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2016.09.06
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カテゴリ: カテゴリ未分類
<『尖閣一触即発』>

2013年刊行の本なので最新情報とは言えないが・・・・
長期的視点を持つ人民解放軍の戦略を見ることでは陳腐化していないだろうと思って、借りたわけでおます。

G20首脳会議の直前に尖閣領域に軍艦を侵入させた人民解放軍であり、することと言うことはまるで逆というしたたかさを見せています。一方で北朝鮮はG20にあわせて、ミサイルを発射するし・・・中国は内憂外患状況が続いています。



尖閣

山田吉彦×井上和彦著、 実業之日本社、2013年刊

<商品の説明>より
中国による尖閣諸島の侵略計画は着々と進行しています。
中国の公船による領海侵入は常態化し、人民解放軍による日本の自衛隊に対する挑発はエスカレートするばかりです。
本書では、なぜそこまでして中国は尖閣諸島の侵略にこだわるのか、本当の理由はどこにあるのか。
また将来、本当に日本と中国の軍事衝突があるのか、衝突が現実となった場合は、どうなるのか。
そして日本はどのように対処すべきなのかなどを、海洋政策と軍事の2人の専門家が、
今の尖閣諸島の情勢を分析を交えて執筆、対談しました。

<読む前の大使寸評>
2013年刊行の本なので最新情報とは言えないが・・・・
長期的視点を持つ人民解放軍の戦略を見ることでは陳腐化していないだろうと思って、借りたわけでおます。

amazon 尖閣一触即発


人民解放軍による尖閣諸島上陸のシュミレーションを、見てみましょう。
p108~110
<海上保安庁の情報収集不足を海上自衛隊が補う>
山田:海上保安庁と海上自衛隊とでは情報収集能力が格段に違います。海上自衛隊は、アメリカの協力を得てレーダーや衛星写真を分析して中国軍の艦艇がどこにいるか、分かるわけです。海保の情報収集能力は自衛隊ほどではないので、その情報を生かせれば相手の行動がかなり想定できるようになるわけです。このメリットは大きいものがあります。そういう意味でも後ろにいつも自衛隊がいてくれた方がいいのに決まっています。

 そうした情報が入ってこないと作戦展開は出来ないです。結果的に海上保安庁の巡視船が孤立してしまうような形になってしまう危険性があります。特に尖閣諸島の周辺海域ではそのようになることが想定されているのです。

井上:現在、中国海軍は60隻の潜水艦を持っており、そのうちの10隻が原子力潜水艦です。これらの潜水艦は、いまだ旧式艦が体勢を占めており、現時点では世界一の実力を誇る海上自衛隊の潜水艦部隊には太刀打ち出来ません。が、中国海軍の潜水艦戦力は目下急速に近代化が進んでおり決して侮れない存在になってきています。

 しかも中国海軍が保有する旧式潜水艦も使い道がまったくないわけではありません。プロローグでも触れましたが、潜行しながら日本領海に侵入し、闇夜に乗じて尖閣諸島に特殊部隊や海上民兵などを上陸させる潜水輸送船として使われた場合、海上保安庁は打つ手がないのです。海上保安庁の巡視船は、潜水艦を探知して対処する能力をまったく備えていないからです。こうした海上警備の盲点を衝かれる可能性は極めて高いと思われます。
 実際、1996年には北朝鮮が旧式の小型潜水艇を使って20数名の武装工作員を韓国国内に潜入させた例もあります。我が国は、漁船を使った海上民兵の上陸作戦はもとより、潜水艦による尖閣諸島への上陸を警戒する必要があるのです。もっと言えば、この潜水艦による魚雷攻撃を受ければ海保巡視船はひとたまりもないことも、しっかり肝に銘じておく必要があります。

 つまり海上保安庁がどれだけ警備能力が高くとも、水中の監視が出来なければ中国の尖閣諸島上陸は防ぎようがないのです。だからこそ、世界一の対潜能力を誇る海上自衛隊の艦艇や哨戒機が必要になってくるのです。


海上保安庁と海上自衛隊との協力行動などという安保の機微に関しては、多分ネットを巡っても出てこないと思うのだが・・・
諸島防衛上、大事なことなんでしょうね。






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Last updated  2016.09.06 00:05:22
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