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2020.10.11

突然の訃報－大切に育てて頂いた元上司

テーマ：徒然日記(22825)

カテゴリ： Opinion

会社のOB会から、突然の訃報が飛び込んで来ました。「当会重要会員、何某様が、2020年9月9日にご逝去されたとのことで、ご冥福をお祈り申し上げます。」と言うのです。

しかも1月前の逝去とは驚くばかりですし、10年ほど前から歩行困難になりました奥様は、西東京市の介護施設に入っていて今年4月に逝去されたとのことで、89才ご自身の年齢もあって、心残りが無かったのだろうと拝察するのが、せめてもの慰めです！

元上司には大変な面倒を掛け、又一番面倒を見て頂いた方でした。元上司の業務指令により米国駐在となり、1979年9月に家族を残して米国に出発、3ヶ月を掛けて住居や家具、交通手段の車などを揃えて、家族受け入れ準備することが必要でした。

当時は、箱崎で航空機搭乗のチャックインが出来ましたので、会社の皆様と記念撮影となりました。

元上司を含めて、3人は亡くなっておられます。

駐在中は、米国国内からメキシコまで出張して、製品拡販を目指して活動の中、何とか受注に漕ぎ着けることが出来ました。
本来ならば5年の任期があったのですが、4年経った時に1年残して早く帰国させて頂きましたのは元上司の温情でした。
態々、米国の我が借り家まで来て頂き、家内にご苦労様でしたと挨拶して頂いたのは予想外のことでした。
丁度4月で、日本では花見の季節ですが、テキサス州でもBluebnnetと言うルピナス矮性種の花が州花となっていましたので、野原一面の咲き誇る平原も見て頂きました。

仕事だけでなく住環境から周辺地域も見てくれ、充実した駐在生活を確認してくれたのは、駐在と言う業務指令を発した責任感もあった様で、尊敬できる上司でした。

1983年9月、苦労を掛けた家族と共に、スイス・フランスを経て、帰国することになりました。

お世話になりました、心よりご冥福をお祈りいたします！

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