海外旅行紀行・戯言日記

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2020.12.30

年賀状が戻って来て－孤独死の懸念

テーマ：徒然日記(22871)

カテゴリ： Opinion

ガスタービンの輸出営業部長であった人への年賀状が戻って来てしまいました。

頭脳明晰で、我欲が強く、ワンマン体質でありましたが、私が米国駐在中にガスタービン輸出契約に至ることで業務指令を果たせたのは、彼のマーケティング戦略が功を奏したお蔭でもありました。

帰国後にも新たな輸出契約に至ることで、彼には成功体験が残っていましたが、更なる飛躍を求めて、戦略変更を求めたのですが、怒りを発して、それを契機に絶縁状態となりました。

その後、彼はマーケティング能力を評価され、ヘッドハンターされ、米国のコングラマリット企業であるユナイテッド・テクノロジー（UT）社の日本販売担当部長に栄転、65才の定年まで過ごすことになりました。

そんな中、「過去のいざこざを忘れ、交際を復活すべきだ」と、彼の部下であった人が仲裁の労を取ってくれて、蟠りも無く交際復活となりました。

しかし、家庭内でもワンマンの暴君であったらしく、熟年（高齢者？）離婚となって、文京区の高級マンションへの独り住まいとなってしまいました。

恒例となった毎年の会食時には、そのマンションでお茶接待を受け、その後は駅前ビルの「椿山荘別館」で懇談会食をすることとなりました。

1月前から、メールが届かず気にはしていたのですが、今回年賀状は「指定の場所に尋ね辺りませ！」と朱書きされて戻って来たのです。
最悪の場合、孤独死の懸念もあると、文京区役所の戸籍掛りに電話を掛けたのですが、既に年末年始の休業状態となりましたので、年明けに再度電話してみようと思っています。