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2018.06.13
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カテゴリ: 気になる本
図書館で『関西人と関東人の味の違いに驚く本』という本を、手にしたのです。
関東コンプレックスがある大使にとって、この種の本は避けて通るわけにはいかないのです♪





博学こだわり倶楽部、河出書房新社、2011年刊

<「BOOK」データベース>より
小さな日本なのに、西と東で、なんでこうも違うの…?材料、味つけ、食べ方…まるで違う、ナルホド納得の理由を教えましょう。

<読む前の大使寸評>
関東コンプレックスがある大使にとって、この種の本は避けて通るわけにはいかないのです♪

rakuten 関西人と関東人の味の違いに驚く本



先ず、うどん・蕎麦論争から見てみましょう。
p126~129
■なぜ、関西では「蕎麦よりうどん」なのか?
 すでに述べたように、西日本はうどん文化で、東日本は蕎麦文化といわれる。厳密にいうと、1本の境界線で西のうどんと東の蕎麦に分かれているわけではなく、西にも蕎麦文化があり、東にもうどん文化はある。

 それでも、「うどん系の食文化は西高東低」で「蕎麦系の食文化は東高西低」という構図は、厳然としてある。ここでは、その理由について考えてみたい。

 まずは、「関西では蕎麦よりうどんなのか?」についてだ。
 大阪・京都をはじめとする近畿圏内では、うどんが麺類の主役たる地位を保ち続けている。全国を席巻するラーメン文化は、例外なく近畿圏にも進出してきているが、うどんがラーメンに主役の座をゆずるところまではいたっていない。

 畿内でうどん文化が栄えた理由は、いくつかある。第一に、近世の前後、播磨や河内では良質の小麦が多く産出されたこと。

 第二に、近畿地方の地下水は軟水であったため、大阪を中心にして発達した昆布ダシによくマッチしたこと。それが、うどんに合うつゆが生まれることにつながった。
 要するに、美味いうどんをつくる良質の小麦とうどんに合うつゆをつくる水とダシに恵まれた関西では、おのずとうどん文化が育まれることになったということである。

 とくに大阪では麺よりもダシに重きが置かれ、うどんはダシが吸いやすいように、やわらかいものが好まれた。大阪の「やわらかもん文化」は、昆布ダシとの調和にも大きな関係があるのだ。

 いっぽう、東京では、コシのあるうどんを美味しいとする傾向が強く、最近は東京でも讃岐うどんが人気だ。しかし、これなどは、大阪人にいわせれば、「東京モンは、ダシの価値がようわかっとらん」ということになってしまうのかもしれない。

■なぜ、東京では「うどんより蕎麦」なのか?
 次は、「なぜ、東京では、うどんより蕎麦なのか?」という問題である。
 関東では、新宿のような大都市にも私鉄沿線の小都市にも、ひとつの際立った特徴が共通して見られる。

 それは、天ぷら蕎麦が一杯1000円以上する店は「蕎麦屋」の看板を掲げ、蕎麦でもうどんでも500円以下になっている店は「うどん屋」の看板を掲げている店が多いということだ。後者には、カウンターの店や自販機で食券を買う店が数多くある。

 ようするに、東京では、蕎麦はオーセンティック(正統)な食べ物とみなされ、うどんは安手の食べ物とみなされている。蕎麦は伝統的なスローフード、うどんは手軽なファストフードと言い換えることもできる。
 東京における蕎麦とうどんのランクの差には、江戸以来の「蕎麦上位」の文化が反映されているものと思われる。

 江戸初期の江戸市中では、現在のような細くて長い蕎麦はまだ一般には普及しておらず、「蕎麦」といえば、蕎麦粉を熱湯で練った「蕎麦がき」を指していた。
 練った蕎麦粉をひも状に切って茹でる食べ方が考案されたのは寛文年間とされる。当時は、現代の日本人が食べる細長い蕎麦を、「蕎麦がき」と区別するために、とくに「蕎麦切」と呼んだ。

 この「蕎麦切」が生まれて以降、すでに江戸市中に普及していたうどんが、蕎麦によって麺類の脇役に追いやられるかっこうになった。


ウン この本のスタンスであるが・・・
判官贔屓というか、どことなく関西贔屓が感じられて好感が持てるのである♪





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Last updated  2018.06.13 00:06:51
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