屋までは確認できません。
NTT東日本・西日本で全国の95%をカバーしています。
(ドコモ光・ソフトバンク光などコラボ会社も同じです。)
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