海外旅行紀行・戯言日記

海外旅行紀行・戯言日記

2005.01.09
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カテゴリ: Classic Music
今年の音楽会初めはウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団のニューイヤー・コンサートでした。1月8日渋谷オーチャードホールの昼興業で、先年暮れにインターネットWebサイト「チケット・ポンテ」の半額チケットを確保してありました。S席7500円が半額、手数料315円で4000円余なので助かります。このサイトには購入履歴がリストアップされていましたので、見てみましたら昨年は3回のみでした。音楽会もこの程度に安くなるともっと頻繁に出掛けるのですが、残念ながらこのサイトは「売れ残りチケット販売」が原則ですので人気の高いオーケストラものは滅多に売り出されることがありません。特に人気随一のNHK交響楽団定期演奏会は殆ど出なかったと思います。

ところで、「音楽の都」ウィーンでも、ヨハン・シュトラウスの名を冠したこの管弦楽団は、シュトラウス王朝を伝承する正統なオーケストラとして、本国オーストリアでは尊敬され人気がある様ですが、その人気の秘密は、心躍るワルツやポルカの演奏、愉快なパフォーマンスにあると言われています。
毎回ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団のプログラムは多彩で、世界中で愛されているシュトラウス・ファミリーのワルツやポルカを中心に曲目を組み立てていて、この日の演奏プログラムは下記の様でした。
1.「ジプシー男爵」序曲
2.ポルカ・マズルカ「遠方から」
3.よろこびのポルカ
4.チェロと管弦楽のためのロマンス
5.トリッチ・トラッチ ポルカ
6.ワルツ「南国のばら」
7.ポルカ・シュネル「ハンガリー万歳」
8.ロシアの行進曲的幻想曲
9.電気盆ポルカ
10.ケッテンブリュッケ・ワルツ
11.仮面舞踏会のカドリーユ
12.ピチカート・ポルカ
13.ポルカ「クラップフェンの森で」
14.ワルツ「美しく青きドナウ」
何曲かアンコールがあって、恒例の「ラデツキー行進曲」でコンサートが終了となりました。
私には軽快なワルツより、協奏曲風の「チェロと管弦楽のためのロマンス」、弦楽4重奏風の「ケッテンブリュッケ・ワルツ(吊り橋ワルツ)」の方が好みでしたが・・

2005年という年は、ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団が結成されてから180年目、ヨハン・シュトラウス父が、息子が誕生するのを機に自分の楽団を作ったのが始まりで、「ウィーン・フィル」の創立より二十年も早い1825年、その年に生まれたヨハン・シュトラウス?世 も、生誕180年ということになるそうです。
1971年に初来日して以来、日本の熱狂的なファンの要望に応えるべく、度々訪れるようになったウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団は、今回でちょうど25回目の来日ニューイヤー・コンサートは楽しいものでした。





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Last updated  2005.01.09 14:29:08
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カーク船長4761 @ Re[1]:6月オスロ・フィヨルドで白夜体験(06/01) New! オジン0523さんへ 26年前に修正致します!
オジン0523 @ Re:6月オスロ・フィヨルドで白夜体験(06/01) New! 私も2011年7月に男二人で北欧の旅を楽しみ…
カーク船長4761 @ Re[1]:クレジットカード情報の漏洩(05/30) maki5417さんへ 不甲斐無いのですが、末尾…
七詩 @ Re:クレジットカード情報の漏洩(05/30) 毎日のようにそういうメールが来ます。と…
maki5417 @ Re:クレジットカード情報の漏洩(05/30) Amazon発信と称するメール 末尾が、「.c…

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