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大野隆之

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テーマ: 戦争反対(1197)
カテゴリ: カテゴリ未分類
 対案も出さないとか言われている日教組であるが、過去出したことがある。日の丸の対案は七色旗だというネット内の噂があるが、これはどうも怪しい感じである。一方君が代の対案は確実で次のような歌詞であった。

緑の山河(1952)

1.戦争(たたかい)越えて たちあがる
  みどりの山河 雲はれて
  いまよみがえる 民族の
  わかい血潮に たぎるもの
  自由の翼 天(そら)をゆく
  世紀の朝に 栄あれ

2.歴史の門出 あたらしく

  いまむすばれた 同胞(はらから)の
  かたい誓いに ひるがえる
  平和の旗の さすところ
  ああこの道に 光あれ


 むう。なんとも評価の難しい作品である。「民族」というのは日本民族以外考えられないから、その継続は認めている。さらに同胞の「かたい誓い」とあるから、国民の一致団結もいいようである。一方で「歴史の門出」と言っているので、これは8.15革命説だろう。要するに以前の日本と今の日本は違う国なのであって、これから新しい歴史を作るのである。「平和の旗」というのは現在では7色の旗であるから、そのへんから七色旗国旗説が出たのかもしれないが、7色の旗はこの時期まだ成立していない。

 なんか虫がいい感じがする。そして反国旗・国歌の人たちに感じる違和感が原因が何となく分かってきた。要するに戦争責任を、背負いたくないのではないだろうか。悪かったのはすべて軍部です。国民のせいではありません。国旗も国歌も変えました。これでチャラにしてください。そんなむしのいい話が通ると思っているのだろうか。いずれ勇気がでたら主張するが、集団自決問題の軍命も同じことで、本当は原因は教育マスコミを中心に国民全体が背負うべき問題であるのに、軍だけに責任を負わせようとしているのである。

 私の父親は朝鮮生まれで、本土に帰ってきたときには「朝鮮人」と差別されたという。私の母は旧満州出身であるが、ずいぶん横暴な日本人もいた、という。当時の教科書には次のような記述がある。

 国民の大多数は大和民族にして、其の数五千四百余万に及ぶ。其の他、朝鮮には約一千六百万の朝鮮人あり、台湾には十余万の土人と支那より移り住める三百余万の支那民族とあり。また北海道にはアイヌ、樺太にはアイヌその他の土人あり。民族は相異なれども、等しく忠良なる帝国の臣民たり。

 しかしこの理念は必ずしも守られては居なかったのである。軍部ではなく、民衆レベルで差別は間違いなく存在していた。
 また私の父は少年志願兵として末期の中国戦線に参加しているが、食料補給が一切なく、徴用と称して中国人から食料を略奪した、と言っている。こんな嘘を息子につく訳がないのである。現在保守論壇の中では先の戦争を正当化する言論があるが、反省すべきことはたくさんある。

 その一方日本軍部による慰安婦の強制連行というのは嘘である。なんで他に反省すべき事実が沢山あるのに、こんな嘘をつくのかわからない。まず事実である。例えば極東に日本という白人国家と対抗しうる国家がが出現しなければ、アジアの植民地支配はさらに長く続いたというのはかなり蓋然性の高い事実だと思われる。しかし、ヨーロッパ人と異なり、日本人はアジアの諸国民を全く平等に処遇したというのは嘘である。国旗・国歌反対の人々はこのような事実から自分だけは罪がないと逃げる人々ではないだろうか。









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Last updated  Jan 17, 2012 01:53:08 AM
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