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今年もあと2時間50分となりました。今年は多くのブロガーや読者の方々に大変お世話になりました。来年もよろしくお願い申し上げます。今、年末恒例の紅白歌合戦を観ています。司会の方が時々言葉につまったり、間違ったりして緊張しているのだろうなと思いました。私も健康管理センターが開所して各界から来賓を迎え、大勢の聴衆の前で挨拶を申し上げたとき、途中でつかえてしまい、聞きに来ていた家内のお父さんが大変心配したと言っていました。司会の人のご両親はさぞかしハラハラなさっていると思います。私は歌を習っているのでプロ歌手の歌唱法は大変参考になります。歌唱では呼吸法、特に息つぎと如何にお腹に息を貯めるかが大事と教わっています。また歌い始めの息の貯め方が大事とも教わっていますが、プロ歌手はいとも簡単に歌い初めの声を出しているので、すごいと思って聴いています。
2013.12.31
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昨日の午後する予定だったガラス拭きができなかったので今朝8時半から始めた。ガラス拭きについてはテレビ等で、新聞紙で拭くといいとか、ガラス磨き用のスポンジがいいとか、車のワイパーのようなものがいいとか教えてくれる人がいたので、年ごとにそれらを全て試してきた。私の家はガラス戸が非常に多いので、能率的で綺麗になる方法が良いのだが、新聞紙では綺麗にはなるが新聞を揉む手間とかその後の処置などに時間がかかり、能率的ではなかった。スポンジやワイパーも結構時間がかかり能率的とは言えないと思った。また自己流でホースで直接窓ガラスに水をかけて洗ってそのあと乾いた布で拭く方法もやってみたが、水浸しになる割にはあまり綺麗にならず、能率も悪かった。今年は昔ながらのオーソドックスの方法、つまり、水を付けて絞った雑巾、乾いた雑巾、桟拭き用の雑巾の三つの雑巾を準備し、最初に水拭きし、それが乾くか乾かない頃に乾いた雑巾で拭く方法である。最後に桟拭き雑巾で桟を拭いて終わりだが、この方法が一番能率的だなと思った。ガラスを拭きは能率的にさっさと出来たが、桟拭きに結構時間がかかった。カマキリの卵がへばりついていたり、砂が溜まっていたりで手間がかかった。どうせまた雨風があれば、砂は貯まるんだがなと思いつつも砂を拭き取ったり外に掃き出したりした。桟拭きは兎も角、ガラス拭きに限って言えば、濡れ雑巾で拭いてそのあと乾いた布で拭くオーソドックスな方法が一番いいと思えた。午後1時から前の職場の同僚医師のご尊父の告別式に出席し、帰りに病院に寄って重症患者さんを診てきた。そして帰ってきてから拭き掃除の続きをした。玄関と物置の戸を水雑巾で拭いてそれで終了として今ここに座り、ブログを書いている。気分はいいものである。どうせまたすぐ汚れるのだろうが、朝からきちんと仕事ができて、しかも結構綺麗になったので、満足している。
2013.12.31
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12月最後の日曜日の今日、誘われてゴルフに行くことになった。恐る恐る家内に言ったら「この忙しい時に行かなくてもいいじゃない。ガラス拭きをしてもらおうと思ったのに」と言われた。明日の月曜日30日は半日になるので午後ガラス拭きをするからと言って許してもらってゴルフ場に向かった。毎年ガラス拭きや桟の掃除をさせられており、年末は本当に嫌な期間だが、今年はそれをさぼってゴルフに行く時幸せだなと思った。明日からまた苦行が待っているがそれはそれとしてつかの間の幸せがあればいいと思った。ゴルフは例のごとく成績は宜しくなかったが、晴れた冬の1日、戸外を動き回れたのは幸せだと思う。人生は辛いことのほうが多いと思う。時々ぽっと幸せだなと思うことがある。人間はそのようなたまの幸せがあるから生き続けているのではないかと思った。100の苦しみの中で一つの楽しみで満足している人もいれば、100の苦しみの中で20位楽しみがあっても苦労ばかりで20だけしか楽しみがないと嘆いている人もいる。人生はもともと苦しみの連続なので、たまに楽しみがあったら、「ああよかった!生きていた甲斐があった」と思うようにしたらよいと思う。
2013.12.29
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81歳女性、23日の休日の夜救急車で入院した患者さんである。発熱と意識障害があるとのことで胸部CT検査の結果、肺炎があり抗生物質などで治療している患者さんである。抗生物質が効かなくて発熱が持続しており、そこへ持ってきて今日は激しい右側腹部が襲ってきた。医師はずっと入院患者さんのところについているわけではなく今日は外来当番で午前中の外来が午後2時近くまでかかった。その後昼食をかっ込んで、健診の仕事やその患者さん以外の入院患者さんを回診したりしながら、痛がっているその患者さんのところに何回か足を運んだ。夜自宅へ帰る際にも気になって診に行ったが痛み止めによって少しは軽くなったがまだ相当痛い様子だった。「どうですか」と聞いたら「まだ痛いですが、そんなに気にかけてくれなくていいですよ。もう年寄りですから、どうなってもいいのです。それよりそんなにあれこれしてくれて先生の方がまいってしまう。」と心から私のことを心配してくれて思わずほろりとなってしまった。「痛くてこんなに苦しんでいるのにこの医者は何もしてくれない」と痛みの苦しみの中で不満や憎しみを増大させているかと思いきや、苦しみの中で自分の苦しみより他人の私のことを心配してくれて胸がつまってしまった。効いていないと思われる抗生物質を別の抗生物質に変え、あらゆる手立てを尽くしていきたいと思うが、万一のこともあるかもしれない。でもベストを尽くしていかなければと心に誓った。
2013.12.27
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何事も時代と共に変わって行く。胃カメラも昔と今では随分変わってきた。まず太さがかなり細くなり、最近では鼻から入れる内視鏡が主流になってきた。また検査の目的や注意することも昔と今では随分違う。昔は小さながんを見つけることに汲々として、小さなポリープやびらんなども注意して観察し、必要なら生検して組織検査を行ったりしたがピロリ菌が発見されその作用などが明らかにされた今は、萎縮があるかどうかに主眼が置かれており、萎縮があったらピロリ菌検査を勧め、陽性ならピロリ菌を退治する除菌を勧めている。胃がんの原因はピロリ菌とされ、それを退治すれば胃がんにかからないと言われるようになったからである。実際には100%かからないわけではなく、60~70歳以上の方ならそれまでに住み続けてきたピロリ菌が既に胃がんの基を作り始めていることがあり、その年齢で退治しても完全に胃がんを免れる訳にはいかないが、胃がんにかかる割合はぐっと下がる。ましてや若い人ならかなりの割合で胃がんをブロックできるからである。私も内視鏡医だが、昔と今では胃の中を観る態度が全く変わってしまったと今日しみじみと感じた次第である。
2013.12.25
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生活習慣病の名付け親である日野原重明先生が日本総合健診医学会の市民公開講座で、習慣の大切さを述べ、生活習慣病について言及している。「生活習慣には体に良い習慣と悪い習慣があります。習慣とは毎日毎日繰り返す行動で、良い習慣が体と心を健康にして、自堕落な生活習慣が不健康な心身を作るのです」とそして「食べ過ぎ、飲みすぎ、不規則な生活、過剰なストレス、喫煙などの不健康な生活習慣を続けていてはいくら健康を願っても手にすることはできず、高血圧や脳卒中、がんなどの生活習慣病になってしまいます」と続けている。ここに書いてあることの内、喫煙についてはもうかなり前に止めたが、「食べ過ぎ」から「過剰なストレス」まで殆ど当てはまってしまい、不健康な生活をしているなと思った。良い生活習慣を身につけて健康な心身を手にいれたいと思った。
2013.12.24
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本日は天皇誕生日で祝休日である。天皇、皇后両陛下は様々なご心労のなかで本日ご健勝で誕生日をお迎えになられ、心から祝福を申し上げたい。両陛下の益々のご健勝をご祈念しながら、本日は当直業務についている。今95歳の肺炎の男性を入院させた。朝9時半頃発熱ということで、来院され、レントゲンや血液検査で肺炎と診断して入院となった。付き添ってきたのは70歳位の息子さんと93歳の奥さんだった。奥さんは7年前に小さな肺がんの手術をしたが、今は元気で畑仕事などをしているとのことだった。今午後1時半頃だが、奥さんも息子さんもずっと付き添っており、大変だなと思った。病棟に入室できれば、家族に帰って頂いても良いが受け入れ先の病棟でベッドの確保、準備が中々できなくてご高齢の付き添いの方々を長く待たせてしまいお気の毒だと思った。これから夜間、そして明日の朝まで当直業務で朝からは日常業務を普通どうり務めることになる。私は月に1回か2回だが、月に8回位当直をしている医師もおり、大変だなと思う。
2013.12.23
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職場の忘年会のくじで200人中50人位が何らかの景品が当たったが自分には当たらなければいいなあと願っていたが、最後の最後の理事長賞が自分に当ってしまった。医師は給料も高いし、日頃色々の職種にお世話になっているので、本来当たるべきではなく、当たったら、自分が当たるのは申し訳ないのでもう一度くじを引いてくださいという方法もあるが、それで自分の気が済むかもしれないが、自分が目立ち、理事長の顔を潰すことになる。くじの理念から言ってももらうべきかなと思ってもらってきた。しかし多くの人に羨望のまなざしで見られ、「いいな、いいな」と言われた。なんと返事していいか分からず、隠れるようにこそこそと帰ってきた。理事長賞と言うからにはそれなりにたいそうのものだろうと思ったし、みんなからも「いいな、いいな」といわれたので何だろう?と思ったらソニーのウォークマンだった。その名は聞いたことはあるが、使い方も知らないし、音楽を聴くものらしいとのことだが音楽を聴く趣味も持っていなかった。私はその趣味もないし使い方も分からないのでやっぱり辞退すればよかったかなとも思ったが、使用説明書を読んだら結構いろいろ活用できることが分かった。まずパソコンがないと使えない。パソコンに接続してCD又はDVDを入れてそれをウォークマンにインストールしてそれをイヤホン又はスピーカーで聴くのである。音楽CDと英会話のCDをインストールしてみた。当然イヤホンでも聞けるし、部屋のスピーカーでも聞けるし、車のスピーカーでも聞ける。英会話のCDは沢山あるのでそれをウォークマンに入れて通勤途中に聞けばいいと思った。おそらくそれはウォークマンの機能のほんの一部の機能だと思うが、折角頂いたので活用しようと思う。
2013.12.22
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昨日年賀状を約500枚出してきた。名簿をチェックして出さないでいい人は外してもっともっと少なくした方がいいと思いつつ、それが中々難しくて毎年同じくらい出し続けている。あまりに多すぎるので、宛名印刷と挨拶文の印刷で精一杯で一人一人に思いをいたす余裕は殆どない。前日もプリンタが途中で止まったりして午前1時近くまで印刷がかかった。それでもいつもは28日とか30日位までかかっていたので今年は20日投函なので、私の歴史始まって以来の早い投函であった。喪中のはがきがきた人は48枚束にしてある。この人達には1月8日頃、お悔やみの気持ちを込めた寒中見舞いを出す。こちらの方は数が少ないので一人一人に思いを巡らせて書く。最近はどちらかと言えば年賀状よりこの寒中見舞いの方に力点が移ってきたように思う。年賀状は型にはまった通り一片のものだが、寒中見舞いは心を通わせるもののような気がする。世の中の多くの人も次第にこちらの方にシフトしていくのではないかと思っている。
2013.12.21
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養毛剤などで「使ってみて効果がなかったら全額返金します」という広告をよくみかける。全額返してくれるとはよほど自信があるからだろう。効果があるかもしれないと思って買う人が多い。元々養毛剤には殆ど効果はない。使ってみて効果がないのは目に見えているが、返金を申し出る人はあまりいない。元々効果がないのが当たり前と思っているので、返金を申し出るまでの気力はでない。まだ6ヶ月しか使っていないのでもっと長く使ったら効果が出てくるかもしれないと思って黙っている人もいる。効果はないのに大勢の人が買い、お大儲けしている会社がある。購買者心理につけこんだあこぎな広告だと思う。かなりの効果が期待できるのはポッコリお腹をぺたんこにすることである。薬にしろ器具にしろ効果が期待できる可能性は多分にある。でもこの種の薬や器具では効果がなかったら全額返金の広告はあまり見ない。効果が期待できないことには全額返金があり、効果が期待できることには全額返金がない。矛盾しているが客層を見ているのだと思う。養毛剤は中年以後の男性である程度収入があり、お金にあまり拘泥しない層である。効果がなくてもそれほど返金に殺到しないだろうと見込んでいるのである。おなかポッコリの客層は中年女性である。一円でも損したら文句をいう層である。効果がなかったら確実に返金を迫るので商売にならないと思われる。いずれにしても誇大広告には騙されないようにしたいと思う。
2013.12.20
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猪瀬さんが徳洲会から選挙資金5000万円を提供して頂いたが、選挙資金として登録していなかった問題で、「それは個人的に借用したもので既に返却した」と述べた所から問題が大きくなり、嘘を嘘で固めなければならなくなり、汗ビッショリで弁明しなければならなくなった。「それは選挙資金で記載しなかったのはこちらのミスでした」と言えばこれほど問題は大きくならなかったかもしれないのに、今や取り返しのつかないところまできてしまった。都知事の給料1年分辞退するという。どうやって生活していくのだろうか?作家で批評家で見識も高いとみなされてきた人である。そのような人でも最初のボタンの掛け違いでこのような窮地に立たされ、失礼極まりない言葉で追求されたりしているお姿を拝見するとお気の毒で仕方ない。どのような立派な人でも、ちょっとした不注意な発言が発端になって、散々貶められることがあることを実感した。こうなったら潔く進退をはっきりさせて、信用を取り戻してもらいたいと願っている。
2013.12.18
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近藤誠先生はがんには本物のがんとがんに似ているが命に関わらない放っておいてもよいがんもどきがあり、検診で発見されるがんの90%以上はがんもどきであると述べている。がんもどきは手術などの治療の必要がなく、手術等をすると却って寿命を縮めることになるのでがんの放置療法を勧めている。発見がんの90%以上はがんもどきだとの数字的根拠はともかく、がんの中に放置しても大丈夫なものがあるのは事実だと思う。しかし細胞レベルで明らかにがんと診断されるもののうち、ほんものとがんもどきはどのようにして区別するのであろうか?組織型で未分化型をがんとして、分化型のがんはがんもどきにするのであろうか?分化型のがんでも大きくなり転移を起こし、お亡くなりになられる方も大勢いる。ほんもののがんとがんもどきの区別がまだできない現状では、がんと分かった段階でどのがんも積極的に治療すべきだと考える。
2013.12.17
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私は月に1回1時間づつ歌唱のレッスンに通っている。昨日のレッスンでは特に歌い始めが大切でしっかり声を出さなければ歌にならない。その際イメージとして声は額の前方で上に抜けるように出しなさいと指導された。下向きに声を出したり、横向きに声を出したりでは充分息を吸い込むことができないが、上に出そうと意識すれば充分息が吸い込めて、はっきりした力強い声が出せるとのことだった。そうかもしれないと思った。よく私は家内から「ボソボソした声で聞きづらい」「声が綺麗でない」などと言われる。しっかり発音していなかったのだなと思った。今日の診察の時声を上に出すように心がけた。そうするとしっかりした声が出たし、受診者とのコミュニケーションもより一層スムーズになった。考えてみたら私は声は自分のために出していたように思った。気が乗らなければぼそぼそと、気が乗っていればはしゃいだように声を出していたが全く自分勝手に声を出していたように思った。ものを書くときには他人が読みやすいように、他人にとって少しでも役立つようにと思って気を使って書くが、喋るときは気を使っていなかったように思った。しゃべるということは自分の意思を伝えることかもしれないが、実際にはそれによって人をたすけ幸せにするものでなければならないと思った。声は下向きのボソボソの発声ではなく、上向きの明るい声を出さなければいけないと思った。
2013.12.16
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北朝鮮のナンバー2 張成沢前国防委員会副院長が 会議中に解任され 死刑宣告を受けて 銃殺された。国家の転覆を謀った反逆罪とのことだが金正恩第一書記による、独裁体制確立のための手段だったと思われる。金正恩氏は30歳そこそこでまだ若い。叔父の張成沢氏は67歳で正恩氏より、人生経験を積んでおり、世の中のことも分かっている。人民のためには今の体制ではダメで体制を変えなくてはならないと考えたのは、まともな考え方である。軍や党の幹部も張成沢氏支持に動きつつあったがその動きを察して金正恩氏が先手を打って張成沢氏をなきものにしたというのが真相らしい。張成沢氏支持者に対する粛清がこれから始まる。黙って殺さっるのを待っているだろうか?亡命する人もいるかもしれないがどうせ死ぬなら祖国のために命を捧げたいと決起する可能性がある。金正恩氏はこれで勝ったと思い、磐石になったと思っているかもしれないが、実際には自らの崩壊を早めただけである。かなり未熟な人と言わざるを得ない。そのような人にずっと従うほど北朝鮮住民は馬鹿ではない。
2013.12.14
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一般には若い方がよくて年取ったらもうこんな年になってしまってと嘆く。お店では若い店員さんの方がよくて家では若い奥さんの方がよいと思われている。会社でも若い社員の方が体力があって明るくて純情で理想があって好ましいと思われている。先日ふっと自分のことを考えてみた。若い時は確かに多感で体力はあったが、沢山の仕事をしなければならないと疲れたと思うことがあった。他人より沢山仕事をするとどうして自分だけと思うこともあった。年取った今はどうか?疲れたということは知らない。やるべきことはやらなければならないので疲れを感ずることはあっても疲れたと思うことはない。他人より自分が沢山仕事したからと言ってそれがどうしたというのだ。他人は他人、自分は自分である。自分のやるべきことをやればいいので、他人が自分より仕事していなくても気にならない。こうしてみてみると必ずしも若い方がいいとは言えないと思った。若者は見るからに可能性の塊で輝いて見えるが、内面は発展途上国である。年老いた人は失った青春を懐かしみ、若者に羨望の気持ちを持つが、若さは見かけは美しいが内面はもろくもあり醜いところもある。若さと年寄りは一長一短があり、どちらがいいとは断言できないが、可能性を秘めている点で若さが優れているかもしれない。しかし年老いても可能性を秘めている人は若者と同列とみなしていいと考える。
2013.12.13
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Nelson Mandela died Thursday, December 5, 2013 at age 95.They gathered in the tens of thousands -- presidents, prime ministers, royals, celebrities and ordinary South Africans -- all united to say farewell to a man hailed as a global symbol of reconciliation.In what has been billed as one of the largest gatherings of global leaders in recent history, representatives from around the world joined street sweepers, actors and religious figures to pay tribute to Nelson Mandela.From President Barack Obama to Cuba's Raul Castro, praise came from all sides in a four-hour memorial service at Johannesburg FNB stadium for the revered statesman."We will never see the likes of Nelson Mandela again," Obama said in a speech to roaring cheers. He is the prisoner-turned-president who reconciled South Africa after the end of apartheid. He was in tha wall of prison 27 years.His message of reconciliation, not vengeance, inspired the world after he negotiated a peaceful end to segregation and urged forgiveness for the white government that imprisoned him."As I walked out the door toward the gate that would lead to my freedom, I knew if I didn't leave my bitterness and hatred behind, I'd still be in prison," Mandela said after he was freed in 1990.南アフリカの元大統領、ネルソン・マンディラが12月5日に亡くなった。彼の葬儀には世界中から大統領、総理大臣、皇室関係、宗教関係者、芸能人、そして一般の南アフリカ人を含め何万人もの人たちが集まった。近年では最多と思われる世界のリーダーの殆どが、彼を称えるためにヨハネスブルクのFNBスタジアムに集まってきた。アメリカ大統領やキューバの元首相カストロなど主義主張の異なる人々も一堂に集まり故人の業績を讃えた。アメリカのオバマ大統領は「彼のような人物は2度と現れないだろう」と深い悲しみを込めてスピーチした。彼は囚人から大統領になった人である。人種差別政策に反対して27年間監獄で過ごしたが、彼の融和思想の核心は、彼を27年間も監獄に閉じ込めた白人に対する復讐ではなく、許しであり、そのことを広く世界に訴えた。彼が1990年に自由になった時「私が監獄を出て自由になれるのは、憎しみを残していないからで、もしそれを持っていたらまだ監獄にいるだろう」と述べた。
2013.12.11
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笹子トンネル天井版落下事故から1年が過ぎた。1トンもあるコンクリート版を天井にあけた穴に接着剤を付けたボルトを差し込みワイヤで吊るす設計はメンテナンスが不十分だったという問題ではないと私は事故直後から指摘してきた。設計上の誤りであり犯罪的設計だと思ってきた。遺族への保証はメンテナンスが不十分だったとして道路会社が負うことになったと思うが、本当の犯罪者は設計者だと思う。見栄えをよくするために天井版を吊るし、何十年か経って接着剤やワイヤが劣化した時のことを考えたのだろうか? メンテナンスで吊ってある天井版のボルトを抜いて新しい接着剤をつけて差し替えることがどれだけ大変か考えたことがあるのだろうか?設計者は換気道つくりに際して、見てくれのみを考え、将来いつか必ず落下する設計だということを考えなかったのだろうか?設計者の想像力、倫理観のなさに愕然とする。同様設計のトンネルが他にもいくつもあるという。私が毎日通勤で通る愛宕トンネルも同じ設計で、来る12月13日から17日まで全面通行止で天井版撤去工事を行うことになっている。当然のことだ。いつ落下してくるかも分からない天井版は早急に撤去すべきである。それと同時にこのような設計をした設計会社や設計者に対してその責任を徹底的に追求すべきだと思う。トンネルの設計者だけでなく、他の職業の人も、私たち全てが、その場だけでなく、将来どうなるかを考えて物作りをしていかなくてはならないと切に願う。
2013.12.10
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昨日の朝病院に着いたら受け持ち患者さんが朝方亡くなったとの報告を受けた。重症ではあったが予期していなかっただけにショックを受けた。腰椎圧迫骨折と肺炎、心不全の83歳の患者さんで回診の度に「先生待ってたよ」と顔をくちゃくちゃにして握手を求めてくれた患者さん。天涯孤独とのことで、働いていた職場のご主人が終始面倒を見てくれていたが、お亡くなりになった時もその方お一人が見守って下さった。「長らく面倒見て頂き本当にありがとうございました」と心より御礼を申し上げた。亡くなった時の詳しい状況は分からず、心不全の突然の悪化などが考えられるが、あの笑顔で「先生!待っていましたよ、先生が頼りですよ」と言われていたのにこのようなことになってしまい悲しくて仕方ない。いつかは人は死ぬ。死に方も様々だ。殆ど苦しまないで逝かれたことをせめてもの慰めとして追善供養していきたいと思う。
2013.12.08
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もっと若い時、国立病院に勤めていたときは80人くらいの受け持ち患者さんがおり、土曜、日曜も出勤、夜も12時過ぎが多く、夜中も電話で呼ばれて神経をすり減らしていた。年取った今も病院に勤めていて、入院患者、外来、胃カメラ、大腸カメラ、健診の診察や結果説明をしている。ある入院患者さんを診ていると別の重症患者さんのことを上申してくる。待ってっくれと言いたいが、聞いていると今度は別の患者さんのことを上申してくる。指示を出さなければならないが外来のスタート時間が迫っている。慌てふためいて外来に駆け込み外来をスタートすると途中で病棟から連絡が入る。胃カメラをしていても同じように病棟から連絡がくる。商売その他何の仕事でも同じで、皆さんあっちこちから引っ張られながらお仕事なさっておられるだろうから自分だけではないと思っていたが、先日ふと、こんなに毎日毎日神経をすり減らしながら生活していたら壊れてしまうかもしれないと思えた。病人相手の仕事なので、たまに思いがけないくらい元気になってくれて心から喜ぶこともあるが、多くは少しも良くならないとか悪化するケースが多く、心楽しむことは少ない。このような生活をしていたら早く老化してしまうのではないかと思えるが実際には頭髪が薄いことを除くと、実際の年齢よりはるかに若いと言われることが多い。外見はそうかもしれないが内面は磨り減ってしまっているかもしれない。最近ピアノを習い始めたが、始めてみたら、ピアノは神経の磨り減りを癒してくれることに気がついた。教わるのは一回40分、月に2回だが、その女の先生に褒められたくて自宅で練習すると少しずつ弾けるようになってきて、まだカタコトでつながりがないが、ジングルベルや歓喜の歌が何とか弾けるようになり、それは病院での心労を吹き飛ばしてくれるくらい楽しい。みなさんはそれぞれ自分なりの楽しみをお持ちだと思うが、自分にとってピアノがこんなに楽しいものとは夢にも思わなかった。
2013.12.06
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今朝ラジオを聴いていたら、片付けは全部捨てが原則だとの話をしていた。私の自宅の机の上も、勤めの机の上も散らかっている。片付けるには全部捨てる覚悟を持つべきだと話していた。どうしても必要なものとしては現在使っているもの、これから使うもの、契約関係があると思うが、それらは一応ワンコーナーに保存し、他に未決としてワンボックスを作りその中に、まだ読んでいない書類などを入れておくと良いが、セミナーに参加した後のレジメなどは即座に捨てるべきである。後で読もうと取っておいても、後で読まれた試しはない。全部捨てても生活していけるものだ。私も思い切ってバシバシ捨てていこうと思った。
2013.12.04
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ご成婚直後ご訪問してから53年ぶりにインドをご訪問なさったご夫妻の姿をテレビで観た。インドといえば最近IT産業が伸びており経済も発展しつつあるが、相変わらずの貧困と婦女暴行等が頻発している国である。その国をご訪問なさった意義は大きい。53年前もそうだったが今度も心から大歓迎してくれた。戦後敗戦国日本を裁く東京裁判で、判事11名の中、ただ1人日本無罪を主張したのはインドのパール博士だった。 判事中唯一の国際法学者だった彼は、国際法に拠らず、事後法によって行われた裁判を 戦勝国による「リンチと変わらない復讐」であり、違法裁判と非難し、日本だけが重罪を犯したとして裁かれるのは認められないと主張した。彼は、裁判官の良心に則り、天地神明に誓って正しい判決を下すべきだと主張したが、結果は、日本は重罪を犯したとして裁かれ、指導者は死刑になり国民全体も罪を犯したのだから、その償いをすべきだと判決された。天皇陛下ご夫妻も恐らくインドのパール判事のことはご存知だったと思う。日本のためというわけではなく、国際法に則り、正しい判決を下すべきだと主張した裁判官の中の裁判官だったパール判事には特別なお気持ちがあったのではないかと思う。ご成婚直後にご訪問なさったのはパール判事が生まれ育ったインドに愛着があり、真っ先にご訪問なされたのではないかと思う。今回も天皇皇后両陛下をお出迎えしてくださった人々のお顔は純朴そのもので流石にパール博士が生まれた国だとの感慨が深まった。確かにインドは貧困国であでやかさはないが、良心の国で親しみのある国だと感じた。良心がたぎっている国なのだ。法整備をきちんとして婦女暴行だけは激減させてもらいたいと願っている。
2013.12.01
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