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2014.10.19
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カテゴリ: 気になる本
『謎の独立国家ソマリランド』という本を図書館に予約しているんだけど・・・
33番の順番待ちではたぶん、受取りは11月初旬になるだろうか。

読書の秋ということで・・・
文学関連の新聞スクラップファイルを見ていたら、スクラップ記事「探検心がわき上がる」を見っけ♪
約1年前のスクラップ記事であったが、試しにネット検索をかけると見事にヒットしたのです。

・・・で、この際、個人的に評価する探検本を集めてみました。
・探検心がわき上がる
・謎の独立国家ソマリランド
・空白の五マイル

・モゴール族探検記




約1年前の「探検心がわき上がる」という記事を紹介します。
この記事は、高野秀行×角幡唯介の対談記事なのだが・・・
お二人は、2013年の「講談社ノンフィクション賞」を同時授賞しているのです。
その他にお二人が授賞した文学賞を玉石取り混ぜて挙げると・・・
・開高健ノンフィクション賞
・大宅壮一ノンフィクション賞
・酒飲み書店員大賞
出版業界の撒き餌なんだろうが、色んな文学賞があるんだね♪


2013.10.26 探検心がわき上がる 高野秀行×角幡唯介 より
 ノンフィクションの世界で、2冊の探検本が話題です。高野秀行さんの『謎の独立国家ソマリランド』と角幡唯介さんの『アグルーカの行方』。講談社ノンフィクション賞を同時受賞、2人とも早稲田大学探検部OBです。そこで2人に聞きました。探検の世界に入ったきっかけは、探検心をかきたてる本は。27日から読書週間。今年の標語は「本と旅する 本を旅する」です。

■高野 「川口浩」と学者に憧れ/角幡 ロマンある人生求めて

 ――早稲田大探検部に入ったきっかけは。

高野:なぞの怪獣を探したりするテレビ番組の「川口浩探検隊」に憧れて。実際、大学で探検部に入ってあの番組がフィクションと知った時はショックでした。でももう遅かった。古代遺跡を調べる考古学者や秘境に行って民族調査する人類学者にも憧れたんですが……。

角幡:僕は探検部のビラを見たから。校舎の玄関扉に、世界地図の白地図と探検部の過去の実績が書かれていて、一番下に“世界の可能性を拓(ひら)け”と書いてあった。ロマンあふれる人生を追い求めていた僕は迷わず部室を訪ねて“世界の可能性を拓かせてください”と。

高野:言葉の力ってすごい(笑)。

角幡:感化されちゃうんですよ。でも、実際は探検部が誇れる実績なんてあまりない。大学生がやってることだからたかが知れていて、やりたかったことができることはほとんどない。失敗が多い。

高野:失敗というか、形をなさない。

角幡:そう。僕も大したことやれなかった。僕は行ってないけど、探検部でもタクラマカン砂漠の遠征とか、うまくいった遠征はありました。でも成功しちゃうと燃え尽きちゃうというか。

高野:気が済んじゃう。

角幡:自分の青春はこれをやった、と言えるものができてやめちゃうというのはあると思う。僕はそれがなかったから、ずるずると……。

高野:おれもコンゴで怪獣探しやってたけど……。 
    (中略)
今も専門家をギャフンと言わせたい気持ちが強い。『謎の独立国家ソマリランド』は専門家も評価してくれた。それがうれしかった。やっぱり研究者になりたかったんだよね。考古学とか人類学とか民族学とか。そのコンプレックスは常にあった。

角幡:高野さんは研究者が行きたくても行けないところに行ってるから、一次資料としても価値が高いですよね。僕はアカデミズムは気にしませんが、登山家にコンプレックスがあるんですよ。明らかに危険度のレベルが高い、向こうの方がすごいことやってるんじゃないかと……。そこに対して負けないぞという気持ちがある。結局、探検でやってることってメーンストリームから外れてるから、屈折した気持ちがどこかにある(笑)。




<謎の独立国家ソマリランド>
この本は図書館に借り出し予約を入れているのだが、受取りはたぶん11月初旬頃になるかと思います。


【謎の独立国家ソマリランド】
ソマリ

高野秀行著、本の雑誌社、2013年刊

<カスタマーレビュー>より
ルポルタージュといってもいいし、探検記といってもよい。冒険・政治経済・安全保障・国際問題・民族問題・海賊問題などさまざまなテーマが詰め込まれ、500ページほどの本がすいすい読める。

<読む前の大使寸評>
著者の高野秀行という人は、角幡唯介さんとともに今の日本ノンフィクション界の先陣を走るような人なんですね。
共に早稲田大学探検部OBとのこと。

<図書館予約順番:33(9/02予約)、予約#:>

Amazon 謎の独立国家ソマリランド




<空白の5マイル>
現代の日本人の探検本としては、この本が筆頭なんでしょうね♪


【空白の5マイル】
空白

角幡唯介著、集英社、2010年刊

<内容紹介>より
その空白地帯を埋めんとする古今の探検家たちの旅を追い、やがて筆者も谷を踏破。もう一度訪れたいと仕事をやめて挑むが、想定外の出来事の連続に、最後の旅は必死の脱出行の様相を帯び始める。第8回開高健ノンフィクション賞受賞作!

<大使寸評>
友人を救うために、ツアンポー川本流に漕ぎ入った武井という人物の描写が、ええでぇ♪
1日分の食料を減らし、脂肪や筋肉を消費しながら、雪中の四つん這いの脱出行が過酷である。
「リスクがあるからこそ、冒険という行為の中には、生きている意味を感じさせてくれる瞬間がある」とのこと。

shueisha 空白の5マイル




<サハラ横断砂の巡礼>


それにサウジアラビアで、心ならずも40℃超という気温を体験したので・・・
この本で語られる辛さがよくわかるわけです。


【サハラ横断砂の巡礼】
ラクダ

前島幹雄著、彩流社、1989年刊

<内容紹介>より
古書につきデータ無し

<大使寸評>
砂漠とラクダは西域フェチの大使をくすぐるし、なんといっても「ラクダと歩いた四八七日」という副題に惹かれるわけです。
大きな図体でねばり強いリズとの一心同体ぶりが、泣かせるでぇ♪

大使のラクダについての拘りは「 地図の空白地帯 」でもふれています。

Amazon サハラ横断砂の巡礼




<モゴール族探検記>
戦後初の大規模な海外長期フィールドワークが、京大カラコルム・ヒンズークシ探検であったが・・・
梅棹忠夫の探検記は、その人柄を反映して魅力にあふれている。

【モゴール族探検記】
モゴール族
梅棹忠夫著、岩波書店、1956年刊

<内容紹介>より
13世紀初頭ジンギスカンが樹立したモンゴール帝国の版図は、遠く東欧から南ロシアにまで及んだ。その末裔とおぼしき蒙古族の一部がアフガニスタン奥地のどこかにいる――。この地図にも記録にも残されていない民族を探し求めて、遂にこれをつきとめ、その風習、言語を調査した京大カラコルム・ヒンズークシ探検隊人類学班の貴重な記録。

<大使寸評>
民族学の若き研究員は、アフガニスタンで隠れて暮らしているモゴール族を探し出す旅を始めた・・・・戦後初とも言える海外長期フィールドワークだったようです。

梅棹が後に「中洋」と名付けた過酷な乾燥地帯で、モンゴルの末裔たちが身を潜めるように暮らしていた。
このモゴール族は、農耕生活で定住していたが・・・・パシュトウーン人に脅かされた生活ですっかり覇気を失い哀れでさえある。当然として、訪問者を歓待するなど期待できなかったようです。
とまあ・・・・
この本を読むと、地図の空白地帯に踏み込んで行くような、高揚感があるんですな~

Amazon モゴール族探検記
地図の空白地帯 byドングリ


出版不況の昨今では、ノンフィクションは「経費がかかるけど売れない」という苦境にあるそうだが・・・。






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Last updated  2014.10.19 00:03:16
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