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オアシスからノエルの脱退と、自民党から民主党への政権交代。どっちが重要。いやー、どちらも大変なニュース、歴史的な事件です。一応「ロックの部屋」なので、ノエルの脱退の方から意見(感想)を。オフィシャルサイトにて、ノエルが、オアシス脱退の公式の声明を最初にした段階では、いつもの兄弟喧嘩かといった楽天的な感想が大半を占めていたと思いますが、第2弾声明での深刻なコメントにいつもとは違うと感じてしまった。“8月28日金曜日の時点で、俺はマンチェスターのロックンロール・ポップ・グループ、オアシスを去らざる得なくなった。細かいことは重要ではないし、いちいち上げるには多過ぎる。でも、君らには知る権利があると思っている。俺や家族、友人、仲間に対する言葉や暴力による脅しが耐え難いレベルに達した。それにマネージメントやバンドメイトからのサポート、理解がないために、俺にはここを離れ新しい場を見つける以外の選択肢がなかった”かねてからノエルはツアーを終えた後は、長期休暇を取るつもりでいたようで、次のアルバムも2015年までには出さないと公言していました。声明に至るバックボーンが出来上がっていた状態での、リアムとの大喧嘩の末に愛用のギターを破壊されるというこの上ないタイミング。一方リアムは、新作に向けての新曲を書き上げ、すぐにでも制作に入りたかったようです。ノエルとの方向性は180度違っていましたね。これでは話が合わないのは当然です。まぁ、ノエルにとっては、かえってスッキリしたのかもしれないですね。そしてオアシスの今後ですが、バンド内の力関係、権利関係からいって残りのメンバーがoasis名でバンドを継続するとは思えない。活動停止(解散ではなくて)の方向で行くんじゃないですかね。リアムもそれを望んでいると思いたい。(兄弟として)そして日本の政治。しかし長すぎた自民党政権。癒着政治、派閥政治、官僚主導の政治には飽き飽き。官僚を動かせる生活優先(年金、医療、少子化対策等)、政治に変化して欲しいなと思います。民主党の指導力に期待したいです。
2009.08.30
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《オーストラリア、メルボルン出身の4人編成のロックンロール・バンド。メンバーはニック(g、vo)、クリス(ds、vo)、キャメロン(g、vo)、マーク(b)。2002年に英NME誌で高い評価を受け、翌03年にはローリング・ストーンズのキース・リチャーズに認められ、オーストラリア・ツアーの前座に抜擢される。その後、エレクトラと契約し、アルバム『ゲット・ボーン』でワールドワイド・デビュー。AC/DC、ストーンズらの影響を受けたダイナミックな音楽スタイルで人気を集める。》~CDジャーナルより~オーストラリアの盟友【ヴァインズ】はアルバム1枚聴いてお腹一杯になっちゃったけど、【ジェット】は飽きないなぁ。『SHAKA ROCK』も発売日の翌日には購入しました。正直最初聴いた時はいまいちピンと来なかったけど、2度目には壺にはまってしまいました。王道ロックに変化はないけど、今作は渋さに磨きがかかったような気がする。メロディーよりもギターリフが凄く印象に残ります。無駄な贅肉を削ぎ落として、必要なロックンロールのビートやリフを聴かせる事に徹している感じ。アルバム全体の統一感において、前2作を上まわっていますね。「K.I.A.」のプロモーションビデオには度肝を抜いた。血が飛び散るグロテスク映像。あんなのがよくも放送禁止にならないものだなーと感心してしまった。刺激的で良いけどね。(笑)リードヴォーカルのメリハリとコーラスの掛け合いが見事。ロックンロールの基本を押さえた模範みたいな曲だけど、最近こういうロックを演奏する連中が少ないだけに刺激的だ。緊急事態を告げるようなサイレン音にも興奮を覚えます。ダブ的な残響を轟かせるギターサウンドの「BEAT ON REPEAT」もカッコイイ。「SHE’S A GENIUS」のベース音と一体となったギターリフは、ほんと【ナック】の「マイ・シャローナ」に匹敵するようなキャッチーで乗りの良いビートです。キメの細かいリズムを刻む「BLACK HEARTS」。押さえ気味のヴォーカルが超カッコイイのですって。サビのフワーッと抜けるコーラスもたまらない。王道ギターソロも入っているぞ。単純なギターリフながら、コーラスワークの巧みさで聴かせてしまうような、ロックンロール賛歌の「TIMES LIKE THIS」。60年代中期のローリング・ストーンズ風メロがちょっぴり覗く「LA DI DA」。カントリー風のバラード「SHE HOLDS A GRUDGE」も良い味。アルバム全体を風格みたいなものが漂っていて、成長したなぁと実感出来る内容。70年代ロック親父にも、強力プッシュしたい極上のロックンロールアルバムの完成です。【フリー】や【バッド・カンバニー】好きの人に特にお薦めします。ジェットはロックンロールの正統的伝承者。【AC/DC】と共に頑張って欲しいな。シャカ・ロックJET - K.I.A.Powered by TubeFire.com
2009.08.28
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《ニューオーリンズ出身の4人組は2003年に結成され、2004年に『RESET EP』(日本未発売)をリリース。 強力なリズム・セクションを中心にした、見るものの度肝を抜くライヴ・パフォーマンスで話題となり、ユーチューブやマイスペースなどのWEBでその映像が流れ、口コミで一気にファンベースが拡大していった。U2,ビョーク、ポリスなど、幅広い音楽に影響を受けてきたと公言するが、彼らが生み出す音楽はどのジャンルにも、あてはまらないものだ。とにかく、グルーヴがすごい!これはロサンゼルスでも、ニューヨークでもなく、ロンドンでもない、ニューオーリンズという街だからこそ、生まれた新世代のポップ・ミュージックなのだ。》~ワーナーミュージックより~おおう、サマーソニック’09では【TAME IMPALA】【THE TEMPER TRAP】を優先して見たために見逃した【ミュートマス】が単独公演(11月18日)をやるというではないか。早速2次プレオーダーに申し込みましたよ。場所も渋谷O-EASTで申し分ないです。既にわたくし興奮気味です。(笑)♪セールファー、セールファー、セールファー♪英語では♪SET IT ON FIRE♪だけど、私には♪セールファー♪に聞こえる。まぁ、どっちでも良いのだけど、ともかくこのフレーズがカッコ良すぎる。コーラスに限らず、軽い疾走感溢れるグルーヴのキャッチーな事。クラブで踊りまくる事を想定しているような曲調で、ライトショーも煌びやかに決まれば、さらに興奮が高まりそうな曲です。ともかく1曲目の「THE NERVE」からハートを鷲づかみにされましたね。ロックとソウルとダンスとエレクトロニックとが、嫌みなく混じり合っていてポップでキャッチーとなれば文句の付けようがない。最強最新型ポップミュージックなのかなぁ、このミュートマスというバンドは。比較的スローなテンポの「CLIPPING」は【ポリス】あたりの影響を感じた。アンビエントな空間再現力、波動が緊迫感をもたらしています。ヴァイオリンぽい音色も楽曲に艶をもたらしている感じです。「SPOTLIGHT」。この曲も素晴らしい。サイケ風味ではあるけれどサイケデリックではない。その一歩手前で踏みとどまっている微妙さ加減が申し分ない。先に進んだり右に曲がったり左に曲がってしまうと【カサビアン】になってしまうのだけど、違うんだな。浮遊感よりもハイウェイを走る中距離ランナーのグルーヴなのだ。間に挟まる静寂感も前後のグルーヴを高揚させる効果があったりもします。このあたりのセンスも素晴らしいし、綿密に計算されていると思う。細かいリズムを刻むパーカッシヴな音は何なのだろう。エレクトロニクスなのかなぁ。メロディアスな「GOODBYE」はピアノもギターもストリングスもキラキラしていて、ポップバンドとしても通用しそうです。「LOST YEAR」のストリングスの使い方なんかは、ギターバンドのそれじゃない。この人達の本質はポップ志向なのではと思わざるを得ない。まぁ、そこが好きな所なんだけどね。「ARMISTICE」は【スティービー・ワンダー】【アース・ウインド&ファイアー】系のファンク。9分の大作「BURDEN」は力作であり、感動巨編みたいな壮大な曲。メタリックなギターリフからソウルフルなヴォーカル、幽玄な雰囲気のシンセサイザーとエレクトロニクスの響き、骨太でダイナミックなドラムスの音圧、そして悲しげな終盤のヴォーカルに涙腺を刺激されるという、着想の豊かさに圧倒されます。ミキシングエンジニアの手腕かもしれないが、音響的にもハイファイではなく、可聴帯域のギリギリあたりの高域と低域をばっさりカットしているようだ。これはダンスミュージックとしては最適な方法で、乗りやすいと同時に聴き疲れを防止するのにも有効です。楽曲に疾走感があるのも、その効果の現れだと思います。いゃあ、ミュートマス最高ですね。火は放たれた!(SET IT ON FIRE!)この想いのまま渋谷O-EAST突撃予定です。(笑)アーミスティスMUTEMATH - THE NERVE (LIVE IN TOKYO)Powered by TubeFire.com ↑サマソニ'09の勇姿を見よ!
2009.08.25
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8月も後1週間を切って、過ごしやすい残暑が続いています。蒸し暑くないのが良いですね。さて、秋に向かって気になる再発物や新譜が続々リリースされるようなので、メモ書き程度に書いておきます。何と言っても、一番狂喜したニュースは1985年のネオアコの名盤【Fantastic Something】(ファンタスティック・サムシング)唯一のアルバムが日本盤紙ジャケ化でリリースされる事です。このアルバム、ずっと探していたんです。入手は諦めかけていたんだけどね。いゃー嬉しい。80年代の【サイモン&ガーファンクル】と謳われた男性デュオのハーモニーとキラキラしたギターサウンドもうすぐ聴けます。9月23日発売です。もう1つ、【ポール・ウェラー】が【スタイル・カウンシル】を結成した'81年に設立したレーベル、レスポンドに在籍したグループ【エイ・クレイズ】の未発表音源集のリリース。(日本盤)これも楽しみです。10月7日発売です。あると思わなかったmy spaceで音源チェック出来ます。ついでに【Prefab Sprout】(プリファヴ・スプラウト)の新譜『Let's Change The World With Music』もUK盤でリリースされるみたいで、これも楽しみ。9月8日 発売です。旧譜の名盤『Steve Mcqueen』も紙ジャケ, リマスターで1,890円とお得盤(2007年に出た同盤は3,396円と高価で手が出なかった)となって再発されるようで、これも手に入れたいです。こちらは8月26日発売予定です。その他購入予定の新譜としては、Cribs『Ignore The Ignorant』9月2日Muse『Resistance』9月16日The Temper Trap『Conditions』9月30日Passion Pit『Manners』10月7日 等既に輸入盤では出ている【The Temper Trap】(サマーソニック’09の私的ベストアクトでした)と【Passion Pit】も楽しみ。特にPassion Pitはようやくの日本盤。散々待たされたから5ボーナストラックは当然ですね。そして、何と言っても注目は【ビートルズ】のリマスター盤。9月9日まで、もういくつ寝ればいいかな?(笑)とりあえず『Hard Day's Night』を購入するつもりだけど、輸入盤にするか日本盤にするか悩み中です。とりあえず、この秋はネオアコ三昧、音楽三昧で行きまっす。年中だけど。。。。(笑)
2009.08.23
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《オマー・ロドリゲス(g)、セドリック・ビクスラー(vo)の2人組。アット・ザ・ドライヴインのメンバーとして活躍し、2001年の解散後、バンドを結成。EPのリリースやライヴを経て、2003年、プロデューサーにリック・ルービンを迎えたファースト・アルバム『ディラウズド・イン・ザ・コーマトリアム』が高い評価を得る。オマーは2004年秋に初ソロ・アルバム『A MANUAL DEXTERITY : SOUNDTRACK VOLUME ONE』を発表した。》~CDジャーナルより~これもこの夏の愛聴盤の1枚です。【マーズ・ヴォルタ】の『OCTAHEDRON』です。静かに幕を開ける1曲目の「SINCE WE’VE BEEN WRONG」からやられた。どこかしら哀愁と郷愁を誘う懐かしくも切ない旋律。初期の【ジェネシス】が持っていた繊細な文学性や【レッド・ツェッペリン】の持つトラディショナル指向が合体したような曲調。エモーショナルで伸びやかな鳴きのリードギターの響き(ジョン・フルシアンテも参加している!)とアコースティックギターとの絡み。キーボードも70年代プログレ的な響きで懐かしい。セドリック・ビクスラーのヴォーカルもスモールヴォイスながら、切々と語りかけてくるように聴き手にグッと迫ってくる。そうかと思えば、「DESPERATE GRAVES」あたりではシャウト系のヴォーカルも披露していて、幅広い声音域もカバー。重厚でテクニカルなドラムスに支えられた世界観は安定していてデジタル・エフェクトなどの効果音は、混沌とした宇宙空間に向けて発せられているような無限な空間を創りだしている。間合いとカオスとの感覚がバランス良く成立している、微妙な緊張感に満ちた熱い演奏が聴き取れます。インプロビゼーション的な展開力は、前作あたりと比べると、控えめになったのかもしれないが、その分叙情性と静寂性に引っ張られてロマンチック。私はこっちの方が好きだ。それでも8分20秒の大作「LUCIFORMS」ではテクニシャン振りを見せつけていて圧巻。ギターの音圧で誤魔化しているどこかのギターバンドとは訳が違う。そういったギターロックにも食傷気味なせいか、偉く新鮮に聞こえたりもします。分裂症気味のアルバムカバーも好き。爆発前の活火山の麓から発せられるようなマーズ・ヴォルタの持ち味である、熱い民族的でもあるグルーヴを象徴しているかのよう。200キロ300キロは裕に走れる車が100キロぐらいで走っているような、騒音(ノイズ)のない安定した乗り心地(演奏力)に感心した。テクニックは無限に持っているが隠し持っているような余裕すら感じる。マーズ・ヴォルタは真に本物のロックバンドだ。八面体The Mars Volta - Since We've Been WrongPowered by TubeFire.com
2009.08.22
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《英国ロンドンを拠点にする男性シンガー・ソングライター。ベイビーシャンブルズのビデオへ出演したり、リリー・アレンのオープニング・アクトを務めるなど、デビュー前から注目を浴びていた。XL Recordingsと契約を交わし、2007年にデビュー。同年6月にリリースしたシングル「Torn On The Platform」が全英チャートでトップ10入りを果たすなど、そのロカビリー色のある、ソウルフルかつパンクの影響も感じさせるサウンドで人気を得た。》~CDジャーナルより~サマソニが終わった後あたりから、微熱がずっと続いていて、鼻水が止まらなかったりで、やばいなーインフルエンザじゃないよね、等と心配していたんだけど、熱は下がってきたので、普通の夏風邪だったみたい。でも鼻はまだ出る。本当にインフルエンザになった人もいるみたいだし……。夏の疲れは怖いです。さて、サマーソニック’09で見たかったアーティストで断念せざるを得なかった【ジャック・ペニャーテ】。私は【MEW】を優先させたからなのですが。。。。丁度ゲリラ雷雨が襲った時だ。ジャックさんも大変な経験をしたみたいですね。その影響で機材が不能に陥り音が出なくなったとか。オーディエンスも一斉にビーチから退散したようです。という事がCROSSBEAT10月号のサマソニ速報(35ページ参照)に書いてありました。その後出演予定だった【タヒチ80】が中止になったのは周知の事実ですね。ファーストは未聴なので、比較は出来ないけどこのセカンド『EVERYTHING IS NEW』は歌メロ重視のポップアート的アプローチで聴きやすくて、とても気に入ってます。ギターはあくまでヴォーカルのもり立て役で、ロカビリー色は無いですね。ジャック・ペニャーテの声の質は、鼻にかかっていて独特の個性。ロバート・スミスぽかったりして。音響的に深い残響が楽曲にスケール感、壮大感をもたらしているのは明らかで、大人っぽさにも寄与していると思う。立体感にたけたサウンド構造で、ピラミッドバランスの重厚な低音域です。ジャックの声は明確に浮かび上がり力強く、ハーモニーとコーラスは後方に定位し荘厳な雰囲気。「BE THE ONE」「SO NEAR」「DOWN BELOW」あたりの出来が特に良いです。男の弱さ、情けなさを暴露してしまったようなアルバムカバー(もじゃもじゃの髪の毛に無精ヒゲ)も何だか親近感を覚えてしまう。エレクトロニクスもキレやポップさという乗りよりも、駄目さ加減を演出しているような、沈みこんで泣き節が入っているような感情的なエフェクト。“今回は音楽にもっと感情的なものを加えたかったんだ。リアルなものについて歌いたかった。僕は夢想家で、それにはいい点もあるけれど問題点もあって、時々は自分に戻って現実の生活について考える必要があると感じたのさ。音楽業界に入ってからはその厳しさによって自分自身が変わってしまってね。それで自分を違う目で見つめるようになった。楽しいから曲を書こうってことだったのが変わり、今回は悲しいとか怒っているとか、そういう感情を直接的に歌詞にしたんだ。”このコメントも共感出来るなぁ。経験を音楽に反映出来るのはソングライターの強みです。これが出来るか出来ないかで、音楽シーンに生き延びるか否かが決まってしまうんじゃないですかね。自分自身の言葉と音を見つけたジャック・ペニャーテの前途は明るい。そう確信しましたよ。エブリシング・イズ・ニューJack Peñate 'Be The One'Powered by TubeFire.com
2009.08.19
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(これは若い頃のブロウ・モンキーズ)スタイル・カウンシルと共に80年代を席巻した、ブロウ・モンキーズのライブを見てきました。どちらかと言えば、私はスタイル・カウンシルの方を良く聴いていたけど、ブロウ・モンキーズも好きでした。場所は有楽町の東京国際フォーラムから徒歩で5分ぐらいの所。東京ビルTOKIAの2FにあるCOTTON CLUB。エスカレーターで2Fに昇って奥に向かって進んだ所。受付を済ますと番号札をもらい待合室のような所で待機。何だか高級なクラブの雰囲気で戸惑ってしまった。番号を呼ばれると店の係の人に案内されて会場内のテーブル席に案内された。(カウンター席が良いか、アリーナのテーブル席が良いか聞かれたけど、アリーナの方がステージから近いだろうという直感で即断)それは正しかった。ほぼテーブル席が埋まっていたような状況で、空いていた席を案内された。ほぼステージから正面で2列目でした。席についてドリンクと食事のメニューを渡された。テーブルにはナイフとフォークが既に置かれていた。周囲のお客さんを見渡すと、30代40代のお洒落した女性達が中心(7割近く)だった。ラフな格好してこなくて良かったなーと内心ホッとしました。ドリンクにビール(一番搾りスタウト)を頼んだら食事の注文も聞かれ戸惑う。こんなライブハウスは初体験。いや、ライブハウスではないな。高級クラブだ。“ビールだけで良いです”と断ったらナイフとフォークをさっさと持っていってしまった。右隣のテーブル席は4人連れの女性達で、食事中。同じテーブルは女性2人と男性1人。あったのはドリンクだけだけど、ナイフとフォークは置いてあったな。何か嫌な感じが残った。そうだこれはどこかの国の流行歌手のディナーショーのイメージだ。ライブハウスではないのだ。さてブロウ・モンキーズ。ほぼ定時の19時に登場。ステージ袖からではなく、客席の後の方から4人がゾロゾロと登場。たぶんオリジナルメンバーの4人だと思うけど、容姿がおじさまに変化していました。サングラスを掛けていたサックスのNeville Henryが一番カッコ良かった。ベースのMick Ankerは白髪だったけどまずまずカッコ良かった。そしてドラムスのTony Kileyは少しおっさんぽかった。そして問題のDr. Robertは………。???本当にDr. Robert?。あのかっこ良かった姿は全然なく、単に激太りのおじさんがそこにいた。白のジャケットははち切れんばかりで体重は推定130キロ。優しそうな雰囲気はあったけど、あのキリリとした目元の面影はなかった。演奏は間違いなくブロウ・モンキーズ。80年代と変わりないブルー・アイド・ソウルを聴かせてくれました。音楽的には変化せず、容姿だけ確実に年輪を刻んだという事なのでしょうね。テーブル席で大人しく聴くというのも、フェス疲れの後で良かったといえば良かったのだけど、お行儀良く聴くのもいまいちしっくり行かなかったかなぁ。演奏時間はアンコールを含めて1時間。キャリアからいったら短すぎるでしょ。欲求不満が残りました。2日間で4公演に細かく分けるというのも、ロックのライブとは主旨が違うような気がする。彼等が望んだのだろうか?何と言えばいいのだろう。Dr. Robertのイメージが崩壊してしまったので、ちょっとショック。次に見るときは70キロ前後に痩せたDr. Robertと、そして会場は渋谷のO-EASTあたりで見たいかな。気取った雰囲気のクラブは嫌です。自分に合いません。貧乏人なので。 スタイル・カウンシルのポール・ウェラーのその後との違いに、感傷的な気分にもなってしまった。Dr. Robertの素性はロッカーではなかった!?ロッカーにとって変化すると言うことは大事だ。(容姿ではなくて)ポール師匠は偉大です。
2009.08.17
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《1941年5月24日米国ミネソタ生まれ。62年にデビュー。翌63年「風に吹かれて」を発表、盛り上がる公民権運動のなか時代の寵児となる。66年にバイク事故を起こし、68年まで休養。74年にザ・バンドと録音した『プラネット・ウェイヴス』を発表、大規模な全米ツアーとともに完全復帰を印象づける。以後、『血の轍』『欲望』『オー・マーシー』などの傑作・話題作を発表。旺盛なライヴ活動とあわせ、今もロック・シーンに大きな足跡を刻み続けている。》~CDジャーナルより~フェス日記ばかり書いていたら、ディスクレヴュー関連の記事は溜まりほうだい。書きたい記事は一杯ありすぎて、何から手を付けて良いやら分かんなーい。(苦笑)とりあえず、今日はボブ・ディラン。33枚目の最新アルバム『TOGETHER THROUGH LIFE』です。もうこのアルバムは最高です。カントリー味のアコーディオンやトランペット、ギターの響きが気持ち良すぎる。曲調はゆるゆるで各楽器間がナチュラルに混じり合っています。特にアコーディオンの音色が感情的で切ない。それに乗っかっているディランのヴォーカルはしゃがれていて枯れた味わい。これがまた最高です。アコーディオンとギターは、これまた大好きな【ロス・ロボス】のデヴィッド・イダルゴなので、耳に馴染む。違和感無く聴けるのもいい。ハワイアンな雰囲気のある「Life Is Hard」。切々と語りかけるディラン。緊張感を解きほぐしてくれるような感じ。ハーモニカを吹いているように聞こえる、アコーディオンの小気味良い響き「If You Ever Go To Houston」。物騒な町ヒューストンをユーモラスに語るディラン。何故かウキウキ感が伝わってくる。かつての同志に対する重いメッセージを込めて、ダミ声で歌うディランに凄みさえ感じてしまう「Forgetful Heart」。残された者の痛みと悲しみが伝わってきます。《Forgetful Heart》♪忘れっぽい心よ わたしたちは大声で笑い合い、楽しい時を過ごした おまえとわたしとで あれからもう随分になる 今おまえは自ら進んであの日々を忘れ去ってしまおうとしている おまえがそばにいてくれた時 おまえだけがわたしの祈りに答えてくれたのに 忘れっぽい心よ わたしたちは愛し合った 生まれいずるすべての愛を惜しみなく注ぎ込んで いったい何が言えるというのだろう おまえなしでは生きていけそうもない もうこれ以上耐えられない どうしてわたしたちは以前のように愛し合えないのだろう♪ディランのロマンチストの一面を見るような「This Dream Of You」。夢を見続けられなければ名曲とやらも創造出来ないのだなぁとつくづく思います。歳食ってもそれが出来るのは偉大です。60年代~70年代あたりボブ・ディランよりも、2009年のボブ・ディランの方が、自分に響いてくるのは何故なんだろう。進みすぎていたんだろうな、きっと。今は身近な存在として、近くに居るんだなぁと実感するのは確かです。トゥゲザー・スルー・ライフForgetful HeartPowered by TubeFire.com
2009.08.15
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《世界中のプロやアマチュアのギタリストが愛用しているエレキギター「レスポール」モデルの米国人開発者、レス・ポール氏が13日、ニューヨーク州の病院で肺炎のため死去した。94歳。「レスポール」を製造・販売するギブソン・ギター社が明らかにした。レス・ポール氏は13歳で演奏を始め、ギタリストとして活躍する一方、1930年代後半から独自のギター作りに取り組んだ。従来の木製ボディーを通した音の響きに納得せず、弦の振動がそのまま増幅される構造にこだわった。AP通信によると、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズさんは「彼の仕事と才能には、想像できないほどの恩恵を受けている」との哀悼の言葉を寄せた。》~YOMIURI ONLINEより~恥ずかしながら、へぇー、そうだったんだという感想です。ギターのモデルは知っていても、レス・ポール氏のキャリアまでは知らなかったです。ギターリストでない限りは、それが普通なんじゃないでしょうか。特にレスポールモデルは70年代ヘヴィロックやハードロック、プログレを演奏するミュージシャンに人気がありましたが、近代ロックではダントツ人気とは言えないかな。厚みのある音を求める時には使用する場合があるようですが。ギターサウンドもソリッドでスピード感があってキレのある音が求めれているような気がします。確かに他のソリッドギターと比べるとアナログぽい響きがするような。一番有名なのはジミー・ペイジだけど奥田民生ちゃんもレスポール使いですね。写真を見てみましたが、人の良さそうな叔父さんですね。
2009.08.14
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そういえば、THE FLAMING LIPS前のセットチェンジで地震があったっけ。あれは11日の早朝に起きた地震の余震だったのか。台風も通過したし、祭りも大きな影響もなく(小さいのはあったけど)、無事に終わって良かったなと今更ながら思いますよ。TAME IMPALA(ソニック)サイケデリックだけど、近年のバンドに多いエレクトロニクスを多様した煌びやかなサウンドではなくギターがメインのバンドだった。地味目に聞こえてしまうのかもしれないけれど、それが凄くかっこ良かった。オーディエンスの大半は戸惑っていたようだけど、私は気に入りましたよ。THE TEMPER TRAP(ソニック)ヴォーカルはインドネシアかフィリピンあたりの東洋人系で、一見普通のどこにでもいるような兄ちゃん(オッサン?)なのに、歌い始めると、声の切れ伸びが物凄くて、びっくりしてしまった。しかもソウルフル!!バックのメンバーの存在が霞んでしまうほどでした。オーディエンスも新人のバンドでは半端じゃないくらい盛り上がっていました。既に英米で評判なバンドのようですが、デヴュー盤の国内盤も9月に発売されるようで、とても楽しみ。大変な大物バンドになる可能性を秘めていると思う。KEANE(マリン)念願かなったキーンのライヴステージ。メンバーが登場しても、案外冷静だった自分。不思議な気がした。ずっと楽しみにしていたのに、まだ現実の物として受け止めていなかったのかもしれない。ヴォーカルのトムがステージ狭しとばかりに往来する姿は、正直私の想像にはなかった。ピアノの前に座って切々と語りかけてくれるのではないかという空想に浸っていたのかもしれない。顔を紅潮させながら熱唱するトムには、3年前のドタキャンへの想いで一杯だったのかも。そんなに頑張らなくてもいいんだよ。もう何とも思っていないのだからと声を掛けたいくらいでした。サウンド的にはファーストのピアノロックやサードのエレクトロニックポップにも偏らない中庸なものでした。キーンらしい美しいメロディーラインも聴けたし、バランスが良くて誰にも楽しめる純UKロックでした。(左)マリンのフードエリアで休憩中。この後ゲリラ豪雨が襲う!(右)フレーミング・リップス終了後。今年のサマソニも終わりました。ユニコーン(マリン)THE VASELINES、TEENAGE FANCLUBの流れで見るか悩んだけど、体力消耗を考えてユニコーンを観戦。アリーナテント前辺りの好ポジション。オーソドックスなロックンロールスタイルの楽しさを満喫。再結成でもツアーの終盤に入っているからなのか、安定した演奏で安心して聴けた。日本語なので、曲を知っていたらもっと楽しめたんだろうな。後にいたお兄さんなんか、ずっと気持ち良さそうに歌っていましたね。THE FLAMING LIPS(ソニック)巨大風船の中に入って登場するウエイン・コインに、会場内ボルテージ全快。興奮のルツボと化してしまいました。スクリーンに映されている映像も、女性の子宮からパワーが発せられる刺激的なもの。このまま何処まで盛り上がるのだろうという恐れすら持ってしまいましたが、長続きはせずその後の演奏は高揚感もあまりなく、静かだった。ここにきて疲れが出てきた私には睡魔が襲って来て、少々辛かったです。風船が浮遊するのも序盤は相乗効果で盛り上がりに貢献していたと思うけど、中盤以降は集中力の妨げになってしまっているようにも思えました。前回のサマソニほど感動はしなかったかな。8月9日、3日目の評価★最高 ◎期待通り ○まぁまぁ良かった△もう一つ ×期待外れ ?評価なし(聞きこみ不足と体調不良のため)◎TAME IMPALA★THE TEMPER TRAP★KEANE★ユニコーン○THE FLAMING LIPS今年のサマソニは3日間で20組聴きました。1人で見て回った方が効率が良いし、数多くのアーティストは聴けるけど、誰かと連れで聴くのも感動を共有出来るので良いですね。組み合わせて見るのが一番良いなと思います。来年もよろしくです。(笑)私的SUMMER SONIC‘09のベストアクトですが、THE TEMPER TRAPで決まり。衝撃度でダントツです。2番はKEANE。3番は同列でKASABIAN、ユニコーン。5番PAOLO NUTINIかな。《おまけ》郊外型フェス(フジロック)と都市型フェス(サマーソニック)について。今年は両方参戦したので、感想をば。好き嫌いはあるのだろうけど、どちらが優れているかいないかという議論はナンセンス。持ち味は違うので比較は出来ない。どっちも楽しいです。このまま共存して欲しいですね。間が10日ほどしかないというのが、余裕を持って楽しめない部分ではあるのかもしれない。ただマナーについてはお互いに見習うべきものはあるんじゃないかなと。例えばゴミの分別やエコについてはフジの方が思想があって(そうしないとやっていけないという裏事情があるようだけど)徹底されていると思う。サマソニの飲み終わったビールのカップの散乱ぶりは残念。自分が飲んだ物ぐらい、片づけて欲しいものです。分煙に関してはサマソニの方が徹底されている。喫煙スペースも明確に確保されていて、歩き煙草をしている人は、見かけなかった。女子トイレの混雑も、メッセ内は増設されていて、大部解消されたみたいでした。まぁ、来年も両方参加すると思うな。3日参戦は体力に問題が……、2日が理想かな。(笑)
2009.08.12
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前書きは面倒くさいので“サマーソニック’09《2日目終了》IN幕張”の方を見てください。LENKA(マウンテン)2日目のスタートはLENKA。オーストラリアの女性シンガー。可愛くて美人。まるで、リリィ・アレンを5才近く若くしたような感じ。育ちは断然LENKAの方が上ですが。。。。キュートでポップな歌声は爽やかで清潔感が溢れていました。歌唱力もありました。アルバムも欲しいけど、乙女チックなジャケットだけ抵抗感があるかな。PAOLO NUTINI(マウンテン)ルックス面で事前の記憶と違っていた。アイドル系ではなくて、男っぽさが滲み出ていた。声の渋さや歌い方に、ボブ・マーリィの影響が強いなと思ったんですけど。オーディエンスに媚びたりもせず(ほとんど客席に視線を向けなかった)、自らのスタイルを貫き通していてカッコイイなぁと思った。これはアルバム買わなくては。GOLDEN SILVERS(アイランド)3人編成のギターレスバンド。3人とも若い。リーダーのグウィリム・ゴールドがステージ真ん中でキーボード類を操作。サウンド面の軽さは、一見頼りなさと危なっかしさに聞こえ心配になった。最近のUKのバンドでは異質な部類なんだろうな。メロディーラインと声の質は甘め。好き嫌いはハッキリ別れそうな感じです。THE HORRORS(ソニック)良かったという印象はあるけど、具体的な記憶が少ない。(多分見た目の印象が無かったため)ホワイト・ライズよりもこっちの方が好きだなというのは、アルバムを聴いてもライヴを見ても変わらなかった。幽玄で怪しげなサウンドは聴き応えがあったけど、フェス向きのバンドではないような気もしました。METRONOMY(ダンス)疲れていて、TOM TOM CLUB始まるまで、ダンスステージの後方で休んでいよう。という気分だけで、居座るつもりだけだったのだけど、流れてくる音は結構心地良くて、タイムテーブル見てみたらMETRONOMYだった。あー、最近新譜出していたね。マイスペースの試聴も良かったなー等と思いを巡らしていたけど、やはり腰が痛くて、前には行かず、ずっと座って聴いてました。TOM TOM CLUB(ダンス)トーキング・ヘッズのクリス・フランツとティナ・ウェイマスの夫婦が結成したバンドで、今フェスではスペシャルズと共にサプライズだったかな。ファンクやエスニックな取り入れながらも、キャッチーなクラブサウンドを聴かせてくれました。ティナも若々しくて、可愛らしさが残っていましたね。やや単調な中盤で飽きかけたけど、終盤人気曲による盛り上がりで挽回。LINKIN PARK(マリン)2日目にして初マリン。位置はアリーナの右側後方。事前にライヴアースの音源(幕張メッセ)を聴いてきたので、期待も高まっていたのだけど。音の悪さに愕然。遠くの方で鳴っているようなピンぼけ音響で、ガッカリ。ステージも良く見えないし。アリーナだったらミキシングブース(テント)より前で聴かないと、意味がないかも。演奏自体は、熱いものでメンバーのやる気も伝わってきて、素晴らしかっただけに残念。リンキン・パーク終了後、定番の花火"8月8日、2日目の評価★最高 ◎期待通り ○まぁまぁ良かった△もう一つ ×期待外れ ?評価なし(聞きこみ不足と体調不良のため)◎LENKA ★PAOLO NUTINI◎GOLDEN SILVERS◎THE HORRORS ◎or?METRONOMY◎TOM TOM CLUB○LINKIN PARK2日目は図抜けたメンツはいなかったけど、平均的に楽しめた。音響は別としても、スタジアム(マリン)の雰囲気を味わえるのは良いね。サマソニ来たぞーという感じで……。(笑)
2009.08.11
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前書きは面倒くさいので“サマーソニック’09《1日目終了》IN幕張”の方を見てください。RED LIGHT COMPANY(マウンテン)1日目のスタートはマウンテンのRED LIGHT COMPANY。ヴォーカルのコケティッシュな魅力が大きいバンド。CDと同様で、2・3の楽曲の良いのと、他の並の出来の曲とに差があるのがマイナス。まだ成長過程のバンドかなという印象は残ってしまったけど、そこそこ楽しめました。SCHOOL OF SEVEN BELLS(ソニック)RED LIGHT COMPANYフル見したため、出遅れ。遠目だったけど、ダウナーな雰囲気の姉妹の幽玄なヴォーカルに引き込まれた。アルバムは持っていたので、すぐに馴染めました。期待通りでした。KYTE(ソニック)初日、特に楽しみにしていたバンドの1つ。ピュアなサウンドスケープと優しいヴォーカルにウットリ。やはりジーンと来てしまった。爽やかな青年達でしたね。満足でした。JENNY LEWIS(ビーチ)生身のジェニーを見ようと、早めにビーチステージに到着。実は参戦6回目にしてビーチステージは初体験。本当に本物の砂浜だった。(笑)一角に屋根付きの休憩所が設置されていて良い感じ。ここで宴会出来そうですね。ビール旨そう。(笑)最初黒のサングラスを掛けていたので、腰からお尻にかけてのムチムチ具合を前から2列目で観賞。ウォー、色気ある。たまらん。……って目的はもちろん音楽ですけど。。。ソロのカントリーソングがメインだったと思うけど、ライロ・カイリーの曲も数曲演奏して、得した気分に。ビール飲みながらリラックスして歌っていたな。ジェニー姉さん拝められて、最高の幸せでした。(笑)(左)ビーチステージの休憩所(右)ジェニー・ルイス出番待ちWAGNER LOVE(アイランド)このバンドも単独公演が最高に楽しかったので、再びフェスでも見たい気分になりました。やはりメンバーがステージに立っただけで、場がパッと明るくなる雰囲気を持っている人達です。これもエンターテイナーの重要な要素ですね。しっかりとした演奏力で同様に楽しめた。前から5列目で見ていたけど、お客さん一杯入っていた見たい。皆楽しそうに踊っていましたね。再び熱烈なファンを獲得していったと実感しました。MEW(ソニック)位置取りが、右側のスピーカー前になってしまったので、音響的に良くなかったのかもしれないけど、ベース音の被りが気になってしまい、音はあまり心地良くなかった。ヨーナスのクリスタルヴォイスは相変わらず圧巻。新曲も演奏していたみたいだけど、今ひとつピンと来なかったかな。THE ENEMY(マウンテン)KATY PERRYのキャンセルで前倒しになっていたのか、出遅れたとはいえすぐに終わってしまったような。最も私も疲れがピークに達していたので、後の方で座り込んで聴いていました。消化不良気味で終わってしまいました。KASABIAN(マウンテン)ゲリラ雷雨のため、予定していたMY CHEMICAL ROMANCEを断念(レインコート持ってきていなかったし)しKASABIANに変更。前回のサマソニ出演時も見ていて良さは分かっていたけど、このバンドはライヴは最高ですね。CDだとまとまりすぎていて欲求不満に陥いってしまうのだけど、ライヴは濃密。踊れるグルーヴ感は圧巻でした。安定した演奏力と進行はベテランの域に達している。拾い物をしたライヴで満足感一杯でした。8月7日、1日目の評価★最高 ◎期待通り ○まぁまぁ良かった△もう一つ ×期待外れ ?評価なし(聞きこみ不足と体調不良のため)○RED LIGHT COMPANY ◎SCHOOL OF SEVEN BELLS ★KYTE ★JENNY LEWIS★WAGNER LOVE ○MEW?THE ENEMY ★KASABIAN1日目は気合い入っているから8組も見てしまった。しかし、6組目あたりから疲れがドッと来るんだな。なら、もう少しゆったり見れば良いと思うんだけど、終わった後は征服感があるので止められない感じ。(笑)2日目からは失速して、数減るので同じなんだけど……。(苦笑)
2009.08.10
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3日目はさらにゆるゆるの行程に変更。結果的に見たのは5組。天候不順に見舞われた一日でした。メッセに向かう道のり(11時前後)では晴れていたと思っていたけど………。Keaneを見終わった後、Razorlightは回避決定。これがゲリラ雷雨を避けるという幸運に。スタジアム周辺のフードエリアで休憩中、雨が激しくなったのでスタジアム下の雨がかからない空間に待避。ユニコーン観戦前に雨が止むという幸運。演奏中、降り出してきたものの通常の雨の強さで、何の支障もなかった。Keane、ユニコーン、The Temper Trapと記憶に残るような名演。ラストのThe Flaming Lipsでは疲労感が出たけど、充実した一日でした。家に帰ってきて風呂入った後布団も敷かずに爆睡、気づいたのは4時。照明つきっぱなし。電気の無駄使いはいけません。とりあえず、今日は簡単に。なるべく早めに『サマーソニック’09を振り返る』を書いちゃいたいと思います。
2009.08.09
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千葉市のカプセルホテルから更新しています。同士が数人いましたね。きっちり予約した私は朝食をここで食べてノンビリしています。お風呂も広くて独占状態。なかなか快適です。楽天のポイントを使って2700円。フジで泊まったあの宿より全然良いです。1日目のハードスケジュールが応えて、2日目は緩々工程で。(笑)ようやくスタジアムでリンキン・パークを見た。やはり、スタジアムで一回は見ないとサマソニ来た気がしないです。2日目はクラシックテイストを持ち合わせたアーティストが良かった。Paolo Nutini とかトムトムクラブとか。Little Bootsはちょっと見になってしまうので断念。単独が決定しているようなので、そちらに楽しみをとっておきます。さて、今日の個人的な目玉はキーンで。オーソドックスなロックンロールバンドが少ないせいもあって(欲求不満が溜まってきた)ユニコーンも見る気になってきました。
2009.08.08
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ほぼ予定通り見ました。聴きました。さすがに疲れたー。8組はきついですね。足が。。。腰が。。。ヘナヘナ。(苦笑)MEW終わって外見たら雷雨。マリン行き(MY CHEMICAL ROMANCE)諦めました。雨具なんか用意してなかったし。代わりにカサビアンを見た。終了したら雨止んでた。濡れずに帰れたので良しとするか。ビーチのタヒチ80は中止になったらしい。楽しみにしていた人可愛そう。JENNY LEWISの時は快晴で気持ちが良かったですけどね。2日目の予定9組、遂行する自信がなくなってきた。まったりモードに切り替えようか。6~7ぐらいに押さえようか。(苦笑)
2009.08.07
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明日からサマーソニック’09。私は3日間フル参戦です。天気も良さそうですね。猛暑ではなさそうなので、去年並の快適さかもしれない。郊外型フェスのフジロックが終わり、疲れがほぼ取れた今日この頃、良い時期の開催かもしれない。都市型フェスのサマソニは、音楽に集中出来るので楽。それでも自宅がある川崎市からの3日間通勤はきついので、今年は土曜の夜だけ千葉市のカプセルホテルに宿泊します。(笑)これが楽天の会員ポイントやアフィリエイトポイントを使って朝食付きで2,,700円で宿泊出来ます。なかなか良いでしょ。お風呂もあるみたいだし、マッサージチェアもあるんだって。ライヴ疲れに使わせてもらおう。楽しみだー。(笑)で、私のタイムテーブルは下の通りです。8月7日RED LIGHT COMPANY(マウンテン)→SCHOOL OF SEVEN BELLS(ソニック)→KYTE→JENNY LEWIS(ビーチ)→WAGNER LOVE(アイランド)→MEW(ソニック)→THE ENEMY(マウンテン)→MY CHEMICAL ROMANCE(マリン)8月8日LENKA(マウンテン)→Paolo Nutini→Little Boots(ソニック)→GOLDEN SILVERS(アイランド)→THE HORRORS(ソニック)→THE TING TINGS→ELVIS COSTELLO AND THE IMPOSTERS(マウンテン)→LINKIN PARK(マリン)→中田ヤスタカcapsule(ダンス)8月9日TAME IMPALA(ソニック)→THE TEMPER TRAP→KEANE(マリン)→THE VASELINES(ソニック)→TEENAGE FANCLUB→SONIC YOUTH→THE FLAMING LIPS8月7日の充実しまくりのメンツの中でこのように決まりました。初めてビーチステージに行くことになりそうで楽しみです。涙を呑んでの断念組はTHE BIG PINK、PHOENIX、PARAMORE、MERCURY REV、JACK PENATE、TAHITI 80。いやー、ほんと可能ならば全て見たい、聴きたいのですが仕方がないです。THE ENEMYもフル見出来ない行程になってしまいました。やはり初日はヘッドライナーのMY CHEMICAL ROMANCEが個人的にもハイライトなので。8月8日もなかなかのメンツ。涙を呑んでの断念組はEGO-WRAPPIN'、TOM TOM CLUB。でも、もしかしたらTHE TING TINGSとELVIS COSTELLO AND THE IMPOSTERSを回避してTOM TOM CLUBを見るかもしれない。そうすればLINKIN PARKへの移動に余裕が出来るので。中田ヤスタカcapsuleは千葉に泊まることになって、楽しめるようになりました。8月9日は3日間でも一番楽に決まったかな。ソニック祭りみたいな。。。。(笑)それでも新譜の出来が超カッコイイMUTEMATHは脱腸の思いで断念。TAME IMPALA、THE TEMPER TRAPの数をとりました。復活したTHE VASELINESも楽しみで、KEANE終わった後ダッシュ移動だな。ユニコーン見たさに再びマリンに戻るというのも考えたけど、きつそうなのでTEENAGE FANCLUBを見ることになると思う。熱い思いはKEANE、ドタキャンから3年越し(だったかな)の待望の観戦。最前列近くで見ることになると思います。感動のパフーマンスに期待。そしてラストはTHE FLAMING LIPSで、桃源郷に連れて行ってもらいましょう。そういう訳で、月曜日には屍状態になっているかもしれない。一応、年休取りました。(爆)
2009.08.06
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《1971年、英国60年代サイケ・ポップ・グループのムーヴを前身として、ロイ・ウッド(vo、g)とジェフ・リン(vo、g)らが“弦楽オーケストラをフィーチャーしたロック・バンド”という新機軸のコンセプトで始動させた。ウッドは直ちに離脱するが、リンを中心に活動を継続、ビートルズを彷彿とさせるポップ・センスと凝ったアレンジを駆使したシングル・ヒットを連発し、70年代中盤から80年代初頭にかけて全英全米チャートの常連となった。》~CDジャーナルより~“楽しい 楽しい フジロック”。。。ではなくて、“楽しい 楽しい ELO”。日本時間31日深夜(米東部時間同日午前)、米スペースシャトル「エンデバー」がケネディ宇宙センターに帰還したニュースを見ていて、ELOの『OUT OF THE BLUE』のジャケットを連想してしまった自分は相当のELO好き!?若田光一さんの“空飛ぶじゅうたん”実験(パフォーマンス)面白かった。縦置きのシュラフ型のベッドも興味津々でした。長期間の宇宙滞在が人間に与える影響。とりわけ無重力空間では筋力の低下を招くため、ランニングマシーンで鍛えていた映像もオモローでした。宇宙ステーションに人間が住むようになるのはいつのことか。今はまだ実験(データ収集)の段階の域を出ていないようだし……。『OUT OF THE BLUE』の中ジャケットに描かれている宇宙ステーションの様子、少なくとも100年は先になるかもしれないですね。でも宇宙に対するワクワク感はいやが上にも高まります。2008年03月に紙ジャケでリイシューされたELOの名盤『OUT OF THE BLUE』です。即刻購入してから、ずっと飽きずに聴いています。ディスク2枚で20曲も入っていますが、中弛みもないです。ポップな楽曲に乗るストリングスアレンジはスペイシーでファンタジック、厚いコーラスとハーモニーは洗練されていて、メリーゴーランドに乗って聴いているような気分になります。グラスゴーのギターポップバンド、【デルガドス】がカバーしていた「MR.BLUE SKY」をはじめ「TURN TO STONE」「STARLIGHT」「STANDIN’ IN THE RAIN」「STEPPIN’ OUT」「BIG WHEELS」「WILD WEST HERO」と名曲揃い。でも私の一番好きな曲はボーナストラックの「LATITUDE 88 NORTH」(北緯88度)という曲だったりして。。。。《LATITUDE 88 NORTH》♪今夜 アイスマンが現れた すぐ近くにいたけれど 姿は見えなかった 廊下で誰かの足音を聞いた 僕を呼ぶ 冷たい声がした それは酷く寂しい世界 きみが行ってしまったことはわかっていた そして突然 そばに誰もいないことに気付いた 今僕はひとりで寒さに凍えている けれどもまだ何も語られていない それは酷く寂しい世界 まるで北緯88度 何もかも凍ってしまいそう 零下35度 まだまだこんなものじゃない 彼女が電話をくれたらどんなにかいいだろう♪クッキリ、ハッキリとしたリズムが明確なポップナンバーで、サビのコーラスが最高に良いのです。ストリングスは控えめに鳴っています。ちょっぴりホロッとするような失恋ソングを、さらっと歌われてしまうのがたまらないです。後にも先にもストリングスがこんなに宝石のようにキラキラしているアルバムは聴いたことがない。それはエレクトロニックに頼ることなく、生の弦楽器を使用しているからに他ならない。温かくてアナログ感があって人間的です。『OUT OF THE BLUE』は永遠に輝く愛聴盤。そして私にとって間違いなく【ビートルズ】の『アビイ・ロード』と共に無人島に持っていきたいレコードです。復活してほしいな、本当に“楽しい 楽しい ELO”。(笑)アウト・オブ・ザ・ブルーELO - Mr.Blue Sky (Original Promo)Powered by TubeFire.com
2009.08.04
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《1998年に大学のサークル内で結成。2000年よりナガシマトモコ (vo/1979年6月2日生まれ)、藤本一馬(g、arr/1979年7月13日生まれ)の2人組になる。関西のカフェやクラブを中心にライヴを展開。クリエイター心を擽る洗練されたサウンドで圧倒的な支持を得る。01年4月インディーズから『orange pekoe』でデビュー、外資系レコード店のチャートをおおいに賑わせた。2002年4月シングル「Happy Valley」でメジャー・デビューを果たした。》~CDジャーナルより~夏の休みのひととき、フェスとフェスとの間の中休みに、良い感じで聴いているのが【オレンジ・ペコー】のアルバム『CRYSTALISMO』です。トロピカルとサイケカラーとが一緒くたんになったような、アルバムカバーが気に入って購入してみたけど、イメージ通りで良いですね。アルバムカバーの配色だけ眺めていても楽しくなってしまいます。ギターリストの藤本一馬さんのギターの持ち方が独特。かなーり胸元近くで持っています。この持ち方だけでも音楽の志向が分かるというか、リードではなくリズム志向なんだと理解出来ます。きめの細かいギターカッティングが心地良いですねぇ。ナガシマトモコさんのヴォーカルもゆったりとしていて、包容力があって、ふっくらとしていて、安堵感に満ちてしまう。一聴すると軽く聞こえてしまいそうにも思えるだけど、案外集中して聴いていると、ジンワリと来ます。「ゆらぎ」とか。昔からコンガ等のラテン系の楽器って凄く好きなので、ポコポコ鳴っていると楽しくなってしまう。「神秘」とかは緩いだけではなくて、ジャズのインプロビゼーションも取り入れていて、かなり熱いグルーヴで盛り上がりますフジテレビ系人気アニメ「リストランテ・パラディーゾ」の主題歌「マリーゴールド」は、アコースティックベースが印象的。スウィングしているドラムスをバックに気持ち良さそうに歌っているナンバー。ギターのカッティングのリズムが気持ち良い「踊る星」。シンセサイザーの使い方もハイセンス。躍動感あふれるグルーヴの「ユートピア」はライヴで盛り上がりそう。「クリスタリズム」はラテンの強力なリズムとホーンの大胆なアレンジ、ソウルフルな女性コーラスの導入と楽しさが満載。バラード「スピカ」は夜のイメージ。星や月明かりが、頭上に光り輝いているようで、クリスタルな雰囲気も充分にロマンチック。《スピカ》♪朧に霞んでるオパールいろの雲間に ひとときのお伽話 紡いでる 線の先 “スピカの星につぐ 君へのものがたり” はなればなれになっても忘れない約束を 滲んだ瞳を隠していることにきづいて やさしいきみのことだから おくってくれたんだね 仄か 聴く 星の詩 きみに 届けよ 恋の詩 遙か 降る 星の詩 きみを 想うよ 恋の詩♪良いですね、好きです、オレンジ・ペコー。(紅茶じゃなくて)ナガシマトモコさんも可愛いし、藤本一馬さんの長髪も髭も格好いい。。。。。(笑)CRYSTALISMO(初回限定CD+DVD)brand-new Music Clip"marigold"/orange pekoePowered by TubeFire.com
2009.08.02
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苗場までの交通手段についてツアーバスは23時出発で6時苗場到着。サービスエリアで3時間の時間調整があった。24時から1時の間の出発で良いと思うんだけどな。眠れなかったし、もう行きのツアーバスは使いたくない。帰りは苗場1時発で新宿に4時30分到着。初電待ち時間もそんなに無いので良いです。来年は行きのみ早朝新幹線か、個人貸切(フジロッカーズさん企画)で日中出発のバスを検討したい。マイカーは同乗者シェアしないと効率が悪いですね。装備についてレインコートは上下分割の2ピースタイプを持っていったけど、有効だった。ゴアテックスではなく2000円台の安物。雨に対しては問題もなかったが、ポケット口がないことが現地で分かって、やや使いづらかった。ムレも短時間の着用だったので、それほど気にはならなかったが、長時間着る場合は気になるかも。ゴアは必要ないかな。取りあえず、メッシュ入りのレインコートとポケット口付きにグレードアップ位で良いかな。防寒着も持っていったが、着る機会はなかった。(必要なのはテント派の人達だけでは?)レインコート重ね着で充分だった。荷物軽減で、来年は持っていかないかもしれない。レインブーツはスニーカータイプのショートブーツで大正解。滑ったりしなかったし、歩きやすかった。ムレも無し。ドロドロ道にも問題なく歩けた。晴れている時でも違和感がないのが良かった。帰ってきてからの、泥落としも簡単。スニーカーを履いていた人が多かったけど、洗濯は大変なんじゃないかな。宿について宿泊先は越後湯沢から、送迎バスで15分の石打地区。送迎バスは22時以降3時まで30分おきにあって問題なし。ショックだったのは楽しみにしていた風呂。浴槽にお湯が張っていなかった。シャワーだけだったのには騙された気分。同じツアーで宿に30人近くいたはずなのに、サービスの悪さに憤慨。朝食は美味しかったけど、お茶がなく水だけだったな。相部屋も寝るだけなので特に問題なし。軽く挨拶して、二言三言話をした程度。物音を立てないように若干は気を使うけど、皆すぐ寝てしまうし。シャトルバスの混雑さえ避けられれば越後湯沢地区でも良し。問題なのはサービスの方かな。苗場の会場について“世界一クリーンなフェス”?特別汚いとは思わなかったけど、綺麗だとも思わなかった。比較しているフェスが汚な過ぎるだけじゃないか。ごみの分別はボランティアがいて熱心のようだけど、喫煙や椅子の使用方、傘の使用、立ち小便などのマナーについてはウェブのインフォメーションだけ?読まない人はいるだろうし、参加者の意識任せには限界があるような。行き過ぎた管理は、FUJIの主旨に反するとは思うけど、物足りなさは残った。ボートウォークが一方通行だと知ったのは、現地行ってから。どこにも情報がなかったと思ったけど゛・・・。確かにあの横幅では両側通行は厳しいですね。グリーンから奥地のオレンジコートまでの距離は想像ほど、長いとは思わなかった。照り返しがないから楽だったのかな。サマソニのスタジアムからメッセの移動の方が疲労する。その他当たり前のように折りたたみ椅子を持っている人が多かったですね。オアシスエリアを始め、食事をする所は何もないから使わざるを得ないですね。私はレジャーシートしか持っていなかったけど、重宝しました。ちょい休憩には椅子の方が良いかなと思ったけど、長時間休憩はレジャーシートの方がいいな。腰を下ろすのが一番疲労は取れます。ライヴステージ内での椅子の使用は、周囲の状況を良く見ないと。大きさも色々あったけど、ステージ内では小さいのを使わないと迷惑な感じです。とまぁ、他にも色々あったけど、宿選びから移動手段まで、フジロッカーさん達との交流と、音楽以外のもの全てを含めてFUJI ROCKとすれば、かなーり面白かった。フジ関連のホームページやmixiのコミュの情報は役に立ちました。来年はドラゴンドラ乗るぞ。(笑)
2009.08.01
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