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阪神に韓国リーグのセーブ王、呉昇桓投手(オ・スンファン、31)が入団することになり、話題を集めている。セーブの日本記録を破り、50セーブ位するのではないかと言われているが、異国の地でその実力を充分発揮してもらいたいものである。韓国大統領は、国内でもまた外国に行っても日本の悪口をしきりに言っている。一国の首長になるような人物とはとても思えないが、選挙で選ばれたのだから国民には人気があったのだろう。伊藤博文を暗殺した男を英雄として暗殺現場である中国に銅像を建てるという。心の中で尊敬し、英雄と思うのは自由だが、殺人者でありテロリストを国家が讃え他国まで出向いて銅像を建てる知性を疑う。しかしこれらの一連の発言や行動の責任を大統領の個人的資質のみにその責を課すのは酷かも知れない。韓国の反日教育とそれに伴う反日感情がベースにあり、上記の発言や行動を恥ずかしいと思う気持ちが麻痺してしまっている面があるのではないかと思う。私は世界中の人が仲良くし、当然隣国同士も仲良くするために指導者たるものは国内的にも、対外的にも最高、最深の思いで努力すべきだと思っているが、今のところ日本、韓国、中国の首長は必ずしもベストを尽くしているとは思えない。このような時の救いは民間交流である。野球やサッカーで韓国人や台湾の人たちが活躍するとその選手を通じてその国を好きになることがある。呉昇桓投手が活躍すると阪神フアンだけでなく、日本人全体が韓国を好きになるかもしれない。今度楽天の田中投手がアメリカに行くかもしれないが、呉昇桓投手同様、田中投手がアメリカで活躍すれば日本に対するフアンが増えるかもしれない。呉昇桓投手や田中投手の活躍を心から期待している。
2013.11.30
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今日の毎日新聞朝刊に近藤誠氏の新刊「「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人 」という本の大々的な広告が載っていた。大きなスペースなので小見出しなども全て載っており、その中に「がん検診を受けた人ほど早死にしているのはデーターで明らか」という小見出しがあった。氏は世界の文献を精力的に読まれているとのことなので、それらの文献を読まれた上でのご意見だと思うが、どのような読み方をなされたのか不思議に思った。現在我が国のがん検診受診や治療後の予後の把握は不十分で全ての病院にがんを届け出させるように国会に議案が提出され、討議されることになっているが、その法律が制定される以前にどれだけきちんとしたデータがあったのか不明である。日本でなく外国のデーターを使いましたというかもしれないが、日本と外国の検診システムはかなり異なっており、そのデータを同一視することはできない。氏は当初から「検診は100害あって1利なし」と唱えており、そのような先入観から自分に都合のよいデーターを集めて発言しているとしか思えない。私は20年間検診専門センターで働き、その後の6年間も病院に勤務しながら検診にも関わってきた。学会発表もしてきたし、検診を受けた人とそうでない人の比較も行ってきた。私のデーターでは近藤氏の説とは逆に、毎年検診を受けている人は、受けない人に比べてより多く、早期発見、早期治療がなされており、結果として長生きしている。近藤氏は放射線科の医師でがんの放射線治療に携わったかもしれないが、検診現場で働いたということは聞かない。私は20年以上検診現場で働いてきた。どちらの人間が言うことが正しいいかは一般の人にはわからないと思う。近藤誠氏はそれなりに研究努力して「がんもどき理論」を打ち立てて自分の意見を書物に表しているのだと思うが、現場で働いた実績がなく、数字を弄んでいるだけの机上の空論と思われる。私を含め、血の汗を流しながら検診を行ってきた人間は、きちんとしたデーターをわかり易い形で読者に示し、どちらが正しいかをきちんと読者に判断してもらわなければいけないなと思った。
2013.11.29
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昔の聖哲は人生の機微を読み切り、根源的な助言を与えてくれたものである。人生には様々なことがある。何度挑戦しても採用試験に不合格になったり、思い焦がれていた彼女にやっとの思いで申し込んだらいとも簡単に断わられたり、新車を買ったはいいが、何度も擦って傷つけたり、健康にすごく気を使ってきたのに病気になったりしたりすると、がっくりして生きた心地がしなくなり、夢も希望も無くしてしまうことが多い。でも大聖哲は言う「よくなること、成功することをあたりまえのことと思っているから失望するのだ。物事はそんなに簡単に成功するものではない。新車を買ってウキウキして無傷の新車のままでいることを当たり前と思っているからがっくりするのである。失敗したり、断られたり、車を擦ったりすることのほうが当たり前なのである。よくないことが当たり前で、うまくいかないことが当たり前なのだ。成功すること、傷を負わないことは本当に珍しいことなのにそれを反対に思っている人達が多い。」そうだと思う。うまくいくこと、無傷のことなどまれだと思う。どんなに健康に気をつけても病気になるし、運転に気をつけたって擦ってしまう。それは当たり前のことなので落ち込むのはやめた方がいいと思う。だからと言って健康に気をつけなくてよいとか、細心の注意で運転しなくていいというつもりはないが、事故ったり病気になったりするのは当たり前のことだと考えていれば、人生もっと骨太でたくましく生きられるのではないかと考える。
2013.11.28
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ビートルズのジョン・レノンのImaginというDVDの冒頭部分である。I always was a rebel.But, on the other hand,I want to be loved and accepted by all facets of society,and not be this loudmouth,lunatic poet-musician.But I cannot be what I am not.All the little boys and girls living in this crayzy world.All they really needed from you was maybe some love.All the little plans and schemes,nothing but a bunch of dreams.All you really needed to do wsa maybe some love.和訳私は常に反抗的人間だった。 だが一方で私は社会の総ての面で愛され、受け入れられたいと願った。そしてこのような生意気で、変わり者のミュージシャンになりたくないと思った。でも私は私以外ではいられない。このへんてこな世界で暮らしている総ての少年、少女達彼らが心から君に望んでいるのは何らかの愛ではなかろうか総ての小さな計画やスケジュールは1束の夢に過ぎない君が実際にしなければならないことは何らかの愛の行為だと思う解説ジョン・レノンは1940年にリバプールで生まれたがその時父親は商船の乗組員で航海中、母親は他の男性と同棲中だったので、姉夫婦に預けられて育った。実の両親から捨てられたような形で生育した少年時代は反抗的で喧嘩騒ぎを起こすことも多かった。16歳のある日プレスリーの「ハートブレークホテル」を聴き、ロックンロールに惹かれるようになった。その後実の母が近くに住んでいることを知り行き来するようになり、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスンなどと知り合い音楽の道を歩んで行くことになった。愛情に飢えていた彼の歌には愛を求める歌や愛を施す歌が多い。2度目の妻になったオノヨーコと平和を訴えたパフォーマンスは有名である。志半ばで殺されてしまったが彼の愛を求める心、平和を求める心は永遠である。その彼が元はといえば喧嘩早い反抗的人間だったというのだからなおさら心惹かれた。
2013.11.27
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I had my first English conversation lesson yesterday at McDonald's in Kofu from 10 to 11 am.My teacher is a mother of three and she's a registered nurse from the Philippines. She came to Japan 2 years ago with her family.We have several conversations and she corrected my wrong pronunciation for instance, "yogurt" and "McDonald's". She could not understand them because they were Japanese English.In order to practice my listening skills, she read a short paragraph and asked me about what I have understood. I could not answer and was ashamed. I could answer if I was the one reading. We, Japanese can better understand English when reading than listening. I plan to have 2 lessons in a month on Saturdays or Sundays from now onwards. I want to improve my listening skills and be able to communicate effectively。私は昨日甲府のマクドナルドで午前10時から11時まで英会話の個人レッスンを受けた。先生は3児の母で、フィリッピンの看護婦資格を持つ人で2年前に家族と共に来日した人である。「昨日何をしたか朝からのことを述べなさい」と言われてそれなりに答えたがいくつか発音や文章構成を直してくださった。ヨーグルトと言ったが理解してもらえず、ヨ´ウグルトと最初にアクセントをつけるように教えてくださった。マクドナルドも理解してもらえず、マックダ´アナルのように発音し、ダアにアクセントをつけるように言われた。時間の後半に先生がテキストを読んでその内容を質問してきた。おぼろげながら内容はわかったのだが数字とかパーセントが含まれており、答えがしどろもどろになってしまいかなり恥ずかしい思いをした。もしそのテキストを見せてくれて自分で読めば簡単に答えられたと思うが、聞き取り力はかなり弱いことを自覚した。その力をつけるために今後月2回、土曜か日曜日にレッスンを受けようと思う。
2013.11.25
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認知症に効く薬はないと言われている。しかし実際にはアリセプト投薬にて認知能力が向上し、とんちんかんで会話などとてもできなかった人が普通に会話ができるようになった数例を経験している。最近認知症の進行を遅らせる薬として貼り薬である,リバスタッチ・パッチが注目されている。最初4.5mgを4週間毎日貼付す、その後4週間後9mgに増やし、更に4週間後13.5mgに増やし、最終的に18mgまで増量すことになっているが、今回試しに4.5mgを貼ってみた。症例は89歳女性である。元看護師で病院の看護師長もしたことがある人である。うつむいて殆ど喋らず、たまに喋ってもつじつまが合わないことをしゃべるだけだし、食事もやっと少しずつ食べる程度で家族は困り果てていた。アリセプトを内服させてみたが症状はあまり変わらなかった。そこでアリセプト内服を貼る薬に変えてみた。昨日外来に来たが笑顔でいろいろしゃべり、私をおちょくったり、看護知識を披露してくれたりした。殆ど正常人間になっていた。治る薬はないと言われているが、極めて有効な人もいるものである。しかも最小量の4.5mgで十分効果が見られたのである。嬉しい限りだ。
2013.11.23
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本日の結びの一番の相撲、白鵬対栃煌山戦を観た。無敵横綱白鵬が強靭な体力と精神力で勝ち進んでいるのは驚嘆し尊敬しているが、今日の相撲はいけないと思った。実力差が歴然で、栃煌山は土俵の外に押し出されて、負けが決まっているのに白鵬は栃煌山の首のところをどんと押して土俵下に転げ落とした。相撲は格闘技ではあるがスポーツであり、喧嘩ではない。解説者は気迫が充満していた結果のようなことを言っていたが、気迫は勝負までである。勝負がついてから押し倒すとはとんでもない行為である。こんなとんでもないことをする人間は、相撲界総がかりで、倒してもらいたいと思ったが、実力差がありすぎて倒せる力士はいそうもない。期待は先場所入幕した遠藤である。じっくり鍛えて白鵬を倒せる力士になってもらいたいと切に願っている。このようなダメ押し以外に、してはいけない事として張り手がある。白鵬、日馬富士もよくやるが他の力士も結構やる。これは相撲の手に含まれており、相手をひるませるために相手の顔を平手で思い切り殴るのである。殴られた方は一瞬めまいがすることもあるという。これは正当な技ではなく、卑怯な手だと思う。髪を掴むのは禁じ手で、掴んだら即時に負けになるが、張り手の方がもっと卑怯で悪い手だ。禁じ手にして、張り手をしたものは即座に負けにすべきである。勝負がついた後のダメ押しもそれを行った者は負けにすべきである。
2013.11.20
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メディカル・トリビューン紙の11月14日号に、仙台市の小児科医、境 武雄さんが、ダウン症を持ってる子供とその家族について書いていた。一般にダウン症は、21番目の染色体が3本あり(通常は2本)その染色体異常が原因となり、知的及び運動の遅れが顕著で、心臓病や白血病などの合併症も多く、短命な遺伝性疾患と思われてきた。しかし境さんは多くのダウン症を持ってる子供さんと接する中で、際立っている特徴は、優しさであると述べている。自分が優しいだけでなく、周りの人間まで優しい人間にしてくれて、その子の家族は皆とても優しいとのことだった。ダウン症に対する一般世間認識と実際の姿とは随分異なっているなと思った。ダウン症は家族を変え、身の回りの社会を変え、人類の模範といってもいい存在だと述べている。「ダウン症を持ってる子供は、我々が持っている金銭欲や名誉欲などの欲望を一つ一つ削ぎ落とした後にたどり着く人間の根源的な姿である」と感じているとのことだった。ダウン症は困った疾患だと思っていたが、精神面では理想を体現した模範的な人間であり、困るどころか救い主であるとの見方を示しており、目からウロコがどっさり落ちた。
2013.11.18
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庭のコスモスまた年賀はがきの季節になった。今朝の新聞に郵便局の職員や非正規職員は年賀はがきの販売のノルマを課せられる。役職によって1万枚とか5000枚とか決められて、それを売るように義務付けられる。とても売りさばけないので自分で買って金券ショップで1枚40円とか42円などで買ってもらう場合もある。手取り16万円の職員が3000枚を自分で買うとすれば15万円で生活費がなくなってしまう。本当にゆううつな季節である。新聞によると郵政の幹部職員の言葉として金券ショップを定期的に見回りし、出回った場合でも番号から持ち込んだ人を割り出せるようにしているとのことで、金券ショップにも持ち込むこともできなくなるようだ。どうすることもできなくてうつ病になったり郵便局をやめざるを得ない人もでている。ノルマはどこの世界にもある。新聞啓蒙のノルマや選挙での候補依頼者数のノルマ、商品販売のノルマ、交通違反検挙数、顧客獲得のノルマなどほとんどの会社や企業で職員にノルマを課していると思われるが、問題はノルマを果たせなかった場合の対応である。ギリギリに努力しても目標達成できない人もいる。郵便局ではそのような人に対し、給料泥棒とか辞めてもらってもいいという圧力をかけているらしい。日々の日常業務に対して給料を頂いているのであって年賀状を売るために雇われているのではないと思っても、ノルマが果たせなければ肩身は狭いし、職場にも居づらい。ならばと言って猛ハッスルして販売先を確保したとしてもそれは誰かのお得意さんを奪い取ったに過ぎない。ノルマが果たせなかった場合の対応は各社、各団体、企業によって違うとは思うが、ノルマで人間が縛られるのは悲しい。上の人も職員もノルマ至上主義は止めてもらいたい。人間が最も大切なのだ。人間をノルマを達成するための道具と見なさないでもらいたい。人間が最初である。人間があってノルマがあるのである。ノルマは努力目標であり、各人が主体的に取り組んでそれなりの成果を上げればいいのである。職場に貼ってあるノルマ達成表は破いて捨てるべきである。各人の意識向上こそ企業を発展させるものなので、ノルマに頼らないでそれらを向上させる、工夫、努力こそ重要と考える。
2013.11.17
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桂文枝は生後11ヶ月で父親に死なれた。その時母親は21歳、お姑さんから「あなたはまだ若いのだから子供を置いて自由にしていいよ」と言われた。恐らくまだ若い母親は子供がいなければ再婚もできるだろうし、自由な人生を送ってもらいたいという思いやりの気持ちだったと思うが、母は子供を姑に取られるとでも思ったのか、ある夜子供を抱いてこっそり家を出てしまいどこを探しても見つからなかった。乳飲み子を抱え、住むところと仕事を探さなければならなかった。子供を抱えた女性など極めて厳しい就職状況だったと思われるが子供を育てるために必死で探したと思う。最終的には住み込みで働かせてくれる中居の仕事を得て文枝さんを育てあげ、高校、大学まで進学させた。大事、大事に育てたが食事のマナーは厳しかったとのことである。いつか天皇陛下とお会いすることがあった時に恥をかかないようにとのことだった。後に文枝さんは落語の大師匠になりテレビにも出て著名人になり、実際に園遊会で天皇陛下にお会いして言葉も交わしている。それを誰よりも喜んだのは母親である。泣いて喜んだと思う。以上は昨日のテレビ(NHK夜10時)で観た内容である。そんなお母さんなので最近のお母さんの姿なりお声を聞くことができるかと思ったが、テレビには1度も登場しなかった。文枝さんの年齢71歳に生んだ時の年齢21歳を足すと92歳になるが、恐らく子供を抱いて家を飛び出した当時の面影はなく、認知症になっているのではないかと想像した。子供を抱いて家を出て、必死で子供を育てたお母さん、崇高な姿に敬服し尊敬するが、今の姿を見ると幻滅するかもしれない。私は仕事柄、90歳前後の認知症の患者さんのお世話をする機会が多い。騒いでいたり、おもらししたり、鼻から栄養を入れているが呼びかけにも反応しない人たちもいる。でもこの方々は若い時にはきっと様々なご苦労をして人生を生きてこられた方々だろうなと思って精一杯の誠意で尽くさせていただいているが、文枝さんのお母さんにもお会いしてお話ができたらなと思った。
2013.11.16
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今日、学生時代に下宿していた札幌のKさんから喪中のはがきが届いた。人はいつかは死ぬものだと分かっているが、少しショックだった。いつも優しくしてくれた下宿のおばさんは90歳過ぎているが元気で北海道の豆などを送ってくれたり、電話や手紙をくれたりする。亡くなったのはその息子さんで、私が下宿していた時には高校生だった。はがきの添え書きに5年間ガンと戦いましたと書いてあった。おばさんの字だった。彼よりかなり年上だった自分が生き残っており、それより更に年上のおばさんが生き残った。あの当時のメガネをかけていつもニコニコしていたおばさんの顔が蘇った。もう何十年も会っていないが声を聞く限り昔とちっとも変わっていない。息子が先に逝ってしまい、自分の方が先に行くべきなのにと悲しんでいるかも知れない。高齢の方から順に死んでいけば自然な感じがするが、若い人が先に死ぬとそれより高齢の人は自分達生きていて良いのかとふっと思う。自分も遅かれ早かれいつか死ぬ。明日かもしれないし、10年位先かも知れない。その時期は誰にも分からないが、死ぬことは確実である。死ぬ前にやりたいこと、やるべきことを少しでも成就して死にたいと思った。
2013.11.13
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徳田毅議員の姉二人を含む6人が選挙違反容疑で逮捕された。徳田グループにあっては天皇のように偉い徳田虎雄氏の指示で全て動いていたと思われるが、虎雄氏は病気療養中とのことで、事情聴取のみになった。徳田虎雄氏は幼い時、僻地(徳之島)で交通不便のため、弟が病気の時に夜間に医師がきてくれなくて弟が亡くなってしまったのを深く心に感じて医師になる決意をして、浪人して大阪大学医学部に入学して医師になった。「命だけは平等だ」をかかげ、24時間診療体制の病院を次から次に全国の僻地に作ってきた。その意気込みや考え方に共鳴した医師、約2000人が徳洲会グループの病院で働いている。自分が幼い時に強く感じた事の実現のため、どんなに貧乏でも、夜中であれ朝方であれ、いつでも診療してもらえる医療体制実現のために走りに走ってきた虎雄氏は、途中から自分がいくら病院を作っても政治の力がなければ理想は実現しないと次第に政治に力を入れるようになってきた。息子徳田毅氏を自分の後継として全力でバックアップした結果が今回の選挙違反事件である。親子でも能力の違いはある。その子が本当に自分の意志を継いで国民のため、苦しんでいる人のために命をかけて尽くしてくれる人材かどうかは身内であっても厳しく峻別すべきだと思うが、それはなされていなかったようだ。億という金を使い、逮捕者まで出して必死で選挙活動を行って、一人や二人の人を当選させて果たして虎雄氏の理想に近づけるのであろうか?政治はすべてを決めるという幻影に動かされていたのではなかろうか。確かに政治によって国の体制や防衛、経済、医療など大切なことは殆ど決められていくが、息子、それもそれほど優秀でない息子を一人国会議員にしたからといって世の中はそれほど変わっていかない。24時間体制の病院、患者本位の病院を世界中に作って、人々のために着実に尽くしていくことのほうが国会議員を造ることより重要だと思うが、虎雄先生の胸中はいかばかりかと思う。
2013.11.13
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ポーラ化粧品の調査で肌の美しさ日本一は2年連続島根県になったとのことである。肌の美しさは紫外線の強さ、湿度、食べ物、運動など様々な要因があると思うが、美しいにこしたことはない。外見の美しさも大切だが心の美しさコンテストもしてもらいたいと思う。上記のコンテストは2年前に始まり、ポーラ化粧品の肌の美しさ調査を受けた人の集計とのことだが、心の美しさを測る研究や調査をしてもらいたいと思う。上記の肌の調査は基礎資料では年齢別に集計されていると思うが、発表では年齢調整されていない総合平均点での発表であった。心の美しさは年齢調整する必要はないと思う。頭の良い人悪い人、器用不器用も考慮する必要はないと思う。基準はただ一つで、他人に尽くす気持ちの有無をその程度によって点数化して調査できるのではないかと思っている。本日診察中に、ふと、心と体を最高に輝かせるには過去も未来も考えてはいけないと思った。今の瞬間、人と話している瞬間、診察を受けている瞬間、書物をしている瞬間、教えている瞬間、学んでいる瞬間に全精力を注ぐことだと思った。あの人は過去にいやがらせをされたから気に食わないなどの一切の気持ちを除いて全身全霊で目の前のことに対峙するのである。それが体も心も輝かせる秘訣だと思う。
2013.11.12
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かなり下手くそだが、少しでも上手になりたいと思って日曜日の今日、ゴルフに行ってきた。今まではうまくいかなと落ち込んだり、投げやりになることが多かった。今回はうまくいっても行かなくても一喜一憂しないで、自分のベストを尽くすことに専心した。前のホールでの失敗は切り捨てて、当面のホールに集中して専念することにした。失敗が続くと投げやりでいい加減な気持ちになることが多かったが、私は仕事に対しては几帳面である。絶対投げやりになったりいい加減なことはしない。「そうだ!ゴルフを仕事と思えばいい加減にはできないだろう」と思った。またゴルフは3人ないし4人と一緒に回るが、自分があまりに下手くそでいい加減だと周りの人達にいい影響を与えない。彼らを大事に思うなら、集中して真面目にやらなくてはならない。と思った。前の失敗を引きづらない、ゴルフを仕事と思え、一緒に回る人達に尽くす気持ちを持て、この3点を心がけたら、成績はともかく気分的には最高のゴルフができた。他のスポーツもそうかもしれないが、成績だとか、失敗だとかにあまりこだわらなければそのスポーツを数倍楽しむことが出来ると確信した。
2013.11.10
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今日は1時過ぎまで外来診療して、2時から災害訓練に参加した。近くで震度7の地震があったとして、災害拠点病院に患者さんが運ばれてきた時の対応の訓練だった。職員のほとんどが参加し、消防隊も実際の救急車を使って参加してくれて、患者役に日本赤十字のボランテアの方々が参加してくれた。問題は実際に起こったときにどう対応出来るかだが、何も訓練していないと、きっとドタバタしてしまうと思うので、このような訓練をしておくことは大変重要なことだと思った。ところで本日のメインテーマは外来診療についてである。本日も2時間、3時間と随分待たせてしまった人がいたが、少しでも待たせないように必死で早く早くを心がけながら診察している。前の人が終わったら次の人で、前の人のことは一切忘れて今の人に全力を注ぐ。これがかなりできるようになって楽しい。診察を受けにくる人には様々なタイプがある。素直に医師の言うことを聞いてくれる人ばかりではない。ピロリ菌の除菌薬を飲んで下痢したり、吐き気がしたと言ってきた人がいた。薬の副作用なのか、感染性胃腸炎なのかわからないが、とりあえず休薬してくださいと伝えたが、副作用を起こすような薬を投薬したことに対して不満も述べていた。でもその人も含め文句たらたらの人でも、前に診察した人のことは一切忘れて当面の患者さんに全力を尽くして対応するとほとんどの方がよく理解してくれる。人間は千差万別である。病状も様々に違う。病気のことで深く悩んでいる人もいれば、待たされて怒り狂っている人もいる。でもそれらの人達も前後の人のことは忘れてその人に全精力を注いで話すと自分でも思いがけないくらい解決できるので楽しい。
2013.11.09
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先月ユネスコの事前審査で和食が文化遺産に登録されることが勧告され、12月の本委員会で正式に認定される見通しになった。今まで食に関する無形文化遺産は、フランス美食術、地中海料理、メキシコの伝統料理、トルコの伝統料理の4つが登録されており、和食が認定されれば世界で5番目になる。申請されていた韓国の絢爛豪華な宮廷料理は却下されたとのことである。なぜ和食が登録を勧告されたのであろうか?関係者の熱心なロビー活動や宣伝活動に負うところが大きいが、地中海料理同様に和食は健康に良いという世界的な認識が大きくものを言ったのではないかと思う。認定されれば原発事故以後食材や食品の輸出が大幅に減少している現状を打破して倍増することも期待される。国内事情はどうか?若者を中心に和食離れは顕著である。和食は古臭い。きらびやかさがない。ハンバークやステーキ、スパゲッテイやピラフ、サラダや生ハム、ホットドッグなどの方が花があるし食欲も湧くと感じている人が多くなっており、和食は過去の食事になりつつある現状があった。文化遺産登録で一気に和食ブームが起こるかどうか分からないが、和食に関心が向くことは確かである。これを機会に日本の伝統的な食生活を見直し、健康長寿を目指して頂きたいと願う。
2013.11.06
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被災地をホーム球場にする東北楽天が日本一になった。オーナー、監督、コーチ、選手の気持ちが一つになり、12球団中最も優勝しそうにない球団が奇跡を起こした。それも王者巨人を破っての日本一だから喜びもひとしおだと思う。練習、訓練、気迫、チームワークすべてがかみ合った結果だと思うが、最も可能性のないチームが日本一になることがあるといううことは、自分をダメだと思っている個人、自分達の学校、自分達のチームは絶対優勝はありえないと思っている人や人々に勇気を与えた。選手達を始め楽天に関係する全ての人々やフアンの方々に心からおめでとうと言いたい。また今回は引き立て役になった巨人軍もよくがんばったと思う。来年こそは日本一を目指して欲しい。
2013.11.04
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本日の日本シリーズ第6戦は巨人が4対2で勝ち、優勝の行方は最終戦に持ち越された。30連勝の田中投手は4点を取られたが最後まで気力で投げた。負けている場合は後半は投手を交代するのが普通だが、星野監督が変わろうかと言ったが、「最後まで投げます」と断って投げ抜いたとのことである。31試合目に黒星がついたが、この黒星もそんじょそこらの黒星と違う、立派なものだと思う。さすが、田中投手だと思った。普通の投手なら逆転された時点で力が入らなくなってしまい、惨めの上塗りをすることになってしまうものだが彼は自分が痛恨の失敗をしてもチームが負けていても全力で投げ抜いた。その根性は本当に大したものだと思った。
2013.11.02
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先月山手線で11両の車両を借り切って結婚式が行われた。新郎新婦は6両目の車両に乗って誓を述べたが、思い出のところで結婚式ができて幸せだと感激していた。仕事が終わってデートに行くのにいつも同じ山手線の車両に乗って行ったので感慨ひとしおとのことだった。 お客さんはそれぞれの車両に乗って景色などを眺めながら料理を食べ、思い思いに6両目の花嫁、花婿にお祝いを述べに行ったのだと思うが、趣のある結婚式だと思った。ホテルや結婚式場などで結婚式を上げるのが一般的だが、このような思い出の場所で結婚式を挙げるのもいいものだなと思った。
2013.11.02
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