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2012.02.18
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カテゴリ: 政治
中国が有人宇宙船「神舟9号」を6月から8月にかけて打ち上げるそうです。
でも、中国の有人宇宙飛行プロジェクトが世界から祝福されないのは(少なくとも大使は祝福しない)、軍事色が見え見えのせいなのでしょうね。

2/17 有人ドッキング実施へ 中国、6~8月に神舟9号 より
新華社電によると、中国の有人宇宙飛行プロジェクト報道官は17日、宇宙飛行士3人を乗せた有人宇宙船「神舟9号」を6月から8月にかけて打ち上げ、昨年打ち上げた無人宇宙実験室「天宮1号」と有人ドッキング実験を行うことを明らかにした。

 実験では飛行士3人がドッキング後に天宮1号に乗り込み、科学実験などを行う。有人のドッキングが成功すれば、中国が2020年前後に予定している独自の宇宙ステーション建設に向け、大きく前進することになりそうだ。

 中国は昨年11月、無人宇宙船「神舟8号」と天宮1号のドッキング実験に成功。初の有人ドッキングに向け、実験の成果を詳細に分析していた。
 一部中国紙は、神舟9号は無人で、有人のドッキング実験は来年に延期と伝えていた。


今のところ、中国の有人宇宙飛行プロジェクトは順調に推移しているようですね。
プロジェクト当局者は「われわれには軍事任務に直接使うプロジェクトはない」と言ったそうだが・・・・ハイそうですかとは思えないわけですね。


11/18 来年もドッキング実験 中国、宇宙船2基打ち上げ より
 中国の有人宇宙飛行プロジェクト当局者は18日、無人宇宙船「神舟8号」が宇宙でのドッキング実験に成功して帰還したのを受け記者会見し、神舟9、10号を予定通り来年打ち上げ、同様の実験を行う方針を明らかにした。年内に8号の実験結果に対する評価をまとめ、9、10号を有人とするかどうか決めるとしている。
 同当局者は今回のドッキング実験について「今後の宇宙ステーション建設に向け良好な基礎を固めた」と意義を強調。軍と一体化した宇宙開発との批判に対しては、宇宙技術が軍事にも応用できることを認める一方で「われわれには軍事任務に直接使うプロジェクトはない」と述べた。(共同)


 2007年には衛星破壊実験を行ったりした為、破壊後の塵が地球の周囲で宇宙ステーションや人工衛星の脅威となって迷惑このうえないそうです。

はたして、中国の宇宙開発の真意はどのあたりにあるのか?
共産党指導部交代を前に露骨な軍拡を進める中国の不透明さは疑心暗鬼を生むわけで・・・・宇宙軍拡という視点で、wikipediaなどで調べてみまます。


中国の宇宙開発 より
 中国の宇宙開発では中華人民共和国の宇宙開発計画全般について述べる。現在の中国の宇宙計画は中国国家航天局によって進められている。
中国における宇宙技術の始まりは、1950年代後半の弾道ミサイルや原子爆弾の開発にまで遡ることができる。

 中国が本格的に有人宇宙飛行に乗り出すのはその数十年後であったが、2003年、ついに楊利偉を載せた神舟5号の打ち上げに成功する。この成功により中国は世界で3番目に、単独で有人宇宙飛行を成し遂げた国となった。
 2006年度の中国科技統計年鑑によると、宇宙開発予算は119.4億元、宇宙開発に係わる研究者は3.6万人である。

<宇宙実験室 >
 921計画の第二段階は中国初の宇宙遊泳計画、神舟7号によって始まる。そして初の中国宇宙実験室の有人計画が実行に移される。中国は当初、神舟宇宙船をロシアからのドッキング技術を元に設計していたので、国際宇宙ステーションとの互換性がある。無人宇宙実験モジュール神舟8号、有人の神舟9号、神舟10号は小型宇宙ステーション天宮1号とのドッキングを果たす予定である。
この計画で中国は次の恒久的宇宙ステーションへの主要技術を獲得する。神舟11号で921計画の第二段階は終了する。


<目標>
中国の宇宙計画にはいくつかの目標があり、中国の宇宙開発白書を要約すると

・長期的地球観測システムの確立
・独自の衛星通信ネットワークの配置
・独自の衛星測位システムの配置
・商業衛星打ち上げ事業の提供
・リモートセンシング技術の確立
・微小重力環境、宇宙物質、生命科学、天文学といった宇宙科学の研究
・月探査計画

長期的な計画として
・宇宙科学分野における中国の地位向上
・有人宇宙ステーションの設置
・月への有人宇宙計画
・有人月面基地の設置

<現在進行中・計画中の一覧 >
●人工衛星計画
・双星計画:ESAと共同の地球磁場観測計画
・東方紅衛星:1970年に始まった中国の衛星シリーズ。
・天鏈2号:東方紅4号の衛星バスに基づく次世代データ中継衛星。
・北斗測位システム:60から70機の衛星による衛星測位システム
・天体物理学研究:2008年に世界最大の太陽望遠鏡を打ち上げ。
・夸父計画:宇宙天気予報用の人工衛星計画。2012年までに完遂予定。
・環境減災衛星:環境監視用衛星コンステレーション計画。
・遥感衛星:リモートセンシング衛星
・資源:資源探査衛星シリーズ
・実践:技術実証衛星シリーズ
・烽火:通信衛星シリーズ
・海洋:海洋観測衛星シリーズ

●宇宙探査
・921-1計画 - 神舟有人飛行計画
・921-2計画 -宇宙ステーション計画
・貨運飛船 (Shenzhou Cargo)-神舟を改造した無人宇宙補給機
<嫦娥計画 - 中国の月開発計画>
 ・嫦娥第1段階(嫦娥-1 工程)- 長征3号Aによる2機の月探査機
 ・嫦娥第2段階 (嫦娥-2 工程)- 2012年に打ち上げ予定の長征5号Eによって無人月面 車による初の月面軟着陸。
 ・嫦娥第3段階 (嫦娥-3 工程) - 2017年に打ち上げ予定の長征5号Eによる月のサンプ ルリターン。
 ・嫦娥第4段階 (嫦娥-4 工程) -2024年に打ち上げ予定の長征7号による有人計画、月 面基地。

・中国火星探査計画 -蛍火1号が2011年にロシアのフォボス・グルントと共に打ち上げ予定。



宇宙開発競争 より
<日本>
 特筆して1990年代初頭までは、商用衛星・ロケットなど実用衛星への参入に積極的であった。しかし、衛星の国際調達を求める日米通商協議での日米合意(事実上、米国からの衛星輸入を義務付けるもの)によって頓挫させられた過去がある。宇宙開発は巨額のコストが掛かる為、宇宙産業が成熟段階を迎えるまでは、国による需要が見込まれなければ、国内の宇宙産業の発展は滞ってしまう(それが真の米国の狙いであったとも言われる)。
 それでも日本の宇宙開発は着々と進んでいる。とくにPLANET計画による地球外天体の探査などに顕著であり、月探査衛星かぐやが活躍したほか、イオンエンジンの長期可動実証機と小惑星探査を目標に開発されたはやぶさで小惑星からのサンプルリターンに成功している。地球外天体の探査でははやぶさ2、ベピ・コロンボなどの打ち上げが予定されている。また、国際宇宙ステーションへの補給機であるこうのとりをH-IIBで打ち上げており、アメリカのスペースシャトルの引退後は最大の補給機になる予定である。有人宇宙飛行には積極的ではないもののHOPE-Xという日本版スペースシャトル計画が存在し、現在もスペースプレーンという名称で研究が進行中である。

 以前は宇宙開発の中で行われなかった情報収集衛星も打ち上げ、4基体制になっており、宇宙基本法で安全保障用の利用も行えるように法律を変更した。近年は米国だけでなく欧州の宇宙機関との協力もみられる。

<中国、インドなどの台頭>
 その他、新興国のインド、イスラエル、中国などが宇宙探査競争に参加できる能力を有している。中でも、新興国の中では、インドと中国がESAやNASAと組まず米日欧を追い上げているといわれる。

 特に中国の場合、中国国家航天局による有人宇宙船計画、「神舟計画」を進め、神舟5号と神舟6号の有人飛行を成功させた(有人船成功国としては3番目、人工衛星では5番目)。さらに2007年には衛星破壊実験を行い宇宙軍拡競争も誘発しようとしているほか、独自の宇宙ステーション計画、無人月探査計画「嫦娥計画」、有人での月および火星探査計画をも計画している。

 またインドはインド宇宙研究機関による宇宙開発を進め、2007年には、国産ロケットでイタリアの天文観測衛星を打ち上げたのを始め、2008年4月には、国産地球観測衛星2機や日本の小型衛星2機を含めた、世界5カ国の計10基を搭載した国産ロケット「PSLV-C9」をサティシュ・ダワン宇宙センターから打ち上げ(一度に打ち上げた衛星の数としては世界最多)、商用衛星ビジネスへの参入に積極的である。さらに、2008年には更に無人月探査機「チャンドラヤーン1号」の打ち上げや、独力での有人宇宙飛行などを計画し、猛烈に中国を追い上げている。


JAXA法が防衛利用が可能に改正されるそうだが・・・・
08年の「宇宙基本法」では、「非軍事目的に限る」から「非侵略目的に限る」と解釈を変更していたそうです。・・・・対中、対北朝鮮の戦略として当然でしょうね。

2/16 日本がJAXA法改正 宇宙研究の防衛利用が可能に より
日本政府は14日、「宇宙航空研究開発機構」(JAXA)の設置法(JAXA法)から「平和目的に限る」との規定を削除し、防衛利用を可能とすることを閣議決定した。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 日本政府は宇宙研究を防衛分野の衛星攻撃兵器(ASAT)開発、偵察衛星や早期警戒衛星の研究開発、ミサイル防衛(MD)の精度向上にまで応用したい考え。JAXAはまた、国産主力ロケット「H2A」の改良を発表、運搬力を倍以上に高め、大型衛星の打ち上げも可能にし、ビジネス分野の競争力を高める方針だ。改良後のH2Aロケットは2013年に初打ち上げの予定。

 準天頂衛星システムも日本が今後重点を置く分野だ。このシステム開発を通じて日本はA-GPS(アシステッドGPS)を強化するねらい。日本は7基の準天頂衛星を打ち上げ、正確なポジショニング・システムを確立する計画だ。

 日本の宇宙開発利用を強化するため、首相らに意見や勧告をする権限を持つ「宇宙政策委員会」を内閣府に設置する。各省庁の施策を調整する「宇宙戦略室(仮称)」も設置する方針で検討している。14日に決定した関連法の改正案は今国会に提出され、国会で成立後正式に施行となる。

 宇宙開発をめぐって日本は1969年に初の宇宙開発に関する決議、「わが国における宇宙の開発および利用の基本に関する決議」が成立、宇宙開発を「非軍事目的に限る」と規定した。08年に再び「宇宙基本法」が成立し、「非軍事目的に限る」から「非侵略目的に限る」と解釈を変更した。







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Last updated  2012.02.18 13:36:34
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Re:中国の宇宙開発の真意は?(02/18)  
中国のロケットなんてちゃんと飛ぶんでしょか?
上空でUターンして落ちてきやしませんか?!( ^艸^)ムププ
有人ロケットは危なくて誰も乗れそうにないですね^^;
神舟号だの天宮号だのって、昔デパートの屋上にあった宇宙船の乗り物みたいです^^;
あーなつかすぃ。。
(2012.02.20 03:02:53)

Re[1]:中国の宇宙開発の真意は?(02/18)  
Mドングリ  さん
たそがれちえぞーさん
>中国のロケットなんてちゃんと飛ぶんでしょか?
>上空でUターンして落ちてきやしませんか?!( ^艸^)ムププ
>有人ロケットは危なくて誰も乗れそうにないですね^^;
>神舟号だの天宮号だのって、昔デパートの屋上にあった宇宙船の乗り物みたいです^^;
>あーなつかすぃ。。
-----
<神舟号だの天宮号だのって、竹取物語を彷彿とさせるようなネーミングだけど・・・・
真の目的は軍事利用だから、馬鹿にしてはいけませんヨ。

嫦娥という漢字はイメージが沸かないけど・・・なんだか凄みがあるな~(感心している場合でないけど) (2012.02.20 08:12:34)

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