海外旅行紀行・戯言日記

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2008.02.18

迷惑メール規制法

(6)

テーマ：私のPC生活(7412)

カテゴリ： PC

私のメールボックスには、毎日迷惑メールが200通以上襲来して来ています。
昨年来、プロバイダーが有料で提供する「迷惑メール・フィルターサービス」に月額157円を支払っていますので、自動的に「迷惑メール受け箱」に振り分けら、逐一削除する手間は無くなりました。
しかし、「受信メール受け箱」は最大1000通と言う上限に抵触して、5日程で送受信不能になってしまいますので、3日毎にプロバイダーのWebメールに直接ログインして、600通以上の迷惑メールをワンクリックで100通づつ6回削除する手間は欠かせません。
90%は海外発信のもので、受信拒否をしてもアドレスを少し変更して、同じ内容のメールを送信して来ますので、防ぎ様が無いのです。

今朝の朝日新聞「経済面」では迷惑メール防止法の改正案関連記事が掲載されていました。

総務省は迷惑メール防止法改正案として、発信者への罰金を現行の30倍の3000万円とする規制強化を決定しました。懲役刑は現行の「1年以下」と据え置くが、罰金の増額で抑止効果を狙う。
現在は規制対象で無い「海外発の迷惑メール」も違法とし、直接の処罰はならないながらも、海外の規制当局と情報交換し、相互の取り締まりに結びつける。
だが、発信元の特定は難しく、摘発例は2年余りで4件に留まり、今回の規制強化でどの程度効果が上がるのか不透明だ。

タイミング良く、「特定電子メール送信適正化法違反の疑いで逮捕」の記事がインターネットニュースで報じられていますが、小遣い稼ぎの迷惑メールをやろうと思えば、原資僅か5万円おまけに極めて簡単な様ですから、将にトカゲの尻尾と言った感があり、氷山の一角に過ぎません。

被疑者はインターネット上で売買されている約30万件のメールアドレスを5万円で購入。
架空メールアドレスを使って1日約400万通の迷惑メールを送信し複数の広告主から約2000万円を受け取っていた。
「今すぐ女性に会いたいというお客様のご要望におこたえしました!」「競馬で勝ちたい! と思っている方、新聞や雑誌で掲載されることのない勝てる本物の馬券情報をお伝えします」などと言う出会い系サイトや競馬情報サイトの迷惑宣伝メールを9回にわたって大量に22億通メール送信した。
メールの受信者が利用者登録すると、サイトを運営する広告主から手数料約2,000円がもらえる仕組みになっており、同容疑者はこれらのメールを約送ることで、約2,000万円の利益を得た。

それにしても、22億通で利用者登録が約1万人ですから、ニッチの世界ですが「塵も積もれば山になる」と言うことでしょうか？

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