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2018.03.16
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カテゴリ: 気になる本
図書館で『なぜ「日本人がブランド価値」なのか』という本を、手にしたのです。
『今こそ、韓国に謝ろう』という嫌韓本を借りたので・・・
この親日本を借りて中和?しようという魂胆でおます。



呉

呉善花著、光明思想社、2016年刊

<「BOOK」データベース>より
日本が“世界の行き詰まり”を救う!来日1年目の“親日”、2~3年目の“反日”そこを超えて著者が見たものは、世界のどこにもなかった“理想の大地”だった!著者渾身の“日本人論”!

<読む前の大使寸評>
『今こそ、韓国に謝ろう』という嫌韓本を借りたので・・・
この親日本を借りて中和?しようという魂胆でおます。

rakuten なぜ「日本人がブランド価値」なのか


原理原則を重んじる中国人、韓国人から見ると・・・原則のないというか節操がない日本人ではないだろうか。
そのあたりについて、日本通の呉善花さんはどう見ているのか、見てみましょう。
p36~39
<非イデオロギー国家日本>
 日本には、外部からくるものを排除するのではなく、関心をもって取り込んでいく強い力が働いています。しかも、取り込んだものを独自なものに作り替え、新たな文化として形づくっていくのです。

 韓国や中国には、こうした日本を「節操がない」「原理原則がない」と批判する傾向が強くあります。
 どんな集団でも、何か物事を進める場合には、必ず原則を立てるものです。それは日本でも同じことですが、日本人はしばしば「いや、それはあくまで原則ですから」といういい方をします。

 私は日本に来た当初、日本人のそうしたいい方を聞いて、「あくまで原則だから」とはどんな意味での原則なのかよくわかりませんでした。しかしそれが、「必用に応じて例外があってよい」原則だとわかり、それならば原則というべきものではないではないか、と思ったものです。

 日本人はシビアな問題の解決については、現実的な状況の動きに応じて、あるときは原則的な解決へ、あるときは実質的な解決へと、適宜重点を移動しながら実際的に問題に対処していこうとします。それが日本人に特有な現実処理の方法ですが、そうした場面、場面で変化する日本人の姿勢や態度が、外国人には原則軽視、あるいはダブルスタンダードと映り、大きな不信感を抱かせることにもなっていると思います。

 日本の外交姿勢が外国から誤解を受けることが多く、日本の真意がなかなか伝わらないのは、そこに多くが起因しているためだと考えられます。

 日本人が原則を棚上げできるのは、日本社会が歴史的に非イデオロギー社会として形づけられてきたからだと思います。欧米では、キリスト教や民主主義思想に基いた価値観が軸となって、社会が形づくられてきました。また中国や韓国では、儒教の価値観やそれに基づく血縁主義を軸として社会を形づくってきました。そのほか、イスラム教、ユダヤ教、ヒンズー教、社会主義思想などに基いた、さまざまな社会があります。

 日本は外国からさまざまな宗教や思想を受け入れてきたわけですが、それらの諸国のように、一個の体系をもった宗教や思想を軸にして社会を形づくっていくことがありませんでした。それは現在でも同じことで、現代日本の社会を西欧的な近代イデオロギー社会ということはありません。
(中略)

 日本の社会で重要視される原則は、イデオロギー的なものではなく、社会生活上のルールだといえます。人としてあるべき道理や心情の表し方、通わせ方についての、習慣的な制度・形式です。日本の社会では、そこを基準にして、外から入ってきたイデオロギー的なものを必要に応じて採り入れ利用します。ですから、いつでもイデオロギー的な原則を棚に上げ、問題を実質的な人間生活の道理や心情に帰して話し合うことができる。そういうことではないでしょうか。





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Last updated  2018.03.16 16:00:15
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