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2013.02.23
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カテゴリ: 気になる本
先入観を排して図書館や本屋で本を探すのもいいだろう。
それから、書評サイトをさまようのもいい方法ですね。
晴走雨読でわりに暇な大使であるが・・・・

朝日の書評アーカイブに『日本語は生きのびるか―米中日の文化史的三角関係』という書評があることに気づいたのです♪


日本語は生きのびるか―米中日の文化史的三角関係
日本語は

<国際的な発信力を高める必要性:小杉泰(京都大学教授) >
 日本の文化は千年以上にわたって中国の影響を受け、近代には西洋、特に英米の影響を受けて発展してきた。グローバル化時代の今後、日本語はどうなるかを本書は論じている。博識と豊富な体験にもとづく比較文化論は読者を飽きさせない。
 その基本認識は、国際的な文化関係は不平等、不均衡という点にある。国家は主権の平等を前提とし、経済は互恵で成り立っていても、文化はそうではない。世界には中心的で覇権的な言語とそうでない言語がある。
 英語はいまや、世界の共通語と化した。ヨーロッパや中国の文化に詳しい著者は、過去半世紀の間に欧州連合(EU)内でも英語が共通語として広まった様子を描いている。また漢語はかつて東アジアの中心言語だったが、今では中国でさえ英語学習熱が高い。
 著者が日本語にとって死活的な現実として指摘するのは、この言語が一国でしか使われていない点である。複数の国にまたがる言語は、特定の国の浮沈を乗り越えて生きのびうる。日本語はそうではない。
 となると、日本の国際力を高めることが日本語が生きのびるために必要であり、今こそ、グローバル化に対応する言語戦略を立てなければならない。覇権言語を学ぶとともに、母語の文芸を鍛える方途が求められる。
 具体的な教育法として、日本の古典を優れた英訳で読む、という手法が紹介される。訳文と原文を照らしながら読解すると一挙両得というのが面白い。
 本書が文化的な国際関係に照らして日本と日本語の置かれた現状に警笛を鳴らしているのに対して、カナダで日本語を20年以上も教えている金谷武洋氏は『日本語は亡(ほろ)びない』(ちくま新書)で、外国語としての日本語の隆盛を説いている。日本語は海外で空前の学習ブームを迎えているのみならず、強靱(きょうじん)な生命力を持つという。
 どちらの書にも共通する論点は、「日本語人」が国際的な発信力を高める必要性である。グローバル化時代を生きのびる鍵が、発信力を持つ言語にあることは疑いを入れない。
    ◇

平川祐弘著、河出ブックス、2010年刊
<「BOOK」データベースより>
ときに言語は亡びる。日本語の興亡は、日本の運命に直結する。文化史的に見て、かつての中国、今日の米国のような中心国に対し、日本は周辺国である。これまで日本人は、優れた外来文化は積極的に受容しつつ、自らの主体性は維持してきた。グローバル化が加速する現在、母語である日本語とともに、支配語である英語をいかに習得すべきか。そして世界といかに対峙すべきか。国際文化史を背景に考察する、画期的な日本語論。

<読む前の大使寸評>
水村美苗著『日本語が亡びるとき』もかなりセンセーショナルな題名であったが、この本の題名もそれに匹敵するほどセンセーショナルであり・・・・
大使のナショナリズムがうずくのです(笑)

Amazon 日本語は生きのびるか

水村美苗著『日本語が亡びるとき』もかなりセンセーショナルな題名であったが、この本の題名もそれに匹敵するほどセンセーショナルであり・・・・
大使のナショナリズムがうずくのです(笑)
冗談はさておいて・・・・・
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Last updated  2013.02.24 15:41:01
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