海外旅行紀行・戯言日記

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2020.10.02

サザエさん作者－長谷川町子　知恵の泉

テーマ：どんなテレビを見ました？(78056)

カテゴリ： TV

NHK2チャンネル「知恵の泉」で、長谷川町子女史の生き様が紹介されていました。

番組の説明は次の様になっていました。

戦後日本の新しい女性と家族を生き生きと描いた国民的漫画「サザエさん」。
作者の長谷川町子は、プロの女性漫画家の第１号とされ、今年が生誕100周年。漫画家で唯一、国民栄誉賞を受賞しながら、その姿はベールに包まれているのは、外部との交流が殆ど無かったからだ。
町子が15才で漫画家デビューしたのは1935年。女性の社会進出はまだ限定的で、女流漫画家など想像もできない時代、自立した女性として生きた知恵を探る。

幼少時から絵を描くのが好きで、田河水泡の絵に私淑し、「田河水泡の弟子になりたい」と、山脇高女在学中に田河水泡に師事する。田河の引き立てにより「少女倶楽部」1935年10月号に掲載された見開き2ページの「狸の面」で漫画家デビュー。

1946年西日本新聞の僚紙「夕刊フクニチ」で連載漫画を頼まれた際、自宅近くの海岸を散歩している時に『サザエさん』の家族構成や名前を思いついた。
1949年、夕刊朝日新聞に『サザエさん』の連載先を変更、毎日が締め切りの製作は、心身とも疲弊。胃痛や風邪による休載はしばしばあり、1960年には漫画家廃業を宣言し、一年近く断筆した。

1982年11月、紫綬褒章受章。新作発表の質問には「もう漫画を描くつもりはない」と答えている。それでもエッセイ風の漫画を時折発表、1987年3月22日の朝日新聞に掲載された『サザエさん旅あるき』が最後の作品となった。1990年4月、勲四等宝冠章を受章。1992年5月、満72才で逝去。