風鈴文楽夢綴り🌸　🌸　今日も笑顔で毎日ルンルンスキップ しよう🌸

​☆彡　　わ　ら　び　＆　ぜ　ん　ま　い　　☆彡


春は、草木などが一番生長する季節であり地中から
新たなる芽がでるという新生の時でもあります。
なかでもわらび＆ぜんまいは、この時期の代表です。

タイトルにしたのは、字のおもしろさであり、言葉のもつ
不思議さがあるからであり、よく似た山菜であるからで・・・
比較してみようと思ったからです。

まず第一に「蕨（わらび）」と「薇（ぜんまい）」という字が
書けるかというと絶対書けません！！（凡人には）。
どちらも草かんむりですが・・・その下の字がむずかしい。
たった一字であってもむずかしい。
わらび＆ぜんまいとひらがなで書くのはやさしい（笑）
だが・・・草かんむりの下にある字に大きな意味が
含まれているような気がしてならないのです。
辞書で引くと・・・

蕨ーシダ類ウラボシ科の多年草。
山野に自生する。
渦巻状の若芽を食用とする。
地下茎からとれるでんぷん（わらび粉）をのり・餅にする。

（以上、学研国語辞典による。）

山野に自生するシダ類の植物で、若芽は巻いて
拳のような形をしていて、食用となる。
迷蕨は、ぜんまい。
蕨という字の下の字「厥」は、「ケツ」といいます。
字のもつ意味は掘るといういう意味だそうです。
土を掘り割って芽をだす、わらびの意味となるようです。

（以上、大修館漢語辞典による）。

薇ーゼンマイ科の多年生のシダ植物。
若葉は淡赤褐色の綿毛をかぶり、薄巻形。　食用。

（以上、学研国語辞典による）。

のえんどう（野豌豆）。からすのえんどう。
大巣菜。マメ科の２年草。野草の一種。食用になる。

ふなばらそう。白蕨。

薔薇（しょうび）は、ばら。

紫蕨は、さるすべり。

ぜんまいーわらびに似た山菜。

（以上、大修館漢語辞典による）。

辞書の解説にも「蕨」と「薇」ではかなりの違いです。
う～ん・・・よけいわからない点もでてきました。
蕨（わらび）と薇（ぜんまい）は、どこが違うの？
そう聞かれたら次のように答えましょうか・。・。・

「　字がちがう　」　あははっは　（ 爆 笑 ）

ひらがなで書くとーわらび＆ぜんまい。
カタカナで書くとーワラビ＆ゼンマイ。
どちらもなんのこっちゃという「意味なし言葉」です。
今でいえば、雑誌の「アンアン」「ノンノン」と同じですよねぇー。
わらび＆ぜんまいは、音感で楽しむ言葉でしょうか。

しかし、今の子供たちはわらびとぜんまいの区別も
つかない人も多いのではないかなぁ～
わらび餅なら知っているかも。・。・。・​​