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2015.02.25
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カテゴリ: 歴史
NHKドラマ『限界集落株式会社』に有機栽培もちきびの話が出てきますね。
このドラマではモチトウモロコシのことを「もちきび」と称しているが・・・
キビ団子に使う穀物も「もちきび」と呼ばれています。

ネットで「もちきび」を探してみたら、以下ヒットしました。

もちきび:田中米穀店 より
 古代中国でもちきびは「黄米」と言い、最高級の主食とされていました。
白米と比べて食物繊維約3倍、カルシウム約2倍、マグネシウム約4倍、鉄分約3倍、カリウム約2倍です。 良質のたんぱく質、ビタミンB群、鉄分、ミネラル、食物繊維が多いにも関わらず低カロリー。

もちきび1

 熱を加えても黄色が鮮やかで華やか。サラダのドレッシングに入れると色がきれいですし、スープやグラタンに入れると、とろみがついてやさしい味になります。ほんのり甘いので、炊いてきなこや黒みつをかけるとりっぱなおやつになりますよ。

もちきび2


なんで、もちきびなのか・・・
先日も『続・照葉樹林文化』からモチ種穀物を引用したように、とにかく、モチが好きなんですよ♪

<照葉樹林文化とモチ種穀物:上山春平> よりp8~10
 今でこそ、照葉樹林文化の分布する地域においては、イネが主穀の地位を占めているが、それは平地の水田農耕が普及するようになってからの話である。それ以前、山地の焼畑農耕が支配的であったころには、ミレット(雑穀)が主穀であり、イネはオカボとして、ミレットのひとつとしてのあつかいをうけてにすぎなかった。

 その段階で、今日のイネにあたる主役の地位を占めていたのは、おそらくアワであったにちがいない。アワは、キビやシコクビエなどと共に、照葉樹林文化がサバンナ農耕文化から取り入れた作物であった。しかし、照葉樹林文化は、サバンナ農耕文化には存在しなかったモチアワをつくり、モチキビをつくった。

 照葉樹林文化はモチアワやモチキビだけでなく、モチゴメやモチトウモロコシなど、穀物のモチ種をしきりにつくりだした。この事実は、中尾さんの指摘があったにもかかわらず、従来ほとんど注目されなかったのだが、それは、おそらく、世界の農耕文化における照葉樹林文化の独自な存在が確認されていなかったからにほかなるまい。

 照葉樹林文化というカテゴリーを設定する私たちにとっては、モチ種穀物の創出という現象が、照葉樹林文化にとってはまことに根の深い特徴のように思われる。つまり、それは、照葉樹林文化の農耕以前の段階における食生活の習慣に根ざしているのではないかと考えられるのである。
 もっと具体的にいえば、そういう古い段階で、モチのような粘性の感触を好む味覚体系が定着し、そうした味覚体系によって、穀物のモチ種を作物化するような方向が促進されたのではあるまいか、と考えられるのである。

 農耕以前の照葉樹林文化の段階といえば、たとえば、日本の縄文時代あたりがほぼそれに当るとみてよいのだが、そういう段階の食料のなかで、粘性の感触を好む習慣を定着させるようなものといえば、ドングリなどの堅果類やクズ・ワラビなどの根茎類がある。それらをくだいたり水晒しをしたりしてデンプンを取り、それを熱湯にそそぐと、カタクリ粉に熱湯をそそいだのと同じようなネチネチした感じになる。またマムシグサ(テンナンショウ)のような野生のイモ類をゆでてウスでついた場合も、同様なねばっこい感じになる。

 このように、野生の堅果類や根茎類などからデンプンをとり、それを加熱して食べるという食料加工技術(調理法)は、農耕以前の段階における照葉樹林文化において、きわめて重要な役割りをはたしていたように思われる。そこでは、おそらく、材料が豊富に得られたであろうから、栽培化の方向はあまり進まなかったが、加工技術の面は、日本の縄文時代の土器や石器などから推測してみても、かなり高度な発達をとげていたにちがいない。
 そうした加工技術が、特定の味覚体系をつくりあげ、そうした味覚体系が、作物品種の選別に大きく影響を及ぼしたのではあるまいか。私たちは、照葉樹林文化におけるモチ種穀物の創出の背景をこのように考えてみた。


モチトウモロコシの「もちきび」が もちとうもろこしを産地直送!:浦田農園 に出ています。
もちきび





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Last updated  2015.02.28 08:42:14
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Re:もちきびが美味しそう(02/25)  
薔薇豪城  さん
こんばんわ~。長山藍子さんも「もちきびが美味しい」って言ってました。先日「YOUは何しに日本へ」というテレビで、日本で自給自足の暮らしを学びに来た外人がもちきびの刈り取りしてましたが、そこのボスが「もちきびは100年もつので飢饉の年に利用できる」と言ってました。恐るべし、もちきび。だけど米みたいに普及しないのは何でやろね。 (2015.02.25 21:12:49)

Re[1]:もちきびが美味しそう(02/25)  
Mドングリ  さん
薔薇豪城さん
>こんばんわ~。長山藍子さんも「もちきびが美味しい」って言ってました。先日「YOUは何しに日本へ」というテレビで、日本で自給自足の暮らしを学びに来た外人がもちきびの刈り取りしてましたが、そこのボスが「もちきびは100年もつので飢饉の年に利用できる」と言ってました。恐るべし、もちきび。だけど米みたいに普及しないのは何でやろね。
-----
<もちきびが米みたいに普及しないのは、たぶん単位面積あたりの収穫量が米より少ないこと、米が美味しいことだと思います。
もちきび料理がおいしいそうだから食べてみたいものです♪ (2015.02.25 22:18:01)

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