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2021.01.17

我が家のマーキュロクロム液－使用期限2011年12月

テーマ：薬の情報(403)

カテゴリ： Opinion

小さい頃、擦り傷等の治療でお世話になった、マーキュロクロムとオキシドールは我が家の常備薬として残っています。
特に、マーキュロクロムは、小さな棘が刺さった時には、自然に浮き出て来た記憶がありますが、体の自然治癒力なのか、薬効なのかは定かではありません。

しかし、もうやんちゃをして傷を負ってしまうことが無くなりましたので、使用期限をみますと2011年12月となっていて、随分昔に期限が切れているのです。

マーキュロクロム液FMを製造していたフヂミ製薬所は2016年に倒産、フヂミ製薬所が製造販売元・発売元の商品のほかに、同社が製造し発売元が株式会社阪神局方およびマイラン製薬株式会社の商品があった。

マーキュロクロム液「コザカイ・P」、マーキュロクロム液「コザカイ・S」、マーキュロクロム液「コザカイ・M」（医療用医薬品）を製造していた小堺製薬（東京都墨田区）は2018年末をもって製造を終了した。

日本薬局方からマーキュロクロム液が外れた2019年6月以降も製造を続けていたのはマーキュロクロム液「サンエイ-S」を製造する三栄製薬株式会社のみであった。一時期は月2000〜3000本ほどの生産量であったが、水銀に関する水俣条約により、2021年以降マーキュロクロム水溶液が規制対象となるため、2020年12月24日製造分を持って製造を終了した。

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