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2021.03.08

ニュージーランド沖地震－太平洋プレート・オーストラリアプレート境界面

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カテゴリ： Opinion

ニュージーランド北東部で3月5日朝に起きたマグニチュード（M）8・1の地震は、太平洋プレートが陸側に沈み込む境界で起きたプレート境界型とみられる。付近では約6時間前と約2時間前にもM7級の地震が相次いで発生しており、1回目はメカニズムが異なるとみられている。

ニュージーランドも日本と同様にプレートテクノニクスに依るプレート境界面に位置していて、地震多発地帯として知られていて、2011年2月にはクライストチャーチに甚大な被害をもたらし、ビル崩壊で多数の日本人留学生が亡くなり、大聖堂の65m尖塔も崩落、復旧されることなく今に至っています。

巨大地震とされるマグニチュード（M）8を超える地震でしたが、震源地がニュージーランド本島から1000㎞程離れていたことから、本島では1m程の津波が発生することで治まったのは幸いなことでした。

ニュージーランドも日本も。天変地異の多発する地帯にあることを再認識致しました！

米地質調査所（USGS）によると、1回目のM7・3は4日午後10時27分、2回目のM7・4は5日午前2時41分、3回目のM8・1が5日午前4時28分に発生した。2回目と3回目の震源は近く、1回目は南側に1000㎞程離れている。
一帯では東から西に太平洋プレートがオーストラリアプレートに沈み込んでおり、東北沖の日本海溝や南海トラフと同じプレート境界の構造になっている。

京都大防災研究所の伊藤准教授によると、1回目は、ずれ方などから、先月福島沖で発生したようなプレート内部での地震とみられる。2回目と3回目は東日本大震災と同じプレート境界型とみられ、特に3回目は震源の深さが約20キロと浅く規模も大きかったため、津波を発生させやすかったという。

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