全18件 (18件中 1-18件目)
1
この頃毎日10時過ぎまで日本シリーズを見ていて他のことが手につかない。今日は9回に巨人が2対2に追いついてなおもワンアウト2塁1塁、サヨナラのチャンスである。2塁ランナーは足の遅い阿部、当然足の速いピンチランナーに交代と思ったが、交代はなかった。もしこのまま点が入らなくて延長戦になった場合、阿部が必要になるとの判断だったのだと思うが、その時点で巨人は負けていたのだと思う。あそこで一気に逆転サヨナラにする気迫があるならば、延長になってからのことを考える必要はなかった。楽天の選手は全員に気迫が感じられた。巨人の選手は萎縮していた。もし点が入らなかったら?と考えること自体が精神的に負けていたのだと思う。その結果10回の表、西村が投手の則本にフォアボールを出し、デッドボールも出して2点を失い4対2で負けた。デッドボールを出した時点で西村は当然交代すべきだったのにそのまま投げさせて銀次、ジョーンズに打たれて2点を取られたが、9回裏の気迫のない気持ちが10回表にも連動していたのだと思う。これで巨人は王手をかけられた。次の試合で巨人がもし勝つとするなら気迫をもり立てるしかない。首脳陣にも選手にも言えることで、必ず勝つとの気迫で楽天に向かって行くしかない。明後日の仙台での気迫と気迫のぶっつかり合う白熱の試合を期待する。
2013.10.31
コメント(4)
今日の昼のテレビで、曽野綾子さんの著書「人間にとって成熟とは何か」に関して山本監督が曽野さんにインタビユーした番組があった。今の若者、大人、老人に対して言うことはないか?との質問に対して「若者は努力しない、大人は勇気がない、老人は甘やかされすぎ」と述べていた。日本人はお金持ちと思い上がって破れたGパンをファッションとして着て歩いている姿はアフリカなど貧乏な国の人たちに対して失礼だし、見苦しいとも述べていた。勇気のない大人はむさくるしく、勇気のある人は香りがあるとも述べていた。老人はボランテアでも何でも働くべきである。定年になったら楽をしようと考えている老人が多い。社会保障や介護保健などで守られており、社会から何かをしてもらおうと考えている老人が多い。老人になったらいつ死んでもいいのである。その死に体を守ってもらうことばかり考えるのではなく、どうせいつ死んでもいい肉体を社会のために役立たせたい、何らか社会のために働こうと思っている老人が少ないとのご意見であった。このような考え方に対して、働こうにも働く場所がないではないか!!、甘やかせ過ぎだから、至れり尽くせりでなく、自助努力を促すべきだと言っても、働く場所がなく、収入がない老人を放っておいていいのか!!などの批判もあると思う。でも私も老人の一人として、いつ死んでもいいので死ぬまでに社会のために何らか貢献しながら死んでいきたいとの気概を持つべきではないかと思っている。
2013.10.30
コメント(6)
昨日の日本シリーズ第2戦、6回表2死満塁、打席には勝負強いロペス、ヒット1発出れば2点は取られる。怖がってボールを投げればフォアボールで押し出しの1点取られる。それを考えると足がすくみ、手がかじかんで力のない球を投げて打たれる。多くの投手はそれを繰り返してきた。しかし田中投手は違った。すくむ気持ちを抑え、真っ向から速球で勝負して最後は三振に仕留めて1点も取られなかった。その結果6回の裏には味方が1点取ってくれて(銀次がヒット)勝ち投手になり、ペナントレース、クライマックスシリーズ、そして日本シリーズと負け無しの記録を更新した。すごい気魄に押されて打者はきりきり舞いしていたが、シーズン中も、クライマックスも、日本シリーズも同じように力が発揮できるとは凄いの言葉しかない。シーズン中はよかったが日本シリーズでは打ち込まれた投手も多い。舞台や環境にかかわらず実力を発揮できるとは驚くべき、人間だと思った。私はゴルフをするが、池や砂場(バンカー)が目の前にある環境では怖じけついて大叩きするし、後ろの組みの人達が追いついてきて、自分の打つところを見られるといいところを見せようとの気持ちが働くのか力が入ってボールはチョロっとなったり変な方向に飛んでしまう。見られていると恥ずかしいという気持ちも手伝っていいスイングができない。田中投手を見習いたい。人に見られていようとも、環境的に大ピンチに襲われても、絶対うち取ってやると、全精力をかけてプレイに集中する気魄は見ていた私たちの心臓を打ち抜いた。歴史始まって以来の大投手だと思う。打ちひしがれている人がいたら、彼の勇姿をビデオに取っておくことをお勧めする。結果が少しも出ないで自信を無くして、メソメソしたくなったら彼の勇姿をビデオで見てその凄さを実感してもらいたい。人間ピンチの時に気魄で底力を発揮する人と、ピンチの重圧に負けて普段の半分も実力が発揮できない人がいる。世の諸君、人生は気魄だ。どんな逆境に立たされようとも、彼の気魄を思い出して人生に挑戦していこうではないか。
2013.10.28
コメント(4)
私の家に入るには両側がコンクリート塀に囲まれた狭い路地を入っていかなくてはならない。そこを通らなければならない家が20軒位あり、多くの人が擦ったりぶっつけた跡がある。先日曲がるとき右側を少し擦ってしまったのでその後は大廻りしようとして左前面をこすったのが12日位前だ。車をこすった後は誰でも落ち込むと思うが、私は人一倍ダメージを受けやすい性格で、人生も終わりかと思うくらい落ち込んでしまった。そして翌日すぐ修理に出して直してもらったばかりなのに本日また同じ所を擦ってしまた。もう恐怖心でそこを曲がれないように思えた。前に乗っていた車の時には12年間乗ったがそこでは一度もこすらなかったのに今度の車では買ったばかりなのに4回も擦っている。でも気を取り直そうと思う。こすらないように技術を磨き、注意深く曲がることは大切だが、擦ったから人生が終わりというわけではない。今度はしばらく直さないでいようと思う。多少傷があっても錆びるわけではない。またどうせこするかもしれないのでそのままにしておこうと思う。そして擦ったことを忘れようと思う。
2013.10.25
コメント(12)
世界遺産白川郷上高地の美しい景観10月20日(日)から23日(火)まで岐阜県の飛騨高山、世界文化遺産の白川郷と長野県の上高地に旅してきた。私は仕事中心人間で旅行を殆どしていなかったが家内の従姉妹がこの旅の計画をして、家内も誘われた。家内のかねてから行ってみたい所ばかりで、行きたいのは山々だが従姉妹夫婦に自分だけ加わって行くのは無理なので涙を飲もうとしていたので日頃苦労ばかりかけて何もしてやっていなかったので思い切って、勤めを月、火と休ませて頂いて自分も旅に加わることにした。飛騨高山では高山の匠の造った祭り屋台と陣屋を見てきた。陣屋は全国に惟一現存する江戸時代の代官所で、300年前の建物がそのまま残っていた。説明してくれる女性がいて約1時間各部屋について説明してくれた。感銘を受けたのは25代の代官の内、よくない代官の親子が治めた年代に百姓から年貢を60%も取立て、商人からは1.2%しか税を取らない政策に農民一揆を起し、江戸に直訴に行った農民代表6人は処刑され、悪代官は処刑された人達は代表ではなく、自分勝手な行動をした悪い人たちで、処刑されたのは当然とする代官からの同意書に署名捺印するように迫られた。処刑を恐れた農民達は、不本意ながら、それに同意したが18歳の善九郎のみは年貢を取り立てすぎる代官が悪く、それを代表6人が中央に訴えに行ったのであり、彼らが悪人だから処刑されたのでないとの信念をもっていたので、その同意書に署名しなかった。捉えられ処刑されたが処刑数日前の妻への手紙が展示されていたが、泣かされた。世界遺産白川郷では、藁葺き屋根による大型合掌作りの集落の代表的な民家和田家を見学してきた。観光バスが何台も来ていた。400年前の江戸時代初期の庶民の生活が偲ばれた。上高地ではその美しい景色と紅葉に圧倒された。大正池から河童橋まで約1時間梓川ヘり2kmの道のりを歩いたが、川に沿った美しい紅葉と穂高連峰の景観は壮観であった。帰ってきて今旅行のことをまとめてみたが、その感動を10分の1も表すことはできなかった。勤めを休まなければならないのは心苦しいが、たまには旅行に行くべきだと思った。
2013.10.22
コメント(6)
昨日のTBS系ニュースで就職活動中の学生の自殺が増え、東京都内で就活中の学生にアンケートを取った所20%の学生が本気で自殺を考えたことがあると答えている。現在は大学受験よりも就職活動の方が難しくなっていると思う。大学受験に失敗して自殺する人はいなかったが就活で次から次に不採用になると死にたい気持ちになることは想像できる。ある会合で中企業のトップと話した時、その社の受験生はそれまでに平均21社を受けているとのことでその会社が不合格になるとこれから何社不合格になるのかわからないし果たして今後どこかで採用してもらえるかどうか大変な不安に駆られるだろうなと思った。はたして学生諸君の就活では何社位受けるのだろうか。上記では平均21社とのことだが多い人は30社、40社受けている人もいると思う。40社受けても50社受けても採用されない。お先真っ暗で失意のどん底にいる人もいるだろう。先日ある人の体験を聞いた。大学卒の30歳代の男性である。それまで勤めていた会社で仕事上の失敗をして解雇され仕事を探さなければならなかった。そのようなケースでは新卒以上に就職は難しかったと思うが、仕事が見つからなければ食べて行けない。必死で探した。そして69社は不採用になり、70社目でやっと採用通知をもらい、しかも係長に抜擢されたとのことである。よく粘ったと思う。20社で断られ、30社でも、40社でも断られたらたらどうしたらいいか分からなくなってしまう。40回も断られると自信をなくして再挑戦を諦める人もいるだろう。自殺する人もいるだろう。就活でめでたく採用してもらえれば嬉しいが、不採用なら地獄である。そのような中で70回も挑戦し続けて、見事採用を勝ち取った青年に心からの拍手を送りたい。就活中の諸君、不採用が重なるとすごく辛くて苦しいと思う。でもまだ30回、40回位ではないか。70回も挑戦した人がいるのである。70回の人がいるなら80回も挑戦した人もいるかもしれない。30回、40回は、序の口だ!!70回就活してやっと採用を勝ち取った人もいる。30回、40回不採用でもたじろぐな!自分を信じてどこまでも挑戦してもらいたいと思う。
2013.10.19
コメント(8)
「夫婦というのは密接な関係なので敵でも味方でもない中間の関係はありえない」と昨日から紹介している「自信が湧いてくる心理学」の著者於保哲外氏は述べています。人は誰でも本音の自分とよそ行きの自分を持っているが、本音の部分で好き合っていればいいが、よそ行きの部分でいがみ合っていれば仮面夫婦になってしまい10年間も口をきかない夫婦もあるとのことです。特に子育てが終了して子供が独立すると夫婦関係がむき出しになり、仲の良い夫婦は恋人時代の延長のような関係に戻れますが、そうでない場合は一緒にいることがしんどくなってきます。敵か味方かのどちらかなので一緒にいるには味方同士にならなければやっていけないと述べています。既に味方同士の場合はいいのですが敵同士の関係になっている場合の特効薬は三点セットだと述べています。その三点セットで上記10年間も口をきかなかった夫婦関係が修復されたとのことです。その3点セットとは1.腕を組んで外を歩いてみる。2.手をつないでテレビを観る。3.ご主人の出勤、帰宅時に奥さんは玄関まで出てご主人の首に抱きつく。いずれも嫌いあっている敵同士の夫婦の場合出来ることではなく、「気持ち悪い」と嫌悪感を抱いてしまうかもしれません。しかしうつ病などの心の病の原因の大半は夫婦間がうまくいってないことが原因なので、本気で病気を治したいならこの3点セットを実行しなさいと勧めているそうです。清水から飛び降りたつもりで、とってもできることではないと思っていたことを実行してみたら自分でも思ってもみなかった心の変化が起こってくるものだと述べています。敵でなく味方同士になるためには清水の舞台から飛び降りるくらいの気持ちが必要なようです。
2013.10.17
コメント(6)
「折角生まれてきたのだから人生は楽しく生きましょうや」とよく言われるが、楽しく生きている人は少ない。「家の入口で買ったばかりの車をこすってしまった。ゴルフに来たが、スコアは散々で、おまけに車をこすったことが頭に浮かんで、自分は何をしてもダメで救われない人間で嫌になってしまった」と言っていた人がいた。仕事面や交際面、芸能やスポーツなどで思うようにいかなくて落ち込んで楽しいどころか苦しんで生きている人が多い。それに対して「自信が湧いてくる心理学」の著者於保哲外氏は、「楽しく生きるには自分を100%好きになることだ」と述べている。それは褒められた時の自分とか、いい成績を挙げた時の自分だけ好きになるのではなく、「最悪の自分こそ大好きになることだ。たとえ病気になろうと、失業しようと、好きな異性に振られようと、仕事で失敗しようと、誰に何を言われようと、それでも変わらず「自分が好き」と言い切れることだ。そうした姿勢が心の基盤になっていれば心を病むこともないし、のびのびと楽しく人生を過ごすことが出来る」と述べている。運動神経が鈍くて車をしばしば擦ったり、どんなにゴルフを練習しても上手にならない人間も、どうしょうもないダメ人間として卑下するのではなく、そんな自分でも好きになれ。そうすれば人生は楽しくなると教えている。於保氏は精神科医である。心を病んでいる人が多いが、その原因は自分を100%愛していないからで、100%好きになり愛すれば病気などは吹き飛んでしまうと述べている。失敗ばかりしている自分、どんなに努力してもちっとも上達しない自分、髪が薄くなりお腹が出てきた自分、すべてを受け入れて100%愛しなさいとのことで、中々難しいと思う。でもそうしないと心の病気になるかもしれないし、人生が楽しくなくなってしまうとのことなので100%自分を愛するようにしようと思う。
2013.10.16
コメント(9)
本日は体育の日で祝日であり、休日である。祝日というのは国民にとって大切な記念日であり、国を挙げてともどもにお祝いしまようという日で、官庁や学校を休みにして祝う日である。いつの頃からか祝日よりも休日が重視され記念日があったらそれは月曜日に持ってきて、連休になるようになった。それは国会議員が決めたことで、連休にしたほうが旅行する人も増え、経済効果も大きいとして導入された。その結果、連休はあり難いが国民の祝日としての意義は薄れ、何の日だか分からないが続けて休めてありがたいと思っている人もいる。何はともあれ、連休できるので多くの人は喜んでいるかもしれない。でも私は反対である。記念日の意義が薄れてしまうからである。例えば今日は東京オリンピックの開会式が行われた10月10日の代わりに14日の月曜日を記念日として休日にしたものである。10月10日がその日なのに、連休にするために簡単に月曜日に移してしまい、その日の意義は薄れてしまっている。経済効果が上がるとのことだが本当に上がったのかそれ以前と比べて検証してもらいたい。私は記念日は記念日として祝い、休みが飛び飛びになっても人生にメリハリがつき、人間がしっかりすると思っている。連休にしたほうがいいに決まっていると国会議員の先生方は考えたのだとおもうが、それで困っているところも一杯ある。流通や郵便配達、24時間運転の機械を使っている昼夜交代業務の方々、中小企業、自営業など連休になると困ることが多い。体の調子が悪い人も休みが続くと困り、金曜日や土曜日の外来がいつもより混んでまともに診察してもらえないこともある。旅行者が増えるから経済効果とのことだが、交通渋滞やサービス低下を産み出し、連休でないウイークデーはがらがらという状況で年間通じての収入は却って減ってしまったという旅館もある。国会議員の先生方には祝日とは何かということをもう一度しっかり考えてもらいたいと思う。
2013.10.14
コメント(6)
しばらく前に無事つくば市から帰ってきた。つくば市のゴミ袋を牛久駅で20袋買って行ったが、近くの農家の人が草はその人の畑に積んでおいていいと言われたので今年は袋詰めがなくてその分大分助かった。昨日は「腰痛の家内の負担を少なくするように頑張る」などと書いたが、昨年もそうだったが今年も外の雑草刈りでも家の中の拭き掃除でも全て彼女の方が私の倍も仕事していたと思う。申し訳なし。ところでつくば市までの行き帰りの車中で「レオナルド・ダ・ヴィンチとは?」という本を読んできた。レオナルド・ダ・ヴィンチといえば、絵画「モナリザ」や「最後の晩餐」で有名だが、自然科学的発明や、解剖学、音楽、スポーツなどあらゆる部門でも群を抜いており、古今東西世界で最も才能があった大天才である。彼は1452年4月15日にイタリアのヴィンチという小さな町にビジネスマンの父と貧しい農家の少女の間に生まれた。二人は結婚していなかったので、父親は困って母親である少女にその子をまかせて自分は別の上流階級の女性と結婚して新家庭をもった。母親も1-2年育てた後は、別の男性と結婚して新家庭をもった。そうなったらやむなく幼いレオナルドは父親が育てるのかと思われたが、実際には父親の両親(レオナルドにとって祖父母)に預けられた。その時祖父は85歳で、ヨボヨボだったが食事や寝るところは与えられた。望まれないのに生まれた子として、誰にも可愛がってもらえなかったが、ただひとり伯父の農夫フランシスコが可愛がってくれて畑や野山に連れて行ってくれた。レオナルド少年は自然に溶け込みそれを観察するのが大好きだったので、いつもそのおじさんについて歩き、おじさんが仕事しているあいだは周りの景色等をスケッチしていた。そのスケッチがものすごく上手で、12歳の時父親の紹介でフローレンスの絵画学校に入り絵画での才能を発揮していくことになるが、その他自然科学や発明などにも才能を発揮した。67歳で生涯を閉じたが家庭は持たなかった。望まれない子として日本でも世界でも中絶されたり、虐待されている子供は多い。ヴィンチ村に生まれたレオナルドも望まれない子供だった。それでもおじさんに可愛がってもらったり、良い師匠に恵まれて素晴らしい才能を発揮してきた。中絶しようしている方、育てていく自信がないと思っている方、生まれてくる子の才能は誰にもわからない。生まれてこなければレオナルドのような天才の花も開かなかた。色々障害はあるかも知れないが、何とか産んで育てていただきたいと心奥から願うものである。
2013.10.13
コメント(4)
毎日、毎日が覚悟の日だが明日は特別の覚悟の日である。茨城県つくば市に住む娘夫婦がアメリカに行っていて留守の家の大掃除と家の周りの草取りに行くことになっている。昨年も行ったが草ぼうぼうで草刈をした草をゴミ袋に詰めたら13個位になった。慣れない仕事で足腰が痛くなりクタクタに疲れた。今年は地元のシルバーにお願いして一緒にやろうと計画していたが連日事務局に電話するも担当者から電話させますとの返事でずっと待っていたが連絡がなく、連絡可能の最後の日の今日は家内はどこにも出かけないでじっと相手からの電話を待っていたが電話はなく、結局今年も家内と私で奮闘することになった。朝7時1分の電車(かいじ)に乗って新宿で山手線に乗り、日暮里で常磐線に乗り換えて牛久まで行き、そこからタクシーで家まで行く予定である。「なんだそんなことか?それくらいのこと屁の河童だよ。覚悟の日とは大げさだ」と思われる人も多いと思う。日頃からよく働き、重労働もなさっておられる人なら大したこともないと思われるが、なにせこちらは日頃あまり重労働をしておらず、重いものといえば聴診器位しか持ったことがないので大仕事で、おまけに家内は腰痛持ちなのでよほど覚悟してかからないと二人共倒れてしまいかねないので覚悟と申し上げた次第である。でも可愛い孫たちの家と思えばそれくらいのことはへっちゃらだが、家内の腰痛を少し心配している。できるだけ家内に負担がかからないように頑張ろうと思っている。
2013.10.12
コメント(8)
ストーカーされていた女子高生が命を狙われていると三鷹署に相談に行ったら、その場で相手に電話し、メッセージを残したという。犯人が警察からの電話に出るわけがなく、高校生が警察に相談したことを知らせることになり、益々殺意を高めることを考えなかったのだろうか。殺されてしまったのは結果論で、警察が本人に注意を与えればストーカー行為を止めて殺人を思いとどまるとでも思ったのだろうか?警察官は犯罪心理も勉強しているはずである。相手が警察に連絡したことを知ったらどういう行動に出るかは素人でも分かることである。間違いなく殺人の引き金になったと考えていい。今回も警察に相談したが殺されてしまった。同じような事件が相次いでいる。警察官は殺人を犯した犯人を捕まえることのみが任務だと思っていて、殺されないように予防的業務を行うことには慣れていないのかもしれないが、あくまで本当の任務は市民の命を守ることであることを再認識してもらいたい。殺されようとしている人の命を全力で守り、殺そうとしている犯人をストーカーしたということで事前に逮捕すべきである。電話をかけて注意したり警告すれば云う事を聞いてくれるような相手ではないので、万一に備えて緊急体制を整えておくべきである。市民の命と安全を守ることが最も重要な任務であることを再認識して、決意のスタートを切ってもらいたいと願う。
2013.10.10
コメント(4)
昨日の午後は40人位の乳房触診をした。触診による検診を受けた人と受けなかった人との比較で死亡率に差がなかったなどの報告もあり、マンモグラフィや超音波検査のみで充分として触診を検診項目から外している市町村もある。それでもそれを項目に入れている市町村や団体もあるので誰かが触診をしなければならない。外科医や健診担当医などが行っているが専門医というわけではなく、それを担当してくれる医師も少ない。私は30年位前から乳がん検診の触診を行ってきた。教科書を開いても触診についての詳しい記載はなく、手のひらで乳房を肋骨に押し付けてその間にしこりを触れるかどうか診察するという程度で、手順とか方法は書いてなく自分で工夫していくしかなかった。30年位前ある村に検診に行った時、80歳くらいのご婦人から「こんな若い先生におっぱいをもんでもらって悪いよう」と言われた。もんでいる訳ではなく圧迫したのだが決まった手順がなく、そのように受け止められてしまったのかも知れない。その頃ある外科医に具体的方法をお尋ねしたら、乳房を片方づつ両手で丁寧に触診する方法を教えてくれた。この方法を何年もの間かなり長期に行ってきたがこの方法だと片方が終わってからもう一方の触診を行うのでかなり時間がかかった。最近では、両手を使って左右の乳房を同時に診察している。まず仰向けに寝てもらい両腕を万歳のように頭の方向に上げてもらい、最初に両乳房の内側部を両手で隈なく触診し、続いて手の平を両側乳首の上に乗せ、指は閉じたまま手先を扇のように左右外側に広げて行って乳房の上面から側面を触診し、そこから先は手をずらして、乳房の下面を触診し、最後は腋下に指を入れてリンパ節の腫大の有無を触診して終了している。この手順だと見落としが少なく、時間も短縮できるので、お勧めの方法で、もし手順がわからなくて困っている人がいたら参考にして頂ければ幸甚である。他人に触診してもらうより自分で触診したほうが精度が高いとも言われているが、その場合自己触診が正しく行われているとの前提がある。自己触診は上向きに寝て左手を頭の方向に上げて右の手で左の胸の奥から前面にかけて乳房をジグザグにさすってきて最後に脇の下をチェックして終了し、次に反対側の乳房を触診する。ジグザグにというのは、触ってないところがないように乳房の全面をさすりながら、乳首を超えて胸の真ん中まで触ってくるという意味である。上向けに寝れば乳房が平になって、触りやすくなるので両側を触診しても数分で終わると思う。月に1-2回行っていただけれな年に一回の検診時の医師による触診より精度が高いと考えられる。
2013.10.09
コメント(10)
今日は南アルプス市あやめホールで開かれた歌謡発表会に参加して今帰ってきたところである。歌謡教室参加者の合同発表会で、朝8時10分に出発して会場整備とリハーサルがあり、本番は午後1時から始まった。参加者が49グループあり、延々午後5時近くまでかかった。お客さんは400人位来てくれて殆ど最後まで残ってくださった。終わった後反省会で7時頃まで食べたり飲んだりして帰ってきたら午後8時だった。今回の拘束時間は約12時間だったが、昨年も同じ発表会があり、拘束時間が今年より少し長かったこともあり、昨年は本当に疲れてしまった。今年もほぼ同じ12時間の拘束だったがあまり疲れなくて気分よく帰ってきた。それは今年は私も役員になり、色々気を使っていたので時間の経つのがあまり長く感じられなかったのと出場者が結構上手だったことによるのだと思う。世の中には歌の上手な人は一杯おり、宴会その他でしばしば遭遇する。彼らは習わなくても上手なのだが、中には音痴で下手な人もいる。そういう人が歌謡教室に入って少しでも歌えるようになりたいとレッスンに通うことになるが、元々上手な人とは全く違って、いくら練習しても上手にはならないのではないかと思っていた。だから合同発表会といえばそのような人たちの歌をじっと座って何時間も聴かなければならないので実際の時間以上に疲れてしまった。ところが今年は違った。もともと上手な人達と比べたら格段に落ちるかもしれないが、昨年と比べて皆さんすごく上手になっていたのである。1年でこんなにも違うのかと思った。これなら歌謡教室不要の元々上手な人達にもいつかは並ぶのではないかと思えた。スポーツや音楽は生まれつきで、いくら努力しても元々上手な人には及ぶことはないとよく言われるが、今日の皆さんの歌唱を聴いて「そんなことはない。努力すればいつかは追いつくことができる」との確信を持った。
2013.10.06
コメント(2)
2011年の厚労省の平均初婚年齢は男性30.7歳、女性29歳で第1子出産時の女性の平均年齢も30.1歳と遅くなっている。この傾向はどんどん進んでおり、出産年齢も40歳位も珍しくなくなった。これだけ寿命が延びているのだから昔の60歳は今の80歳で高齢出産も昔とは少し違うように考えてもいいのではないかという人もいる。昔の基準で考えると35歳以上が高齢出産だが、それに昔と今の年齢差倍率1.25をかけて43.75歳位までいいのではないかと言っている人(専門家ではない)もいた。私も人生50歳、60歳の頃の基準は今や人生80歳の時代には当てはまらないのではないかと思っていた一人である。しかし第31回日本受精着床学会の教育講演で大分大学の宮川勇生名誉教授は、Faddyらの論文を引いて女性の生殖至適年齢は18~30歳で、41歳でほぼ妊娠力が停止すると解説した。染色体異常は母親30歳未満では417例に1例だが45歳では20例に1例。ダウン症も30歳未満なら1000例に1例だが、45歳なら30例に1例との報告もある。宮川氏は、「日本人の平均寿命は明治時代から倍近く延びたが、女性の生殖可能期間に同じような延長は見られない。結婚には適齢期はなくても、女性の生殖機能、妊娠力には適齢期があることを理解させるべきだ」と述べている。今の日本では女性も仕事を持つ人が多く、結婚年齢はどんどん高齢化している。結婚は何歳になってしてもいいが、妊娠出産は30歳くらいまでにするべきであるとのご意見であった。高齢出産は時代の産物である。しかし医学的リスクは依然として存在するならば、高齢出産を減らすような社会体制の確率が必要であり、人々も出産適齢期を意識して結婚等を考えてもらいたいと強く望むものである。
2013.10.05
コメント(2)
ヤクルトスワローズの宮本選手の引退試合を7時から10時半頃までずっと観ていた。試合は延長12回でヤクルトが負けて、宮本の5回の打席は凡退で守備でも相手に与えた最初の1点は記録上はヒットになったが、エラーと言ってもいいもので、打撃も守備もいいところがなかったが最後まで観てしまった。お客さんも雨の中ずっと残って最後の引退セレモニーを見ていた。宮本は不思議な選手である。フアンに愛され、同僚や先輩、後輩に慕われていた。プロというのは食うか食われるかの競争社会で、チームに内にあっても常に戦いを強いられてきたが不思議と敵がいない。他チームの選手でも教えてくれと言われれば快く教えたりしていた。宮本と言えば軽快で確実な守備が有名でさぞかし余裕をもって楽しんで試合をしていたのかと思っていたが、今日の挨拶では、「打てなかったらどうしよう」「エラーしたらどうしよう」という気持ちにずっとさらされており、楽しいと思って野球をしてきたことは一度もなかったとのことだった。外からは華麗な守備に見えたが実際には彼の中ではいつもヒヤヒヤの真剣勝負だったとのことだった。人のすることをみてかっこいいなと思い、自分もあのようにできたらいいなと思うが、実際には絶えなる工夫と努力と真剣さの中に華麗さが生まれるのであり、カッコよくしようと思ってできることではないことがよくわかった。2000本安打を達成し、ゴールデングラブ賞10回は素晴らしい成績である。後輩たちも彼を見習い大きく育ってもらいたいと願う。宮本選手19年間お疲れ様でした。
2013.10.04
コメント(2)
昨日の午前11時半頃横浜線の川和踏切で、線路上に横たわっていた男性(74歳)を助けようとして遮断機の外で待機していた車の助手席にいた村田奈津江さんが隣の父親が止めるのも聞かずに踏切内に入り、列車にはねられて死亡した。倒れていた男性は鎖骨が折れるなどの重傷を負ったが命に別状はない。目の前で娘が轢かれるのをみなければならなかった父親の気持ちはいかばかりか想像することもできない。踏切の手前で待っている時、男の人が倒れていて、目の前でその人が轢かれるのを見るのも辛い。でも列車は迫っている。自分も惹かれるかも知れない。どうしたらいいのか?!自分がその場に遭遇したらどうしただろうか?と思った。自分は臆病な人間である。その時どのような行動をしたか分からない。実際お父さんは出て行かなかった。娘さんは何も考えず夢中で人を助けようと踏切に入ったのだと思う。自分もその時夢中でそのような行動ができるか自問したが分からない。その場になってみないと分からないが、咄嗟にどういう行動ができるかだと思った。村田奈津江さんは男性を助けようとして飛び込んで亡くなった。悲しすぎる事件だ。村田さんのご冥福を心よりお祈り申し上げる。
2013.10.02
コメント(10)
明日86歳の女性が退院する。老人ホームに入っていて何も食べなくなったということで病院に連れてこられて7月4日に入院した人である。何も食べないとのことで点滴をしたがいっこうに食事を食べるような気配はなかった。何も食べないのに血糖値は300以上あったのでインスリンを使って100前後に調整したが、たべる様子は全くなく、ベッドに寝たきりで笑顔もなく次第に衰弱していくと思われた。家族に「このままだとだんだん栄養が行かなくなって衰弱死してしまう可能性があるので胃瘻を作って栄養を注入してやる必要がある」とお話したが、家族が反対したので胃ろうは作らないことにして、徐々に衰弱を待つ状態だった。何も食べない状態が続いていたが、パンナコッタとかゼリーをほんの少し食べる時もあったのでアリセプトという認知症進行予防薬を服用させてみた。劇的に効果があった。笑顔もなくずっと寝たきりの状態だったのがベット上で手足を動かすようになり、笑顔になり話しかけてくれるようになり、食事も少しずつだが食べるようになった。やがて車椅子で食堂に来て食事をパクパク食べるようになり明日退院することになったのである。今朝の回診時「明日退院することになりました。お世話になりました。退院する時かゆみ止めと湿布を処方してくださいませんか?」と全くまともな話をしてくれた。以前は話をしてくれても昨日も今日も分からず、場所も状況も全くとんちんかんだったのが大違いである。7月入院した時には認知症が重くて何も食べないで寝返りもできない状況だったのでまもなく寿命がくるのではないかと思われたが、薬で認知症が改善して普通の人と殆ど変わらないようになったのだから驚きである。全ての人がこのように改善するとは限らないが、このような症例に遭遇すると嬉しいものである。
2013.10.01
コメント(10)
全18件 (18件中 1-18件目)
1