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2018.10.28
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カテゴリ: 気になる本
図書館で『火星ガイドブック』という本を、手にしたのです。
おお 火星やんけ♪ 
先日『火星で生きる』という本を読んだが、まるで尻取り借出しのように借りたわけです。






鳫宏道著、恒星社厚生閣、2018年刊

<「BOOK」データベース>より
本書では、火星は何が面白いのか、何を見たらいいのか、その方法と楽しむポイントについて、解説。さらに、過去の火星観測から今の火星探査に至る歴史的な経緯やその過程で考えられてきた火星像、得られた情報をどう解釈してきたのか、さらに何を知ろうとしているのか、そのための手段としての探査の歴史と積み重ねてきた成果、など大まかな火星に関する歴史をまとめました。

<読む前の大使寸評>
おお 火星やんけ♪ 
先日『火星で生きる』という本を読んだが、まるで尻取り借出しのように借りたわけです。

rakuten 火星ガイドブック


火星の気候が語られているので、見てみましょう。
p127~137
<火星の大気と気候>
 大気中に浮遊するダストが太陽エネルギーを吸収して大気の加熱源となっていることも火星特有の気象現象だ。ダスト、といっても、常に大気中に浮遊しているのは、粒径で0.2~1.5μm。これはほぼ煙の粒子サイズといっていい。火星の希薄な大気にあっても浮遊できるサイズなのだ。

 このチリを含む大気は、季節の変わり目に大規模な砂嵐などの気象現象を引き起こすことがある。
(中略)

<北極冠、南極冠の消長>
 地球の南極大陸が氷河で覆われているように、火星の北極と南極にも白い氷の地形(極冠)が広がっているのが見られる。それぞれ、北極冠、南極冠と呼ばれる。火星の極冠の正体については、南北とも氷(H2O)の本体をドライアイス(CO2)が覆っている。

 ドライアイスは、冬に氷全体と周囲の地表を覆って白く見える部分の範囲を広げ、夏には昇華してその下にある水の氷が露出すると考えられている。
(中略)

<グローバルなダストストーム(砂嵐)>
 学校のグラウンドなどの広場で、晴れた日中につむじ風がおこることがある。この突風は地表付近のダストを大気中に巻き上げることから「塵旋風」と呼ばれるが、英語では「ダストデビル」と呼ばれる。火星でもダストデビルはが頻発し、そのサイズは高さ数百mに及ぶ。
 火星のダストは それが大きなダストストーム(砂嵐)へつながることもある。

 マリナー9号のデータによると、ダストストームは時速200km以上の速度で移動し、風速は最大時速500~600kmにもなり、地球上の暴風の風速をはるかに上回っていた。

 バイキングの着陸船は最大30m/sの風速を測定した。さらに、火星の薄い大気のもとでは、粒子が衝突すると飛び散った小さなかけらは2次的な衝突を起こす。空気が小さなかけらにブレーキをかけるいわゆるクッション効果を実質的に生じないのだ。高速の風とダストの衝突は、小さな粒子が効果的な浸食作用をすることを可能にする。これらから火星のダストの嵐は、高い浸食率を示している。

 こうしたダストはどのようにして供給されてきたのだろう。1つは火山噴火による火山灰などからの供給がある。さらに粘土鉱物も見られる。ガラスのビーズや岩石の破片でできている月のレゴリスに似た細かい固溶体は間違いなく隕石の衝突から生成されるのだろう。直径数mのクレーターを作る小さな隕石落下はかなりの頻度でとらえられている。これらの細かい物質は強風によって持ち上げられ、拡散し火星全土を覆っている。


ネットで北極冠を見てみましょう。

火星の北極冠のなぞ、解明か より
 NASAの火星探査機マーズ・リコナサンス・オービター(MRO)による観測から、火星の北極冠の複雑な地下構造が明らかになった。構造の分析から、北極冠の渦模様や巨大な谷がどのように形成されたのかという、長年のなぞに迫る成果が得られた。
北極冠

 火星の北極冠は差渡し約1000km、面積は日本の2倍ほどで、表面から約30kmほどの深さまで氷とちりの層が堆積している。もっとも顕著な特徴は「Chasma Boreale」と呼ばれる谷で、長さはグランドキャニオンと同じくらいだが、幅はその7倍ほどの約200kmもある。
 「Chasma Boreale」の成因について研究者たちは、火山活動の熱で氷床の一番下の氷が融けて大規模な洪水が発生したためではないか、あるいは、極域に吹く強い風によって氷のドームが削られたことによるものではないか、と考えている。

 また、極冠にはそのほか多くの溝があり、中心から外側に向かって渦を巻くような形をしている。1972年に発見されて以来、その形成プロセスについてはよくわかっていないが、火星の自転に伴って、極から遠い場所にある氷に比べて近い方の氷がゆっくりと動き、半液状化した氷に割れ目ができたという考え方がある。一方、ある計算モデルでは、太陽の熱が一部の領域で増加し、それが伝わって溝ができたことが示されている。


ネットでダストストームを見てみましょう。

火星で大規模なダストストームが発生中 より


【2018年6月8日 PVOL/月惑星研究会】
 火星は5月22日に秋分を迎え、北半球は秋から冬へ、南半球は春から夏へと移り変わる時期だ。この時期には大規模なダストストーム(砂嵐)が発生することがある。

 NASAの火星周回探査機「マーズ・リコナサンス・オービター(MRO)」で撮影された画像によると、5月31日ごろに北半球のアキダリア平原からアラビア大陸にかけての地域でダストストームが発生したようだ。ダストストームは成長しながら南下し、6月3日にはクリュセ平原や赤道付近のメリディアニ平原まで広がる大規模なものとなっている。


『火星ガイドブック』1





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Last updated  2018.10.28 00:04:35
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