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2012.08.31
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カテゴリ: アート
「素晴らしい映画を書くためにあなたに必用なワークブック」を読んだ勢いで、「ドラマを創ろう」という本に挑戦したのです。(走り読みで、著者に申し訳ないが)



【ドラマを創ろう】
ドラマ
森治美著、 言視舎、2012年刊

<内容紹介>より
早くも定番の言視舎のシナリオ本! 「観る側」から「創る側」になりたい人のための、ドラマの入門書。 ドラマのシナリオを書きたい、ドラマのことをもっと知りたい、でもあれこれ調べるのは大変。古代ギリシャの舞台演劇から始まり、演劇、映画、テレビドラマ、CMまで、多様なドラマの世界を紹介。ドラマ創りには不可欠、でも、いまさら人に聞けない知識と作法、心構えを教えます。 類書の少ないオーディオドラマ作法も充実。

<大使寸評>
大使の関心事は映画のシナリオなんですが・・・・目下のところ、「観る側」と「創る側」のどちらか微妙です。
「創る側」となれば、この本が役立つわけですね。

Amazon 素晴らしドラマを創ろう


この本のエッセンス部分を紹介します。

<基本的な書き方はこれだけ>p74~81
 映像ドラマ脚本を構成しているのは「柱」「ト書き」「台詞」の三つでした。あとはそれらを原稿用紙にどう書くか、です。
 映像ドラマ脚本の場合、かっては二百字詰め原稿用紙(20字×10行で「ペラ」ともいう)に書いていましたが、今はPCでの原稿がほとんどですから、20字×20行または20字×40行のスタイルで書くことが多いようです。また、いきなり各局の台本(脚本)仕様でという場合もあります。ただし、この場合の原稿の長さ(ドラマ内容の時間)については、プロジューサーサイドからの指示を得るなり、見本となる台本の枚数に順じることです。四百字詰めに換算するという単純作業では正解は得られません。

《柱の書き方》
 柱であることを示すためにまず、〇を1字の升目いっぱいの大きさに書きます。この〇は、決定稿になり脚本として印刷される折、シーンナンバーが入れられます。〇の下に<場所>を書き、その下に括弧で括り<時間帯>を入れます。
 場所については、どこの駅なのか、駅は駅でも改札口、構内、ホームなのかがわかるように書きます。
 時間帯は( )の中に朝、夜などと入れますが、昼に関しては指定しないのが普通です。シーンとシーンの間は必ず1行を開けます。
(例)
〇渋谷駅・ホーム(早朝)
〇世田谷総合病院・検査室
〇高城家・玄関・表(夕)
〇同・リビングルーム(夜)
〇麻布マンション・玄関ホール(深夜)

《ト書きの書き方》
 ト書きは必要最小限に絞って、絵になるものカメラに写るものを書きます。「ト書きは丸太を転がせ」と言われていますが、ぶっきらぼうなまでに文章を削るのです。「小説の地の文とは違う」ということを肝に銘じてください。
 書き方については、次の通りです。 

(1) ト書きは原稿用紙の上から3字下げてその頭を揃える。また、2字下げる書き方もあ  るが、どちらかに統一すること。
(2) 現在形、現在進行形で書く。
(3) 柱の後は必ずト書きから書く。
(4) 人物が最初に登場する時は、その人物のフルネーム、その下に年齢を書く。
(5) 同人物のそれ以降の登場では男性なら姓、女性なら名前を書く。ただし男性でも、子  どもであったり家族で姓が同じ時は名前で示す。
(6) 人物の細かい動きの指定はしない。
(7) ドラマ内容、流れに関係ないことは一切書かない。
(8) 台詞の中に書く括弧ト書きも簡潔にする。
(9) アップ(近景)、ロング(遠景)はト書きの名詞の位置で指定する。
アップの場合
  歩いている、美沙。
  テーブルに置いてある、日記帳
ロングの場合
  美沙、歩いている。
  日記帳、テーブルに置いてある。

(10) 正面か後姿かは、動詞の選び方や使い方で決まる。
正面の場合
  美沙、入って来る。
  出て来る、佐藤
  電車、走って来る。
後姿の場合
  美沙、入って行く。
  出て行く、佐藤
  電車、走って行く。

《台詞の書き方》
 台詞は行頭にまず誰の話す台詞なのかがわかるように名前を書きます。その下に台詞を「」に括ります。台詞が1行で終わらず、2行、3行となる時は、2行目からは行頭から1字下げて書き、3行目以降は2合目の頭に揃えます。

(例)
〇六本木スタジオ・廊下
   島崎、腕時計の時間を気にしながら来る。
   その後から、小走りに来る絵美。
絵美「島崎さん」
島崎「(振り向き)あぁ」
絵美「済みませんでした」
島崎「いや・・・お陰で思い通りの絵面になりそうですよ」
絵美「でも、私の手配が遅れたばかりに撮影のほう、ずいぶん時間が押してしまって・・ ・」
島崎「昨日、確認をとらなかった私が悪いんですよ」
絵美「・・・・」
島崎「第一、城南デパートもデパートだよ。あれだけ今日の撮影にって念を押しておいた のに・・・」


********************************************************************************
<シナリオの候補案>
シナリオの書き方がわかりましたね。さあ 後は何を書くか?だけである。
(イラチな大使である)
新聞、ツイッターなんかの最新情報がヒントになるのかも。
で、大使の場合、シナリオの候補は以下のようなものになります。


・竹島紛争
・レアアース争奪戦

<シナリオを書く前に>
 「素晴らしい映画を書くためにあなたに必用なワークブック」によれば・・・・
シナリオのあらすじを4ページくらいで書いておく必要があるそうです。
(あらすじを書く段階は、脚本執筆のプロセスの中で一番つらいところかもしれない。漠然としたアイデアの中で結末を考え、発端や中盤なども構成しなければならないのだから。資料もそろっていないし、登場人物も明確でない。しかも細部を書きすぎると、大筋を見失ってしまう。だからあらすじを仕上げるには、書き直しが2,3回必要になるはずだ。まずは8ページくらいで書いてみて、それを5ページにまとめ、さらに不要な部分をカットして最終的に4ページに収めなさい)

〇1,半ページ:オープニング・シーンの再現
〇2,半ページ:残りの第一幕で起こることの要約
〇3,半ページ:プロットポイント1の再現
〇4,別紙に、第2幕で主人公が直面する障害(物理的・精神的)を四つリストアップ。
〇5,1ページ:四つの障害を中心に、第2幕で起こるアクションを要約。

〇7,半ページ:第3幕の結末の要約
〇8,半ページ:ラストシーンの再現

著者のシド・フィールドが次のように励ましてくれます。
(あらすじを書いている最中に、不安や葛藤を感じることもあるだろう。退屈になったり、腹が立ったり、誰かに読んでもらって意見を聞きたいと感じたりもするだろう。「こんな退屈なストーリー、最悪だ」という心の声が聞こえてきたりもする・・・・。
 たしかにその通りかもしれない。


「あらすじ」ができたら・・・さあ シナリオに挑戦だぜ♪(イラチな大使である)

「素晴らしい映画を書くためにあなたに必用なワークブック」の該当部分です。

<4ページであらすじを書いてみる>
 つい最近、ヨガのレッスンで有名な俳優に会った。話をするうちに、映画や脚本の話題になった。すると、実は脚本にしたいよいアイデアがあるんだと彼は言いだした。
 「どんな話だい?」
 「サハラ砂漠にやってきた男の話でね。オープニングは砂塵の巻き上がる夜明けの砂漠のロングショット。1台のジープが砂漠を横切っていく。ところが突然エンジンがいかれて、車は動かなくなってしまう。男は仕方なくボンネットを開けてエンジンの様子を確かめるが、やがて奇妙な音が聞こえてくる。なんとラクダが何頭も砂丘を走って降りてくるじゃないか!男の姿に気づいたラクダは立ち止まり、男とラクダは静けさの中でじっと見つめ合う…」
 そう言って彼は私の目を見た。「どう、いいアイデアでしょう?」
 「確かにいいオープニングだけど、そのあとどうなるんだい?」
 「それはまだ考えていない。ま、そのうちスト-リーはできてくるでしょ」
 似たようなせりふを、いろいろな脚本家から何度聞いたことか。もちろん彼らに語れるのはここまでだ。そのあとは何も決まっていないのだから。
 どんなストーリーなのか?「何」についての、「誰」についてのストーリーなのか?数行で簡潔に言えるだろうか。これは私がワークショップやセミナーで口をすっぱくして言うことだ。
 「自分で自分のストーリーを把握していなければ、他人にわかるわけがない」
 脚本を書くということは、旅そのものである。日々変化するプロセスであり、段階を追って準備していくものだ。まずはアイデアをもとに、テーマ、アクション、主人公を考える。それから、ストーリーをつなぐ四つのポイント(結末・発端・プロットポイント1・プロットポイント2)を決め、パラダイムを作る。この四つが明確にならない限り、脚本を書き始めることはできない。この四つこそ、ストーリーの土台であり、ストーリーをつなぐポイントだからだ。
 四つのポイントがはっきりとわかったら、ストーリーをドラマとして物語ることができる。「物語る」ということは、事件や出来事を並べ、一つの方向に向けて展開するということだ。
 ストーリーを紙に書く作業は、この段階で絶対に必用なことである。この段階で書いたものがどれほど正確なものであるかとか、出来がよいか悪いかなど関係ない。
 まず、ストーリーのあらすじを四ページで書きなさい。そうすれば、自分が書こうとしているストーリーラインの、物語の概要が見えてくる。ちょっとしたセリフから、登場人物の輪郭が浮き上がってくる。私は受講生には必ずこの作業をやらせる。ストーリーをまとめる事件とは何かを認識するのに役立つからだ。
 あらすじを書くということを、私は“有無を言わさない課題”と呼んでいる。それは、それまで頭の中にあった漠然としていて断片的なアイデアを紙の上に具体的に文字で表し、ストーリーの各パーツや互いの関係を考える重要なステップである。

この本の引用については、 映画の基本はシナリオ に収めておきます。








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Last updated  2012.09.01 07:05:01
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