下の絵葉書は1979年当時のヒューストン中心街を写した写真で、35年の開きがあります。 ヒューストン市は、石油・天然ガスの世界ビジネスの中心都市ですから、高層ビルは石油会社所有が大半を占めていました。 メジャーのShell、Exxonの他、民族資本系のTenneco、Penzoil等で、その他は高層ホテル程度であり、私が駐在する事務所は中央にある黒い鏡面47階の1100 Milam(Tenneco系列)の46階にありました。 1980年代からは、強い米ドルを背景に銀行ビジネスが活況を呈し、高層ビルが次々に建てられる様になりました。1981年Tenneco系列オーナーが大規模店子を入居させるべく賃貸更新に応じず、First City National Bankが新設した1001 Fanninビルの38階に事務所移転となりました。