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2014.07.06
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カテゴリ: 歴史
図書館で『日本文化ビジュアル事典』と言う本を借りて読んでいるのだが・・・・

副題が「英語でわかるニッポン」になっているとおり、全ての和文に英文が付いているのだが・・・
和文を見るだけでも意義深い書籍となっております♪

はい そこのあなた!
日本を訪れた外国人に、次のように英語で日本文化の説明ができますか?
(英語の方は諦めて、せめて日本語で勉強しようと思う大使である)


<浮世絵:Ukiyoe> p30より
写楽

 「浮世」とは、この世の中、現実社会を意味し、浮世絵は浮世の様子を描いた絵をいいます。16世紀の後半に京都で描かれていた風俗画から発展し、17世紀の江戸に浮世絵の元祖といわれる菱川師宣が出て、木版画の美人画を多数制作しました。
 その後、技術の向上によって、10色以上の多色刷り版画がつくられ、その豪華な美しさから錦絵と呼ばれるようになりました。

 18世紀後半には、鈴木春信や喜田川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、安藤広重らによって、美人画や歌舞伎役者絵、相撲絵、武者絵、風景画の名所絵などさまざまな方向に発展しました。

 浮世絵が19世紀後半のヨーロッパの印象派やアール・ヌーボーに影響を与えたことはよく知られています。



<陶器:Ceramics> p36より
 陶土という良質の粘土を練って形をつくり、約1000~1300度で焼いた焼物のことです。産地によってうわ薬をかけて焼くものと、焼き締めといってうわ薬をかけずに焼くものがあります。水を吸いやすく、茶色っぽい素朴な印象のものが多いのが陶器の特色です。

 陶器づくりの技術は、4,5世紀に中国や朝鮮半島から伝わり、各地に広まってそれぞれ特徴のあるものが育ちました。水や酒、油などを入れておいたり、日常の食器や花瓶として使われてきました。

 陶器の独特な美しさを最初に発見したのは千利休ら茶人です。安土・桃山時代には、彼らの好みを反映させた茶陶が各地につくられました。このころ生まれた美濃焼、志野焼、唐津焼、萩焼、織部焼などは、現在も人気があります。



<磁器:Porcelain> p38より
 陶石という石を砕いて水を加え粘土にして、よく練って形をつくり、約1300~1400度で焼いた焼物のことです。水を通さず、かたく色が白いのが特徴です。

 日本ではじめて磁器がつくられたのは、1615年ころの佐賀県有田といわれていますが、1640年代には、中国の色絵陶磁を研究して、酒井田柿右衛門が赤や緑、黄などでうわ薬の上に絵を描く技法に成功しました。これを契機として有田(伊万里)焼や、鍋島焼、九谷焼など、優れた色絵磁器が各地で生み出されました。なかでも有田焼はヨーロッパに輸出されて、もてはやされました。

 1800年代には現在の愛知県瀬戸で磁器の量産がはじまり、有田と並ぶ2大産地となり、磁器を総称して瀬戸物とも呼ばれるようになりました。



<漆器:Japan> p40より
 木などで形づくった器に漆をかける工芸品です。英語でジャパンとも呼ばれるように、漆器は日本ならではの発達を遂げました。漆はウルシの樹液を精製してつくる自然の塗料で、水がしみこみにくい、酸やアルカリに強い、防腐性や防虫性に優れているという特性があります。

 漆器の制作方法は、よく乾燥させた木材で盆や皿、椀、茶たくなどの木地をつくり、下地の漆を塗ってから、本塗りの漆を塗って乾かして砥石で研ぐという作業を何度も繰り返します。ここまでで20~30の工程があるといわれています。さらにこの上に、装飾専門の職人が蒔絵や沈金などの装飾を施すこともあります。代表的な産地には輪島・山中(石川県)、会津(福島県)などがあります。



<織物:Textile> p42より
 糸を縦と横に組み合わせて生地にしたもので、古来、着物の素材として、各地で特色のあるものが織られてきました。それは、領主に納めるためでもありましたが、多くは家族や自分たちが着るためのものでした。

 織物は、使用する糸や織り方の違いにより、さまざまな種類があります。代表的な織物には「紬(つむぎ)」、「絣(かすり)」、「縮(ちじみ)」、「縞(しま)」、「上布」などがあります。紬は絹織物で、上布は麻織物、ほかの3点は絹、綿、麻などで織られます。

 中には非常に手間ひまがかかり、結城紬(茨城県、栃木県)、越後上布(新潟県)、久留米絣(福岡県)、芭蕉布(沖縄県)のように、その技術が国の重要無形文化財に指定されているものもあります。



<染物:Dyed Fabric> p42より
 絹や木綿の生地を染料で染めて、着物の素材にしたものです。
 代表的な染めの種類には、生地の一部を糸などでくくって絞ってから染める絞染や、生地に直接絵柄を描いてから地色を染める手描友禅、型紙を使って文様を表現する型染、藍からつくられる青い染料で染める藍染などがあります。

 染めの上から金糸、銀糸で刺繍を施したり、金箔や銀箔を貼りつけることもあります。
 織物で仕立てた着物は一般的に普段着とされていますが、染物は振袖や留袖、訪問着などの正装や喪服などにも使われます。職人が一点ずつ模様を描いたり染めたりするので、非常に贅沢なものといえます。 



<神社:Shinto Shrines> p92より
 神、または神となった人を祀るための施設です。古来、日本人は自然のすべてのものに神が宿ると考えてきました。そのため、神社には神話に登場する天照大神を中心とする神々をはじめとして、その土地の守護神の産土神や氏神、山や海の神、田の神など実に多彩な神が祀られています。

 中心となる建物は、神が鎮座する本殿と、その前方にある拝殿です。拝礼は拝殿の前で行うのが一般的です。ほかに入口に鳥居、拝礼の前に手や口を清める手水舎、神楽を奏する神楽殿、神職が社務をとる社務所などがあります。

 鳥居から拝殿までを参道といって、境内を守る狛犬や神のお使いの狐や猿などの石像、石灯篭などが置かれています。これらを含む敷地内は神域と呼ばれ、神聖視されています。



<日本家屋:Japanese Houses> p94より
 日本の伝統的な家は、石の基礎の上に木の柱や梁、桁などで骨組みをつくる木造住宅で、四季によって温度や湿度が変化する気候風土に合わせて工夫がこらされています。たとえば、床は地面から20~30cm高く木を張った上に畳を敷き、外壁は竹や木でつくった下地に漆喰などを塗った塗壁です。

 畳や漆喰は湿気をよく吸収する素材です。外に面した引き戸や、間仕切りの襖や障子は取り外しが自由で、夏は外して風通しをよくしたり、建具を夏用のものにとり替えたりします。また、行事の際にはこれらを外して部屋を広く使います。

 最近は生活様式が洋風化し、マンションなどの集合住宅に住む人が増えたため、伝統的な日本家屋に住む人は減少しています。




日本

近藤珠実著、池田書店、2008年刊

<「BOOK」データベース>より
英語でわかるニッポン。外国人にも伝えたい日本の文化。
【目次】
第1章 伝統文化/第2章 生活様式/第3章 食文化/第4章 現代文化/第5章 歳時記/第6章 基本情報

<大使寸評>
この本を読むと、日本文化について自分がいかに不明であったかを悟るわけです。
副題が「英語でわかるニッポン」になっているとおり、全ての和文に英文が付いているのだが・・・
和文を見るだけでも意義深い書籍となっております♪

rakuten 日本文化ビジュアル事典


與那覇先生の『日本人はなぜ存在するか』を読んだ際、 日本文化って と考えたりしています。





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Last updated  2014.07.06 00:37:36
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