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2012.07.04
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カテゴリ: 歴史
本屋で「2014年、中国は崩壊する」という本を見かけたが・・・・


日本人の約8割が嫌いな中国(※:第8回日中共同世論調査による)には、ソフトランディングを期待したいものであるが・・・
買う前に、ネットで、この本を吟味してみましょう。

【2014年、中国は崩壊する】
中国
宇田川敬介著、扶桑社、2012年刊

<内容紹介より>
■中国の拡大主義は限界が近く、
■すでに自壊の徴候が現れている。
■習近平新体制への移行後、
■2014年に中国バブルの破裂から
■一党独裁体制は崩壊する!
■衝撃のシミュレーションを公開

 中国はチベットや新疆ウイグルはもちろん、わが国の領土である尖閣諸島をも侵略せんとしている。「なぜ中国は拡大主義を取るのか?」という疑問について、「それは中国だから」という以外に答えはあるのだろうか。
 筆者はこの問いについて「通貨制度の異質さ」を挙げる。中国は「資産そのものが通貨発行の基準」であるため、常に国家資産を増やさなければ通貨が発行できないと言うのだ。つまり、共産党の保有している資産が多くなれば、その限度まで通貨を発行できるが、逆に言えば、通貨発行が限度に達すると、どこかの資産を奪い取らねば通貨を発行できなくなる。
 これが尖閣の資源を狙う最大の理由だと指摘している。中国バブルを継続させるには、紙幣を刷って経済を循環させる必要がある。
 しかし、尖閣の奪取に失敗し、8%成長を下方修正するなど、中国の拡大主義は限界に近づいている。そんな国情にもかかわらず、権力闘争に明け暮れる指導部はどんな国をつくろうとしているのか? 習近平新体制は中国をマシな国にできるのか?
 答えはもちろん「否」である。中国はすでに自壊しつつある。日本人はこの現状をどう受け止めるべきなのか、本書で詳らかにする。

■本書の構成
第1章 尖閣諸島で敗北した中国
第2章 日本人が知らないメンツ社会
第3章 中国経済の問題
第4章 中国崩壊とその後

■本書より
経済成長が鈍化し、下層民衆の不満が爆発したときに中国は崩壊の危機にさらされる。
実際のところ、現在の中国において下層民衆、人民全体の反乱によって一党独裁が覆る可能性はどれくらいあるのだろうか。
世界は13億人を超える中国の欲望に応えられるほど寛容ではない。現在の拡大主義を続けるのであれば、世界中を敵に回して孤立するだけだろう。中国政府がそれを自制したところで、人民が欲望に駆られて動くことを止めることはできない。
筆者はこれらの理由から、下層民衆が中心となって中国共産党政府と対立し、欲望のままに拡大主義を自主的に進めると予測している。
その結果、チベットや内モンゴルなどの地方自治区の反乱、人民解放軍による内乱、あるいは、下層民衆をはじめとする中国人民によるあらゆる手段を使った政府転覆の企てによって、共産党体制は倒されるだろう。その分岐点は習金平体制が発足してから1年経過後の2014年だ。温家宝首相が発表した8%を下回る
経済成長が続き、有効な経済政策を打てないままに、バブル経済が破裂した場合、中国人民の生活レベルは一気に下がる。
そうなれば、2014年に、まさに本書のタイトルのように中国は崩壊に向かうだろう。

<大使寸評>
本屋で手にした時、買うかどうか迷った本であるが、amazonのなか見!検索を覗いてみよう。
それにしても、あまりにもセンセーショナルなタイトルである。

Amazon 2014年、中国は崩壊する


過ってソ連はわりと穏やかに崩壊したが、はたして中国はどうか?
人民解放軍による内乱など起きたら、日本にもとばっちりが飛んでくる恐れがあるわけで他人事ではいられないですね。

この本をめくると、なんだか浮き足立ってくるが・・・・
歴史学者の與那覇さんのように、冷静かつ長期的スパンで考察することも肝要ではないでしょうか。


【中国化する日本】
中国化
與那覇 潤著、文藝春秋、2011年刊

<内容紹介>より
日本の「進歩」は終わったのか──ポスト「3.11」の衝撃の中で、これまで使われてきた「西洋化」・「近代化」・「民主化」の枠組を放棄し、「中国化」「再江戸時代化」という概念をキーワードに、新しいストーリーを描きなおす。ポップにして真摯、大胆にして正統的な、ライブ感あふれる「役に立つ日本史」の誕生!

<担当編集者から一言>
後生畏るべし、とはよく言ったもの。この本は弱冠32歳の日本史学者が軽やかなタッチでものした、まったく新しいライヴ感あふれる日本通史です。高校生レベルの知識だけを前提にしながらも、次々と日本史の常識がくつがえされ、「真説」が提示されます。全体を貫くキーワードは「中国化」と「江戸時代化」。教科書の常識とアカデミズムの行儀よさを突き抜け、いまの社会にも役に立つ「日本史」の誕生には、文科省もびっくり!?

<大使寸評>
それにしても、中国が嫌いなはずの与那覇先生は、そういう感情を表に出さず、中国を客観視して述べるところが、さすが歴史学者という感じで・・・・歯がゆいのです。

Amazon 中国化する日本

『中国化する日本』11 byドングリ


司馬さんが難治の国といった中国を中国共産党はどのように終息してくれるのか?

【中国ビジネス2012】
中国ビジネス
日経BPムック、日経BP社、2011年刊

<商品の説明より>
激変期を迎える中国のビzネス、巨大市場の行方について解説。2012年を読み解く必読書です。

<大使寸評>
中国は約246兆円(11年9月時点)に上る世界最大の外貨準備を保有する。そのうち約23兆円を政府系投資ファンド(CIC)が運用するという。
その資金が日本の企業、土地に向かわないように・・・・・・
朝令暮改でもいいから、スピード感を持った法整備が急がれると思うのですが。

Amazon 中国ビジネス2012

要注意の中国系ファンド byドングリ


※:第8回日中共同世論調査

6/20 日本人の対中観悪化…「印象よくない」84% より
 日中の相互意識を探る第8回日中共同世論調査(言論NPOと中国日報社が実施)の結果が20日、公表された。

 日本人で中国に「良くない印象を持つ」(「どちらかと言えば良くない」を含む)と答えた人は84%(昨年78%)と、2005年の調査開始以来最悪だった。中国側は65%(同66%)とほぼ横ばいで、日本の対中観の悪化が際立った。

 調査は4月から5月にかけて行われ、日本は全国の18歳以上1000人、中国は北京、上海、成都、瀋陽、西安の5都市の18歳以上1627人から回答を得た。

 相手国に良くない印象を持つ理由(複数回答)では、日本側は「資源やエネルギーの確保で自己中心的に見える」が54%と最も多く、中国側は「過去に日本と戦争をしたことがある」が79%で最多だった。一方、印象の悪さとは裏腹に、日中関係が「重要」と答えた人は、日本側が80%、中国側も78%にのぼった。
(2012年6月20日 読売新聞)
)

この先、世界は中国共産党の手綱さばきに期待するしかないのだが・・・
帝国の御用ドグマとして共産主義があるわけで、そのへんのことが 「難治の国」あるいは「20世紀の迷惑」 に出ています。





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Last updated  2012.07.04 09:59:37
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